JP2007238226A - 非常止め装置およびエレベータ - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、必要な機能を有しつつ、構造が比較的単純でかつ外形寸法の小さい非常止め装置を提供する。
【解決手段】非常止め装置10は、楔11と楔受12と板バネ部材13と上部支持板14と下部支持板15と柱部材16とを備える。楔11は、レール3を間に挟む一対に配置される。楔受12は、レール3を中心に楔の外側にそれぞれ配置される。板バネ部材13は、楔受のさらに外側に付勢端131が位置し、レールに対して交差する方向へ固定端132が延びており、それぞれの楔受12をレールに向けて付勢する一対に設けられる。上部支持板14および下部支持板15は、レールの延びる方向に楔受12を挟んで一対に配置され、板バネ部材13による付勢に抗って楔11がレールから離れる位置に楔受12を係止する。柱部材16は、上部支持板14および下部支持板15を互いに連結する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、エレベータの乗籠あるいは釣合い錘に装備される非常止め装置およびこれを備えるエレベータに関する。
エレベータには、乗籠を安全に停止させるための安全装置として、調速機が装備されている。調速機は、エレベータの乗籠の運転速度が規定値を超えた場合に駆動装置の電源を遮断する。駆動装置は、電源が遮断されるとブレーキ装置が作動するように作られている。また、調速機が作動しても乗籠が停止しなかった場合、例えば、乗籠を吊るす主ロープが切断された場合にも乗籠を停止させるために、レールを掴む機構を備える非常止め装置が乗籠の下部に取り付けられている。
この非常止め装置は、調速機と連動している。調速機は、駆動装置が停止された後もさらに乗籠の移動速度が速くなった場合に、非常止め装置を作動させる。非常止め装置は、剛性を有したブロックの中に、楔と楔受とU字形のバネとを備える。楔は、レールを挟むように対称に配置される。楔受は、レールを挟む楔のさらに外側にそれぞれ配置され、U字形のバネによって一対に連結される。
楔には、調速機と連動するリフトレバーがつながっている。調速機が作動すると、楔は、リフトレバーによって持ち上げられて、レールと楔受けとの間に嵌り込む。非常止め装置は、U字形のバネの反力によって楔をレールに押し当て、楔とレールとの摩擦力によって乗籠を停止させる。
非常止め装置に設けられるU字形のバネは、寸法および弾性係数など、エレベータの最大積載荷重や運転速度に基づく仕様に応じたものを用意しなければならない。U字形のバネは、熱間成形加工および熱処理等の作業手順が多く、安価に製造することが難しい。また、曲げ加工や熱処理による寸法のばらつきなども考慮した設計上の裕度が必要である。
そこで、本発明は、必要な機能を有しつつ、構造が比較的単純でかつ外形寸法の小さい非常止め装置およびこれを備えるエレベータを提供する。
本発明に係る非常止め装置は、楔と、楔受と、板バネ部材と、上部支持板および下部支持板と、柱部材とを備える。楔は、エレベータの昇降路に沿って設置されるレールを間に挟む一対に配置される。楔受は、レールを中心に楔の外側にそれぞれ配置される。板バネ部材は、レールを中心に楔受のさらに外側に付勢端が位置し、楔がレールを挟む方向およびレールが延びる方向に対して交差する方向へ固定端が延びており、それぞれの楔受をレールに向けて付勢する一対に設けられる。上部支持板および下部支持板は、レールの延びる方向に楔受を挟んで一対に配置され、板バネ部材による付勢に抗って楔がレールから離れる位置に楔受を係止する。柱部材は、上部支持板および下部支持板を互いに連結する。
この場合、板バネ部材は、柱部材に固定端が固定されるか、ロッドで固定端が互いに連結される。ロッドは、レールおよび楔が並ぶ列に対してレールから離れた位置で、この列と平行に配置される。
また、板バネ部材に楔受けが一体に形成されていることも好ましい。板バネ部材は、楔がレールを挟む方向に複数枚積層されたものでも良い。板バネ部材の固定端は、球面形状の座金で支持されることも好ましい。また、板バネ部材による把持力を楔に効率よく伝えるために、楔と楔受との間に、複数の転動体を挿入する。
