JP2007243591A - 携帯電話機、骨伝導音声取得装置、および制御プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】使い勝手のよい、骨伝導機能を備える携帯電話機を提供する。
【解決手段】骨伝導マイク1は携帯電話機7の格納部16から取出された状態で、利用者の骨伝導音声振動を入力して音声認識し、その内容に基づいたオペレーション信号を無線通信で携帯電話機7に送信する。携帯電話機7ではそのオペレーション信号にしたがって、通話機能やメール送受信機能などの指示された機能が起動する。
【選択図】図1
【解決手段】骨伝導マイク1は携帯電話機7の格納部16から取出された状態で、利用者の骨伝導音声振動を入力して音声認識し、その内容に基づいたオペレーション信号を無線通信で携帯電話機7に送信する。携帯電話機7ではそのオペレーション信号にしたがって、通話機能やメール送受信機能などの指示された機能が起動する。
【選択図】図1
Description
この発明は携帯電話機、骨伝導音声取得装置、および制御プログラムに関し、特に、骨伝導機能を備える携帯電話機、骨伝導音声取得装置、および制御プログラムに関する。
骨伝導機能を備えた携帯電話機に関する技術として、以下の特許文献1〜3に開示されているような技術がある。
特許文献1は、骨伝導音声信号をピックアップする骨伝導マイクをスピーカから所定距離だけ離して電話機本体に取付けることにより、本体を十分に小型化しても受話部を耳に付けて通話をする際に送信音声を送出可能にする携帯電話機を開示している。この携帯電話機においては、骨伝導マイクが携帯電話機本体に取付けが可能な形状ではあるが、音声認識機能しか備えられていない。
また、特許文献2は、骨伝導音声信号をピックアップする骨伝導マイクと音声を認識する手段とを備えることによって骨伝導マイクによって音声を認識し、操作を音声によって実現することを可能とする電話機を開示している。
また、特許文献3は、骨伝導音声をオペレーション信号として扱い、オペレーション信号に予め関連付けられた処理を行なう制御手段を備えることにより、ボタン入力の手間をかけずに簡単に操作を行なうことを可能とする通話装置を開示している。この通話装置においては、骨伝導感知器の本体装置に対する着脱が不可な構造となっている。
特開平3−26550号公報
特開2000−156729号公報
特開2005−295456号公報
しかしながらこのような従来技術では、骨伝導マイクはマイクとしての機能(あるいは電話発着信機能のみ)を備えるに留まり、その他様々な携帯電話の機能を、骨伝導マイクを通じ音声によって制御することは難しい。このため、携帯電話機は依然として以下のような課題が残されたままである。
(課題1)操作方法が押しボタン式である場合、携帯電話機端末が小型であるためにボタンが小さく押し難く、操作がし難い。
(課題2)操作方法が押しボタン式である場合、端末に搭載することができるボタン数が限られているにも関わらず携帯電話機が多機能化してきているので、ある機能を作動させるのに何回もボタンを押す動作が必要とされ、操作が煩雑かつわかり難い。
(課題3)本体装置にボタン部分のスペースが必要になるため、端末自体の小型化を図ることが難しい。
(課題4)操作方法が押しボタン式である場合、ボタンを押す動作の効率を一定に保つため、端末をボタンの形状に合わせて作らなければならず、端末自体の形状が制限される。
(課題5)操作方法が押しボタン式である場合、操作手段であるボタンが携帯電話機本体に付加されているため、端末自体が手元にないと操作をすることができない。
(課題6)骨伝導マイク自体が備える機能としては、音声を認識する機能、または電話を発着信する機能に限られている。
(課題1)操作方法が押しボタン式である場合、携帯電話機端末が小型であるためにボタンが小さく押し難く、操作がし難い。
(課題2)操作方法が押しボタン式である場合、端末に搭載することができるボタン数が限られているにも関わらず携帯電話機が多機能化してきているので、ある機能を作動させるのに何回もボタンを押す動作が必要とされ、操作が煩雑かつわかり難い。
(課題3)本体装置にボタン部分のスペースが必要になるため、端末自体の小型化を図ることが難しい。
(課題4)操作方法が押しボタン式である場合、ボタンを押す動作の効率を一定に保つため、端末をボタンの形状に合わせて作らなければならず、端末自体の形状が制限される。
(課題5)操作方法が押しボタン式である場合、操作手段であるボタンが携帯電話機本体に付加されているため、端末自体が手元にないと操作をすることができない。
(課題6)骨伝導マイク自体が備える機能としては、音声を認識する機能、または電話を発着信する機能に限られている。
本発明はこれらの問題に鑑みてなされたものであって、使い勝手のよい、骨伝導機能を備える携帯電話機、骨伝導音声取得装置、および制御プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のある局面に従うと、携帯電話機は、骨伝導音声を取得する骨伝導音声取得手段と、骨伝導音声に対して音声認識処理を行なって、音声内容を判断する判断手段と、判断された音声内容に基づいた指示要求を行なう要求手段と、他の装置と通信を行なう第1通信手段と、上記指示要求が当該携帯電話機のどの機能に対する指示要求であるかを判断する機能判断手段と、上記指示要求に基づいて、機能判断手段によって判断された機能を制御するための制御信号をその機能に対して出力する制御信号出力手段とを備える。
