JP2007239699A - 車両の排気浄化装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】排気通路の圧力を直接的に検出することなく、低コストで、排ガスフィルタにおける排ガス粒子の捕集量を高い精度で推定することができるようにする。
【解決手段】エンジン11の排気通路28と吸気通路24とを接続し排ガスを還流ガスとして吸気通路24に還流させる還流通路34と、還流通路34内を流通する還流ガスの流量を制御する還流バルブ35と、排ガスの空燃比を検出する空燃比検出手段33と、排ガスに含まれる排ガス微粒子を捕集する排ガスフィルタ31と、空燃比検出手段33により検出された排ガス空燃比が目標空燃比となるように還流バルブの開度を変更する還流バルブ制御手段41と、還流バルブ35の開度を検出する還流バルブ開度検出手段36と、還流バルブ開度がバルブ開度閾値以下になると排ガスフィルタ31の強制再生を実行すべきと判定する強制再生時期判定手段42とをそなえて構成する。
【選択図】 図1
【解決手段】エンジン11の排気通路28と吸気通路24とを接続し排ガスを還流ガスとして吸気通路24に還流させる還流通路34と、還流通路34内を流通する還流ガスの流量を制御する還流バルブ35と、排ガスの空燃比を検出する空燃比検出手段33と、排ガスに含まれる排ガス微粒子を捕集する排ガスフィルタ31と、空燃比検出手段33により検出された排ガス空燃比が目標空燃比となるように還流バルブの開度を変更する還流バルブ制御手段41と、還流バルブ35の開度を検出する還流バルブ開度検出手段36と、還流バルブ開度がバルブ開度閾値以下になると排ガスフィルタ31の強制再生を実行すべきと判定する強制再生時期判定手段42とをそなえて構成する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、ディーゼルエンジンを搭載した車両に用いて好適な排気浄化装置に関するものである。
従来より、ディーゼルエンジンの排気通路にディーゼルパティキュレートフィルタ(DPF:Diesel Particulate Filter,排ガスフィルタともいう)を設け、排ガス中のパティキュレート(排ガス微粒子,PM:Particulate Matter)を除去することで、排ガス性能を向上させる技術が知られている。
また、このような技術では、DPFにより捕集されたPMの量が増大すると、DPF内のPMを燃焼させてDPFの再生を図っている。
また、このような技術では、DPFにより捕集されたPMの量が増大すると、DPF内のPMを燃焼させてDPFの再生を図っている。
そして、DPF内に堆積したPMを燃焼させる手法は、いくつか存在するが、そのような手法の1つとして、排気通路においてDPFの上流に酸化触媒(DOC:Diesel Oxidation Catalyst)を備え、酸化触媒に燃料を供給して燃焼反応させることにより生じる反応熱をDPFへ流入させることによりDPFの温度を上昇させてPMを燃焼させる(いわゆる、PM強制再生を実行する)手法が存在する。
しかしながら、このPM強制再生を実行するということは、燃料噴射において、主噴射の後に更なる燃料噴射(いわゆる、ポスト噴射)を行なったり、主噴射タイミングを遅らせる(いわゆる、主噴射リタード)を行なったり、あるいは、排気通路内に燃料を噴射する(いわゆる、排気管噴射)を行なったりすることで、排ガス空燃比を大幅にリッチ化させることが必要になるため、燃費が大幅に低下する。
このため、燃費悪化抑制という観点からはこのPM強制再生の実行はできるだけ少なくすることが望ましいが、他方、DPFに捕集されたPM量が過剰に多くなってから強制再生を実行すると、PMの燃焼が激しくなりすぎてDPF自体が溶損する事態を招く。
したがって、このPM強制再生は、必要な場合にのみ的確に実行することが好ましい。
そして、このPM強制再生の実行が必要な場合とは、DPFにおけるPM堆積量で規定される。すなわち、DPFにおけるPM堆積量が規定量に達した場合に、強制再生が実行されるようにすることが好ましく、DPFの強制再生を適切に実行するには、DPFにおけるPM堆積量を推定する手法が必須となる。
したがって、このPM強制再生は、必要な場合にのみ的確に実行することが好ましい。
