JP2007243234A - 無線通信装置及び無線通信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】周波数軸並びに時間軸上で拡散された伝送データを効率的に受信する。
【解決手段】拡散信号を受信する際、SNRが所定値を超えていると、すべてのブロックにわたり逆拡散処理が必要でないと判断し、ブロック選択フローを起動する。逆拡散なしに復号処理が可能であることを示すチャネル推定結果を持つブロックが存在するときには、そのブロックのみ復号処理し、周波数軸及び時間軸の逆拡散処理を停止する。また、一部のブロックのみを逆拡散して復号するときには、周波数軸上での逆拡散処理を優先して行なうことにより、逆拡散を行なわない時間軸上の拡散信号に関してFFTを効率的に停止する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、OFDM変調方式を採用するとともに伝送信号を広帯域に拡散したUWB通信を行なう無線通信装置及び無線通信方法に係り、特に、周波数軸並びに時間軸上で拡散された伝送データの受信処理を行なうMB−OFDM方式の無線通信装置及び無線通信方法に関する。
近年、「ウルトラワイドバンド(UWB)通信」と呼ばれる、非常に広い周波数帯域を使用して100Mbps以上の高速伝送を可能にする無線通信方式が注目を集めている。例えば米国では、FCC(Federal Communications Commission:連邦通信委員会)によりUWB用のスペクトラム・マスクが規定されており、室内環境において3.1GHzから10.6GHzの帯域でUWB伝送を行なうことができる。UWB通信は、送信電力の関係から近距離向けの無線通信方式であるが高速な無線伝送が可能であることから、通信距離が10m程度のPAN(Personal Area Network)が想定され、近距離超高速伝送を実現する無線通信システムとしてその実用化が期待されている。
例えば、IEEE802.15.3の標準会議では、UWB通信のアクセス制御方式として、プリアンブルを含んだパケット構造のデータ伝送方式が考案されている。同会議では、UWB伝送方式として、DS(DirectSpread:直接拡散)の情報信号の拡散速度を極限まで高くしたDSSS(Direct Sequence Spread Spectrum)−UWB方式とともに、OFDM変調方式を採用したOFDM_UWB方式が定義され、それぞれの方式について試作が行なわれている。OFDM(OrthogonalFrequency Division Multiplexing:直交周波数分割多重)伝送によれば、無線信号のフェージングによる伝送品質の劣化を避け、無線伝送の高速化・高品質化を実現することができる。
後者のOFDM_UWB方式では、FCCで定められた3.1GHzから10.6GHzまでの帯域をそれぞれ528MHz幅からなる複数のサブバンドに分割して、サブバンド間を周波数ホッピング(FH)するマルチバンド方式(以下、「MB−OFDM方式」とする)が検討されている。FH方式によれば、他のシステムからの影響により通信できなくなることもあるが、絶えず周波数を変化させることにより、通信が途絶することはほとんどない。すなわち、他のシステムとの共存が可能であり、フェージング耐性に優れるとともに、スケーラビリティが容易である。
また、UWBの他のアプリケーションとして、パソコン向けの汎用インターフェースとして普及しているUSB(Universal Serial Bus)の無線版、すなわち“Wireless UWB”が検討されている。UWBは近距離大容量の無線通信方式であることから、ストレージ・デバイスを含む超高速な近距離用のDAN(DeviceArea Network)など、超近距離エリアにおける高速データ伝送を実現することができる。例えば、デジタル・カメラや音楽再生機器などのモバイル・デジタル機器とテレビやパソコンを近い距離で無線接続し、動画像やCD1枚分の音楽データといった大容量のデータを高速且つ短時間で転送することが可能になる。Wireless USBは、通信方式(Phy層及びMAC層)としてMB−OFDMを利用する。
現在、MB−OFDM方式に関しては、IEEE802.15.3TG3aにおける議論の内容がほぼそのままECMA(European Computer Manufacturer Association)標準となっており、ECMA−368にはUWB通信システムにおけるPHY層及びMAC層の標準仕様が記載されている(例えば、非特許文献1を参照のこと)。
上記標準仕様によれば、MB−OFDM通信システムでは、周波数軸及び時間軸上で伝送データを拡散する通信方式が採用されている。ここで言う「拡散」とは、同じデータについて周波数軸並びに時間軸の複数の拡散位置(以下では、「ブロック」とも呼ぶ)を利用して複数回の伝送を行なうことを意味する。OFDM伝送において周波数軸と時間軸方向の2次元的な拡散を行なうことで、回線の状況によって拡散率を最適化して、最適な性能を引き出すことができる(例えば、特許文献1を参照のこと)。また、受信側では、複数回にわたって受信した同じデータを重畳することで、SNRを向上させることができる。
図12には、このような拡散方式によるデータ通信の仕組みを図解している。周波数軸上では、中心周波数がそれぞれF1、F2、F3からなる3つのサブバンド(周波数チャネル)が設けられ、OFDMシンボル毎にサブバンド間をラウンドロビン方式に周波数ホッピングする。また、時間軸上で見ると、所定の伝送タイミングT1、T2、T3、…でOFDM信号が伝送される。
