JP2007240121A - 乾留ガス化再燃焼処理装置付きストーブ及び再燃焼処理装置 - Google Patents

乾留ガス化再燃焼処理装置付きストーブ及び再燃焼処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】
本発明は、極めて商品価値の高い画期的なストーブを提供することを目的とする。
小型で設置スペースが小さく、ストーブ内での燃焼処理を効率良く行う乾留ガス化再燃焼処理装置付ストーブとその再燃焼処理装置を提供するものである。
【解決手段】
ガス化ストーブ炉1の上部に再燃焼炉2 を設け、それぞれの炉1、2の内径よりも小さい内径を有するガス通路7を介して両炉1 、2を連通させる。
再燃焼炉2の燃焼を促進する、ガスバーナー、電気ヒーター、灯油バーナー等のいずれかを設け、ガス化ストーブ炉1内で薪や固形燃料の乾留ガス化により発生した可燃性ガスを連通部7を介して再燃焼炉2に誘引して再燃焼処理を設けたものである。

【選択図】 図1

Description

本発明は、主として、屋内に設置して薪や石炭等の燃料を燃焼させて室内や人を暖めることが出来る乾留ガス化再燃焼処理装置付きストーブ、再燃焼処理装置に関するものである。
従来、例えば筒状の炉体に煙突を設け、この炉体内で薪や石炭等の燃料を燃焼させるタイプのストーブが知られている。
このような固形燃料や薪を燃やすストーブでは、燃やし始めの炉体が暖まらない時や、燃料を投入した時に燃焼室内の温度が通常燃焼時に比べ低下してしまうため、可燃性ガスが黒煙となって一時的に大量発生してしまい、そのまま煙突から排出されてしまうという欠点があった。
解決しようとする問題点は、従来方式のストーブでは、薪などの燃料を炉体内で燃焼させる煙突装備タイプのストーブにおいて、黒煙が出にくいストーブとして、特許出願10−215827 、特許公開2005−233519 がしられていますが、いずれもストーブの炉体の温度が約120度位に上がってこないと効果がでてこないという欠点がありました。
ストーブを焚き始めたばかりの約15分間く゛らいや、薪や石炭等の固形燃料を追加燃焼させるためにストーブの扉を開閉することにより燃焼室内の温度が急激に低下してしまい、煙突から燃焼室内の温度が回復するまで黒煙が放出されてしまうことであった。
本発明は、上記従来技術による問題点を解決して、ストーブの焚き初めや、薪などの固形燃料を追加投入しても燃焼開始時にストーブから黒煙などが放出されないように煙道部などに煙の加熱室を設け、その中に加熱装置と加熱装置にストーブの外部から新鮮空気を供給できる通路を設けて装着したこと。
加熱室はストーブ本体の燃焼室の中に隔壁で仕切られていても良く、また煙突が接続される煙道部に一体となっている部分に取り付けてもよく、またストーブから出る煙突部の中間部に取り付けられるような箱状の形態でも良い。
加熱室の中に装着される加熱装置の熱源は、電気、都市ガス、LPG、カセットボンベガス、灯油等のいずれを用いても良く、加熱室内の温度を加熱・維持できる能力を保持しており、薪の追加投入時にストーブの燃焼室から発生する煙を加熱室に導き、加熱室に装着した加熱装置で煙を再燃焼処理させて、消煙するものである。
本発明のストーブでは薪の投入時に燃焼室内の温度低下により可燃性ガスが煙となって数分間発生したときに、煙突部に加熱器と加熱装置にストーブの外部から新鮮空気を供給できる通路を設けて、加熱器を燃焼させ、燃焼室内で発生した可燃性ガスを再燃焼させて煙を消煙させることを特徴とした乾留ガス化再燃焼処理装置付きストーブと再燃焼装置である。
また、加熱装置を装着する位置は、燃焼室から隔壁で仕切られた滞留室に設けるか、ストーブの煙突を取り付ける煙道部、もしくは、煙突部の中間に加熱室を設け、その中に加熱器を装着し、加熱器で加熱室内を加熱し、その加熱室内をストーブの燃焼室で発生した煙が通過するときに再燃焼処理させてしまう請求項2の乾留ガス化再燃焼処理装置付きストーブである。
請求項3の発明によれば、加熱室に装着する加熱器の供給熱源として、電気ヒーターや液体燃料を利用する石油バーナーあるいは、気体燃料を利用するガスバーナーのいずれを用いても良く、加熱室内の温度を維持することができる熱源であれば、いずれの方法を用いても良い。
また、請求項4の発明によれば、加熱室内に装着する加熱器はストーブの燃焼中は、常に加熱器で加熱しておいても良いのであるが、ストーブ内の薪が安定状態で燃焼しているときは煙の発生も無いため加熱器で加熱する必要はなくなるのである。しかしストーブ内に薪などの燃料を投入した時に燃焼室内の温度が一時的に低下してしまい、薪などの固形燃料から出る可燃性ガスが燃焼しきれずに煙となって発生してしまう。この為加熱室内に設けた加熱器の加熱方法は、薪をなどの燃料をストーブに投入した後の数分間だけ加熱できるように制御されているか、加熱室の内部に温度センサーを挿入しておき、センサーで燃焼室内の温度を計測し、燃焼室内の温度が低下したときに、加熱器が自動で加熱できるように制御回路を組み込んだストーブとすることにより、ストーブの煙突端部から煙が排出されることが無くすことができのである、そして可燃ガスの出にくいストーブでありかつエネルギーの有効利用が図られる事も出来る請求項4のストーブである。
