JP4110529B2 - コンテンツデータ再生装置 - Google Patents

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本発明は、記録媒体に記録されているコンテンツデータ(以下、コンテンツと呼ぶ)を再生するためのコンテンツデータ再生装置に関し、特に、コンテンツに関して、不正な複製や不正な利用などが行われないように著作権の保護機能を有するコンテンツデータ再生装置に関する。
近年、通信技術の進歩によって通信ネットワークは急激に発達してきており、現在は一般家庭からでも、ADSL(Assymmetrical Digital Subscriber Line:非対称デジタル加入者回線)やFTTH(Fiber to the Home:ファイバトゥーザホーム)などの高速通信回線を利用することができるようになっている。
従来は、ネットワークに接続する通信装置として、主にPC(Personal Computer:パーソナルコンピュータ)が用いられてきたが、通信技術の進歩によって、家電業界においても次々とネットワークを利用した製品が開発、販売され始めている。その多くは、ファームウェアのアップデートやEPG(Electronic Program Guide:電子番組ガイド)の提供など、製品の付加的な情報をネットワーク経由で利用できるものである。
また、例えば、下記の非特許文献1には、インターネット接続機能を有するデジタルテレビが記載されている。このデジタルテレビは、ADSLなどの高速通信回線を接続し、テレビ画面上でHTML(Hyper Text Markup Language)に準拠したコンテンツを閲覧したり、双方向通信を利用した視聴者参加型番組を楽しんだりすることが可能である。
日本経済新聞 2003年3月27日 『ネットTV 規格統一』
ところで、一般家庭のブロードバンド化に伴って、企業及びユーザの両者が最も期待しているのは、ネットワークを介して高画質・高音質の映画や音楽などの各種デジタルコンテンツを配信することであった。しかしながら、デジタルコンテンツは、オリジナルコンテンツと完全に同一の品質を有する複製コンテンツを作成することが可能である。このことから、デジタルコンテンツのネットワーク配信に関しては、著作権の問題上、実際にはその実現に向けた動きはあまり活発ではない。
一方、従来、コンテンツ購入者自身が個人で利用する私的利用の範囲に限って、MDやテープなどへのコンテンツの複製が許容されている。しかしながら、ネットワークを利用すれば、不特定多数のユーザへのコンテンツの配信が簡単にできてしまうため、コンテンツの複製及び配信に対しては厳しく制限する必要がある。
また、ネットワークに接続する前段階で、PC上でのコンテンツの複製を防止することを可能とするCCCD(Copy Control Compact Disk:コピーコントロールCD)が存在している。しかしながら、このCCCDは本来のCD規格には準拠していないため、CCCDを再生できない機器が存在し、CCCDに記録された音楽などを普通に再生できない場合がある。このように、コンテンツ提供者側で著作権保護を重要視するあまり、ユーザに実害が生じる事例が起こり始めている。
上記問題点に鑑み、本発明は、従来の私的利用の枠組の中で、コンテンツに係る著作権保護に配慮しながら、コンテンツ利用に係るユーザの利便性を向上させることが可能なコンテンツデータ再生装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明では、取り付けられている製品を特定するための製品情報を含む情報を保持する無線IDタグが取り外し不可能なように取り付けられた記録媒体に記録されているコンテンツデータを再生するためのコンテンツデータ再生装置であって、
所定の電磁波を発信し、前記所定の電磁波を感応して前記無線IDタグから発信される前記製品情報を含む情報を受信する無線ID受信手段と、
前記記録媒体から前記コンテンツデータの読み出しを行うコンテンツ読み出し手段と、
前記コンテンツデータの再生を行うコンテンツ再生手段と、
前記無線ID受信手段で受信した前記製品情報に対応する情報と、前記コンテンツ読み出し手段によって前記記録媒体から読み出された前記コンテンツデータとの関連付けを行うコンテンツ関連付け手段と、
