JP2007246446A - 皮膚または毛髪用外用剤 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、消費者が素材の多機能性を実感できる製剤を提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明によれば、優れたラジカル消去作用、エラスターゼ活性抑制作用及びB16細胞白化作用によって、皮膚のシワ、くすみ等を防止し、肌の色素沈着を防止するいわゆる老化防止美白機能を兼ね備えた皮膚外用剤、または、優れた抗酸化作用、ホスホリパーゼA2活性抑制作用によって、頭皮炎症を防止・改善し脱毛予防効果を備えた毛髪用外用剤が提供される。
【選択図】 なし

Description

本発明は、キク科(Compositae)ヒマワリ属キクイモ(Herianthus tuberosus)から抽出した有効成分を配合したことを特徴とする外用剤であり、さらに詳しくは、優れたラジカル消去作用、エラスターゼ活性抑制作用およびB16細胞白色化作用を有する多機能型の皮膚外用剤、または優れた抗酸化作用、ホスホリパーゼA2活性抑制作用を有する毛髪用外用剤に関するものである。
近年の健康志向は根強く、食生活に気を配りながら内面的に健康な肉体や精神を維持する努力が行われるようになってきた。健康食品や機能性食品の積極的な摂取等がその現われである。
一方、特に長年のカロリー過多によるライフスタイルに依存した食生活によっては、糖尿病を発症し、ひいては種々の合併症を誘発するケースも多く、薬物による対症療法に頼るだけではいわゆるQOL(クオリティ オブ ライフ)は改善できない。
そこで、栄養補助食品等のいわゆるサプリメントは、病院治療における新しい食の形態として重要な役割を果たしつつある。
このような状況下、キクイモ(Herianthus tuberosus)中に含まれるイヌリンと呼ばれる多糖が糖尿病に効果があるとして注目をあつめ、最近でも健康食品の分野での利用が試みられてきたが、その皮膚に対する美容的効果については未知であった。
化粧品に求められる機能性としては、いつまでも若く美しくありたいという人間の根源的欲求を充足すべく素材の開発が希求されている。
スキンケア製品においては、従来にも増して特に老化予防と美白効果に優れた素材の提供が強く求められるようになった。また、ヘアケア製品においては、ストレスや頭皮の炎症による脱毛症を予防できる素材の提供が強く求められている。
このようなことから、素材ニーズとしては多機能型素材の探索と開発がより重要になってきている。
本発明者は、このような課題を解決するために、芋類に関する抽出技術に着手したところ、特にキクイモ(Herianthus tuberosus)に所望の効果を見出すことができ、本発明を完成するに至った。
本発明は、消費者がスキンケア商品とヘアケア商品の双方に配合できる多機能素材を見出し、当該有効成分を配合した製剤を提供することを目的とする。
本発明者は、上記従来の課題等を解決するために、鋭意探索を続けた結果、キク科(Compositae)ヒマワリ属のキクイモ(Herianthus tuberosus)の抽出物に高いラジカル消去作用、エラスターゼ活性抑制作用、B16細胞白化作用、抗酸化作用、ホスホリパーゼA2活性抑制作用を見出すに至り、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明の皮膚または毛髪用外用剤は、キクイモ(Herianthus tuberosus)から抽出した有効成分を配合することを特徴とするものである。
本発明によれば、優れたラジカル消去作用、エラスターゼ活性抑制作用及びB16細胞白化作用によって、皮膚のシワ、くすみ等を防止し、肌の色素沈着を防止するいわゆる老化防止美白機能を兼ね備えた皮膚外用剤が提供される。
また、本発明によれば、優れた抗酸化作用、ホスホリパーゼA2活性抑制作用によって、頭皮炎症を防止・改善し脱毛予防効果を備えた毛髪用外用剤が提供される。
以下に、本発明の実施形態を詳しく説明する。
本発明の皮膚または毛髪用外用剤は、キク科(Compositae)ヒマワリ属のうちから特定されたキクイモ(Herianthus tuberosus)から抽出した有効成分を配合することを特徴とするものである。ここでキクイモ(Herianthus tuberosus)とは、根茎をつくることを特徴とするキク科の植物であり、現在、糖尿病患者の食べ物やダイエット食品、また健康維持など幅広い分野で注目されているものである。
本発明のキクイモ(Herianthus tuberosus)抽出物とはキクイモ(Herianthus tuberosus)を一定条件下、特定の溶媒で抽出することによって得られる抽出物を意味する。以下に、本発明の有効成分であるキクイモ(Herianthus tuberosus)抽出物の製造方法を述べる。
