JP2007238042A - ブレーキバルブ - Google Patents

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Abstract

【課題】加工が容易で高精度且つ安全にプライマリ側の動作圧力室とリレーピストン側の制御圧力室とを連絡することのできる連通手段を備えたブレーキバルブを提供する。
【解決手段】本発明のブレーキバルブ1は、ブレーキペダル2の踏込み量に応じて往復運動するプランジャ3と、プランジャ3の動きに連動して往復運動するメインピストン26と、メインピストン26のポジションに応じて弁を開閉し、プライマリ側のエア流路6Aを切り換える第一弁室32と、メインピストン26の動きに応動して往復運動するリレーピストン61と、リレーピストン61のポジションに応じて弁を開閉し、セカンダリ側のエア流路6Bを切り換える第二弁室33と、プライマリ側の動作圧力室48とリレーピストン側の制御圧力室49を連絡する連通手段73とを備えており、連通手段73としてプライマリ側バルブ40に形成した通気孔74を利用した。
【選択図】図2

Description

本発明は、ブレーキペダルの踏込み量に応じてブレーキ圧力を制御するブレーキバルブに関する。
尚、ブレーキバルブは例えば四輪自動車におけるフットブレーキとして広く使用され、高圧のエアタンクないしブレーキチャンバから給排されるエア圧によって四輪自動車の前輪及び後輪を独立して制動し得るデュアルタイプの一連のエアブレーキシステムの一部を構成している。
ブレーキバルブは、ブレーキペダルの踏み込み量に応じて高圧のエアタンクによって圧縮されたエアを供給または排出することでブレーキ力を制御している。また、下記特許文献1では、デュアルタイプのブレーキバルブを示しており、四輪自動車の前輪及び後輪を独立して制動し得る2系統のブレーキシステムを有している。即ち、2系統設けられたブレーキシステムの一方のブレーキシステムの圧力が失陥しても、他方のブレーキシステムのブレーキ力が確保できるような構成になっている。
そして、このような構成を実現するために、図10に示すようにブレーキバルブ101は、ブレーキペダル102の踏込み量に応じて往復運動するプランジャ103と、プランジャ103の動きに連動して往復運動するメインピストン126と、前記メインピストン126の位置に応じてプライマリ側の第一流出口106Bを第一流入口106Aおよび排気口108Bに連通または遮断する第一弁部132と、前記第一流出口106Bと貫通孔174を介して連通する制御圧力室149を区画し、この制御圧力室149内の圧力に応じて往復運動するリレーピストン161と、前記リレーピストン161の位置に応じてセカンダリ側の第二流出口107Bを第二流入口107Aおよび排気口108Bに連通または遮断する第二弁部133とを備えている。更に、プライマリ側の前記第一弁部132は、前記第一流入口106Aと前記第一流出口106Bとを連通または遮断する供給弁と、前記第一流出口106Bと前記排気口108Bとを連通または遮断する排気弁と、前記メインピストン126の位置に応じて前記供給弁および排気弁を開閉するバルブとを含んでいる。尚、符号148はメインピストン126と第一弁部132との間に設けられるプライマリ側の動作圧力室を示す。
上記貫通孔174は、図示のように本体ケーシング122の奥部深くに設けられているため、本体ケーシング122を鋳造した後に、ボール盤等の工作機械を使用した切削加工によって形成されていた。また、該貫通孔174の孔径は、リレーピストン161の動きと密接に関係し、適正なリレーピストン161の動きを得るために極めて小径(例えば直径1.5mm)に設定されている。
従って、このように小径で本体ケーシング122の奥部深くに設けられる貫通孔174を形成するためには、極めて小径で長寸のドリルビットを使用しなければならない。しかし、小径で長寸のドリルビットは機械的強度が弱く、貫通孔174の切削加工中において頻繁に破損することがあり、貫通孔174の切削加工の加工効率を低下させていた。また、貫通孔174の切削加工の困難性が原因で、形成した貫通孔174の品質にもばら付きが生じており、加工精度も必ずしも満足が行くものとはなっていなかった。
