JP2007245721A - リングバインダ機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】リングバインダを生産するために使用される材料が著しく削減されると共に、2つのリング部材の開く距離を、ルーズリーフ用紙をリングから出し入れするのを容易にするリングバインダ機構を提供する。
【解決手段】ピボット運動できる形でハウジングに支持されたヒンジプレートと、2つのリング部材のうち一方は、対応するヒンジプレートに設置され、前記対応するヒンジプレートのピボット運動に伴いもう一方のリング部材に対して閉状態と開状態との間を移動することができるようにした。そして、2つのリング部材のうちルーズリーフ用紙を保持するためのリング部分が位置する平面に対して成す内角を、それぞれ90度以下にした。
【選択図】図9

Description

本発明は、ルーズリーフ用紙を保持するためのリングバインダ機構、さらに詳しく言えば、材料を節約し、ルーズリーフ用紙を容易に出し入れすることができる改良リングバインダ機構に関する。
従来技術において、ルーズリーフ用紙(たとえば、穴開き紙)をファイルまたはノートに保持するためバインダ機構が用いられている。たとえば、本発明の出願人により申請された中国特許出願200510055025.2号の図15乃至18(B)では、それぞれが2つのリング部材を有するリングを複数有するリングバインダ機構が開示されており、前記リング部材は、ピボット軸を中心として結合された隣接する2つのヒンジプレートに設置され、細長いハウジングの内部でピボット運動する。そのリングバインダ機構は、突起部が備えられた回転可能な制御手段をさらに有し、前記突起部は細長いハウジングの中央に設置されている。制御手段をハウジングの方へ下向きに回転すれば、制御手段の突起部は2つのヒンジプレートに作用してこれらを下向きにピボット運動させ、最後にはヒンジプレートに設置されたリング部材が閉じて固定し合う。リングバインダ機構を開けるには、制御手段をハウジングから遠ざける形で上向きに回転させると、ヒンジプレートに取り付けられたスプリングがヒンジプレートを同一平面上を通る形で上向きにピボット運動させ、リング部材が開く。
細長いハウジングは通常、少なくとも端の2つのリングの間で延びているため、従来技術のリングバインダ機構はより多くの材料を使用し、結果として生産コストはより高く、重量はより大きくなり、包装および輸送のコストが増す。また、従来技術のリングバインダ機構を開く場合、2つのリング部材の自由端の間の開きが、ルーズリーフ用紙の出し入れを容易にするには不十分である。加えて、一般的に従来技術のリングバインダ機構は、ファイルまたはノートのカバー、あるいはそれらと同様のものに、2つの長手方向の端でのみ取り付けられており、それらへの取り付けは便利でも強固でもないという問題もある。したがって、改良リングバインダ機構が必要とされている。
そこで、本発明は、リングバインダ機構を生産するための材料が著しく削減され、前記リングバインダ機構の生産、包装、そして輸送のコストを大きく削減できる、というリングバインダ機構を提供することを目的とする。
また、本発明は、2つのリング部材の自由端の間には、リングバインダ機構を開ける際のルーズリーフ用紙の出し入れを容易にできるだけの間隔が空く、というリングバインダ機構を提供することを目的とする。
1つの側面において、本発明によるルーズリーフ用紙を保持するためのリングバインダ機構は、上部と前記上部とほぼ対向した開口底部とを備えたハウジングと、ハウジングに対してピボット運動できる形で前記ハウジングに支持された2つのヒンジプレートと、ルーズリーフ用紙を保持するための複数のリングであって、リングはそれぞれリング部材を2つ有し、2つのリング部材のうち少なくとも一方は、対応するヒンジプレートに設置され、前記対応するヒンジプレートのピボット運動に伴いもう一方のリング部材に対して閉状態と開状態との間を移動することができ、2つのリング部材は、閉状態では、リングにより保持されたルーズリーフ用紙が1つのリング部材からもう1つのリング部材へリングに沿って移動できるようほぼ途切れのない閉じたループを形成しており、開状態では、リングからルーズリーフ用紙の出し入れできるよう途切れのある開いたループを形成している、という複数のリングと、回転可能な形で設置された制御手段であって、回転してヒンジプレートのピボット運動を生じさせ、当該運動がリング部材を閉状態に動かす、という制御手段と、を有し、リング部材はそれぞれ、ルーズリーフ用紙を保持するためのリング部分とヒンジプレートまたはハウジングに設置するためのリング部分とを有し、ハウジングの長手方向の端に近接する形で設置された2つのリングのうち少なくとも一方の2つのリング部材のうちヒンジプレートまたはハウジングに設置するためのリング部分が、2つのリング部材のうちルーズリーフ用紙を保持するためのリング部分が位置する平面に対して成す内角は、それぞれ90度以下である。
別の側面において、本発明によるルーズリーフ用紙を保持するためのリングバインダ機構は、上部と前記上部とほぼ対向した開口底部とを備えたハウジングと、ハウジングに対してピボット運動できる形で前記ハウジングに支持された2つのヒンジプレートと、ルーズリーフ用紙を保持するための複数のリングであって、リングはそれぞれリング部材を2つ有し、2つのリング部材のうち少なくとも一方は、対応するヒンジプレートに設置され、前記対応するヒンジプレートのピボット運動に伴いもう一方のリング部材に対して閉状態と開状態との間を移動することができ、2つのリング部材は、閉状態では、リングにより保持されたルーズリーフ用紙が1つのリング部材からもう1つのリング部材へリングに沿って移動できるようほぼ途切れのない閉じたループを形成しており、開状態では、リングからルーズリーフ用紙の出し入れできるよう途切れのある開いたループを形成している、という複数のリングと、回転可能な形で設置された制御手段であって、回転してヒンジプレートのピボット運動を生じさせ、当該運動がリング部材を閉状態に動かす、という制御手段と、を有し、2つのヒンジプレートの幅は異なっている。
さらに別の側面において、本発明によるルーズリーフ用紙を保持するためのリングバインダ機構は、上部と前記上部とほぼ対向した開口底部とを備えたハウジングと、ハウジングに対してピボット運動できる形で前記ハウジングに支持された2つのヒンジプレートと、ルーズリーフ用紙を保持するための複数のリングであって、リングはそれぞれリング部材を2つ有し、2つのリング部材のうち少なくとも一方は、対応するヒンジプレートに設置され、前記対応するヒンジプレートのピボット運動に伴いもう一方のリング部材に対して閉状態と開状態との間を移動することができ、2つのリング部材は、閉状態では、リングにより保持されたルーズリーフ用紙が1つのリング部材からもう1つのリング部材へリングに沿って移動できるようほぼ途切れのない閉じたループを形成しており、開状態では、リングからルーズリーフ用紙の出し入れできるよう途切れのある開いたループを形成している、という複数のリングと、を有し、ハウジングの長手方向の一方のエッジ部分には、リングバインダ機構をカバーに設置するための平らな延長部分が設けられている。
本発明の1つの側面によるリングバインダ機構によれば、リング部材はそれぞれ、ルーズリーフ用紙を保持するためのリング部分とヒンジプレートへの設置のためのリング部分とを有し、ヒンジプレートへの設置のためのリング部分それぞれの、ルーズリーフ用紙を保持するためのリング部分が位置する平面に対する内角は90度以下であるため、ハウジングの2つの長手方向の端にあるリング同士の間の長さが一定の場合はヒンジプレートへの設置のためのリング部分を適切に長くすることで、ヒンジプレートの長さ、したがって細長いハウジングの長さを著しく短縮することができる。結果として、ヒンジプレートおよび細長いハウジングの製造に用いられる材料を大きく削減することができ、リングバインダ機構の生産と、包装と、そして輸送のコストは著しく下がる。
本発明の別の側面によるリングバインダ機構によれば、2つのヒンジプレートは、その一方の幅が広く他方の幅が狭いという形で設計されているため、リングバインダ機構が閉状態から開状態に変化する際、幅が狭いヒンジプレートの移動の角度範囲は幅が広いヒンジプレートの移動の角度範囲より大きい。したがって、幅が狭いヒンジプレートに取り付けられたリング部材は、幅が狭いヒンジプレートの移動に伴って、より大きな角度範囲で開き、ルーズリーフ用紙を出し入れする開状態でのリング部材の自由端同士の間の距離はより大きくなる。
