JP4126706B2 - データバックアップのための装置、方法、及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、ある記録媒体に記録されたデータを別の記録媒体にバックアップするための装置等に関し、より詳しくは、バックアップ対象のデータのうちバックアップすべき部分を特定してバックアップする装置等に関する。
磁気ディスク等の記録媒体に記録されたデータが障害等により破壊された場合、そのデータを復旧するには多大の労力を要する。そこで、業務外のある時点でバックアップジョブを実行し、重要なデータは磁気テープ等の記録媒体(バックアップメディア)にコピー(バックアップ)することが一般に行われている。これにより、万が一、データが破壊されたとしても、バックアップメディアにコピーされたデータを用いて、破壊されたデータを復元(リストア)することができる。
このようなバックアップの手法としては、従来から、種々のものが提案されてきた。
第1の手法として、バックアップを短時間に終了させることの可能な差分バックアップがある。即ち、毎回のバックアップジョブでは、バックアップ対象のデータのうち前回のバックアップジョブ以降に変更された部分を抽出し、その部分をテープ等の記録媒体にコピーする、というものである。より具体的には、以下のような手順で行われる。
1) 初回のバックアップジョブでは、バックアップ対象のデータの全部のバックアップ(全バックアップ)を作成する。
2) 2回目以降のバックアップジョブでは、その時点におけるデータと、前回のバックアップジョブを実行した時点におけるデータとの差分を抽出し、差分バックアップを作成する。ここで、差分は、ファイルのタイムスタンプ、ファイルシステムやディスク装置がディスクブロックに割り当てて管理しているデータのバージョンナンバー等に基づいて抽出することが可能である。
しかし、この手法でバックアップを作成した場合、データを復元する作業の負担が重くなる。まず、初回のバックアップジョブで作成した全バックアップを戻し、次に、2回目以降のバックアップジョブで作成した差分バックアップを順次戻していかなければならないからである。また、復元に必要なバックアップデータが多数の媒体に分散して記録されるため、媒体の紛失や損傷によりデータを復元できなくなるリスクもある。
そこで、かかる作業負担やリスクを軽減するため、何回かに1回のバックアップジョブで全バックアップを作成する手法(第2の手法)を採用するのが一般的である。例えば、1週間に1回、全バックアップを作成し、その他の日は、差分バックアップを作成する、といったものである。
また、第3の手法として、UNIX(登録商標)の「dump」コマンドに見られるような、レベル付きの差分バックアップもある。この手法では、バックアップにレベルを付け、例えば、毎月のバックアップ、毎週のバックアップ、毎日のバックアップを、それぞれ異なるレベルで行う。そして、毎回のバックアップでは、実際にバックアップすべき差分の抽出を、このレベルの大小によりコントロールする。例えば、毎週のバックアップでは、毎日のバックアップでバックアップを作成したかどうかとは無関係に、前回の毎週又は毎月のバックアップ以降に変更されたデータの全てを抽出し、バックアップメディアにコピーする。
そして、データの復元は、まず毎月のバックアップで最近の月の状態まで戻し、次にその状態からの差分を毎週のバックアップで戻し、最後に毎日のバックアップで1日単位の精度で戻す、といった手法で行う。
この粒度の異なるバックアップを組み合わせる手法によれば、復元に要するバックアップメディアの数をやや減らすことができる。
更に、第4の手法として、バックアップのスケジューリングに関する種々の技術が既に公知である(例えば、特許文献1、2参照)。
このうち、特許文献1には、バックアップ対象データの重要度及びそのデータを保持する記憶装置の信頼度を基に、バックアップスケジュール表を作成及び/又は編集し、このバックアップスケジュール表に記録されたスケジュールに従ってバックアップ処理を実行することが記載されている。
また、特許文献2には、重要度の高いデータはバックアップ頻度を多くし、重要度の低いデータはバックアップ頻度を少なくするように、バックアップ周期或いはデータ蓄積件数の下限をパラメータとして、バックアップタイミングを制御することが記載されている。
特開2002−297427号公報 特開2005−149285号公報
ところで、近年、社会情勢の変化により、1週間のビジネスが24時間×7日にわたって行われるようになってきている。従って、週末といえども、バックアップに余分な時間をかけるわけにはいかない。
このような社会の要請に対し、第1乃至第3の手法は、満足できる解決策を与えるものではなかった。いずれの手法においても、全バックアップを行う日が存在するからである。即ち、差分バックアップを行う日は、短時間でバックアップが終了するものの、全バックアップを行う日は、バックアップに要する時間が非常に長くなってしまう。そして、この全バックアップにかかる時間が、システムのバックアップを設計する上でのボトルネックとなっているのが現状である。
かかる状況を打開するためには、全バックアップのような所要時間の突出したバックアップを行う日をなくし、毎日のバックアップに要する時間をなるべく均一にすることが要求される。しかしながら、現在のところ、この要求を満足するための有効な解決策は知られていない。また、特許文献1、2に記載された第4の手法の場合、全バックアップを行う日の存在を明示しているわけではないが、毎日のバックアップに要する時間を均一にするための構成を開示するものでもないので、同じく上記要求に対する解決策を与えるものではない。
本発明は、以上のような技術的課題を解決するためになされたものであって、その目的は、リストアに要する媒体の本数を所定の数以内に抑えつつ、毎回のバックアップに要する時間を短くし、かつ、均一にすることにある。
かかる目的のもと、本発明では、バックアップするデータに対し、有効期限を付与するようにした。そして、前回のバックアップジョブの実行後に更新されたデータに加え、既にバックアップしたものの有効期限が切れてしまったデータもバックアップすることにした。これにより、各データのバックアップは、有効期限として設定された日数内のいずれかの日に必ず作成される。しかも、有効期限として設定された日数内の各日に分散して作成されることになる。
例えば、有効期限を7日とすると、必ず最新7日分のバックアップメディアに全データが分散して格納されることになる。即ち、全バックアップの場合は1日に現れていたピークを、7日間に分散することができるのである。実際、全データに対しランダムに書き込みが行われる場合は、毎日のバックアップに要する時間は均一になることが期待される。