実開平3−88881号公報
本発明は、このような背景技術及び背景技術が抱える問題点の存在を踏まえてなされたものであって、その目的は本体ケーシングの鋳造成形後の切削加工による貫通孔の形成を不要とし、加工が容易で効率良く高精度且つ安全にプライマリ側の動作圧力室とリレーピストン側の制御圧力室とを連絡することのできる連通手段を備えたブレーキバルブを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の第1の態様に係るブレーキバルブは、ブレーキペダルの踏込み量に応じて往復運動するプランジャと、プランジャの動きに連動して往復運動するメインピストンと、前記メインピストンの位置に応じてプライマリ側の第一流出口を第一流入口および排気口に連通または遮断する第一弁部と、前記第一流出口と連通する制御圧力室を区画し、この制御圧力室内の圧力に応じて往復運動するリレーピストンと、前記リレーピストンの位置に応じてセカンダリ側の第二流出口を第二流入口および排気口に連通または遮断する第二弁部とを備え、プライマリ側の前記第一弁部は、前記第一流入口と前記第一流出口とを連通または遮断する供給弁と、前記第一流出口と前記排気口とを連通または遮断する排気弁と、前記メインピストンの位置に応じて前記供給弁および排気弁を開閉するバルブとを含む、ブレーキバルブであって、プライマリ側の前記第一流出口とセカンダリ側の前記制御圧力室とを連絡する連通手段は、プライマリ側の前記バルブに形成した通気孔を利用して構成されていることを特徴とするものである。
本発明の第1の態様によれば、本体ケーシングの鋳造成形後の困難で効率が悪い切削加工は不要となる。また、プライマリ側バルブに対する通気孔の形成は、比較的容易であり効率良く高精度且つ安全に行うことができる。そして、プライマリ側バルブに通気孔を設けることによってもプライマリ側の動作圧力室とリレーピストン側の制御圧力室とを連絡することができる。
本発明の第2の態様に係るブレーキバルブは、本発明の第1の態様において、プライマリ側の前記バルブは剛性材料と弾性材料とを組み合わせることによって構成されており、弾性材料によって構成されている部位を利用してリップシール部が設けられていることを特徴とするものである。
本発明の第2の態様によれば、剛性材料によって構成されている部位によってプライマリ側バルブの機械的強度が確保され、弾性材料によって構成されている部位によってプライマリ側バルブの弁作用部の弾力性が確保される。また、リップシール部がプライマリ側バルブの弾性材料によって構成されている部位を利用して設けられているから、別途のシール部材等の使用は不要であり、部品点数の削減と部品コストの低廉化を図ることができる。
本発明の第3の態様に係るブレーキバルブは、本発明の第2の態様において、前記リップシール部はプライマリ側の前記バルブを支持するバルブリテーナの案内筒部に摺接する外側リップと、前記リレーピストンの内筒部に摺接する内側リップによって構成されていることを特徴とするものである。
本発明の第3の態様によれば、内側リップと外側リップの内外2ヶ所においてプライマリ側バルブは支持され案内されるため、傾くことなく平行且つ円滑に往復運動することが可能になる。また、プライマリ側バルブとバルブリテーナ間に存在するプライマリ側バルブの背圧室の適性な気密性と背圧も確保されている。
本発明の第4の態様に係るブレーキバルブは、本発明の第3の態様において、プライマリ側の前記バルブに形成した前記通気孔は、このバルブの背圧室と前記第一流出口とを連絡しているとともに、前記バルブリテーナは、その中心部分に前記リレーピストンの内筒部に摺接する案内開口が設けられており、該案内開口の摺接面には前記バルブの背圧室と前記制御圧力室とを連絡する通気溝が形成されていることを特徴とするものである。
