JP2007243788A - ヘッドマウントディスプレイ - Google Patents
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Abstract
【課題】表示部の、映像を表示するために使用される光学部材が汚れにくいヘッドマウントディスプレイを提供する。
【解決手段】表示部6の筐体中には映像表示光学系7が設けられ、表示部6の筐体の映像表示光学系7の前面に対応する表面には穴が空いている。そして、この穴を塞ぐことができるシャッタ8が設けられている。シャッタ8が閉じると、表示部6は密閉状態となる。また、ディスプレイアーム取り付け部4の中には、ディスプレイアーム5の回動位置を示すセンサ9が設けられており、このセンサ9の出力は、ディスプレイアーム5の回動位置が、表示部6が眼の近傍にあるような位置である場合にオンとなる。表示部6が頭頂部に位置するような状態では、シャッタ8は閉となっており、頭髪やゴミが映像表示光学系7の表面に接触したり付着したりすることがないようにされている。
【選択図】 図1
【解決手段】表示部6の筐体中には映像表示光学系7が設けられ、表示部6の筐体の映像表示光学系7の前面に対応する表面には穴が空いている。そして、この穴を塞ぐことができるシャッタ8が設けられている。シャッタ8が閉じると、表示部6は密閉状態となる。また、ディスプレイアーム取り付け部4の中には、ディスプレイアーム5の回動位置を示すセンサ9が設けられており、このセンサ9の出力は、ディスプレイアーム5の回動位置が、表示部6が眼の近傍にあるような位置である場合にオンとなる。表示部6が頭頂部に位置するような状態では、シャッタ8は閉となっており、頭髪やゴミが映像表示光学系7の表面に接触したり付着したりすることがないようにされている。
【選択図】 図1
Description
本発明は、ヘッドマウントディスプレイに関するものである。
近年、液晶パネル(LCD)等のディスプレイ上に表示された映像を、接眼レンズやハーフミラー等を有する光学系を介して拡大した虚像として観察する眼鏡タイプの映像表示装置が種々と提案され、ヘッドマウントディスプレイと呼ばれている。このようなヘッドマウントディスプレイの例は、例えばWO2004/061519A1号公報(特許文献1)に記載されている。
この映像表示装置は、多くの場合、頭に巻いた形で顔面に装着する構成とされ、両眼に対応する位置に映像表示系を形成した両眼タイプと左右眼の一方の眼に対応する位置に映像表示系を形成した片眼タイプとがある。
WO2004/061519A1号公報
これらのヘッドマウントディスプレイにおいては、使用を重ねる毎に、眼に映像を表示する表示部の、映像を表示する光学部材の表面が汚れるという問題点がある。特に、ヘッドホーンにディスプレイアームを設け、ディスプレイアームの先端部に表示部を設けて、ディスプレイアームを前後に移動させたり、ヘッドホーンの周りに回動させ、それにより表示部の位置を変える方式のヘッドマウントディスプレイにおいては、表示部を移動する際に、使用者が表示部を手で触り、それにより光学部材の最表面に汚れが付着すると言う問題点がある。
さらには、ヘッドマウントディスプレイの表示部に映像を表示させず、表示部を頭頂部に位置させた状態で、単なるヘッドホーンとして使用することも考えられ、このような場合には、表示部の光学系の最表面に頭髪が接触して汚れが付着するという問題点もある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、表示部の、映像を表示するために使用される光学部材が汚れにくいヘッドマウントディスプレイを提供することを課題とする。
前記課題を達成するための第1の手段は、頭部に装着され、眼に映像を表示する表示部を有するヘッドマウントディスプレイであって、前記表示部の光学系の射出面を覆うことが可能なシャッタを有することを特徴とするヘッドマウントディスプレイである。
本手段においては、表示部の光学系の射出面(前面つまり眼側)を覆うことが可能なシャッタを有しているので、表示部を使用しないときシャッタを閉めておくことにより、表示部の光学部材が汚れることを防止できる。
前記課題を解決するための第2の手段は、前記第1の手段であって、前記表示部が、使用者の眼前に位置しているかどうかを検出する検出器を有し、前記表示部が使用者の眼前に位置している場合にのみ、前記シャッタを開とする機能を有することを特徴とするものである。
シャッタは、手動で開閉するようにしてもよいが、表示部の位置を検出し、表示部が使用者の眼前に位置している場合にのみ、シャッタを開とすることにより、より確実に、表示部の光学部材が汚れることを防止できる。
前記課題を解決するための第3の手段は、前記第1の手段であって、前記表示部に映像を表示しているときのみ、前記シャッタを開とする機能を有することを特徴とするものである。
本手段においては、表示部に映像を表示しているときのみ、シャッタを開とするので、より確実に、表示部の光学部材が汚れることを防止できる。又、前記第2の手段のように、特別のセンサを必要としない。
前記課題を解決するための第4の手段は、頭部に装着され、眼に映像を表示する表示部を有するヘッドマウントディスプレイであって、前記映像を表示するために使用される部材のうち、最表面に位置する部材の表面に、光触媒コーティングが施されていることを特徴とするヘッドマウントディスプレイである。
本手段においては、映像を表示するために使用される部材のうち、最表面に位置する部材の表面に、光触媒コーティングが施されているので、その表面に汚れが付いたとしても、光触媒コーティングにより分解され、汚れが付いたままになることを防止することができる。なお「光触媒コーティング」とは、光が当たることによって有機物を分解する作用を有する触媒のことで、酸化チタンが代表的なものである。
