JP2007248872A - レンズユニット及びレンズユニットの組み立て方法 - Google Patents

レンズユニット及びレンズユニットの組み立て方法 Download PDF

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Abstract

【課題】レンズの外周に固定される連結部材の軽量化を図る。
【解決手段】第1レンズユニット41は、第1投映レンズ11、3個のレンズホルダ50を備える。レンズホルダ50は、ホルダ本体51、ローラ52、ローラ支持部53を備える。3個のレンズホルダ50は、120°ピッチで第1投映レンズ11の外周の一部に固定される。第1投映レンズ11にレンズホルダ50を固定するときには、取付用治具及び固定用治具を用いて行う。先ず、3個のレンズホルダ50を取付用治具に設置すると、レンズホルダ50は、位置決め部により位置決めされる。次に、レンズホルダ50の上面に第1投映レンズ11を載せる。そして、取付用治具の上側に固定用治具を載せ、第1投映レンズ11の外周面と、ホルダ本体51の外周当接部51aとの間に接着剤を挿入する。
【選択図】図4

Description

本発明は、レンズの外周の一部に固定される連結部材を複数備えたレンズユニット及びレンズユニットの組み立て方法に関するものである。
プロジェクターには、レンズを光軸方向に移動させるためのレンズ移動用カム筒が設けられている。レンズには、リング状や円筒形のレンズ枠(本件の連結部材)が固着されている(例えば、特許文献1参照)。レンズ枠は、円筒状のレンズ移動用カム筒の内部に移動自在に取り付けられている。レンズ移動用カム筒の外周には、長孔状のカム孔が形成され、レンズ枠の外周には、カム孔に挿通されるローラが取り付けられている。ローラをカム孔に挿通し、レンズ移動用カム筒を回転させると、レンズ枠が光軸方向に移動する。
特開2003−66316号公報
しかしながら、上記したレンズ枠は、リング状に全周に亘って形成されており、その重量が重くなり、レンズ及びレンズ枠が組み込まれる光学機器(プロジェクター等)の重量が重くなるという問題があった。さらには、リング状のレンズ枠を光軸方向に移動させるには、レンズ移動用カム筒を重厚に形成する必要があるため、レンズ移動用カム筒の重量も重くなるという問題があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、レンズの外周に固定される連結部材の軽量化を図ることができるレンズユニット及びレンズユニットの組み立て方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のレンズユニットは、レンズと;前記レンズの外周に個別に固定され光軸に関して120°の回転対称となるように放射状に突出し、この突出端側にレンズ支持鏡筒への装着部が設けられた3つの連結部材と;からなることを特徴とする。
また、前記装着部が前記レンズ支持鏡筒に形成されたカムに係合するカムフォロアを備え、前記レンズ支持鏡筒が回転したときに、前記レンズ支持鏡筒の内部で光軸方向に移動されることが好ましい。
さらに、前記カムフォロアが、前記連結部材の突出側に設けた軸により回転自在に支持されたローラであることが好ましい。
また、本発明のレンズユニットの組み立て方法は、レンズ保持治具に、少なくとも外周の一部を露呈させた状態でレンズを載置して当該レンズを光軸に関して位置決めし、根元側が前記レンズの外周に固定され先端側がレンズ支持鏡筒に装着される3つの連結部材を、前記レンズ保持治具に光軸に関して120°の回転対称となる位置に形成された位置決め部を用いて位置決めした後、前記3つの連結部材の根元側を前記レンズ保持治具から露呈したレンズの外周に固定することを特徴とする。
本発明のレンズユニットによれば、レンズと;レンズの外周に個別に固定され光軸に関して120°の回転対称となるように放射状に突出し、この突出端側にレンズ支持鏡筒への装着部が設けられた3つの連結部材と;からなるから、連結部材を、レンズの全周に亘って固定されるものに比べて軽量化することができ、それに応じて、レンズユニットを軽量化することができる。さらに、レンズユニットを配設するために必要なスペースを省スペース化することができる。