本発明の他の特徴および効果については、添付図面を参照しながら、好ましい実施の形態に関する以下の詳細な説明を読めば、さらに明らかになるだろう。なお、全ての図および説明を通して、同じ参照番号は、同じまたは同様の部品を示すため用いられる。
図1乃至12には、本発明の第1の実施の形態によるリングバインダ機構100が示されている。リングバインダ機構100は全体的には、ハウジング101と、2つのリング103と、2つのヒンジプレート105と、そして制御手段107とを有する。制御手段107はハウジング101に支持されており、リング103はヒンジプレート105に設置されている。後で説明するように、制御手段107をハウジングに対し回転させることで、リングバインダ機構100を閉じた形で固定してルーズリーフ用紙を保持したり、リングバインダ機構100を開けてルーズリーフ用紙をリング103から出し入れしたりすることができる。
ハウジング101は細長く、その断面は対称的なほぼアーチ型の形状となっている。平らな頂上部分109がハウジングの上部の中央に形成されている。ハウジング101は長手方向の軸と、長手方向に沿って伸びた形で対向する2つの長手方向のエッジ部分111と、そして2つの長手方向の端113とを有する。ハウジング101の一方の長手方向のエッジ部分111は、わずかに下向きに曲がり折り目になったリム111aを形成している。ハウジング101のもう一方の長手方向のエッジ部分111と2つの長手方向の端113にはそれぞれ、平らな延長部分111b、113a、113bが形成されており、これら延長部分111b、113a、113bは同じ平面上で延びている。図13に示すように、リングバインダ機構100をリベットのような固定手段によりファイルまたはノートのカバー1に固定できるよう、平らな延長部分111b、113a、113bには貫通穴が形成されている。平らな延長部分111bを備えたもう一方の長手方向のエッジ部分111には、長手方向に沿って、複数の突起部分115がハウジングの内部の方へ突き出した形で設けられている。明らかなように、同じ平面上で延びる平らな延長部分は、ハウジングの2つの長手方向の端113それぞれにおいてのみ形成してもよい。また、もう一方の長手方向のエッジ部分111もわずかに下向きに曲がり、折り目になったリムを形成している。あるいは、2つの長手方向の端にもハウジングの一方の長手方向のエッジ部分111にも平らな延長部分を備える形に形成されておらず、リングバインダ機構100はファイルまたはノートのカバーに、ハウジングの穴を介してリベットのような固定手段により固定される、という形もある。後者は従来技術において公知である。ハウジング101は金属で作ってもよいが、金属以外でも、リングバインダ機構100の構成部品を確実に安定した形で設置できるだけの剛性を有し、スプリングとして機能できるだけの弾性を有するのであれば、他の適当な素材で作ることも考えられる。
制御手段107を収容するための開口部117がハウジング101の平らな頂上部分109に形成され、開口部117の両側には位置合わせされた形で穴を備えた突起部分119が形成されている。制御手段107はピボットシャフト121により、ピボット運動可能な形でハウジング101に設置され、前記ピボットシャフト121は、制御手段107および突起部分119の穴を貫通する形で延びている。好ましい構成として、開口部117と突起部分119とは、ハウジング101へのパンチまたは切り抜きにより同時に形成される。ハウジング101の強度を高めるため、ハウジング101にはハウジング101を横切る形の複数の補強リブを形成してもよく、好ましい構成として、補強リブはパンチによりハウジング101に一体化された形で形成することができる。さらに、リング103を収容するため、対向する切り抜き123の組が、2つの長手方向のエッジ部分111とハウジング101の2つの長手方向の端113との間にそれぞれ設けられている。理解すべき点として、本発明の範囲内には、非対称形ハウジングなどの異なる形状のハウジング、および、異なる参照番号と異なった形状の開口部または切り抜きとを備えたハウジングも含まれる。
リング103はそれぞれリング部材103a、103bを有し、これらは2つあるヒンジプレート105のそれぞれに設置されている。2つのヒンジプレート105は、折り目になったリム111aおよび複数の突起部分115の他、ハウジング101によっても支持されており、ピボット運動でリング部材103a、103bを閉状態と開状態との間で移動させる。リング部材103a、103bは、円形の断面を有し、適当な金属(たとえば、スチール)で作ることができる。閉状態では、リング部材103a、103bは実質的に途切れのない閉じたD字形のループ状のリングまたはループを形成し、これはルーズリーフ用紙を保持すると共に、リング103に沿って1つのリング部材から別のリング部材へとルーズリーフが移動することを可能にする。開状態では、リング部材は用紙の出し入れに適した途切れのある開いたループを形成する。例示した実施の形態では、両方のリング部材が移動することができるが、移動可能なリング部材と固定されたリング部材を1つずつ有するという構造も本発明の範囲内に含まれる。さらに、3つ以上のリングを有する構造や、閉じた際に他の形状を形成する(たとえば、両方のリング部材が半円形である)リングを有する構造も本発明の範囲内に含まれる。
ヒンジプレート105はそれぞれ、薄く細長いシートで、長さはハウジング101よりわずかに短く、内側長手方向エッジ125と、外側長手方向エッジ127と、そして2つの長手方向の端とを有する。2つのヒンジプレート105は、それら自体の長手方向の端に沿って並列に置かれた形で相互接続され、ピボット軸を備えた中央ヒンジを形成している。これは、公知の方法で実現することができる。相互接続されたヒンジプレート105は、ハウジング101の内部に配置され、各ヒンジプレートの長手方向外側エッジ127がハウジング101の上部と、対応する折り目になったリム111aおよび複数の突起部分115との間にそれぞれ緩くはまっている、という形になる。この構造では、ヒンジプレート105はハウジング101の内部に配置されているが、ヒンジプレート105はピボット軸を中心としてピボット運動することができる。詳しく言えば、ヒンジプレート105がピボット運動してリング103を開ける際は、ピボット軸は図12に示されているように上向きに(すなわち、ハウジング101の平らな頂上部分109の方に)移動する。ヒンジプレート105がピボット運動してリング103を閉じる際は、ピボット軸は図8に示されているように下向きに(すなわち、ハウジング101の平らな頂上部分109から遠ざかる形で)移動する。
さらに、ヒンジプレート105は次のような形で設計されている。その設計とは、ヒンジプレート105がハウジング101の内部でピボット運動する際、2つのヒンジプレート105の外面(すなわち、ハウジング101の平らな頂上部分109から見て外を向いた面)の間の角度は必ず180度未満で、かつ、ピボット軸は、2つのヒンジプレート105の同一平面上位置(すなわち、2つのヒンジプレート105の間の角度が180度となる位置)より下には絶対に移動しない、というものである。したがって、ハウジング101の弾性は常に、ヒンジプレート105のピボット軸を上向きに移動させ、リング部材103a、103bを閉じる方向ではなく開ける方向へとヒンジプレート105を移動させる。理解すべき点として、別の実施の形態においては、リングバインダ機構が閉じる際の2つのヒンジプレートの外面の間の角度が180度より大きい、という形にすることも可能である。こうした場合は、ハウジングの弾性は、ヒンジプレート105のピボット軸を下向きに移動させ、リング部材103a、103bを開ける方向ではなく閉じる方向へとヒンジプレート105を移動させる。加えて、本発明の特定の実施の形態においては、ヒンジプレートが上向きにも下向きにもピボット運動し、ピボット軸がヒンジプレートの同一平面上位置(180度)をまたいで移動することができる、という形に設計することも可能である。