また、ランダムではなく規則性がある場合、例えば、書き込みが殆どなされないデータがある場合であっても、次のように対処できる。即ち、書き込みが殆どなされない部分を予め分割し、初回に日をずらしてバックアップしておくことにより、以降のバックアップを分散したまま行うことができる。
このようなバックアップ手法を具体化する本発明の装置は、バックアップ対象のデータの全部又は一部を媒体にコピーするバックアップジョブを実行するシステムにおける装置であって、次のような構成を備えている。即ち、既に実行されたバックアップジョブに関する管理情報を取得する取得部と、管理情報に基づいて、予め決められた期間、媒体にコピーされていないデータの部分を特定し、その部分を媒体にコピーすることを決定する決定部とを備えている。
また、この装置は、データの部分と、その部分を媒体にコピーしたバックアップジョブの識別情報との対応関係を示す管理情報を記憶する記憶部を更に備えてもよい。
更に、この装置は、データの部分の更新に応じて、管理情報でその部分に対応付けられた識別情報を消去する消去部を更に備え、決定部は、識別情報が消去されている場合に、部分を媒体にコピーすることを決定するものであってもよい。
また、本発明は、データを媒体にバックアップするための方法として捉えることもできる。その場合、本発明の方法は、データの前回のバックアップからの経過期間が、予め決められた期間に達しているかどうかを判定するステップと、経過期間が予め決められた期間に達していると判定された場合に、データを媒体にバックアップするステップとを含んでいる。
更に、本発明は、所定の機能をコンピュータに実現させるプログラムとして捉えることもできる。その場合、本発明のプログラムは、バックアップ対象のデータの全部又は一部を媒体にコピーするバックアップジョブを実行するシステムにおいて用いられるプログラムである。そして、このシステムを構成するコンピュータに対し、既に実行されたバックアップジョブに関する管理情報を取得する機能と、管理情報に基づいて、予め決められた期間、媒体にコピーされていないデータの部分を特定し、その部分を媒体にコピーすることを決定する機能とを実現させるものである。
本発明によれば、リストアに要する媒体の本数を所定の数以内に抑えつつ、毎回のバックアップに要する時間を短くし、かつ、均一にすることが可能となる。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態(以下、「実施の形態」という)について詳細に説明する。
図1〜3は、本発明の実施の形態によるバックアップの概要を説明するための図である。
このうち、図1は、データセット#1〜#12が14日間に変更されていく様子を視覚化したものである。ここでは、網掛けによる濃度の違いでデータセットの世代(書き換えの有無)を表している。即ち、白塗りのデータセットが更新されて細い斜線のデータセットになり、これが更新されて太い斜線のデータセットになり、それが更新されて黒塗りのデータセットになっている。例えば、データセット#1は、5日目と10日目と11日目に書き換えられており、データセット#2は、1日目と6日目に書き換えられている。一方、データセット#9、#11、#12は、この14日間で1回も書き換えられていない。
尚、本明細書において、「データセット」とは、例えば、データブロックやファイルを指すが、一まとまりの何らかのデータの単位であれば、如何なるものであってもよい。
ここで、図2は、従来技術として述べた、1週間に1回全バックアップを行い、その他の日に差分バックアップを行う手法を用いた場合に、各データセットが実際にバックアップされる日を示したものである。
この手法では、図から明らかなように、0日目、7日目、14日目に全てのデータセットがバックアップされている。そして、その他の日においては、その日に更新されたデータセットのみがバックアップされている。例えば、データセット#1は、5日目と10日目と11日目に書き換えられているので、0日目、7日目、14日目に加え、これらの日にもバックアップされている。また、データセット#2は、1日目と6日目に書き換えられているので、0日目、7日目、14日目に加え、これらの日にもバックアップされている。
一方、図3は、本実施の形態の手法を用いた場合に、各データセットが実際にバックアップされる日を表したものである。ここでは、有効期限を7日としている。
例えば、データセット#1は、5日目と10日目と11日目に書き換えられているので、これらの日にバックアップされている。但し、データセット#1は、有効期限である7日が経過する前に常に書き換えられているので、有効期限切れによるバックアップは行われていない。
また、データセット#2は、1日目と6日目に書き換えられているので、これらの日にバックアップされている。そして、6日目に書き換えられた後、有効期限である7日が経過しても書き換えられていないので、13日目に有効期限切れによるバックアップが行われている。
その他のデータセットも、書き換えられた日に加え、前回のバックアップから7日が経過する日にもバックアップするようにしている。例えば、データセット#3の11日目、データセット#5の9日目、データセット#8の7日目、データセット#9の7日目及び14日目、データセット#10の7日目、データセット#11の7日目及び14日目、データセット#12の7日目及び14日目が、このようなバックアップに該当する。
そして、図2と図3を比較すると明らかなように、本実施の形態の手法を用いることにより、従来の手法では全バックアップを行っていた7日目や14日目に、全バックアップを行う必要がなくなっている。即ち、毎日のバックアップに要する時間の短縮及び均一化が図れている。
以下、本実施の形態の手法を用いてデータをバックアップするシステムの構成及び動作について説明する。尚、システムの形態としては、データセットを更新する機能及びバックアップすべきデータセットを決定する機能とが連携している形態と、これらが連携していない形態とが考えられる。そこで、前者を第1の実施の形態、後者を第2の実施の形態として説明する。
[第1の実施の形態]
図4は、本実施の形態におけるシステムの構成を示したブロック図である。
図示するように、本実施の形態におけるシステムは、データ記憶部11と、アプリケーションプログラム(以下、「AP」という)12と、第1アクセス部13と、第2アクセス部14と、バックアップメディア15とを含む。
