JP2007247506A - 内燃機関冷却系の不凍液濃度推定装置 - Google Patents

内燃機関冷却系の不凍液濃度推定装置 Download PDF

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Abstract

【課題】センサによって不凍液の濃度を直接検出することなく、他の検出値に基づいて不凍液の濃度を精度良く推定する。
【解決手段】内燃機関冷却系の不凍液濃度推定装置は、内燃機関の冷却水に混合された不凍液の濃度を推定する装置である。ポンプ制御手段は、冷却水を循環させるポンプを電気的に制御し、ポンプ消費電流検出手段はポンプが消費した電流値を検出する。そして、不凍液濃度推定手段は、所定条件が満たされた場合に、ポンプ制御手段が所定の制御を行った際に検出された電流値に基づいて、不凍液の濃度を推定する。これにより、センサによって不凍液の濃度を直接検出することなく、他のセンサから得られた検出値に基づいて不凍液の濃度を精度良く推定することが可能となる。
【選択図】図2

Description

本発明は、内燃機関の冷却水に混合された不凍液の濃度を推定する内燃機関冷却系の不凍液濃度推定装置に関する。
従来から、寒冷地などにおいては、内燃機関を冷却する冷却水の凍結を防止するために、ロングライフクーラント(LLC)などの不凍液を冷却水に混合して用いている。ここで、冷却水中の不凍液の濃度を検出する方法として、以下のような技術が提案されている。特許文献1には、ラジエータの循環用配管に設けられた比重計によりLLC混合割合を検出し、このLLC混合割合と圧力に基づいて冷却水の沸点温度を割り出して、オーバーヒート状態か否かを判定する技術が記載されている。また、特許文献2には、濃度センサにより冷却水濃度を検出し、冷却水濃度が不凍液の規定濃度以下となった場合に警報を発する技術が記載されている。その他にも、特許文献3及び4に、不凍液の濃度を検出する技術が記載されている。
特開平7−71252号公報 特開平10−259730号公報 特開平8−145803号公報 特開平9−119895号公報
上記した特許文献1乃至4に記載された技術では、不凍液の濃度を検出するためにのみ用いる濃度センサなどを、装置に別途設ける必要があった。そのため、コストがかかってしまったり、装置構成が複雑化してしまう場合があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、センサによって不凍液の濃度を直接検出することなく、他の検出値に基づいて不凍液の濃度を精度良く推定することが可能な内燃機関冷却系の不凍液濃度推定装置を提供することを目的とする。
本発明の1つの観点では、内燃機関冷却系の不凍液濃度推定装置は、内燃機関に対して冷却水を循環させるポンプを、電気的に制御するポンプ制御手段と、前記ポンプ制御手段の制御によって前記ポンプが消費した電流値を検出するポンプ消費電流検出手段と、前記ポンプ消費電流検出手段が検出した電流値に基づいて、前記冷却水に混合された不凍液の濃度を推定する不凍液濃度推定手段と、を備えることを特徴とする。
上記の内燃機関冷却系の不凍液濃度推定装置は、内燃機関の冷却水に混合された不凍液の濃度を推定する装置である。ポンプ制御手段は、冷却水を循環させるポンプを電気的に制御し、ポンプ消費電流検出手段はポンプが消費した電流値を検出する。そして、不凍液濃度推定手段は、例えば所定条件が満たされた場合などに、ポンプ制御手段が制御を行った際に検出された電流値に基づいて、不凍液の濃度を推定する。これにより、センサによって不凍液の濃度を直接検出することなく、他のセンサから得られた検出値に基づいて不凍液の濃度を精度良く推定することが可能となる。したがって、不凍液の濃度を検出するためのセンサを設けることによって生じ得る、装置の複雑化や装置におけるコストの上昇を抑制することができる。
上記の内燃機関冷却系の不凍液濃度推定装置の一態様では、前記冷却水の温度を検出する冷却水温度検出手段を備え、前記不凍液濃度推定手段は、前記電流値、及び前記冷却水の温度に基づいて前記不凍液の濃度を推定する。これにより、冷却水の水温による影響を抑制することができるため、不凍液の濃度を更に精度良く推定することが可能となる。
上記の内燃機関冷却系の不凍液濃度推定装置の他の一態様では、前記不凍液濃度推定手段は、前記冷却水の温度が異なる温度領域にあるときに前記ポンプ消費電流検出手段によって検出された複数の電流値に基づいて、前記不凍液の濃度を推定する。これによっても、冷却水の水温による影響を抑制することができるため、不凍液の濃度を精度良く推定することが可能となる。