先述したように、ハウジング101は制御手段107を、当該手段107がハウジング101に対して回転できる形で支持している。この実施の形態の制御手段107は、制御レバーとカム部分131とを有している。この実施の形態において、制御レバー129とカム部分131とは、金属シートの折り曲げ加工により、互いに一体化された形で形成されている。しかし、それらは別個に形成し、その後に一緒に組み立てることも可能である。図8および9から見て取れるように、カム部分131は隔てられた2つのカムシート133で形作られている。カム部分131とヒンジプレート105との間の摩擦を小さくするため、隔てられた2つのカムシート133の間には対応する形状のパッドブロック135がはめられている。パッドブロック135は、隔てられた2つのカムシート133の間の隙間に2本のピン137により固定されている。好ましい構成として、パッドブロック135はプラスチックで作られている。先述したように、制御手段107はピボットシャフト121によりハウジング101にピボット運動可能な形で設置され、前記ピボットシャフト121は、制御手段107のカム部分131とハウジング101の突起部分119の穴とを貫通している。制御手段107は他の形状であってもよい。たとえば、2つのヒンジプレートの外面の間の角度が180度より大きく設定されている場合は、制御手段の構造は、ヒンジプレートにその下側(すなわち、ヒンジプレートの外面)から力を加えるものであればいかなる公知の構造であってもよい(たとえば、中国特許出願200510055025.2.号で開示されている制御手段)。
従来技術と異なり、本発明によるリングバインダ機構100のリング部材103a、103bは同じ平面上に位置付けられていない。本発明によるリングバインダ機構100のリング部材103a、103bはそれぞれ、ルーズリーフ用紙を保持するためのリング部分103a’、103b’と、ヒンジプレート105に設置するためのリング部分103a’’、103b’’とをそれぞれ有する。ヒンジプレート105に設置するためのリング部分103a’’、103b’’は、ルーズリーフ用紙を保持するためのリング部分103a’、103b’が位置する平面に対する内角が90度以下となる形で、ヒンジプレート105に設置されている。好ましい構成として、ヒンジプレート105に設置するためのリング部分103a’’、103b’’は一般的に真っ直ぐで、ルーズリーフ用紙を保持するためのリング部分103a’、103b’が位置する平面に対して90度未満の内角を成している。あるいは、ヒンジプレート105に設置するためのリング部分103a’’、103b’’は、一般的にL字形で、ルーズリーフ用紙を保持するためのリング部分103a’、103b’が位置する平面に対してほぼ90度の内角を成している。リングバインダ機構100が3つ以上のリング103を有する場合は、リング103のそれぞれのリング部材103a、103bのうちハウジングの2つの長手方向の端のすぐ近くの2つの部分は同じ平面上に位置しない。留意すべき点として、1つのリングのリング部材2つのうち一方がヒンジプレートに移動可能な形で設置され、もう一方はハウジングに固定された形で設置されている、というリングバインダ機構も本発明の範囲内に含まれる。
以下、リングバインダ機構の動作について、添付の図面を参照しながら説明する。制御手段107はリングバインダ機構100を図1乃至8に示された閉固定状態と図10乃至12に示された開状態とに選択的に動かす。リングバインダ機構100を閉じるには、図10に示すように、リングバインダ機構の制御手段の制御レバー129を、制御手段のカム部分131の作用端部を2つのヒンジプレート105に押し付ける形でハウジングの方(下の方)へ回転させればよい。カム部分131の作用を受けて、ヒンジプレート105のピボット軸は、ハウジングの平らな頂上部分109から遠ざかる形で下向きに移動し、ヒンジプレート105に設置されたリング部材103a、103bはヒンジプレートのピボット運動と共にルーズリーフ用紙を保持する閉じたループを形成する形となる。閉固定状態においては、制御手段107のカム部分131はまだヒンジプレート105に押し付けられた状態のままなので、リング部材103a、103bは結合しており、互いに引き離されることはない。図8に示されているように、ヒンジプレート105の配置は、その外面の間の角度が最大値であるが、180度には満たない形(すなわち、ヒンジプレートのピボット軸が同一平面位置(180度)より上に位置する状態)となっている。
リングバインダ機構100を開くには、制御手段のカム部分131を2つのヒンジプレート105から引き離す形で、図6に示すリングバインダ機構の制御手段の制御レバー129を上向き(ハウジングから遠ざかる方)に回転させればよい。手動、または、ハウジング101の弾性でリング部材を引き離せば、ヒンジプレート105のピボット軸は上向きにハウジングの平らな頂上部分109の方へ移動し、ヒンジプレート105に設置されたリング部材103a、103bはヒンジプレートのピボット運動に伴って互いと離れることになる。ハウジング101の弾性により、リング部材103a、103bはルーズリーフ用紙の出し入れに適した開状態のまま維持される。図12に示されているように、開状態におけるヒンジプレート105は、その外面の間の角度が最小値となる位置にある。
本発明のリングバインダ機構100においては、リング部材103a、103bがそれぞれ、ルーズリーフ用紙を保持するためのリング部分103a’、103b’と、ヒンジプレート105に設置するためのリング部分103a’’、103b’’とをそれぞれ有し、リング部分103a’’、103b’’は、ルーズリーフ用紙を保持するためのリング部分103a’、103b’が位置する平面に対して90度以下の内角を成す形でヒンジプレート105に設置されているため、ハウジングの2つの長手方向の端におけるリング103同士の間の長さが一定の場合は、ヒンジプレート105に設置するためのリング部分103a’’、103b’’の長さを適切に伸ばすことにより、ヒンジプレート105の長さ、したがって細長いハウジング101の長さを著しく短縮することができる。結果として、ヒンジプレートと細長いハウジングとの製造に用いられる材料を大きく削減でき、リングバインダ機構の製造と、包装と、輸送とにかかるコストは著しく低くなる。
図14乃至18は、本発明の第2の実施の形態によるリングバインダ機構200を示している。第2の実施の形態のリングバインダ機構200の構成部品のうち、第1の実施の形態のリングバインダ機構100の構成部品に対応するものには、それらと同じ参照番号に100を加えたもので表示してある。第2の実施の形態の構造に関して、第1の実施の形態の構造と同じものについての詳細な説明は省略する。第2の実施の形態によるリングバインダ機構200は、第1の実施の形態によるリングバインダ機構100と次の点を除いてほぼ同様である。その点とは、リングバインダ機構200は図15に示されたスプリング239を有する、というものである。スプリング239は2つのヒンジプレート205の底部に固定され、ヒンジプレート205をピボット運動させてリング部材203a、203bを開く。スプリング239を収容するためのノッチ241がヒンジプレート205それぞれの外側長手方向エッジ227上の対応する位置に形成されている。スプリング239は円形の断面の金属ワイヤから作られ、開いた端部243と閉じた端部245とを備えた多角形の形状に形成されている。閉じた端部245は上向きにほぼ90度曲げられ、相互接続されたヒンジプレート205のうち一方のノッチ241にはめ込まれている。スプリング239の開いた端部243は遠位の2つの自由端を有し、これらの自由端はそれぞれ、2度曲げられた形(第1に、金属ワイヤを上向きにほぼ90度曲げ、第2に曲げられた遠位端を外向きにほぼ90度曲げる、というもの)で形成されている。遠位の2つの自由端は、相互接続されたヒンジプレート205のうちもう一方が有するノッチに取り外し可能な形ではめ込まれる。スプリング239の中央の主要部分247は、全体的に弓形の形状で上向きに突き出している。スプリング239が2つのヒンジプレート205にはめ込まれると、スプリング239の中央の主要部分249は、相互接続されたヒンジプレート205のほぼ下方に接する位置に来る。
図18に示されているように、リング部材203a、203bが開いた状態となる位置にヒンジプレート205が置かれている際、スプリング239は比較的緩くなっている。スプリング239のうち全体的に弓形の形状で上向きに突き出した中央の主要部分247は、ヒンジプレート205の外面の間の角度は180度には満たない(すなわち、ヒンジプレートのピボット軸が、ヒンジプレート205と同一平面上(180度)より上に位置する状態)、という形でヒンジプレート205に受け止められている。リングバインダ機構200を閉じるには、図17に示すように、リングバインダ機構の制御手段の制御レバー229を、ハウジングの方(下の方)に回転させて、制御手段207のカム部分231の作用端部が2つのヒンジプレート205に押し付けられる形にすればよい。カム部分231の作用を受けて、ヒンジプレート205のピボット軸はハウジングの平らな頂上部分209から遠ざかる形で下方に移動し、ヒンジプレート205と同一平面上位置(180度)を通過し、ヒンジプレート205に設置されたリング部材203a、203bはヒンジプレートのピボット運動に伴って一体につながり、ルーズリーフ用紙を保持する閉じたループを形成する。閉固定状態において、スプリング239は適切に力を受けて弓状の主要部分247が平らになる。図14に示すように、リングバインダ機構200の制御手段207の制御レバー229が、ハウジングから遠ざかる形で上向きに回転させられると、制御手段のカム部分231は2つのヒンジプレート205から離れる。この際に、力を受けていたスプリング239は元の形状に戻り、自動的に、ヒンジプレート205を同一平面上位置(180度)を通過する形で上向きにピボット運動させて、リング部材203a、203bを開く。