さらに、携帯電話機は、骨伝導音声取得手段と判断手段と要求手段とを含む骨伝導音声取得装置を着脱可能に接続する接続手段と、接続手段によって当該携帯電話機に接続されていない骨伝導音声取得装置から、上記指示要求を受信する第2通信手段とを備えることが好ましい。
なお、上記接続手段は、骨伝導音声取得装置を当該携帯電話機に内蔵するように接続することがより好ましい。より具体的には、上記接続手段は、当該携帯電話機に記録媒体を接続する記録媒体接続手段であることが好ましい。
また、具体的には、上記第2通信手段は、短距離無線通信を利用する通信手段である、ことが好ましい。
また、携帯電話機の上記機能は、通話機能、メール送受信機能、およびデータ送受信機能のいずれかであり、上記第1通信手段を利用する機能であることが好ましい。
本発明の他の局面に従うと、骨伝導音声取得装置は、骨伝導音声振動を入力する骨伝導音声入力手段と、骨伝導振動から音声を識別する音声識別手段と、識別された音声の指示する指示内容を判断する音声判断手段と、上記指示内容に基づいた指示要求を出力する指示要求出力手段と、上記指示要求を所定の装置に送信する送信手段とを備える。
本発明のさらに他の局面に従うと、制御プログラムは骨伝導音声取得装置の制御をコンピュータに実行させるプログラムであって、骨伝導音声振動を入力するステップと、骨伝導振動から音声を識別するステップと、その音声の指示する指示内容を判断するステップと、指示内容に基づいた指示要求を出力するステップと、指示要求を所定の装置に送信するステップとを実行させる。
本発明のさらに他の局面に従うと、制御プログラムは携帯電話機の制御をコンピュータに実行させるプログラムであって、骨伝導音声振動によって生成された、携帯電話機に対する指示要求を受取るステップと、指示要求が携帯電話機のどの機能に対する指示要求であるかを判断するステップと、指示要求に基づいて、判断された機能を制御するための制御信号をその機能に対して出力するステップとを実行させる。
さらに制御プログラムは、骨伝導音声振動を入力するステップと、骨伝導振動から音声を識別するステップと、その音声の指示する指示内容を判断するステップと、指示内容に基づいた指示要求を出力するステップとを実行させることが好ましい。
本発明にかかる携帯電話機においては、骨伝導マイク内蔵の骨伝導音声入力手段および音声認識手段を利用し、音声による制御を可能にする。そのため、煩雑な携帯電話機の操作を簡略化することができる。携帯電話機の操作が簡略化されることにより、着信通知メロディ(着メロ)、壁紙、およびゲームなど携帯電話機で利用可能なコンテンツサービスを利用するユーザや、そのような機能を利用することのできる高機能携帯電話機を利用するユーザが増加させることができる。
また、本発明にかかる携帯電話機においては、音声による制御を可能にするため、携帯電話機本体のボタン等の操作手段を減らすことができ、本体の小型化や形状の多様化を図ることができる。
また、本発明にかかる骨伝導マイクを用いることで、携帯電話機を含む周辺機器との短距離無線通信を行なってこれらの装置に対して遠隔操作を行なうことができる。
以下に、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。
本実施の形態にかかる携帯電話機7は、ハンドセットに替えて、携帯電話機7と無線または有線で接続された骨伝導音声取得装置である骨伝導マイクロフォン(以下、骨伝導マイクを略す)1を用いて通話を実現する。携帯電話機7と骨伝導マイク1との間の無線通信としては短距離無線通信が採用され、具体的にはBluetooth(登録商標)や無線LAN(Local Area Network)やHomeRF(Home Radio Frequency)や赤外線通信であるIrDA(Infrared Data Association)などを利用した短距離無線通信が挙げられる。
図1は、本実施の形態にかかる携帯電話機7および骨伝導マイク1の構成の具体例を示す斜視図である。
図1を参照して、本実施の形態にかかる携帯電話機7は、ケース(筐体)17に全体が収納される。ケース17のある面には無線回線の接続状態などを表示するためのLCD(Liquid Crystal Display)14と、機能選択用ボタン群15とが設けられている。上記LCD14と機能選択用ボタン群15とは必ずしも同一の面に配備される必要はないが、ケース17が図1に示されるような矩形形状である場合には同一の面に、携帯電話機7がクラムシェルタイプの場合には操作可能な状態(たとえば開状態)としたときに同一の面に備えられることが好ましい。上記LCD14と機能選択用ボタン群15とが備えられる面を、便宜上、携帯電話機7の正面とする。
骨伝導マイク1は携帯電話機7に着脱可能な記録媒体と同様の大きさ・形状であって、より好ましくはSD(Secure Digital)カードまたはminiSDカード(登録商標)と同様の大きさ・形状である。すなわち、より好ましいサイズは、縦32mm×横24mm×厚さ2.1mm、または縦21.5mm×横20mm×厚さ1.4mmである。言うまでもなく骨伝導マイク1の大きさ・形状は上記大きさ・形状に限定されず、たとえば、メモリスティック(登録商標)やフラッシュカード(登録商標)などと同様の大きさ・形状であってもよい。
ケース17の側面には矩形形状に開口された格納部16が配される。格納部16は骨伝導マイク1を収納する凹型ポケット構造であり、好ましくは記録媒体を携帯電話機7に挿入するスロットと兼用される。より好ましくは、格納部16はSDカードまたはminiSDカード(登録商標)を挿入して携帯電話機7に接続するためのスロットと兼用される。