上記の内燃機関冷却系の不凍液濃度推定装置において好適には、前記不凍液濃度推定手段は、前記冷却水の温度が異なる温度領域にあるときに前記ポンプ消費電流検出手段によって検出された複数の電流値に基づいて、前記不凍液の濃度を推定することができる。
上記の内燃機関冷却系の不凍液濃度推定装置において更に好適には、前記ポンプに対して電力を供給するバッテリの電圧を検出するバッテリ電圧検出手段を備え、前記不凍液濃度推定手段は、前記電流値、及び前記バッテリの電圧に基づいて前記不凍液の濃度を推定することができる。
好ましくは、上記の内燃機関冷却系の不凍液濃度推定装置は、DC/DCコンバータを用いて、前記ポンプに対して定電圧を供給する定電圧供給手段を更に備える。これにより、ポンプに対して供給される電圧の変動による影響が抑制されるため、より精度良く不凍液の濃度を推定することが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施の形態について説明する。
[第1実施形態]
まず、本発明の第1実施形態について説明する。
(全体構成)
図1は、第1実施形態に係る内燃機関冷却系の不凍液濃度推定装置が適用された内燃機関の構成を示す概略図である。なお、図1では、実線矢印が冷却水の流れを示し、破線矢印が信号の入出力を示している。
エンジン(内燃機関)1内には、冷却水が流通する冷却水通路2が設けられている。エンジン1は、冷却水によって熱交換されることにより冷却される。エンジン1は、例えばハイブリッド車両などに適用される。
冷却水通路2上には、主に、ラジエータ3、及びウォータポンプ5(以下、ウォータポンプを「W/P」とも表記する。)が設けられている。ラジエータ3では、その内部を通過する冷却水が外気によって冷却される。この場合、冷却ファン4の回転により導入された風によって、ラジエータ3内の冷却水の冷却が促進される。また、冷却水には、凍結防止のための不凍液としてロングライフクーラント(以下、「LLC」と呼ぶ。)が混合されている。
W/P5は、電動式のモータを備えて構成され、このモータの駆動により冷却水を冷却水通路2内で循環させる。具体的には、W/P5は、バッテリ6から電力が供給され、ECU(Electronic Control Unit)10から供給される制御信号S5によって回転数などが制御される。なお、バッテリ6は鉛電池などによって構成される。
また、冷却水通路2上には、冷却水の温度(以下、単に「水温」とも呼ぶ。)を検出する温度センサ11が設けられている。温度センサ11は、冷却水温度検出手段として動作し、検出した水温に対応する検出信号S11をECU10に供給する。更に、W/P5には、モータが消費した電流値を検出する電流センサ12が設けられている。電流センサ12は、ポンプ消費電流検出手段として動作し、検出した電流値に対応する検出信号S12をECU10に供給する。
ECU10は、CPU、ROM、RAM、A/D変換器及び入出力インターフェースなどを含んで構成される。前述したように、ECU10は、制御信号S11を供給することによってW/P5を制御すると共に、温度センサ11から検出信号S11を取得し、電流センサ12から検出信号S12を取得する。第1実施形態では、ECU10は、W/P5が消費した電流値に基づいて、冷却水に混合されたLLCの濃度(以下、単に「LLC濃度」と呼ぶ。)を推定する。更に、ECU10は、このようにして推定されたLLC濃度に基づいて、W/P5の制御を実行する。このように、ECU10は、ポンプ制御手段、及び不凍液濃度推定手段として機能する。
(LLC濃度推定方法)
ここで、第1実施形態に係るLLC濃度推定方法について説明する。
まず、LLC濃度を推定する理由について説明する。LLCは水よりもかなり粘度が高いため、LLC濃度は冷却水の粘性に対して大きな影響を与える。このような冷却水の粘性はW/P5にかかる負荷に影響を与えるため、LLC濃度はW/P5の制御に関しても影響を与えるといえる。具体的には、LLC濃度が濃い場合には、W/P5が発生すべきトルクは高くなる傾向にあり、LLC濃度が薄い場合には、W/P5が発生すべきトルクは低くなる傾向にある。即ち、LLC濃度に応じて、W/P5がある一定の仕事をするときの負荷が異なる。したがって、W/P5を同一の回転数に制御した場合であっても、LLC濃度に応じてW/P5が消費する電流が異なる。