本発明によれば、表示部の、映像を表示するために使用される光学部材が汚れにくいヘッドマウントディスプレイを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態の例を、図を用いて説明する。図1は、本発明の実施の形態の一例である、ヘッドマウントディスプレイを頭部に装着した概要を示す図である。このヘッドマウントディスプレイは、ヘッドバンド1と、2つのヘッドホーン2、3を有しており、2つのヘッドホーン2、3が、ヘッドバンド1で連結されている。ヘッドバンド1は弾性を有し、ヘッドホーン2、3で両耳を挟むことによりヘッドマウントディスプレイを頭部に固定する。すなわち、ヘッドバンド1とヘッドホーン2、3が固定部となっている。
1つのヘッドホーン2には、ディスプレイアーム取り付け部4が、ヘッドホーン2に対して回動可能に取り付けられており、ディスプレイアーム取り付け部4には、ディスプレイアーム5が装着時の前後方向に摺動可能に取り付けられている。ディスプレイアーム5の先端部には表示部6が設けられている。ディスプレイアーム5の先端部は、表示部6の使用時において、顔面と平行になるように湾曲している。
ディスプレイアーム取り付け部4をヘッドホーン2に対して回動させて、表示部6の上下方向の位置合わせをすると共に、ディスプレイアーム5をディスプレイアーム取り付け部4に対して前後方向に摺動させて表示部6と眼の間隔を調整する。表示部6を使用せず、ヘッドマウントディスプレイを単なるヘッドホーンとして使用する場合には、ディスプレイアーム取り付け部4をヘッドホーン2の周りに回動させ、図1に2点鎖線で示すように、表示部6を頭頂部に位置させた状態で使用する。
表示部6の筐体中には映像表示光学系7が設けられ、表示部6の筐体の映像表示光学系7の前面に対応する表面には穴が空いている。そして、この穴を塞ぐことができるシャッタ8が設けられている。シャッタ8が閉じると、表示部6は密閉状態となる。また、ディスプレイアーム取り付け部4の中には、ディスプレイアーム5の回動位置を示すセンサ9が設けられており、このセンサ9の出力は、ディスプレイアーム5の回動位置が、表示部6が眼の近傍にあるような位置である場合にオンとなる。そして、このセンサの出力がオンとなると、シャッタ8が開となり、映像表示光学系7が眼に対面するようになる。一方、表示部6が頭頂部に位置するような状態では、シャッタ8は閉となっており、頭髪やゴミが映像表示光学系7の表面に接触したり付着したりすることがないようにされている。
ところで、シャッタ8の開閉は、表示部6に映像を表示しているとき開となり、そうでないとき閉となるようにしてもよい。又、手動で開閉できるようにしてもよいことは言うまでもない。
このようなシャッタ機構を設けず、又はこのようなシャッタ機構を設けた上で更に、映像表示光学系7の最表面に位置する光学素子(レンズがむき出しになっている場合はレンズ、その前に保護ガラス等が設けられている場合は、保護ガラス等)の表面に、酸化チタン等からなる光触媒をコーティングするようにしてもよい。光触媒は、光を受けると酸化反応等の反応を発生させ、表面に付着した有機物等を分解するので、光学素子の表面に汚れが付着した場合においても、光が当たることにより、自然に汚れが分解され、光学素子の表面が清浄に保たれる。
1…ヘッドバンド、2…ヘッドホーン、3…ヘッドホーン、4…ディスプレイアーム取り付け部、5…ディスプレイアーム、6…表示部、7…映像表示光学系、8…シャッタ、9…センサ
Claims (4)
- 頭部に装着され、眼に映像を表示する表示部を有するヘッドマウントディスプレイであって、前記表示部の光学系の射出面を覆うことが可能なシャッタを有することを特徴とするヘッドマウントディスプレイ。
- 前記表示部が、使用者の眼前に位置しているかどうかを検出する検出器を有し、前記表示部が使用者の眼前に位置している場合にのみ、前記シャッタを開とする機能を有することを特徴とする請求項1に記載のヘッドマウントディスプレイ。
- 前記表示部に映像を表示しているときのみ、前記シャッタを開とする機能を有することを特徴とする請求項1に記載のヘッドマウントディスプレイ。
- 頭部に装着され、眼に映像を表示する表示部を有するヘッドマウントディスプレイであって、前記映像を表示するために使用される光学部材のうち、最表面に位置する光学部材の表面に、光触媒コーティングが施されていることを特徴とするヘッドマウントディスプレイ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006065669A JP2007243788A (ja) | 2006-03-10 | 2006-03-10 | ヘッドマウントディスプレイ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006065669A JP2007243788A (ja) | 2006-03-10 | 2006-03-10 | ヘッドマウントディスプレイ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007243788A true JP2007243788A (ja) | 2007-09-20 |
Family
ID=38588836
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006065669A Pending JP2007243788A (ja) | 2006-03-10 | 2006-03-10 | ヘッドマウントディスプレイ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007243788A (ja) |
-
2006
- 2006-03-10 JP JP2006065669A patent/JP2007243788A/ja active Pending
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