JP2007241539A - 半導体フラッシュメモリにおけるデータ管理及び制御システムと半導体フラッシュメモリ収容装置 - Google Patents

半導体フラッシュメモリにおけるデータ管理及び制御システムと半導体フラッシュメモリ収容装置 Download PDF

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Abstract

【課題】半導体フラッシュメモリの書換え回数を平均化することによって長寿命化を図るとともに、同期処理に係わる時間の不均一性を解消すること。
【解決手段】ファイルシステムとしてUDFファイルシステムを用いた半導体フラッシュメモリであって、半導体フラッシュメモリに記録される空間ビットマップが3つの消去ブロックにまたがっている場合、各ブロックの空間ビットマップを部分SBM1〜3及びこれに対応するデータ格納領域を部分DSA1〜3とすると、Rootディレクトリを部分SBM1に対応する部分DSA1に記録し、第1のファイル・ディレクトリ群を部分SBM1と部分SBM2に対応する部分DSA1と部分DSA2にのみ記録し、第2のファイル・ディレクトリ群を部分SBM1と部分SBM3に対応する部分DSA1と部分DSA3にのみ記録するというマッピング規則を提供する。
【選択図】図4

Description

本発明は、ブロック単位でのデータ消去を特徴とする半導体フラッシュメモリにおけるデータ管理及び制御システムと、半導体フラッシュメモリを適用した監視カメラ装置を一例とする半導体フラッシュメモリ収容装置に関する。
近年、ブロック単位でのデータ消去を特徴とする半導体フラッシュメモリの大容量化、低価格化に伴い、ストレージデバイスとしての利用が広まっている。そしてこのような半導体フラッシュメモリをストレージデバイスとして利用するには、半導体フラッシュメモリが有するいくつかの公知の特徴に配慮しなければならない。
まず第1に、各ブロックには一定の書換え保証回数があり、これは半導体フラッシュメモリの信頼性すなわちメモリとしての寿命に関係するという特徴がある。そのため、前記書換え保証回数を超えないように各ブロックを平均的に使用するための工夫が必要である。
第2に、同一ブロックへの上書き動作は、当該ブロックを一旦消去する必要があることから、上書きを伴わない単なるライト動作に比べて動作完了までの時間が長いという特徴がある。このため上書き動作と、リード動作や単なるライト動作が競合しないように調停したり、上書き動作自身を減少させたりする工夫が必要である。
このような第1の特徴に対して、半導体フラッシュメモリの各ブロックに対する書換え回数カウンタを具備し、そしてこのカウンタ値に基づいてデータを記録するブロックを決定することによって書換え回数を平均化するという長寿命化方式が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。また第2の特徴に対して、半導体フラッシュメモリ上において頻繁に更新する必要があるデータは、一旦システムメモリ(主記憶メモリ)上にコピーされ、そのコピーされたデータに対して変更を行うとともに、前記変更とは異なるタイミングを契機にシステムメモリ上のデータを半導体フラッシュメモリ上に書き戻す同期処理を行うという上書き動作削減方式が知られている。さらに前記同期処理を行う際に、変更が生じた箇所のみをブロック単位で書き戻すことによって、同期処理に係わる時間を短くするという高速化方式が提案されている(例えば、特許文献2を参照)。
ところで、半導体フラッシュメモリばかりでなく、光磁気ディスクやHDD(Hard Disk Drive)といった各種メディアにデータを記録し管理するためには、ファイルシステムが必要になる。ファイルシステムは、そのメディアの物理的特徴や利用形態に応じて様々な方式があるが、新たに生成したデータの作成日時や既にあるデータを編集した際の更新日時、さらにはデータの種別や属性等を管理情報として保持するとともに、データをメディアに記録するセクタやページを指定する機能を提供する。そして、このファイルシステムにおける管理情報こそが、頻繁に更新する必要があるデータの一つである。
現在、多くのメディアにおいて使用されているファイルシステムにFAT(File Allocation Table)があるが、メディアの大容量化や可搬化に伴う互換性確保のためにも、光磁気ディスク向けにデファクトスタンダードとなっているUDF(Universal Disk Format)ファイルシステムが注目されている(非特許文献1を参照)。
ここで、図2と図3を用いて、UDFファイルシステム仕様におけるデータ管理方法について説明する。なお、図2と図3に対する説明は、本発明の実施形態に係るデータ管理及び制御システムの前提となる技術である。図2は半導体フラッシュメモリ上に記録するファイルデータが属するディレクトリ構造を示している。図示するように、Rootディレクトリ21の直下にDir1(22)とDir2(24)とFile3(23)があり、前記Dir1(22)の下にFile1(25)とDir3(26)、前記Dir2(24)の下にFile2(27)がある場合である。
そして図3は、図2に示したディレクトリ構造をUDFファイルシステム仕様で表現した例である。図示するように、RootFE(File Element)31はヘッダ情報と、Dir1FE32とDir2FE33とFile3FE34へのFID(File Identifier Descriptor)を所有し、前記Dir1FE32はヘッダ情報と、Dir3FE35とFile1FE36とRootFE31へのFIDを所有し、前記Dir2FE33はヘッダ情報と、File2FE37とRootFE31へのFIDを所有し、前記File1FE36と前記File2FE37と前記File3FE34ではヘッダ情報と各ファイルのデータを所有している。
このようにUDFファイルシステム仕様では、ディレクトリやファイルをFE(File Element)と呼ばれるデータ構造によって管理し、ディレクトリであるならばその配下に存在するファイルや子ディレクトリへのポインタ情報と、それに加えて親ディレクトリに対するポインタを管理している。このため、例えばFile3FE34を削除すると、RootFE31では前記File3FE34に対応するFIDの所定のビットを変更する必要がある。
一方、半導体フラッシュメモリの利用先は、テキストデータを中心に取り扱うPC(Personal Computer)や静止画像を中心に取り扱うデジタルカメラ装置向けストレージデバイスから、映像や音楽といったリアルタイムデータを記録、保存するメディアとして注目されており、今後は様々な組込み装置へ適用されていく方向にある。
例えば、前記組込み装置の例として監視カメラ装置がある。監視カメラ装置は、設置場所における動画像や静止画像といった監視情報を日々決まった時刻に取得して記録するものであるが、その用途及び目的から小型であるとともに保守の容易性や省電力性、静音性、耐衝撃性といった要件を満たす必要がある。
従来、監視情報を格納する記録手段としてHDDを具備した監視カメラ装置があるが、前記要件に照らすとHDDの代わりに半導体フラッシュメモリを使用することも十分可能である。しかしながらこれまで述べてきたように、リアルタイム性が要求される監視情報といったデータを半導体フラッシュメモリに記録するには、その特徴を考慮したデータ管理及び制御システムが必要である。
