JP2007243098A - 電子制御装置の製造方法 - Google Patents

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Yoshinao Nakamoto
善直 中本
Hideji Hoshiba
秀治 干場
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Abstract

【課題】狭ピッチ部品の半田量を少なくして、半田付け不良を抑制することとリード部品の半田量を多くして、接合強度を確保することの両立を図る。
【解決手段】大型リード部品11の接合の半田量を多くさせるため、チェッカーチップ16を大型リード部品11のランド12上に実装した後、プリント配線板13をフロー半田付けする。フロー半田付け時、チェッカーチップ16が障壁となり、また更に周辺にはんだを付着させて収集するため、固着する半田量を多くさせることができる。また、チェッカーチップ16を実装していないその他の箇所については、本来の溶融半田の流角18,19によって固着する半田量が決定するため、狭ピッチ部品の半田量を少なくして、半田付け不良を抑制することと両立を図ることができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、リード部品とチップ部品を一括してフロー半田付けする電子制御装置の製造方法に関するものである。
従来、この種の電子制御装置において、セット調整時およびセット修理時におけるプリント配線板上からの信号取り出し用端子としてチェッカーチップが用いられている。このチェッカーチップは表面実装可能なチップ型チェック端子で、通常のチップマウンタで実装が可能である(例えば、特許文献1参照)。
図4にチェッカーチップの実装例を示す。図4において13はプリント配線板、16はチェッカーチップ、12はランド、23ははんだペーストである。
また、従来の電子制御装置の製造方法について、図5を参照しながら説明する。図5は、電子制御装置の側面図である。まず、プリント配線板13のフロー半田付けする面側に仮止め用ボンド15が塗布される。この仮止め用ボンド15は、プリント配線板13のチップ部品14の本体部が実装される位置にディスペンサなどのボンド塗布装置により塗布される。
次にチップマウンタによりチップ部品14が実装される。次にこのプリント配線板を加熱炉に送り、プリント配線板13を約150℃程度まで加熱すると、仮止め用ボンド15は硬化し、チップ部品14の本体部はプリント配線板13に固着する。次にリード部品17が、リード部品実装機によって実装される。次にリード部品実装機で実装できない大型リード部品11が、人手によって挿入される。
最後にプリント配線板13にチップ部品14、リード部品17、大型リード部品11が、フロー半田付け工法により一括して半田付けされる。
特開平10−32382号公報
フロー半田付けにおいて、接合強度を確保する目的からリード部品に固着する半田量を多くし、且つクワッドフラットパッケージ(QFP)などに代表される狭ピッチ部品の半田付け不良を抑制することが望ましい。狭ピッチ部品の半田付け不良を抑制する最も簡単な方法は、狭ピッチ部品に固着する半田量を少なくすることである。すなわち、リード部品に固着する半田量を多くし、且つ狭ピッチ部品に固着する半田量を少なくすることが望ましい。しかしながら、部品毎に固着する半田量を調整することは難しい。その理由について、図6を参照しながら説明する。図6はフロー半田付け時の電子制御装置の側面図を示す。20は半田槽、21は溶融半田である。フロー半田付け時、プリント配線板13は、図6の右から左方向に進む。
図6において、プリント配線板13に固着する半田量を調整する最も一般的な方法として、プリント配線板13の進行角度22を変更すること、及びプリント配線板13の進行方向後ろ側に流れる溶融半田の流角19を変更することが上げられる。プリント配線板13の進行角度22、及び溶融半田の流角19は、水平の場合を最小0°とする。この場合、プリント配線板13の進行角度22が大きく、または溶融半田の流角19が小さくなるとプリント配線板13の後方に半田を引く力が大きくなり、プリント配線板13全体に固
着する半田量が少なくなる。また、逆にプリント配線板13の進行角度22が小さく、または溶融半田の流角19が大きくなるとプリント配線板13の後方に半田を引く力が小さくなり、プリント配線板13全体に固着する半田量が多くなる。
また、近年、使用が普及ししている鉛フリー半田は、その特性から従来の鉛入り半田に比べて半田付け不良が発生し易く、半田付け不良を抑制するため、図6のプリント配線板13の進行角度22を大きく、または溶融半田の流角19を小さくするようにフロー半田付け装置を調整する傾向があることから、リード部品の半田量が少なくなり易いという問題点があった。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、フロー半田付けにおいて、重量が重い等の理由で特に接合強度を必要とする特定のリード部品ランドのみ固着する半田量を多くさせることを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の電子制御装置の製造方法は、プリント配線板のチップ部品が実装される位置に仮止め用ボンドを塗布する工程において、チェッカーチップをプリント配線板のリード部品ランド上に実装したものである。
