JP2007241082A - カラオケ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】カラオケボックスのルーム内で使用されるカラオケ装置において、再生されるコンテンツが不正に複製されることを防ぐこと。
【解決手段】カラオケ装置1の負荷検出部36が、端子電圧検出手段45のP端子における端子電圧E1の値を検出し、制御部12が、負荷検出部36によって検出された端子電圧E1の値に基づき、出力端子37に接続されたTVモニタ3が適切なものであるか否かを判定する「判定処理」を実行する。つまり、制御部12が、出力端子37に接続されたTVモニタ3の適否を端子電圧検出手段45のP端子における端子電圧E1の値に基づいて判定するので、例えば不正使用者がカラオケ装置1側の出力端子37とTVモニタ3側の接続端子との間に複製機器を介在させた場合にそのことを検知することができ、したがって、再生されるコンテンツが不正に複製されることを防ぐことができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、カラオケボックスのルーム内で使用されるカラオケ装置において、再生されるコンテンツが不正に複製されることを防ぐ技術に関する。
従来より、HDMI規格に準拠したデジタルインターフェースによる複数の信号入力端子を備えた映像表示装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。なお、HDMIとは、PC用ディスプレイなどで採用されているDigital Video Interface(DVI)をベースとして規格されたインターフェイスである。例えば、入力端子C1にはAV機器2からのデジタル信号が入力され、入力端子C1にはAV機器3からのデジタル信号が入力される。これらAV機器には、例えばDVD(Digital Versatile Disk)プレーヤやセットトップボックス(STB)が該当する。
また、セットトップボックスなどの信号発生装置から出力された信号を入力する入力端子を備えたテレビジョン受信機などの映像処理装置が知られている(例えば、特許文献2参照。)。
ところで、近年、演奏データに基づいてカラオケ演奏を行う機能を有するとともに、カラオケ演奏中以外の時間帯である曲間において映像コンテンツを再生することが可能なカラオケ装置が知られている。
このようなカラオケ演奏以外の映像コンテンツが曲間に再生されるようになった背景には、上述のようなテレビジョン受信機などの映像処理装置(映像表示装置)が大画面化し、このように大画面化した映像処理装置や高度なデータ処理が可能なカラオケ装置を利用することにより、カラオケ演奏時間以外にもサービスを提供して、カラオケ演奏料金以外のサービス利用料金を利用者から徴収可能とすることで、カラオケボックスのビジネスを発展させようという考えが普及してきたことが挙げられる。
なお、上述のような映像コンテンツを曲間などで再生可能なカラオケ装置では、次のように映像コンテンツの信号を外部のTVモニタに出力している。すなわち、カラオケ装置が、上述の映像コンテンツの信号を内部で一旦暗号化し、フィルターにてノイズを除去するなどの処理を内部で施し、外部のTVモニタに出力する直前にその処理後の映像コンテンツの信号を復号化して、TVモニタが接続された接続端子に出力する。そして、接続端子に出力された信号は配線を介してTVモニタに送られ、そのTVモニタにて映像として出力される。
なお、上述のようにカラオケ装置の内部で映像コンテンツの信号を暗号化したのちに複合化する処理を実行しているのは、カラオケ装置から送信された映像コンテンツの信号を入力するためのTVモニタのD端子には、暗号化された映像コンテンツの信号を入力できないためでもある。
したがって、映像コンテンツを不正に複製されることを防ぐために、コピーガード機器を用いることにより、上述の接続端子からアナログ出力された信号をビデオなどの機器で複製できないようにしているカラオケ装置もある。
すなわち、一般的なカラオケボックスのカラオケシステムである場合、上述の特許文献1においては、映像信号処理部16と映像表示部17との間で(特許文献2においては、表示出力242と表示装置2Aとの間)カラオケ装置からTVモニタへ出力される映像コンテンツ信号として、コンポジット信号、又はD端子信号(EIAJ CP4120)が用いられている。
また、上述の映像コンテンツがコンポジット信号である場合には、特許文献1の映像信号処理部16(あるいは特許文献2の表示出力242)などにマクロビジョン(商標)などのコピーガード信号を重畳するコピーガード手段を追加し、コピーガードされた映像コンテンツ信号を生成し、TVモニタは正常に再生でき、かつビデオ録画デッキでは正常な録画ができない映像コンテンツ信号を、TVモニタが接続された接続端子に出力し、TVモニタへ前記コンテンツが入力されることでTV画面上に前記コンテンツが再生される(図9(a)参照)。なお、図9(a)は一般的なカラオケシステムにおいてカラオケ装置とTVモニタとの接続状態を示す説明図である。