特開2004−310656号公報 特開2005−216119号公報 Universal Disk Format (OSTA)
しかしながら、上記特許文献1に開示されたように、半導体フラッシュメモリの公知の特徴に対する前記長寿命化方式によれば、各ブロック(消去ブロックとも称される)に対する書換え回数を示すカウンタ値も不揮発なメディアである半導体フラッシュメモリ上に記録しておかなければならない。
通常の動作時は、例えばシステムメモリ(主記憶メモリ)上にコピーした前記カウンタ値をカウントアップすることになるが、不測の電源障害等に対応するために前記カウンタ値を同期処理として半導体フラッシュメモリの所定ブロックに書き戻す必要がある。このため、同期処理時に書き戻さなければならないデータ量やブロック数が増加し、結果として同期処理に係わる時間が増大するという課題がある(システムメモリと半導体フラッシュメモリとで同期処理すべき対象としては、書き換え回数のカウント値と書き換えに伴うデータがある)。
また、上記特許文献2に開示されたように、半導体フラッシュメモリの公知の特徴に対する前記高速化方式によれば、システムメモリ上において変更される箇所、すなわち同期処理において半導体フラッシュメモリに書き戻さなければならないブロック数は必ずしも一定にならない。このため、同期処理に係わる時間が不規則に変動するという課題がある。
本発明は、上述した課題を解決するために、半導体フラッシュメモリの書換えを平均化することによって長寿命化を図るとともに、同期処理に係わる時間の不均一性を解消することによって容易にリアルタイムデータの記録と読出しを可能とするデータ管理及び制御システムを提供することにある。
前記課題を解決するために、本発明は主として次のような構成を採用する。
ブロック単位でデータの消去を行う半導体フラッシュメモリにおけるデータ管理・制御システムであって、
前記半導体フラッシュメモリには、UDFファイルシステム仕様に準拠したファイルデータを格納するデータ格納領域と、前記データ格納領域の使用状況をあらわし前記ブロック単位の複数の部分空間ビットマップからなる空間ビットマップと、が形成され、
前記部分空間ビットマップは、前記データ格納領域において区分けされた部分データ格納領域に対応しており、
前記部分空間ビットマップの数に対応して仕分けされたファイルディレクトリ群と前記部分データ格納領域とを対応させるマッピング規則であるとともに、一のファイルディレクトリ群がまたがって記録できない部分データ格納領域を設けるマッピング規則を設定する構成とする。
また、前記半導体フラッシュメモリのデータ管理・制御システムにおいて、前記マッピング規則は、前記部分空間ビットマップがN(N≧3)個である場合、前記ファイルデータにおけるルートディレクトリを含み且つ前記ルートディレクトリ以下のファイルディレクトリを互いに重複させることなくN個のファイルディレクトリ群に分割し、前記ルートディレクトリを第1番目の部分空間ビットマップで管理するとともに、第M番目(1<M<N)のファイルディレクトリ群を、第1番目と第M番目の部分空間ビットマップで管理し、前記第M番目のファイルディレクトリ群を、第1番目と第M番目の部分データ格納領域のみに記録する構成とする。
また、前記データ管理・制御システムにおいて、前記マッピング規則は、前記部分空間ビットマップがN(N≧2)個である場合、前記ファイルデータにおけるルートディレクトリを1回だけ含み且つ前記ルートディレクトリ以下のファイルディレクトリを互いに重複させることなくN個のファイルディレクトリ群に分割し、前記ルートディレクトリを第1番目の部分空間ビットマップで管理するとともに、第M番目(1<M<N)のファイルディレクトリ群を、第M番目の部分空間ビットマップで管理し、前記第M番目のファイルディレクトリ群を、第M番目の部分データ格納領域のみに記録する構成とする。
本発明によると、記録対象のデータが属するディレクトリ構造と前記データを記録するデータ格納領域とを対応付けするマッピング規則を設けることによって、このマッピング規則による対応付けのため、前記ディレクトリ構造を意識することによって明示的にデータ格納領域を分散することができる。これによって同期処理に対する空間ビットマップの書換え回数を平均化することが可能であるとともに、前記空間ビットマップに対応するデータを記録するデータ格納領域の書換え回数も平均化することが可能である。したがって、半導体フラッシュメモリの長寿命化に貢献することができる。
また、半導体フラッシュメモリの空間ビットマップ全体に生じる変更を局所化することができる。これによって空間ビットマップの同期処理に係わる時間の短縮化と均一化、更には同期処理に係わる最大時間の保証を行うが可能である。したがって、同期処理に伴うデータのリード動作や単なるライト動作の遅延を抑制することができ、リアルタイム性の高いデータの半導体フラッシュメモリへの記録と読出しを容易に実現することができる。
さらに、データのデータ格納領域における記録場所を限定することができる。このため、前記データが不要にフラグメントされることを抑制することが可能である。したがって、所望のファイルデータに対するアクセス性能を向上し、検索時間を短縮することが可能になる。
「第1の実施形態」
本発明の第1の実施形態に係るデータ管理及び制御システムを備えた半導体フラッシュメモリ収容装置について、図1と図4を参照しながら以下説明する。図1は本発明の第1の実施形態に係るデータ管理及び制御システムに適用するマッピング規則を説明するためのファイルデータが属するディレクトリ構造を示す図である。図4は本発明の第1の実施形態に係るデータ管理及び制御システムを備えた半導体フラッシュメモリ収容装置の構成を示すブロック図である。
図4において、半導体フラッシュメモリ収容装置41は、データ管理手段42と、データ制御手段53と、システムメモリ47と、半導体フラッシュメモリ56と、から構成され、前記半導体フラッシュメモリ56はブロック単位でデータ消去を行うようになっている。後述するが、図4の例では、半導体フラッシュメモリの部分SBM1,SBM2及びSBM3はそれぞれデータ消去のブロック単位であり、部分DSA1,DSA2及びDSA3はそれぞれ複数の消去ブロック単位からなる。
また、前記半導体フラッシュメモリ56は、UDFファイルシステム仕様に準拠してフォーマットされており、図4ではUDFパーティション65において空間ビットマップ57とデータ格納領域61とを示している。
空間ビットマップ57は、半導体フラッシュメモリ56のUDFパーティション65における使用状況(空状況)を、ページ単位(例えば512バイト単位)で管理しているUDFファイルシステム仕様にて規定されたビットマップであり、言い換えれば半導体フラッシュメモリ56に格納された各種データの記録場所を示している。そして図4では、前記空間ビットマップ56の配置状況として3つのブロックに連続的にまたがって配置されている例を示している。以下、複数のブロックにまたがって配置されたブロック単位の各空間ビットマップを、それぞれ部分SBM(Space Bit Map)1(58)、部分SBM2(59)、部分SBM3(60)と呼ぶこととする。本実施形態に示すように、空間ビットマップ57が複数のブロックにまたがって記録されることは、半導体フラッシュメモリ56のページサイズやブロックサイズ、更にはUDFパーティション65のサイズに依存することになるが、近年の大容量化に伴って通常発生しうる現象である。