この実施の形態において、スプリング239はヒンジプレート205をピボット運動させてリング部材203a、203bを開き、開いた203a、203bを引き離された状態のままに保つ。つまり、スプリング239はハウジングの弾性と同じ機能を有する。本機構200の効果的な効果とは、ハウジングの弾性を減少または除去し、単にスプリング239だけによってヒンジピレート205に力を加えることが可能である、というものである。このことにより、ヒンジプレート205が下向きにピボット運動し、同一平面上位置(180度)を通過することがより容易に可能となり、したがって、リングバインダ機構200を閉じるのが簡単になる。さらに、完全にリング部材を手動で操作することなく、リングバインダ機構を開けることができる。
図19乃至23は、本発明の第3の実施の形態によるリングバインダ機構300を示している。第3の実施の形態のリングバインダ機構300の構成部品のうち第1の実施の形態のリングバインダ機構100の構成部品に対応するものには、それらと同じ参照番号に200を加えたもので表示してある。第3の形態の構造に関して、第1の実施の形態の構造と同じものについての詳細な説明は省略する。第3の実施の形態によるリングバインダ機構300は、第1の実施の形態によるリングバインダ機構100とほぼ同様であるが、両者の間にはリング部材の構造にわずかな違いがある。図10および11、そして特に図12に示されているように、本発明の第1の実施の形態によるリングバインダ機構100が開いている際、制御手段107の制御レバー129は、その全長が原因となって、ハウジングの一方の端から他方の端までの回転がリング部材103aの自由端のために妨げられる。つまり、制御レバー129の回転位置は、ルーズリーフ用紙の出し入れが不便になるような形で制限されている。図21乃至23に示されているように、本発明の第3の実施の形態によるリングバインダ機構300において、リング部材303a、303bの自由端の形状およびサイズは、制御手段307の制御レバー329がハウジング301の一方の端からもう一方の端へ回転し、したがってルーズリーフ用紙を出し入れしやすくすることが可能な形に設計されている。
図24乃至38は、本発明の第4の実施の形態によるリングバインダ機構400を示している。第4の実施の形態のリングバインダ機構400の構成部品のうち第1の実施の形態のリングバインダ機構100の構成部品に対応するものには、それらと同じ参照番号に300を加えたもので表示してある。第4の形態の構造に関して、第1の実施の形態の構造と同じものについての詳細な説明は省略する。第4の実施の形態によるリングバインダ機構400は、第1の実施の形態によるリングバインダ機構100とほぼ同様であるが、両者の間にはヒンジプレートの構造にわずかな違いがある。図9に示されているように、第1の実施の形態によるリングバインダ機構100の2つのヒンジプレート105の幅は互いに等しい(このことは、図8および12にも示されている)。リングバインダ機構100が開く際に、幅の等しいヒンジプレート105は比較的小さな範囲を移動し、これによりリング部材103a、103bの自由端同士の間に開く距離は制限される。図31、32、そして35に示されているように、本発明の第4の実施の形態によるリングバインダ機構400において、2つのヒンジプレート405は、一方の幅は広くもう一方の幅は狭い、という形で作られている。図38に示されているように、リングバインダ機構400が閉状態から開状態に変化する際に、幅の狭いヒンジプレート405の移動の角度範囲△Aは、幅の広いヒンジプレート405の移動の角度範囲△Bより大きい。したがって、幅の狭いヒンジプレート405に取り付けられたリング部材は、幅の狭いヒンジプレートの移動に伴いより大きな範囲で開くことができ、開状態においてリング部材の自由端同士の間に開く距離はより大きくなり、ルーズリーフ用紙の出し入れが容易になる。好ましい構成として、各リングのリング部材2つが異なったものとするか、または非対称とする場合、幅の狭いヒンジプレート405には長いリング部材403aが、幅の広いヒンジプレート405には短いリング部材403bが取り付けられる。2つのヒンジプレート405の幅が異なる場合でも、ハウジング401の形状は対称形にしてもよいし、または図38に示されているように非対称な形状にしてもよい。留意すべき点として、ルーズリーフ用紙を保持するためのリング部分403a’、403b’と、ヒンジプレート405に設置するためのリング部分403a’’、403b’’とは同じ平面上に位置し、ヒンジプレートの長手方向に対して垂直の方向で前記ヒンジプレートに設置されている、というリングバインダ機構も本発明の範囲内に含まれる。
図39乃至45は、本発明の第5の実施の形態によるリングバインダ機構500を示している。第5の実施の形態のリングバインダ機構500の構成部品のうち第4の実施の形態のリングバインダ機構400の構成部品に対応するものには、それらと同じ参照番号に100を加えたもので表示してある。第5の形態の構造に関して、第4の実施の形態の構造と同じものについての詳細な説明は省略する。第5の実施の形態によるリングバインダ機構500は、第4の実施の形態によるリングバインダ機構400と次の点を除いてほぼ同様である。その点とは、リングバインダ機構500が図39、41、42、そして44に示されたスプリング539を有する、というものである。スプリング539は2つのヒンジプレート505の底部にはめ込まれ、ヒンジプレート505をピボット運動させてリング部材503a、503bを開く。スプリング539を収容するためのノッチ541がヒンジプレート505それぞれの外側長手方向エッジ527上の対応する位置に形成されている。スプリング539は円形の断面の金属ワイヤから作られ、開いた端部543と閉じた端部545とを備えた多角形の形状に形成されている。閉じた端部545は上向きにほぼ90度曲げられ、相互接続されたヒンジプレート505のうち一方のノッチ541にはめ込まれている。スプリング539の開いた端部543は遠位の2つの自由端を有し、これらの自由端はそれぞれ、2度曲げられた形(第1に、金属ワイヤを上向きにほぼ90度曲げ、第2に曲げられた遠位端を外向きにほぼ90度曲げる、というもの)で形成されている。遠位の2つの自由端は、相互接続されたヒンジプレート505のうちもう一方が有するノッチに取り外し可能な形ではめ込まれる。スプリング539の中央の主要部分547は、全体的に弓形の形状で上向きに突き出している。スプリング539が2つのヒンジプレート505にはめ込まれると、スプリング539の中央の主要部分547は、相互接続されたヒンジプレート505のほぼ下方に接する位置に来る。
図44に示されているように、リング部材503a、503bが開いた状態となる位置にヒンジプレート505が置かれている際、スプリング539は比較的緩くなっている。スプリング539のうち全体的に弓形の形状で上向きに突き出した中央の主要部分547は、ヒンジプレート505の外面の間の角度は180度には満たない(すなわち、ヒンジプレートのピボット軸が、ヒンジプレート505と同一平面上(180度)より上に位置する状態)、という形でヒンジプレート505に受け止められている。リングバインダ機構500を閉じるには、図43に示すように、リングバインダ機構の制御手段の制御レバー529を、ハウジングの方(下の方)に回転させて、制御手段507のカム部分531の作用端部が2つのヒンジプレート505に押し付けられる形にすればよい。カム部分531の作用を受けて、ヒンジプレート505のピボット軸はハウジングの平らな頂上部分509から遠ざかる形で下方に移動し、ヒンジプレート505と同一平面上位置(180度)を通過し、ヒンジプレート505に設置されたリング部材503a、505bはヒンジプレートのピボット運動に伴って一体につながり、ルーズリーフ用紙を保持する閉じたループを形成する。閉固定状態において、スプリング539は適切に力を受けて弓状の主要部分547が平らになる。リングバインダ機構500の制御手段507の制御レバー529が、ハウジングから遠ざかる形で上向きに回転させられると、制御手段のカム部分531は2つのヒンジプレート505から離れる。この際に、力を受けていたスプリング539は元の形状に戻り、自動的に、ヒンジプレート505を同一平面上位置(180度)を通過する形で上向きにピボット運動させて、リング部材503a、503bを開く。