特開2004−357029号公報 特開2003−259241号公報
しかし、上述のようなカラオケシステムにおいては、カラオケ装置側の映像出力端子とTVモニタ側の映像入力端子との間で、不正使用者によってコピーガード解除システムを介在された場合(図9(b)参照)に、コピーガード信号を重畳された映像コンテンツであっても、複製システムによって、映像コンテンツ信号が不正に複製される第1問題があった。なお、図9(b)は一般的なカラオケシステムにおいてカラオケ装置とTVモニタとの間に不正な複製システムが接続された状態を示す説明図である。
更に、D端子信号の場合においては、映像コンテンツ信号がセパレート信号であるために、マクロビジョンなどのコピーガード信号を前記映像コンテンツ信号に重畳できずに、不正使用者は複製システムを用意しなくても、カラオケ装置とTVモニタ間に、D端子で録画可能なビデオ録画デッキを接続すれば、容易に不正な複製ができる第2問題もあった。
なお、カラオケにおける酒場市場の場合には、一般的にカラオケ装置の設置環境は、カラオケ装置管理者(例えばスナックのママさん)の目視可能な場所(例えば、カウンター内)であるから、前記管理者の目前で、不正利用者が、カラオケ装置とTVモニタ間に、複製システムや、D端子ビデオ録画デッキを接続する事は困難であるため、第1問題、第2問題とも発生する可能性は低い。
ところが、カラオケボックス市場の場合、カラオケ装置管理者はカラオケボックスの受付などに居て、カラオケルーム内のカラオケ装置とTVモニタの接続状況を目視できないため、不正利用者は、カラオケ装置とTVモニタ間に、前記複製システムや、D端子ビデオ録画デッキを接続して不正な複製を行う第1問題、又は第2問題が発生する可能性が高くなる。
前記カラオケボックス管理者が、全てのカラオケルームを定期的に巡回して、上述のような不正なコンテンツ複製が行われないように監視する事も考えられるが、監視を行うに要する時間は受付できなくなり利用者が減り、巡回監視員を雇えばコスト増加となる。また、前記巡回によって不正でない利用者が監視されているという印象を受けるならば、サービス産業としてのカラオケボックスの管理方法としては本末転倒であり、前記巡回を実施する事は現実的でない。
よって、上述のような不正なコンテンツの複製が行われることをカラオケ装置自らが検知することが好ましい。
本発明は、このような不具合に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、カラオケボックスのルーム内で使用されるカラオケ装置において、再生されるコンテンツが不正に複製されることを防ぐ技術を提供することにある。
上記課題を解決するためになされた請求項1に係るカラオケ装置は、楽曲データを記憶しておく楽曲データ記憶手段と、前記楽曲データ記憶手段が記憶する楽曲データに基づいて楽曲再生を行う楽曲再生手段と、映像データを記憶しておく映像データ記憶手段と、前記映像データ記憶手段が記憶する映像データに基づいて映像再生を行う映像再生手段と、を備え、前記映像再生手段は、前記楽曲再生手段による楽曲再生に伴って映像再生を行うカラオケ装置であって、前記映像再生手段によって再生された映像信号を外部の映像表示部に対して出力するための映像出力端子と、前記映像出力端子における端子負荷の電気的特性値を検出する負荷検出手段と、前記負荷検出手段によって検出された端子負荷の電気的特性値に基づき、前記映像出力端子に接続された外部の映像表示部が適切なものであるか否かを判定する判定処理を実行する判定手段と、を備えることを特徴とする。
このように構成された本発明のカラオケ装置によれば、負荷検出手段が、映像出力端子における端子負荷の電気的特性値を検出し、判定手段が、負荷検出手段によって検出された端子負荷の電気的特性値に基づき、出力端子に接続された外部の映像表示部が適切なものであるか否かを判定する判定処理を実行する。つまり、判定手段が、接続された映像表示部の適否を端子負荷の電気的特性値に基づいて判定するので、例えば不正使用者がカラオケ装置側の接続端子と映像表示部側の接続端子との間に複製機器を介在させた場合にそのことを検知することができ、したがって、カラオケボックスのルーム内で使用されるカラオケ装置において、再生されるコンテンツが不正に複製されることを防ぐことができる。
なお、従来のカラオケ装置のおいては、上述の映像出力端子がD端子である場合に次のような問題があった。すなわち、TV機器の負荷インピーダンスの数値は、機種ごとに固有の値があり、入力インピーダンスについては上述のような値(75Ω)ではない。したがって、出力側インピーダンスの値が例えば75(Ω)といった具合に一定であっても、TV機器の負荷インピーダンスの数値が変化するために端子電圧A、B又はCは0.7(V)には定まらない。このことから、次のような問題があった。すなわち、D4端子にTV機器が接続されると「12番ピン」−「14番ピン」がショートされ、「12番ピン」−「14番ピン」の接続状態を検出することにより、TV機器のD端子からの解放、又はD端子への接続を検知できるが、D端子から一旦解放され再接続された機器が、解放以前から接続されていたTV機器が再接続されたのか、もしくは別の機器が新たに接続されたのかは検出できなかった。