ところで、LLC濃度は、冷却水にLLCを継ぎ足したり、水を継ぎ足したりすることによって変化する。したがって、LLC濃度が一定であることを前提にしてW/P5を制御すると、不具合が発生し得る。例えば、LLC濃度が濃くなった場合、W/P5が発生するトルクが不足し、W/P5が循環させる冷却水の量が減少することによって、エンジン1が十分に冷却されずにオーバーヒートが生じる場合がある。逆に、このようなオーバーヒートを防止するために当初からW/P5に発生させるトルクを大きく設定して制御した場合には、バッテリ6の電力が無駄に消費されてしまう場合がある。以上より、LLC濃度が一定であることを前提にしてW/P5に対する制御を実行することは好ましくないといえる。したがって、本実施形態では、LLC濃度を推定し、この推定されたLLC濃度を用いてW/P5の制御を行う。
具体的には、第1実施形態では、センサによってLLC濃度を直接検出することなく、他のセンサの検出値に基づいてLLC濃度を推定する。こうするのは、LLC濃度を検出するためのセンサを設けることによる、装置の複雑化や装置におけるコストの上昇を抑制するためである。言い換えると、省スペース化の実現及び設計の自由度を向上させるためである。より詳しくは、第1実施形態では、ECU10は、所定条件が満たされた際にW/P5に対して所定の制御を実行し、このような制御の実行時においてW/P5が消費した電流値を検出する。そして、ECU10は、検出された電流値に基づいてLLC濃度を推定する。
ここで、図2を用いて、第1実施形態に係るLLC濃度推定処理を詳細に説明する。図2は、第1実施形態に係るLLC濃度推定処理を示すフローチャートである。この処理は、所定の周期で、ECU10によって繰り返し実行される。
まず、ステップS101では、ECU10は、水温が、予め設定された所定範囲内にあるか否かを判定する。この場合、ECU10は、温度センサ11から水温に対応する検出信号S11を取得して判定を行う。このような判定を行う理由は以下の通りである。通常、LLCの粘性は、水温に応じて変化する。そのため、例えばW/P5の回転数を一定に制御した場合にも、水温の変化によりLLCの粘性が変化することによって、W/P5が発生するトルクが変化してしまう(つまり、W/P5が消費する電流値が変化してしまう)。そのため、水温が変化することによって、推定されるLLC濃度も変わってしまう。したがって、このような水温による検出値や推定値などのばらつきを抑制するために、水温が所定範囲内であるか否かを判定し、水温が所定範囲内にある場合にのみ、LLC濃度の推定を行うこととした。
水温が所定範囲内にある場合(ステップS101;Yes)、処理はステップS102に進む。この場合、以降の処理で、LLC濃度を推定するための処理を実行する。一方、水温が所定範囲内にない場合(ステップS101;No)、処理は当該フローを抜ける。この場合には、LLC濃度を推定するための処理を実行しない。
ステップS102では、ECU10は、エンジン1を停止させる。即ち、ECU10は、エンジン1を停止させた状態で、LLC濃度を推定する。こうするのは、エンジン1が作動している場合には、水温が変化してしまう可能性が高いためである。前述したように、水温が変化するとLLCの粘性が変化してしまうので、LLC濃度を精度良く推定することが困難となる。したがって、ECU10は、水温の変化による影響を抑制するために、エンジン1を停止させる。ステップS102の処理が終了すると、処理はステップS103に進む。なお、エンジン1が搭載された車両がハイブリッド車両で構成されている場合には、エンジン1を停止すると同時にモータ(車両に駆動力を付与するモータ)による走行(EV走行)に切り換えても良い。
ステップS103では、ECU10は、W/P5を所定回転数で所定時間駆動する。この場合、ECU10は、W/P5に対して制御信号S5を供給することによって制御を行う。W/P5を所定回転数に制御(言い換えると所定DUTYで制御)する理由は、回転数を一定に制御したときのW/P5が消費する電流値に基づいて、LLC濃度を推定するためである。つまり、ECU10は、W/Pの回転数を固定した状態で、LLC濃度の推定を実行する。また、W/P5を所定時間駆動する理由は、電流センサ12が検出した電流値が定常になったときの電流値に基づいて、LLC濃度の推定を行うためである。即ち、ECU10は、W/P5が消費する電流が安定するまで待ってから、LLC濃度の推定を実行する。なお、W/P5を駆動する所定時間は、W/P5が消費する電流が定常となるまでに要する時間に対応する。以上のステップS103の処理が終了すると、処理はステップS104に進む。