1つのOFDMシンボルは、中心周波数で2つのブロックに分割され、前半と後半のブロックで同じデータを伝送する。例えば、時刻T1に中心周波数F1のサブバンド上で伝送されるOFDMシンボルの前半と後半に載せられるA1とA2は同じデータAである。また、連続する2個のOFDMシンボルを使って同じデータを伝送する。したがって、時刻T2に中心周波数F2のサブバンド上で伝送されるOFDMシンボルの前半と後半のブロックに載せられるA3及びA4は、A1と同じデータAである。データAが1つのOFDMシンボルの前半と後半で2回送信されることは、周波数軸上の異なる拡散位置で同じデータを複数回送信することになるから、「周波数軸拡散(Frequency Domain Spreading:FDS)」に相当する。また、連続する2つのOFDMシンボルにまたがってデータAを送信することは、時間軸上の異なる拡散位置で同じデータを複数回送信するから、「時間軸拡散(Time Domain Spreading:TDS)」に相当する。他のブロックB1〜B4、並びにC1〜C4についても同様である。
ところで、蓄積交換型(Stored and Forward Switching)の通信システムでは、一般に、通信局間では伝送データをパケットと呼ばれる伝送単位にアセンブルして送受信するパケット通信が採り入れられている。パケットは、基本的に、パケット発見や同期タイミングを獲得するための既知トレーニング・シーケンスからなるプリアンブルと、PhyヘッダとしてのPLCP(PhysicalLayer Convergence Protocol)ヘッダと、PhyペイロードとしてのPSDU(Physical LayerService Data Unit)で構成される。図13には、パケット(Phyフレーム)のフォーマット例を示している。図示の通り、PLCPヘッダには、MACヘッダやPhyヘッダといった重要な情報が含まれている。
ECMA標準仕様によれば、53.3Mbps、80Mbps、106.7Mbps、160Mbps、200Mbps、320Mbps、400Mbps、480Mbpsといった複数のデータレートを規定し、また、送信データの拡散回数に関しては、53.3Mbps〜80Mbpsで4回、106.7Mbps〜200Mbpsで2回、320Mbps〜480Mbpsで1回と規定している。通信状況などに応じてデータレートや符号化率、変調方式を、データ拡散回数とともに適応的に設定するリンク・アダプテーションが可能である。但し、パケット伝送にとって重要な情報を記載するPLCPヘッダ部に関しては、通信環境に関係なく最も低いデータレート(53.3Mbps)で送ることとし、さらにSNRを改善するために周波数軸及び時間軸上で送信データを拡散するように定められている(下表を参照のこと)。
Figure 2007243234
良好な通信環境にも拘らず周波数軸拡散及び時間軸拡散を行なってSNRを改善すると、通信の特性が過剰に良好となること自体に問題はない。しかしながら、受信機側で拡散信号の受信並びに逆拡散処理を行なうことは、消費電力をいたずらに増大してしまうという問題まで招来することになる。
また、Wireless USBにおいても、MMC(Micro−scheduled Management Commands)と呼ばれる制御パケットのペイロード部では、通信環境に関係なく低いデータレートで送受信するとともに、SNRを改善するために周波数軸及び時間軸上でデータの拡散を行なうようになっており、上述と同様の問題がある。
特開2002−190788号公報 http://www.ecma−international.org/publications/standards/Ecma−368.htm
本発明の目的は、周波数軸並びに時間軸上で拡散された伝送データの受信処理を効率的に行なうことができる、優れたMB−OFDM方式の無線通信装置及び無線通信方法を提供することにある。
本発明のさらなる目的は、MB−OFDM通信ではPhyフレームのPLCPヘッダ部や、Wireless USBにおけるMMCのペイロード部のように、通信環境と無関係に低いデータレートで且つ周波数軸及び時間軸上で拡散処理して送受信されるデータについて、電力の浪費を抑えて効率的に受信処理することができる、優れた無線通信装置及び無線通信方法を提供することにある。
本発明のさらなる目的は、優れた無線通信装置及び無線通信方法を提供することにある。
本発明は、上記課題を参酌してなされたものであり、送信データが周波数軸又は時間軸上の複数のブロックに拡散された伝送信号の受信処理を行なう無線通信装置であって、
伝送信号を受信処理する受信処理部と、
受信信号のチャネル推定及びSNR推定を行なうチャネル推定及びSNR推定部と、
受信信号の逆拡散を行なう逆拡散部と、
前記逆拡散部を通過した受信信号の復号処理を行なう復号部と、
チャネル推定及びSNR推定の結果に基づいて前記逆拡散部及び前記受信処理部の動作を制御する制御部と、
を具備することを特徴とする無線通信装置である。
非常に広い周波数帯域を使用したUWB通信が近距離超高速伝送を実現する無線通信システムとして期待され、標準化作業が行なわれている。例えばOFDM_UWB通信システムでは、同じデータを周波数軸並びに時間軸の複数の位置を利用して複数回の伝送を行なう拡散データ通信方式が採用されている。このようなデータ伝送方式によれば、受信側では、受信した拡散信号を重畳することで、SNRを向上させることができる。