図2は骨伝導マイク1の機能構成の具体例を示すブロック図であり、図3は携帯電話機7の機能構成の具体例を示すブロック図である。
図2を参照して、骨伝導マイク1は、骨伝導音声入力部20、音声認識部3、制御部4、無線通信を行なうための無線部5、および無線通信用のアンテナ2を含んで構成される。アンテナ2は、図2においては模式的に骨伝導マイク1外部に突き出た形状で示されているが、アンテナ2は骨伝導マイク1に内蔵されているものであることが好ましい。
骨伝導音声入力部20は、骨伝導マイク1が頭蓋骨のいずれか一部に押し当てられることで、声帯で発生し咽喉や頭蓋骨を伝わり耳甲介腔部の底面に達した音声振動を検出して、音声認識部3に入力する。骨伝導マイク1での音声振動の検出方法は本発明において限定されず、従来の骨伝導マイクにおいてすでに採用されているあらゆる方法が採用され得る。また、骨伝導マイク1で音声振動を検出するための構成についても、従来の骨伝導マイクにおいてすでに採用されているあらゆる構成が採用され得る。
制御部4は内部に記憶されるプログラムを実行して、各部に制御信号を出力する。音声認識部3は、制御部4からの制御信号に従って、骨伝導音声入力部20から入力された音声振動を用いて音声認識処理を実行する。すなわち、音声認識部3は振動信号から音声信号を認識し、音声信号を電気信号へ変換して制御部4に入力する。
無線部5は、制御部4から電気信号を受取って無線信号に変換し、アンテナ2を介してその無線信号を所定の宛先に送信する。また、アンテナ2を介して他の装置から送信された無線信号を受信して電気信号に変換し、その電気信号を制御部4へ入力する。
制御部4に入力された電気信号は、その信号に応じた処理が施され、信号に応じて無線部5へ入力される。
さらに、上記制御部4には、記憶部31、音声判断部33、および指示要求出力部35が含まれる。
音声判断部33は、音声認識部3から入力された音声信号が所定の操作を指示するオペレーション(指示)信号であるか否かを判断し、指示内容を判別する。また、上記操作を要求する装置を特定し、その操作を行なわせるための信号である指示要求を送信する送信先を決定する。記憶部31には上記判断方法によっては音声信号のデータベース等のデータや送信先が記憶されており、音声判断部33は上記判断・判別において必要に応じて記憶部31にアクセスして記憶されているデータを参照してもよい。なお、記憶部31に記憶されている送信先は、所定の操作を行なうことで変更可能であってもよい。そして、音声判断部33は判別結果を指示要求出力部35に入力する。
指示要求出力部35は、音声判断部33から入力された判別結果に応じて、決定された送信先である携帯電話機7に対して適切な指示要求を出力するための処理を行なって、指示要求を無線部5に入力する。無線部5に入力された指示要求は無線信号に変換されて決定された送信先である携帯電話機7に対して送信される。
さらに、骨伝導マイク1は本体に電力を供給する手段として、携帯電話機7から電力を取得する手段(不図示)を備えることが好ましい。より好ましくは、骨伝導マイク1は、SDカードまたはminiSDカード(登録商標)用のスロットと兼用される格納部16に格納された際に、SDカードまたはminiSDカード(登録商標)の短辺の一方に並んだ9本または11本のピン端子と接続して電気信号を送受信する格納部16の機能を用いて携帯電話機7から供給される電力を取得する。
図3を参照して、携帯電話機7は、上述のLCD14および機能選択用ボタン群15に加えて、骨伝導マイク1と無線通信を行なうための無線部8およびアンテナ6と、制御部9と、基地局を介して他の携帯電話機と通話やメール送受信を行なうための送受信部46およびアンテナ47と、スピーカ48と、マイク49と、数字や文字を入力するためのキー44とをさらに含んで構成される。なお、無線通信を行なうためのアンテナ6は、図3においては模式的に携帯電話機7外部に突き出た形状で示されているが、アンテナ6は携帯電話機7に内蔵されているものであることが好ましい。
さらに、上記制御部9には、信号受信部41、機能判断部43、制御信号出力部45、通話制御部40、およびメール制御部42が含まれる。
本実施の形態において上記LCD14はたとえばタッチパネルなどであって、表示機能に加えて操作入力機能を備えるものとする。LCD14および機能選択用ボタン群15はユーザからの指示操作を受付けて、オペレーション(指示)信号を電気信号として制御部9に入力する。
無線部8は、制御部9から電気信号を受取って無線信号に変換し、アンテナ6を介してその無線信号を所定の骨伝導マイク1に対して送信する。また、アンテナ6を介して、骨伝導マイク1のアンテナ2から発信された無線信号を受信し、無線信号を電気信号へと変換して制御部9へ入力する。
制御部9は、無線部8から入力された電気信号や、キー44から入力された操作信号などに応じて内部に記憶されるプログラムを実行し、各部に制御信号を出力する。LCD14は、制御部9からの制御信号に従って、入力された電気信号に基づいた表示を行なう。また、スピーカ48は、制御部9からの制御信号に従って、入力された電気信号に基づいた音声出力を行なう。
信号受信部41は、無線部8より電気信号に変換された骨伝導マイク1から入力された無線信号、LCD14および/または機能選択用ボタン群15から電気信号を受信する。機能判断部43は受取った電気信号が上記オペレーション信号であるか否か、さらに当該携帯電話機7の備える機能のうちどの機能に対する指示であるかを判断し、指示内容を判別する。そして、機能判断部43は判別結果を制御信号出力部45に入力する。