このうち、データ記憶部11は、バックアップ対象のデータを記憶する記憶媒体であり、例えば、磁気ディスク装置によって実現される。また、AP12は、データ記憶部11に記憶されたデータの更新を伴う所定の処理を行うプログラムであり、第1アクセス部13は、このAP12からの更新指示に従い、データ記憶部11に記憶されたデータを更新する。また、第1アクセス部13は、バックアップ時には、データ記憶部11からデータを読み出して第2アクセス部14に受け渡し、リストア時には、第2アクセス部14から受け渡されたデータをデータ記憶部11に書き込む。
一方、第2アクセス部14は、バックアップ時には、第1アクセス部13から受け渡されたデータをバックアップメディア15に書き込み、リストア時には、バックアップメディア15からデータを読み出して第1アクセス部13に受け渡す。また、バックアップメディア15は、データをバックアップするために用いられる記録媒体であり、例えば、磁気テープ等によって実現される。
尚、第1アクセス部13及び第2アクセス部14は、データ記憶部11からバックアップメディア15へデータを転送するという観点から、「転送部」として捉えることも可能である。
これらに加え、本実施の形態は、データ記憶部11に記憶されたデータのバックアップすべき部分を決定する機能を有する。特に、第1の実施の形態では、この機能が第1アクセス部13に接続されている。この機能は、より詳細には、情報記憶部16と、取得部17と、決定部18と、更新部19とを含む。
このうち、情報記憶部16は、バックアップすべき部分を決定するのに用いられる管理情報を記憶する部分であり、例えば、磁気ディスク装置により実現される。また、取得部17は、この情報記憶部16から管理情報を取得し、決定部18は、この管理情報に基づいてバックアップすべきデータを決定する。更に、更新部19は、必要に応じて管理情報を更新する。この管理情報の更新には、バックアップジョブのバージョン番号の消去や書き換えがあるが、特に前者だけに着目した場合、この更新部19を「消去部」と捉えることも可能である。
ここで、情報記憶部16に記憶される管理情報について説明する。
図5は、管理情報のうち、本実施の形態に直接関係する部分のみを抜き出して示したものである。即ち、管理情報には、ファイルシステムのメタデータ、磁気ディスク装置のブロック情報管理テーブル等があるが、そのような情報において、図5に示すような対応関係を管理する。即ち、データセットごとに、その番号と、そのデータセットの前回のバックアップを実行したバックアップジョブの実行回数を表す番号(以下、「バージョン番号」という)とを記録している。
尚、管理情報には、後述する有効期限Eや前回のバックアップジョブのバージョン番号等の情報を含めてもよい。
次に、本実施の形態におけるシステムの動作について説明する。尚、本実施の形態では、図3に示した例と同様、1日1回バックアップジョブが実行されるものとする。つまり、この場合、「有効期限」は、バックアップされたデータが有効でなくなるまでのバックアップジョブの実行回数と等価である。
まず、本システムにてバックアップすべきデータを決定する際の動作を説明する。
図6は、このときの動作の流れを示したフローチャートである。
バックアップジョブの開始が指示されると、取得部17は、バージョン番号Mを取得する(ステップ101)。ここで、バージョン番号は、バックアップジョブの実行ごとに1ずつ増加する値である。そして、システムの構築時に初期値(例えばゼロ)に設定され、かつ、十分に大きな整数の値が最大値となっていることで、システムの使用期間内に使い切ることのない値の範囲を提供できるものであることが好ましい。尚、バージョン番号の取得方法としては、例えば、前回のバックアップジョブの終了時に、そのバックアップジョブのバージョン番号を予め決められた記憶領域に保存しておき、その記憶領域に保存されたバージョン番号に1を加算したものを今回のバックアップジョブのバージョン番号として用いることが考えられる。
また、取得部17は、バックアップされたデータの有効期限Eを取得し、今回のバックアップジョブにて有効期限切れとなるデータをバックアップしたバックアップジョブのバージョン番号Nを算出する(ステップ102)。ここで、有効期限Eは、システム構成時に構成情報の一部としてユーザの指定により設定されたものである。また、バージョン番号Nのバックアップジョブでバックアップされたデータが、その後のE回目のバックアップジョブである今回のバックアップジョブ(バージョン番号M)で有効期限切れになることから、バージョン番号Nは、N=M−Eにより求めることができる。
尚、これらの情報は、決定部18によるバックアップすべきかどうかの決定に用いられるものであるので、決定部18に受け渡されるものとする。
次に、各データセットに対し、バックアップすべきかどうかの判定処理、及び、バックアップすべきと判定された場合のバックアップメディア15へのコピー処理を行う。
即ち、取得部17は、情報記憶部16から、着目するデータセットの管理情報のうち、前回のバックアップを実行したバックアップジョブのバージョン番号Dを取得する(ステップ103)。そして、この情報も、決定部18に受け渡す。
これにより、決定部18は、ステップ103でバージョン番号Dが取得できたかどうかを判定する(ステップ104)。そのデータセットがまだ一度もバックアップされていない場合は、バージョン番号Dは存在しない。また、後述するように、前回のバックアップ後に更新されたデータセットについては、バージョン番号は消去されている。そこで、ステップ104では、これらのいずれかに該当していないかを判定する。
その結果、バージョン番号Dが取得できなければ、上述したように、まだ一度もバックアップされていないか、前回のバックアップ後に更新されたかのいずれかであり、今回バックアップする必要があるので、着目するデータセットをデータ記憶部11から読み出してバックアップメディア15にコピーする(ステップ106)。具体的には、第1アクセス部13がデータ記憶部11から着目するデータセットを読み出して第2アクセス部14に転送する。そして、第2アクセス部14がそのデータセットをバックアップメディア15に書き込む。また、その際、更新部19は、情報記憶部16に記憶された管理情報において、着目するデータセットに対して記憶されていたバージョン番号を、今回のバックアップジョブのバージョン番号Mに書き換える(ステップ107)。
一方、バージョン番号Dが取得できれば、バージョン番号Dがバージョン番号N以下であるかどうかを判定する(ステップ108)。