そして、このPM強制再生の実行が必要な場合とは、DPFにおけるPM堆積量で規定される。すなわち、DPFにおけるPM堆積量が規定量に達した場合に、強制再生が実行されるようにすることが好ましく、DPFの強制再生を適切に実行するには、DPFにおけるPM堆積量を推定する手法が必須となる。
PM堆積量の推定手法としては、例えば、車両の走行距離に応じたPM堆積量を予め実験あるいはシミュレーションにより調べておき、この結果をマップとしてエンジンのコントローラ内に記録しておく手法がある。
また、DPF(PMトラップ)の上下流の圧力差を検出し、圧力差に応じてDPFに堆積しているPM量を推定する手法もある。なお、この手法は以下の特許文献1に開示されている。
特開2005−207239号公報
また、DPF(PMトラップ)の上下流の圧力差を検出し、圧力差に応じてDPFに堆積しているPM量を推定する手法もある。なお、この手法は以下の特許文献1に開示されている。
しかしながら、走行距離に応じたPM堆積量の推定による手法では、その精度に限界がある。つまり、実験あるいはシミュレーションにより、予め走行距離に応じたPM堆積量を正確に調べておくにしても、実際の走行条件と、実験あるいはシミュレーションおける走行条件とを完全に一致させることは困難であり、PM堆積量を正確に推定することはできない。
他方、DPFの上下流圧力差を検出することでPM堆積量を推定する手法(即ち、特許文献1に開示されている手法)によれば、DPFに堆積しているPM量を正確に推定することはできるものの、DPFの上流側の圧力と下流側の圧力とを検出する圧力センサを設けることが求められる。
そして、このような圧力センサは、一般的に、DPFにおけるPM堆積量を推定するためにのみ用いられ、この圧力センサによる検出結果を他の制御に活用するのが困難である。したがって、このような圧力センサを排気通路に設けることは、費用対効果が低く、車両コストの増大の一因となっている。
そして、このような圧力センサは、一般的に、DPFにおけるPM堆積量を推定するためにのみ用いられ、この圧力センサによる検出結果を他の制御に活用するのが困難である。したがって、このような圧力センサを排気通路に設けることは、費用対効果が低く、車両コストの増大の一因となっている。
本発明はこのような課題に鑑み案出されたもので、排気通路の圧力を直接的に検出することなく、低コストで、排ガスフィルタにおける排ガス粒子の捕集量を高い精度で推定することができる、車両の排気浄化装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の車両の排気浄化装置(請求項1)は、車両に搭載されたエンジンと、該エンジンに接続され該エンジンの吸気が流通する吸気通路と、該エンジンに接続され該エンジンの排ガスが流通する排気通路と、該排気通路と該吸気通路とを接続し該排気通路内を流通する該排ガスを還流ガスとして該吸気通路に還流させる還流通路と、該還流通路に設けられその開度が変化することにより該還流通路内を流通する該還流ガスの流量を制御する還流バルブと、該排気通路に設けられ該排ガスの空燃比を検出する空燃比検出手段と、該排気通路に設けられ該排ガスに含まれる排ガス微粒子を捕集する排ガスフィルタと、該空燃比検出手段により検出された該排ガス空燃比が目標空燃比となるように該還流バルブの開度を変更する還流バルブ制御手段と、該還流バルブの開度を検出する還流バルブ開度検出手段と、該還流バルブ開度検出手段によって検出された該還流バルブ開度がバルブ開度閾値以下になると該排ガスフィルタの強制再生を実行すべきと判定する強制再生時期判定手段とをそなえることを特徴としている。
また、請求項2記載の本発明の車両の排気浄化装置は、請求項1記載の内容において、該強制再生時期判定手段により強制再生を実行すべきと判定された場合に該排ガスフィルタの強制再生処理を実行する強制再生実行手段をそなえることを特徴としている。
また、請求項3記載の本発明の車両の排気浄化装置は、請求項1または2記載の内容において、該排気通路には、該排ガスフィルタの上流側に該排ガスの酸化を促進する酸化触媒が設けられていることを特徴としている。
また、請求項3記載の本発明の車両の排気浄化装置は、請求項1または2記載の内容において、該排気通路には、該排ガスフィルタの上流側に該排ガスの酸化を促進する酸化触媒が設けられていることを特徴としている。
また、請求項4記載の本発明の車両の排気浄化装置は、請求項1〜3いずれか1項記載の内容において、該排気通路には、該排ガスフィルタの前段に該排ガス中の窒素酸化物を吸蔵するNOx吸蔵触媒が設けられていることを特徴としている。