制御信号出力部45は、機能判断部43から入力された判別結果に応じて所定の機能に対して適切な制御信号を出力するための処理を行なって、制御信号を対応する機能に対して出力する。なお、ここでの機能は本発明において限定されず、一般的な携帯電話機に備えられる機能が該当する。より具体的に、本実施の形態においては、通話を実現するための通話制御部40、およびメール送受信を実現するためのメール制御部42を備えるものとする。その他の機能としては、データ送受信機能やアラーム設定機能などが挙げられる。通話制御部40、およびメール制御部42は制御信号にしたがって通話処理およびメール送受信処理を実行し、必要な制御信号をスピーカ48やLCD14などに入力する。
図4は、本実施の形態にかかる骨伝導マイク1における処理を示すフローチャートであり、図5は携帯電話機7における処理を示すフローチャートである。図4および図5のフローチャートに示される処理は、各々、骨伝導マイク1の制御部4および携帯電話機7の制御部9が記憶されているプログラムを読出して実行し、図2および図3に示される各部を制御することによって実現される。
骨伝導マイク1においては、図4を参照して、始めに、骨伝導音声入力部20において音声振動が入力されると(ステップS101でYES)、音声認識部3において音声振動からノイズ(音声信号)が検出される(ステップS102)。ステップS102でのノイズの検出方法は、上述のように従来の技術と同様の方法であってよい。
ステップS102において音声振動からノイズが検出された場合(ステップS103でYES)、音声判断部33において、そのノイズがオペレーション信号であるか否か、さらにその指示内容が判断される(ステップS104)。ステップS104での判断方法も、上述のように従来の技術と同様の方法であってよい。
ステップS104において音声信号がオペレーション信号であると判断された場合(ステップS105でYES)、指示要求出力部35において記憶部31に記憶されている送信先である携帯電話機7に対してそのオペレーション信号で指示された指示要求が出力される(ステップS106)。
以上で骨伝導マイク1における処理が終了する。
携帯電話機7においては、図5を参照して、始めに、信号受信部41において骨伝導マイク1からの指示要求が取得されると(ステップS301でYES)、機能判断部43において取得された電気信号がオペレーション信号であるか否か、さらにその指示内容が判断される(ステップS302)。
携帯電話機7においては、図5を参照して、始めに、信号受信部41において骨伝導マイク1からの指示要求が取得されると(ステップS301でYES)、機能判断部43において取得された電気信号がオペレーション信号であるか否か、さらにその指示内容が判断される(ステップS302)。
ステップS302において、取得された電気信号がオペレーション信号であると判断された場合(ステップS303でYES)、制御信号出力部45においてそのオペレーション信号で指示された機能に対して指示された制御信号が出力される(ステップS304)。該当する機能においては、上記制御信号にしたがって、指示された処理が実行される(ステップS305)。ステップS305で実行される処理は、一般的な携帯電話機に備えられる機能における処理であって、その詳細は本発明において限定されない。ステップS305で実行される処理は、具体的には、以下に説明するようなダイアルアップ処理やメール送受信処理などである。
以上で携帯電話機7における処理が終了する。
本実施の形態にかかる携帯電話機7および骨伝導マイク1において上記処理が実行されることによって、利用者は携帯電話本体7または骨伝導マイク1の操作を行ないたい場合は、骨伝導マイク1へ適したノイズを入力すればよい。
本実施の形態にかかる携帯電話機7および骨伝導マイク1において上記処理が実行されることによって、利用者は携帯電話本体7または骨伝導マイク1の操作を行ないたい場合は、骨伝導マイク1へ適したノイズを入力すればよい。
たとえば、この骨伝導マイク1を用いて携帯電話機7からダイアルする操作を行なう場合、利用者は骨伝導マイク1に「発信」または「ダイアルアップ」などのノイズを入力する。上記ステップS101で音声振動が入力されると、ステップS102で音声認識部3において音声振動から「発信」または「ダイアルアップ」などのノイズが検出され、電気信号へと変換されて制御部4に入力される。上記ステップS104〜S106で制御部4において、この電気信号が「ダイアルアップの機能を作動させる」というオペレーション信号であると判断され、携帯電話機7のダイアルアップ機能を作動させるための指示要求が携帯電話機7に対して出力される。
携帯電話機7においては、この指示要求に応じて上記処理が行なわれて、通話制御部40が制御信号にしたがって、要求されたダイアルアップ機能を作動させる。ダイアルアップ機能が作動すると上記ステップS305においてはLCD14にその旨を示す画面表示がなされて、マイク49で音声入力を受付け、音声認識部(不図示)において音声認識されて番号が取得される。または、機能選択用ボタン群15やタッチパネル等の入力機能を備えたLCD14やキー44から番号入力操作を受付けて、番号が取得される。なお、これらの携帯電話機7に対する操作はすべて(または少なくとも一部)、骨伝導マイク1を用いた音声入力で行なわれてもよい。
