JP2007242274A - 照光機能付き接点シート及びこれを用いた入力装置 - Google Patents

照光機能付き接点シート及びこれを用いた入力装置 Download PDF

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Abstract

【課題】操作者に良好な操作感触を与えつつ、可動接点とELシートとの接触に伴う不具合を防止することができる照光機能付き接点シート及びこれを用いた入力装置を提供すること。
【解決手段】操作者の押圧操作に応じて反転可能な金属製の板ばねで構成される可動接点102と、電極(下部電極113)を有し当該電極(下部電極113)と可動接点102との間に絶縁層114を有するELシート101とを具備し、絶縁層114における可動接点102の端部に対応する範囲を部分的に厚く形成したことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、照光機能付き接点シートに関し、特に、面光源であるエレクトロルミネッセンス(EL:Electro luminescence)シートを用いた照光機能付き接点シート及びこれを用いた入力装置に関する。
従来、キー操作部の裏面側に面光源であるELシートを配設し、各キー操作部を暗所で一様に明るく照明できるようにした操作パネルが提案されている(例えば、特許文献1参照)。かかる操作パネルにおいては、操作者の操作に応じて弾性変形すると共に、元の状態に弾性復帰する可動接点部の上方にELシートを積層することで、操作者に良好な操作感触(クリック感触)を与えている。
一般に、このような操作パネルにおいては、図5に示すように、ELシート501の下方に弾性変形可能な可動接点502が配設され、この可動接点502の下方領域に回路基板503に設けられた固定接点520(コモン接点520a、中央接点520b)が配設されている。可動接点502には、例えば、操作者の押圧操作に応じて反転可能に構成された金属製の板ばねが用いられる。
ELシート501においては、PET等からなるフレキシブルで透明なフィルム基材506の下方にITO(Indium Tin Oxide)等からなる上部電極507が設けられている。この上部電極507の下方に蛍光層508及び誘電層509が設けられ、この誘電層509の下方にカーボン等からなる下部電極510が設けられている。ELシート501においては、上部電極507及び下部電極510を介して蛍光層508に含まれる蛍光体に交流電圧を印加することにより発光するように構成されている。
また、下部電極510の下方には、上述の交流電圧に応じた電磁波ノイズの影響を低減すべく、絶縁層511、シールド層512及び絶縁層513が設けられている。そして、この絶縁層513の下方に粘着層514が設けられている。この粘着層514によって可動接点502の頂部が保持されると共に、ELシート501自体が回路基板503に固着される。尚、図5においては省略されているが、ELシート501は回路基板503上に取り付けた状態においては、可動接点520の膨出部形状に沿って撓んでおり、コモン接点520aと当接する可動接点502の端部の外周付近で、粘着層514が回路基板503に粘着し保持されるよう構成されている。
特開平10−144172号公報
しかしながら、上述のような従来の操作パネルにおいて、可動接点502に用いられる金属性の板ばねは、一般的に打ち抜き加工で製造されるため、図5に示すように、その端部近傍に切断バリ515が発生し得る。このような切断バリが発生した場合には、当該切断バリがELシート501の下層部(例えば、図5に示す粘着層514、絶縁層513)を貫通し、下部電極512まで到達する結果、操作パネル内の回路がショートしてしまうという問題が生じ得る。
このような事態を回避するため、ELシート501の下層部を厚く構成した場合には、可動接点502上に配設されるELシート501が厚くなり、操作者が良好な操作感触(クリック感触)を得ながらキー操作を行うことができないという新たな問題が生じ得る。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであり、操作者に良好な操作感触を与えつつ、可動接点とELシートとの接触に伴う不具合を防止することができる照光機能付き接点シート及びこれを用いた入力装置を提供することを目的とする。
本発明の照光機能付き接点シートは、操作者の押圧操作に応じて反転可能な金属製の板ばねで構成される可動接点と、電極を有し当該電極と前記可動接点との間に絶縁層を有するELシートとを具備し、前記絶縁層における前記可動接点の端部に対応する範囲を部分的に厚く形成したことを特徴とする。