また、請求項5記載の本発明の車両の排気浄化装置は、請求項5記載の内容において、該NOx吸蔵触媒には、該排ガスの酸化を促進する酸化触媒層が形成されていることを特徴としている。
また、請求項5記載の本発明の車両の排気浄化装置は、請求項5記載の内容において、該NOx吸蔵触媒には、該排ガスの酸化を促進する酸化触媒層が形成されていることを特徴としている。
本発明の車両の排気浄化装置によれば、排気通路の圧力を直接的に検出することなく、低コストで、排ガスフィルタの強制再生を実行すべき時期を高い精度で推定することが可能となる。(請求項1)
また、無駄な強制再生の実行を廃することで、燃費を向上させ、また、強制再生時に排ガスフィルタが過熱される事態を防ぐこともできる。(請求項2)
また、排ガスフィルタに供給される排ガス温度を上昇させ、捕集された排ガス微粒子の燃焼を促進させることが可能となる。(請求項3)
また、リーン雰囲気の排ガスに多く含まれるNOxを吸蔵し、その後、排ガスがリッチ雰囲気になると吸蔵したNOxを放出することで、排ガス性能を向上させることができる。(請求項4)
また、排ガスフィルタでの排ガス微粒子の燃焼を促進させるとともに、排ガス性能を向上させることができる。(請求項5)
また、無駄な強制再生の実行を廃することで、燃費を向上させ、また、強制再生時に排ガスフィルタが過熱される事態を防ぐこともできる。(請求項2)
また、排ガスフィルタに供給される排ガス温度を上昇させ、捕集された排ガス微粒子の燃焼を促進させることが可能となる。(請求項3)
また、リーン雰囲気の排ガスに多く含まれるNOxを吸蔵し、その後、排ガスがリッチ雰囲気になると吸蔵したNOxを放出することで、排ガス性能を向上させることができる。(請求項4)
また、排ガスフィルタでの排ガス微粒子の燃焼を促進させるとともに、排ガス性能を向上させることができる。(請求項5)
以下、図面により、本発明の一実施形態に係る車両の排気浄化装置について説明すると、図1はその全体構成を示す模式的なブロック図、図2はその制御内容を模式的に示すフローチャート、図3はEGRバルブの開度とPM堆積量との関係を示す模式的なグラフである。
図1に示すように、車両10に搭載されたディーゼルエンジン(エンジン)11は、主に、シリンダヘッド12とシリンダブロック13とから構成されている。
図1に示すように、車両10に搭載されたディーゼルエンジン(エンジン)11は、主に、シリンダヘッド12とシリンダブロック13とから構成されている。
このうち、シリンダヘッド12には吸気ポート14と排気ポート15とが形成され、また、インジェクタ16が設けられている。また、これらの吸気ポート14および排気ポート15にはそれぞれ吸気バルブ17および排気バルブ18が設けられている。
シリンダブロック13には、シリンダ19が形成され、このシリンダ19内をピストン21が上下方向に摺動可能に配設されている。
シリンダブロック13には、シリンダ19が形成され、このシリンダ19内をピストン21が上下方向に摺動可能に配設されている。
また、このエンジン11には、吸気通路24および排気通路28が接続されている。
このうち、吸気通路24は、エンジン11の吸気ポート14に接続され吸気通路、また、この吸気通路吸気通路24にはスロットルバルブ25が設けられている。また、この吸気通路24には、スロットルバルブ25の上流側にエアフローセンサ26が設けられている。
このうち、吸気通路24は、エンジン11の吸気ポート14に接続され吸気通路、また、この吸気通路吸気通路24にはスロットルバルブ25が設けられている。また、この吸気通路24には、スロットルバルブ25の上流側にエアフローセンサ26が設けられている。
スロットルバルブ25は、その開度が変化することでエンジン11に供給される吸気流量を変更するものである。そして、このスロットルバルブ25を適宜制御することで、排ガスをEGRガス(還流ガス;後述する)として吸気通路24内に戻すことができるようにもなっている。
エアフローセンサ26は、吸気通路24内を流れる吸気の流量を検出するものであって、後述するECU40に接続され、検出結果がこのECU40により読み込まれるようになっている。
エアフローセンサ26は、吸気通路24内を流れる吸気の流量を検出するものであって、後述するECU40に接続され、検出結果がこのECU40により読み込まれるようになっている。