引続いて、利用者は骨伝導マイク1に「発信」または「ダイアルスタート」などのノイズを入力する。ステップS102で音声認識部3において音声振動から上記ノイズが検出され、電気信号へと変換されて制御部4に入力される。上記ステップS104〜S106で制御部4において、この電気信号が「発信させる」というオペレーション信号であると判断され、携帯電話機7の発信機能を作動させるための指示要求が携帯電話機7に対して出力される。
携帯電話機7においては、上記指示要求に従って発信機能が作動し、ステップS305で通話制御部40において、取得された番号に対して発信処理が実行される。
またたとえば、携帯電話機7に着信があった際は、利用者は携帯電話本体7から骨伝導マイク1を取出し、「着信」または「通話開始」などのノイズを入力する。ステップS102で音声認識部3において音声振動から上記ノイズが検出され、電気信号へと変換されて制御部4に入力される。上記ステップS104〜S106で制御部4において、この電気信号が「着信させる」というオペレーション信号であると判断され、携帯電話機7の着信機能を作動させるための指示要求が携帯電話機7に対して出力される。
携帯電話機7においては、上記指示要求に従って着信機能が作動し、ステップS305で通話制御部40において、着信に応答する処理が実行される。
またたとえば、この骨伝導マイク1を用いて携帯電話機7においてメールを作成する操作を行なう場合、利用者は骨伝導マイク1に「メール作成」などのノイズを入力する。上記ステップS101で音声振動が入力されると、ステップS102で音声認識部3において音声振動から「メール作成」などのノイズが検出され、電気信号へと変換されて制御部4に入力される。上記ステップS104〜S106で制御部4において、この電気信号が「メールを作成する機能を作動させる」というオペレーション信号であると判断され、携帯電話機7のメール作成機能を作動させるための指示要求が携帯電話機7に対して出力される。携帯電話機7においては、この指示要求に応じて上記処理が行なわれて、メール制御部42が制御信号に従って要求されたメール作成機能を作動させる。
本実施の形態にかかる携帯電話機7および骨伝導マイク1において上記処理が実行されることで、利用者は、携帯電話機7の操作を行なう際に携帯電話機7と無線通信を行なう骨伝導マイク1に対して操作を指示する音声を入力することで、ハンズフリーで携帯電話機7の操作を行なうことができる。このため、利用者はボタンを用いて操作する場合に比べて携帯電話機7に対する操作が容易になる。また、煩雑な操作を必要とせず、操作が簡単でわかりやすい。
また、携帯電話機7は骨伝導マイク1からの指示要求を受信して処理を行なうために、操作に応じてボタンを備える必要がなくボタン部分のスペースが不要となり、小型化を図ることができる。また、ボタンを考慮した設計を行なう必要がなくなるため、携帯電話機7の形状の自由度が増す。
また、携帯電話機7と骨伝導マイク1とが無線通信を行なうことによって、利用者は携帯電話機7が手元にない場合であっても骨伝導マイク1があれば携帯電話機7の操作が遠隔にて可能となり、利便性が向上する。また、携帯電話機7は骨伝導マイク1の機能を内蔵しなくてもよいために、小型化を図ることができる。
さらに、携帯電話機7は骨伝導マイク1からの指示要求を受信して処理を行なうために、指示要求に対する処理を実行させるためのプログラムを実行させることで、既存の携帯電話機7においても骨伝導マイク1からの指示要求に応じた処理を行なわせることが可能となる。
[変形例1]
なお、本実施の形態の第1の変形例として、骨伝導マイク1と通信を行なう装置として携帯電話機7以外の周辺機器11が含まれていてもよい。骨伝導マイク1と周辺機器11との間の通信も、上述の短距離無線通信が採用される。ここでは具体的に周辺機器11をプリンタと仮定し、図6に一般的なプリンタである周辺機器11の機能構成の具体例を示す。
なお、本実施の形態の第1の変形例として、骨伝導マイク1と通信を行なう装置として携帯電話機7以外の周辺機器11が含まれていてもよい。骨伝導マイク1と周辺機器11との間の通信も、上述の短距離無線通信が採用される。ここでは具体的に周辺機器11をプリンタと仮定し、図6に一般的なプリンタである周辺機器11の機能構成の具体例を示す。
すなわち、図6を参照して、一般的なプリンタとしての周辺機器11は、アンテナ10、無線部12、制御部13、操作部57、および印刷部18を含んで構成される。さらに制御部13には、各々、携帯電話機7に含まれる信号受信部41、機能判断部43、および制御信号出力部45に相当する信号受信部51、機能判断部53、および制御信号出力部55が含まれる。
このような周辺機器11では、骨伝導マイク1のアンテナ2から発信された無線信号を、アンテナ10を介して無線部12で受信する。無線部12ではアンテナ10からの無線信号を電気信号へと変換し、制御部13へ入力する。
制御部13において、信号受信部51は、無線部12より電気信号に変換された骨伝導マイク1から入力された無線信号、操作部57から電気信号を受信する。機能判断部53は受取った電気信号がオペレーション信号であるか否かを判断し、指示内容を判別する。そして、機能判断部53は判別結果を制御信号出力部55に入力する。
制御信号出力部55は、機能判断部53から入力された判別結果に応じて印刷部18に対して適切な制御信号を出力するための処理を行なって、制御信号を印刷部18に対して出力する。印刷部18は制御信号に基づいて印刷処理を実行する。