本発明の第4の態様によれば、リレーピストンは、本体ケーシングの内周面とバルブリテーナの案内開口の摺接面との2ヶ所において支持され案内されるため、傾くことなく平行且つ円滑に往復運動することが可能になる。また、通気溝の存在によってプライマリ側バルブの背圧室に達したエアをリレーピストン側の制御圧力室に導くことができる。
本発明によれば、本体ケーシングの鋳造成形後の切削加工による貫通孔の形成が不要となり、加工が容易で効率良く高精度且つ安全にプライマリ側の動作圧力室とリレーピストン側の制御圧力室とを連絡することができる。
以下、本願発明に係るブレーキバルブについて説明する。尚、以下に説明するブレーキバルブは四輪自動車におけるフットブレーキとして使用され、高圧のエアタンク及びブレーキチャンバから給排されるエア圧によって四輪自動車の前輪及び後輪を独立して制動し得るデュアルタイプのブレーキバルブであり、該ブレーキバルブを例に採って本発明を実施するための最良の形態と、その代表的な実施例について説明する。
図1はブレーキOFF時のブレーキバルブの全体構成を示す側断面図、図2はブレーキON時のブレーキバルブの全体構成を示す側断面図である。また図3はセカンダリ側エア圧失陥時のブレーキバルブの全体構成を示す側断面図である。図4はプライマリ側バルブの側断面図、図5は図4中、A−A線で破断した状態を示すA−A断面図である。図6はプライマリ側のバルブリテーナを示す側断面図、図7はプライマリ側のバルブリテーナを示す底面図である。
[実施例]
ブレーキバルブ1は、ブレーキペダル2の踏込み量に応じて往復運動するプランジャ3と、プランジャ3の動きに連動して往復運動するメインピストン26と、前記メインピストン26の位置に応じてプライマリ側の第一流出口21を第一流入口20および排気口25に連通または遮断する第一弁部32と、前記第一流出口21と連通する制御圧力室49を区画し、この制御圧力室49内の圧力に応じて往復運動するリレーピストン61と、前記リレーピストン61の位置に応じてセカンダリ側の第二流出口24を第二流入口23および排気口25に連通または遮断する第二弁部33とを備えている。更に、プライマリ側の前記第一弁部32は、前記第一流入口20と前記第一流出口21とを連通または遮断する供給弁(42,41)と、前記第一流出口21と前記排気口25とを連通または遮断する排気弁(34,41)と、前記メインピストン26の位置に応じて前記供給弁および排気弁を開閉するバルブ40とを含んでいる。
そして、プライマリ側の第一流出口21とセカンダリ側(リレーピストン61側)の制御圧力室49とを連絡する連通手段73とを備えている。
ブレーキペダル2は、ドライバーが直接足の裏で踏み込む略平板状の踏込み板9と、該踏込み板9の裏面側に垂直に設けられるリブ10とを備えている。リブ10には、回動軸7と嵌合する嵌合穴と、プランジャ3との当接部となる押圧ローラ11とが設けられている。また、ブレーキペダル2の下方には、ブレーキペダル2を回動自在に保持して車体フレームにブレーキバルブ1を取り付けるためのホルダベース8が設けられている。
該ホルダベース8は、車体フレームに対して直接取り付けられ固定されるベースマウント12と、該ベースマウント12の上面手前側(ドライバー側)に設けられるシャフトホルダ13と、該シャフトホルダ13の後方で上記押圧ローラ11の直下の位置に設けられるガイド穴14とを備えることによって構成されている。また、上記シャフトホルダ13には、上記回動軸7を保持する軸受部が設けられており、ガイド穴14はプランジャ3の往復運動を案内する役割を有している。そして、上記ブレーキペダル2とホルダベース8とによって構成され車体フレームの上方に露出する部分がペダル操作部5であり、車体フレームの下方に位置し、プランジャ3の動きに連動してエア流路6を切り換え、ブレーキのON、OFFの制御を司る部分が弁作動部4となっている。