本発明に係るエレベータは、上記構成の非常止め装置を乗籠の下部に備える。乗籠は、昇降路に鉛直方向へ敷設されるレールに案内される。
本発明の非常止め装置によれば、平坦な板バネ部材を用いるので構成が単純であり、かつエレベータの乗籠の最大積載荷重および運転速度に応じて寸法やブレーキ力の変更が容易である。また、U字形のバネ部材を利用する場合には、板厚に対する最小曲げ半径の都合上、外形寸法を小さくすることに限界があったが、平坦は板バネ部材を利用する本発明の非常止め装置は、外形寸法を小さくすることに適している。
本発明に係る第1の実施形態の非常止め装置10を備えるエレベータ1について、図1から図4を参照して説明する。エレベータ1は、昇降路2の中に鉛直方向へ敷設されたレール3と、このレール3に案内される乗籠4とガバナ(調速機)5と非常止め装置10とを備える。ガバナ5および非常止め装置10は、乗籠4が設定された速度以上の速度で運行されることを防止し、乗籠4を安全に停止させるための安全装置である。
この乗籠4は、下部に配置される下梁41にシーブ42を備え、このシーブ42に主ロープ6が掛けられている。主ロープ6は、昇降路2の上部に設置される巻上機に掛けられている。ガバナ5は、昇降路2内に配置され、ガバナシーブ51にガバナロープ52が捲き掛けられている。ガバナロープ52は、乗籠4に設けられたリンク機構7およびリフトレバー8を介して非常止め装置10に連結されている。
非常止め装置10は、レール3を掴むように下梁41の下部に取り付けられている。リフトレバー8の下端8aに連結されている。非常止め装置10は、図2に示すように、楔11と、楔受12と、板バネ部材13と、上部支持板14と、下部支持板15と、柱部材16とを備える。この非常止め装置10は、乗籠4の両側に配置されるレール3のそれぞれに対応して1つずつ設けられている。個々の非常止め装置10は、レール3を中心とする左右対称の構造を有している。
楔11は、レール3を間に挟む一対に配置される。レール3に向けられた楔11の側面には、ブレーキシュー17が取り付けられる。ブレーキシュー17が取り付けられた側と反対側の面は、上から下に掛けてレール3から離れる方向へ傾斜する斜面112である。
斜面112には、凹部113が設けられ、円柱ころの転動体18が装着されている。転動体18は、板バネ部材13による把持力を楔11に効率よく伝えるために、楔11と楔受12との間に挿入される。したがって、円柱ころに限らずボールでも良い。この場合、接点の荷重を軽減し、転動体のずれを防止するために、楔11と楔受け12とのそれぞれに転動溝を設けると良い。凹部113を設ける代わりに、転動体18どうしを互いにリテーナで連結させても良い。また、図3に示すように、嵌合孔114が楔11の下部に設けられている。嵌合孔114は、リフトレバー8の下端8aとピンで連結される。
楔受12は、レール3を中心とする楔11の外側にそれぞれ配置されている。楔受12は、楔11の斜面112と平行に形成されて転動体18が転接する案内面121を有している。楔受12は、レール3と楔11と楔受12とが並ぶ列を横切る方向に保持具122が装着されている。この保持具122は、楔11の斜面112に沿って形成される溝115に嵌合する。
板バネ部材13は、付勢端131と固定端132とを有した平板状に形成されている。付勢端131は、楔受12のさらに外側に位置している。付勢端131には、図3および図4に示すように、球面形状の当面を有した受部材133が取り付けられている。この受部材133の当面は、これに対応して楔受12に設けられる球状凹部123に嵌合する。
固定端132は、楔11がレール3を挟む方向、および、レール3が延びる方向のそれぞれに対して交差する方向へ延びている。固定端132は、図4に示すように柱部材16にボルト134で固定される。
上部支持板14は、レール3が延びる方向に沿って、上方から楔受12に宛がわれている。下部支持板15は、レール3が延びる方向に沿って、下方から楔受12に宛がわれている。上部支持板14および下部支持板15は、レール3が延びる方向に沿って、楔受12を挟むようにそれぞれ配置されている。楔受12の上端および下端には、ストッパ124が形成されている。