通常、キクイモ(Herianthus tuberosus)に、通常は水、多価アルコールまたは低級アルコールを1:1〜1:100の割合で添加し、5〜121℃の温度条件で、0.5〜48時間静置または攪拌して抽出する。その抽出液をろ過または遠心分離等の精製工程を経て得たろ液を精製して本発明のキクイモ(Herianthus tuberosus)抽出物を得ることができる。
出発原料のキクイモ(Herianthus tuberosus)は通常、抽出成分のロスや安定性を考慮して、乾燥粉末を用いるのが好ましいが、キクイモ(Herianthus tuberosus)自体をそのまま原料に供することも可能である。
溶媒は、好適には水、1,3-ブチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリンおよびポリエチレングリコール等の多価アルコール、メタノール、エタノール、プロパノールおよびブタノール等の低級アルコールがいずれも使用可能であるが、特にその中でも水、1,3-ブチレングリコールおよびエタノールの使用が、本発明が目的とする有効性との関係上もっとも好ましい。
抽出の際、通常pHは4.0〜9.0に調整する。pH9.0以上で抽出を行った場合、著しく着色し、化粧品に配合する上で不具合が生じる。また、pH4.0未満の場合には、抽出後に沈殿物が発生する。従って、この範囲で調整すれば、安定性の点で好ましい。
温度条件は、有効成分の抽出効率を考慮し、通常5〜121℃、好ましくは50〜121℃に設定する。
このような条件で抽出した液は、通常の方法でろ過精製され、本発明のキクイモ抽出物を得る。
このようにして得た本発明の抽出物は、それ自体をそのまま使用に供しても良いが、通常は製剤に配合して使用する。そして製剤の形態は、外用として提供し得るものであるが、化粧料一般に許容し得る基剤を選択し患部に直接塗布して使用される。この場合には、ローションやエッセンス等に代表される均一系製剤のほか、クリームや乳液に代表されるO/W、W/O型などの一般乳化系、W/O/W、O/W/O型の特殊な多層エマルジョン、その他にもペースト剤、軟膏及びチンキ剤等の塗布剤型、エアゾール剤、スプレー剤等の噴霧剤型、パップ剤、プラスター剤等の貼付剤型など公知の形態の基礎基剤としても他の成分と組合せて幅広く使用に供されるものであり特段の制約はない。
これらの本発明において、キクイモ抽出物の配合量は、クリーム、ローション、乳液、パック、化粧水、エッセンス等の化粧品の場合と、シートマスク剤、パップ剤、プラスター剤等の剤型として使用する場合のいずれにおいても、製剤全体に対して0.1〜50重量%、好ましくは0.1〜10重量%の範囲で配合される。配合量が0.1重量%未満の場合は、抗炎症作用および活性酸素消去作用が不十分である。また50重量%を越えて用いてもそれ以下の場合と特に効果上の差異はなく、この場合は経済的に不利であるという問題がある。
なお、本発明においては、通常に用いられる種々の公知の有効成分、例えば、老化防止剤として公知のレチノール、レチノイン酸、美白剤として公知のコウジ酸、クエルセチン、グルタチオン、ハイドロキノン及びこれらの誘導体、縮合型タンニン類、カフェー酸、エラグ酸等のフェノール性化合物、末梢血管拡張剤としてはビタミンE、ビタミンEニコチネート、ニコチン酸、ニコチン酸アミド、ニコチン酸ベンジル等の各種ビタミン類、ショウキョウチンキ、トウガラシチンキ、消炎剤としては副腎皮質ホルモン、ε−アミノカプロン酸、塩化リゾチーム、グリチルリチン、アラントイン等の各種化合物、その他にも胎盤抽出物、甘草抽出物、紫根エキス、乳酸菌培養抽出物などの動植物・微生物由来の各種抽出物等を本発明の効果を損なわない範囲で、その時々の目的に応じて適宜添加して使用することができる。
またさらに、本発明の化粧料にはこれら公知の有効成分に加え、油脂類などの基剤成分のほか、必要に応じて公知の保湿剤、防腐剤、酸化防止剤、キレート剤、pH調整剤、香料、着色剤等種々の添加剤を本発明の効果を損なわない範囲で併用することができる。
次に実施例により本発明を説明するが、これらの開示は本発明の好適な態様を示すものであって、本発明を何ら限定するものではない。
<製造例1>
キクイモ乾燥粉末1部に対して9部の水を加え、121℃、30分間抽出し、ろ過して製した。
<製造例2>
生のキクイモ1部に対して2部の水を加え、121℃、30分間抽出し、ろ過して製した。
<製造例3>
キクイモ乾燥粉末1部に対して9部の水を加え、121℃、30分間抽出し、pH8に調製して5℃で冷却し、一晩放置後、ろ過しpH5に調整して製した。
<製造例4>
キクイモ1部に対して4部の水を加え、室温、24時間撹拌抽出し、ろ過して製した。