前記コンテンツ関連付け手段によって前記製品情報に対応する情報と関連付けられた前記コンテンツデータを、前記製品情報に対応する情報と共に格納するためのコンテンツ格納手段と、
前記コンテンツ格納手段に格納されたコンテンツデータを再生する際に、前記無線ID受信手段によって前記無線IDタグから受信した製品情報と、再生すべき前記コンテンツデータと関連付けられて前記コンテンツ格納手段に格納されている製品情報に対応する情報とを比較し、前記比較した2つの情報が関連していると判定された場合に、前記コンテンツ再生手段に前記コンテンツデータの再生許可の指示を送出する情報判定手段とを、
有するコンテンツデータ再生装置が提供される。
さらに、本発明では、上記発明に加えて、外部ネットワークと接続し、前記外部ネットワーク上のデータベースから情報を取得することが可能なネットワーク接続手段と、
前記コンテンツ格納手段に格納されたコンテンツデータを前記コンテンツ再生手段で再生する際に、前記再生すべきコンテンツデータと関連付けられて前記コンテンツ格納手段に格納されている前記情報に含まれている通信範囲規定情報、及び、前記ネットワーク接続手段を介して前記データベースから取得した通信範囲規定情報の少なくとも一方に従って、前記無線IDタグから前記情報を受信することができる受信可能範囲を規定するために前記無線ID受信手段による前記所定の電磁波の出力を制御するための動作範囲制御手段とを、
有するコンテンツデータ再生装置が提供される。
本発明によれば、取り付けられている製品を特定するための製品情報を含む情報を保持する無線IDタグが取り外し不可能なように取り付けられた記録媒体に記録されているコンテンツデータを再生するためのコンテンツデータ再生装置であって、所定の電磁波を発信し、前記所定の電磁波を感応して前記無線IDタグから発信される前記製品情報を含む情報を受信する無線ID受信手段と、前記記録媒体から前記コンテンツデータの読み出しを行うコンテンツ読み出し手段と、前記コンテンツデータの再生を行うコンテンツ再生手段と、前記無線ID受信手段で受信した前記製品情報に対応する情報と、前記コンテンツ読み出し手段によって前記記録媒体から読み出された前記コンテンツデータとの関連付けを行うコンテンツ関連付け手段と、前記コンテンツ関連付け手段によって前記製品情報に対応する情報と関連付けられた前記コンテンツデータを、前記製品情報に対応する情報と共に格納するためのコンテンツ格納手段と、前記コンテンツ格納手段に格納されたコンテンツデータを再生する際に、前記無線ID受信手段によって前記無線IDタグから受信した製品情報と、再生すべき前記コンテンツデータと関連付けられて前記コンテンツ格納手段に格納されている製品情報に対応する情報とを比較し、前記比較した2つの情報が関連していると判定された場合に、前記コンテンツ再生手段に前記コンテンツデータの再生許可の指示を送出する情報判定手段とを有するコンテンツデータ再生装置が提供されるので、無線ID受信機が無線IDタグ付記録媒体に取り付けられた無線IDタグから製品情報を受信できる範囲内に無線IDタグ付記録媒体が存在する場合にのみ、コンテンツ格納部に一時格納されたコンテンツを再生することが可能となり、従来の私的利用の枠組の中で、コンテンツに係る著作権保護に配慮しながら、コンテンツ利用に係るユーザの利便性を向上させることが可能となる。
また、さらに、本発明によれば、上記発明に加えて、外部ネットワークと接続し、前記外部ネットワーク上のデータベースから情報を取得することが可能なネットワーク接続手段と、前記コンテンツ格納手段に格納されたコンテンツデータを前記コンテンツ再生手段で再生する際に、前記再生すべきコンテンツデータと関連付けられて前記コンテンツ格納手段に格納されている前記情報に含まれている通信範囲規定情報、及び、前記ネットワーク接続手段を介して前記データベースから取得した通信範囲規定情報の少なくとも一方に従って、前記無線IDタグから前記情報を受信することができる受信可能範囲を規定するために前記無線ID受信手段による前記所定の電磁波の出力を制御するための動作範囲制御手段とを有するコンテンツデータ再生装置が提供されるので、コンテンツ再生の際に、無線IDタグ付記録媒体の存在する範囲を規定することが可能となり、コンテンツの不正な流出や、ネットワークを利用して配信されたコンテンツの利用などを防ぐことが可能となり、さらに、コンテンツの利用可能条件を無線IDタグからの情報の受信可能範囲によって規定することによって、新しい課金体系や新しいビジネスモデルの創造も可能となる。