プランジャ3は、上面が閉塞された中空円筒形状の部材で、プランジャ3の外周面が上記ガイド穴14と摺接する摺接面になっている。また、該摺接面の中央付近の高さ位置には角溝状の周溝が刻設されており、該周溝にはシールリング15が外嵌めされている。また、プランジャ3の円環状の下端面は、メインピストン26にプランジャ3の動作圧力を伝達する押圧作用面16になっており、プランジャ3の閉塞された上端面は上記押圧ローラ11に当接する当接面17になっている。
プランジャ3の開放された下面には取付ボルト18の頭部が位置している。取付ボルト18は、メインピストン26の内筒部27に刻設されている雌ネジ部と螺合することによってメインピストン26と一体になって往復運動する。また、取付ボルト18の頭部下方にはワッシャ19が設けられており、メインピストン26の内筒部27に対して外嵌めされる浮動スリーブ38の上面と、該浮動スリーブ38に対して更に外嵌めされる浮動プレート37の上面の一部とに係止されるようになっている。
浮動スリーブ38は、段部39を境にして上方が小径部、下方が大径部に形成された段差円筒形状の部材で、浮動スリーブ38の内周面はメインピストン26の内筒部27の外周面に摺接する摺接面になっている。また、上記段部39は上記浮動プレート37の内周縁下面を係止する係止部としての役割を有している。そして、このような浮動スリーブ38は、メインピストン26の底面の一段高い部分との間に縮設されるサブスプリング31によって浮動状態で支持されている。
また、浮動プレート37は中心が開口された円板形状の部材であり、開口部内周面が上記浮動スリーブ38の小径部外周面と摺接する摺接面になっている。また、浮動プレート37の上面は、ペダル操作部5におけるホルダベース8のベースマウント12の底面及び上記プランジャ3の押圧作用面16に当接する当接面になっている。そして、このような浮動プレート37は、メインピストン26の底面との間に縮設されるメインスプリング30によって浮動状態で支持されている。
尚、上記サブスプリング31とメインスプリング30は、両者を組み合わせてセットスプリングとして機能するものであり、これら2種類のバネの組み合わせによってセットスプリングのセット荷重が決定され、ブレーキペダル2のペダル踏込み角度と、ブレーキバルブ1のブレーキ出力圧の最適な関係が設定される。また、サブスプリング31とメインスプリング30は、共に圧縮コイルバネによって構成されており、サブスプリング31の方が線径、コイル径及びバネ荷重が小さく、メインスプリング30の方が線径、コイル径及びバネ荷重が大きくなるように設定されている。
メインピストン26は、上面が開放された段差円筒形状の部材である。メインピストン26は、外筒部28と内筒部27とを一体に組み合わせることによって構成されており、外筒部28の外周面が本体ケーシング22の内周面と摺接する摺接面になっている。また、該摺接面の下部には角溝状の周溝が刻設されており、該周溝にはシールリング15が外嵌めされている。また、外筒部28の下部は幾分縮径されており、該縮径部と本体ケーシング22との間に形成されている空間を利用して一例として圧縮コイルバネによって構成されるリターンスプリング35が縮設されている。
また、内筒部27は上記外筒部28の中心に位置しており、内筒部27の上部には上記取付ボルト18と螺合する雌ネジ部が刻設されている。また、外筒部28の下面から下方に向けて凸部27aが設けられており、この凸部27aの中心には凸部27aの下面から上記内筒部27にかけて延びる所定深さの穴部27bが刻設されている。そして、該穴部27bには押圧子29が出没自在に内嵌めされている。また、穴部27bの側傍には、メインスプリング30およびサブスプリング31を配した室を排気口25に連絡する(その室内を大気圧に保つ)連通孔36が刻設されている。
押圧子29は、段差丸棒状の部材で上方に小径部、下方に大径部を有し、大径部の下面にリレーピストン61の内筒部63の上面に対して直接当接する半球形状の圧部29aが設けられている。また、メインピストン26の上記穴部27bと押圧子29の小径部との間に形成される空間には、一例として圧縮コイルバネによって構成される押圧スプリング29bが縮設されている。また、メインピストン26の穴部27bの下部には抜け止め用のOリングが係止されており、このOリングによって押圧子29の下方への抜け止めが行われている。