データ格納領域61は、システムメモリ47上のファイルデータ52等を記録するところであり、以下、空間ビットマップ57の部分SBM1(58)、部分SBM2(59)、部分SBM3(60)に対応するデータ格納領域61を、それぞれ部分DSA(Data Sub Area)1(62)、部分DSA2(63)、部分DSA3(64)と呼ぶことにする。
システムメモリ47は、データ管理手段42が高速に半導体フラッシュメモリ56の空間ビットマップ57を参照したり変更したりすることを目的に、前記空間ビットマップ57のコピーである空間ビットマップ48を格納したり、またユーザが編集したりアプリケーションプログラムが生成したりする各種のファイルデータ52を一時的に格納したりする場所である。前記システムメモリ47の空間ビットマップ48は、半導体フラッシュメモリ収容装置41の起動時に所定の起動シーケンスに従って半導体フラッシュメモリ56から読み出され、また終了時に所定の終了シーケンスに従って半導体フラッシュメモリ56に書き戻される。
また詳細は後述するが、運用中はデータ管理手段42のイベント管理部44の指示に従って逐次半導体フラッシュメモリ56に書き戻され、システムメモリ47の空間ビットマップ48と半導体フラッシュメモリ56の空間ビットマップ57との間で同期処理が実施される。なお、フラッシュメモリ47と半導体フラッシュメモリ56との間の同期処理は、空間ビットマップ48と57の外に、ファイルデータ52とデータ格納領域61における各DSAのデータとが対象となる。
データ管理手段42は、UDFファイルシステム部43と、イベント管理部44と、SBM管理部45と、データ配置管理部46と、より構成される。UDFファイルシステム部43は、UDFファイルシステム仕様に準拠して半導体フラッシュメモリ56をフォーマットしたり、ファイルデータ52の作成・更新日時、種別、属性等を管理、変更、参照したり、更にはシステムメモリ47上の空間ビットマップ48を用いて、半導体フラッシュメモリ56におけるUDFパーティション65の使用状況(空状況)を管理するところである。またUDFファイルシステム部43は、データ配置管理部46に対してフォーマット時に決定された空間ビットマップ57の配置状況を通知する。
SBM管理部45は、システムメモリ47の空間ビットマップ48と半導体フラッシュメモリ56の空間ビットマップ57の同期処理を実施する際に必要な情報を提供するところである。また、イベント管理部44は、データ管理手段42やデータ制御手段53を構成する各機能部や、図4には記載していないが半導体フラッシュメモリ収容装置41が具備するタイマ部等からの通知を受信し、前記通知に対応する指示を前記各機能部に発行するところである。また前記イベント管理部44は、前記同期処理の実施に係わるスケジューリングを行うところでもある。
データ配置管理部46は、UDFファイルシステム部43より取得した半導体フラッシュメモリ56における空間ビットマップ57の配置状況に応じて、システムメモリ47上のファイルデータ52を前記半導体フラッシュメモリ56のどの部分SBMに対応する部分DSAに記録するか、すなわち前記ファイルデータ52のディレクトリ構造と、前記空間ビットマップ57の部分DSA1(62)、部分DSA2(63)、部分DSA3(64)とを対応付けるためのマッピング規則を提供するところである。
前記データ管理手段42は、例えば半導体フラッシュメモリ収容装置41を制御したり管理したりするOS(Operating System)やUDFファイルシステム部43の拡張機能として、ソフトウェアで実現することができる。
データ制御手段53は、SBM制御部54とデータ制御部55とから構成される。SBM制御部54及びデータ制御部55は、システムメモリ47と半導体フラッシュメモリ56との間における、様々なデータフロー66を制御するところである。前記データ制御手段53は、半導体フラッシュメモリ56に物理的なインターフェイスを提供するハードウェアにおける制御ソフトウェアとして実現することができる。
次に、データ管理手段42のデータ配置管理部46について、図4と図1を用いて説明する。図1は、図4に示すように半導体フラッシュメモリ56における空間ビットマップ57が3つのブロックにまたがって配置される場合であって、半導体フラッシュメモリ56のデータ格納領域61に記録されるシステムメモリ47上のファイルデータ52が属するディレクトリ構造を示している。
そして、本発明の第1の実施形態では、図1に示すRootディレクトリ11を図4に示す部分SBM1(58)に対応するデータ格納領域61の部分DSA1(62)に記録し、前記Rootディレクトリ11以下に配置される第1のファイル・ディレクトリ群12を、図4に示す部分SBM1(58)と部分SBM2(59)に対応する部分DSA1(62)と部分DSA2(63)に記録し、また前記ルートディレクトリ11以下に配置される第2のファイル・ディレクトリ群13を、図4に示す部分SBM1(58)と部分SBM3(60)に対応する部分DSA1(62)と部分DSA3(64)に記録し、さらに、第1のファイル・ディレクトリ群12と第2のファイル・ディレクトリ群13は、図4に示す部分SBM2(59)と部分SBM3(60)に対応する部分DSA2(63)と部分DSA3(64)にまたがって記録できない、というマッピング規則を提供し、このマッピング規則が本発明の第1の実施形態の特徴の1つである。
なお、データ更新の頻度を考慮して、例えば、深い階層のファイルディレクトリ群をDSA2にし、浅い階層の方のものをDSA1としてもよく、使用状況を見て変更しても良く、要は半導体フラッシュメモリのブロック(消去の単位となる消去ブロック)を均等に使用することが主旨である。また、図1の例で云えば、第1のファイルディレクトリ群のFile1を書き換える場合には、当然のことながらルートディレクトリは変更無しである。
UDFファイルシステム仕様では、図3でも述べたように、ディレクトリやファイルを管理するデータ構造(FE)において、その配下に存在するファイルや子ディレクトリへのポインタ情報と、それに加えて、親ディレクトリに対するポインタも所有している。このため、図1に示した第1のファイル・ディレクトリ群12を、図4における部分SBM1(58)と部分SBM2(59)に対応する部分DSA1(62)と部分DSA2(63)の2つにまたがって記録するという前記マッピング規則は、第1のファイル・ディレクトリ群12におけるRootディレクトリ11直下のファイル及びディレクトリ構造に自由度を提供するためである。
同様に、第2のファイル・ディレクトリ群13を、図4に示す部分SBM1(58)と部分SBM3(60)に対応する部分DSA1(62)と部分DSA3(64)の2つにまたがって記録してもよいとする前記マッピング規則は、第2のファイル・ディレクトリ群13におけるルートディレクトリ11直下のファイル及びディレクトリ構成に自由度を提供するためである。