排気通路28は、エンジン11の排気ポート15に接続され、この排気通路28に設けられた酸化触媒(DOC)29と、この酸化触媒29の下流側に設けられた排ガスフィルタ(DPF)31とが設けられている。また、この排気通路28にはターボチャージャ32が設けられ、エンジン11の吸気圧を高めることができるようになっている。
酸化触媒29は、エンジン11からの排ガス中に含まれる燃料の酸化(即ち、燃焼)を促進させるものである。そして、この酸化触媒29における燃焼によって生じた反応熱を後段の排ガスフィルタ31に流入させることで、この排ガスフィルタ31の昇温を図り、排ガスフィルタ31中に堆積したPMを燃焼させることができる(即ち、PM強制再生を実行できる)ようになっている。
酸化触媒29は、エンジン11からの排ガス中に含まれる燃料の酸化(即ち、燃焼)を促進させるものである。そして、この酸化触媒29における燃焼によって生じた反応熱を後段の排ガスフィルタ31に流入させることで、この排ガスフィルタ31の昇温を図り、排ガスフィルタ31中に堆積したPMを燃焼させることができる(即ち、PM強制再生を実行できる)ようになっている。
なお、PMの主成分は炭素〔C〕であり、従って、このPM強制再生が実行されることで、排ガスフィルタ31内では以下の式(1)に示す反応が生じるようになっている。
C+O2→CO2 ・・・(1)
また、酸化触媒29の上流側で、この酸化触媒29の入口に近接した排気通路28内にはリニアA/Fセンサ(LAFS;Linear Air/Fuel ration Sensor,空燃比検出手段)33が設けられている。
C+O2→CO2 ・・・(1)
また、酸化触媒29の上流側で、この酸化触媒29の入口に近接した排気通路28内にはリニアA/Fセンサ(LAFS;Linear Air/Fuel ration Sensor,空燃比検出手段)33が設けられている。
このLAFS33は、リッチ雰囲気からリーン雰囲気に亘る広い測定レンジで、排ガスの空燃比を線形に検出するものである。また、このLAFSは後述するECU40と接続され、LAFS33の検出結果がこのECU40により読み込まれるようになっている。
また、排気通路28と吸気通路24とは、EGR管路(還流通路)34により接続され、排気通路28を流通する排ガスをEGRガスとして吸気通路24内に還流させることができるようになっている。
また、排気通路28と吸気通路24とは、EGR管路(還流通路)34により接続され、排気通路28を流通する排ガスをEGRガスとして吸気通路24内に還流させることができるようになっている。
また、このEGR管路34には、その開度が変化することによりEGR管路34内を流通するEGRガスの流量を変更するEGRバルブ(還流バルブ)35が設けられている。
また、このEGRバルブ35には、そのバルブ開度を検出するEGRバルブ開度センサ(還流バルブ開度検出手段)36が設けられている。そして、このEGRバルブ開度センサ36も、他のセンサと同様、ECU40と接続され、検出結果がこのECU40により読み込まれるようになっている。
また、このEGRバルブ35には、そのバルブ開度を検出するEGRバルブ開度センサ(還流バルブ開度検出手段)36が設けられている。そして、このEGRバルブ開度センサ36も、他のセンサと同様、ECU40と接続され、検出結果がこのECU40により読み込まれるようになっている。
そして、この車両10には、ECU(Electronic Control Unit)40が搭載されている。このECU40は、いずれも図示しないインターフェースユニット,CPU,メモリなどを備えた電子制御ユニットである。
また、このECU40のメモリ内にはいずれもソフトウェアとして、EGRバルブ制御部(還流バルブ制御手段)41,強制再生時期判定部(強制再生時期判定手段)42および強制再生実行部(強制再生実行手段)43が設けられている。
また、このECU40のメモリ内にはいずれもソフトウェアとして、EGRバルブ制御部(還流バルブ制御手段)41,強制再生時期判定部(強制再生時期判定手段)42および強制再生実行部(強制再生実行手段)43が設けられている。
このうち、EGRバルブ制御部41は、LAFS33により検出された排ガス空燃比が目標空燃比で一定となるようにEGRバルブ35の開度をフィードバック制御するものである。
