JP2007243771A - 長距離伝送システムによるdcf設置工法 - Google Patents

長距離伝送システムによるdcf設置工法 Download PDF

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Abstract

【課題】光伝送の総伝送距離、および光伝送の伝送周波数に対して最適となる長距離伝送システムによるDCF設置工法を提供することを課題とする。
【解決手段】分散補償を行って放送信号を光伝送する長距離伝送システムによるDCF設置工法であって、前記光伝送の総伝送距離が200kmである場合、該総伝送距離の略半分の距離に相当する補償ファイバ4、5を該総伝送距離の途中位置に分散するように設け、該光伝送の伝送周波数がCATVの使用する帯域で光伝送する。
【選択図】図1

Description

本発明は、放送信号を光伝送する長距離伝送システムによるDCF設置工法に関し、詳しくは、光ファイバ伝送路の分散補償を行って放送信号を光伝送する長距離伝送システムによるDCF設置工法に関する。
従来より、光伝送する距離に応じてDCFを設置することが既に知られている。このDCFとは、Dispersion Compensating Fiberのことであり、伝搬損失の大きな要因となる「光パルスの広がり」と「波形の歪みによる分散」を抑制する分散補償ファイバである。この分散補償ファイバは、光伝送距離に応じて必要とされている。そのため、例えば、光伝送距離が「200km」であれば、「200km用」の分散補償ファイバが必要とされている。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、非特許文献1が知られている。
富田 勲、外5名、[平成18年3月3日 先行技術文献情報開示要件日検索]、インターネット〈URL:http://www.pref.gifu.lg.jp/pref/s11120/shw/report.pdf#search='〉
しかしながら、上述した長距離伝送システムによるDCF設置工法では、光伝送距離に応じて、必要となる分散補償ファイバの量が決定されており、必ずしも最適な量となっていなかった。そのため、最適な量の分散補償ファイバを設置することが求められていた。
本発明は、このような課題を解決しようとするもので、その目的は、光伝送の総伝送距離、および光伝送の伝送周波数に対して最適となる長距離伝送システムによるDCF設置工法を提供することを課題とする。
本発明は、上記の目的を達成するためのものであって、以下のように構成されている。
請求項1に記載の発明は、分散補償を行って放送信号を光伝送する長距離伝送システムによるDCF設置工法であって、前記光伝送の総伝送距離が200kmである場合、該総伝送距離の略半分の距離に相当する補償ファイバを該総伝送距離の途中位置に分散するように設け、該光伝送の伝送周波数がCATVの使用する帯域で光伝送する。
従来であれば、合計で「200km用」のDCFを分散設置することが一般的であった。しかし、このように、例えば、「60km用」のDCFと「30km用」のDCFをそれぞれ途中位置に分散設置すると、すなわち、合計で「90km用」のDCF(「200km」の略半分の距離に相当するDCF)を途中位置に分散設置すると、C/N値、MER(64QAM信号)値、MER(OFDM信号)値、および伝送信号レベル値を従来値より向上させることができる。そのため、最適な長距離伝送システムによるDCF設置工法を提供することができる。
また、請求項2に記載の発明は、分散補償を行って放送信号を光伝送する長距離伝送システムによるDCF設置工法であって、前記光伝送の総伝送距離が100km以内の場合、補償ファイバを不要とする。
従来であれば、総伝送距離に応じたDCFを設置することが一般的であった。しかし、このように、DCFを設置しなくても、C/N値の劣化が見られない。そのため、最適な長距離伝送システムによるDCF設置工法を提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図1〜11を用いて説明する。
図1は、本発明に係る長距離伝送システムによるDCF設置工法の全体を示すシステム構成図である。図2は、光伝送距離が「200km」の場合において、第1補償ファイバ4と第2補償ファイバ5との補償量を任意に組み合わせて変更させたときの、所定の周波数ごとの総DCF補償量に対して第2補償ファイバ5において測定したC/N値である。図3は、図2をグラフ化した図である。
図4は、光伝送距離が「200km」の場合において、第1補償ファイバ4と第2補償ファイバ5との補償量を任意に組み合わせて変更させたときの、所定の周波数ごとの総DCF補償量に対して第2補償ファイバ5において測定したMER(64QAM信号)値である。図5は、図4をグラフ化した図である。
図6は、光伝送距離が「200km」の場合において、第1補償ファイバ4と第2補償ファイバ5との補償量を任意に組み合わせて変更させたときの、所定の周波数ごとの総DCF補償量に対して第2補償ファイバ5において測定したMER(OFDM信号)値である。図7は、図6をグラフ化した図である。
図8は、光伝送距離が「200km」の場合において、第1補償ファイバ4と第2補償ファイバ5との補償量を任意に組み合わせて変更させたときの、所定の周波数ごとの総DCF補償量に対して第2補償ファイバ5において測定した伝送信号レベル値である。図9は、図8をグラフ化した図である。
図10は、光伝送距離が「100km」の場合において、第1補償ファイバ4の補償量を任意に変更させたときの、所定の周波数ごとのDCF補償量に対して第1補償ファイバ4において測定したC/N値である。図11は、図10をグラフ化した図である。