なお、図4に示す半導体フラッシュメモリ106の空間ビットマップとデータ格納領域は、上述したようにブロック単位でデータ消去されるのであり、空間ビットマップの各部分SBMは消去すべきブロック単位に対応しており、各部分DSAは複数の消去ブロック単位から形成されていてファイルデータ52を記録する箇所である。そして、空間ビットマップにおける部分SBMの数は、半導体フラッシュメモリのサイズや属性によって決められるものであり、半導体フラッシュメモリの部分SBMと部分DSAはそれぞれ対応している。本実施形態では、この部分SBMの数に対応して、図1に示すようなディレクトリ構造をファイルディレクトリ群として仕分けするものである。ここで、図1に示すように仕分けされたファイルディレクトリ群を、図4に示す部分DSA(62,63,64)のどこにどのように記録するかを決めたものがマッピング規則である。そして、本実施形態では、一のファイルディレクトリ群が特定の部分DSA間には(例えば、DSA2とDSA3の間には)跨って記録できないというマッピング規則を作成するのである。
上述したように、ファイルデータ52のディレクトリ構造とデータ格納領域61の各部分DSAとを対応付けるマッピング規則を採用することによって、以下のような効果が得られる。まず、半導体フラッシュメモリ56に対して、図1に示す第1のファイル・ディレクトリ群12と第2のファイル・ディレクトリ群13を短期的もしくは長期的視点に立ち交互に(経時的に)データを記録するという方策を設けることによって、同期処理に対する空間ビットマップの各部分SBMの書換え回数を平均化することができる。また、これに対応して、実際にファイルデータを記録する部分DSAの書換え回数も平均化することができる(部分DSAは部分SBMにそれぞれ対応していて、ファイルデータ52を記録する箇所である)。したがって、半導体フラッシュメモリの長寿命化に貢献することができる。なお、部分SBMは消去ブロック単位に対応しているが、部分DSAは多数の消去ブロックから成り立っている。
また、第1のファイル・ディレクトリ群12もしくは第2のファイル・ディレクトリ群13に存在する、1つのファイルやディレクトリに対する変更や削除、追加といった動作に対し、3つすべての部分SBMに変更が生じることなく、最大でも2つの部分SBMに変更箇所を抑制することができる。このため、空間ビットマップの同期処理を早期に完了することができ(3つすべての部分SBMに変更が生じる場合に比べて、最大でも2つの部分SBMの変更で済ませることができるため)、同期処理に伴うファイルデータのリード動作やライト動作の遅延を短縮することが可能になる。また、同期処理に係わる最大時間を見積もることができ、リアルタイム性の高いファイルデータの半導体フラッシュメモリへの記録や前記半導体フラッシュメモリからの読出しを容易に設計することが可能になる。
更に、第1のファイル・ディレクトリ群12もしくは第2のファイル・ディレクトリ群13が特定の部分SBM間、すなわち部分DSA間にまたがって記録することを許可しないため(例示で云えば、DSA2とDSA3とにまたがって記録されないというマッピング規則)、半導体フラッシュメモリにおけるファイルデータやディレクトリ構造が複雑に配置されたり、フラグメントされたりすることを防ぐことができる。このため、所望のファイルデータに対するアクセス性能を向上し、検索時間を短縮することが可能になる。
ところで、図1は、図4に示すように空間ビットマップ57が3つのブロックにまたがって記録される場合を用いてマッピング規則を説明したが、4つ以上のブロックにまたがる場合でも、前記マッピング規則を適用することが可能であり、同様の効果を得ることができる。例えば、半導体フラッシュメモリにおける空間ビットマップが4つのブロックにまたがって配置される場合、このとき部分SBMは4つ(部分SBM1〜4)存在し、それに対応した部分DSAも4つ(部分DSA1〜4)存在することになる。
そしてマッピング規則としてRootディレクトリを部分SBM1に対応する部分DSA1に、Rootディレクトリ以下に配置される第1のファイル・ディレクトリ群を部分SBM1と部分SBM2に対応する部分DSA1と部分DSA2に、Rootディレクトリ以下に配置される第2のファイル・ディレクトリ群を部分SBM1と部分SBM3に対応する部分DSA1と部分DSA3に、Rootディレクトリ以下に配置される第3のファイル・ディレクトリ群を部分SBM1と部分SBM4に対応する部分DSA1と部分DSA4に記録するとともに、第1のファイル・ディレクトリと、第2のファイル・ディレクトリ群と、第3のファイル・ディレクトリ群の各々が、他の部分SBMに対応する部分DSAにまたがって記録することを認めないことによって、4つすべての部分SBM及び部分DSAに変更が生じることなく、最大でも2つの部分SBM及び部分DSAに変更箇所を抑制することが可能となる。
次に、図5を参照して、UDFファイルシステム部43とSBM管理部45とイベント管理部44とSBM制御部54とデータ制御部55の動作について、システムメモリ47の空間ビットマップ48と半導体フラッシュメモリ56の空間ビットマップ57間の同期処理と、システムメモリ47のファイルデータ52を半導体フラッシュメモリ56のデータ格納領域61へ格納する格納処理を例にして、以下説明する。尚、図5は図4に示した半導体フラッシュメモリ収容装置41において、説明に必要な部分のみを抽出するとともに、一部を詳細化して示している。
システムメモリ47上のファイルデータ52を半導体フラッシュメモリ56のデータ格納領域61に格納する場合、まずUDFファイルシステム部43は、システムメモリ47の空間ビットマップ48を参照し、データ配置管理部46より提供されるマッピング規則に従って、ファイルデータ52の半導体フラッシュメモリ56における記録場所を探索する。そして前記記録場所が決定すると、対応する空間ビットマップ48の部分SBM1(49)もしくは部分SBM2(50)もしくは部分SBM3(51)もしくは部分SBM1(49)と部分SBM2(50)、もしくは部分SBM1(49)と部分SBM3(51)のいずれかのビットを記録状態に変更するという、空間ビットマップ変更処理72を実施する。そして前記空間ビットマップ変更処理72が完了すると、SBM管理部45に対して変更した部分SBMの番号を含む空間ビットマップ更新完了通知71を発行する。
次に、SBM管理部45は、部分SBM番号73と、これに対応する書換えフラグ74を持つSBM管理テーブル86を所有しており、前記空間ビットマップ更新完了通知71を受信すると、対応するSBM管理テーブル86の書換えフラグ74を1にセットする。図5では、空間ビットマップ48の部分SBM1(49)と部分SBM2(50)が変更された場合を示している。そしてセットが完了すると、イベント管理部44に対してフラグセット完了通知75を発行する。
次にイベント管理部44は、前記フラグセット完了通知75を受信すると、SBM制御部54に対して空間ビットマップ48の同期処理開始指示77を発行する。但し、前記イベント管理部44は、図5では示していないがタイマ装置から時間情報を取得し、ある一定期間は部分SBM1(49)と部分SBM2(50)しか変更が生じないことを別途所定の手段によって既知であるならば、前記タイマ装置からの時間情報に基づいて同期処理開始指示77を発行するというスケジューリングを行うことも可能である。