これに対して本発明のカラオケ装置によれば、D端子からコネクタが取り外されたことを検出した場合、もしくは、接続されたTV機器の負荷インピーダンスが予め登録されていた機器と同じか異なるかを検出する場合に、接続機器が変化したことを検出した旨を管理者に通知することによって、管理者が目の届かない、カラオケボックスで行われるカラオケコマンダとTV機器との間にビデオ録画装置を接続し、コピープロテクト信号が入っていないD端子からの再生ビデオ信号を盗み取るビデオオンデマンドの不正コピーを防ぐことができる。
この場合、映像出力端子における端子負荷の電気的特性値とは、(イ)映像出力端子における電圧値であることが考えられる(請求項3)。
また、上述の映像出力端子におけるインピーダンス値であることが考えられる(請求項2)。このように構成すれば、次のような効果を奏する。すなわち、例えば電圧値についてはスカラー値で検出されるため、抵抗値(R)、電気容量値(C)および電磁誘導値(L)の各成分の組み合わせを区別することができないが、上述のようなインピーダンス値で判別する手法においては、インピーダンス値がベクトル成分を含むために、より高精度に負荷値を区別することができる。
ところで、上述の判定処理の具体例としては、次のような手法が考えられる。
(ハ)すなわち、上述の端子負荷の電気的特性値が大きく変化した場合に適切な映像表示部ではないと判定することが考えられる。具体的には、請求項4のように、負荷検出手段によって検出された端子負荷の電気的特性値が所定の割合を超えて変化した場合には、判定手段が、出力端子に接続された外部の映像表示部が適切なものではないと判定することで判定処理を実行することが考えられる。
このように映像コンテンツの再生中に上述の判定処理を実行すれば、例えば不正使用者がカラオケ装置側の接続端子と映像表示部側の接続端子との間に複製機器を介在させたことが発覚しなかった場合であっても、出力端子に接続された外部の映像表示部が適切なものであるか否かを映像コンテンツの再生中に判定できる。
(ニ)また、適切な映像表示部が出力端子に接続された際の「正規の端子負荷値」と、検出された端子負荷の値とを比較することが考えられる。具体的には、請求項5のように、映像出力端子へ適切な映像表示部が接続された際の端子負荷の電気的特性値である正規端子負荷値を記憶する負荷値記憶手段を備え、判定手段が、負荷値記憶手段が記憶する「正規端子負荷値」と負荷検出手段によって検出された端子負荷の電気的特性値とを比較することによって、出力端子に接続された外部の映像表示部が適切なものであるか否かを判定することで判定処理を実行することが考えられる。
このようにすれば、例えば不正使用者がカラオケ装置側の接続端子と映像表示部側の接続端子との間に複製機器を介在させた場合にそのことを検知することができる。
ところで、上述の判定処理については、映像コンテンツを再生する前に実行することが考えられる。具体的には、請求項6のように、映像再生手段が映像データに基づいて映像再生を行う以前に、判定手段が、上述の判定処理を実行することが考えられる。このように映像コンテンツを再生する前に上述の判定処理を実行すれば、例えば不正使用者がカラオケ装置側の接続端子と映像表示部側の接続端子との間に複製機器を介在させた場合にそのことをより早期に検知することができる。
また、上述の判定処理については、映像コンテンツの再生中に実行することが考えられる。この場合には、特定色のビデオ信号に対して端子負荷値が大きく変化した場合に、出力端子に接続された映像表示部が不適切と判定することが考えられる。具体的には、請求項7のように、負荷検出手段によって検出された端子負荷の電気的特性値が、映像再生手段によって映像データに基づいて映像再生が行われる場合における特定色の映像信号を出力している際の端子負荷の電気的特性値に対して所定の割合を超えて変化した場合には、判定手段が、出力端子に接続された外部の映像表示部が適切なものではないと判定することで判定処理を実行することが考えられる。
このように映像コンテンツの再生中に上述の判定処理を実行すれば、例えば不正使用者がカラオケ装置側の接続端子と映像表示部側の接続端子との間に複製機器を介在させたことが発覚しなかった場合であっても、出力端子に接続された外部の映像表示部が適切なものであるか否かを映像コンテンツの再生中に判定でき、したがって、再生されるコンテンツが不正に複製されることを防ぐことができる。
以下に本発明の実施形態を図面とともに説明する。
[第一実施形態]
図1は、第一実施形態のカラオケ装置1の全体構成を示すブロック図である。また、図2は、第一実施形態のカラオケ装置の負荷検出部、出力端子およびTVモニタの入力アンプの詳細を示すブロック図である。また、図3(a)は、第一実施形態のカラオケ装置の出力端子のD端子の詳細を説明する説明図(1)であり、図3(b)はD端子の詳細を説明する説明図(2)であり、図3(c)はD端子の詳細を説明する説明図(3)である。
[カラオケ装置1の構成の説明]