この構成によれば、ELシートにおいて、絶縁層における可動接点の端部に対応する範囲が部分的に厚く形成されていることから、例えば、可動接点を構成する金属製の板ばねの製造時に端部に切断バリが発生した場合においても、当該切断バリが電極に到達するのを防止できるので、可動接点とELシートとの接触に伴う不具合を防止することが可能となる。しかも、可動接点の端部に対応する範囲を部分的に厚く形成していることから、絶縁層の全体を厚くする場合と比べてELシートを薄く構成できるので、操作者に良好な操作感触を与えることが可能となる。
上記照光機能付き接点シートにおいて、前記ELシートは、前記絶縁層に積層される粘着層で前記可動接点を保持することが好ましい。この場合には、ELシートに可動接点を取り付ける構成を別途用意する必要がなくなるため、安価にELシートに可動接点を取り付けることが可能となる。
特に、上記照光機能付き接点シートにおいては、前記絶縁層を内側を中空にした閉じた環状に厚く形成することが好ましい。この場合には、当該絶縁層が可動接点の端部の全範囲に対応することから、可動接点の端部のいかなる位置に切断バリが発生した場合においても、当該切断バリが電極に到達することにより発生する不具合を解消することが可能となる。また、可動接点の端部の全範囲に対応することから、可動接点における切断バリの発生位置を気にすることなく、当該可動接点をELシートに保持させる際の作業を行うことができるので、可動接点を取り付ける際における作業性を向上することができる。
また、上記照光機能付き接点シートにおいては、前記絶縁層を印刷処理により形成することが好ましい。この場合には、印刷処理を用いて絶縁層を形成することができるため、簡単に絶縁層を形成することが可能となる。
例えば、前記電極に対応する範囲に形成される第1の絶縁層に、前記可動接点の端部近傍に対応する範囲に形成される第2の絶縁層を重ねて印刷することが考えられる。この場合には、第1の絶縁層と、第2の絶縁層とを分けて形成することができるので、可動接点の端部に対応する範囲を部分的に厚く形成した絶縁層をより簡単に形成することが可能となる。
本発明の入力装置は、請求項1から請求項5のいずれかに記載の照光機能付き接点シートと、前記可動接点と離接する固定接点を有する回路基板とを具備し、前記可動接点と前記固定接点によってスイッチを構成し、該スイッチ上を前記ELシートで照光することを特徴とする。
この構成によれば、請求項1から請求項5のいずれかに記載の照光機能付き接点シートで得られる効果を、当該入力装置においても得ることが可能となる。すなわち、操作者に良好な操作感触を与えつつ、可動接点とELシートとの接触に伴う不具合を防止することができる入力装置を提供することが可能となる。
本発明によれば、操作者に良好な操作感触を与えつつ、可動接点とELシートとの接触に伴う不具合を防止することが可能となる。
以下、本発明の一実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る照光機能付き接点シート(以下、単に「接点シート」という)100の構成を説明するための断面図である。なお、図1においては、説明の便宜上、本実施の形態に係る接点シート100が入力装置に適用された場合の構成要素(後述する入力装置の回路基板等)についても示している。
本実施の形態に係る接点シート100は、図1に示すように、ELシート101の下方に弾性変形可能な可動接点102が配設され、この可動接点102の下方領域に回路基板103に設けられた固定接点120(コモン接点120a、中央接点120b)が配設されている。
可動接点102には、操作者の押圧操作に応じて反転可能に構成された金属製の板ばねが用いられる。板ばねは、例えば、円椀ドーム状や、側面が切り欠かれた細長ドーム状に形成され、その中央近傍において、図1に示す上方側に盛り上がった膨出部を有している。操作者の押圧操作に応じて当該膨出部が図1に示す下方側に弾性変形すると共に、押圧操作の解除に応じて同図に示す上方側に弾性復帰することにより反転可能に構成されている。
本実施の形態において、可動接点102は、その膨出部の上端部でELシート101の下面に取り付けられている。具体的には、ELシート101の粘着層115で可動接点102が保持されている。これにより、ELシート101に可動接点102を取り付ける構成を別途用意する必要がなくなるため、安価にELシート101に可動接点102を取り付けることが可能となる。