この実施の形態において、スプリング539はヒンジプレート505をピボット運動させてリング部材503a、503bを開き、開いた503a、503bを引き離された状態のままに保つ。つまり、スプリング539はハウジングの弾性と同じ機能を有する。本機構500の効果的な効果とは、ハウジングの弾性を減少または除去し、単にスプリング539だけによってヒンジピレート505に力を加えることが可能である、というものである。このことにより、ヒンジプレート505が下向きにピボット運動し、同一平面上位置(180度)を通過することがより容易に可能となり、したがって、リングバインダ機構200を閉じるのが簡単になる。さらに、完全にリング部材を手動で操作することなく、リングバインダ機構を開けることができる。
図46乃至49は、本発明の第6の実施の形態によるリングバインダ機構600を示している。第6の実施の形態のリングバインダ機構600の構成部品のうち第4の実施の形態のリングバインダ機構400の構成部品に対応するものには、それらと同じ参照番号に200を加えたもので表示してある。第6の形態の構造に関して、第4の実施の形態の構造と同じものについての詳細な説明は省略する。第6の実施の形態によるリングバインダ機構600は、第4の実施の形態によるリングバインダ機構400とほぼ同様であるが、両者の間にはリング部材の構造にわずかな違いがある。図47および49に示されているように、本発明の第6の実施の形態によるリングバインダ機構600において、リング部材603a、603bの自由端の形状およびサイズは、制御手段607の制御レバー629がハウジング601の一方の端からもう一方の端まで回転するのを妨げる形で作られている。
図50乃至53は、本発明の第7の実施の形態によるリングバインダ機構700を示している。第7の実施の形態のリングバインダ機構700の構成部品のうち第4の実施の形態のリングバインダ機構400の構成部品に対応するものには、それらと同じ参照番号に300を加えたもので表示してある。第7の形態の構造に関して、第4の実施の形態の構造と同じものについての詳細な説明は省略する。第7の実施の形態によるリングバインダ機構700は、第4の実施の形態によるリングバインダ機構400と以下の点を除いてほぼ同様である。その点とは、本発明の第7の実施の形態によるリングバインダ機構700では、制御手段707のカム部分731の隔てられた2つのカムシート733の間に配置されるパッドブロックとパッドブロック設置用のピンとが省かれている、というものである。したがって、要望どおりに生産工程をより容易にし生産コストをさらに縮小できる。

図54乃至57は、本発明の第8の実施の形態によるリングバインダ機構800を示している。第8の実施の形態のリングバインダ機構800の構成部品のうち第4の実施の形態のリングバインダ機構400の構成部品に対応するものには、それらと同じ参照番号に400を加えたもので表示してある。第8の形態の構造に関して、第4の実施の形態の構造と同じものについての詳細な説明は省略する。第8の実施の形態によるリングバインダ機構800は、第4の実施の形態によるリングバインダ機構400と以下の点を除いてほぼ同様である。その点とは、本発明の第8の実施の形態によるリングバインダ機構800の制御手段807の制御レバー829とカム部分831とは、射出成形工程により一体化された形でプラスチックで作られている、というものである。したがって、要望どおりに生産工程をより容易にし生産コストをさらに縮小できる。
図58乃至63は、本発明の第9の実施の形態によるリングバインダ機構900を示している。第9の実施の形態のリングバインダ機構900の構成部品のうち第4の実施の形態のリングバインダ機構400の構成部品に対応するものには、それらと同じ参照番号に500を加えたもので表示してある。第9の形態の構造に関して、第4の実施の形態の構造と同じものについての詳細な説明は省略する。第9の実施の形態によるリングバインダ機構900は、第4の実施の形態によるリングバインダ機構400と以下の点を除いてほぼ同様である。その点とは、ルーズリーフ用紙を保持するためのリング部分903a’、903b’と、ヒンジプレート905に設置するためのリング部分903a’’、903b’’とは同じ平面上に位置し、それらはヒンジプレートの長手方向に対して垂直の方向に前記ヒンジプレートに設置されている、というものである。
さらに、この実施の形態においては、ハウジング901の長手方向のエッジ部分911にも長手方向の端913にも平らな延長部分が形成されていない。2つの長手方向のエッジ部部分911はわずかに下向きに曲げられ、2つの対応するヒンジプレート905の外側長手方向エッジを収容する折り目になったリム911a、911bを形成している。ハウジング901には、ハウジングの2つの長手方向の端913に近接する位置に、開口部949が形成されている。相互接続される2つのヒンジプレート905の内側長手方向エッジにはそれぞれ、対応する形で切り欠き951が形成されている。したがって、リングバインダ機構900は、リベットのような固定手段により、ファイルまたはノートのカバーに固定することができる。
本発明によるリングバインダ機構のさまざまな実施の形態の主要な構成部品は、金属(たとえば、鋼鉄)といった剛性のある適切な素材で作られている。しかし、非金属性の素材(具体的に言えば、プラスチックなど)で作られたリングバインダ機構も本発明の範囲から外れるものではない。
本発明の範囲を逸脱しない形で上記のリングバインダ機構にはさまざまな変更を加えることができるため、上記記載に含まれ添付の図面に示された全ての内容は、非限定的な例として理解されるべきものである。
本発明の第1の実施の形態によるリングバインダ機構を閉固定状態において示す正面図である。 本発明の第1の実施の形態によるリングバインダ機構を閉固定状態において示す左側面図である。 本発明の第1の実施の形態によるリングバインダ機構を閉固定状態において示す右側面図である。 本発明の第1の実施の形態によるリングバインダ機構を閉固定状態において示す平面図である。 本発明の第1の実施の形態によるリングバインダ機構を閉固定状態において示す底面図である。 本発明の第1の実施の形態によるリングバインダ機構を閉固定状態において示す上側からの斜視図である。 本発明の第1の実施の形態によるリングバインダ機構を閉固定状態において示す底側からの斜視図である。 図6の断面線8−8に沿った断面図である。 本発明の第1の実施の形態によるリングバインダ機構の分解斜視図である。 本発明の第1の実施の形態によるリングバインダ機構を開状態において示す上側からの斜視図である。 本発明の第1の実施の形態によるリングバインダ機構を開状態において示す底側からの斜視図である。 本発明の第1の実施の形態によるリングバインダ機構の内部構造を開状態において示す部分的な概略断面図である。 本発明の第1の実施の形態によるリングバインダ機構がファイルカバーに取り付けられた状態を示す概略図である。 本発明の第2の実施の形態によるリングバインダ機構を閉固定状態において示す上側からの斜視図である。 本発明の第2の実施の形態によるリングバインダ機構の分解斜視図である。 本発明の第2の実施の形態によるリングバインダ機構の内部構造を閉固定状態において示す部分的な概略断面図である。 本発明の第2の実施の形態によるリングバインダ機構を開状態において示す上側からの斜視図である。 本発明の第2の実施の形態によるリングバインダ機構の内部構造を開状態において示す部分的な概略断面図である。 本発明の第3の実施の形態によるリングバインダ機構の内部構造を閉固定状態において示す部分的な概略断面図である。 本発明の第3の実施の形態によるリングバインダ機構の分解斜視図である。 本発明の第3の実施の形態によるリングバインダ機構を開状態において示す上側からの斜視図である。 本発明の第3の実施の形態によるリングバインダ機構の内部構造を開状態において示す部分的な概略断面図である。 