ここで、バージョン番号Dがバージョン番号N以下であれば、前回バックアップされたデータがもはや古くなっているので、新たにバックアップを行う必要がある。そこで、着目するデータセットをデータ記憶部11から読み出してバックアップメディア15にコピーする(ステップ106)。具体的には、第1アクセス部13がデータ記憶部11から着目するデータセットを読み出して第2アクセス部14に転送する。そして、第2アクセス部14がそのデータセットをバックアップメディア15に書き込む。また、その際、更新部19は、情報記憶部16に記憶された管理情報において、着目するデータセットに対して記憶されていたバージョン番号を、今回のバックアップジョブのバージョン番号Mに書き換える(ステップ107)。
また、バージョン番号Dがバージョン番号Nよりも大きければ、バックアップは行わない。そして、バックアップが不要と判定された場合も、必要と判定された場合も、次のデータセットがあるかどうかを判定し(ステップ108)、次のデータセットがあれば、ステップ103へ進み、なければ処理を終了する。
次に、本システムにてデータセットの更新を管理情報に反映させる際の動作を説明する。
図7は、このときの動作の流れを示したフローチャートである。
AP12からの指示により、第1アクセス部13がデータ記憶部11に記憶されたあるデータセットを更新することにより、この動作が開始する。
まず、更新部19は、第1アクセス部13から更新されたデータセットを特定する情報を受け取る(ステップ111)。
そして、更新部19は、情報記憶部16に記憶された管理情報において、該当するデータセットに対して記憶されていたバージョン番号を消去する(ステップ112)。
最後に、このようにしてバックアップしたデータセットを用いて、リストアを行う際の動作を説明する。
図8は、このときの動作の流れを示したフローチャートである。
まず、取得部17は、復元したい日に対応するバックアップジョブのバージョン番号Jを取得する(ステップ121)。例えば、先に述べたバージョン番号を保存する記憶領域から最新のバージョン番号を取り出し、これをバージョン番号Jとすることができる。
次に、取得部17は、バックアップされたデータの有効期限Eを取得し、これをバージョン番号Jから減算してバージョン番号(J−E)を求める。そして、バージョン番号(J−E)のバックアップジョブからバージョン番号Jのバックアップジョブまでに使用したバックアップメディア15の用意を促す(ステップ122)。
その後、バックアップメディア15のバージョン番号をカウントするインデックスLに初期値としてバージョン番号(J−E)を設定する(ステップ123)。そして、各バックアップメディア15に対し、データの復元に関する処理を行う。
即ち、第2アクセス部14は、バージョン番号Lのバックアップジョブにてバックアップしたデータセットを用いて、データを復元する(ステップ124)。具体的には、第2アクセス部14がインデックスLに対応するバックアップメディア15からデータセットを読み出して第1アクセス部13に転送する。そして、第1アクセス部13がそのデータセットをデータ記憶部11に書き込む。
また、更新部19は、情報記憶部16に記憶された管理情報において、復元されたデータセットに対するバージョン番号としてバージョン番号Lを記憶する(ステップ125)。
次いで、バージョン番号Lに1を加算し(ステップ126)、バージョン番号Lがバージョン番号J以下かどうかを判定する(ステップ127)。
ここで、バージョン番号Lがバージョン番号J以下であれば、ステップ124に戻り、バージョン番号Jを超えれば、処理を終了する。
以上により、本発明の第1の実施の形態の動作を終了する。
尚、本実施の形態では、前回のバックアップから有効期限が経過しているかどうかをバックアップジョブの実行回数で判断することとし、この実行回数の判断には、バージョン番号を用いることとした。しかしながら、個々のバックアップジョブを識別可能な情報であれば、バージョン番号以外の情報を用いることとしてもよい。また、バックアップジョブの実行回数で判断するのではなく、文字通り、日付情報を用いて有効期限の経過を判断するようにしてもよい。
また、本実施の形態では、データセットが更新されたときに、情報記憶部16に記憶されたそのデータセットに対するバージョン番号を消去するようにしたが、必ずしもこのような形態に限られるものではない。即ち、バージョン番号を通常あり得ないバージョン番号に変更する等、他の方法によってデータセットが更新されたことを示しておくことは可能である。尚、このとき、情報記憶部16に記憶されたバージョン番号を更新部19が変更することになるが、この変更機能だけに着目した場合、更新部19を「変更部」と捉えることも可能である。
更に、本実施の形態では、前回のバックアップを行ったバックアップジョブのバージョン番号Dと、今回のバックアップジョブのバージョン番号Mから有効期限Eを減算した値Nとを比較し、DがN以下であれば、バックアップすることを決定するようにした。しかしながら、このような判断方法は、あくまで一例であり、いかなる方法を用いてもよい。例えば、バックアップしたデータセットに対し有効期限Eを記憶しておき、毎回のバックアップジョブの実行時にこの有効期限から1ずつ減算するようにしてもよい。このようにすれば、有効期限の値が0になったときに有効期限切れと判断することができる。
このように、本実施の形態では、バックアップデータに有効期限を付与し、毎回のバックアップジョブでは更新されたデータに加え有効期限切れのデータもバックアップするようにした。このような構成により、本実施の形態は、リストアに要する媒体の本数を所定の数以内に抑えつつ、毎回のバックアップに要する時間を短くし、かつ、均一にすることができるという効果を有する。
即ち、従来技術として述べた第1の手法の場合、2回目以降のバックアップジョブにおいては、バックアップ時間の短縮及び均一化はある程度可能であるが、バックアップメディアの数を所定数以内に抑えたいという要求に応えることはできない。また、第2及び第3の手法の場合、バックアップメディアの数はある程度抑えられるが、バックアップ時間の均一化の要求には応えられない。これに対し、本実施の形態の手法は、これら全ての要求に応えられるものである。
また、本実施の形態では、データの更新に応じて、バックアップすべきデータを決定するために用いる管理情報にその旨を反映させておくようにした。これにより、更新されたデータをバックアップすべきデータとして決定する処理を迅速に行うことも可能となった。
[第2の実施の形態]
図9は、本実施の形態におけるシステムの構成を示したブロック図である。
図示するように、本実施の形態におけるシステムは、データ記憶部11と、AP12と、第1アクセス部13と、第2アクセス部14と、バックアップメディア15とを含む。尚、これらの構成は、第1の実施の形態で述べたものと同様であるので、詳細な説明を省略する。