また、装着部がレンズ支持鏡筒に形成されたカムに係合するカムフォロアを備え、レンズ支持鏡筒が回転したときに、レンズ支持鏡筒の内部で光軸方向に移動されるから、簡単な構成で容易にレンズを光軸方向に移動させることができる。
さらに、カムフォロアが、連結部材の突出側に設けた軸により回転自在に支持されたローラであるから、カムフォロア(ローラ)とレンズ支持鏡筒のカムとの係合時の接触抵抗を軽減することができ、レンズを移動させるときの駆動力(消費電力)を軽減することができる。
また、本発明のレンズユニットの組み立て方法によれば、レンズ保持治具に、少なくとも外周の一部を露呈させた状態でレンズを載置して当該レンズを光軸に関して位置決めし、根元側がレンズの外周に固定され先端側がレンズ支持鏡筒に装着される3つの連結部材を、レンズ保持治具に光軸に関して120°の回転対称となる位置に形成された位置決め部を用いて位置決めした後、3つの連結部材の根元側をレンズ保持治具から露呈したレンズの外周に固定するから、レンズ保持治具を用いるだけで、容易に連結部材を120°ピッチでレンズの外周に固定することができる。
図1に、本発明を実施したプロジェクター10の外観を示す。プロジェクター10は、使用時にはレンズカバーを開放することにより、筺体14の前面に第1投映レンズ11が露呈する。筐体14内の第1投映レンズ11の後方には、第2投映レンズ12、第3投映レンズ13が配設されている。第1投映レンズ11の前方には、スクリーン15(図2参照)が配置され、第1投映レンズ11から画像が投映される。筺体14の上面には、回動式のズームダイヤル16が設けられ、ズームダイヤル16を操作(回動)することによって、第1〜第3投映レンズ11〜13による投映画像(スクリーン15に投映される画像)のズーム調整を行うことができる。ズームダイヤル16を図1中A方向及びB方向に回動すると、投映画像のズームが調整される。
図2に、プロジェクター10の概略的な構成図を示す。筺体14の内部には、光源22、照明光学系23、全反射プリズム24、DMD26、投映光学系27、ズーム調整機構28等が設けられている。光源22としては、例えば、キセノンランプや水銀ランプなどの白色光源が使用される。光源22から照射された照明光は、照明光学系23へ入射する。
照明光学系23は、カラーホイール34、ロッドインテグレータ36、リレーレンズ37、38、ミラー39からなる。カラーホイール34は、光源22からの照明光をB、G、Rの3色に時分割で分離する。カラーホイール34は、略円板形状の基板に、B光のみを透過するBフィルタ、G光のみを透過するGフィルタ、R光のみを透過するRフィルタの3色のフィルタを基板の回転中心からほぼ等距離に配置したものである。カラーホイール34は、高速で回転して、各色のフィルタを照明光路に順次挿入する。これにより、照明光がB、G、Rの3色に時分割で色分離され、分離された各色の光が順次DMD26に向けて照射される。
ロッドインテグレータ36は、例えばガラス製で、内側に反射面が形成されている。カラーホイール34で分離された光は、ロッドインテグレータ36を透過する間に反射を繰り返すことによって均斉化される。リレーレンズ37、38は、ロッドインテグレータ36から射出した光束をミラー39に中継する。ミラー39は、この光束を全反射プリズム24へ向けて反射させる。
全反射プリズム24は、ミラー39からDMD26へ入射する入射光と、DMD26で反射する反射光とを分離するためのものである。全反射プリズム24は、例えば、異なる屈折率を持つ2つの三角プリズムから構成されており、それら2つの三角プリズムの境界に反射面24aが形成される。入射光は、入射角が臨界角よりも大きいため、反射面24aで全反射してDMD26へ入射する。他方、DMD26で反射した反射光は、入射角が臨界角よりも小さいため、反射面24aを透過する。
DMD26は、周知のように、受光面に画素に対応する多数のミラー素子がマトリックス状に配列されたものである。各ミラー素子は、投映する画像に基づいて、角度を変化させることにより、受光した照明光の反射方向を変化させる。画素を明るく表示させる場合には、ミラー素子をオン位置に変位させて受光した光をオン光として投映光学系27に向けて反射させる。他方、画素を暗く表示する場合には、ミラー素子をオフ位置に変位させて受光した光をオフ光として投映光学系27から外れた方向に向けて反射させる。画像光は、投映光学系27に向かうオン光の集合により構成される。