本発明の実施の形態を、図面に基づいてその作用効果を簡単に説明する。
ガス化ストーブ炉体1内の下部乾留ガス化燃焼室部8に薪などの固形燃料を投入し燃焼させると下部乾留ガス化燃焼室部8内に可燃性ガスが発生する。この可燃性ガスはガス化ストーブ炉体内の燃焼温度が高い状態で維持されているときは黒煙などの発生はしない。
ガス化ストーブ炉体1に接続された煙突3から煙が排出してしまう条件は、ストーブの燃焼開始時と、ストーブの燃焼中に下部乾留ガス化燃焼室部8内に薪等の固形燃料を投入した時に、下部乾留ガス化燃焼室部8内の温度が急激に低下した時に可燃性ガスや、煙などが下部乾留ガス化燃焼室空間部8内を上昇し炉体1内の上部に設けた仕切体4の一部に設けた連通部7を通して炉体1内の上部滞留室6へ流れていき、上部滞留室6から連通部7を経由して煙突3へと導かれ煙突から大気に放出されてしまう。
ガス化ストーブ炉体1内の下部乾溜ガス化燃焼室8内の温度変化が発生し、下部乾留ガス化燃焼室8内で発生した可燃性ガスや、煙などが上部滞留室6や連通部7、煙突3を通過してゆく段階において、上部滞留室6や連通部7、煙突3のいずれかの場所に再燃炉2を取り付け、その再燃焼炉2の中に加熱器9を装着するか、あるいは上部滞留室6や連通部7、に直接加熱器9を装着し加熱器9で加熱している部分に可燃性ガス(黒煙)を通過させて、可燃性ガスを再燃焼してしまい、戸外のトップ部10から煙の排出を無くしてしまう。
また、加熱器9に使用する加熱器9は、電気ヒーターを使用するか、石油などの液体燃料、または、埋設配管により供給されるガスもしくは、カセットボンベなどで供給されるカートリッジ式のガスなどの気体燃料を燃料として用いるバーナーを用いても良い。そして加熱器9の制御は加熱器9が装着されている場所が再燃焼炉2であれば、再燃焼炉2内の温度、また加熱器9が装着されている場所が、上部滞留室6や連通部7、あるいは煙突3の部分のいずれかであれば、上部滞留室6や連通部7、あるいは煙突3の部分に装着された温度計11で加熱器9の燃料を調整して不必要な加熱をしないような制御をして省エネルギーを図るようにしたものである。
図1、図2及び図3に示すように本発明の実施例に係る薪や固形燃料を使用するストーブを示すもので、ガス化ストーブ炉体1は内部に薪等の固形燃料を収容して燃焼させる乾留ガス化燃焼空間部8と上部滞留室6や連通部7、煙突3及び、この炉体1を載置しているベース部12によって構成されており、ガス化ストーブ炉体1は前記ベース部12を介して室内の床面などに設置されている。
前記乾留ガス化燃焼空間部8内に薪や固形燃料を燃焼させたときに乾溜ガス化燃焼空間部8内で発生した可燃性ガス(煙)は上部滞留室6を通り、連通部7を通過し、煙突3を通って戸外のトップ10から大気に放出されてしまう。この現象は特に、燃焼開始時や、薪などの燃料を追加投入した時に乾溜ガス化燃焼空間部8内の温度が急激に低下し、薪などの固形燃料から一時的に大量の可燃性ガスなどが煙として発生し、上部滞留室6、連通部7や、煙突3を通過してしまい、煙突3の戸外トップ部10から大気中に放散してしまう。
この為、乾留ガス化燃焼空間部8内で発生した可燃性ガスが煙突3の部10から大気に放散されること無く、可燃性ガス(煙)が乾留ガス化燃焼空間部8から上部滞留室6、連通部7、煙突3を通ってゆく過程の中で、上部滞留室6、連通部7、煙突3のストーブとの接続部のいずれか一カ所に乾留ガス化燃焼空間部8を設け、その乾留ガス化燃焼空間部8に加熱器9を装着し可燃性ガスの加熱を行い、再燃焼させてしまう。
このとき、加熱器9に供給する加熱器は電気、液体燃料としての石油、気体燃料としてのガスであり石油や、ガスでの供給形態は配管供給でも、カートリッジ式でも、どちらでもかまわず、また乾溜ガス化燃焼空間8には、乾溜ガス化燃焼空間部8内に向けて新鮮空気が入り込むような給気孔13を持った給気路14を設けることにより、再燃焼用の酸素を補えることができ、より効率よく燃焼させることができる。
従って、乾留ガス化燃焼空間部8から出てくる可燃性ガスを上部滞留室6から煙突の中間部までのいずれか一つの場所に煙を再燃焼させる加熱器9を配設し、加熱器の燃焼を制御することにより効率よく煙や可燃性ガスを再燃焼し煙突端部から煙などを大気中に放散する事が防止出来るストーブが提供できる。
本実施例に示す加熱室を煙道部と煙突部の中間に配設した図。 本実施例に示す上部滞留室を加熱室として加熱器を配設した図。 本実施例に示す煙道部を加熱室として加熱器を配設した図。
符号の説明
1 ガス化ストーブ炉体
2 再燃焼炉
3 煙突
4 仕切体
5 ダンバーハンドル
6 上部滞留室
7 連通部
8 乾留ガス化燃焼空間部
9 加熱器
10 トッフ゜部
11 温度計
12 ベース部
13 給気孔
14 給気路
15 薪投入用扉開閉レバー
16 薪投入用扉
17 一次空気調節レバー
18 ダンバー
19 2次空気孔
20 ロストル
21 再燃焼板
22 三次空気孔
23 灰受け