図1に示すように、カラオケ装置1は、カラオケ装置1全体の動作を制御する制御部12、カラオケ装置1をネットワーク100に接続するためのインターフェイス部14、演奏楽曲の伴奏内容および歌詞を示す楽曲データや映像データなどを記憶するハードディスク(HDD)16、複数のキー・スイッチからなる操作部18、リモコン端末2からの赤外線信号を赤外線通信規格(IrDA)に従って受信するための赤外線通信部20、操作部18からの信号を処理する操作処理部22、ハードディスク16に記憶された楽曲データから演奏楽曲のオーディオ信号(音響,音声に関する信号)を生成し、生成されたオーディオ信号およびマイクロフォン26から入力されたオーディオ信号を増幅してスピーカ28へ出力する音声制御部24、MIDI音源30、映像情報を一時的に記憶するビデオRAM32、映像データに基づく映像の再生を制御する映像再生部34、ビデオRAM32に記憶された映像情報および映像再生部34により再生される映像のTVモニタ3での表示を制御する映像制御部38、映像再生部34によって再生された映像信号を外部のTVモニタ3に対して出力する出力端子37における端子負荷の電気的特性値を検出する負荷検出部36、出力端子37などを備えている。また、制御部12と音声制御部とはUSB39によって接続されている。
HDD16には、コンテンツコピーフラグを記憶する記憶領域や、後述する各種データを記録するための記録領域が設定されている。
制御部12は、後述するディスプレイ登録処理(1)およびディスプレイ登録処理(2)の各処理を実行する。また、制御部12は、負荷検出部36によって検出された出力端子37のインピーダンス値に基づき、出力端子37に接続されたTVモニタ3が適切なものであるか否かを判定する「判定処理」を実行する。
なお、HDD16は、楽曲データ記憶手段および映像データ記憶手段に該当する。音声制御部24およびMIDI音源30は楽曲再生手段に該当する。映像再生部34は映像再生手段に該当する。また、負荷検出部36は負荷検出手段に該当する。出力端子37は映像出力端子に該当する。また、TVモニタ3は映像表示部に該当する。また、制御部12は判定手段に該当する。
[負荷検出部36の構成の説明]
図2に示すように、負荷検出部36は、出力アンプ40、2つのスイッチ43,44、端子電圧検出手段45を備える。
このうち出力アンプ40は、アンプ41と、抵抗42から構成されている。このうちアンプ41の入力側端子には映像制御部38が接続されている。また、アンプ41の出力側端子には抵抗42が接続されている。また、アンプ41は接地されている。さらに、抵抗42は、TVモニタ3の入力アンプ3aに2つのスイッチ43,44を介して接続されている。
また、端子電圧検出手段45の端子Pは、スイッチ43とスイッチ44との間の配線に接続されている。また、端子電圧検出手段45は接地されている。したがって、端子電圧検出手段45は、スイッチ43とスイッチ44との間の配線との接続点から、電気的特性値としての電圧値を取得することが可能である。なお、端子電圧検出手段45の端子Pの入力インピーダンス値がZ1、Z2よりも十分に高い値であれば(例えば、Z1、Z2が75Ωのときに端子Pの入力インピーダンス値が1MΩであるなど)、その端子Pにおける端子電圧E1(V)は次の式(1)によって算出される。
1=Z2×E0/(Z1+Z2)・・・式(1)

なお、記号「E0」は、出力アンプ40の端子電圧(V)であり、記号「Z1」は、出力アンプ40の出力インピーダンス値(Ω)であり、記号「Z2」は、TVモニタ3の入力アンプ3aの入力インピーダンス値(Ω)である。
さらに、端子電圧検出手段45は、制御部12による指示に従って、2つのスイッチ43,44の開閉状態を制御する機能を有する。
[D端子についての説明]
また、端子電圧検出手段45には、カラオケ装置1が備えるD端子が接続されている。なお、図3(a)はD端子の詳細を示す説明図であり、図3(b)はD端子が備えるピンの配置を示す説明図である。また、本実施形態では、D端子が備えるピンのうち1番ピン(輝度信号Y)と2番ピン(グランド)との間の端子間の電圧A、同様に、色差信号「Pb」と「Pb」グランドとの間の端子間の電圧B、色差信号「Pr」と「Pr」グランドとの間の端子間の電圧C、それぞれの電圧は公称インピーダンス75(Ω)において0.7(V)と設定されている。
[リモコン端末2の構成の説明]
リモコン端末2は、リモコン端末2全体の動作を制御する制御部52、カラオケ装置1に赤外線信号を赤外線通信規格(IrDA)に従って送信する赤外線通信部54、各種情報を記憶するメモリ56、表示部58の表示領域に沿って設置されるタッチパネルおよび複数のキー・スイッチからなる操作部60、操作部60からの信号を処理する操作処理部62、映像情報を一時的に記憶するビデオRAM64、ビデオRAM64に記憶された映像情報の表示部58での表示を制御する映像制御部66、ネットワーク100に接続された無線アクセスポイント110との間で無線LAN規格(例えば、IEEE802.11a/b/g規格)に従った無線通信を行うための無線LAN通信部68、などを備えている。また、音声制御部24は、後述する演奏処理を実行する。