ステップS104では、ECU10は、電流センサ12が検出した電流値を取得する。LLC濃度の推定に、W/P5が消費した電流値を用いるためである。そして、処理はステップS105に進む。
ステップS105では、ECU10は、ステップS104で取得された電流値に基づいてLLC濃度を推定する。具体的には、ECU10は、予め実験などにより求められたマップを用いて、LLC濃度を推定する。図3は、電流値とLLC濃度との関係を表すマップの一例を示す。図3は、横軸にLLC濃度を示し、縦軸に電流値を示す。これより、電流値が高くなるほどLLC濃度が濃くなり、電流値が低くなるほどLLC濃度が薄くなることがわかる。ECU10は、このようなマップを参照して、電流センサ12が検出した電流値に対応するLLC濃度を得る。以上のステップS105の処理が終了すると、処理は当該フローを抜ける。その後、ECU10は、エンジン1を始動させて通常の制御を実行する。この場合、ECU10は、上記の処理によって推定されたLLC濃度を考慮に入れてW/P5を制御する。
以上のように、第1実施形態に係るLLC濃度推定処理によれば、センサによってLLC濃度を直接検出することなく、電流センサ12が検出した電流値(W/P5が消費した電流)に基づいてLLC濃度を精度良く推定することが可能となる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について説明する。第2実施形態では、冷却水における水温を考慮してLLC濃度を推定する点で、前述した第1実施形態とは異なる。こうするのは、前述したように、水温に応じてLLCの粘性が変化し、W/P5が消費する電流も変化する(即ちW/P5の負荷が変化する)からである。なお、内燃機関の構成は、図1に示したものと同様であるため、その説明を省略する。
図4は、第2実施形態に係るLLC濃度推定処理を示すフローチャートである。この処理も、ECU10によって繰り返し実行される。
ステップS201〜S205の処理は、第1実施形態に係るLLC濃度推定処理におけるステップS101〜S105の処理と同様であるため(図2参照)、その説明を省略する。ここでは、ステップS206の処理を説明する。
ステップS206では、ECU10は、ステップS205で推定されたLLC濃度を水温によって補正する。図5を用いて、LLC濃度の補正方法を具体的に説明する。図5は、横軸にLLC濃度を示し、縦軸に電流値を示す。曲線A1は、補正されていないマップ(図3と同様のマップ)を示している。即ち、曲線A1は、ステップS205の処理において用いられるマップを示している。一方、曲線A2は、水温が比較的高い場合において補正に用いるマップの一例を示し、曲線A3は、水温が比較的低い場合において補正に用いるマップの一例を示している。
ここでは、ステップS205までの処理で、電流値B1とLLC濃度C1が得られた場合を考える。ECU10は、水温が比較的高温であった場合(詳しくは、曲線A1が作成されたときの温度よりも高温である場合)、曲線A2を用いてLLC濃度C1を補正する。これにより、LLC濃度C1はLLC濃度C2に補正される。即ち、LLC濃度は濃い側に補正される。一方、ECU10は、水温が比較的低温であった場合(詳しくは、曲線A1が作成されたときの温度よりも低温である場合)、曲線A3を用いてLLC濃度C1を補正する。これにより、LLC濃度C1はLLC濃度C3に補正される。即ち、LLC濃度は薄い側に補正される。
以上のステップS206の処理が終了すると、処理は当該フローを抜ける。その後、ECU10は、エンジン1を始動させて、通常の制御を実行する。この場合、ECU10は、上記の処理によって推定されたLLC濃度に基づいてW/P5を制御する。
以上のように、第2実施形態に係るLLC濃度推定処理によれば、冷却水における水温を考慮してLLC濃度を推定するため、LLC濃度を更に精度良く推定することが可能となる。