エア流路6は、本体ケーシング22の内部空間を利用して設けられており、本体ケーシング22の上部にプライマリ側のエア流路6A、本体ケーシング22の下部にセカンダリ側のエア流路6B、プライマリ側の第一流出口21とリレーピストン側の制御圧力室49との間に連絡用のエア流路6C、本体ケーシング22の中心に排気用のエア流路6Dがそれぞれ設けられている。
また、プライマリ側のエア流路6Aの両端には、第一流入口20と第一流出口21が設けられており、プライマリ側のエア流路6Aの途中には第一弁部32が設けられている。また、セカンダリ側のエア流路6Bの両端には第二流入口23と第二流出口24が設けられており、セカンダリ側のエア流路6Bの途中には第二弁部33が設けられている。そして、第一流入口20と第二流入口23には、外部に設けられる図示しないエアタンクが接続され、第一流出口21と第二流出口24には、外部に設けられる図示しないブレーキチャンバがそれぞれ接続されている。
また、排気用のエア流路6Dの終端には排気口25が設けられており、排気されるエアAは、排気口25に設けられているフィルタ25aを通って外部に排気されるようになっている。そして、これらの4つのエア流路6A、6B、6C、6Dは、以下述べるプライマリ側バルブ40、リレーピストン61及びセカンダリ側バルブ66等の動作に応じて適宜切り換えられ、各エア流路6A、6B、6C、6D間の連通、遮断が制御され、ブレーキのON、OFFとブレーキ力の調整が図られる。
プライマリ側バルブ40は、プライマリ側のエア流路6A中に位置する第一可動弁座34と第一固定弁座42と共に弁の開閉動作を司る部材である。プライマリ側バルブ40は、図4、図5に示すように、合成ゴム等の弾性材料によって形成される弾性部45と、金属等の剛性材料によって形成される剛性部46とを組み合わせることによって構成されている。
弾性部45は円筒キャップ形状をした部材であり、上面の中心には開口部47が設けられている。また、弾性部45の上面が第一可動弁座34と第一固定弁座42に直接当接し弁作用を担う弁作用部41になっていて、弾性部45の外周部下部と上記開口部47の内周縁部とにはリップシール部50が一体に設けられている。リップシール部50は、プライマリ側バルブ40を支持するバルブリテーナ44の案内筒部51に摺接する外側リップ52と、後述するリレーピストン61の内筒部63に摺接する内側リップ53とによって構成されており、共に内側に幾分張り出すように先窄まりテーパ形状に設けられている。
また、弾性部45の閉塞された円環状の上面には、円周方向に等間隔に3つの通気孔74が貫通状態で設けられており、該通気孔74の中間位置には下方に向けて突出する3つの係合凸部55が設けられている。また、剛性部46は弾性部45より一回り小さな断面逆L字形状をした円筒キャップ形状の部材である。剛性部46は、弾性部45の内周部において、上記外側リップ52と内側リップ53の付け根付近によって両端が係止され、更に剛性部46の円環状の上面に対して円周方向に等間隔に6つ設けられている穴部56のうち3つの穴部56に、上記係合凸部55が係合することによって組み付けられている。尚、使用されていない残りの3つの穴部56は上記通気孔74と一致しており、プライマリ側バルブ40の上方からプライマリ側バルブ40内部の背圧室57へのエアAの流入を可能にしている。
バルブリテーナ44は、プライマリ側バルブ40と次に述べるリレーピストン61の往復運動を案内する部材である。具体的にはバルブリテーナ44は、図6、7に示すように断面形状が凹字形状をした円環状の部材である。バルブリテーナ44の外周面は本体ケーシング22の内周面と接しており、該外周面の中央付近の高さ位置には角溝状の周溝が刻設されており、該周溝にはシールリング15が外嵌めされている。