しかしながら、良好な通信環境においてにも拘らず周波数軸拡散及び時間軸拡散を行なうと、受信機側で複数回にわたって拡散信号の受信処理を行なうことは、SNRの改善には問題がないが、通信の特性が過剰に良好となること自体に問題はないが、消費電力をいたずらに増大することになり問題である。
例えば、MB−OFDM通信ではPhyフレームのPLCPヘッダ部や、Wireless USBにおけるMMCのペイロード部は、通信環境と無関係に周波数軸拡散及び時間軸拡散を行なうことが規定されている。良好な通信環境下では1回のデータで受信処理を行なうことができるにも拘らず、受信機がこれらの拡散信号に対して逆拡散処理を行なうことは、消費電力をいたずらに増大してしまうことになる。
これに対し、本発明に係る無線通信装置は、MB−OFDM信号の受信処理を行なう際に、パケットのプリアンブル部を用いてチャネル推定値並びにSNR推定値に基づいて、周波数軸上での逆拡散、並びに時間軸上での逆拡散のオン/オフを選択するようにしている。すなわち、推定したSNRの値が一定の値を超えているときには、逆拡散をオフするためのブロック選択の処理フローを起動する。したがって、不要な逆拡散処理を停止することで、消費電力を低減することができる。
図12に示したように周波数軸及び時間軸の2次元空間上の複数のブロックを利用して同じデータを複数回送信する場合、各ブロックは使用帯域が違うため、それぞれ異なるフェージングの影響を受けている。そこで、ブロック選択方法として、同じデータが拡散されている複数のブロックの中から特性のよいものを1つ又は2つ選ぶ。そして、選ばれたブロック以外の時間帯では逆拡散処理を行なわず、該当する回路の動作を停止することで、低消費電力化を実現することができる。
拡散信号を受信する際に、制御部は、まず、SNR推定結果に基づいて前記逆拡散部による受信信号の逆拡散処理が必要であるかどうかを判断する。SNRが所定値を下回るときには、SNR改善を図るために、周波数軸及び時間軸上の2次元に拡散されているすべてのブロックにわたり逆拡散処理が必要であると判断して、逆拡散部を動作させる。一方、SNRが所定値を超えているときには、すべてのブロックにわたり逆拡散処理が必要でないと判断し、さらに各ブロックのチャネル推定結果に基づいて復号処理又は拡散処理するブロックを選択するためのブロック選択フローを起動する。
このブロック選択では、制御部は、同じデータが拡散されている複数のブロックの中で、逆拡散なしに復号処理が可能であることを示すチャネル推定結果を持つブロックが存在するかどうかを判別する。例えば、FFT出力されたOFDMシンボルの各ブロックについて、チャネル推定結果が第1の閾値を超えるサブキャリアの本数(若しくは割合)が所定値以上であるかどうかに基づいて、逆拡散なしに復号処理が可能であるかどうかを判断することができる。そして、チャネル推定結果が良好なブロックが存在すれば、前記逆拡散部における逆拡散処理を停止して、このブロックのみ前記復号部における復号処理を行なわせるようにする。ただ1つのブロックのみ復号処理することは、周波数軸及び時間軸の双方についての逆拡散処理を停止することになる。
また、受信した拡散信号の中に逆拡散なしに復号処理が可能なブロックが存在しないときには、制御部は、続いて、他の一部のブロックと逆拡散することにより復号処理が可能であることを示すチャネル推定結果を持つブロックが存在するかどうかを判別する。そして、このような一部のブロックの存在が確認できたならば、これらの一部のブロックについてのみ逆拡散処理して、前記復号部における復号処理を行なわせるようにする。使用しないブロックについては、該当する回路を停止することで、低消費電力化を図ることができる。
例えば、チャネル推定結果が第1の閾値を超えるサブキャリアを含まないが、第1の閾値よりも低い第2の閾値を超えるサブキャリアの本数(若しくは割合)が所定値以上となるブロックが存在する場合には、これら一部のブロックだけ逆拡散処理してSNRの改善を図れば復号処理が可能であると判断することができる。
さらに、本発明に係る無線通信装置は、ブロック選択により逆拡散処理を停止したブロックにおいては、RFアナログ処理部やAD変換器、あるいは、FFTやチャネル補正回路などのデジタル処理回路部分の動作を併せて停止することによって、低消費電力の効果をさらに高めることができる。例えば、復号処理を行なわないOFDMシンボルに関してはFFTやチャネル補正回路の動作を停止することができる。また、OFDMシンボルのうち復号処理若しくは逆拡散処理を行なわないブロック部分についてはチャネル補正回路を停止することができる。
例えば、逆拡散処理を停止して、ただ1つのブロックのみ復号処理する場合には、復号しないOFDMシンボル部分については、FFT及びチャネル補正回路を停止することができる。また、当該OFDMシンボル内の復号しないブロックについてはチャネル補正回路を停止することができる。
また、上記のブロック選択により、同じデータが拡散されている複数のブロックのうち一部のみを逆拡散して復号するときには、制御部は、周波数軸上での逆拡散処理を優先して行なうことにより、逆拡散を行なわない時間軸上の拡散信号に関してFFTを効率的に停止して、低消費電力効果を高めることができる。