SBM制御部54は、前記同期処理開始指示77を受信するとSBM管理部45のSBM管理テーブル86を参照し、半導体フラッシュメモリ56に書き戻す対象の部分SBMを取得する。そして、部分SBM1(49)の空間ビットマップデータ83と部分SBM2(50)の空間ビットマップデータ84を半導体フラッシュメモリ56の空間ビットマップ57の部分SBM1(58)と部分SBM2(59)への書き戻しと、それが完了したことを検出する一連の書き戻し処理81を実施する。
ここで、図5には記載していないが、前記書き戻し処理81は、システムメモリ47と半導体フラッシュメモリ56との物理的なインターフェイスを提供するハードウェアに対して部分SBM1(49)と部分SBM2(50)の書き戻しを依頼し、所定の方法によって実施される。前記ハードウェアは、SBM制御部54に対して書き戻しが完了した旨を通知し、SBM制御部54はそれを取得することとなる。SBM制御部54は前記書き戻し処理81が完了すると、イベント管理部44に対して同期処理完了通知78を発行する。
イベント管理部44は、前記同期処理完了通知78を受信すると、データ制御部79に対して半導体フラッシュメモリ56へのファイルデータ52の記録を行うデータ格納指示79を発行する。それと同時にSBM管理部45に対してSBM管理テーブル86の書換えフラグ74をクリアするためのフラグクリア指示76を発行する。SBM管理部45は、前記フラグクリア指示76を受信すると、SBM管理テーブル86の書換えフラグ74をすべて0にクリアする。
データ制御部55は前記データ格納指示79を受信すると、半導体フラッシュメモリ56のデータ格納領域61における部分DSA1(62)と部分DSA2(63)にファイルデータ52を格納し、それが完了したことを検出するという一連のデータ格納処理82を実施する。
前記データ格納処理82の実際は、SBM制御部54における書き戻し処理81と同様の機構によってなされ、すなわちシステムメモリ47と半導体フラッシュメモリ56との物理的なインターフェイスを提供するハードウェアに対してファイルデータ52の記録を依頼し、所定の方法によってライトデータ85がデータ格納領域61に記録される。前記ハードウェアは、データ制御部55に対してデータの記録が完了した旨を通知し、データ制御部55はそれを取得することとなる。データ制御部55は前記データ格納処理82が完了すると、イベント管理部44に対してデータ格納完了通知80を発行する。
次に、図6を用いて、本発明の第1の実施の形態におけるデータ管理及び制御システムを適用した具体的な半導体フラッシュメモリ収容装置を説明する。図6は図4における半導体フラッシュメモリ収容装置41の具体例であり、ブロック単位でのデータ消去を特徴とし、UDFファイルシステム仕様でフォーマットされた半導体フラッシュメモリ106と、図4におけるデータ管理手段42とデータ制御手段53を構成するCPU102と、ROM103と、システムメモリ47を構成するRAM104と、を具備し、さらに、映像処理部105と、ネットワークI/F(Interface)107を具備した監視カメラ装置101を示している。
CPU102はマイクロプロセッサを主体に構成されており、ROM103やRAM104に格納しているOSやソフトウェアプログラムにしたがって各種の処理を実行したり、前記半導体フラッシュメモリ106との物理的なインターフェイスを提供したりする。
ROM103やRAM104は、CPU102によって処理されるソフトウェアプログラムや、本発明に関るデータ管理及び制御システムを提供するソフトウェアプログラムを記憶したり、半導体フラッシュメモリ106に配置された空間ビットマップ109や、映像処理部105から出力された監視情報を一時的に記憶しておくためのメモリとして使用される。映像処理部105は、アナログの映像信号や音声信号を取得し、これをデジタルに変換して、必要であるならば圧縮処理を行ったりするところであり、バス108に対してデジタル化された監視情報を出力する。
半導体フラッシュメモリ106はUDFファイルシステム仕様によってフォーマットされており、空間ビットマップ109やデータ格納領域113にデジタル化された前記監視情報を格納するところである。図6に示す監視カメラ装置101は、例えば日々一定の時間間隔で動画像や静止画像を取得し、少なくとも一週間分の前記監視情報は保持するように前記半導体フラッシュメモリ106に記録していく。
ネットワークI/F107は、前記半導体フラッシュメモリ106に記録したデジタルデータを監視カメラ装置101の外部に送信するために、有線や無線ネットワーク等との接続を可能とするところである。尚、CPU102とROM103とRAM104と映像処理部105と半導体フラッシュメモリ106とネットワークI/F107は、バス108で相互に接続され、必要な制御情報やデータのやりとりが行えるようになっている。
次に、図6に示す監視カメラ装置101が取得した動画像や静止画像を管理するためのディレクトリ構造と半導体フラッシュメモリ106への記録方法について、本発明の第1の実施の形態に係わるマッピング規則に従って、図6と図7を参照しながら説明する。尚、前記監視カメラ装置101の半導体フラッシュメモリ106に配置された空間ビットマップ109は、3つのブロックにわたって配置されている場合を示している。
図7に示すように、ディレクトリ構造は、Rootディレクトリ121以下に第1のファイル・ディレクトリ群131として各曜日のディレクトリであるMonディレクトリ122、Tueディレクトリ123、Wedディレクトリ124、Thuディレクトリ125を設け、また第2のファイル・ディレクトリ群132として残りの各曜日のディレクトリであるFriディレクトリ126、Satディレクトリ127、Sunディレクトリ128を設けている。当該日が月曜日であるならばMonディレクトリ122以下に、取得した動画像や静止画像(Img1(129)やImgN(130))を順次に格納していく。
そして、Rootディレクトリ121を、図6に示す部分SBM1(110)に対応する部分DSA1(114)に、第1のファイル・ディレクトリ群131を、図6に示す部分SBM1(110)と部分SBM2(111)に対応する部分DSA1(114)、部分DSA2(115)に記録し、第2のファイル・ディレクトリ群132を、図6に示す部分SBM1(110)と部分SBM3(112)に対応する部分DSA1(114)と部分DSA3(116)に記録する。また第1のファイル・ディレクトリ群131と第2のファイル・ディレクトリ群132は、図6に示す部分SBM2(111)と部分SBM3(112)に対応する部分DSA2(115)と部分DSA3(116)にまたがって記録しないようにする。このように、図7に示すディレクトリ構造を、図6に示す半導体フラッシュメモリ106の空間ビットマップとデータ格納領域に上述したようにして記録することが、本発明の第1の実施形態で云うマッピング規則である。