強制再生時期判定部42は、EGRバルブ開度センサ36によって検出されたEGRバルブ35の開度(EGRバルブ開度δEGRV)を読み込み、ここで読み込んだEGRバルブ開度δEGRVが所定のバルブ開度閾値(閾値)δEGRV-TH以下になると排ガスフィルタ31の強制再生時期が到来したと判定するものである。
強制再生時期判定部42は、EGRバルブ開度センサ36によって検出されたEGRバルブ35の開度(EGRバルブ開度δEGRV)を読み込み、ここで読み込んだEGRバルブ開度δEGRVが所定のバルブ開度閾値(閾値)δEGRV-TH以下になると排ガスフィルタ31の強制再生時期が到来したと判定するものである。
強制再生実行部43は、強制再生時期判定部42により強制再生を実行すべきと判定された場合に、インジェクタ16による燃料の主噴射時期をリタードさせる(いわゆる、主噴射リタード)を実行することで、排ガスフィルタ31の強制再生を図るものである。
また、このECU40のメモリ内にはソフトウェアとしてスロットルバルブ制御部(図示略)も設けられており、EGRバルブ制御部41によるEGRバルブ35の開度に応じてスロットルバルブ25の開度を制御するようになっている。
また、このECU40のメモリ内にはソフトウェアとしてスロットルバルブ制御部(図示略)も設けられており、EGRバルブ制御部41によるEGRバルブ35の開度に応じてスロットルバルブ25の開度を制御するようになっている。
本発明の一実施形態に係る車両の排気浄化装置は上述のように構成されているので、以下のような作用および効果を奏する。
まず、図2に示すフローチャートのステップS11において、ECU40はLAFS33により検出された排ガス空燃比を読み込み、その後、ステップS12において、EGRバルブ制御部41は、読み込まれた排ガス空燃比が目標空燃比となるようにEGRバルブ35の開度をフィードバック制御する。
まず、図2に示すフローチャートのステップS11において、ECU40はLAFS33により検出された排ガス空燃比を読み込み、その後、ステップS12において、EGRバルブ制御部41は、読み込まれた排ガス空燃比が目標空燃比となるようにEGRバルブ35の開度をフィードバック制御する。
つまり、LAFS33により検出された排ガス空燃比が目標空燃比よりもリッチである場合にはEGRバルブ開度δEGRVを小さくし、他方、LAFS33により検出された排ガス空燃比が目標空燃比よりもリーンである場合にはEGRバルブ開度δEGRVを大きくする。
このとき、ECU40はEGRバルブ開度センサ36からEGRバルブ開度δEGRVを読み込み(ステップS13)、強制再生時期判定部42が、読み込んだEGRバルブ開度δEGRVが所定のバルブ開度閾値δEGRV-TH以下であるか否かを判定する(ステップS14)。
このとき、ECU40はEGRバルブ開度センサ36からEGRバルブ開度δEGRVを読み込み(ステップS13)、強制再生時期判定部42が、読み込んだEGRバルブ開度δEGRVが所定のバルブ開度閾値δEGRV-TH以下であるか否かを判定する(ステップS14)。
そして、ここで、読み込んだEGRバルブ開度δEGRVが所定のバルブ開度閾値δEGRV-TH以下である場合(ステップS14のYesルート)、強制再生時期判定部42は、排ガスフィルタ31の強制再生時期が到来したと判定する。そして、この判定がなされたことに基づき、強制再生実行部43は、主噴射リタードを実行し、排気フィルタ31の強制再生を図る。
他方、ステップS14において、読み込んだEGRバルブ開度δEGRVが所定のバルブ開度閾値δEGRV-THよりも大きい場合には(ステップS14のNoルート)、強制再生時期判定部42は、排ガスフィルタ31の強制再生時期が到来したと判定せず、これにより、強制再生実行部43は作動せず、排気フィルタ31の強制再生は行なわれない。
ここで、強制再生時期判定部42が、どのようにして、EGRバルブ開度δEGRVに応じて排ガスフィルタ31の強制再生時期が到来したか否かを判定できるのかという点について、もう少し詳しく説明する。
ここで、強制再生時期判定部42が、どのようにして、EGRバルブ開度δEGRVに応じて排ガスフィルタ31の強制再生時期が到来したか否かを判定できるのかという点について、もう少し詳しく説明する。
そもそも、EGRバルブ開度δEGRVが大きくなると、エンジン11に供給される単位吸気量当たりのEGRガス量(即ち、EGR率)が高くなり、排ガス空燃比はリッチ化する。他方、EGRバルブ開度δEGRVが小さくなると、EGR率が低くなり、排ガス空燃比はリーン化する。