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態について説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る機器構成図である。無線IDタグ付記録媒体100は、各種コンテンツが記録可能なCD、DVD、VHSテープなどの記録媒体の一部に、非常に微細な無線IDタグ101が埋め込まれたものである。なお、コンテンツとは、動画や音楽などのデータに加え、各種ソフトウェア(アプリケーション)など、記録媒体に記録可能なデジタルデータ全般を指すものである。また、コンテンツの再生とは、動画や音楽などのコンテンツの再生に加え、各種ソフトウェアの利用も含まれる。
無線IDタグ101は、取り外し不可能な状態で記録媒体に取り付けられるか、又は、この無線IDタグ101を記録媒体から取り外した場合には、記録媒体に記録されているコンテンツの再生が不可能となるように取り付けられている。この無線IDタグ101は、特定の電磁波を感応することによって発電し、その電力を使用して無線IDタグ101内に格納されている情報を発信することが可能である。例えば、無線IDタグ101は、超小型のICチップの周りにコイル状のアンテナを設けて、近距離通信(通常、数十センチメートルから数メートルの距離)によってICチップ内の情報を送信できる構成とすることにより実現可能である。また、無線IDタグ101内の情報には、それが取り付けられている製品を特定するためのユニークID(製品情報)が最低限含まれている。
なお、無線IDタグ付記録媒体100を1つの製品とみなし、同一のコンテンツが記録された無線IDタグ付記録媒体100に対して、同一の製品情報が設定されるようにすることも可能である。また、コンテンツを1つの製品とみなし、同一のコンテンツに対して、同一の製品情報が設定されるようにすることも可能である。
また、個々の無線IDタグ付記録媒体100に対して割り当てられているシリアルナンバーを、製品情報とみなすことも可能である。この場合には、後述の間接再生時における再生条件は厳しくなり、コンテンツ格納部116へのコンテンツ格納時に使用した無線IDタグ付記録媒体100が周囲に存在しない場合には、コンテンツ再生部113による再生は不可能となる。
また、無線IDタグ101内の情報としては、製品情報に加えて、無線IDタグ付記録媒体100に記録されているコンテンツの再生の可・不可を示す再生制限情報、再生可能回数を示す再生回数制限情報、複製の可・不可を示す複製制限情報、複製可能回数を示す複製回数制限情報、配信の可・不可を示す配信制限情報、配信可能回数を示す配信回数制限情報などの付加情報を設定することも可能である。
一方、無線ID受信機付再生装置110は、無線IDタグ付記録媒体100内のコンテンツを直接又は間接的に再生することが可能なコンテンツデータ再生装置である。なお、無線ID受信機付再生装置110が再生可能なコンテンツの種別は特に限定されず、音楽や動画、各種ソフトウェアなどの様々な種別のコンテンツを再生することが可能である。無線ID受信機付再生装置110は、無線ID受信機111、コンテンツ読み出し部112、コンテンツ再生部113、ネットワーク接続部114、コンテンツ情報処理部115、コンテンツ格納部116、動作範囲制御部117を有している。
無線ID受信機111は、無線IDタグ付記録媒体100に埋め込まれた無線IDタグ101に対して所定の電磁波を送り、無線IDタグ101がその電磁波を感応して発電して発信した情報を受信する。また、コンテンツ読み出し部112は、各記録媒体の種別に適した読み出し方式によって、記録媒体に記録されているコンテンツの読み出しを行う。
また、コンテンツ再生部113は、各種コンテンツの再生や利用が可能なものであり、従来から存在するコンテンツの再生や利用に係る装置に相当する。また、ネットワーク接続部114は、イーサネット(R)などを介して、外部ネットワーク120上に存在するCDDB(Compact Disk Data Base)などのコンテンツデータベース121や、コンテンツ再生時にコンテンツの対価の決済を行う課金・決済データベース122との接続を可能とする。