なお、周辺機器11のプリンタ以外の他の具体例としては、無線通信機能を備えた一般的なパーソナルコンピュータ、モバイル型コンピュータ、PDA(Personal Digital Assistants)、ファクシミリ送受信機、テレビジョン受像機、画像再生装置、音声再生装置、デジタルカメラ、エアコントローラ、ゲーム機、冷蔵庫、および調理機器などの電気製品が挙げられる。その場合、骨伝導マイク1の大きさ・形状は上述のSDカード等の大きさ・形状に限定されず、フレキシブルディスク、MD(Mini Disk)、CD(Compact Disk)、メモリスティック(登録商標)、フラッシュカード(登録商標)、LANカード等、通常これら装置に着脱して用いられる記録媒体と同様の大きさ・形状であってもよく、より好ましくは、骨伝導マイク1はこれらの装置に通常備えられるこのような記録媒体接続・格納部に接続・格納可能である。
変形例においても、携帯電話機7および骨伝導マイク1においては上記処理が実行される。また、周辺機器11においては上記携帯電話機7の処理と同様の処理が実行される。変形例にかかる携帯電話機7、骨伝導マイク1および周辺機器11において上記処理が実行されることによって、利用者は携帯電話機7、周辺機器11または骨伝導マイク1の操作を行ないたい場合は、骨伝導マイク1へ適したノイズを入力すればよい。
たとえば、この骨伝導マイク1を用いて携帯電話本体7内にあるデータをプリンタである周辺機器11に送信し印刷する操作を行なう場合、利用者は骨伝導マイク1に「データ転送」などのノイズを入力する。上記ステップS101で音声振動が入力されると、ステップS102で音声認識部3において音声振動から上記ノイズが検出され、電気信号へと変換されて制御部4に入力される。上記ステップS104〜S106で制御部4において、この電気信号が「携帯電話機7にデータ転送機能を作動させる」というオペレーション信号であると要求先の装置と指示内容とが判断され、携帯電話機7のデータ転送機能を作動させるための指示要求が携帯電話機7に対して出力される。
携帯電話機7においては、この指示要求に応じて上記処理が行なわれて、要求されたデータ転送機能が作動する。データ機能が作動すると上記ステップS305においてはLCD14にその旨を示す画面表示がなされてマイク49で音声入力を受付け、音声認識部(不図示)において音声認識されて転送対象であるデータを識別する情報(データ名等)が取得される。または、機能選択用ボタン群15やタッチパネル等の入力機能を備えたLCD14から入力操作を受付けて、転送対象であるデータを識別する情報が取得される。そして、指示されたデータを骨伝導マイク1に転送する処理が実行される。なお、これらの携帯電話機7に対する操作はすべて(または少なくとも一部)、骨伝導マイク1を用いた音声入力で行なわれてもよい。
骨伝導マイク1ではアンテナ2を介して受信したデータを、無線部5で電気信号へと変換した後、制御部4へと送信して記憶部31に保存する。
引続いて、利用者は骨伝導マイク1に「印刷」または「プリント」など印刷動作関連のノイズを入力する。ステップS102で音声認識部3において音声振動から上記ノイズが検出され、電気信号へと変換されて制御部4に入力される。上記ステップS104〜S106で制御部4において、この電気信号が「印刷させる」というオペレーション信号であると判断され、プリンタである周辺機器11の印刷機能を作動させるための指示要求が、先に携帯電話機7から受信して記憶部31に保存されているデータと共に周辺機器11に対して出力される。
周辺機器11においては、アンテナ10を介して無線部12でデータが受信され、上述の携帯電話機7における処理と同様の処理が行なわれて上記指示要求に従って印刷機能が作動し、ステップS305において、受信したデータを印刷部18で印刷する処理が実行される。
なお、上記具体例で骨伝導マイク1において、携帯電話機7にあるデータを骨伝導マイク1に転送させ、さらにそのデータを印刷の指示要求と共に周辺機器11に転送させるもの処理がなされているが、骨伝導マイク1に転送対象のデータと転送先とを指定するノイズを入力することで、携帯電話機7に対して指定された転送先(ここでは周辺機器11)に対して指定されたデータを転送する処理を実行させてもよい。
変形例において上記処理が実行されることで、利用者は、携帯電話機7および周辺機器11の操作を行なう際にこれらの装置と無線通信を行なう骨伝導マイク1に対して操作を指示する音声を入力することで、ハンズフリーで携帯電話機7および周辺機器11の操作を行なうことができる。このため、利用者は携帯電話機7や周辺機器11のボタンやタッチパネル等の操作手段を用いて操作する場合に比べてこれら装置に対する操作が容易になる。また、煩雑な操作を必要とせず、操作が簡単でわかりやすい。
また、携帯電話機7および周辺機器11と骨伝導マイク1とが無線通信を行なうことによって、利用者は携帯電話機7および周辺機器11のそばにいない場合であっても骨伝導マイク1があればこれら装置の操作が可能となり、利便性が向上する。
さらに、携帯電話機7および周辺機器11は骨伝導マイク1からの指示要求を受信して処理を行なうために、指示要求に対する処理を実行させるためのプログラムを実行させることで、既存の携帯電話機7および周辺機器11においても骨伝導マイク1からの指示要求に応じた処理を行なわせることが可能となる。
[変形例2]