図12に示したように、1つのOFDMシンボルが複数のブロックで構成され、且つOFDMシンボル内のすべてのブロックで同じデータを伝送することで周波数軸上の拡散を行なうとともに、連続する2以上のOFDMシンボルで同じデータを伝送することで時間軸上の拡散を行なう通信方式においては、前記制御部は、まず、FFT出力されたOFDMシンボル内の各ブロックが他の一部のブロックとの逆拡散により復号処理が可能であることを示すチャネル推定結果を持つかどうか、すなわち該OFDMシンボル内での逆拡散処理だけで復号処理が可能であるかどうかを判別する。そして、OFDMシンボル内での逆拡散処理だけで復号処理が可能であれば、該OFDMシンボル内のブロックについて逆拡散処理してから、前記復号部における復号処理を行なわせるようにする。これは、周波数軸上の逆拡散はオンにするが、時間軸上の逆拡散をオフにするというブロック選択動作となる。このような場合、前記制御部は、逆拡散処理を行なわないOFDMシンボルに関しては、FFT及びチャネル補正回路の動作を停止させて、より高い低消費電力効果を得ることができる。
一方、1つのOFDMシンボル内のブロックだけではチャネル推定結果が良好なものが集まらず、逆拡散処理してもSNRの改善が不十分で復号処理が可能とならないと判断される場合には、制御部は、時間軸で拡散した2以上のOFDMシンボルにわたって、他の一部のブロックとの逆拡散により復号処理が可能であることを示すチャネル推定結果を持つブロックを探し出す。そして、該OFDMシンボル間において、このようなチャネル推定結果を満たす一部のブロックを集めて逆拡散処理してSNRを改善し、前記復号部における復号処理を行なわせる。これは、周波数軸上の逆拡散はオフにするが、時間軸上の逆拡散をオンにするというブロック選択動作となる。この場合、各OFDMシンボルから逆拡散に用いるブロックを取り出す必要があるから、FFTを停止させることはできない。但し、逆拡散処理を行なわないブロックに関してはチャネル補正回路の動作を停止させることができる。
本発明によれば、周波数軸並びに時間軸上で拡散された伝送データの受信処理を効率的に行なうことができる、優れたMB−OFDM方式の無線通信装置及び無線通信方法を提供することができる。
また、本発明によれば、拡散信号の逆拡散やその他の受信処理を通信環境に応じて効率的に行なうことができる、優れたMB−OFDM方式の無線通信装置及び無線通信方法を提供することができる。
本発明に係る無線通信装置は、MB−OFDM通信ではPhyフレームのPLCPヘッダ部や、Wireless USBにおけるMMCのペイロード部のように、通信環境と無関係に低いデータレートで且つ周波数軸及び時間軸上で拡散処理して送受信されるデータを受信する際に、通信環境に応じて拡散信号の逆拡散処理やその他の信号処理のオン/オフ切り替えを行なうことによって、電力の浪費を抑制した効率的な受信処理を実現することができる。
本発明のさらに他の目的、特徴や利点は、後述する本発明の実施形態や添付する図面に基づくより詳細な説明によって明らかになるであろう。
本発明は、OFDM変調方式を採用したUWB通信を行なう無線通信装置に関するものであり、具体的には、FCCで定められた3.1GHzから10.6GHzまでの帯域をそれぞれ528MHz幅からなる複数のサブバンドに分割して、サブバンド間を周波数ホッピング(FH)するMB−OFDM方式の通信装置である。以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳解する。
図1には、本発明の一実施形態に係るMB−OFDM受信機のハードウェア構成を模式的に示している。この受信機が受信する信号は、図12に示したように、周波数軸及び時間軸上で伝送データの拡散処理が施されているものとする。
RF処理部12内では、アンテナ11で受信したRF信号をミキサ(図示しない)で周波数合成処理してアナログ・ベースバンド信号にダウンコンバートし、さらに希望信号以外の不要成分をバンドパス・フィルタ(BPF)(図示しない)を用いて除去するとともに可変利得増幅器(VGA)(図示しない)で増幅する。そして、AD変換器13は、所定のサンプリング・レートでベースバンド信号をAD変換する。FFT14は、AD変換後のデジタル・ベースバンド信号をフーリエ変換して、周波数領域に並んだサブキャリアを生成する。
チャネル推定及びSNR推定部15では、FFTした後のプリアンブル受信信号を既知トレーニング系列と乗算して、チャネル推定並びにSNR推定を行なう。チャネル推定並びにSNR推定の方法自体は本発明の要旨に直接関連しないので、ここでは詳細な説明を省略する。
チャネル補正回路16では、等化処理、位相トラッキング、残留周波数オフセット補正といったチャネル補正処理が行なわれる。チャネル補正の方法自体は本発明の要旨に直接関連しないので、ここでは詳細な説明を省略する。
逆拡散回路18は、周波数軸及び時間軸上で拡散されている受信信号に対して、周波数軸上及び時間軸上で逆拡散処理を施す。図2には、逆拡散回路18の内部構成を模式的に示している。図12に示した伝送データAに関して説明すると、周波数軸上で拡散されている(若しくは1シンボル内で伝送される)データ・ブロックA1とA2、並びにA3とA4を合成することで、周波数軸上の逆拡散処理が行なわれる。続いて、時間軸上で拡散されている(若しくは連続する2シンボルに分けて伝送されている)データ・ブロック(A1+A2)と(A3+A4)を合成することで、時間軸上の逆拡散処理が行なわれる。
デインタリーバ19は、送信機側(図示しない)で施されたインタリーブに関し、デインタリーブ処理を行なう。そして、デコーダ20では、各サブキャリアについて位相及び振幅を復調するとともに、位相空間上の信号点から元の信号系列に復号し、得られたデータを上位レイヤ(図示しない)に渡す。