図2及び図3に示すように、投映光学系27は、レンズ移動用カム筒(レンズ支持鏡筒)40と、第1投映レンズ11を有する第1レンズユニット41と、第2投映レンズ12を有する第2レンズユニット42と、第3投映レンズ13を有する第3レンズユニット43と、を備える。第1〜第3レンズユニット41〜43は、レンズ移動用カム筒40内に配設されている。詳しくは後述するように、第1〜第3レンズユニット41〜43は、図2及び図3中C方向及びD方向に移動可能に設けられている。DMD26によって生成された画像光は、投映光学系27によってスクリーン15に結像される。これにより、スクリーン15上に画像が投映される。なお、投映光学系27を構成する投映レンズの枚数は3枚に限定されることなく、適宜変更されるものである。
レンズ移動用カム筒40は円筒状に形成され、外周面には、第1〜第3レンズユニット41〜43のローラ52が挿通される長孔状の第1〜第3カム孔(カム)40a〜40cが形成されている。第1〜第3カム孔40a〜40cは、それぞれ120°ピッチで3個ずつ形成されている。第1〜第3カム孔40a〜40cは、レンズ移動用カム筒40が時計方向に回転されると、第1レンズユニット41が後方(図3中D方向)に移動し、第2レンズユニット42が後方に移動し、第3レンズユニット43が前方(図3中C方向)に移動し、レンズ移動用カム筒40が反時計方向に回転されると、第1レンズユニット41が前方に移動し、第2レンズユニット42が前方に移動し、第3レンズユニット43が後方に移動するように、形成されている。
ズーム調整機構28は、レンズ移動用カム筒40を回転させ、第1〜第3投映レンズ11〜13を移動させることにより、投映画像(スクリーン15に投映させる画像)のズーム調整を行うものであり、回動式のズームダイヤル16の回動角度(操作量)に応じて投映画像がズーム調整されるように、レンズ移動用カム筒40を回転させて、第1〜第3投映レンズ11〜13を移動させる。
図4及び図5に示すように、第1レンズユニット41は、第1投映レンズ11と、3個のレンズホルダ(連結部材)50と、を備える。レンズホルダ50は、第1投映レンズ11に固定されるホルダ本体51と、レンズ移動用カム筒40への装着部及びレンズ移動用カム筒40に形成された第1カム孔40a(カム)に係合するカムフォロアとしての樹脂製のローラ52と、ローラ52を着脱自在で且つ回転可能に支持するローラ支持部(軸)53と、を備える。3個のレンズホルダ50は、120°ピッチで第1投映レンズ11の外周の一部に固定される。なお、第1投映レンズ11及びレンズホルダ50は、第1投映レンズ11にレンズホルダ50を3個固定したときに、第1投映レンズ11の中心からローラ支持部53の外周面までの長さが、レンズ移動用カム筒40の内周半径よりも若干小さくなるように形成されている。これにより、レンズホルダ50からローラ52を取り外した状態では、第1レンズユニット41を、レンズ移動用カム筒40内部に挿入することができる。
図3に示すように、3個のローラ52は、第1レンズユニット41をレンズ移動用カム筒40に組み付けたときに、それぞれレンズ移動用カム筒40の外周面から突出するように形成されている。このレンズ移動用カム筒40の外周面から突出した3個のローラ52は、プロジェクター10内部に3個設けられた直進ガイドとしてのガイド溝54に、それぞれ挿入されている。ガイド溝54は、投映光軸方向に直線状に形成されており、これにより、レンズ移動用カム筒40が回転されると、第1〜第3レンズユニット41〜43は、投映光軸方向に移動する。なお、図3においては、図面の乱雑を避けるため、3個のガイド溝54のうち、1個のみを図示している。
図4及び図5に示すように、ホルダ本体51には、第1投映レンズ11の外周面に当接する外周当接部51aと、第1投映レンズ11の後面に当接する後面当接部51bと、が設けられている。第1投映レンズ11にホルダ本体51を固定させるときには、第1投映レンズ11の外周面を外周当接部51aに当接させ、第1投映レンズ11の後面を後面当接部51bに当接させた状態で取り付ける。