また、コンテンツ情報処理部115は、無線ID受信機111で受信した製品情報や、必要に応じてネットワーク接続部114を介して外部ネットワーク120上のコンテンツデータベース121、課金・決済データベース122から取得した付加情報、課金決済情報の処理を行う。具体的には、コンテンツ情報処理部115は、無線ID受信機111で受信した製品情報に対応する情報(製品情報そのものや、製品情報からユニークに導き出せる付加情報など)やその他の情報(課金決済情報など)と、コンテンツ読み出し部112によって無線IDタグ付記録媒体100から読み出されたコンテンツ(あるいはソフトウェア)との関連付けを行うコンテンツ関連付け手段としての機能と、コンテンツ格納部116に格納されたコンテンツを再生する際に、無線ID受信機111によって無線IDタグ101から受信した製品情報と、再生すべきコンテンツと関連付けられてコンテンツ格納部116に格納されている製品情報に対応する情報とを比較して、これらの情報が関連しているか否かを判定し、関連があることが確認できたならば、コンテンツ再生部113に対してコンテンツの再生許可の指示を送出する情報判定手段としての機能とを、少なくとも有するものである。
また、コンテンツ格納部116は、コンテンツ再生部113により再生されたコンテンツ(あるいはソフトウェア)と、コンテンツ情報処理部115により処理された製品情報及び付加情報、課金決済情報などを関連付けて、これらの関連付けられた情報を一時的に格納する。また、動作範囲制御部117は、無線ID受信機111が発信する電磁波の方向や強さを制御するものであり、無線IDタグ101の存在を認識できる範囲を規定することが可能となる。
また、無線ID受信機付再生装置110は、操作パネルやキーボード、マウスなどの操作入力手段(不図示)やディスプレイ(不図示)なども有している。無線ID受信機付再生装置110は、操作入力手段による情報入力やディスプレイによる情報表示が可能なGUI(Graphical User Interface)を実装することによって、ユーザは、GUIを介してコンテンツ再生部113やコンテンツ情報処理部115を使用することが可能である。
また、無線IDタグ101から受信した製品情報や付加情報、また、必要に応じてコンテンツデータベース121、課金・決済データベース122から取得した付加情報、課金決済情報などをディスプレイ上で参照することによって、ユーザはコンテンツに係る詳細な情報を知ることが可能であり、また、簡単にコンテンツの購入を行うことも可能である。なお、コンテンツデータベース121から取得可能な付加情報は、例えば、CDDBから取得可能な楽曲のタイトルや演奏者名などの情報である。また、課金・決済データベース122から取得する課金決済情報は、例えば、コンテンツの再生、複製、配信の可・不可やそれらの回数を規定する情報であり、クレジットカードによる決済などの所定の決済方法を経て課金決済情報を取得することによって、コンテンツ再生に係る様々な制限を解除又は緩和することが可能となる。
次に、無線ID受信機付再生装置110によって無線IDタグ付記録媒体100内に記録されているコンテンツの再生動作について説明する。本発明では、無線IDタグ付記録媒体100に記録されているコンテンツを読み出して再生を行う直接再生、無線IDタグ付記録媒体100に記録されているコンテンツをいったんコンテンツ格納部116に格納し、コンテンツ格納部116に格納されているコンテンツを読み出して再生を行う間接再生の2種類のコンテンツ再生動作が存在する。
直接再生では、無線IDタグ付記録媒体100内に記録されているコンテンツは、コンテンツ読み出し部112によって読み出され、読み出されたコンテンツは、通常のコンテンツ再生処理に従ってコンテンツ再生部113によって再生される。したがって、直接再生は、無線IDタグ101の有無によらずに行われる従来のコンテンツ再生処理と同一である。なお、直接再生において、無線ID受信機111が無線IDタグ101から製品情報を受信し、その製品情報を参照して、コンテンツ情報処理部115が、コンテンツの再生の可・不可を判定して、コンテンツ再生部113におけるコンテンツ再生制御を行うことも可能である。