これらに加え、本実施の形態は、データ記憶部11に記憶されたデータのバックアップすべき部分を決定する機能を有する。特に、第2の実施の形態では、この機能が第2アクセス部14に接続されている。この機能は、より詳細には、情報記憶部16と、取得部17と、決定部18と、更新部19とを含む。
このうち、情報記憶部16は、バックアップすべき部分を決定するのに用いられる管理情報を記憶する部分であり、例えば、磁気ディスク装置により実現される。また、取得部17は、この情報記憶部16から管理情報を取得し、決定部18は、この管理情報に基づいてバックアップすべきデータを決定する。更に、更新部19は、必要に応じて管理情報を更新する。
ここで、情報記憶部16に記憶される管理情報について説明する。
図10は、管理情報のうち、本実施の形態に直接関係する部分のみを抜き出して示したものである。即ち、管理情報には、ファイルシステムのメタデータ、磁気ディスク装置のブロック情報管理テーブル等があるが、そのような情報において、図5に示すような対応関係を管理する。即ち、データセットごとに、その番号と、そのデータセットの前回のバックアップを実行したバックアップジョブの実行回数を表す番号(以下、「バージョン番号」という)と、前回のバックアップの日時を示すタイムスタンプとを記録している。
尚、管理情報には、後述する有効期限Eや前回のバックアップジョブのバージョン番号等の情報を含めてもよい。
次に、本実施の形態におけるシステムの動作について説明する。尚、本実施の形態でも、図3に示した例と同様、1日1回バックアップジョブが実行されるものとする。つまり、この場合、「有効期限」は、バックアップされたデータが有効でなくなるまでのバックアップジョブの実行回数と等価である。
まず、本システムにてバックアップすべきデータを決定する際の動作を説明する。
図11は、このときの動作の流れを示したフローチャートである。
バックアップジョブの開始が指示されると、取得部17は、バージョン番号Mを取得する(ステップ131)。また、バックアップされたデータの有効期限Eを取得し、今回のバックアップジョブにて有効期限切れとなるデータをバックアップしたバックアップジョブのバージョン番号Nを算出する(ステップ132)。尚、バージョン番号Mやバージョン番号Nの取得方法は、第1の実施の形態と同様である。
更に、本実施の形態では、取得部17が、バックアップ対象のデータの更新時刻を示すタイムスタンプを、第1アクセス部13及び第2アクセス部14を介して取得しておく(ステップ133)。
尚、これらの情報は、決定部18によるバックアップすべきかどうかの決定に用いられるものであるので、決定部18に受け渡されるものとする。
次に、各データセットに対し、バックアップすべきかどうかの判定処理、及び、バックアップすべきと判定された場合のバックアップメディアへのコピー処理を行う。
即ち、取得部17は、情報記憶部16から、着目するデータセットの管理情報のうち、前回のバックアップを実行したバックアップジョブのバージョン番号Dと、前回のバックアップの日時を示すタイムスタンプとを取得する(ステップ134)。そして、この情報も、決定部18に受け渡す。
これにより、決定部18は、ステップ133で取得したタイムスタンプとステップ134で取得したタイムスタンプとが等しいかどうかを判定する(ステップ135)。そのデータセットがまだ一度もバックアップされていない場合や、そのデータセットが前回のバックアップ後に更新された場合は、ステップ133で取得したタイムスタンプの方が新しくなっているはずである。そこで、ステップ135では、このような状態になっていないかを判定する。尚、第1の実施の形態と異なり、データセットの更新の有無等をタイムスタンプで判定しているのは、本実施の形態のような構成では、第1アクセス部13によるデータ記憶部11内のデータセットの更新を情報記憶部16に即座に反映させることができないからである。
その結果、タイムスタンプが等しくなければ、上述したように、まだ一度もバックアップされていないか、前回のバックアップ後に更新されたかのいずれかであり、今回バックアップする必要があるので、着目するデータセットをデータ記憶部11から読み出してバックアップメディア15にコピーする(ステップ137)。具体的には、第1アクセス部13がデータ記憶部11から着目するデータセットを読み出して第2アクセス部14に転送する。そして、第2アクセス部14がそのデータセットをバックアップメディア15に書き込む。また、その際、更新部19は、情報記憶部16に記憶された管理情報において、着目するデータセットに対して記憶されていたバージョン番号及びタイムスタンプを、それぞれ、今回のバックアップジョブのバージョン番号M及び今回のバックアップにおけるタイムスタンプに書き換える(ステップ138)。
一方、タイムスタンプが等しければ、バージョン番号Dがバージョン番号N以下であるかどうかを判定する(ステップ136)。
ここで、バージョン番号Dがバージョン番号N以下であれば、前回バックアップされたデータがもはや古くなっているので、新たにバックアップを行う必要がある。そこで、着目するデータセットをデータ記憶部11から読み出してバックアップメディア15にコピーする(ステップ137)。具体的には、第1アクセス部13がデータ記憶部11から着目するデータセットを読み出して第2アクセス部14に転送する。そして、第2アクセス部14がそのデータセットをバックアップメディア15に書き込む。また、その際、更新部19は、情報記憶部16に記憶された管理情報において、着目するデータセットに対して記憶されていたバージョン番号及びタイムスタンプを、それぞれ、今回のバックアップジョブのバージョン番号M及び今回のバックアップにおけるタイムスタンプに書き換える(ステップ138)。
また、バージョン番号Dがバージョン番号Nよりも大きければ、バックアップは行わない。そして、バックアップが不要と判定された場合も、必要と判定された場合も、次のデータセットがあるかどうかを判定し(ステップ139)、次のデータセットがあれば、ステップ134へ進み、なければ処理を終了する。
次に、このようにしてバックアップしたデータセットを用いて、リストアを行う際の動作を説明する。
図12は、このときの動作の流れを示したフローチャートである。
まず、取得部17は、復元したい日に対応するバックアップジョブのバージョン番号Jを取得する(ステップ141)。次に、バージョン番号(J−E)のバックアップジョブからバージョン番号Jのバックアップジョブまでに使用したバックアップメディア15の用意を促す(ステップ142)。尚、バージョン番号Jやバージョン番号(J−E)の取得方法は、第1の実施の形態と同様である。
その後、バックアップメディア15のバージョン番号をカウントするインデックスLに初期値としてバージョン番号(J−E)を設定する(ステップ143)。そして、各バックアップメディア15に対し、データの復元に関する処理を行う。