[ディスプレイ登録処理(1)の説明]
以下に、カラオケ装置1の制御部12により実行されるディスプレイ登録処理(1)の処理手順を図6のフローチャートに基づいて説明する。このディスプレイ登録処理(1)は、出力端子37の端子電圧値を測定することで、TVモニタ3に関する登録作業を行う処理であり、例えば製造時など出力端子37にTVモニタ3が接続されていない状態においてカラオケ装置1が起動された場合に実行される。
まず、端子電圧検出手段45を制御して、スイッチ43(SW1)を閉鎖させ、スイッチ44(SW2)を開放させる(S110)。
続いて、TVモニタ3を出力端子37に接続していない状態におけるその色彩が白色であるビデオデータを出力した際の入力インピーダンス値、およびその色彩が青色であるビデオデータを出力した際の入力インピーダンス値をそれぞれ次のように測定する(S120)。すなわち、映像制御部38を制御してその色彩が白色であるビデオデータを出力する。さらに、端子電圧検出手段45を制御して端子電圧検出手段45の端子Pにおける端子電圧E1を測定する。そして、端子電圧検出手段45のP端子における端子電圧E1の値をHDD16の「EW0」記録領域へ記録させる(S160、図3(c)参照)。次に、映像制御部38を制御してその色彩が青色であるビデオデータを出力する。さらに、端子電圧検出手段45を制御して端子電圧検出手段45の端子Pにおける端子電圧E1を測定する。そして、端子電圧検出手段45のP端子における端子電圧E1の値をHDD16の「EB0」記録領域へ記録させる(S160、図3(c)参照)。
続いて、TVモニタ3を出力端子37に接続するよう要求する旨のデータをリモコン端末2へ送信するとともに、端子電圧検出手段45を制御して、スイッチ43(SW1)およびスイッチ44(SW2)を閉鎖させる(S130)。なお、この要求データを受信したリモコン端末2では、制御部52が、各部を制御して、TVモニタ3を出力端子37に接続するよう要求する旨の通知を表示部58に表示させる。
続いて、TVモニタ3が出力端子37へ接続された旨のデータをリモコン端末2が受信したか否かを判断する(S140)。上述のデータをリモコン端末2が受信していないと判断された場合には(S140:N)、本S140を繰り返し実行することで待機する。
一方、上述のデータをリモコン端末2が受信したと判断された場合には(S140:Y)、ゲートパルスタイミングにて、TVモニタ3を出力端子37に接続した状態におけるその色彩が白色であるビデオデータを出力した際の入力インピーダンス値、およびその色彩が青色であるビデオデータを出力した際の入力インピーダンス値をそれぞれ次のように測定する(S150)。すなわち、映像制御部38を制御してその色彩が白色であるビデオデータを出力する。さらに、端子電圧検出手段45を制御して端子電圧検出手段45の端子Pにおける端子電圧E1を測定する。そして、端子電圧検出手段45のP端子における端子電圧E1の値をHDD16の「EW1」記録領域へ記録させる(S160、図3(c)参照)。次に、映像制御部38を制御してその色彩が青色であるビデオデータを出力する。さらに、端子電圧検出手段45を制御して端子電圧検出手段45の端子Pにおける端子電圧E1を測定する。そして、端子電圧検出手段45のP端子における端子電圧E1の値をHDD16の「EB1」記録領域へ記録させる(S160、図3(c)参照)。
続いて、端子電圧検出手段45を制御して、スイッチ43(SW1)およびスイッチ44(SW2)を閉鎖させる(S170)。
[判定処理の説明]
以下に、カラオケ装置1の制御部12により実行される判定処理の処理手順を図8のフローチャートに基づき、図3,4を参照して説明する。なお、図3(c)および図4は判定処理を説明する説明図である。
この判定処理は、カラオケ装置1が起動している間に繰り返し実行される。
まず、HDD16が記憶するコンテンツコピーフラグを読み出し(S305)、その読み出したコンテンツコピーフラグを参照して、コンテンツを再生する旨の指示がなされたか否かを判断する(S310)。コンテンツを再生する旨の指示がなされなかったと判断された場合には(S310:N)、本S310を繰り返し実行することで待機する。一方、コンテンツを再生する旨の指示がなされたと判断された場合には(S310:Y)、その再生を指示されたコンテンツがコピー不可と指定されたコンテンツであるか否かを判断する(S315)。その再生を指示されたコンテンツがコピー不可と指定されたコンテンツではないと判断された場合には(S315:N)、本処理を終了する。
一方、その再生を指示されたコンテンツがコピー不可と指定されたコンテンツであると判断された場合には(S315:Y)、測定用画面の再生を開始し、端子電圧検出手段45を制御して端子電圧E1の測定を開始させる(S320)。
続いて、その測定された波長から、ビデオデータが示す色彩が白色であるか否かを判断する(S325)。ビデオデータが示す色彩が白色ではないと判断された場合には(S325:N)、本S325を繰り返し実行することで待機する。一方、ビデオデータが示す色彩が白色であると判断された場合には(S325:Y)、端子電圧検出手段45のP端子における端子電圧E1の値をHDD16の「EW2」記録領域へ記録させる(S330、図3(c)参照)。