また、バルブリテーナ44の中心には、次に述べるリレーピストン61の内筒部63の外周面に摺接する案内開口58が設けられており、バルブリテーナ44の円環状の底面の中央付近には上方に向って垂直に立設された案内筒部51が設けられている。尚、該案内筒部51の外周面には、上述したようにプライマリ側バルブ40における外側リップ52が摺接する。
また、バルブリテーナ44の案内開口58におけるリレーピストン61の内筒部63に対する摺接面には、図6に示すように4本の通気溝75が90°間隔で設けられている。尚、該通気溝75は、プライマリ側バルブ40の背圧室57とリレーピストンの制御圧力室49とを連絡する役割を有しており、上述したプライマリ側バルブ40における通気孔74と共に連通手段73を構成する部材となっている。そして、プライマリ側バルブ40とバルブリテーナ44との間には、一例として圧縮コイルバネによって構成されるリターンスプリング43が縮設されており、常時プライマリ側バルブ40を上方に付勢している。
リレーピストン61は、本体ケーシング22の内部に形成される制御圧力室49と第二流出口24を上下に仕切る部材で、区分けされた上下の制御圧力室49と第二流出口24の圧力差によって、つり合い位置に移動するように構成されている。リレーピストン61は、上下の制御圧力室49と第二流出口24からのエアAの圧力を直接受ける平板状の受圧部62と、該受圧部62の内周側端部を上下にフランジ状に折り曲げて形成される内筒部63と、上記受圧部62の外周側端部を肉厚にして、その外周に2本のシールリング15を外嵌めした摺動部64とを備えている。
内筒部63は、受圧部62の上方に立ち上げられている部分が幾分小径になっていて、当該小径部が上述したプライマリ側バルブ40の内側リップ53と、バルブリテーナ44の案内開口58に対する摺接面になっている。また、内筒部63の上面には平面視十字形状をした当接リブ63aと、プライマリ側のエア流路6A中を流れるエアAを排気側のエア流路6Dに導くための切欠き63bとが設けられている。また、受圧部62から下方に延びている内筒部63の部分は幾分大径になっていて、当該大径部の下端部が第二可動弁座65になっている。
セカンダリ側バルブ66は、セカンダリ側のエア流路6B中に位置し、リレーピストン61の内筒部63の下端部に設けられる第二可動弁座65と、サブケーシング78に設けられる第二固定弁座68と共に弁の開閉動作を司る部分である。セカンダリ側バルブ66は、上述したプライマリ側バルブ40と同様、弾性部76と剛性部77とを組み合わせることによって構成されている。また、弾性部76と剛性部77の構成は、上述したプライマリ側バルブ40の弾性部45と剛性部46と同様であり、弾性部45の上面が第二可動弁座65と第二固定弁座68に直接当接し弁作用を行う弁作用部67となっている。
また、セカンダリ側バルブ66の下方にはバルブリテーナ70が設けられている。バルブリテーナ70はセカンダリ側バルブ66の往復運動を案内する部材である。具体的にはバルブリテーナ70は、図1〜図3に示すように縦に長い多段円筒形状をした部材である。バルブリテーナ70の最下部に位置する外周面は、本体ケーシング22の下部に内嵌めされた状態で設けられているサブケーシング78の内周面と接しており、該外周面の中央付近の高さ位置には角溝状の周溝が刻設されており、該周溝にはシールリング15が外嵌めされている。
また、バルブリテーナ70の上部には外筒部79と内筒部80が同心円状に設けられている。そして、外筒部79の外周面にはセカンダリ側バルブ66の外側リップ82が摺接し、内筒部80の外周面にはセカンダリ側バルブ66の内側リップ83が摺接するようになっている。また、セカンダリ側バルブ66とバルブリテーナ70との間には、一例として圧縮コイルバネによって形成されるリターンスプリング69が縮設されており、常時セカンダリ側バルブ66を上方に付勢している。
次に(1)ブレーキON時と、(2)ブレーキOFF時と、(3)セカンダリ側のエア圧に失陥が生じた場合に分けて上記構成のブレーキバルブ1の作動態様を説明する。
(1)ブレーキON時(図2参照)