ELシート101においては、PET等からなるフレキシブルで透明なフィルム基材107の下方にITO(Indium Tin Oxide)等からなる上部電極108が設けられている。この上部電極108の下方に蛍光層109及び誘電層110が設けられ、この誘電層110の下方にカーボン等からなる下部電極111が設けられている。ELシート101においては、上部電極108及び下部電極111を介して蛍光層109に含まれる蛍光体に交流電圧を印加することにより発光するように構成されている。
また、下部電極111の下方には、上述の交流電圧に応じた電磁波ノイズの影響を低減すべく、絶縁層112、シールド層113、並びに、第1の絶縁層として機能する絶縁層114が設けられている。そして、この絶縁層114の下方に粘着層115が設けられている。本実施の形態に係る接点シート100においては、この粘着層115によって可動接点102の上端部が保持される。尚、図1においては省略されているが、接点シート100は回路基板103上に取り付けた状態においては、可動接点102の膨出部形状に沿って撓んでおり、コモン接点120aと当接する可動接点102の端部の外周付近で、粘着層115が回路基板103に粘着し保持されるよう構成されている。また、可動接点102の膨出部の内面が中央接点120bと接離可能に対向している。
特に、本実施の形態に係る接点シート100においては、絶縁層114における可動接点102の端部(可動接点102の平面視における外形を構成する端部、以下においては、「周縁部」という)に対応する範囲を部分的に厚く形成している。具体的には、絶縁層114の下方側であって、可動接点102の周縁部に対応する範囲に、第2の絶縁層として機能する絶縁層116を設けている。絶縁層116は、可動接点102の周縁部に切断バリ117が発生した場合に、当該切断バリ117の先端が粘着層115及び絶縁層114を貫通して下部電極113に到達するのを防止するために設けられている。
なお、本実施の形態に係る接点シート100において、ELシート101を構成する各層(フィルム基材107、上部電極108及び蛍光層109など)は、印刷処理により形成される。特に、本実施の形態に係る接点シート100においては、フィルム基材107が形成された後、これに続いて上部電極108、蛍光層109、誘電層110、下部電極111、絶縁層112、シールド層113、絶縁層114及び粘着層115が形成されていく。
特に、絶縁層116は、絶縁層114が形成された後、当該絶縁層114の所定位置に可動接点102の周縁部に対応させて平面視リング状に形成される。そして、この絶縁層116を含む絶縁層114の全体に粘着層115が形成される。尚、絶縁層116は可動接点の周縁部の全周に対応させて、平面視において内側を中空にした閉じた環状となるように連続させて形成するのが好ましい。しかし、金属板材につなぎ桟で接続された可動接点102を複数形成し、つなぎ桟から分断して個別の可動接点102を連続加工するものにおいては、切断バリ117がつなぎ桟との切断部に発生しやすいことから、粘着層115への貼り付け時において、このつなぎ桟との切断部が対向する位置に部分的に絶縁層116を設けるようにしても良い。
このようにELシート101を構成する各層を印刷処理で形成することにより、可動接点102の周縁部近傍に対応する範囲を部分的に厚く形成した絶縁層(114、116)を簡単に形成することが可能となる。特に、絶縁層114を形成した後に、この絶縁層114に絶縁層116を重ねて印刷することにより、絶縁層114と、絶縁層116とを分けて形成することができるので、可動接点102の端部に対応する範囲を部分的に厚く形成した絶縁層をより簡単に形成することが可能となる。
このように本実施の形態に係る接点シート100によれば、切断バリ117が発生し易い可動接点102の周縁部に対応する範囲に絶縁層116を設けたので、切断バリ117の先端が下部電極113に到達することにより発生する不具合を解消することが可能となる。しかも、可動接点102の周縁部に対応する範囲にのみ絶縁層116を設けていることから、絶縁層114の全体を厚くする場合と比べてELシート101を薄く構成できるので、操作者に良好な操作感触を与えることが可能となる。
以下、本実施の形態に係る接点シート100の構成について図2を用いて説明する。図2は、本実施の形態に係る接点シート100の上面図(同図(a))及び下面図(同図(b))である。
本実施の形態に係る接点シート100は、図2(a)に示すように、長方形状を有する操作面部201を有すると共に、同図に示す下端部中央にELシート101への電源供給を行うための端子部202を有する。操作面部201の所定位置には、複数の操作キー部203が形成されている。可動接点102は、例えば図2(b)に示すように周縁部が平面視円形状に形成されており、これらの操作キー部203の裏面側に保持される。尚、可動接点102の周縁部の平面視形状を円形状の一部を切り欠いた細長状に形成したり、矩形状や、十字状に形成するようにしても良い。