各ストッパ124は、上部支持板14および下部支持板15のそれぞれに設けられた凹部141,151に、レールを挟む外側から係合する。このストッパ124によって、楔受12は、楔11がレール3から離れる位置にある状態で、板バネ部材13による付勢力に抗って楔受12をレール3に対して一定の位置に係止する。
柱部材16は、上部支持板14および下部支持板15を互いに連結する。図4に示した柱部材16は、コの字型に形成された溝形鋼であるが、これに限らず角形パイプ、H形鋼、L形鋼、丸パイプなどの構造鋼であっても良い。
次に、以上のように構成された非常止め装置10を備えるエレベータ1の乗籠4が、設定された速度以上で運行された場合における安全装置の動作について、図1および図5を参照して以下に説明する。予め設定された速度以上で乗籠4が移動すると、これに伴ってガバナロープ52が連れ回る。その結果、ガバナシーブ51に組み付けられた錘が遠心力で離心し、ガバナスイッチ53を蹴る。ガバナスイッチ53は、巻上機の電源に接続されており、巻上機に対する電力の供給を遮断する。巻上機は、電力の供給が遮断されると、内蔵するブレーキが作動する仕組みになっている。これによって、乗籠4は、減速されて、やがて停止する。
非常止め装置10は、巻上機が停止されてもなお乗籠4が移動する場合、特に、主ロープ6が切れた場合でも、安全に乗籠4を停止させるように設けられた安全装置である。ガバナスイッチ53が作動した後もガバナシーブ51の回転速度が増すと、錘がラチェット54に掛かり、ガバナシーブ51の回転が停止する。この結果、ガバナロープ52は、ラチェット54に連動するロープ押え55によって、ガバナシーブ51に押付けられる。ガバナロープ52の移動が止まると、ガバナロープ52に連結されたリンク機構7によって、リフトレバー8が引上げられる。
リフトレバー8が引上げられると、これに連結された非常止め装置10の楔11が楔受12に設けられた案内面121に沿って、レール3を挟む方向へ移動する。ブレーキシュー17がレール3に接した後は、ブレーキシュー17とレール3との摩擦力によって、楔11は、さらにレール3に沿う方向へ移動する。この結果、楔11は、レール3にブレーキシュー17を押し当てる反力を楔受12を介して板バネ部材13から受けるようになる。板バネ部材13に設定される適度な弾性力により、非常止め装置10は、乗籠4を安全に減速させ、その後停止させる。
上記構成を備える非常止め装置10は、レール3を楔11で挟み込むための把持力を板バネ部材13によって発生させている。板バネ部材13は、平坦な板であるため、弾性体として適用するために特別な成形加工を必要としない。したがって、非常止め装置10に求められるブレーキ力をエレベータ1の仕様に応じて容易に設定することができる。また、板バネ部材13は、成形加工を必要としないので、U字形バネのように板厚に対する最小曲げ半径を考慮する必要が無い。したがって、レール3を挟む方向の幅寸法および乗籠4の中央に向かう奥行き寸法について、コンパクトな設計が可能になる。
本発明に係る第2の実施形態の非常止め装置10Aについて、図5および図6を参照して説明する。第5の実施形態の非常止め装置10Aは、板バネ部材13の固定端132が柱部材16に対して固定される形態が第1の実施形態の非常止め装置10と異なる。なお、第1の実施形態に記載した非常止め装置10の構成と同じ機能を有する構成は、同一の符号を付してその説明を省略する。
本実施形態では、図5および図6に示すように、板バネ部材13の固定端132は、板バネ部材13に向かって突出した球面形状の座金19に挟まれた状態で柱部材16に支持されている。このように固定されることによって、ガバナ5が作動し、楔11がレール3を挟んで板バネ部材13が撓んだ場合に、固定端132側における部分的な応力集中を避けることができる。
本発明に係る第3の実施形態の非常止め装置10Bについて、図7および図8を参照して説明する。本発明の非常止め装置10Bは、第1の実施形態の非常止め装置10に対して板バネ部材13の保持方法が異なる。なお、第1の実施形態に記載した非常止め装置10の構成と同じ機能を有する構成は、同一の符号を付してその説明を省略する。特に、図7において、楔11、楔受12、転動体18、保持具122は、第1および第2の実施形態と同じであるので、図示することを省略した。