例えば、MB−OFDM通信ではPhyフレームのPLCPヘッダ部や、Wireless USBにおけるMMCのペイロード部は、通信環境と無関係に周波数軸拡散及び時間軸拡散を行なうことが規定されており、良好な通信環境下では1回のデータで受信処理を行なうことができるにも拘らず、受信機が拡散信号の受信並びに逆拡散処理を行なうことは、消費電力をいたずらに増大してしまうことになる(前述)。
これに対し、本実施形態に係る受信機では、イネーブル制御回路21は、チャネル推定及びSNR推定部15における推定結果をイネーブル制御情報として受け取って、周波数軸上での逆拡散、並びに時間軸上での逆拡散のオン/オフを選択するようにしている。すなわち、推定したSNRの値が一定の値を超えているときには、逆拡散をオフするためのブロック選択の処理フローを起動して、オン/オフ切り替え部17にオン/オフ切り替え信号を出力する。不要な逆拡散処理を停止することで、消費電力を低減することができる。
図2には逆拡散回路18の内部構成を示したが、図3には、オン/オフ切り替え部17と逆拡散回路18の組み合わせからなるブロック選択のための等価回路を模式的に示している。以下では、図12に示した伝送データAに関して説明する。
第1の選択部において周波数軸上での逆拡散をオフにすると、各OFDMシンボルからは、前半及び後半の受信データ・ブロックのうち選択した一方のみが出力される。
また、第2の選択部において時間軸上での逆拡散をオフにすると、選択したOFDMシンボルのデータ・ブロック(若しくはOFDMシンボル内で周波数軸上逆拡散されたデータ・ブロック)のみが出力される。
このような構成によれば、周波数軸上での逆拡散処理のオン/オフと、時間軸上での逆拡散処理のオン/オフを独立して制御することができる。
また、イネーブル制御回路21は、RF処理部12、AD変換器13、FFT14、チャネル補正回路16のそれぞれに対し回路動作を起動並びに停止するためのイネーブル信号を持つ。そして、上述したブロック選択処理に併せて、逆拡散処理を停止したデータ・ブロックにおいては、RF処理部12、AD変換器13、FFT14、チャネル補正回路16などのデジタル処理回路部分の動作を併せて停止することによって、低消費電力の効果をさらに高めることができる。
図4には、図1に示した受信機における拡散信号の受信処理手順をフローチャートの形式で示している。
FFTにより周波数領域のサブキャリアに分解されたOFDMシンボルについて、チャネル推定及びSNR推定部15がチャネル推定及びSNR推定を行なう(ステップS1)。イネーブル制御回路21は、SNRの推定結果を基に、逆拡散処理の必要性をチェックする(ステップS2)。
ここで、SNRが所定値を下回るときには(ステップS2のNo)、SNR改善を図るために、周波数軸及び時間軸上の2次元に拡散されているすべてのブロックにわたり逆拡散処理が必要であると判断し、逆拡散回路18をオンにする(ステップS6)。
一方、SNRが所定値を超えているときには(ステップS2のYes)、すべてのブロックにわたり逆拡散処理が必要でないと判断することができる。この場合、さらに各ブロックのチャネル推定結果に基づいて復号処理又は拡散処理するブロックを選択するためのブロック選択フローを起動する(ステップS3)。
このブロック選択処理では、まず、同じデータが拡散されている複数のブロックの中で、逆拡散なしに復号処理が可能となる良好なチャネル品質を持つブロックが存在するかどうかを判別する。そして、チャネル品質が良好なブロックが存在すれば、逆拡散回路18をオフして、チャネル品質が良好な1つのブロックのみ前記復号部における復号処理を行なわせるようにする(ステップS4)。
また、逆拡散なしに復号処理が可能となるチャネル品質を持つブロックが存在しないときには、続いて、拡散されたブロック総数よりも少ない所定数のブロックだけ逆拡散して復号処理が可能となるブロックの組が存在するかどうかを判別する。一部のブロックのみを逆拡散してSNRを十分に改善させることができる場合には、周波数軸又は時間軸上の一部の逆拡散処理をオフにすることができる(ステップS5)。
また、SNRは所定値を超えているが、チャネル推定結果を考慮すると、周波数軸及び時間軸上の2次元に拡散されているすべてのブロックにわたり逆拡散処理が必要であると判断される場合には、逆拡散回路18をオンにする(ステップS6)。
図12に示したように周波数軸及び時間軸の2次元空間上の複数のブロックを利用して同じデータを複数回送信する場合、各ブロックは使用帯域が違うため、それぞれ異なるフェージングの影響を受けている。そこで、ステップS3におけるブロック選択処理では、チャネル品質が良好で逆拡散処理を全く必要としないブロックが少なくとも1つ存在すれば、それだけをブロック選択すればよい。また、チャネル品質はそれほど良好でないが、他のブロックと逆拡散すれば十分なSNRの改善を行なうことができる場合には、これら一部のブロックのみを用いて逆拡散処理を行なうようにすればよい。
そして、受信機は、ブロック選択により逆拡散処理を停止したブロックを受信する時間帯においては、RFアナログ処理部12やAD変換器13、あるいは、FFT14やチャネル補正回路16などのデジタル処理回路部分の動作を併せて停止することによって、低消費電力の効果をさらに高めることができる。例えば、復号処理を行なわないOFDMシンボルに関してはFFT14やチャネル補正回路16の動作を停止することができる。また、OFDMシンボルのうち復号処理若しくは逆拡散処理を行なわないブロック部分についてはチャネル補正回路16を停止することができる。
また、同じデータが拡散されている複数のブロックのうち一部の逆拡散処理を停止する際、周波数軸上での逆拡散処理を優先して行なうことにより、逆拡散を行なわない時間軸上の拡散信号に関してFFTを効率的に停止して、低消費電力効果を高めることができる。