このコンテンツ再生制御によって、無線IDタグ101の埋め込まれていない記録媒体、不正な無線IDタグ101が埋め込まれた記録媒体、無線IDタグ101内にコンテンツの再生不可の情報などが含まれている記録媒体などに記録されているコンテンツの再生が不可能となるよう制御することが可能となる。
一方、間接再生では、無線IDタグ付記録媒体100に記録されているコンテンツを無線IDタグ101から受信した製品情報と関連付けて、コンテンツ格納部116に格納し、コンテンツ再生時には、コンテンツ格納部116に格納されているコンテンツを読み出して再生を行う。
図2は、本発明の実施の形態における間接再生の際にコンテンツ格納部にコンテンツの格納を行うための無線ID受信機付再生装置の動作を示すフローチャートである。まず、コンテンツ再生部113は、無線IDタグ付記録媒体100からコンテンツを読み出す(ステップS201)。この際に読み出すコンテンツは、無線IDタグ付記録媒体100内に記録されている一部のコンテンツでもよく、すべてのコンテンツでもよい。また、単に無線IDタグ付記録媒体100からコンテンツを読み出すだけでもよく、読み出しと同時に再生を行う(すなわち、直接再生を行う)ことも可能である。無線IDタグ付記録媒体100から読み出されたコンテンツは、例えば、不図示のRAM(Random Access Memory)などに格納される。
一方、無線ID受信機111は、コンテンツの読み出し対象である無線IDタグ付記録媒体100に埋め込まれた無線IDタグ101に対して所定の電磁波を送り(ステップS203)、この電磁波を感応して発電が行われて無線IDタグ101から発信された製品情報を受信する(ステップS205)。また、さらに必要に応じて、ネットワーク接続部114を介して、コンテンツデータベース121からの付加情報の取得や、課金・決済データベース122からの課金決済情報の取得を行う(ステップS207)。このデータベース121、122からの情報取得によって、無線ID受信機付再生装置110は、例えば、データベース121、122に対して製品情報を送信して、その製品に係る最新情報を取得し、コンテンツに関する情報に反映することが可能となる。
そして、コンテンツ情報処理部115によって、無線IDタグ付記録媒体100から読み出されたコンテンツと、無線IDタグ101から受信した製品情報と、外部のデータベース121、122から取得した付加情報や課金決済情報との関連付けが行われ(ステップS209)、これらの関連付けられた情報が、コンテンツ格納部116に格納される(ステップS211)。なお、これらの情報の関連付けでは、例えば、単に、コンテンツ、製品情報、付加情報及び課金決済情報がそれぞれ関連していることを記憶することも可能であり、また、コンテンツや付加情報及び課金決済情報を製品情報によって暗号化し、製品情報を復号化鍵として復号することによってのみ、コンテンツが取り出せないようにすることも可能である。
また、無線IDタグ101に記載されている製品情報に格納不可のフラグがある場合や、ネットワーク接続部114を介して外部ネットワーク120上のコンテンツデータベース121、課金・決済データベース122から取得された付加情報及び課金決済情報に、格納不可を示す情報が存在する場合には、コンテンツ格納部116へのコンテンツの格納は不可能である。この場合には、コンテンツ再生部113は、無線IDタグ付記録媒体100内のコンテンツを直接再生することしかできず、間接再生は許容されない。
このようにして、無線IDタグ付記録媒体100内に格納されているコンテンツは、少なくとも無線IDタグ101に含まれる製品情報と共に、コンテンツ格納部116に格納されることとなる。間接再生では、このコンテンツ格納部116に格納されているコンテンツの再生を行う。
図3は、本発明の実施の形態における間接再生の際にコンテンツ格納部に格納されたコンテンツの再生を行うための無線ID受信機付再生装置の動作を示すフローチャートである。まず、コンテンツ再生部113は、コンテンツ格納部116からコンテンツを読み出す(ステップS301)。このコンテンツの読み出しでは、例えば、ユーザによって再生指示された所望のコンテンツのみが読み出される。