図1を参照して、本発明に係る長距離伝送システムによるDCF設置工法の全体構成を説明する。1は、光送信装置である。2は、光受信装置である。この光送信装置1と光受信装置2とは、光ファイバ伝送路3によって接続されている。この光ファイバ伝送路3の間を割り込む格好で、第1補償ファイバ4が設けられており、この第1補償ファイバ4は、光送信装置1から約「100」kmの距離に設置されている。また、第2補償ファイバ5は、光受信装置2と同一個所に設置されている。なお、これら各補償ファイバ4、5の補償量は、「0km用」〜「100km用」の範囲の中で任意に変更可能となっている。
なお、以下の測定にあたっての条件として、「光増幅器段数」は「5段」である。また、「伝送周波数」は「90MHz〜770MHz(CATVで使用する伝送周波数帯域)」である。「光波長」は「1.55μm」である。また、「伝送番組」は「BS・CSデジタル番組、地上波デジタル番組」であり、特許請求の範囲に記載の「放送信号」に相当する。また、「C/N」とは、「キャリア対ノイズ比、受信電力と雑音電力の比率」のことである。また、「MER」とは、「変調エラー率」のことである。
続いて、図2、3を参照して、総DCF補償量に対して第2補償ファイバ5において測定したC/N値を検証する。この図3からも明らかなように、「770MHz」において、最も顕著に変動が見られ、C/N特性は基本的に周波数特性が無いと考えられるため、この特性は分散特性に影響を受けていると推測できる。
続いて、図4、5を参照して、総DCF補償量に対して第2補償ファイバ5において測定したMER(64QAM信号)値を検証する。この図5からも明らかなように、MER(64QAM信号)値は、上記したC/N値と同様の特性を得ることができる。
続いて、図6、7を参照して、総DCF補償量に対して第2補償ファイバ5において測定したMER(OFDM信号)値を検証する。この図7からも明らかなように、MER(OFDM信号)値は、上記したC/N値と同様の特性を得ることができる。
続いて、図8、9を参照して、総DCF補償量に対して第2補償ファイバ5において測定した伝送信号レベル値を検証する。この図9からも明らかなように、伝送信号レベル値は、上記したC/N値と同様の特性を得ることができる。
続いて、図10、11を参照して、DCF補償量に対して第1補償ファイバ4において測定したC/N値を検証する。この図11からも明らかなように、DCF補償量が「0km」〜「60km」までは、ほぼ特性に変化が見られないが、DCF補償量が「100km」に達すると、C/N値が劣化している。これは、分散補償が過補償となってしまったからと推測できる。
上述した長距離伝送システムによるDCF設置工法では、以下の(1)〜(3)に記す効果を得ることができる。
(1)光伝送距離が「200km」の場合、「100km用」のDCFで最適な効果を得ることができる。ただし、信号劣化に適したDCFを分散設置することが必要であり、例えば、第1補償ファイバ4には「60km用」のDCFを設け、第2補償ファイバ5には「30km用」のDCFを設けて分散設置する。また、逆に、第1補償ファイバ4には「30km用」のDCFを設け、第2補償ファイバ5には「60km用」のDCFを設けて分散設置しても良い。
(2)光伝送距離が「100km」以内の場合、DCFを設置しても効果がない。
(3)高域帯ほどDCFの分散補償の程度(過補償による劣化も含む)が顕著に表れるため、「770MHz」付近で最も改善される傾向にある。
上記(1)〜(3)より、光伝送の総伝送距離、および光伝送の伝送周波数に対して最適となる長距離伝送システムによるDCF設置工法を提供することができる。
上述した内容は、あくまでも本発明の一実施の形態に関するものであって、本発明が上記内容に限定されることを意味するものではない。
図1は、本発明に係る長距離伝送システムによるDCF設置工法の全体を示すシステム構成図である。 図2は、光伝送距離が「200km」の場合において、第1補償ファイバ4と第2補償ファイバ5との補償量を任意に組み合わせて変更させたときの、所定の周波数ごとの総DCF補償量に対して第2補償ファイバ5において測定したC/N値である。 図3は、図2をグラフ化した図である。 図4は、光伝送距離が「200km」の場合において、第1補償ファイバ4と第2補償ファイバ5との補償量を任意に組み合わせて変更させたときの、所定の周波数ごとの総DCF補償量に対して第2補償ファイバ5において測定したMER(64QAM信号)値である。 図5は、図4をグラフ化した図である。 図6は、光伝送距離が「200km」の場合において、第1補償ファイバ4と第2補償ファイバ5との補償量を任意に組み合わせて変更させたときの、所定の周波数ごとの総DCF補償量に対して第2補償ファイバ5において測定したMER(OFDM信号)値である。 図7は、図6をグラフ化した図である。 図8は、光伝送距離が「200km」の場合において、第1補償ファイバ4と第2補償ファイバ5との補償量を任意に組み合わせて変更させたときの、所定の周波数ごとの総DCF補償量に対して第2補償ファイバ5において測定した伝送信号レベル値である。 図9は、図8をグラフ化した図である。 図10は、光伝送距離が「100km」の場合において、第1補償ファイバ4の補償量を任意に変更させたときの、所定の周波数ごとのDCF補償量に対して第1補償ファイバ4において測定したC/N値である。 図11は、図10をグラフ化した図である。
符号の説明
4 第1補償ファイバ
5 第2補償ファイバ


Claims (2)

  1. 分散補償を行って放送信号を光伝送する長距離伝送システムによるDCF設置工法であって、
    前記光伝送の総伝送距離が200kmである場合、該総伝送距離の略半分の距離に相当する補償ファイバを該総伝送距離の途中位置に分散するように設け、該光伝送の伝送周波数がCATVの使用する帯域で光伝送することを特徴とする長距離伝送システムによるDCF設置工法。
  2. 分散補償を行って放送信号を光伝送する長距離伝送システムによるDCF設置工法であって、
    前記光伝送の総伝送距離が100km以内の場合、補償ファイバを不要とすることを特徴とする長距離伝送システムによるDCF設置工法。



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