本発明の第3の実施の形態によるリングバインダ機構を開状態において示す、別の上側からの斜視図であって、制御手段はハウジングの他方の端まで回された形で示されている。 本発明の第4の実施の形態によるリングバインダ機構を閉固定状態において示す正面図である。 本発明の第4の実施の形態によるリングバインダ機構を閉固定状態において示す左側面図である。 本発明の第4の実施の形態によるリングバインダ機構を閉固定状態において示す右側面図である。 本発明の第4の実施の形態によるリングバインダ機構を閉固定状態において示す平面図である。 本発明の第4の実施の形態によるリングバインダ機構を閉固定状態において示す底面図である。 本発明の第4の実施の形態によるリングバインダ機構を閉固定状態において示す上側からの斜視図であって、組み立て状態における内部構造を明確に示すためハウジングの一部と1対のリングとを省略して示した図である。 本発明の第4の実施の形態によるリングバインダ機構を閉固定状態において示す底側からの斜視図である。 図24の断面線31−31に沿った断面図である。 本発明の第4の実施の形態によるリングバインダ機構の分解斜視図である。 本発明の第4の実施の形態によるリングバインダ機構を開状態において示す上側からの斜視図である。 本発明の第4の実施の形態によるリングバインダ機構を開状態において示す底側からの斜視図である。 本発明の第4の実施の形態によるリングバインダ機構の内部構造を開状態において示す部分的な概略断面図である。 本発明の第4の実施の形態によるリングバインダ機構を開状態において示す、別の上側からの斜視図であって、制御手段はハウジングの他方の端まで回された形で示されている。 図36に対応する底側からの斜視図である。 ヒンジプレートの移動範囲を示す図である。 本発明の第5の実施の形態によるリングバインダ機構の分解斜視図である。 本発明の第5の実施の形態によるリングバインダ機構を閉固定状態において示す上側からの斜視図であって、組み立て状態における内部構造を明確に示すためハウジングの一部と1対のリングとを省略して示した図である。 本発明の第5の実施の形態によるリングバインダ機構を閉固定状態において示す斜視図である。 本発明の第5の実施の形態によるリングバインダ機構の内部構造を閉固定状態において示す部分的な概略断面図である。 本発明の第5の実施の形態によるリングバインダ機構を開状態において示す上側からの斜視図である。 本発明の第5の実施の形態によるリングバインダ機構の内部構造を開状態において示す部分的な概略断面図である。 本発明の第5の実施の形態によるリングバインダ機構を開状態において示す、別の上側からの斜視図であって、制御手段はハウジングの他方の端まで回された形で示されている。 本発明の第6の実施の形態によるリングバインダ機構を閉固定状態において示す上側からの斜視図である。 本発明の第6の実施の形態によるリングバインダ機構の分解斜視図である。 本発明の第6の実施の形態によるリングバインダ機構を開状態において示す上側からの斜視図である。 本発明の第6の実施の形態によるリングバインダ機構の内部構造を開状態において示す部分的な概略断面図である。 本発明の第7の実施の形態によるリングバインダ機構を閉固定状態において示す上側からの斜視図である。 本発明の第7の実施の形態によるリングバインダ機構の内部構造を閉固定状態において示す部分的な概略断面図である。 本発明の第7の実施の形態によるリングバインダ機構の分解斜視図である。 本発明の第7の実施の形態によるリングバインダ機構を開状態において示す、別の上側からの斜視図であって、制御手段はハウジングの他方の端まで回された形で示されている。 本発明の第8の実施の形態によるリングバインダ機構を閉固定状態において示す底側からの斜視図である。 図54の断面線55−55に沿った断面図である。 本発明の第8の実施の形態によるリングバインダ機構の分解斜視図である。 本発明の第8の実施の形態によるリングバインダ機構を開状態において示す、別の上側からの斜視図であって、制御手段はハウジングの他方の端まで回された形で示されている。 本発明の第9の実施の形態によるリングバインダ機構を示す正面図である。 本発明の第9の実施の形態によるリングバインダ機構を示す左側面図である。 本発明の第9の実施の形態によるリングバインダ機構を示す上面図である。 本発明の第9の実施の形態によるリングバインダ機構を示す底面図である。 本発明の第9の実施の形態によるリングバインダ機構の分解斜視図である。 本発明の第9の実施の形態によるリングバインダ機構を開状態において示す、別の上側からの斜視図であって、制御手段はハウジングの他方の端まで回された形で示されている。
符号の説明
100 リングバインダ機構
101 ハウジング
103 リング
105 ヒンジプレート
107 制御手段

Claims (69)

  1. ルーズリーフ用紙を保持するためのリングバインダ機構であって、
    上部と前記上部とほぼ対向した開口底部とを備えたハウジングと、
    ハウジングに対してピボット運動できる形で前記ハウジングに支持された2つのヒンジプレートと、
    ルーズリーフ用紙を保持するための複数のリングであって、リングはそれぞれリング部材を2つ有し、2つのリング部材のうち少なくとも一方は、対応するヒンジプレートに設置され、前記対応するヒンジプレートのピボット運動に伴いもう一方のリング部材に対して閉状態と開状態との間を移動することができ、2つのリング部材は、閉状態では、リングにより保持されたルーズリーフ用紙が1つのリング部材からもう1つのリング部材へリングに沿って移動できるようほぼ途切れのない閉じたループを形成しており、開状態では、リングからルーズリーフ用紙の出し入れできるよう途切れのある開いたループを形成している、という複数のリングと、
    回転可能な形で設置された制御手段であって、回転してヒンジプレートのピボット運動を生じさせ、当該運動がリング部材を閉状態に動かす、という制御手段と、を有し、
    リング部材はそれぞれ、ルーズリーフ用紙を保持するためのリング部分とヒンジプレートまたはハウジングに設置するためのリング部分とを有し、ハウジングの長手方向の端に近接する形で設置された2つのリングのうち少なくとも一方の2つのリング部材のうちヒンジプレートまたはハウジングに設置するためのリング部分が、2つのリング部材のうちルーズリーフ用紙を保持するためのリング部分が位置する平面に対して成す内角は、それぞれ90度以下であること、
    を特徴とするリングバインダ機構。
  2. ヒンジプレートまたはハウジングに設置するためのリング部分は真っ直ぐで、ルーズリーフ用紙を保持するためのリング部分が位置する平面に対して90度未満の内角を成していること、
    を特徴とする請求項1に記載のリングバインダ機構。
  3. ヒンジプレートまたはハウジングに設置するためのリング部分はL字形で、ルーズリーフ用紙を保持するためのリング部分が位置する平面に対して90度の内角を成していること、
    を特徴とする請求項1に記載のリングバインダ機構。
  4. 各リングの2つのリング部材は対応する形で2つのヒンジプレートに設置されていること、
    を特徴とする請求項1に記載のリングバインダ機構。
  5. ハウジングの長手方向の端に近接する形で設置された2つのリングの2つのリング部材のヒンジプレートまたはハウジングに設置するためのリング部分が、2つのリング部材のルーズリーフ用紙を保持するためのリング部分が位置する平面に対して成す内角はそれぞれ90度以下であること、
    を特徴とする請求項1に記載のリングバインダ機構。
  6. 2つのヒンジプレートは、それらの外面の間の角度は180度以下である、という形で配置されていること、
    を特徴とする請求項1に記載のリングバインダ機構。
  7. 制御手段は、制御手段が2つのヒンジプレートの内面に作用する形で配置されていること、
    を特徴とする請求項6に記載のリングバインダ機構。
  8. 2つのヒンジプレートは、それらの外面の間の角度がリングバインダ機構が閉じている際に180度以上になるという形で配置されていること、
    を特徴とする請求項1に記載のリングバインダ機構。
  9. 制御手段は、制御手段が2つのヒンジプレートの外面に作用する形で配置されていること、
    を特徴とする請求項8に記載のリングバインダ機構。
  10. ヒンジプレートをピボット運動させてリング部材を開けるためのスプリングをさらに有すること、
    を特徴とする請求項1に記載のリングバインダ機構。