図12に示したような拡散方式の場合、OFDMシンボル内の2個のブロックのチャネル推定結果が良好で、これらだけを逆拡散処理してSNRを改善することにより復号処理が可能であれば、周波数軸上の逆拡散はオンにするが、時間軸上の逆拡散をオフにするというブロック選択動作を行なう。このような場合、逆拡散処理を行なわないOFDMシンボルの受信時間帯でFFT及びチャネル補正回路の動作を停止させることができ、より高い低消費電力効果を得ることができる。
一方、OFDMシンボル内の少なくとも一方のブロックのチャネル推定結果が劣悪で当該OFDMシンボル内のブロックだけを逆拡散処理しても十分なSNRの改善を見込めない場合には、続いてFFT出力されるOFDMシンボルにわたって、他の一部のブロックとの逆拡散により復号処理が可能であることを示すチャネル推定結果を持つブロックを探し出す。そして、該OFDMシンボル間において、該チャネル推定結果を満たす一部のブロックを逆拡散処理してから復号処理を行なう。これは、周波数軸上の逆拡散はオフにするが、時間軸上の逆拡散をオンにするというブロック選択動作となる。この場合、各OFDMシンボルから逆拡散に用いるブロックを取り出す必要があるから、FFTを停止させることはできない。但し、各OFDMシンボル内で逆拡散処理を行なわないブロックを受信する時間帯ではチャネル補正回路の動作を停止させることができる。
図5には、受信信号のSNRが所定値を下回ったときに起動される、ブロック選択処理の具体的な手順をフローチャートの形式で示している。
ブロック選択処理が起動すると、まず、FFT出力されたOFDMシンボルに含まれるブロックの中で、逆拡散なしに復号処理が可能であることを示すチャネル推定結果を持つブロックが存在するかどうかを判別する(ステップS11)。
例えば、FFT出力されたOFDMシンボルの各ブロックについて、チャネル推定結果が第1の閾値P1を超えるサブキャリアの割合が所定値M以上であるかどうかに基づいて、逆拡散なしに復号処理が可能であるかどうかを判断することができる。
そして、FFT出力されたOFDMシンボルの中にチャネル推定結果が良好なブロックが存在すれば(ステップS11のYes)、逆拡散処理を停止して、このブロックのみ復号処理を行なうようにする(ステップS12)。ただ1つのブロックのみ復号処理することは、周波数軸及び時間軸の双方についての逆拡散処理を停止することになる。
例えば、データAを伝送するOFDMシンボルF1及びF2のチャネル推定結果が図6に示すような場合、ブロックA1においてチャネル推定結果が第1の閾値P1を超えるサブキャリアの割合が所定値M以上となっており、逆拡散なしに復号処理が可能であることが分かる。図7には、この場合のイネーブル制御回路21の動作例を示している。ブロックA1のみを受信処理し、その他のブロックA2〜A4は受信する必要がない。したがって、イネーブル制御回路21は、一方のOFDMシンボルF1を受信する時間帯のみFFT14をイネーブルし、さらに、このFFT出力のうちブロックA1を受信する時間帯のみチャネル補正回路16をイネーブルするだけでよい。
一方、FFT出力されたOFDMシンボルの中に逆拡散なしに復号処理が可能なブロックが存在しないときには(ステップS11のNo)、続いて、OFDMシンボル内の各ブロックを逆拡散することにより復号処理が可能になることを示すチャネル推定結果を持つかどうかを判別する(ステップS13)。
例えば、FFT出力されたOFDMシンボル内に、第1の閾値P1よりも低い第2の閾値P2を超えるサブキャリアの割合が所定値M以上となるブロックが複数存在する場合には、当該OFDMシンボル内のブロックだけを逆拡散処理してSNRの改善を図れば復号処理が可能であると判断することができる。
そして、OFDMシンボル内での逆拡散処理だけで復号処理が可能であれば、該OFDMシンボル内のブロックについて逆拡散処理してから、復号処理を行なわせるようにする(ステップS14)。これは、周波数軸上の逆拡散はオンにするが、時間軸上の逆拡散をオフにするというブロック選択動作となる。このような場合、逆拡散処理を行なわないOFDMシンボルに関しては、FFT及びチャネル補正回路の動作を停止させることができる。
例えば、データAを伝送するOFDMシンボルF1及びF2のチャネル推定結果が図8に示すような場合、ブロックA1及びA2はいずれも逆拡散なしに復号することはできないが、これらのチャネル推定結果は第2の閾値P2を超えるサブキャリアの割合が所定値M以上となっており、OFDMシンボルF1内での逆拡散処理だけで復号処理が可能となることが分かる。図9には、この場合のイネーブル制御回路21の動作例を示している。一方のOFDMシンボルF1のみを受信処理し、OFDMシンボルF2は受信する必要がない。したがって、イネーブル制御回路21は、一方のOFDMシンボルF1を受信する時間帯のみ、FFT14並びにチャネル補正回路16をイネーブルするだけでよい。
また、FFT出力されたOFDMシンボル内の少なくとも一方のブロックのチャネル推定結果が劣悪で、当該OFDMシンボル内のブロックだけを逆拡散処理しても十分なSNRの改善を見込めない場合には(ステップS13のNo)、続いてFFT出力されるOFDMシンボルにわたって、他の一部のブロックとの逆拡散により復号処理が可能であることを示すチャネル推定結果を持つブロックがあるかどうかをチェックする(ステップS15)。具体的には、同じデータが拡散されている次のOFDMシンボルにおいて、第2の閾値P2を超えるサブキャリアの割合が所定値M以上となるブロックの存在を確認する。