例えば、接点シート101が携帯電話の操作部に適用される場合には、操作キー部203は、ファンクションキーや数字キーなどの操作キーに対応する位置に形成されることとなる。なお、本実施の形態に係る接点シート100においては、ELシート101の全面が発光する。しかし、ELシート101の発光形態についてはこれに限定されず、選択された操作キー203の位置に応じて部分的にELシート101を発光させることも可能である。
また、本実施の形態に係る接点シート100には、図2(b)に示すように、ELシート101の操作キー部203に対応する位置に複数の絶縁層116が形成されている。絶縁層116を覆う粘着層115は回路基板103と貼り合わされる面にドット状または直線状に凹凸部(不図示)を形成することが好ましい。このように凹凸部を形成することで、装着時に回路基板103との間に通気溝を構成でき、操作時に可動接点102が反転した際に押し出された内部の空気を退避させることで、操作者における良好な押圧操作を実現することができる。
ここで、本実施の形態に係る接点シート100が有するELシート101の構成について図3を用いて説明する。図3(a)は、本実施の形態に係る接点シート100が有するELシート101の構成について説明するための上面図であり、図3(b)は、本実施の形態に係る接点シート100が有するELシート101の構成について説明するための下面図である。
なお、図3(a)に示すように、ELシート101の上面の構成は、図2に示す接点シート100の上面の構成と同様であるため、その説明を省略する。また、図3(b)においては、説明の便宜上、粘着層115を省略すると共に、絶縁層116に対応する部分について示している。
図3(b)に示すように、ELシート101の下面には、一面に絶縁層114が形成され、この絶縁層114の同図に示す前面側に平面視において内側を中空にした閉じた環状の絶縁層116が形成されている。絶縁層116は、操作キー部203に対応する位置、言い換えると、可動接点102に対応する位置にその周縁部に対応させて形成されている。特に、絶縁層116は、可動接点102における切断バリ117の発生し得る範囲をカバーできるように一定の幅を有している。
このように絶縁層116を中空の閉じた環状に形成することで、可動接点102の周縁部の全範囲に対応することから、可動接点102の周縁部のいかなる位置に切断バリ117が発生した場合においても、当該切断バリ117の先端が下部電極113に到達することにより発生する不具合を解消することが可能となる。また、可動接点102の周縁部の全範囲に対応することから、可動接点102における切断バリ117の発生位置を気にすることなく、当該可動接点102をELシート101に保持させる際の作業を行うことができるので、可動接点102を取り付ける際における作業性を向上することができる。
次に、本実施の形態に係る接点シート100を適用した入力装置の構成について図4を用いて説明する。図4は、本実施の形態に係る接点シート100を適用した入力装置の構成を説明するための断面図である。例えば、図4に示す入力装置は、携帯電話やテレビのリモートコントローラなどの操作部に用いられる。
図4に示すように、本実施の形態に係る接点シート100は、入力装置のケース401内に配設された回路基板103に貼り付けられる。具体的には、接点シート100は、粘着層115によって、回路基板103に貼り付けられる。このとき、接点シート100は、開口部106内の可動接点102が回路基板103上の固定接点120に対向して配置されるように回路基板103に貼り付けられる。
ケース401の表面には、操作者の操作入力を受け付ける操作キー402が設けられている。操作キー402は、ELシート101の操作キー部203に対応する位置に設けられている。操作キー402の下端部は、回路基板103側に突出した形状を有しており、その端部が操作キー部203に到達している。操作者による押圧操作を操作キー402が受けると、これに応じて操作キー部203が押し下げられる。これにより、可動接点102が反転してクリック感触を生ずると共に回路基板103上の中央固定接点120bに接触する位置まで押し下げられると、スイッチがオンに切り替わり外部へ信号が出力される。また、通電されたELシート101が発光することにより可動接点102上の操作キー402が照光されるように構成されている。