本実施形態の非常止め装置10において、板バネ部材13の固定端132は、柱部材16に固定されることなく互いにロッド20で連結されている。このロッド20の端部は、第2の実施形態において、板バネ部材13の固定端132に対して当接する座金19と同様に、球面で接触する。ロッド20は、レール3および楔11が並ぶ列に対して、レール3から離れた位置でこの列と平行に配置されている。
このように設けることで、レール3の両側に配置される楔11に取り付けられるブレーキシュー17の押し付け力は、レール3に対して平均化され、片当たりすることがない。また、楔11をレール3に押さえつけるための付勢力に対する反力を一対に設けられる板バネ部材13どうしで相殺しあうので、板バネ部材13の固定端132で受ける強度を加味して柱部材16の強度を設定する必要がなくなる。
本発明に係る第4の実施形態の非常止め装置について、図9を参照して説明する。第4の実施形態の非常止め装置10Cは、第3の実施形態の非常止め装置10Bに対して、板バネ部材13の構成が異なる。これ以外の構成は、第1から第3の実施形態に記載した非常止め装置10,10A,10Bの構成と同じ機能を有しているので、同じ符号を付してその説明を省略する。
この非常止め装置10Cの板バネ部材13は、複数枚の板バネを積層した重ね板バネである。重ね板バネにすることにより、板バネの組み合わせを変えることで板バネ部材13のバネ特性をエレベータ1の仕様に応じて設定しやすくなる。また、重ねて用いられる板バネは、個々の板厚が薄くてよいので、安定供給される規格品などを利用することで入手が容易である。
本発明に係る第5の実施形態の非常止め装置10Dについて、図10から図12を参照して説明する。第5の実施形態の非常止め装置10Dは、楔受12と板バネ部材13とが一体に形成されている。板バネ部材13の固定端132は、第3の実施形態の非常止め装置10Bおよび第4の実施形態の非常止め装置10Cと同様に、ロッド20で連結されている。その他の構成は、第1の実施形態の非常止め装置10の構成と同じ機能を有しているので、図示されるものについては同一の符号を付し、また、そうでないものについては、第1の実施形態における非常止め装置10Dの説明を参酌するものとする。
図10に示すように板バネ部材13の付勢端131には、楔受12としての案内面121と、上部支持板14の凹部141および下部支持板15の凹部151に係止されるストッパ124が形成されている。案内面121およびストッパ124は、板バネ部材13を切削加工することで形成することができるので、特別な加工処理を必要としない。なお、ストッパ124は、板バネ部材13の上面および下面を削り出すよりも、穴を開けてピンを立てるか、上部支持板14および下部支持板15に穴を開けてピンを立てることで、代用することができる。
また、レール3から離れた側の保持具122は、案内面121に取り付けられる。複数の転動体18が、楔11と案内面121との間に挟まれる。この転動体18は、リテーナによって等間隔に位置決されることが好ましい。板バネ部材13の固定端132は、互いにロッド20で連結される。ロッド20の端部および板バネ部材13の外側から宛がわれる座金19は、板バネ部材13に向かって凸の球面形状に形成されている。
第5の実施形態の非常止め装置10Dは、板バネ部材13の付勢端131に楔受12が一体に設けられているので、部品点数も少なく、組立作業も容易である。
第1、第2、第3および第5の実施形態の非常止め装置10,10A,10B,10Dの板バネ部材13に、第4の実施形態の非常止め装置10Cの板バネ部材13と同じような重ね板バネを適用することも可能である。また、第5の実施形態の非常止め装置10Dの板バネ部材13の固定端132は、第1の実施形態の非常止め装置10の板バネ部材13のように、柱部材16にボルト134で固定しても良い。このとき、球面で接する座金19を宛がうことも好ましい。
また、上述の第1から第5の実施形態では、非常止め装置を乗籠4の下梁41に取り付けることを想定して説明した。エレベータ1には、乗籠4以外に主ロープ6に吊るされる釣合い錘がある。この釣合い錘に上記実施形態の非常止め装置のいずれかを適用することも可能である。