続いて、測定された波長から、ビデオデータが示す色彩が青色であるか否かを判断する(S335)。ビデオデータが示す色彩が青色ではないと判断された場合には(S335:N)、本S335を繰り返し実行することで待機する。一方、ビデオデータが示す色彩が青色であると判断された場合には(S335:Y)、端子電圧検出手段45のP端子における端子電圧E1の値をHDD16の「EB2」記録領域へ記録させる(S340、図3(c)参照)。
続いて、HDD16の「EW1」記録領域に記録されている値とHDD16の「EW2」記録領域に記録されている値とが等しく、且つHDD16の「EB1」記録領域に記録されている値とHDD16の「EB2」記録領域に記録されている値とが等しいか否かを判断する(S345、図4(a)参照)。
具体的には、次の式(2)を用いてカラオケ装置1の出力端子37に接続された機器が適切な機器であるか否かを判断する。
RLX=(EWX−EBX)/(EW0−EB0)・・・式(2)

「EW1」記録領域に記録されている値と「EW2」記録領域に記録されている値とが等しくないと判断されたか、または、「EB1」記録領域に記録されている値とHDD16の「EB2」記録領域に記録されている値とが等しくないと判断された場合には(S345:N)、適切でない外部機器が出力端子37に接続されていると判断し、例えばカラオケボックスの受け付けに設置された端末などの外部へその旨を通知し(S365)、本処理を終了する。
一方、「EW1」記録領域に記録されている値と「EW2」記録領域に記録されている値とが等しく、且つ「EB1」記録領域に記録されている値とHDD16の「EB2」記録領域に記録されている値とが等しいと判断された場合には(S345:Y)、適切な外部機器であるTVモニタ3が出力端子37に接続されていると判断し、コンテンツデータの本編の再生を開始する(S350)。
続いて、コンテンツデータの本編の再生が終了したか否かを判断する(S355)。コンテンツデータの本編の再生が終了したと判断された場合には(S355:Y)、本処理を終了する。一方、コンテンツデータの本編の再生が終了していないと判断された場合には(S355:N)、端子電圧検出手段45のP端子における端子電圧E1の値が閾値以上であるか否かを判断する(S360、TVモニタ3がコンポジット信号を入力可能である場合には図4(b)を参照、TVモニタ3がD端子に接続される場合には図5を参照)なお、TVモニタ3がD端子に接続される場合には、輝度Y信号の端子電圧を測定する。測定するタイミングについては測定用ゲートパルス信号が検出された際であり、その測定された端子電圧値とステップS160にて予め測定した電圧値とを比較する。端子電圧検出手段45のP端子における端子電圧E1の値が閾値以上ではないと判断された場合には(S360:N)、S355に戻る。一方、端子電圧検出手段45のP端子における端子電圧E1の値が閾値以上であると判断された場合には(S360:Y)、適切でない外部機器が出力端子37に接続されていると判断し、例えばカラオケボックスの受け付けに設置された管理者の端末などの外部へLANを介してその旨を通知する(S365)。
そして、本処理を終了する。
[第一実施形態の効果]
(1)このように第一実施形態のカラオケ装置1によれば、負荷検出部36が、端子電圧検出手段45のP端子における端子電圧E1の値を検出し、制御部12が、負荷検出部36によって検出された端子電圧E1の値に基づき、出力端子37に接続されたTVモニタ3が適切なものであるか否かを判定する「判定処理」を実行する。つまり、制御部12が、出力端子37に接続されたTVモニタ3の適否を、端子電圧検出手段45のP端子における端子電圧E1の値に基づいて判定するので、例えば不正使用者がカラオケ装置1側の出力端子37とTVモニタ3側の接続端子との間に複製機器を介在させた場合にそのことを検知することができ、したがって、カラオケボックスのルーム内で使用されるカラオケ装置において、再生されるコンテンツが不正に複製されることを防ぐことができる。
なお、上述の映像出力端子がD端子である場合には、次のような問題があった。すなわち、TV機器の負荷インピーダンスの数値は、機種ごとに固有の値があり、入力インピーダンスについては上述のような値(75Ω)ではない。したがって、出力側インピーダンスの値が例えば75(Ω)といった具合に一定であっても、TV機器の負荷インピーダンスの数値が変化するために端子電圧A、B又はCは0.7(V)には定まらない。このことから、次のような問題があった。すなわち、D端子にTV機器が接続されると「12番ピン」−「14番ピン」がショートされ、「12番ピン」−「14番ピン」の接続状態を検出することにより、TV機器のD端子からの解放、又はD端子への接続を検知できるが、D端子から一旦解放され再接続された機器が、解放以前から接続されていたTV機器が再接続されたのか、もしくは別の機器が新たに接続されたのかは検出できなかった。