以上説明したように、本実施の形態に係る接点シート100においては、ELシート101において、可動接点102の端部に対応する範囲の絶縁層を部分的に厚く形成している。このため、例えば、可動接点102を構成する金属製の板ばねの製造する際に、その端部に切断バリ117が発生した場合においても、当該切断バリ117が下部電極113に到達するのを防止できるので、可動接点102とELシート101との接触に伴う不具合を防止することが可能となる。しかも、可動接点102の端部近傍に対応する範囲を部分的に厚く形成していることから、絶縁層114の全体を厚くする場合と比べてELシート101を薄く構成できるので、操作者に良好な操作感触を与えることが可能となる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されず、種々変更して実施することが可能である。上記実施の形態において、添付図面に図示されている大きさや形状などについては、これに限定されず、本発明の効果を発揮する範囲内で適宜変更することが可能である。その他、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施することが可能である。
例えば、上記実施の形態に係る接点シート100においては、ELシート101が有する粘着層115で可動接点102を保持する場合について説明している。しかし、可動接点102を保持する手法については、これに限定されるものではなく、適宜変更が可能である。また、ELシート101と回路基板103との間に可動接点102を収容する収容孔を設けたスペーサを配置して密閉構造にすることも可能である。このように変更した場合においても、可動接点102の端部近傍に対応する範囲の絶縁層を部分的に厚くすることで上記実施の形態と同様の効果を得ることが可能となる。
また、上記実施の形態に係る接点シート100においては、可動接点102が円形状を有する場合について図示しているが、可動接点102の形状についても、これに限定されるものではなく、適宜変更が可能である。可動接点102がいかなる形状を有したとしても、切断バリが発生し易い端部近傍に対応する範囲に絶縁層116を設けることにより、上記実施の形態と同様の効果を得ることが可能となる。
本発明の一実施の形態に係る接点シートの構成を説明するための断面図である。 (a)上記実施の形態に係る接点シートの上面図である。(b)上記実施の形態に係る接点シートの下面図である。 (a)上記実施の形態に係る接点シートが有するELシートの上面図である。(b)上記実施の形態に係る接点シートが有するELシートの下面図である 上記実施の形態に係る接点シートを適用した入力装置の構成を説明するための断面図である。 従来の操作パネルの構成を説明するための断面図である。
符号の説明
100 照光機能付き接点シート(接点シート)
101 ELシート
102 可動接点
103 回路基板
108 上部電極
111 下部電極
114 絶縁層
115 粘着層
116 絶縁層
120 固定接点

Claims (6)

  1. 操作者の押圧操作に応じて反転可能な金属製の板ばねで構成される可動接点と、電極を有し当該電極と前記可動接点との間に絶縁層を有するELシートとを具備し、前記絶縁層における前記可動接点の端部に対応する範囲を部分的に厚く形成したことを特徴とする照光機能付き接点シート。
  2. 前記ELシートは、前記絶縁層に積層される粘着層で前記可動接点を保持することを特徴とする請求項1記載の照光機能付き接点シート。
  3. 前記絶縁層を内側を中空にした閉じた環状に厚く形成したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の照光機能付き接点シート。
  4. 前記絶縁層を印刷処理により形成したことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の照光機能付き接点シート。
  5. 前記電極に対応する範囲に形成される第1の絶縁層に、前記可動接点の端部近傍に対応する範囲に形成される第2の絶縁層を重ねて印刷したことを特徴とする請求項4記載の照光機能付き接点シート。
  6. 請求項1から請求項5のいずれかに記載の照光機能付き接点シートと、前記可動接点と離接する固定接点を有する回路基板とを具備し、前記可動接点と前記固定接点によってスイッチを構成し、該スイッチ上を前記ELシートで照光させることを特徴とする入力装置。
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