ブレーキペダル2を踏み込んで行くと、プランジャ3は下方に移動するようになり、メインスプリング30及びサブスプリング31を介してメインピストン26を下方に移動させる。メインピストン26が下方に移動すると、メインピストン26の下部に設けられている第一可動弁座34がプライマリ側バルブ40の上面の弁作用部41に当接し、プライマリ側バルブ40を下方に移動させる。そして、プライマリ側バルブ40の下方への移動に伴って本体ケーシング22に設けられている第一固定弁座42と弁作用部41との間には隙間が形成される。
これにより、第一流入口20に接続されている高圧の図示しないエアタンクから供給されるエアAは、第一固定弁座42と弁作用部41との隙間を通って第一流出口21に至り、第一流出口21に接続されている図示しないブレーキチャンバにチャージされて行く。更にブレーキペダル2を踏み込んで行くと、メインスプリング30とサブスプリング31の圧縮に伴う反撥力も作用してブレーキ出力圧は上昇し、浮動プレート37の下面がメインピストン26の外筒部28における内周面上部に設けられている段部28aに当接して図2に示すフルストロークに達しプライマリ側のブレーキ出力圧は最大となる。
また、第一流出口21に流れるエアAの一部は、図2に示すように通気孔74を通ってプライマリ側バルブ40の背圧室57に進入し、更に通気溝75を通ってリレーピストン61の上部の制御圧力室49に達する。そして、制御圧力室49に達したエアAによってリレーピストン61の受圧部62は上方から押され、リレーピストン61を下方に押し下げるように作用する。これに伴ってリレーピストン61と一体の第二可動弁座65も下方に移動するため、セカンダリ側バルブ66を下方に押し下げるように作用する。
そして、セカンダリ側バルブ66が下方に押し下げられると、サブケーシング78に設けられている第二固定弁座68とセカンダリ側バルブ66の弁作用部67との間にも隙間ができる。これにより第二流入口23に流入した図示しないエアタンクから供給されるエアAは、当該隙間を通って第二流出口24に至り、上記プライマリ側のエア流路6Aと同様、セカンダリ側のエア流路6Bに接続されている図示しないブレーキチャンバにチャージされて行く。
また、リレーピストン61は通気孔74と通気溝75によって構成される上記連通手段73によって制御圧力室49に供給される上方からのエアAと、第二流入口23から供給される下方からのエアAとの圧力差によってつり合いのとれた位置に移動する。そして、これに伴って第二固定弁座68と弁作用部67との隙間も拡大ないし縮小する。また、セカンダリ側バルブ66もブレーキペダル2の踏込み角度が増すに連れて下方に移動するため、図2に示すブレーキペダル2を一杯に踏み込んだところで最下点に達し、セカンダリ側のブレーキ出力圧も最大となる。
(2)ブレーキOFF時(図1参照)
ブレーキペダル2から足を離すと、図1に示すように図示しないブレーキチャンバにチャージされていたエアAが第一流出口21からメインピストン26下部の第一可動弁座34とプライマリ側バルブ40の弁作用部41との隙間、そしてリレーピストン61の内筒部63上部の切欠き63bを通ってリレーピストン61内部の排気側のエア流路6Dに流れ込む。そして、該エアAはセカンダリ側バルブ66を支持するバルブリテーナ70の内筒部80の内部を通って本体ケーシング22下部の排気口25に至り、フィルタ25aを通って外部に排気される。
第一流出口21のエア圧力低下と同時に、制御圧力室49のエア圧力も連通手段73を介して低下する。すると、リレーピストン61の上下の圧力差によるつり合いが崩れ、リレーピストン61が上方に移動する。リレーピストン61が上方に移動すると、リレーピストン61と一体の第二可動弁座65も上方に移動するため、第二可動弁座65とセカンダリ側バルブ66の弁作用部67との間にも隙間が形成される。従って、該エアAは当該隙間からセカンダリ側バルブ66の内部の排気側のエア流路6Dに流れ込む。そして、排気側のエア流路6Dに流れ込んだエアAはセカンダリ側バルブ66を支持するバルブリテーナ70の内筒部80の内部を通って本体ケーシング22下部の排気口25に至り、フィルタ25aを通って外部に排気される。