本発明に係る第1の実施形態の非常止め装置を装備するエレベータを示す概略図。 図1に示したエレベータの非常止め装置の分解斜視図。 図2に示した非常止め装置の正面図。 図3中のF4−F4線に沿って示す非常止め装置の断面図。 本発明に係る第2の実施形態の非常止め装置の分解斜視図。 図5中のF6−F6線に沿って示す非常止め装置の断面図。 本発明に係る第3の実施形態の非常止め装置を、楔と楔受とを省略して示す分解斜視図。 図7中のF8−F8線に沿って示す非常止め装置の断面図。 本発明に係る第4の実施形態の非常止め装置の断面図。 本発明に係る第5の実施形態の非常止め装置の分解斜視図。 図10に示した非常止め装置の正面図。 図11中のF12−F12線に沿って示す非常止め装置の断面図。
符号の説明
1…エレベータ、2…昇降路、3…レール、4…乗籠、5…ガバナ、10,10A,10B,10C,10D…非常止め装置、11…楔、12…楔受、13…板バネ部材、14…上部支持板、15…下部支持板、16…柱部材、18…転動体、19…座金、20…ロッド、132…固定端。

Claims (8)

  1. エレベータの昇降路に沿って設置されるレールを間に挟む一対に配置される楔と、
    前記レールを中心に前記楔の外側にそれぞれ配置される楔受と、
    前記レールを中心に前記楔受けのさらに外側に付勢端が位置し、前記楔が前記レールを挟む方向および前記レールが延びる方向に対して交差する方向へ固定端が延びており、それぞれの前記楔受を前記レールに向けて付勢する一対の板バネ部材と、
    前記レールの延びる方向に前記楔受を挟んで一対に配置され、前記板バネ部材による付勢に抗って前記楔が前記レールから離れる位置に前記楔受を係止する上部支持板および下部支持板と、
    前記上部支持板および前記下部支持板を互いに連結する柱部材と
    を備えることを特徴とする非常止め装置。
  2. 前記板バネ部材は、前記柱部材に前記固定端が固定されることを特徴とする請求項1に記載の非常止め装置。
  3. 前記板バネ部材は、前記レールおよび前記楔が並ぶ列に対して前記レールから離れた位置に前記列と平行に配置されるロッドで前記固定端が互いに連結されることを特徴とする請求項1に記載の非常止め装置。
  4. 前記板バネ部材は、前記楔受が一体に形成されていることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の非常止め装置。
  5. 前記板バネ部材は、前記楔が前記レールを挟む方向に複数枚積層されることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の非常止め装置。
  6. 前記板バネ部材の固定端は、球面形状の座金で支持されることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の非常止め装置。
  7. 前記楔と楔受との間に、複数の転動体が挿入されることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の非常止め装置。
  8. 昇降路に鉛直方向へ敷設されるレールに案内される乗籠の下部に配置される非常止め装置を備えるエレベータであって、
    前記非常止め装置は、
    前記レールを間に挟む一対に配置される楔と、
    前記レールを中心に前記楔の外側にそれぞれ配置される楔受と、
    前記レールを中心に前記楔受けのさらに外側に付勢端が位置し、前記楔が前記レールを挟む方向および前記レールが延びる方向に対して交差する方向へ固定端が延びており、それぞれの前記楔受を前記レールに向けて付勢する一対の板バネ部材と、
    前記レールの延びる方向に前記楔受を挟んで一対に配置され、前記板バネ部材による付勢に抗って前記楔が前記レールから離れる位置に前記楔受を係止する上部支持板および下部支持板と、
    前記上部支持板および前記下部支持板を互いに連結する柱部材と
    を備えることを特徴とするエレベータ。
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