  11. スプリングは、上向きに突き出した弓形の形状を有し、スプリングの中央で弓状に上向きに突き出した主要部分が相互接続されたヒンジプレートの外面に受け止められている、という形でヒンジプレートにはめ込まれていること、
    を特徴とする請求項10に記載のリングバインダ機構。
  12. リング部材の自由端の形状およびサイズは、リングバインダ機構が開いている間、制御手段がハウジングの一方の端からもう一方の端まで回転するのを可能にする形で選択されていること、
    を特徴とする請求項1に記載のリングバインダ機構。
  13. リング部材の自由端の形状およびサイズは、リングバインダ機構が開いている間、制御手段がハウジングの一方の端からもう一方の端まで回転するのを妨げる形で選択されていること、
    を特徴とする請求項1に記載のリングバインダ機構。
  14. 2つのヒンジプレートの幅は異なっていること、
    を特徴とする請求項1に記載のリングバインダ機構。
  15. 各リングのリング部材2つが異なるか、または非対称であり、幅の狭いヒンジプレートには長いリング部材が設置されている一方、幅の広いヒンジプレートには短いリング部材が設置されていること、
    を特徴とする請求項14に記載のリングバインダ機構。
  16. 制御手段は、制御レバーとヒンジプレートに作用するカム部分とを有すること、
    を特徴とする請求項1に記載のリングバインダ機構。
  17. カム部分とヒンジプレートとの間の摩擦を小さくするため、プラスチックのパッドブロックをさらに有すること、
    を特徴とする請求項16に記載のリングバインダ機構。
  18. 制御手段の制御レバーとカム部分とは、射出成形によりプラスチックで形成されていること、
    を特徴とする請求項16に記載のリングバインダ機構。
  19. ハウジングの一方の長手方向のエッジ部分は下向きに曲げられて折り目になったリムを形成しており、もう一方の長手方向のエッジ部分には、ヒンジプレートを支持するため、長手方向に沿って、複数の突起部分がハウジングの内部の方へ突き出した形で設けられていること、
    を特徴とする請求項1に記載のリングバインダ機構。
  20. ハウジングには、リングバインダ機構をカバーに設置するための平らな延長部分が設けられていること、
    を特徴とする請求項19に記載のリングバインダ機構。
  21. ハウジングのもう一方の長手方向のエッジ部分と2つの長手方向の端にはそれぞれ、平らな延長部分が形成されており、これら延長部分は同じ平面上で延びていること、
    を特徴とする請求項20に記載のリングバインダ機構。
  22. ヒンジプレートを支持するため、ハウジングの2つの長手方向のエッジ部分は下向きに曲げられ、折り目になったリムを形成していること、
    を特徴とする請求項1に記載のリングバインダ機構。
  23. ハウジングには、複数の補強リブがハウジングを横切る形で形成されていること、
    を特徴とする請求項1に記載のリングバインダ機構。
  24. ルーズリーフ用紙を保持するためのリングバインダ機構であって、
    上部と前記上部とほぼ対向した開口底部とを備えたハウジングと、
    ハウジングに対してピボット運動できる形で前記ハウジングに支持された2つのヒンジプレートと、
    ルーズリーフ用紙を保持するための複数のリングであって、リングはそれぞれリング部材を2つ有し、2つのリング部材のうち少なくとも一方は、対応するヒンジプレートに設置され、前記対応するヒンジプレートのピボット運動に伴いもう一方のリング部材に対して閉状態と開状態との間を移動することができ、2つのリング部材は、閉状態では、リングにより保持されたルーズリーフ用紙が1つのリング部材からもう1つのリング部材へリングに沿って移動できるようほぼ途切れのない閉じたループを形成しており、開状態では、リングからルーズリーフ用紙の出し入れできるよう途切れのある開いたループを形成している、という複数のリングと、
    回転可能な形で設置された制御手段であって、回転してヒンジプレートのピボット運動を生じさせ、当該運動がリング部材を閉状態に動かす、という制御手段と、を有し、
    2つのヒンジプレートの幅は異なっていること、
    を特徴とするリングバインダ機構。
  25. 各リングのリング部材2つが異なるか、または非対称であり、幅の狭いヒンジプレートには長いリング部材が設置されている一方、幅の広いヒンジプレートには短いリング部材が設置されていること、
    を特徴とする請求項24に記載のリングバインダ機構。
  26. リング部材はそれぞれ、ルーズリーフ用紙を保持するためのリング部分とヒンジプレートまたはハウジングに設置するためのリング部分とを有し、ハウジングの長手方向の端に近接する形で設置された2つのリングのうち少なくとも一方の2つのリング部材のうちヒンジプレートまたはハウジングに設置するためのリング部分は真っ直ぐで、2つのリング部材のうちルーズリーフ用紙を保持するためのリング部分が位置する平面に対してそれぞれ、90度未満の内角を成していること、
    を特徴とする請求項24に記載のリングバインダ機構。
  27. リング部材はそれぞれ、ルーズリーフ用紙を保持するためのリング部分とヒンジプレートまたはハウジングに設置するためのリング部分とを有し、ハウジングの長手方向の端に近接する形で設置された2つのリングのうち少なくとも一方の2つのリング部材のうちヒンジプレートまたはハウジングに設置するためのリング部分はL字形で、2つのリング部材のうちルーズリーフ用紙を保持するためのリング部分が位置する平面に対してそれぞれ、90度の内角を成していること、
    を特徴とする請求項24に記載のリングバインダ機構。
  28. 各リングの2つのリング部材は対応する形で2つのヒンジプレートに設置されていること、
    を特徴とする請求項26または27に記載のリングバインダ機構。
  29. ハウジングの長手方向の端に近接する形で設置された2つのリングの2つのリング部材のヒンジプレートまたはハウジングに設置するためのリング部分が、2つのリング部材のルーズリーフ用紙を保持するためのリング部分が位置する平面に対して成す内角はそれぞれ90度以下であること、
    を特徴とする請求項26または27に記載のリングバインダ機構。
  30. 2つのヒンジプレートは、それらの外面の間の角度は180度以下である、という形で配置されていること、
    を特徴とする請求項24に記載のリングバインダ機構。
  31. 制御手段は、制御手段が2つのヒンジプレートの内面に作用する形で配置されていること、
    を特徴とする請求項30に記載のリングバインダ機構。
  32. 2つのヒンジプレートは、それらの外面の間の角度がリングバインダ機構が閉じている際に180度以上になるという形で配置されていること、
    を特徴とする請求項24に記載のリングバインダ機構。
  33. 制御手段は、制御手段が2つのヒンジプレートの外面に作用する形で配置されていること、
    を特徴とする請求項32に記載のリングバインダ機構。
  34. ヒンジプレートをピボット運動させてリング部材を開けるためのスプリングをさらに有すること、
    を特徴とする請求項24に記載のリングバインダ機構。
  35. スプリングは、上向きに突き出した弓形の形状を有し、スプリングの中央で弓状に上向きに突き出した主要部分が相互接続されたヒンジプレートの外面に受け止められている、という形でヒンジプレートにはめ込まれていること、
    を特徴とする請求項34に記載のリングバインダ機構。
  36. リング部材の自由端の形状およびサイズは、リングバインダ機構が開いている間、制御手段がハウジングの一方の端からもう一方の端まで回転するのを可能にする形で選択されていること、
    を特徴とする請求項24に記載のリングバインダ機構。
  37. リング部材の自由端の形状およびサイズは、リングバインダ機構が開いている間、制御手段がハウジングの一方の端からもう一方の端まで回転するのを妨げる形で選択されていること、
    を特徴とする請求項24に記載のリングバインダ機構。
  38. 制御手段は、制御レバーとヒンジプレートに作用するカム部分とを有すること、
    を特徴とする請求項24に記載のリングバインダ機構。
  39. カム部分とヒンジプレートとの間の摩擦を小さくするため、プラスチックのパッドブロックをさらに有すること、
    を特徴とする請求項38に記載のリングバインダ機構。
  40. 制御手段の制御レバーとカム部分とは、射出成形によりプラスチックで形成されていること、
    を特徴とする請求項38に記載のリングバインダ機構。