なお、図5では、LLC濃度の補正に用いるマップを2つしか示していないが、実際には、所定範囲内の水温に十分に対応できるだけの複数のマップが存在する。また、上記では、曲線A1を用いてLLC濃度を推定した後に、推定されたLLC濃度を水温に応じて補正する実施形態を示したが、これに限定はされない。他の例では、LLC濃度を推定した後にLLC濃度を補正する代わりに、最初から曲線A2や曲線A3などの水温を考慮して設定されたマップを用いてLLC濃度を推定することができる。この場合、ECU10は、水温に対応するマップを選択し、これを用いてLLC濃度を推定する。
更に、上記では、水温に対応する複数のマップを用いてLLC濃度を補正する実施形態を示したが、LLC濃度を補正する代わりに、水温に応じてW/P5の電流値を補正し、補正された電流値に基づいてLLC濃度を推定してもよい。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態について説明する。第3実施形態では、水温が異なる温度領域にあるときに検出された複数の電流値に基づいてLLC濃度を推定する点で、前述した第1実施形態及び第2実施形態とは異なる。具体的には、第3実施形態では、水温が低温領域にある場合と高温領域にある場合とにおいてW/P5の電流値を取得し、取得された2つの電流値の差に基づいてLLC濃度を推定する。つまり、第3実施形態においても、前述した第2実施形態と同様に、水温によるLLCの粘性の変化を考慮してLLC濃度を推定する。なお、内燃機関の構成は、図1に示したものと同様であるため、その説明を省略する。
図6は、第3実施形態に係るLLC濃度推定処理を示すフローチャートである。この処理も、ECU10によって繰り返し実行される。
まず、ステップS301では、ECU10は、水温が、予め設定された低温領域にあるか否かを判定する。このような判定を行うのは、水温が低温領域にある場合に、W/P5の電流値の1つを取得するためである。水温が低温領域にある場合(ステップS301;Yes)、処理はステップS302に進む。水温が低温領域にない場合(ステップS301;No)、処理はステップS306に進む。
ステップS302〜S304の処理は、前述した第1実施形態に係るLLC濃度推定処理におけるステップS102〜S104の処理と同様である(図2参照)。即ち、ECU10は、エンジン1を停止し(ステップS302)、W/P5を所定回転数で所定時間駆動する(ステップS303)。次に、ECU10は、このような制御の実行時において電流センサ12が検出した電流値を取得する(ステップS304)。そして、処理はステップS305に進む。ステップS305では、ECU10は、エンジン1を始動させて、通常の制御を実行する。その後、処理はステップS306に進む。
ステップS306では、ECU10は、水温が、予め設定された高温領域にあるか否かを判定する。このような判定を行うのは、水温が高温領域にある場合に、W/P5の電流値の1つを取得するためである。水温が高温領域にある場合(ステップS306;Yes)、処理はステップS307に進む。水温が低温領域にない場合(ステップS306;No)、処理はステップS306に戻る。即ち、エンジン1の作動によって水温が高温領域になるまで、ステップS306の判定を繰り返す。
ステップS307〜S309の処理は、前述した第1実施形態に係るLLC濃度推定処理におけるステップS102〜S104の処理と同様である(図2参照)。即ち、ECU10は、エンジン1を停止し(ステップS307)、W/P5を所定回転数で所定時間駆動する(ステップS308)。次に、ECU10は、このような制御の実行時において電流センサ12が検出した電流値を取得する(ステップS309)。そして、処理はステップS310に進む。
ステップS310では、ECU10は、まず、ステップS304で得られた電流値とステップS309で得られた電流値との差を算出する。即ち、ECU10は、水温が低温領域にあるときに得られた電流値と、水温が高温領域にあるときに得られた電流値との差を算出する。そして、ECU10は、このようにして得られた電流値の差に基づいて、LLC濃度を推定する。具体的には、ECU10は、予め実験などにより求められたマップを用いて、LLC濃度を推定する。図7は、電流値の差とLLC濃度との関係を表すマップの一例を示す。図7は、横軸にLLC濃度を示し、縦軸に電流値の差を示す。これより、電流値の差が大きくなるほどLLC濃度が濃くなり、電流値の差が小さくなるほどLLC濃度が薄くなることがわかる。ECU10は、このようなマップを参照して、電流値の差に対応するLLC濃度を得る。以上の処理が終了すると、処理は当該フローを抜ける。その後、ECU10は、エンジン1を始動させて、通常の制御を実行する。この場合、ECU10は、上記の処理によって推定されたLLC濃度を考慮に入れてW/P5を制御する。