そして、別のOFDMシンボルで該チャネル推定結果を満たすブロックを見つけ出すことができた場合には(ステップS15のYes)、これらのブロックについてのみ逆拡散処理してから復号処理を行なう(ステップS16)。これは、周波数軸上の逆拡散はオフにするが、時間軸上の逆拡散をオンにするというブロック選択動作となる。この場合、各OFDMシンボルから逆拡散に用いるブロックを集める必要があるから、FFTを停止させることはできない。但し、逆拡散処理を行なわないブロックに関してはチャネル補正回路の動作を停止させることができる。
例えば、データAを伝送するOFDMシンボルF1及びF2のチャネル推定結果が図10に示すような場合、OFDMシンボルF1及びF2はいずれもシンボル内のブロックだけを逆拡散しても復号することはできないが、それぞれのシンボルに含まるブロックA1及びA3のチャネル推定結果は第2の閾値P2を超えるサブキャリアの割合が所定値M以上となっており、これらのブロックをOFDMシンボルにわたって逆拡散することで復号処理が可能となることが分かる。図11には、この場合のイネーブル制御回路21の動作例を示している。双方のOFDMシンボルF1及びF2を受信処理する必要があるため、イネーブル制御回路21は、FFT14をイネーブルし続ける。但し、各シンボル内ではそれぞれブロックA1並びにA3を受信する時間帯のみチャネル補正回路16をイネーブルするだけでよい。
また、ブロック選択フローにおいて、第2の閾値P2を超えるサブキャリアの割合が所定値M以上となるチャネル推定結果を持つブロックをブロック内又はブロック間において取り出すことができない場合には(ステップS15のNo)、周波数軸及び時間軸上の2次元に拡散されているすべてのブロックにわたり逆拡散処理が必要であると判断し、逆拡散回路18の停止を行なわず、イネーブル制御回路21はすべての時間にわたりFFT14並びにチャネル補正回路16をイネーブルし続ける(ステップS17)。
このように、受信信号のSNRが所定値以上の場合には、チャネル推定値に基づいて受信するブロックを選択する。選択されなかったブロックを受信しないことで、そのブロックの時間帯は受信回路を停止することができる。また、停止することで、逆拡散以前の回路を停止することができる。上述したように、イネーブル制御回路21は、FFT14やチャネル補正回路16などのデジタル回路を停止するだけでもよいが、RF処理回路12やAD変換器13などのアナログ回路を合わせて停止すると、より一層の低消費電力化を図ることができる。
以上、特定の実施形態を参照しながら、本発明について詳解してきた。しかしながら、本発明の要旨を逸脱しない範囲で当業者が該実施形態の修正や代用を成し得ることは自明である。
本明細書では、OFDM_UWB通信を行なうMB−OFDM通信方式に本発明を適用した実施形態を中心に説明してきたが、本発明の要旨はこれに限定されるものではない。周波数軸又は時間軸のいずれか一方においてのみ拡散処理を行なう通信システムや、その他の軸上でデータ拡散処理を行なう通信システムであっても、本発明を適用することで、受信機はSNRやチャネル推定結果に基づいて適応的に逆拡散処理や受信回路の動作を停止して、通信環境に応じた低消費電力化を図ることができる。
要するに、例示という形態で本発明を開示してきたのであり、本明細書の記載内容を限定的に解釈するべきではない。本発明の要旨を判断するためには、特許請求の範囲を参酌すべきである。
図1は、本発明の一実施形態に係るMB−OFDM受信機のハードウェア構成を模式的に示した図である。 図2は、逆拡散回路18の内部構成を示した図である。 図3は、オン/オフ切り替え部17と逆拡散回路18の組み合わせからなるブロック選択のための等価回路を模式的に示した図である。 図4は、図1に示した受信機における拡散信号の受信処理手順を示したフローチャートである。 図5は、ブロック選択処理の具体的な手順を示したフローチャートである。 図6は、データAを伝送するOFDMシンボルF1及びF2のチャネル推定結果の一例を示した図である。 図7は、図6に示したチャネル推定結果の場合のイネーブル制御回路21の動作例を示した図である。 図8は、データAを伝送するOFDMシンボルF1及びF2のチャネル推定結果の一例を示した図である。 図9は、図8に示したチャネル推定結果の場合のイネーブル制御回路21の動作例を示した図である。 図10は、データAを伝送するOFDMシンボルF1及びF2のチャネル推定結果の一例を示した図である。 図11は、図10に示したチャネル推定結果の場合のイネーブル制御回路21の動作例を示した図である。 図12は、拡散方式により送信データが周波数軸方向と時間軸方向の2次元上に配置された様子を示した図である。 図13は、パケット(Phyフレーム)のフォーマットを示した図である。
符号の説明
11…アンテナ
12…RF処理部
13…AD変換器
14…FFT
15…チャネル推定及びSNR推定部
16…チャネル補正回路
18…逆拡散回路
19…デインタリーバ
20…デコーダ
21…イネーブル制御回路

Claims (12)

  1. 送信データが周波数軸又は時間軸上の複数のブロックに拡散された伝送信号の受信処理を行なう無線通信装置であって、
    拡散信号を受信処理する受信処理部と、
    受信信号のチャネル推定及びSNR推定を行なうチャネル推定及びSNR推定部と、
    受信信号の逆拡散を行なう逆拡散部と、
    前記逆拡散部を通過した受信信号の復号処理を行なう復号部と、