第1レンズユニット41と同様にして、第2レンズユニット42は、第2投映レンズ12と3個のレンズホルダ50とを備え、第3レンズユニット43は、第3投映レンズ13と3個のレンズホルダ50とを備え、第2投映レンズ12には、3個のレンズホルダ50が120°ピッチで固定され、第3投映レンズ13には、3個のレンズホルダ50が120°ピッチで固定される。
図5、図6及び図7に示すように、第1〜第3投映レンズ11〜13にレンズホルダ50を固定するときには、取付用治具(レンズ保持治具)55及び固定用治具56を用いて行う。取付用治具55は、円盤状に形成され、レンズホルダ50を位置決めするための位置決め部57が、120°ピッチで3個形成されている。位置決め部57は、レンズホルダ50のホルダ本体51の側面に当接するホルダ位置決め凹部57aと、ホルダ本体51の受け部となる受けボス57bと、ローラ52の外周面に当接するローラ位置決め凹部57cと、ホルダ本体51のローラ52が設けられた側の側面に当接する径方向位置決め壁57dと、を備える。
固定用治具56は、円盤状に形成され、断面略L字状に形成されている。固定用治具56の第1内周面56aは、取付用治具55の外周面と略一致する径で形成されており、固定用治具56を取付用治具55の上側に載せたときに、第2内周面56bが、ホルダ本体51のローラ52が設けられた側の側面に当接するように形成されている。固定用治具56には、固定用治具56を取付用治具55の上側に載せたときに、ローラ52に当接しないようにするためのローラ用孔56cが3個形成されている。
第1投映レンズ11にレンズホルダ50を固定する態様について説明を行う。なお、第2,第3投映レンズ12,13にレンズホルダ50を固定する態様についても、同様のものである。
先ず、3個のレンズホルダ50を取付用治具55に設置する。レンズホルダ50を取付用治具55に配置する場合には、ホルダ本体51をホルダ位置決め凹部57aに挿入して、ホルダ本体51の図5及び図6における下面を受けボス57bに当接させ、ローラ52をローラ位置決め凹部57cに挿入する。これにより、レンズホルダ50は、円周方向の位置が位置決めされる。
次に、レンズホルダ50の図6及び図7における上面に第1投映レンズ11を載せる。
そして、取付用治具55の上側に固定用治具56を載せ、ホルダ本体51のローラ52が設けられた側の側面を、固定用治具56の第2内周面56bに当接させる。これにより、レンズホルダ50は、径方向の位置が位置決めされる。レンズホルダ50は、径方向の位置が位置決めされたときに、第1投映レンズ11の外周面と、ホルダ本体51の外周当接部51aとの間には、若干の隙間が生じるようにされている。この隙間に接着剤(例えば、紫外線硬化型接着剤等)を挿入して、第1投映レンズ11とレンズホルダ50とを取り付ける。これにより、第1投映レンズ11に、レンズホルダ50が120°ピッチで3個取り付けられる。
第1レンズユニット41を、レンズ移動用カム筒40に組み付ける態様について説明を行う。なお、第2レンズユニット42及び第3レンズユニット43を、レンズ移動用カム筒40に組み付ける態様についても、同様のものである。
先ず、3個のレンズホルダ50それぞれからローラ52を取り外した状態で、第1レンズユニット41を、レンズ移動用カム筒40内部に挿入する。次に、3個のローラ52それぞれの根元側を、レンズ移動用カム筒40の3個の第1カム孔40aに挿通して、ローラ支持部53に取り付け、3個のローラ52それぞれの先端側を、プロジェクター10内部に設けられた3個のガイド溝54に挿入する。
上記のように構成されたプロジェクター10の作用について説明する。第1〜第3投映レンズ11〜13には、それぞれ3個のレンズホルダ50が120°ピッチで固定されている。そして、第1〜第3投映レンズ11〜13とレンズホルダ50とを備えた第1〜第3レンズユニット41〜43は、それぞれレンズ移動用カム筒40に組み付けられている。
このように、第1〜第3レンズユニット41〜43を、第1〜第3投映レンズ11〜13と、3個のレンズホルダ50と、を備えて構成したから、レンズホルダ50を、レンズの全周に亘って保持するものに比べて軽量化することができ、第1〜第3レンズユニット41〜43を軽量化することができる。さらに、第1〜第3レンズユニット41〜43を配設するために必要なスペースを省スペース化することができる。