また、(2)第一実施形態のカラオケ装置1によれば、TVモニタ3がD端子に接続されている場合には、D端子からコネクタが取り外されたことを検出した場合、もしくは、接続されたTV機器の負荷インピーダンスが、予め登録されていた機器と同じか異なるかを検出する場合に、接続機器が変化したことを検出した旨を管理者に通知することによって、管理者が目の届かない、カラオケボックスで行われるカラオケ装置1とTVモニタ3との間にビデオ録画装置を接続し、コピープロテクト信号が入っていないD端子からの再生ビデオ信号を盗み取るビデオオンデマンドの不正コピーを防ぐことができる。
(3)また、第一実施形態のカラオケ装置1によれば、判定処理において、映像コンテンツの再生中に、外部機器を接続した際の端子電圧検出手段45のP端子における端子電圧E1の値が大きく変化した場合に適切な映像表示部ではないと判定する。このことのより、例えば不正使用者がカラオケ装置1の出力端子37とTVモニタ3側の接続端子との間に複製機器を介在させたことが発覚しなかった場合であっても、出力端子37に接続された外部機器が適切なものであるか否かを映像コンテンツの再生中に判定できる。
(3)また、第一実施形態のカラオケ装置1によれば、判定処理において、適切な外部機器であるTVモニタ3が出力端子37に接続されている際の端子電圧検出手段45のP端子における端子電圧E1の値を記録しておき、その値と現在の端子電圧検出手段45のP端子における端子電圧E1の値とを比較することで、出力端子37に接続された外部機器が適切なものであるか否かを判定する(S345)。このことにより、例えば不正使用者がカラオケ装置1の出力端子37と外部機器側の接続端子との間に複製機器を介在させた場合にそのことを検知することができる。
(4)また、第一実施形態のカラオケ装置1によれば、判定処理において、上述のような端子電圧検出手段45のP端子における端子電圧E1の値の比較処理(S345)を、映像コンテンツを再生する前に実行する。このことにより、例えば不正使用者がカラオケ装置側の接続端子と映像表示部側の接続端子との間に複製機器を介在させた場合にそのことをより早期に検知することができる。
(5)また、第一実施形態のカラオケ装置1によれば、判定処理において、映像コンテンツの再生中に、端子電圧検出手段45のP端子における端子電圧E1の値が閾値以上であるか否かを判断する(S360)。このことにより、例えば不正使用者がカラオケ装置1の出力端子37とTVモニタ3側の接続端子との間に複製機器を介在させたことが発覚しなかった場合であっても、出力端子37に接続された外部機器が適切なものであるか否かを映像コンテンツの再生中に判定でき、したがって、再生されるコンテンツが不正に複製されることを防ぐことができる。
[他の実施形態]
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、以下のような様々な態様にて実施することが可能である。
(1)上記実施形態では、出力端子37の端子電圧値を測定することでTVモニタ3に関する登録作業を行うディスプレイ登録処理(1)を制御部12が実行するが、これにはは限られず、出力端子37の負荷インピーダンス値を測定することでTVモニタ3に関する登録作業を行うディスプレイ登録処理(2)を制御部12が実行するようにしてもよい。以下に、ディスプレイ登録処理(2)について説明する。
[カラオケ装置1のディスプレイ登録処理(2)の説明]
以下に、カラオケ装置1の制御部12により実行されるディスプレイ登録処理(2)の処理手順を図7のフローチャートに基づいて説明する。このディスプレイ登録処理(2)は、出力端子37の負荷インピーダンス値を測定することで、TVモニタ3に関する登録作業を行う処理であり、例えば製造時など出力端子37にTVモニタ3が接続されていない状態においてカラオケ装置1が起動された場合に実行される。
まず、端子電圧検出手段45を制御して、スイッチ43(SW1)およびスイッチ44(SW2)をそれぞれ開放させる(S210)。
続いて、TVモニタ3を出力端子37に接続するよう要求する旨のデータをリモコン端末2へ送信するとともに、端子電圧検出手段45を制御して、スイッチ43(SW1)を開放させるとともに、スイッチ44(SW2)を閉鎖させる(S220)。なお、この要求データを受信したリモコン端末2では、制御部52が、各部を制御して、TVモニタ3を出力端子37に接続するよう要求する旨の通知を表示部58に表示させる。
続いて、TVモニタ3が出力端子37へ接続された旨のデータをリモコン端末2が受信したか否かを判断する(S230)。上述のデータをリモコン端末2が受信していないと判断された場合には(S230:N)、本S230を繰り返し実行することで待機する。
一方、上述のデータをリモコン端末2が受信したと判断された場合には(S230:Y)、端子電圧検出手段45の端子Pにおける端子インピーダンス値を測定する(S240)。そして、インピーダンス値における成分「R」、成分「L」および成分「C」を測定して、その測定値をHDD16の記録領域に記録させる(S250)。