ところが、EGRバルブ開度δEGRVが一定という条件下、EGRバルブ35の下流(例えば、図1中符号A2で示す箇所)における圧力P0に比べてEGRバルブ35の上流(例えば、図1中符号A1で示す箇所)における圧力Pが非常に高い場合(P0<<P)において吸気通路24に流れ込むEGRガスの流量と、さほど高くない場合(P0<P)において吸気通路24に流れ込むEGRガスの流量とを比較すると、当然に前者の流量のほうが大きくなる。
ところが、EGRバルブ開度δEGRVが一定という条件下、EGRバルブ35の下流(例えば、図1中符号A2で示す箇所)における圧力P0に比べてEGRバルブ35の上流(例えば、図1中符号A1で示す箇所)における圧力Pが非常に高い場合(P0<<P)において吸気通路24に流れ込むEGRガスの流量と、さほど高くない場合(P0<P)において吸気通路24に流れ込むEGRガスの流量とを比較すると、当然に前者の流量のほうが大きくなる。
他方、EGRバルブ35の開度は、EGRバルブ制御部41により、排ガス空燃比が一定となるように制御されていることは上述したとおりである。
つまり、排ガス空燃比を一定となるようにEGRバルブ開度δEGRVをフィードバック制御している場合、EGRバルブ開度δEGRVはEGRバルブ35の上流における排気通路28内の圧力と密接に関係しているのである。
つまり、排ガス空燃比を一定となるようにEGRバルブ開度δEGRVをフィードバック制御している場合、EGRバルブ開度δEGRVはEGRバルブ35の上流における排気通路28内の圧力と密接に関係しているのである。
そして、この排気通路28内の圧力は、排ガスフィルタ31によって捕集されたPMの量が増大するに連れて増大する。つまり、排ガスフィルタ31の上流側における排気通路28内の圧力と排ガスフィルタ31におけるPM捕集量とは密接に関係しているのである。
この関係を図3のグラフを用いて説明する。このグラフの縦軸にはEGRバルブ35の上流側における圧力Pが規定され、横軸にはEGRバルブ開度δEGRVが規定され、さらに、排ガス空燃比を一定とする場合におけるEGRバルブ35の動きを示す特性線Lが描かれている。
この関係を図3のグラフを用いて説明する。このグラフの縦軸にはEGRバルブ35の上流側における圧力Pが規定され、横軸にはEGRバルブ開度δEGRVが規定され、さらに、排ガス空燃比を一定とする場合におけるEGRバルブ35の動きを示す特性線Lが描かれている。
ここで、この特性線Lに着目すると、圧力Pが小さい場合にはEGRバルブ開度δEGRVを大きくし、他方、圧力Pが増大するに連れて線形にEGRバルブ開度δEGRVを減少させていることがわかる。そして、EGRバルブ開度δEGRVがバルブ開度閾値δEGRV-TH以下になるということは、EGRバルブ35の上流側における圧力Pが圧力閾値PTH以上になったということである。
換言すれば、排ガスフィルタ31に捕集されたPM量の上限値に対応するEGRバルブ上流圧(即ち、圧力閾値PTH)を予め求めておくことで、バルブ開度閾値δEGRV-THを設定することができる。
このように、強制再生時期判定部42は、EGRバルブ開度δEGRVがバルブ開度閾値δEGRV-TH以下になったことを検出することで、排ガスフィルタ31に捕集されたPM量が増大し、強制再生を実行すべき時期が到来していると判定するようになっているのである。
このように、強制再生時期判定部42は、EGRバルブ開度δEGRVがバルブ開度閾値δEGRV-TH以下になったことを検出することで、排ガスフィルタ31に捕集されたPM量が増大し、強制再生を実行すべき時期が到来していると判定するようになっているのである。
このように、本発明の実施形態に係る車両の排気浄化装置によれば、排気通路28内の圧力を直接的に検出することなく、排ガスフィルタ31の強制再生を実行すべき時期を高い精度で且つ低コストで推定することが可能となる。
そして、無駄な強制再生の実行を廃することで、車両10の燃費を向上させることが可能となる。
そして、無駄な強制再生の実行を廃することで、車両10の燃費を向上させることが可能となる。
また、強制再生の実行時期を適切に推定することで、排ガスフィルタ31内に捕集されたPM量が過多となることを防ぐことができるので、強制再生時に多量のPMが燃焼することにより排ガスフィルタ31が溶損するような事態を防ぐこともできる。