    チャネル推定及びSNR推定の結果に基づいて前記逆拡散部及び前記受信処理部の動作を制御する制御部と、
    を具備することを特徴とする無線通信装置。
  2. 前記制御部は、
    SNR推定結果に基づいて前記逆拡散部による受信信号の逆拡散処理が必要であるかどうかを判断し、
    すべてのブロックにわたり逆拡散処理が必要でないと判断したときには、各ブロックのチャネル推定結果に基づいて復号処理又は逆拡散処理するブロックを選択する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 前記制御部は、同じデータが拡散されている複数のブロックの中で、逆拡散なしに復号処理が可能であることを示すチャネル推定結果を持つブロックが存在するかどうかを判別し、存在すれば前記逆拡散部における逆拡散処理を停止し、該ブロックのみ前記復号部における復号処理を行なわせる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  4. 伝送信号はOFDM変調されており、
    前記制御部は、OFDM復調した後の各ブロックについて、チャネル推定結果が第1の閾値を超えるサブキャリアの本数(若しくは割合)が所定値以上であるかどうかに基づいて、逆拡散なしに復号処理が可能であるかどうかを判断する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の無線通信装置。
  5. 前記制御部は、逆拡散なしに復号処理が可能となることを示すチャネル推定結果を持つブロックが存在しないときには、他の一部のブロックとの逆拡散により復号処理が可能であることを示すチャネル推定結果を持つブロックが存在するかどうかを判別し、存在すれば該一部のブロックについてのみ逆拡散処理してから前記復号部における復号処理を行なわせる、
    ことを特徴とする請求項3に記載の無線通信装置。
  6. 伝送信号はOFDM変調されており、
    前記制御部は、同じデータが拡散されている複数のブロックの中で、第1の閾値よりも低い第2の閾値を超えるサブキャリアの本数(若しくは割合)が所定値以上となる一部のブロックを取り出して、該一部のブロックだけで逆拡散処理してから前記復号部における復号処理を行なわせる、
    ことを特徴とする請求項5に記載の無線通信装置。
  7. 送信データは周波数軸及び時間軸上で拡散されており、
    前記制御部は、同じデータが拡散されている複数のブロックのうち一部のみを逆拡散する場合には、周波数軸上での逆拡散処理を優先して行なう、
    ことを特徴とする請求項6に記載の無線通信装置。
  8. 1つのOFDMシンボルは複数のブロックで構成され、且つOFDMシンボル内のすべてのブロックで同じデータを伝送することで周波数軸上の拡散が行なわれているとともに、2以上のOFDMシンボルで同じデータを伝送することで時間軸上の拡散が行なわれており、
    前記制御部は、
    OFDMシンボル内の各ブロックが同シンボル内の他のブロックとの逆拡散により復号処理が可能であることを示すチャネル推定結果を持つかどうかを判別し、
    該チャネル推定結果を持つ複数のブロックが同シンボル内に存在すれば、同シンボル内のブロック同士で逆拡散処理してから前記復号部における復号処理を行なわせる、
    ことを特徴とする請求項7に記載の無線通信装置。
  9. 受信処理部は、受信信号をOFDM復調するFFT及びチャネル補正回路を含み、
    前記制御部は、逆拡散処理を行なわないOFDMシンボルに関してはFFT及びチャネル補正回路の動作を停止させる、
    ことを特徴とする請求項8に記載の無線通信装置。
  10. 前記制御部は、該チャネル推定結果を持つ複数のブロックが1つのOFDMシンボル内に存在しない場合には、同じデータが拡散されている複数のOFDMシンボルにわたって他の一部のブロックとの逆拡散により復号処理が可能であることを示すチャネル推定結果を持つブロックを取り出し、該チャネル推定結果を満たすブロックについて逆拡散処理してから前記復号部における復号処理を行なわせる、
    ことを特徴とする請求項8に記載の無線通信装置。
  11. 受信処理部は、受信信号をOFDM復調するFFT及びチャネル補正回路を含み、
    前記制御部は、逆拡散処理を行なわないブロックに関してはチャネル補正回路の動作を停止させる、
    ことを特徴とする請求項10に記載の無線通信装置。
  12. 送信データが周波数軸又は時間軸上の複数のブロックに拡散された伝送信号の受信処理を行なうための無線通信方法であって、
    拡散信号を受信処理する受信処理ステップと、
    受信信号のチャネル推定及びSNR推定を行なうチャネル推定及びSNR推定ステップと、
    SNR推定結果に基づいて受信信号の逆拡散処理が必要であるかどうかを判断する判断ステップと、
    すべてのブロックにわたり逆拡散処理が必要でないと判断したときには、各ブロックのチャネル推定結果に基づいて復号処理又は逆拡散処理するブロックを選択するブロック選択ステップと、
    逆拡散処理すると選択されたブロックについて逆拡散する逆拡散処理ステップと、
    逆拡散なしに復号処理すると決定されたブロックの信号、又は逆拡散すると選択された複数のブロックを逆拡散した後の信号を復号する復号ステップと、
    を具備することを特徴とする無線通信方法。
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