第2の変形例として、携帯電話機7は格納部16に格納されている骨伝導マイク1にアクセスして処理を行なってもよい。その場合の携帯電話機7の機能構成を図7に示す。図7に示された変形例にかかる携帯電話機7は、図3に示された機能に加えて格納部16に格納されている骨伝導マイク1にアクセスするアクセス部50を含んで構成される。
第2の変形例として、携帯電話機7は格納部16に格納されている骨伝導マイク1にアクセスして処理を行なってもよい。その場合の携帯電話機7の機能構成を図7に示す。図7に示された変形例にかかる携帯電話機7は、図3に示された機能に加えて格納部16に格納されている骨伝導マイク1にアクセスするアクセス部50を含んで構成される。
変形例において、骨伝導マイク1の上記記憶部31には、対応する携帯電話機7が上記指示要求を受信可能な他の骨伝導マイク1(すなわち送信元)が記憶されている。アクセス部50は、骨伝導マイク1が格納部16に格納されている状態において骨伝導マイク1の記憶部31にアクセスして送信元に関する情報を参照し、その情報を機能判断部43に入力する。機能判断部43は、受取った電気信号が、受信が許可されている骨伝導マイク1からの電気信号であるか否かも判断し、その結果も制御信号出力部45に入力する。
第2の変形例において骨伝導マイク1は上記処理と同様の処理を実行し、携帯電話機7に対して指示要求を送信する。
携帯電話機7では、信号受信部41において骨伝導マイク1からの指示要求が取得されると(ステップS301でYES)、上記ステップS302において、機能判断部43が格納部16に格納されている骨伝導マイク1の記憶部31にアクセスして送信元に関する情報を参照する。そして、取得された電気信号が、受信が許可されている骨伝導マイク1からの電気信号であり、さらにオペレーション信号であると判断された場合に(ステップS303でYES)、ステップS304で制御信号出力部45においてそのオペレーション信号で指示された機能に対して指示された制御信号が出力される。
第2の変形例において上記処理が実行されることで、骨伝導マイクの記憶部31に予め受信を許可する他の骨伝導マイクの情報を登録しておくと、その骨伝導マイクを格納している予め登録された携帯電話機7の操作を遠隔にて可能となる。
なお、上記具体例ではすべて骨伝導マイク1に対するノイズ入力によって操作を行なう例が示されているが、上記操作のうちの一部操作が携帯電話機7の(タッチパネル等である)LCD14や操作ボタン群15、または周辺機器11の操作部57などによる操作であってもよい。
さらに、図2に示された骨伝導マイク1の機能構成の一部が携帯電話機7に含まれ、骨伝導マイク1における処理の一部が携帯電話機7で行なわれてもよい。たとえば、図8に示されるように、骨伝導マイク1には骨伝導音声入力部20、アンテナ2、および無線部5のみが含まれて、音声振動が無線信号に変換されて携帯電話機7に送信されてもよい。一方、図9に示されるように、携帯電話機7には、図2に示された機能構成に加えて、上記具体例では骨伝導マイク1に含まれた音声認識部3、記憶部31、音声判断部33、および指示要求出力部35が含まれて、骨伝導マイク1から音声振動を受信して音声信号を認識し、指示内容に従った処理がなされてもよい。
また、上記具体例では、骨伝導マイク1を携帯電話機7から取り外した状態でノイズ入力によって遠隔操作を行なう例が示されているが、言うまでもなく骨伝導マイク1が形態電話機7に接続された状態としてノイズ入力によって操作を行なうこともできる。その場合も上記処理と同様の処理がなされる。または、その場合、変形例2に示されたアクセス部50が骨伝導マイク1の指示要求出力部35にアクセスして、骨伝導マイク1からの指示要求を取得してもよい。
なお、図2に示された機能構成および図3等に示された機能構成は本実施の形態にかかる骨伝導マイク1および携帯電話機7が最低限備えている機能であり、言うまでもなく、たとえば骨伝導音声出力部等、図示された機能以外の機能が含まれていてもよい。または、本実施の形態にかかる骨伝導マイク1および携帯電話機7は、各々、他の装置の一部を構成するものであってもよい。
さらに、上述の骨伝導マイク1での処理および携帯電話機7または周辺機器11での処理をコンピュータに実行させるためのプログラムを提供することもできる。このようなプログラムは、コンピュータに付属するフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disk-Read Only Memory)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)およびメモリカードなどのコンピュータ読取り可能な記録媒体にて記録させて、プログラム製品として提供することもできる。あるいは、コンピュータに内蔵するハードディスクなどの記録媒体にて記録させて、プログラムを提供することもできる。また、ネットワークを介したダウンロードによって、プログラムを提供することもできる。
なお、本発明にかかるプログラムは、コンピュータのオペレーションシステム(OS)の一部として提供されるプログラムモジュールのうち、必要なモジュールを所定の配列で所定のタイミングで呼出して処理を実行させるものであってもよい。その場合、プログラム自体には上記モジュールが含まれずOSと協働して処理が実行される。このようなモジュールを含まないプログラムも、本発明にかかるプログラムに含まれ得る。