以上のように、本発明の第1の実施形態に係るデータ管理及び制御システムを適用した図6に示す監視カメラ装置101によれば、取得した監視情報を月単位や年単位で見れば半導体フラッシュメモリ106に分散して記録することが可能になるため、空間ビットマップが配置されたブロックを平均的に使用することが可能となる。したがって前記半導体フラッシュメモリ106の長寿命化を図ることができ、監視カメラ装置101の保守を省力化することができる。
また、空間ビットマップ109におけるブロックの変更箇所を最大でも2つの部分SBMに抑制できることから、空間ビットマップ109に係わる同期処理を早期に完了できるとともに、同期処理に係わる最大時間を見積もることができる。このため、半導体フラッシュメモリ103に対し、取得した監視情報を一定のビットレートで書き込むことが可能になるとともに、ネットワークI/F107からの要求に応じても一定のビットレートで読み出すことが可能となる。またRAM104の容量及び前記RAM104に確保しなければならない一時的な格納容量を見積もることが可能となり、監視カメラ装置101の設計が容易になる
更に、月曜日から木曜日に取得した監視情報は、部分SBM1(110)と部分SBM2(111)に対応する部分DSA1(114)、部分DSA2(115)に記録され、金曜日から日曜日に取得した動画、静止画データは、部分SBM1(110)と部分SBM3(112)に対応する部分DSA1(114)、部分DSA3(116)に記録されていることから、所望の監視情報へのアクセスを高速に行うことができる。以上、本発明の第1の実施形態に係るデータ管理及び制御システムを適用した半導体フラッシュメモリ収容装置の具体例としての監視カメラ装置を説明した。
「第2の実施形態」
本発明の第2の実施形態に係るデータ管理方法及び制御システムについて、図8と図9を参照しながら以下説明する。
図8は、図4に示すように半導体フラッシュメモリ56における空間ビットマップ57が3つのブロックにまたがって配置される場合であって、半導体フラッシュメモリ56のデータ格納領域61に記録されるシステムメモリ47上のファイルデータ52が属するディレクトリ構造を示している。
そして図4に示す半導体フラッシュメモリ収容装置41において、データ管理手段42のデータ配置管理部46が提供する本発明の第2の実施形態では、図8に示すように、Rootディレクトリ141を含む第1のファイル・ディレクトリ群144を、図4に示す部分SBM1(58)に対応する部分DSA1(62)に記録し、また前記ルートディレクトリ141以下に配置される、ある一つのDir1(142)を含む第2のファイル・ディレクトリ群145を、図4に示す部分SBM2(59)に対応する部分DSA2(63)に記録し、さらに前記Dir1(142)以下に配置される、ある一つのDir2(143)を含む第3のファイル・ディレクトリ群146を、図4に示す部分SBM3(60)に対応する部分DSA3(64)に記録する。
加えて、第1のファイル・ディレクトリ群144は、図4に示す部分SBM2(59)と部分SBM3(60)に対応する部分DSA2(63)と部分DSA3(64)に記録することを認めない、また第2のファイル・ディレクトリ群145は、図4に示す部分SBM1(58)と部分SBM3(60)に対応する部分DSA1(62)と部分DSA3(64)に記録することを認めない、更に第3のファイル・ディレクトリ群146は、図4に示す部分SBM1(58)と部分SBM2(59)に対応する部分DSA1(62)と部分DSA2(63)に記録することを認めない、というマッピング規則を提供する。
但し、UDFファイルシステム仕様に準拠して上記マッピング規則を達成するために、第2のファイル・ディレクトリ群145にあるDir1(142)及び第3のファイル・ディレクトリ群(146)にあるDir2(143)は削除することが出来ない。
本発明の第2の実施形態に係わる上述したマッピング規則を採用することによって以下のような効果が得られる。まず、半導体フラッシュメモリに対して、図8に示す第1のファイル・ディレクトリ群144と第2のファイル・ディレクトリ群145と第3のファイル・ディレクトリ群146を短期的もしくは長期的視点に立ち所定の順序に応じてデータを記録するという方策を設けることによって、本発明の第1の実施形態に係わるマッピング規則よりも同期処理に対する空間ビットマップの各部分SBMの書換え回数をより平均化することができる。またこれに対応して、実際にファイルデータを記録する部分DSAの書換え回数も平均化することができる。したがって、半導体フラッシュメモリの長寿命化に貢献することができる。
また、第1のファイル・ディレクトリ群144もしくは第2のファイル・ディレクトリ群145もしくは第3のファイル・ディレクトリ群146に存在する、1つのファイルやディレクトリに対する変更や削除、追加といった動作に対し、3つすべての部分SBMに変更が生じることなく、必ず1つの部分SBMに変更箇所を抑制することができる。このため、本発明の第1の実施形態に係わるマッピング規則よりも空間ビットマップの同期処理を早期に完了することができ、同期処理に伴うファイルデータのリード動作やライト動作の遅延をさらに短縮することが可能になる。また、同期処理に係わる時間を固定化することができ、リアルタイム性の高いファイルデータの半導体フラッシュメモリへの記録や前記半導体フラッシュメモリからの読出しを容易に設計することが可能になる。
更に、第1のファイル・ディレクトリ群144、第2のファイル・ディレクトリ群145、第3のファイル・ディレクトリ群146はそれぞれ1つの部分SBMとそれに対応する部分DSAにしか記録しないため、本発明の第1の実施形態に係わるマッピング規則よりも、さらに半導体フラッシュメモリ上におけるファイルデータやディレクトリ構造が複雑に配置されたり、フラグメントされたりすることを防ぐことができる。このため、所望のファイルデータに対するアクセス性能を向上し、検索時間を短縮することが可能になる。
加えて、本発明の第2の実施形態に係わるマッピング規則によれば、本発明の第1の実施形態に係わるマッピング規則は空間ビットマップが少なくとも3つのブロックに配置される場合から適用可能であるのに対して、2つのブロックに配置される場合からでもよいことから適用可能な範囲が高い。
次に、図6に示した監視カメラ装置101が取得した動画像や静止画像を管理するためのディレクトリ構造と、半導体フラッシュメモリ106への記録方法について、本発明の第2の実施形態におけるマッピング規則に従って図6と図9を参照しながら説明する。尚、図6に示すように、前記監視カメラ装置101の半導体フラッシュメモリ106における空間ビットマップ109は3つのブロックにわたって配置されている場合を示している。
図9に示すように、ディレクトリ構造は、第1のファイル・ディレクトリ群163としてRootディレクトリ151と各曜日のディレクトリであるMonディレクトリ154、Tueディレクトリ155を設け、第2のファイル・ディレクトリ群164として、Dir1(152)と各曜日のディレクトリであるWedディレクトリ156、Thuディレクトリ157を設け、第3のファイル・ディレクトリ群165として、Dir2(153)を含む残りの曜日のディレクトリであるFriディレクトリ158、Satディレクトリ159、Sunディレクトリ160を設けている。当該日が月曜日であるならばMonディレクトリ154以下に、取得した動画像や静止画像(Img1(161)やImgN(162))を順次に格納していく。