続いて、端子電圧検出手段45を制御して、スイッチ43(SW1)およびスイッチ44(SW2)をそれぞれ閉鎖させる(S260)。
そして、本処理を終了する。
第一実施形態のカラオケ装置の全体構成を示すブロック図である。 第一実施形態のカラオケ装置の負荷検出部、出力端子およびTVモニタの入力アンプの詳細を示すブロック図である。 (a)は第一実施形態のカラオケ装置のD端子の形状とピン番号の詳細を説明する説明図(1)であり、(b)はD端子のピン番号に対応する信号名を説明する説明図(2)であり、(c)は判定処理を説明する説明図である。 (a)は判定処理を説明する説明図(1)であり、(b)は判定処理を説明する説明図(2)である。 判定処理を説明する説明図(3)である。 ディスプレイ登録処理(1)を示すフローチャートである。 ディスプレイ登録処理(2)を示すフローチャートである。 判定処理を示すフローチャートである。 (a)は一般的なカラオケシステムにおいてカラオケ装置とTVモニタとの接続状態を示す説明図であり、(b)は一般的なカラオケシステムにおいてカラオケ装置とTVモニタとの間に不正な複製システムが接続された状態を示す説明図である。
符号の説明
1…カラオケ装置、2…リモコン端末、3…TVモニタ、3a…入力アンプ、
12…制御部、14…インターフェイス部、16…ハードディスク(HDD)、
18…操作部、20…赤外線通信部、22…操作処理部、24…音声制御部、
26…マイクロフォン、28…スピーカ、30…MIDI音源、32…ビデオRAM、
34…映像再生部、36…負荷検出部、37…出力端子、38…映像制御部、
39…USB、40…出力アンプ、41…アンプ、42…抵抗、43,44…スイッチ、
45…端子電圧検出手段、52…制御部、54…赤外線通信部、56…メモリ、
58…表示部、60…操作部、62…操作処理部、64…ビデオRAM、
66…映像制御部、68…無線LAN通信部

Claims (7)

  1. 楽曲データを記憶しておく楽曲データ記憶手段と、
    前記楽曲データ記憶手段が記憶する楽曲データに基づいて楽曲再生を行う楽曲再生手段と、
    映像データを記憶しておく映像データ記憶手段と、
    前記映像データ記憶手段が記憶する映像データに基づいて映像再生を行う映像再生手段と、
    を備え、前記映像再生手段は、前記楽曲再生手段による楽曲再生に伴って映像再生を行うカラオケ装置であって、
    前記映像再生手段によって再生された映像信号を外部の映像表示部に対して出力するための映像出力端子と、
    前記映像出力端子における端子負荷の電気的特性値を検出する負荷検出手段と、
    前記負荷検出手段によって検出された端子負荷の電気的特性値に基づき、前記映像出力端子に接続された外部の映像表示部が適切なものであるか否かを判定する判定処理を実行する判定手段と、
    を備えることを特徴とするカラオケ装置。
  2. 請求項1に記載のカラオケ装置において、
    前記映像出力端子における端子負荷の電気的特性値とは、前記映像出力端子におけるインピーダンス値であることを特徴とするカラオケ装置。
  3. 請求項1に記載のカラオケ装置において、
    前記映像出力端子における端子負荷の電気的特性値とは、前記映像出力端子における電圧値であることを特徴とするカラオケ装置。
  4. 請求項1〜請求項3の何れかに記載のカラオケ装置において、
    前記判定手段は、前記負荷検出手段によって検出された端子負荷の電気的特性値が所定の割合を超えて変化した場合には、前記映像出力端子に接続された外部の映像表示部が適切なものではないと判定することで前記判定処理を実行することを特徴とするカラオケ装置。
  5. 請求項1〜請求項4の何れかに記載のカラオケ装置において、
    前記映像出力端子へ適切な映像表示部が接続された際の端子負荷の電気的特性値である正規端子負荷値を記憶する負荷値記憶手段を備え、
    前記判定手段は、前記負荷値記憶手段が記憶する前記正規端子負荷値と前記負荷検出手段によって検出された端子負荷の電気的特性値とを比較することによって、前記映像出力端子に接続された外部の映像表示部が適切なものであるか否かを判定することで前記判定処理を実行すること
    を特徴とするカラオケ装置。
  6. 請求項1〜請求項5の何れかに記載のカラオケ装置において、
    前記判定手段は、前記映像再生手段が前記映像データに基づいて映像再生を行う以前に、前記判定処理を実行することを特徴とするカラオケ装置。
  7. 請求項1〜請求項6の何れかに記載のカラオケ装置において、
    前記判定手段は、前記負荷検出手段によって検出された端子負荷の電気的特性値が、前記映像再生手段によって前記映像データに基づいて映像再生が行われる場合における特定色の映像信号を出力している際の端子負荷の電気的特性値に対して所定の割合を超えて変化した場合には、前記映像出力端子に接続された外部の映像表示部が適切なものではないと判定することで前記判定処理を実行することを特徴とするカラオケ装置。
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