即ち、第2アクセス部14は、バージョン番号Lのバックアップジョブにてバックアップしたデータセットを用いて、データを復元する(ステップ144)。具体的には、第2アクセス部14がインデックスLに対応するバックアップメディア15からデータセットを読み出して第1アクセス部13に転送する。そして、第1アクセス部13がそのデータセットをデータ記憶部11に書き込む。
また、更新部19は、情報記憶部16に記憶された管理情報において、復元されたデータセットに対するバージョン番号としてバージョン番号Lを記憶し、リストアした日時をタイムスタンプとして記憶する(ステップ145)。
次いで、バージョン番号Lに1を加算し(ステップ146)、バージョン番号Lがバージョン番号J以下かどうかを判定する(ステップ147)。
ここで、バージョン番号Lがバージョン番号J以下であれば、ステップ144に戻り、バージョン番号Jを超えれば、処理を終了する。
以上により、本発明の第2の実施の形態の動作を終了する。
尚、本実施の形態では、前回のバックアップから有効期限が経過しているかどうかをバックアップジョブの実行回数で判断することとし、この実行回数の判断には、バージョン番号を用いることとした。しかしながら、個々のバックアップジョブを識別可能な情報であれば、バージョン番号以外の情報を用いることとしてもよい。また、バックアップジョブの実行回数で判断するのではなく、文字通り、日付情報を用いて有効期限の経過を判断するようにしてもよい。
また、本実施の形態では、前回のバックアップを行ったバックアップジョブのバージョン番号Dと、今回のバックアップジョブのバージョン番号Mから有効期限Eを減算した値Nとを比較し、DがN以下であれば、バックアップすることを決定するようにした。しかしながら、このような判断方法は、あくまで一例であり、いかなる方法を用いてもよい。例えば、バックアップしたデータセットに対し有効期限Eを記憶しておき、毎回のバックアップジョブの実行時にこの有効期限から1ずつ減算するようにしてもよい。このようにすれば、有効期限の値が0になったときに有効期限切れと判断することができる。
このように、本実施の形態では、バックアップデータに有効期限を付与し、毎回のバックアップジョブでは更新されたデータに加え有効期限切れのデータもバックアップするようにした。このような構成により、本実施の形態は、リストアに要する媒体の本数を所定の数以内に抑えつつ、毎回のバックアップに要する時間を短くし、かつ、均一にすることができるという効果を有する。
即ち、従来技術として述べた第1の手法の場合、2回目以降のバックアップジョブにおいては、バックアップ時間の短縮及び均一化はある程度可能であるが、バックアップメディアの数を所定数以内に抑えたいという要求に応えることはできない。また、第2及び第3の手法の場合、バックアップメディアの数はある程度抑えられるが、バックアップ時間の均一化の要求には応えられない。これに対し、本実施の形態の手法は、これら全ての要求に応えられるものである。
以上、本発明の第1及び第2の実施の形態について述べてきたが、ここで、情報記憶部16に記憶された管理情報におけるデータセット番号とバージョン番号との対応が、具体的なバックアップジョブを実行することで、どのように変遷するかについて説明しておく。
図13は、データセット#1〜#12が図1に示したように更新される場合におけるデータセット番号とバージョン番号との対応関係の変遷を示した図である。図中、「DS−NO」がデータセット番号を示し、「V−NO」がバージョン番号を示している。また、ここでも、有効期限は7日とする。
まず、図13(a)には、0日目のバックアップジョブを実行する前、つまり初期状態におけるデータセット番号とバージョン番号との対応関係を示している。このように、初期状態では、全てのデータセットについて、バージョン番号が存在せず、図6のステップ104での判定が「No」となるため、全バックアップが行われる。そして、図6のステップ107で、各データセットに対し、バージョン番号「0」が記憶される。尚、図11では、タイムスタンプの比較により全バックアップを行うことが決定されるが、同図のステップ138で、各データセットに対し、バージョン番号「0」が記憶される。
また、図13(b)には、6日目のバックアップジョブを実行する前のデータセット番号とバージョン番号との対応関係を示している。
データセット#1、#3、#5、#7は、それぞれ、5日目、4日目、2日目、3日目のバックアップジョブでバックアップされているので、バージョン番号としては、それぞれ、「5」、「4」、「2」、「3」が記憶されている。
データセット#2、#4、#6は、6日目に更新されているので、バージョン番号は消去されている。
データセット#8〜#12は、0日目のバックアップジョブでバックアップされたままなので、バージョン番号は「0」のままになっている。
このような状態で6日目のバックアップジョブを実行すると、データセット#2、#4、#6について、図6のステップ104での判定が「No」となるため、バックアップが行われる。そして、図6のステップ107で、これらのデータセットに対し、バージョン番号「6」が記憶される。尚、図11では、タイムスタンプの比較により、データセット#2、#4、#6についてバックアップを行うことが決定されるが、同図のステップ138で、これらのデータセットに対し、バージョン番号「6」が記憶される。
また、全てのデータセットについて、図6のステップ105や図11のステップ136での判定は「No」となる。N=M−E=6−7=−1となり、全てのデータセットに対して記憶されたバージョン番号はこの値以下とはならないからである。
更に、図13(c)には、7日目のバックアップジョブを実行する前のデータセット番号とバージョン番号との対応関係を示している。
データセット#1、#2、#3は、それぞれ、5日目、6日目、4日目のバックアップジョブでバックアップされているので、バージョン番号としては、それぞれ、「5」、「6」、「4」が記憶されている。
データセット#4は、7日目に更新されているので、バージョン番号は消去されている。
データセット#5、#6、#7は、それぞれ、2日目、6日目、3日目のバックアップジョブでバックアップされているので、バージョン番号としては、それぞれ、「2」、「6」、「3」が記憶されている。
データセット#8〜#12は、0日目のバックアップジョブでバックアップされたままなので、バージョン番号は「0」のままになっている。