一方、無線ID受信機111は、無線ID受信機付再生装置110の周囲に存在する無線IDタグ101に対して所定の電磁波を送り(ステップS303)、この電磁波を感応して発電が行われて無線IDタグ101から発信される製品情報の受信待機状態となる(ステップS305で『待機』)。例えば、所定の時間を超えても、無線IDタグ101から応答(製品情報の送信)がない場合(ステップS307で『時間超過』)には、周囲に無線IDタグ付記録媒体が存在しないと判断され、エラーメッセージの表示など、コンテンツ再生不可の処理が行われて(ステップS309)、コンテンツ再生処理を終了する。
また、所定時間内に、無線IDタグ101から製品情報を受信した場合(ステップS305で『受信』)には、コンテンツ情報処理部115によって、無線IDタグ101から受信した製品情報と、再生を行おうとしているコンテンツに関連付けられた製品情報とが同一か否かが判定される(ステップS311)。2つの製品情報が同一の場合(ステップS311で『はい』)には、コンテンツ情報処理部115からコンテンツ再生部113にコンテンツの再生許可に係る指示が送出されて、コンテンツ再生部113でコンテンツの再生処理が行われる(ステップS313)。
なお、本実施の形態では、無線IDタグ101から受信した製品情報と、再生を行おうとしているコンテンツに関連付けられた製品情報とが同一か否かを判定する処理を行っているが、本発明は、上記の処理に限定されるものではない。例えば、コンテンツ格納部116にコンテンツを格納する際、製品情報は格納せずに、タイトル名や演奏者名などの付加情報と共にコンテンツを格納した場合でも、無線ID受信機付再生装置110は、無線IDタグ101から受信した製品情報を利用してコンテンツデータベース121にタイトル名や演奏者名など情報を問い合わせ、その問い合わせの結果を参照して、無線IDタグ101から受信した製品情報と、コンテンツ格納部116に格納されているコンテンツとが関連しているか否かを判定することも可能である。
また、無線IDタグ101から発信される製品情報に再生回数のフラグが存在する場合や、ネットワーク接続部114を介して外部ネットワーク120上のコンテンツデータベース121や課金・決済データベース122から取得した付加情報及び課金決済情報に再生回数の制限を示す情報が存在する場合には、その制限を超えて、コンテンツ格納部116に格納されているコンテンツを再生することはできない。
この場合には、制限を超えた時点で直ちにコンテンツ格納部116からコンテンツを削除するか、又は、課金により再生が可能になる場合には、ユーザに対して、ネットワーク接続部114を介して外部ネットワーク120上の課金決済データベース121から再生回数の増加や再生制限の解除を可能とする新たな課金決済情報の取得を促す表示などを行う。そして、新たに課金決済情報が取得され、コンテンツの再生が可能となった場合には、コンテンツの再生処理を行う。
一方、ステップS311で無線IDタグ101から受信した製品情報と、再生を行おうとしているコンテンツに関連付けられた製品情報とが同一でないと判断された場合(ステップS311で「いいえ」)には、再び、ステップS305の受信待機状態に戻ることによって、無線ID受信機付再生装置110の周囲に、所望の製品情報を保持する無線IDタグ101を含む複数の無線IDタグ101が存在する場合でも、順次、複数の無線IDタグ101のそれぞれから製品情報を受信することによって、所望の製品情報を受信し、コンテンツ再生処理を行うことが可能となる。
また、例えば、間接再生のためにコンテンツ格納部116にコンテンツを格納する際、コンテンツ情報処理部115がコンテンツ再生部113を限定する固有番号をコンテンツに付加してコンテンツ格納部116に格納することによって、コンテンツ格納部116に格納されたコンテンツが、特定のコンテンツ再生部113を有するコンテンツデータ再生装置のみで再生可能であり、その他のコンテンツデータ再生装置では再生不可能とすることも可能である。
以上のように、間接再生においても、再生しようとするコンテンツが記録されている製品が、無線ID受信機付再生装置110の周囲に存在し、その無線IDタグ101から製品情報を受信できた場合のみ再生が可能となる。したがって、無線IDタグ付記録媒体100に記録されているコンテンツの再生の際には、コンテンツ再生を行う無線ID受信機付再生装置110の周囲にそのコンテンツが記録された製品が存在していることが再生条件の1つとなり、私的利用の範囲内でコンテンツの複製や利用を許容するとともに、著作権の問題と絡む不正な複製や利用を制限することが可能となり、ユーザにとって大きな利便性をもたらす。