<製造例5>
キクイモ1部に対して9部の50%エタノールを加え、室温、24時間撹拌抽出し、ろ過して製した。
<製造例6>
キクイモ1部に対して9部の50%1,3-ブチレングリコールを加え、室温、24時間撹拌抽出し、ろ過して製した。
<試験例1>DPPHに対するラジカル消去試験
a) 試験方法
製造例1、製造例4、製造例5および製造例6で得られた抽出物につき、0.1M酢酸緩衝液を用いて0.5%、1%、2%及び5%の試料溶液に調製し、下記の試験法によりDPPH(ジフェニルピクリルヒドラジル)に対するラジカル消去作用を試験した。
各試料溶液の2mLにエタノールの2mLを加え、次いで500mMのDPPHエタノール溶液(ナカライテスク社)の1mLを加え、30分放置後、波長517nmの吸光を測定した。
対照溶液として、試料溶液の代わりに0.1M酢酸溶液を用いて同様に操作し、波長517nmの吸光度を測定した。また、ブランクとして、エタノールの代わりに0.2%ブチルヒドロキシトルエンエタノール溶液を用いて同様に操作し、ゼロ点の調整を行った。以上の測定結果から、以下の計算式によりラジカル消去率(%)を算出した。
ラジカル消去率(%)={1−(B−A)/B}×100
A:対照溶液の517nmにおける吸光値
B:試料溶液の517nmにおける吸光値
b)試験結果
表1に測定結果を示す。表1に示すとおり、各製造例において濃度依存的な高いラジカル消去作用を認めた。
Figure 2007246446
<試験例2>エラスターゼ活性抑制試験
a) 試験方法
酵素液:ブタ膵臓由来エラスターゼはSIGMA社から入手し、0.1MNaOHを含有する0.1M HEPES-NaOH緩衝液にて約600〜800ng/mLとなるように調製した。
基質 :エラスチン様の合成基質であるメトキシスクシニル−L−アラニル−L−アラニル−L−プロリル−L−バリル−アミノメチルクマリンはペプチド研究所より入手し、ジメチルスルホキシドにて5mMとなるように調製した。
製造例1、製造例4及び製造例6にて得られた試料50μLを蛍光測定用セルに添加し、0.1MNaOHを含有する0.1M HEPES-NaOH緩衝液140μLを加え、酵素液800μL(最終濃度約480〜640ng/mL)を添加した。次いで基質液10μLを添加後、5分間反応させ、生成した7‐アミノ−4−メチルクマリン(7−amino −4−methylcoumarin:AMC)量を蛍光測定により定量し(蛍光440nm、励起光380nm)、以下の計算式により酵素の活性抑制率を算出した。対照として、試料溶液の代わりに精製水を用いて、同様に操作した。
エラスターゼ活性抑制率(%)={1‐(B−A)/(D−C)}×100
A:試料溶液の基質添加時の蛍光強度
B:試料溶液の基質添加5分後の蛍光強度
C:対照溶液の基質添加時の蛍光強度
D:対照溶液の基質添加5分後の蛍光強度
b)試験結果
表2に測定結果を示す。表2に示すとおり、製造例1、製造例4及び製造例6において高いエラスターゼ活性抑制作用が認められた。
Figure 2007246446
<試験例3>マウスメラノーマB16細胞におけるメラニン生成抑制作用
a) 試験方法
10%の牛胎児血清を含むイーグルMEM培地10mLを培養シャーレにいれ、製造例2にて得られた試料は最終濃度がそれぞれ100、200、500、750μL/10mLとなるように添加した。また、試料無添加のものをコントロールとした。以上のように調製した培地にB16細胞を1.75×10個ずつ播種し、37℃、5%CO気相下で5日間培養し、その間、1回の培地交換を行った。培養後、培養シャーレから細胞を剥離し、遠心分離(約700G)して細胞ペレットを作製した。この細胞ペレットのメラニン生成度を肉眼的に観察し、以下の判断基準に従って判定した。また、培養後の細胞生存率を判定し、60%以上であることを確認した。
[メラニン色素生成度の判定基準]
− :黒色(コントロールと同程度)
± :黒色(コントロールより淡い)
+ :灰色〜黒色
2+:灰色
3+:白色〜灰色
4+:白色
b)試験結果
表3に測定結果を示す。表3に示すように、製造例1において高いB16細胞の白色化作用が認められた。
Figure 2007246446
<試験例4>ロダン鉄法による抗酸化作用測定
a) 試験方法
製造例1及び製造例5にて得られた抽出物を水にて1%の試料溶液を調製し、下記の試験法によりリノール酸の自動酸化による過酸化物価を測定し、抗酸化作用を評価した。