以上のように、第3実施形態に係るLLC濃度推定処理によれば、水温が異なる温度領域にあるときに検出された複数の電流値に基づいてLLC濃度を推定するため、LLC濃度を精度良く推定することが可能となる。また、第2実施形態と比較すると、水温に対応するだけの複数のマップを保持しておく必要がなくなるため、メモリの使用量などを削減することが可能となる。
なお、上記では、低温領域と高温領域とにおいて2つの電流値を取得する実施形態を示したが、他の例では、3つ以上の電流値を取得してこれらに基づいてLLC濃度を推定することができる。
[第4実施形態]
次に、本発明の第4実施形態について説明する。第4実施形態では、W/P5内のモータの温度を考慮に入れてLLC濃度を推定する点で、前述した第1実施形態乃至第3実施形態とは異なる。つまり、第4実施形態では、W/P5におけるモータの温度特性を考慮に入れてLLC濃度を推定する。詳しくは、モータの温度に応じてモータから出力されるトルクが変動する(即ちモータ効率が変化する)ので、このような変動に起因して、推定されるLLC濃度が変化してしまうことを抑制するために、モータの温度を考慮してLLC濃度を推定する。
図8は、第4実施形態に係る内燃機関冷却系の不凍液濃度推定装置が適用された内燃機関の構成を示す概略図である。第4実施形態に係る内燃機関は、W/P5にモータ温度センサ15が設けられており、ECU10の代わりにECU10aを有する点で、前述した第1実施形態に係る内燃機関とは構成が異なる(図1参照)。よって、同一の構成要素に対しては同一の符号を付し、その説明を省略する。
モータ温度センサ15は、モータ温度検出手段として動作し、W/P5のモータの温度(以下、「モータ温度」と呼ぶ。)を検出する。モータ温度センサ15は、検出したモータ温度に対応する検出信号S15をECU10aに対して供給する。そして、ECU10aは、モータ温度に対応する検出信号S15を取得し、このモータ温度を考慮に入れてLLC濃度を推定する。
図9は、第4実施形態に係るLLC濃度推定処理を示すフローチャートである。この処理は、ECU10aによって繰り返し実行される。
ステップS401〜S404の処理は、第1実施形態に係るLLC濃度推定処理におけるステップS101〜S104の処理と同様であるため(図2参照)、その説明を省略する。ここでは、ステップS405及びS406の処理を説明する。
ステップS405では、ECU10aは、モータ温度センサ15からモータ温度に対応する検出信号S15を取得し、このモータ温度に基づいて、ステップS404で得られた電流値を補正する。具体的には、ECU10aは、予め実験などにより求められた、モータ温度とW/P5の電流値との関係を示すマップなどに基づいて、ステップS404で得られた電流値を補正する。そして、処理はステップS406に進む。
ステップS406では、ECU10aは、ステップS405で補正された電流値に基づいてLLD濃度を推定する。具体的には、ECU10aは、予め実験などにより求められた、電流値とLLC濃度との関係を表すマップ(例えば、図3に示したマップ)に基づいてLLC濃度を得る。以上の処理が終了すると、処理は当該フローを抜ける。その後、ECU10aは、エンジン1を始動させて、通常の制御を実行する。この場合、ECU10aは、上記の処理によって推定されたLLC濃度を考慮に入れてW/P5を制御する。
以上のように、第4実施形態に係るLLC濃度推定処理によれば、W/P5のモータ温度を考慮してLLC濃度を推定するため、LLC濃度を更に精度良く推定することが可能となる。
なお、上記では、モータ温度に基づいて電流値を補正し、補正された電流値に基づいてLLC濃度を推定する実施形態を示したが、この代わりに、補正されていない電流値に基づいてLLC濃度を推定し、このLLC濃度をモータ温度に基づいて補正しても良い。
また、上記では、W/P5内のモータ温度のみを考慮に入れてLLC濃度を推定する実施形態を示したが、これに限定はされない。他の例では、モータ温度だけでなく、第2実施形態で示したような水温も考慮に入れて、LLC濃度を推定することができる。更に他の例では、第3実施形態で示したように、水温が異なる温度領域にあるときに検出された複数の電流値に基づいてLLC濃度を推定し、このように推定されたLLC濃度をモータ温度に基づいて補正することもできる。
[第5実施形態]