また、本発明にかかるプログラムは他のプログラムの一部に組込まれて提供されるものであってもよい。その場合にも、プログラム自体には上記他のプログラムに含まれるモジュールが含まれず、他のプログラムと協働して処理が実行される。このような他のプログラムに組込まれたプログラムも、本発明にかかるプログラムに含まれ得る。
提供されるプログラム製品は、ハードディスクなどのプログラム格納部にインストールされて実行される。なお、プログラム製品は、プログラム自体と、プログラムが記録された記録媒体とを含む。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 骨伝導マイク、2,6,10 アンテナ、3 音声認識部、4,9,13 制御部、5,8,12 無線部、7 携帯電話機、11 周辺機器、14 LCD、15 機能選択用ボタン群、16 窓、17 ケース、18 印刷部、31 記憶部、33 音声判断部、35 指示要求出力部、40 通話制御部、41,51 信号受信部、42 メール制御部、43,53 機能判断部、44 キー、45,55 制御信号出力部、46 送受信部、47 アンテナ、48 スピーカ、49 マイク、50 アクセス部、57 操作部。
Claims (10)
- 骨伝導音声を取得する骨伝導音声取得手段と、
前記骨伝導音声に対して音声認識処理を行なって、音声内容を判断する判断手段と、
前記音声内容に基づいた指示要求を行なう要求手段と、
他の装置と通信を行なう第1通信手段と、
前記指示要求が当該携帯電話機のどの機能に対する指示要求であるかを判断する機能判断手段と、
前記指示要求に基づいて、前記機能判断手段によって判断された機能を制御するための制御信号を前記機能に対して出力する制御信号出力手段とを備える、携帯電話機。 - 前記骨伝導音声取得手段と、前記判断手段と、前記要求手段とを含む骨伝導音声取得装置を着脱可能に接続する接続手段と、
前記接続手段によって当該携帯電話機に接続されていない前記骨伝導音声取得装置から、前記指示要求を受信する第2通信手段とをさらに備える、請求項1に記載の携帯電話機。 - 前記接続手段は、前記骨伝導音声取得装置を当該携帯電話機に内蔵するように接続する、請求項2に記載の携帯電話機。
- 前記接続手段は、当該携帯電話機に記録媒体を接続する記録媒体接続手段である、請求項2に記載の携帯電話機。
- 前記第2通信手段は、短距離無線通信を利用する通信手段である、請求項2に記載の携帯電話機。
- 前記機能は、通話機能、メール送受信機能、およびデータ送受信機能のいずれかであり、前記第1通信手段を利用する機能である、請求項1に記載の携帯電話機。
- 骨伝導音声振動を入力する骨伝導音声入力手段と、
前記骨伝導振動から音声を識別する音声識別手段と、
前記音声の指示する指示内容を判断する音声判断手段と、
前記指示内容に基づいた指示要求を出力する指示要求出力手段と、
前記指示要求を所定の装置に送信する送信手段とを備える、骨伝導音声取得装置。 - 骨伝導音声取得装置の制御をコンピュータに実行させるプログラムであって、
骨伝導音声振動を入力するステップと、
前記骨伝導振動から音声を識別するステップと、
前記音声の指示する指示内容を判断するステップと、
前記指示内容に基づいた指示要求を出力するステップと、
前記指示要求を所定の装置に送信するステップとを実行させる、制御プログラム。 - 携帯電話機の制御をコンピュータに実行させるプログラムであって、
骨伝導音声振動によって生成された、前記携帯電話機に対する指示要求を受取るステップと、
前記指示要求が前記携帯電話機のどの機能に対する指示要求であるかを判断するステップと、
前記指示要求に基づいて、前記判断された機能を制御するための制御信号を前記機能に対して出力するステップとを実行させる、制御プログラム。 - 前記骨伝導音声振動を入力するステップと、
前記骨伝導振動から音声を識別するステップと、
前記音声の指示する指示内容を判断するステップと、
前記指示内容に基づいた指示要求を出力するステップとをさらに実行させる、請求項9に記載の制御プログラム。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006062968A JP2007243591A (ja) | 2006-03-08 | 2006-03-08 | 携帯電話機、骨伝導音声取得装置、および制御プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
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JP2007243591A true JP2007243591A (ja) | 2007-09-20 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2006062968A Withdrawn JP2007243591A (ja) | 2006-03-08 | 2006-03-08 | 携帯電話機、骨伝導音声取得装置、および制御プログラム |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2007243591A (ja) |
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2006
- 2006-03-08 JP JP2006062968A patent/JP2007243591A/ja not_active Withdrawn
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