また、排気通路28には、排ガスフィルタ31の上流側に酸化触媒29が設けられているので、排ガスフィルタ31に供給される排ガス温度を上昇させ、捕集されたPMの燃焼を促進させることが可能となり、強制再生の効果を高めることができる。
また、排気通路28には、排ガスフィルタ31の上流側に酸化触媒29が設けられているので、排ガスフィルタ31に供給される排ガス温度を上昇させ、捕集されたPMの燃焼を促進させることが可能となり、強制再生の効果を高めることができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は係る実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
上述の実施形態においては、排気通路28において酸化触媒29と排気フィルタ31とが設けられた場合について説明したが、このような構成に限定されるものではない。例えば、図4および図5に示すように、上述の実施形態における排気通路28に換えて、酸化触媒51,NOx吸蔵触媒(NOx Trap触媒)52および排ガスフィルタ53を有する排気通路50A,50Bを車両10に搭載するようにしてもよい。
上述の実施形態においては、排気通路28において酸化触媒29と排気フィルタ31とが設けられた場合について説明したが、このような構成に限定されるものではない。例えば、図4および図5に示すように、上述の実施形態における排気通路28に換えて、酸化触媒51,NOx吸蔵触媒(NOx Trap触媒)52および排ガスフィルタ53を有する排気通路50A,50Bを車両10に搭載するようにしてもよい。
また、これらの酸化触媒51,NOx吸蔵触媒52および排ガスフィルタ53の配置は、図4に示すように、上流側から、酸化触媒51,NOx吸蔵触媒52,排ガスフィルタ53という順で配設してもよいし、他方、図5に示すように、上流側から、NOx吸蔵触媒52,酸化触媒51,排ガスフィルタ53という順で配設してもよい。
また、図6で示すように、酸化触媒層(図示略)を塗布したNOx吸蔵触媒(酸化触媒機能付きのNOx吸蔵触媒)61と排気フィルタ62とを有する排気通路60を車両10に搭載するようにしてもよい。
また、図6で示すように、酸化触媒層(図示略)を塗布したNOx吸蔵触媒(酸化触媒機能付きのNOx吸蔵触媒)61と排気フィルタ62とを有する排気通路60を車両10に搭載するようにしてもよい。
このような、図4〜図6で示す排気通路50A,50B,60によれば、NOx吸蔵触媒52,61が、リーン雰囲気の排ガスに多く含まれるNOxを吸蔵し、その後、排ガスがリッチ雰囲気となると吸蔵したNOxを放出および還元することで、排ガス性能を向上させることができる。
また、NOx吸蔵触媒52,61におけるNOxの放出・還元制御(NOxパージ制御)には、排ガス空燃比を正確に検出することが求められるが、上述の実施形態において説明したように、EGRバルブ35の開度制御に用いられるLAFS33によって排ガス空燃比を正確に検出することができるため、専らNOxパージ制御に用いられる排ガス空燃比センサ等を個別に設ける必要がない。したがって、部品点数が増大することを防止し、コストの増大を抑制することができる。
また、NOx吸蔵触媒52,61におけるNOxの放出・還元制御(NOxパージ制御)には、排ガス空燃比を正確に検出することが求められるが、上述の実施形態において説明したように、EGRバルブ35の開度制御に用いられるLAFS33によって排ガス空燃比を正確に検出することができるため、専らNOxパージ制御に用いられる排ガス空燃比センサ等を個別に設ける必要がない。したがって、部品点数が増大することを防止し、コストの増大を抑制することができる。
また、図4および図5で示す排気通路50A,50Bにおいて、LAFS33は、酸化触媒51の上流側に設けてもよいし、下流側に設けてもよい。同様に、図6で示す排気通路60において、LAFS33は、NOx吸蔵触媒61の上流側に設けても良いし、下流側に設けてもよい。つまり、このLAFS33は、排ガス空燃比を正確に検出できる位置であれば、特にその配設位置を限定するものではない。