次に、本発明の第5実施形態について説明する。第5実施形態では、W/P5に対して電力を供給するバッテリ6の電圧(以下、単に「バッテリ電圧」と呼ぶ。)を考慮に入れて、LLC濃度を推定する点で、前述した第1実施形態乃至第4実施形態とは異なる。つまり、第5実施形態では、バッテリ電圧に応じたW/P5のモータの出力特性を考慮に入れてLLC濃度を推定する。詳しくは、バッテリ電圧に応じてモータから出力されるトルクが変動する(即ちモータ効率が変化する)ので、このような変動に起因して、推定されるLLC濃度が変化してしまうことを抑制するために、バッテリ電圧を考慮してLLC濃度を推定する。
図10は、第5実施形態に係る内燃機関冷却系の不凍液濃度推定装置が適用された内燃機関の構成を示す概略図である。第5実施形態に係る内燃機関は、バッテリ6にバッテリ電圧センサ16が設けられており、ECU10の代わりにECU10bを有する点で、前述した第1実施形態に係る内燃機関とは構成が異なる(図1参照)。よって、同一の構成要素に対しては同一の符号を付し、その説明を省略する。
バッテリ電圧センサ16は、バッテリ電圧検出手段として動作し、W/P5に対して電力を供給するバッテリ6の電圧を検出する。バッテリ電圧センサ16は、検出したバッテリ電圧に対応する検出信号S16をECU10bに対して供給する。そして、ECU10bは、バッテリ電圧に対応する検出信号S16を取得し、このバッテリ電圧を考慮に入れてLLC濃度を推定する。
図11は、第5実施形態に係るLLC濃度推定処理を示すフローチャートである。この処理は、ECU10bによって繰り返し実行される。
ステップS501〜S504の処理は、第1実施形態に係るLLC濃度推定処理におけるステップS101〜S104の処理と同様であるため(図2参照)、その説明を省略する。ここでは、ステップS505、S506の処理を説明する。
ステップS505では、ECU10bは、バッテリ電圧センサ16からバッテリ電圧に対応する検出信号S16を取得し、このバッテリ電圧に基づいて、ステップS504で得られた電流値を補正する。具体的には、ECU10bは、予め実験などにより求められた、バッテリ電圧とW/P5の電流値との関係を示すマップなどに基づいて、ステップS504で得られた電流値を補正する。そして、処理はステップS506に進む。
ステップS506では、ECU10bは、ステップS505で補正された電流値に基づいてLLD濃度を推定する。具体的には、ECU10bは、予め実験などにより求められた、電流値とLLC濃度との関係を表すマップ(例えば、図3に示したマップ)に基づいてLLC濃度を得る。以上の処理が終了すると、処理は当該フローを抜ける。その後、ECU10bは、エンジン1を始動させて、通常の制御を実行する。この場合、ECU10bは、上記の処理によって推定されたLLC濃度を考慮に入れてW/P5を制御する。
以上のように、第5実施形態に係るLLC濃度推定処理によれば、バッテリ電圧を考慮してLLC濃度を推定するため、LLC濃度を更に精度良く推定することが可能となる。
なお、上記では、バッテリ電圧に基づいて電流値を補正し、補正された電流値に基づいてLLC濃度を推定する実施形態を示したが、この代わりに、補正されていない電流値に基づいてLLC濃度を推定し、このLLC濃度をバッテリ電圧に基づいて補正しても良い。
また、上記では、バッテリ電圧のみを考慮に入れてLLC濃度を推定する実施形態を示したが、これに限定はされない。他の例では、バッテリ電圧だけでなく、第2実施形態で示したような水温、及び第4実施形態で示したようなモータ温度、のうちの少なくともいずれかも考慮に入れてLLC濃度を推定することができる。更に他の例では、第3実施形態で示したように、水温が異なる温度領域にあるときに検出された複数の電流値に基づいてLLC濃度を推定し、このように推定されたLLC濃度をバッテリ電圧に基づいて補正することもできる。
[変形例]
ここで、本発明の変形例について説明する。図12は、変形例に係る内燃機関冷却系の不凍液濃度推定装置が適用された内燃機関の構成を示す概略図である。変形例に係る内燃機関は、EV用バッテリ20及びDC/DCコンバータ21を有すると共に、ECU10の代わりにECU10cを有する点で、前述した第1実施形態に係る内燃機関とは構成が異なる(図1参照)。よって、同一の構成要素に対しては同一の符号を付し、その説明を省略する。