そして、Rootディレクトリ151を含む第1のファイル・ディレクトリ群163を、図6に示す部分SBM1(110)に対応する部分DSA1(114)のみに記録し、第2のファイル・ディレクトリ群164を、図6に示す部分SBM2(111)に対応する部分DSA2(115)のみに記録し、第3のファイル・ディレクトリ群165を、図6に示す部分SBM3(112)に対応する部分DSA3(116)のみに記録する。
このように、本発明の第2の実施形態に係わるデータ管理及び制御システムを適用した図6に示す監視カメラ装置101によれば、月単位や年単位で見れば半導体フラッシュメモリ106に分散して記録することが可能になるため、空間ビットマップが配置されたブロックを平均的に使用することが可能となる。したがって前記半導体フラッシュメモリ106の長寿命化を図ることができ、監視カメラ装置101の保守を省力化することができる。
また、空間ビットマップ109におけるブロックの変更箇所を常に1つの部分SBMに変更箇所を抑制できることから、空間ビットマップ109の同期処理を早期に完了できるとともに、同期処理に係わる時間を固定化することができるため、半導体フラッシュメモリ103に対して取得した監視情報の一定ビットレートで書き込みと読み出しが可能となる。
更に、月曜日から火曜日に取得した監視情報は、部分SBM1(110)に対応する部分DSA1(114)、水曜日から木曜日に取得した監視情報は、部分SBM2(111)に対応する部分DSA2(115)、金曜日から日曜日に取得した監視情報は、部分SBM3(112)に対応する部分DSA3(116)に記録されていることから、所望の監視情報への参照を高速に行うことができる。以上、本発明の第2の実施形態におけるデータ管理及び制御システムを適用した半導体フラッシュメモリ収容装置の具体例としての監視カメラ装置を説明した。
本発明については、ブロック単位でのデータ消去をなす半導体フラッシュメモリをストレージデバイスとして使用する種々の装置に利用が可能であり、そのような半導体フラッシュメモリの長寿命化を図り、リアルタイム性の高いデータの記録と読出しを容易に行うための技術として有効である。
以上説明したように、本発明の実施形態は次のような構成を備えることを具体的な一例として示すものである。すなわち、ファイルシステムとしてUDFファイルシステムを用いた半導体フラッシュメモリであって、半導体フラッシュメモリに記録される空間ビットマップが3つのブロックにまたがって配置される場合、各ブロックの空間ビットマップを部分SBM1〜3及びこれに対応するデータ格納領域を部分DSA1〜3とすると、Rootディレクトリ11を部分SBM1に対応する部分DSA1に記録し、第1のファイル・ディレクトリ群12を、部分SBM1と部分SBM2に対応する部分DSA1と部分DSA2にのみ記録し、第2のファイル・ディレクトリ群13を、部分SBM1と部分SBM3に対応する部分DSA1と部分DSA3にのみ記録するというマッピング規則を提供するものである。
本発明の第1の実施形態に係るデータ管理及び制御システムに適用するマッピング規則を説明するためのディレクトリ構造を示す図である。 半導体フラッシュメモリ上に記録するファイルデータが属するディレクトリ構造を示す図である。 図2に示すディレクトリ構造をUDFファイルシステム仕様で表現したファイル管理方法を説明する図である。 本発明の第1の実施形態に係るデータ管理及び制御システムを用いた半導体フラッシュメモリ収容装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に関する半導体フラッシュメモリ収容装置における動作を説明する図である。 本発明の第1の実施形態に関する半導体フラッシュメモリ収容装置の適用例である監視カメラ装置を説明する図である。 本発明の第1の実施形態に係わるマッピング規則を監視カメラ装置に適用した場合のディレクトリ構造を説明する図である 本発明の第2の実施形態に係わるマッピング規則を説明するためのディレクトリ構造を示す図である 本発明の第2の実施形態に係わるマッピング規則を監視カメラ装置に適用した場合のディレクトリ構造を説明する図である
符号の説明
11…Rootディレクトリ、12…第1のファイル・ディレクトリ群、13…第2のファイル・ディレクトリ群、21…Rootディレクトリ、22…Dir1ディレクトリ、23…File3ファイル、24…Dir2ディレクトリ、25…File1ファイル、26…Dir3ディレクトリ、27…File2ファイル、31…Root FE、32…Dir1 FE、33…Dir2 FE、34…File3 FE、35…Dir3 FE、36…File1 FE、37…File2 FE、41…半導体フラッシュメモリ格納装置、42…データ管理手段、43…UDFファイルシステム部、44…イベント管理部、45…SBM管理部、46…データ配置管理部、テムメモリ、48…空間ビットマップ、49…部分SBM1、50…部分SBM2、51…部分SBM3、52…ファイルデータ、53…データ制御手段、54…SBM制御部、55…データ制御部、56…半導体フラッシュメモリ、57…空間ビットマップ、58…部分SBM1、59…部分SBM2、60…部分SBM3、61…データ格納手段、62…部分DSA1、63…部分DSA2、64…部DSA3、65…UDFパーティション、66…データフロー、71…空間ビットマップ更新完了通知、72…空間ビットマップ変更処理、73…部分SBM番号、74…書換えフラグ、75…フラグセット完了通知、76…フラグクリア指示、77…同期処理開始指示、78…同期処理完了通知、79…データ制御部、80…データ格納完了通知、81…書き戻し処理、82…データ格納処理、83…空間ビットマップデータ、84…空間ビットマップデータ、85…ライトデータ、86…SBM管理テーブル、
101…監視カメラ装置、102…CPU、103…ROM、104…RAM、105…映像処理部、106…半導体フラッシュメモリ、107…ネットワークI/F、108…バス、109…空間ビットマップ、110…部分SBM1、111…部分SBM2、112…部分SBM3、113…データ格納領域、114…部分DSA1、115…部分DSA2、116…部分DSA3、121…Rootディレクトリ、122…Monディレクトリ、123…Tueディレクトリ、124…Wedディレクトリ、125…Thuディレクトリ、126…Friディレクトリ、127…Satディレクトリ、128…Sunディレクトリ、129…動画像や静止画像、130…動画像や静止画像、131…第1のファイル・ディレクトリ群、132…第2のファイル・ディレクトリ群、141…Rootディレクトリ、142…Dir1ディレクトリ、143…Dir2ディレクトリ、144…第1のファイル・ディレクトリ群、145…第2のファイル・ディレクトリ群、146…第3のファイル・ディレクトリ群、151…Rootディレクトリ、152…Dir1ディレクトリ、153…Dir2ディレクトリ、154…Monディレクトリ、155…Tueディレクトリ、156…Wedディレクトリ、157…Thuディレクトリ、158…Friディレクトリ、159…Satディレクトリ、160…Sunディレクトリ、161…動画像や静止画像、162…動画像や静止画像、163…第1のファイル・ディレクトリ群、164…第2のファイル・ディレクトリ群、165…第3のファイル・ディレクトリ群