また、第1〜第3投映レンズ11〜13に、レンズホルダ50を120°ピッチで3個固定したから、レンズ移動用カム筒40を回転させ、第1〜第3投映レンズ11〜13を移動させるときに、均一の駆動力(消費電力)で移動させることができるため、3個のレンズホルダ50が近接(例えば、30°ピッチ)して設けられたものに比べて、第1〜第3投映レンズ11〜13を移動させるときの駆動力(消費電力)を軽減することができる。
さらに、レンズホルダ50は、第1〜第3投映レンズ11〜13に固定されるホルダ本体51と、ローラ52と、ローラ支持部53と、を備え、レンズ移動用カム筒40に、ローラ52が挿通される第1〜第3カム孔40a〜40cを形成したから、レンズ移動用カム筒40を回転させるだけで容易に第1〜第3投映レンズ11〜13を光軸方向に移動させることができる。
また、レンズホルダ50のローラ支持部53は、樹脂製のローラ52を着脱自在で且つ回転可能に支持するから、ローラ52とレンズ移動用カム筒40の第1〜第3カム孔40a〜40cとの接触抵抗を軽減することができ、第1〜第3投映レンズ11〜13を移動させるときの駆動力(消費電力)を軽減することができる。
さらに、取付用治具55及び固定用治具56を用いて、第1〜第3投映レンズ11〜13にレンズホルダ50を固定するから、容易にレンズホルダ50を120°ピッチで第1〜第3投映レンズ11〜13に固定することができる。
なお、上記実施形態では、第1〜第3レンズユニット41〜43を、各レンズ11〜13と、3個のレンズホルダ50と、から構成したが、レンズホルダ50の個数は2個以上の複数であればよく、その個数は適宜変更可能である。また、レンズホルダ50は、いずれの個数においても、隣接するレンズホルダ50間のピッチが同一になるように第1〜第3投映レンズ11〜13に固定されるものである。
また、上記実施形態では、本発明の第1〜第3レンズユニット41〜43をプロジェクター10に適用したが、これに限定されることなく、レンズユニットを有する光学機器(例えば、銀塩カメラやデジタルカメラ等)であれば適用可能である。
プロジェクターを示す外観図である。 プロジェクターの概略的な構成を示す説明図である。 投映光学系を示す斜視図である。 第1レンズユニットを示す斜視図である。 レンズホルダと取付用治具とを示す斜視図である。 レンズホルダを取付用治具に設置した状態の第1投映レンズとレンズホルダと取付用治具とを示す斜視図である。 第1投映レンズにレンズホルダを取り付けた状態の第1投映レンズとレンズホルダと取付用治具とを示す斜視図である。
符号の説明
10 プロジェクター
11〜13 第1〜第3投映レンズ
27 投映光学系
40 レンズ移動用カム筒(レンズ支持鏡筒)
40a〜40c 第1〜第3カム孔(カム)
41〜43 第1〜第3レンズユニット
50 レンズホルダ(連結部材)
51 ホルダ本体
52 ローラ
53 ローラ支持部(軸)
55 取付用治具(レンズ保持治具)
57 位置決め部

Claims (4)

  1. レンズと、
    前記レンズの外周に個別に固定され光軸に関して120°の回転対称となるように放射状に突出し、この突出端側にレンズ支持鏡筒への装着部が設けられた3つの連結部材と、からなることを特徴とするレンズユニット。
  2. 前記装着部が前記レンズ支持鏡筒に形成されたカムに係合するカムフォロアを備え、前記レンズ支持鏡筒が回転したときに、前記レンズ支持鏡筒の内部で光軸方向に移動されることを特徴とする請求項1記載のレンズユニット。
  3. 前記カムフォロアが、前記連結部材の突出側に設けた軸により回転自在に支持されたローラであることを特徴とする請求項2記載のレンズユニット。
  4. レンズ保持治具に、少なくとも外周の一部を露呈させた状態でレンズを載置して当該レンズを光軸に関して位置決めし、
    根元側が前記レンズの外周に固定され先端側がレンズ支持鏡筒に装着される3つの連結部材を、前記レンズ保持治具に光軸に関して120°の回転対称となる位置に形成された位置決め部を用いて位置決めした後、
    前記3つの連結部材の根元側を前記レンズ保持治具から露呈したレンズの外周に固定することを特徴とするレンズユニットの組み立て方法。
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