EV用バッテリ20は、ハイブリッド車両が有するモータ(車両に駆動力を付与するモータ)に対して電力を供給する高圧バッテリである。EV用バッテリ20は、DC/DCコンバータ21に接続されており、DC/DCコンバータ21に対して電力を供給する。DC/DCコンバータ21は、バッテリ6及びEV用バッテリ20に接続されており、W/P5のモータに対して供給する電圧を制御可能に構成されている。この場合、DC/DCコンバータ21は、ECU10cから供給される制御信号S21によって制御される。具体的には、ECU10cは、LLC濃度の推定を行う際に、W/P5のモータに対して一定の電圧(定電圧)が供給されるように、DC/DCコンバータ21を制御する。即ち、ECU10cは、定電圧供給手段として動作する。
これにより、W/P5のモータに供給される電圧(前述した第5実施形態で用いたバッテリ電圧に対応する)が変動することによって発生し得る、W/P5におけるモータの出力特性の変化を抑制することが可能となる。したがって、変形例に係る構成によれば、バッテリ電圧の変動による影響が抑制されるため、LLC濃度を精度良く推定することが可能となる。
本発明の第1実施形態に係る内燃機関冷却系の不凍液濃度推定装置が適用された内燃機関の概略構成を示す。 第1実施形態に係るLLC濃度推定処理を示すフローチャートである。 W/Pの電流値とLLC濃度との関係を表すマップを示す。 第2実施形態に係るLLC濃度推定処理を示すフローチャートである。 水温に基づいたLLC濃度の補正方法を説明するための図である。 第3実施形態に係るLLC濃度推定処理を示すフローチャートである。 W/Pの電流値の差とLLC濃度との関係を表すマップを示す。 第4実施形態に係る内燃機関の概略構成を示す。 第4実施形態に係るLLC濃度推定処理を示すフローチャートである。 第5実施形態に係る内燃機関の概略構成を示す。 第5実施形態に係るLLC濃度推定処理を示すフローチャートである。 本発明の変形例に係る内燃機関の概略構成を示す。
符号の説明
1 エンジン
2 冷却水通路
3 ラジエータ
5 ウォータポンプ(W/P)
6 バッテリ
10 ECU
11 温度センサ
12 電流センサ
15 モータ温度センサ
16 バッテリ電圧センサ
21 DC/DCコンバータ

Claims (6)

  1. 内燃機関に対して冷却水を循環させるポンプを、電気的に制御するポンプ制御手段と、
    前記ポンプ制御手段の制御によって前記ポンプが消費した電流値を検出するポンプ消費電流検出手段と、
    前記ポンプ消費電流検出手段が検出した電流値に基づいて、前記冷却水に混合された不凍液の濃度を推定する不凍液濃度推定手段と、を備えることを特徴とする内燃機関冷却系の不凍液濃度推定装置。
  2. 前記冷却水の温度を検出する冷却水温度検出手段を備え、
    前記不凍液濃度推定手段は、前記電流値、及び前記冷却水の温度に基づいて前記不凍液の濃度を推定することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関冷却系の不凍液濃度推定装置。
  3. 前記不凍液濃度推定手段は、前記冷却水の温度が異なる温度領域にあるときに前記ポンプ消費電流検出手段によって検出された複数の電流値に基づいて、前記不凍液の濃度を推定することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関系の不凍液濃度推定装置。
  4. 前記ポンプのモータの温度を検出するモータ温度検出手段を備え、
    前記不凍液濃度推定手段は、前記電流値、及び前記モータの温度に基づいて前記不凍液の濃度を推定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の内燃機関冷却系の不凍液濃度推定装置。
  5. 前記ポンプに対して電力を供給するバッテリの電圧を検出するバッテリ電圧検出手段を備え、
    前記不凍液濃度推定手段は、前記電流値、及び前記バッテリの電圧に基づいて前記不凍液の濃度を推定することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の内燃機関冷却系の不凍液濃度推定装置。
  6. DC/DCコンバータを用いて、前記ポンプに対して定電圧を供給する定電圧供給手段を更に備えることを特徴とする請求項1乃至5に記載の内燃機関冷却系の不凍液濃度推定装置。
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