Claims (8)

  1. ブロック単位でデータの消去を行う半導体フラッシュメモリにおけるデータ管理・制御システムであって、
    前記半導体フラッシュメモリには、ファイルシステムで規定されたファイルデータを格納するデータ格納領域と、前記データ格納領域の使用状況をあらわし前記ブロック単位の複数の部分空間ビットマップからなる空間ビットマップと、が形成され、
    前記部分空間ビットマップは、前記データ格納領域において区分けされた部分データ格納領域に対応しており、
    前記部分空間ビットマップの数に対応して仕分けされたファイルディレクトリ群と前記部分データ格納領域とを対応させるマッピング規則であるとともに、一のファイルディレクトリ群がまたがって記録できない部分データ格納領域を設けるマッピング規則を設定する
    ことを特徴とする半導体フラッシュメモリのデータ管理・制御システム。
  2. 請求項1において、
    前記ファイルシステムは、UDFファイルシステム仕様に準拠することを特徴とするデータ管理・制御システム。
  3. 請求項2において、
    前記マッピング規則は、前記部分空間ビットマップがN(N≧3)個である場合、前記ファイルデータにおけるルートディレクトリを含み且つ前記ルートディレクトリ以下のファイルディレクトリを互いに重複させることなくN個のファイルディレクトリ群に分割し、前記ルートディレクトリを第1番目の部分空間ビットマップで管理するとともに、第M番目(1<M<N)のファイルディレクトリ群を、第1番目と第M番目の部分空間ビットマップで管理し、前記第M番目のファイルディレクトリ群を、第1番目と第M番目の部分データ格納領域のみに記録する
    ことを特徴とするデータ管理・制御システム。
  4. 請求項2において、
    前記マッピング規則は、前記部分空間ビットマップがN(N≧2)個である場合、前記ファイルデータにおけるルートディレクトリを1回だけ含み且つ前記ルートディレクトリ以下のファイルディレクトリを互いに重複させることなくN個のファイルディレクトリ群に分割し、前記ルートディレクトリを第1番目の部分空間ビットマップで管理するとともに、第M番目(1<M<N)のファイルディレクトリ群を、第M番目の部分空間ビットマップで管理し、前記第M番目のファイルディレクトリ群を、第M番目の部分データ格納領域のみに記録する
    ことを特徴とするデータ管理・制御システム。
  5. ファイルシステムで規定されたファイルデータを格納するデータ格納領域と、前記データ格納領域の使用状況をあらわし前記ブロック単位の複数の部分空間ビットマップからなる空間ビットマップと、を形成した半導体フラッシュメモリと、
    前記空間ビットマップを参照または変更するために前記空間ビットマップとの同期処理の情報を格納するとともに、ファイルデータを一時的に格納するシステムメモリと、
    前記部分空間ビットマップの数に対応して仕分けされたファイルディレクトリ群と前記部分データ格納領域とを対応させるとともに、一のファイルディレクトリ群がまたがって記録できない部分データ格納領域を設けるマッピング規則を提供するデータ配置管理部を含み、UDFファイルシステムと空間ビットマップを管理するデータ管理手段と、
    前記システムメモリと前記半導体フラッシュメモリとの間におけるデータフローを制御するデータ制御手段と、を備えた
    ことを特徴とする半導体フラッシュメモリ収容装置。
  6. 請求項5において、
    映像または音声を取得する映像処理手段と、ネットワークとの接続を行うネットワーク接続手段とをさらに備えた監視カメラ装置であって、
    前記ファイルディレクトリ群は、複数の曜日で仕分けされるイメージ情報を有することを特徴とする監視カメラ装置。
  7. ブロック単位でデータの消去を行う半導体フラッシュメモリにおけるデータ管理方法において、
    前記半導体フラッシュメモリに対して、ファイルシステムで規定されたファイルデータを格納するデータ格納領域と、前記データ格納領域の使用状況をあらわし前記ブロック単位の複数の部分空間ビットマップからなる空間ビットマップと、を形成し、
    前記ファイルデータのディレクトリ構造と、前記データ格納領域で区分けされた部分データ格納領域との対応付けを規定するマッピング規則を設定し、
    前記マッピング規則は、
    前記部分空間ビットマップがN(N≧3)個である場合、前記ディレクトリ構造のルートディレクトリを含み且つ前記ルートディレクトリ以下のファイルディレクトリを互いに重複させることなくN個のファイルディレクトリ群に分割し、
    前記ルートディレクトリを第1番目の部分空間ビットマップで管理するとともに当該部分空間ビットマップに対応する第1番目の部分データ格納領域のみに記録し、
    第M番目(1<M<N)のファイルディレクトリ群を第1番目と第M番目の部分空間ビットマップで管理するとともに当該部分空間ビットマップに対応する第1番目と第M番目の部分データ格納領域のみに記録し、
    第M番目のファイルディレクトリ群は、第M番目と第L番目(Lは1とMを除いたNより小さい整数値)の部分データ格納領域にまたがっては記録できないようにする
    ことを特徴とする半導体フラッシュメモリのデータ管理方法。
  8. ブロック単位でデータの消去を行う半導体フラッシュメモリにおけるデータ管理方法において、
    前記半導体フラッシュメモリに対して、ファイルシステムで規定されたファイルデータを格納するデータ格納領域と、前記データ格納領域の使用状況をあらわし前記ブロック単位の複数の部分空間ビットマップからなる空間ビットマップと、を形成し、
    前記ファイルデータのディレクトリ構造と、前記データ格納領域で区分けされた部分データ格納領域との対応付けを規定するマッピング規則を設定し、
    前記マッピング規則は、
    前記部分空間ビットマップがN(N≧2)個である場合、前記ディレクトリ構造のルートディレクトリを1回だけ含み且つ前記ルートディレクトリ以下のファイルディレクトリを互いに重複させることなくN個のファイルディレクトリ群に分割し、
    前記ルートディレクトリを第1番目の部分空間ビットマップで管理するととも当該部分空間ビットマップに対応する第1番目の部分データ格納領域のみに記録し、
    第M番目(1<M<N)のファイルディレクトリ群を第M番目の部分空間ビットマップで管理するとともに当該部分空間ビットマップに対応する第M番目の部分データ格納領域のみに記録し、
    第M番目のファイルディレクトリ群は、第M番目以外の他の部分データ格納領域にまたがっては記録できないようにする
    ことを特徴とする半導体フラッシュメモリのデータ管理方法。
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