このような状態で7日目のバックアップジョブを実行すると、データセット#4について、図6のステップ104での判定が「No」となるため、バックアップが行われる。そして、図6のステップ107で、データセット#4に対し、バージョン番号「7」が記憶される。尚、図11では、タイムスタンプの比較により、データセット#4についてバックアップを行うことが決定されるが、同図のステップ138で、データセット#4に対し、バージョン番号「7」が記憶される。
また、データセット#8〜#12について、図6のステップ105や図11のステップ136での判定が「Yes」となる。N=M−E=7−7=0となり、データセット#8〜#12に対して記憶されたバージョン番号がこの値以下となるからである。従って、データセット#8〜#12については、バックアップが行われる。そして、図6のステップ107や図11のステップ138で、これらのデータセットに対し、バージョン番号「7」が記憶される。
更にまた、図13(d)には、9日目のバックアップジョブを実行する前のデータセット番号とバージョン番号との対応関係を示している。
データセット#1、#2、#3、#4、#5、#6は、それぞれ、5日目、6日目、4日目、8日目、2日目、6日目のバックアップジョブでバックアップされているので、バージョン番号としては、それぞれ、「5」、「6」、「4」、「8」、「2」、「6」が記憶されている。
データセット#7、#10は、9日目に更新されているので、バージョン番号は消去されている。
データセット#8、#9、#11、#12は、いずれも、7日目のバックアップジョブでバックアップされているので、バージョン番号としては、「7」が記憶されている。
このような状態で9日目のバックアップジョブを実行すると、データセット#7、#10について、図6のステップ104での判定が「No」となるため、バックアップが行われる。そして、図6のステップ107で、これらのデータセットに対し、バージョン番号「9」が記憶される。尚、図11では、タイムスタンプの比較により、データセット#7、#10についてバックアップを行うことが決定されるが、同図のステップ138で、これらのデータセットに対し、バージョン番号「9」が記憶される。
また、データセット#5について、図6のステップ105や図11のステップ136での判定が「Yes」となる。N=M−E=9−7=2となり、データセット#5に対して記憶されたバージョン番号がこの値以下となるからである。従って、データセット#5については、バックアップが行われる。そして、図6のステップ107や図11のステップ138で、データセット#5に対し、バージョン番号「9」が記憶される。
最後に、本実施の形態におけるシステムとして用いるのに好適なコンピュータのハードウェア構成について説明する。
図14は、このようなコンピュータのハードウェア構成の例を模式的に示した図である。
図14に示すコンピュータは、演算手段であるCPU(Central Processing Unit)10aと、M/B(マザーボード)チップセット10b及びCPUバスを介してCPU10aに接続されたメインメモリ10cと、同じくM/Bチップセット10b及びAGP(Accelerated Graphics Port)を介してCPU10aに接続されたビデオカード10dとを備える。また、PCI(Peripheral Component Interconnect)バスを介してM/Bチップセット10bに接続された磁気ディスク装置(HDD)10e及びネットワークインタフェース10gを備える。更に、PCIバスとブリッジ回路10fと低速なバスとを介してM/Bチップセット10bに接続されたフレキシブルディスクドライブ10h及びキーボード/マウス10iを備える。
尚、図14は本実施の形態を実現するコンピュータのハードウェア構成を例示するに過ぎず、本実施の形態を適用可能であれば、他の種々の構成を取ることができる。例えば、ビデオカード10dを設ける代わりに、ビデオメモリのみを搭載し、CPU10aにてイメージデータを処理する構成としてもよいし、外部記憶装置として、ATA(AT Attachment)やSCSI(Small Computer System Interface)等のインタフェースを介してCD−R(Compact Disc Recordable)やDVD−RAM(Digital Versatile Disc Random Access Memory)のドライブを設けてもよい。
ここで、本発明は、全てハードウェアで実現してもよいし、全てソフトウェアで実現してもよい。また、ハードウェア及びソフトウェアの両方により実現することも可能である。
また、本発明は、コンピュータ、データ処理システム、コンピュータプログラムとして実現することができる。このコンピュータプログラムは、コンピュータにより読取り可能な媒体に記憶され、提供され得る。ここで、媒体としては、電子的、磁気的、光学的、電磁的、赤外線又は半導体システム(装置又は機器)、或いは、伝搬媒体が考えられる。また、コンピュータにより読取り可能な媒体としては、半導体、ソリッドステート記憶装置、磁気テープ、取り外し可能なコンピュータディスケット、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、リジッド磁気ディスク、及び光ディスクが例示される。現時点における光ディスクの例には、コンパクトディスク−リードオンリーメモリ(CD−ROM)、コンパクトディスク−リード/ライト(CD−R/W)及びDVDが含まれる。
本発明の実施の形態の概要を説明するための図である。 本発明の実施の形態の概要を説明するための図である。 本発明の実施の形態の概要を説明するための図である。 本発明の第1の実施の形態におけるシステムの機能構成を示したブロック図である。 本発明の第1の実施の形態で用いる管理情報の一例を示した図である。 本発明の第1の実施の形態においてバックアップすべきデータを決定する際の動作を示したフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態においてデータの更新を管理情報に反映させる際の動作を示したフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態においてデータをリストアする際の動作を示したフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態におけるシステムの機能構成を示したブロック図である。 本発明の第2の実施の形態で用いる管理情報の一例を示した図である。 本発明の第2の実施の形態においてバックアップすべきデータを決定する際の動作を示したフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態においてデータをリストアする際の動作を示したフローチャートである。 本発明の実施の形態における管理情報の変遷を説明するための図である。 本発明の実施の形態におけるコンピュータのハードウェア構成の一例を示したブロック図である。