これによって、フロー半田付け工程において、リード部品ランド上に実装したチェッカーチップが障壁となり、プリント配線板の進行方向後ろ側に流れる溶融半田の流角を部分的に大きくする役割を果たす。また更にチェッカーチップ周辺にはんだを付着させて収集する役割を果たす。
本発明の電子制御装置の製造方法は、リード部品ランド上に実装したチェッカーチップが障壁となりプリント配線板の進行方向後ろ側に流れる溶融半田の流角を部分的に大きくし、また更にチェッカーチップ周辺にはんだを収集してリード部品のランドに固着する半田量を多くすることができる。
第1の発明は、フロー半田付け工法を用いて、チップ部品とリード部品を一括してプリント配線板に接合する電子制御装置において、プリント配線板のチップ部品が実装される位置に仮止め用ボンドを塗布する時に、チェッカーチップをリード部品ランド上に実装することにより、特定のリード部品のみ半田量を多くすることができるため、狭ピッチ部品とリード部品が混載される電子制御装置の場合、狭ピッチ部品の半田量を少なくして、半田付け不良を抑制することと、リード部品のランドに固着する半田量を多くして接合強度を確保することの両立を図ることができる。
(実施の形態1)
図1〜3は、本発明の第1の実施の形態における電子制御装置の製造方法を示す。図1は、電子制御装置の側面図、図2は、図1の大型リード部品11のランド12近傍を半田付けする面側より見た図である。図3は、フロー半田付けにおける電子制御装置の側面図を示す。
図1において、まず、プリント配線板13のチップ部品14の本体部が実装される位置に仮止め用ボンド15を塗布する。同時に大型リード部品11のランド12上にチェッカーチップ16を実装する。チェッカーチップ16は、ランド12上のフロー半田付け時におけるプリント配線板13進行方向後ろ側にランド12の後端からはみ出ないよう実装し、且つチェッカーチップ16の長手方向が、プリント配線板13の進行方向と垂直方向に
実装することが望ましい。フロー半田付け時、プリント配線板13は、図1の右から左方向に進むものとする。
次にチップマウンタによりチップ部品14を実装し、このプリント配線板を加熱炉に送りプリント配線板13を約150℃程度まで加熱すると、仮止め用ボンド15は硬化し、チップ部品14の本体部はプリント配線板13に接着する。同時にチェッカーチップ16もプリント配線板13上で硬化し、固着する。次にリード部品17をリード部品実装機によって実装し、リード部品実装機で実装できない大型リード部品11が、人手によって挿入される。
最後にプリント配線板13にチップ部品14、リード部品17、大型リード部品11が、フロー半田付け工法により一括して半田付けされる。
以上のように構成された電子制御装置の製造方法について、以下その動作、作用を説明する。
図3において、フロー半田付けの際、大型リード部品11のランド12では、チェッカーチップ16が障壁となり、プリント配線板13の進行方向後ろ側に流れる溶融半田の流角18は、本来の溶融半田の流角19より大きくなる。また更にチェッカーチップ16が周辺にはんだ14を付着させて収集する。結果、チェッカーチップ16を実装したランド17のみ固着する半田量を多くすることができる。
また、チェッカーチップ16を実装していないその他の箇所については、本来の溶融半田の流角19によって固着する半田量が決定するため、狭ピッチ部品の半田量を少なくして、半田付け不良を抑制することと両立を図ることができる。
以上のように、本発明にかかる電子制御装置の製造方法はプリント配線板に実装する部品の半田量の増量が可能となるので、プリント配線板にフロー半田付けするチップ部品の用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1における電子制御装置の側面図 本発明の実施の形態1における電子制御装置の半田面側から見た下面図 本発明の実施の形態1における電子制御装置のフロー半田付けの側面図 従来の電子制御装置のチェッカーチップを実装した模式図 従来の電子制御装置の側面図 従来の電子制御装置のフロー半田付けの側面図
符号の説明
11 大型リード部品
12 ランド
13 プリント配線板
14 チップ部品
15、16 チェッカーチップ
17 リード部品
18、19 溶融半田の流角
20 半田槽
21 溶融半田
22 プリント配線板の進行角度
23 はんだペースト

Claims (1)

  1. フロー半田付け工法を用いて、チップ部品とリード端子付き電子部品(以下、リード部品)を一括してプリント配線板に接合する電子制御装置において、チェッカーチップをリード部品のランド上に実装した後、プリント配線板をフロー半田付けし、リード部品のランドに固着する半田量を多くさせることを特徴とする電子制御装置の製造方法。
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