  41. ハウジングの一方の長手方向のエッジ部分は下向きに曲げられて折り目になったリムを形成しており、もう一方の長手方向のエッジ部分には、ヒンジプレートを支持するため、長手方向に沿って、複数の突起部分がハウジングの内部の方へ突き出した形で設けられていること、
    を特徴とする請求項24に記載のリングバインダ機構。
  42. ハウジングには、リングバインダ機構をカバーに設置するための平らな延長部分が設けられていること、
    を特徴とする請求項41に記載のリングバインダ機構。
  43. ハウジングのもう一方の長手方向のエッジ部分と2つの長手方向の端にはそれぞれ、平らな延長部分が形成されており、これら延長部分は同じ平面上で延びていること、
    を特徴とする請求項42に記載のリングバインダ機構。
  44. ヒンジプレートを支持するため、ハウジングの2つの長手方向のエッジ部分は下向きに曲げられ、折り目になったリムを形成していること、
    を特徴とする請求項24に記載のリングバインダ機構。
  45. ハウジングには、複数の補強リブがハウジングを横切る形で形成されていること、
    を特徴とする請求項24に記載のリングバインダ機構。
  46. リング部材はそれぞれ、ルーズリーフ用紙を保持するためのリング部分とヒンジプレートまたはハウジングに設置するためのリング部分とを有し、ヒンジプレートまたはハウジングに設置するためのリング部分とルーズリーフ用紙を保持するためのリング部分とは同じ平面上に位置していること、
    を特徴とする請求項24に記載のリングバインダ機構。
  47. ルーズリーフ用紙を保持するためのリングバインダ機構であって、
    上部と前記上部とほぼ対向した開口底部とを備えたハウジングと、
    ハウジングに対してピボット運動できる形で前記ハウジングに支持された2つのヒンジプレートと、
    ルーズリーフ用紙を保持するための複数のリングであって、リングはそれぞれリング部材を2つ有し、2つのリング部材のうち少なくとも一方は、対応するヒンジプレートに設置され、前記対応するヒンジプレートのピボット運動に伴いもう一方のリング部材に対して閉状態と開状態との間を移動することができ、2つのリング部材は、閉状態では、リングにより保持されたルーズリーフ用紙が1つのリング部材からもう1つのリング部材へリングに沿って移動できるようほぼ途切れのない閉じたループを形成しており、開状態では、リングからルーズリーフ用紙の出し入れできるよう途切れのある開いたループを形成している、という複数のリングと、を有し、
    ハウジングには、リングバインダ機構をカバーに設置するための平らな延長部分が設けられていること、
    を特徴とするリングバインダ機構。
  48. ハウジングの2つの長手方向の端にはそれぞれ、平らな延長部分が形成されており、これら延長部分は同じ平面上で延びていること、
    を特徴とする請求項47に記載のリングバインダ機構。
  49. ハウジングの一方の長手方向のエッジ部分は下向きに曲げられ、折り目になったリムを形成していること、
    を特徴とする請求項47または48に記載のリングバインダ機構。
  50. 一方の長手方向のエッジ部分には、ヒンジプレートを支持するため、長手方向に沿って、複数の突起部分がハウジングの内部の方へ突き出した形で設けられていること、
    を特徴とする請求項47または48に記載のリングバインダ機構。
  51. 平らな延長部分には固定手段を貫通させるための穴が形成されていること、
    を特徴とする請求項47または48に記載のリングバインダ機構。
  52. 回転してヒンジプレートのピボット運動を生じさせ、当該運動がリング部材を閉状態に動かす、という回転可能な形で設置された制御手段をさらに有すること、
    を特徴とする請求項47または48に記載のリングバインダ機構。
  53. 2つのヒンジプレートの幅は異なっていること、
    を特徴とする請求項47または48に記載のリングバインダ機構。
  54. 各リングのリング部材2つが異なるか、または非対称であり、幅の狭いヒンジプレートには長いリング部材が設置されている一方、幅の広いヒンジプレートには短いリング部材が設置されていること、
    を特徴とする請求項53に記載のリングバインダ機構。
  55. リング部材はそれぞれ、ルーズリーフ用紙を保持するためのリング部分とヒンジプレートまたはハウジングに設置するためのリング部分とを有し、ハウジングの長手方向の端に近接する形で設置された2つのリングのうち少なくとも一方の2つのリング部材のうちヒンジプレートまたはハウジングに設置するためのリング部分は真っ直ぐで、2つのリング部材のうちルーズリーフ用紙を保持するためのリング部分が位置する平面に対してそれぞれ、90度未満の内角を成していること、
    を特徴とする請求項47に記載のリングバインダ機構。
  56. リング部材はそれぞれ、ルーズリーフ用紙を保持するためのリング部分とヒンジプレートまたはハウジングに設置するためのリング部分とを有し、ハウジングの長手方向の端に近接する形で設置された2つのリングのうち少なくとも一方の2つのリング部材のうちヒンジプレートまたはハウジングに設置するためのリング部分はL字形で、2つのリング部材のうちルーズリーフ用紙を保持するためのリング部分が位置する平面に対してそれぞれ、90度の内角を成していること、
    を特徴とする請求項47に記載のリングバインダ機構。
  57. 各リングの2つのリング部材は対応する形で2つのヒンジプレートに設置されていること、
    を特徴とする請求項55または56に記載のリングバインダ機構。
  58. ハウジングの長手方向の端に近接する形で設置された2つのリングの2つのリング部材のヒンジプレートまたはハウジングに設置するためのリング部分が、2つのリング部材のルーズリーフ用紙を保持するためのリング部分が位置する平面に対して成す内角はそれぞれ90度以下であること、
    を特徴とする請求項55または56に記載のリングバインダ機構。
  59. 2つのヒンジプレートは、それらの外面の間の角度は180度以下である、という形で配置されていること、
    を特徴とする請求項47または48に記載のリングバインダ機構。
  60. 制御手段は、制御手段が2つのヒンジプレートの内面に作用する形で配置されていること、
    を特徴とする請求項59に記載のリングバインダ機構。
  61. 2つのヒンジプレートは、それらの外面の間の角度がリングバインダ機構が閉じている際に180度以上になるという形で配置されていること、
    を特徴とする請求項47または48に記載のリングバインダ機構。
  62. 制御手段は、制御手段が2つのヒンジプレートの外面に作用する形で配置されていること、
    を特徴とする請求項61に記載のリングバインダ機構。
  63. ヒンジプレートをピボット運動させてリング部材を開けるためのスプリングをさらに有すること、
    を特徴とする請求項47または48に記載のリングバインダ機構。
  64. スプリングは、上向きに突き出した弓形の形状を有し、スプリングの中央で弓状に上向きに突き出した主要部分が相互接続されたヒンジプレートの外面に受け止められている、という形でヒンジプレートにはめ込まれていること、
    を特徴とする請求項63に記載のリングバインダ機構。
  65. リング部材の自由端の形状およびサイズは、リングバインダ機構が開いている間、制御手段がハウジングの一方の端からもう一方の端まで回転するのを可能にする形で選択されていること、
    を特徴とする請求項52に記載のリングバインダ機構。
  66. リング部材の自由端の形状およびサイズは、リングバインダ機構が開いている間、制御手段がハウジングの一方の端からもう一方の端まで回転するのを妨げる形で選択されていること、
    を特徴とする請求項52に記載のリングバインダ機構。
  67. 制御手段は、制御レバーとヒンジプレートに作用するカム部分とを有すること、
    を特徴とする請求項52に記載のリングバインダ機構。
  68. カム部分とヒンジプレートとの間の摩擦を小さくするため、プラスチックのパッドブロックをさらに有すること、
    を特徴とする請求項67に記載のリングバインダ機構。
  69. 制御手段の制御レバーとカム部分とは、射出成形によりプラスチックで形成されていること、
    を特徴とする請求項67に記載のリングバインダ機構。
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