符号の説明
11…データ記憶部、12…AP、13…第1アクセス部、14…第2アクセス部、15…バックアップメディア、16…情報記憶部、17…取得部、18…決定部、19…更新部

Claims (13)

  1. バックアップ対象のデータの全部又は一部を媒体にコピーするバックアップジョブを実行するシステムにおける装置であって、
    前記データの部分と、当該部分を前記媒体にコピーしたときのバックアップジョブの識別情報との対応関係を有する管理情報を記憶する記憶部と、
    前記バックアップジョブの識別情報を取得する取得部と、
    前記バックアップジョブの識別情報に基づいて、予め決められた期間、前記媒体にコピーされていない前記データの部分を特定し、当該部分を当該媒体にコピーすることを決定する決定部と
    を備えた、装置。
  2. 前記識別情報には、前記システムが前記データの全部又は一部に対して既に実行したバックアップジョブの実行回数の累積を表す番号であるバージョン番号が含まれており、
    前記決定部は、前記予め決められた期間と前記バックアップジョブのバージョン番号に基づいて、予め決められた期間、前記媒体にコピーされていない前記データの部分を特定する、請求項1の装置。
  3. 前記決定部は、前回のバックアップジョブのバージョン番号に1を加算して得た今回のバックアップジョブのバージョン番号と、前記データの部分を前記媒体にコピーしたときのバックアップジョブのバージョン番号との差に基づいて当該データの部分を前記媒体にコピーするかどうかを決定する、請求項2の装置。
  4. 前記データの部分の更新に応じて、前記管理情報で当該部分に対応付けられた前記識別情報を消去する消去部を更に備え、
    前記決定部は、前記バックアップジョブの識別情報に基づいて、予め決められた期間前記媒体にコピーされていない前記データの部分に加えて、前回のバックアップジョブ後に更新された当該データの部分も特定し、当該部分を当該媒体にコピーすることを決定するものであり、当該識別情報が消去されている場合に、当該識別情報に対応付けられた当該データの部分を当該媒体にコピーすることを決定する、請求項の装置。
  5. 前記データの部分の更新に応じて、前記管理情報で当該部分に対応付けられた前記識別情報を所定の情報に変更する更新部を更に備え、
    前記決定部は、前記バックアップジョブの識別情報に基づいて、予め決められた期間前記媒体にコピーされていない前記データの部分に加えて、前回のバックアップジョブ後に更新された当該データの部分も特定し、当該部分を当該媒体にコピーすることを決定するものであり、当該識別情報が前記所定の情報に変更されている場合に、当該識別情報に対応付けられた当該データの部分を当該媒体にコピーすることを決定する、請求項の装置。
  6. 前記決定部は、予め決められた期間前記媒体にコピーされていない前記データの部分に加えて、更新された時刻が当該媒体にコピーされた時刻よりも新しい当該データの部分を特定し、当該部分を当該媒体にコピーすることを決定する、請求項1の装置。
  7. 前記媒体にコピーすることが決定された前記部分を、当該媒体に転送する転送部を更に備えた、請求項1の装置。
  8. コンピュータがバックアップ対象のデータの全部又は一部を媒体にコピーするバックアップジョブを実行するための方法であって、
    前記コンピュータが、前記データの部分と、当該部分を前記媒体にコピーしたときのバックアップジョブの識別情報との対応関係を有する管理情報を記憶するステップと、
    前記コンピュータが、前記バックアップジョブの識別情報を取得するステップと、
    前記コンピュータが、前記バックアップジョブの識別情報に基づいて、予め決められた期間、前記媒体にコピーされていない前記データの部分を特定し、当該部分を当該媒体にコピーすることを決定するステップと、
    を含む、方法。
  9. 前記識別情報には、前記コンピュータが前記データの全部又は一部に対して既に実行したバックアップジョブの実行回数の累積を表す番号であるバージョン番号が含まれており、
    前記決定するステップでは、前記予め決められた期間と前記バックアップジョブのバージョン番号に基づいて、予め決められた期間、前記媒体にコピーされていない前記データの部分を特定する、請求項8の方法。
  10. 前記コンピュータが、前記データの部分が前回のバックアップジョブ以降に更新されたかどうかを判定するステップを更に含み、
    前記決定するステップでは、前記データの部分が更新されたと判定された場合にも、当該データの部分を前記媒体にコピーすることを決定する、請求項8の方法。
  11. バックアップ対象のデータの全部又は一部を媒体にコピーするバックアップジョブを実行するシステムにおいて用いられるプログラムであって、
    前記システムを構成するコンピュータに対し、
    前記データの部分と、当該部分を前記媒体にコピーしたときのバックアップジョブの識別情報との対応関係を有する管理情報を記憶する機能と、
    前記バックアップジョブの識別情報を取得する機能と、
    前記バックアップジョブの識別情報に基づいて、予め決められた期間、前記媒体にコピーされていない前記データの部分を特定し、当該部分を当該媒体にコピーすることを決定する機能と
    を実現させる、プログラム。
  12. 前記識別情報には、前記システムが前記データの全部又は一部に対して既に実行したバックアップジョブの実行回数の累積を表す番号であるバージョン番号が含まれており、
    前記決定する機能では、前記予め決められた期間と前記バックアップジョブのバージョン番号に基づいて、予め決められた期間、前記媒体にコピーされていない前記データの部分を特定する、請求項11のプログラム。
  13. 前記データの部分の更新に応じて、前記管理情報で当該部分に対応付けられた前記識別情報を消去する機能を更に実現させ、
    前記決定する機能では、前記バックアップジョブの識別情報に基づいて、予め決められた期間前記媒体にコピーされていない前記データの部分に加えて、前回のバックアップジョブ後に更新された当該データの部分も特定し、当該部分を当該媒体にコピーすることを決定するものであり、当該識別情報が消去されている場合に、当該識別情報に対応付けられた当該データの部分を当該媒体にコピーすることを決定する、請求項11のプログラム。
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