100mMリノール酸エタノール溶液(SIGMA社) 1mL、0.1Mリン酸緩衝液(pH7.0) 6mL 、エタノール2mL、試料溶液 1mLを混合し、よく洗浄した10mLネジ口瓶に充填して試験液とし、これを40℃の恒温槽に遮光して放置した。これを恒温槽に入れる前、2日後、3日後、4日後に以下の測定を行なった。試験液0.1mL、75%エタノール4.7mL、30%チオシアン酸アンモニウム水溶液0.1mLを加えて撹拌し、0.02N塩化第一鉄3.5%HCl水溶液0.1mLを加えて撹拌し3分間放置後波長500nmで吸光度を測定した。対照溶液は試料溶液を水に置き換えたものを使用した。また、陽性対照として、強力な抗酸化作用を有するとして知られるα−トコフェロールを80μMとなるようにエタノールにて調製し、試験液のエタノール2mLのうち1mLをこれに代え、同様に操作した。
b)試験結果
試験の結果を表4に示した。表4に示すとおり、対照溶液の過酸化物により酸化されたチオシアン酸鉄(III)を示す吸光度が経時的に上昇しているのに対して、製造例1及び製造例5においてはその吸光度の上昇が抑えられていることが確認された。
Figure 2007246446
<試験例5>ホスホリパーゼA2活性抑制作用
a) 試験方法
酵素液:豚膵臓由来ホスホリパーゼA2をSIGMA社により入手し、50mM HEPES(pH7.2;1mM CaCl2、0.3mM EDTA含有)にて50倍に希釈する。
基質液:アラキドン酸誘導体様の合成物であるウンベリフェリルアラキドネート(ケイマン製10mg/200mLエタノール溶液)をエタノールで5000倍に希釈する。
製造例1及び製造例4にて得られた試料50μLを蛍光測定用セルに添加し、37℃に温めた50mM HEPES緩衝液(pH7.2;1mM CaCl2、0.3mM EDTA含有)450μLを加え、酵素液30μLを添加した。次いで基質液20μL、50mM HEPES緩衝液(pH7.2;1mM CaCl2、0.3mM EDTA含有)450μLを添加後、90秒間反応させ、生成したウンベリフェロン量を蛍光測定により定量し(蛍光450nm、励起光335nm)、以下の計算式により酵素の活性抑制率を算出した。対照として、試料溶液の代わりに精製水を用いて、同様に操作した。また、ブランクとして酵素液の代わりに精製水を用いて同様に操作した。
ホスホリパーゼA2活性抑制率(%)={1−(B−C)/(A−C)}
A:コントロールの(90秒後の蛍光強度)−(0秒後の蛍光強度)
B:試料溶液の(90秒後の蛍光強度)−(0秒後の蛍光強度)
C:酵素無添加のときの(90秒後の蛍光強度)−(0秒後の蛍光強度)
b)試験結果
表5に測定結果を示す。表5に示すとおり、製造例1及び製造例4において高いホスホリパーゼA2活性抑制作用が認められた。
Figure 2007246446
処方例1 化粧水
Figure 2007246446
処方例2 エッセンス
Figure 2007246446
処方例3 クリーム
Figure 2007246446
処方例4 クリームパック
Figure 2007246446
処方例5 乳液
Figure 2007246446
処方例6 ヘアークリーム
Figure 2007246446
A成分を加熱溶解する。別に、B成分を加熱溶解する。A成分にB成分を添加して撹拌、乳化後、冷却してヘアークリ−ムを製造した。
処方例7 ヘアートニック
Figure 2007246446
A成分を均一に撹拌、溶解し、別に均一に溶解したB成分を徐々に加え、均一に撹拌してヘアートニックを製造した。
処方例8 ヘアートリートメント
Figure 2007246446
A成分を加熱溶解する。別に、B成分を加熱溶解する。A成分にB成分を添加して撹拌、乳化後、冷却してヘアートリートメントを製造した。
処方例9 ヘアーシャンプー
Figure 2007246446
A成分を均一に撹拌、溶解し、別に均一に加温溶解したB成分を徐々に加え、均一に撹拌してヘアーシャンプーを製造した。
処方例10 エアゾール
Figure 2007246446
A成分を均一に混合溶解してエアゾール容器に入れ、常法によりB成分を容器に充填してエアゾールを製造した。

上記の処方例1ないし10は、いずれも表1ないし5に開示したとおりの本発明の目的を満足する効果を有する製剤であることが確認された。

Claims (3)

  1. キク科(Compositae)ヒマワリ属キクイモ(Herianthus tuberosus)から抽出した有効成分を配合したことを特徴とする皮膚外用剤。
  2. キク科(Compositae)ヒマワリ属キクイモ(Herianthus tuberosus)から抽出した有効成分を配合したことを特徴とする毛髪用外用剤。
  3. 水、多価アルコールまたは低級アルコールを用いて抽出した有効成分であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載した皮膚または毛髪用外用剤。
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