また、上述の実施形態においては、EGRバルブ35の開度を検出するEGRバルブ開度センサ36が、EGRバルブ35から独立して設けられた場合について説明したが、このような構成に限定するものではない。例えば、上述のEGRバルブ35に換えて、ポジションフィードバック機能付のEGRバルブを用いるようにしてもよい。また、上述のEGRバルブ開度センサ36に換えてEGRバルブの駆動信号を検出して学習することで、EGRバルブ35の開度を検出するソフトウェアである駆動信号学習部(駆動信号学習手段)を設けるようにしてもよい。
また、上述の実施形態においては、強制再生実行部43が、主噴射リタードを実行することで、排ガスフィルタ31の強制再生を図る場合について説明したが、このような強制再生手法に限定するものではない。例えば、強制再生実行部が、主噴射リタードに代えて、主噴射の後の膨張行程や排気行程で燃料を噴射するポスト噴射や排気通路内に直接燃料噴射を実行することにより強制再生を実行するようにしてもよい。
10 車両
11 ディーゼルエンジン(エンジン)
24 吸気通路
28,50A,50B,60 排気通路
34 EGR管路(還流通路)
35 EGRバルブ(還流バルブ)
33 LAFS(空燃比検出手段)
31,53,62 DPF(排ガスフィルタ)
41 EGRバルブ制御部(還流バルブ制御手段)
36 EGRバルブ開度センサ(還流バルブ開度検出手段)
42 強制再生時期判定部(強制再生時期判定手段)
43 強制再生実行部(強制再生実行手段)
29,51,61 DOC(酸化触媒)
52,61 NOx Trap触媒(NOx吸蔵触媒)
AFEX 排ガス空燃比
AFEX-T 目標空燃比
δEGRV EGRバルブ開度
δEGRV-TH バルブ開度閾値
11 ディーゼルエンジン(エンジン)
24 吸気通路
28,50A,50B,60 排気通路
34 EGR管路(還流通路)
35 EGRバルブ(還流バルブ)
33 LAFS(空燃比検出手段)
31,53,62 DPF(排ガスフィルタ)
41 EGRバルブ制御部(還流バルブ制御手段)
36 EGRバルブ開度センサ(還流バルブ開度検出手段)
42 強制再生時期判定部(強制再生時期判定手段)
43 強制再生実行部(強制再生実行手段)
29,51,61 DOC(酸化触媒)
52,61 NOx Trap触媒(NOx吸蔵触媒)
AFEX 排ガス空燃比
AFEX-T 目標空燃比
δEGRV EGRバルブ開度
δEGRV-TH バルブ開度閾値
Claims (5)
- 車両に搭載されたエンジンと、
該エンジンに接続され該エンジンの吸気が流通する吸気通路と、
該エンジンに接続され該エンジンの排ガスが流通する排気通路と、
該排気通路と該吸気通路とを接続し該排気通路内を流通する該排ガスを還流ガスとして該吸気通路に還流させる還流通路と、
該還流通路に設けられその開度が変化することにより該還流通路内を流通する該還流ガスの流量を制御する還流バルブと、
該排気通路に設けられ該排ガスの空燃比を検出する空燃比検出手段と、
該排気通路に設けられ該排ガスに含まれる排ガス微粒子を捕集する排ガスフィルタと、
該空燃比検出手段により検出された該排ガス空燃比が目標空燃比となるように該還流バルブの開度を変更する還流バルブ制御手段と、
該還流バルブの開度を検出する還流バルブ開度検出手段と、
該還流バルブ開度検出手段によって検出された該還流バルブ開度がバルブ開度閾値以下になると該排ガスフィルタの強制再生を実行すべきと判定する強制再生時期判定手段とをそなえる
ことを特徴とする、車両の排気浄化装置。 - 該強制再生時期判定手段により強制再生を実行すべきと判定された場合に該排ガスフィルタの強制再生処理を実行する強制再生実行手段をそなえる
ことを特徴とする、請求項1記載の車両の排気浄化装置 - 該排気通路には、該排ガスフィルタの上流側に該排ガスの酸化を促進する酸化触媒が設けられている
ことを特徴とする、請求項1または2記載の車両の排気浄化装置。 - 該排気通路には、該排ガスフィルタの前段に該排ガス中の窒素酸化物を吸蔵するNOx吸蔵触媒が設けられている
ことを特徴とする、請求項1〜3いずれか1項記載の車両の排気浄化装置。 - 該NOx吸蔵触媒には、該排ガスの酸化を促進する酸化触媒層が形成されている
ことを特徴とする、請求項4記載の車両の排気浄化装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2006
- 2006-03-10 JP JP2006066181A patent/JP2007239699A/ja active Pending
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