また、上記の間接再生において、例えば、動作範囲制御部117によって、無線ID受信機111が発信する電磁波の方向や強さを制御することも可能である。この動作範囲制御部117は、例えば、無線ID受信機111が出力する電磁波の出力ワット数を制御したり、無線ID受信機111が発信する電磁波の指向性を制御したりすることによって、無線ID受信機111が発信できる電磁波の強さや方向、無線ID受信機111が受信できる電磁波の強さや方向を制御することが可能である。
また、動作範囲制御部117が、送受信可能な範囲を規定する通信範囲規定情報に従って、無線ID受信機111が発信する電磁波の方向や強さを制御できるようにすることも可能である。この場合、例えば、無線IDタグ101内の情報として、製品情報と共に通信範囲規定情報が含まれるようにしたり、ネットワーク接続部114を介して外部ネットワーク120上のコンテンツデータベース121及び課金・決済データベース122から取得した付加情報及び課金決済情報に、通信範囲規定情報が含まれるようにしたりすることにより、各製品(各無線IDタグ付記録媒体100)や各コンテンツ、ユーザが支払う対価などに応じて、無線ID受信機111の電磁波の発信及び受信の態様が制御できるようにすることも可能である。
これによって、例えば、再生すべきコンテンツの種類や課金の種類などに応じて、無線IDタグ付記録媒体100と無線ID受信機付再生装置110との間で通信が可能となる領域を設定することが可能となり、すなわち、コンテンツの再生や利用の際に、無線IDタグ付記録媒体100の存在する範囲や、無線ID受信機付再生装置110の利用範囲を制限することが可能となる。したがって、例えば、自宅の外へのコンテンツの不正な流出や、ネットワークを利用したコンテンツの配信を防ぐことに関して、絶大な効果が得られる。また、コンテンツの種類や課金額に応じて、利用可能な距離を変化させる上記の方式を利用することにより、例えば、同じ室内では何人でも利用できるが、異なる室内では別途課金が必要となるような、ソフトウェアやコンテンツの新たなライセンス体系を構築することが可能となる。
また、さらに、ネットワーク接続部114やその他の外部出力インターフェイスなどを介して、例えば、ポータブルプレイヤなどの他のコンテンツ再生装置に、コンテンツ格納部116に格納されているコンテンツを持ち出す機能(チェックアウト機能)を設けることも可能である。
また、製品ごと又はコンテンツごとに、チェックアウトの可・不可や、チェックアウトが可能ならば最大チェックアウト回数が規定されている場合がある。こうした最大チェックアウト回数に係る情報に関しては、例えば、無線IDタグ付記録媒体100の無線IDタグ101に製品情報と共に記載されている場合もあり、また、コンテンツデータベース121や課金・決済データベース122から取得可能な場合もある。
すなわち、無線ID受信機付再生装置110は、無線IDタグ付記録媒体100の無線IDタグ101から製品情報と共に最大チェックアウト回数に係る情報を取得したり、コンテンツデータベース121や課金・決済データベース122を利用して、付加情報や課金決済情報として最大チェックアウト回数に係る情報を取得したりすることが可能である。
そして、無線ID受信機付再生装置110は、取得した最大チェックアウト回数に係る情報を参照して、ネットワーク接続部114や外部出力インターフェイスに接続する外部のコンテンツ再生装置や記録媒体にコンテンツの転送を行うことが可能である。なお、この場合には、最大チェックアウト回数を超えるコンテンツの持ち出しは不可能とする。また、もし最大チェックアウト回数を超えてコンテンツの持ち出しが行われた場合には、コンテンツ再生部113による直接再生や間接再生を不可能としたり、コンテンツ格納部116へのコンテンツの格納を不可能としたりすることによって、コンテンツの不正な複製が行われるのを防ぐことが可能となる。