Claims (3)

  1. 収納した薪や固形燃料の一部を燃焼させつつ、その燃焼熱により、その薪等や固形燃料の残部を乾留して可燃性ガスを発生させるガス化ストーブ炉と、そのガス化ストーブ炉から導入される可燃性ガスを再燃焼させる再燃焼炉と、そのガス化ストーブ炉からの排気を促進して、その燃焼の内部を給気することにより、そのガス化ストーブ炉から再燃焼炉へ可燃性ガスを誘引するガス誘引手段と、そのガス化ストーブ炉へ供給する酸素量を制御することにより、このガス化ストーブ炉での可燃性ガスの発生を制御する制御手段とを備え、前記再燃焼炉は前記ガス化ストーブ炉の上部に連続して形成され、前記ガス化ストーブ炉と前記再燃焼炉との内部は前記両炉の内径よりも小さい内径を有するガス通路により連通されており、前記再燃焼炉への前記酸素供給手段は、前記ガス通路内で、前記再燃焼炉へ導入される可燃性ガスに対して、前記再燃焼炉のバーナー部分の下部付近に設定されること、そしてまた、前記ガス化ストーブ炉におかれても下部付近に設定されていることを特徴とするストーブの乾留ガス化再燃焼処理装置付きストーブ。
  2. ストーブに対して、前記乾留ガス化再燃焼処理装置を後付けできることを特徴とする前記乾留ガス化再燃焼処理装置。
  3. 前記乾留ガス化ストーブ炉と前記再燃焼炉が連通されていることが特徴とする乾留ガス化再燃焼処理装置付きストーブ。
    [請求項4]
    請求項 1、2、3を備えた乾留ガス化再燃焼処理装置付きストーブ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100853767B1 (ko) * 2008-04-08 2008-08-22 김용현 화목보일러
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