また、上記の本発明の別の態様として、本発明の無線ID受信機付再生装置(コンテンツデータ再生装置)110で再生可能な記録媒体が提供される。すなわち、本発明の別の態様として、コンテンツを記録することが可能な記録媒体であって、製品を特定するための製品情報を保持し、外部から受信する所定の電磁波を利用して前記製品情報を発信する無線IDタグが取り外し不可能なように設けられている記録媒体が提供される。また、本発明の別の態様として、無線IDタグが、前記所定の電磁波の送信側における前記所定の電磁波の送信及び受信の態様を規定した通信範囲規定情報を保持し、前記製品情報と共に、前記通信範囲規定情報を発信するよう構成されている記録媒体も提供される。
本発明の実施の形態に係る機器構成図である。 本発明の実施の形態における間接再生の際にコンテンツ格納部にコンテンツの格納を行うための無線ID受信機付再生装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態における間接再生の際にコンテンツ格納部に格納されたコンテンツの再生を行うための無線ID受信機付再生装置の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
100 無線IDタグ付記録媒体(記録媒体)
101 無線IDタグ
110 無線ID受信機付再生装置(コンテンツデータ再生装置)
111 無線ID受信機(無線ID受信手段)
112 コンテンツ読み出し部(コンテンツ読み出し手段)
113 コンテンツ再生部(コンテンツ再生手段)
114 ネットワーク接続部(ネットワーク接続手段)
115 コンテンツ情報処理部(コンテンツ関連付け手段、情報判定手段)
116 コンテンツ格納部(コンテンツ格納手段)
117 動作範囲制御部(動作範囲制御手段)
120 外部ネットワーク
121 コンテンツデータベース
122 課金・決済データベース

Claims (2)

  1. 取り付けられている製品を特定するための製品情報を含む情報を保持する無線IDタグが取り外し不可能なように取り付けられた記録媒体に記録されているコンテンツデータを再生するためのコンテンツデータ再生装置であって、
    所定の電磁波を発信し、前記所定の電磁波を感応して前記無線IDタグから発信される前記製品情報を含む情報を受信する無線ID受信手段と、
    前記記録媒体から前記コンテンツデータの読み出しを行うコンテンツ読み出し手段と、
    前記コンテンツデータの再生を行うコンテンツ再生手段と、
    前記無線ID受信手段で受信した前記製品情報に対応する情報と、前記コンテンツ読み出し手段によって前記記録媒体から読み出された前記コンテンツデータとの関連付けを行うコンテンツ関連付け手段と、
    前記コンテンツ関連付け手段によって前記製品情報に対応する情報と関連付けられた前記コンテンツデータを、前記製品情報に対応する情報と共に格納するためのコンテンツ格納手段と、
    前記コンテンツ格納手段に格納されたコンテンツデータを再生する際に、前記無線ID受信手段によって前記無線IDタグから受信した製品情報と、前記再生すべきコンテンツデータと関連付けられて前記コンテンツ格納手段に格納されている製品情報に対応する情報とを比較し、前記比較した2つの情報が関連していると判定された場合に、前記コンテンツ再生手段に前記コンテンツデータの再生許可の指示を送出する情報判定手段とを、
    有するコンテンツデータ再生装置。
  2. 外部ネットワークと接続し、前記外部ネットワーク上のデータベースから情報を取得することが可能なネットワーク接続手段と、
    前記コンテンツ格納手段に格納されたコンテンツデータを前記コンテンツ再生手段で再生する際に、再生すべき前記コンテンツデータと関連付けられて前記コンテンツ格納手段に格納されている前記情報に含まれている通信範囲規定情報、及び、前記ネットワーク接続手段を介して前記データベースから取得した通信範囲規定情報の少なくとも一方に従って、前記無線IDタグから前記情報を受信することができる受信可能範囲を規定するために前記無線ID受信手段による前記所定の電磁波の出力を制御するための動作範囲制御手段とを、
    有する請求項1に記載のコンテンツデータ再生装置。
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