[他の実施例]
本願発明に係るブレーキバルブ1は、以上述べたような構成を基本とするものであるが、本願発明の要旨を逸脱しない範囲内の部分的構成の変更や省略等を行うことも勿論可能である。例えば、プライマリ側バルブ40に形成されている通気孔74の孔径や個数は適宜調整可能であるし、プライマリ側バルブ40のバルブリテーナ44に形成されている通気溝75の開口面積や個数も適宜調整可能である。またプライマリ側バルブ40を基本的に剛性材料によって形成し、その上面に弾性材料によって形成される弁作用部41を貼設することも可能である。またこのように構成した場合には剛性材料を貫くようにプライマリ側の動作圧力室48とリレーピストン側の制御圧力室49とを連絡する長寸の通気孔74を設けることによって連通手段73を構成することも可能である。この他、図8、9に示すようにバルブリテーナ44の底面に連通手段73としての通気孔85を刻設し、前記実施例において存在していた通気溝75を省略することも可能である。
本願発明は、四輪自動車のフットブレーキのブレーキ系統の制御に使用されるブレーキバルブの製造分野、より具体的には2つのブレーキ系統を備えたデュアルタイプのブレーキバルブにおいて、プライマリ側の動作圧力室とリレーピストン側の制御圧力室を連絡する連通手段を用意に効率良く高精度且つ安全に製造したい場合に利用できる。
ブレーキOFF時のブレーキバルブの全体構成を示す側断面図。 ブレーキON時のブレーキバルブの全体構成を示す側断面図。 プライマリ側バルブの側断面図。 図4中、A−A線で破断した状態を示すA−A断面図。 プライマリ側のバルブリテーナを示す側断面図。 プライマリ側のバルブリテーナを示す底面図。 プライマリ側のバルブリテーナの他の実施例を示す側断面図。 プライマリ側のバルブリテーナの他の実施例を示す底面図。 従来のブレーキバルブの全体構造の一例を示す側断面図。
符号の説明
1 ブレーキバルブ、2 ブレーキペダル、3 プランジャ、4 弁作動部、5 ペダル操作部、6 エア流路、6A エア流路(プライマリ側の)、6B エア流路(セカンダリ側の)、6C エア流路(連絡用の)、6D エア流路(排気用の)、7 回動軸、8 ホルダベース、9 踏込み板、10 リブ、11 押圧ローラ、12 ベースマウント、13 シャフトホルダ、14 ガイド穴、15 シールリング、16 押圧作用面、17 当接面、18 取付ボルト、19 ワッシャ、20 第一流入口、21 第一流出口、22 本体ケーシング、23 第二流入口、24 第二流出口、25 排気口、25a フィルタ、26 メインピストン、27 内筒部、27a 凸部、27b 穴部、28 外筒部、28a 段部、29 押圧子、29a 圧部、29b 押圧スプリング、30 メインスプリング(セットスプリング)、31 サブスプリング(セットスプリング)、32 第一弁室、33 第二弁室、34 第一可動弁座、35 リターンスプリング(メインピストン用の)、36 連通孔、37 浮動プレート、38 浮動スリーブ、39 段部、40 プライマリ側バルブ、41 弁作用部、42 第一固定弁座、43 リターンスプリング、44 バルブリテーナ、45 弾性部、46 剛性部、47 開口部、48 動作圧力室(プライマリ側の)、49 制御圧力室(リレーピストン側の)、50 リップシール部、51 案内筒部、52 外側リップ、53 内側リップ、55 係合凸部、56 穴部、57 背圧室、58 案内開口、60 リターンスプリング(リレーピストン用の)、61 リレーピストン、62 受圧部、63 内筒部、63a 当接リブ、63b 切欠き、64 摺動部、65 第二可動弁座、66 セカンダリ側バルブ、67 弁作用部、68 第二固定弁座、69 リターンスプリング、70 バルブリテーナ、73 連通手段、74 通気孔、75 通気溝、76 弾性部、77 剛性部、78 サブケーシング、79 外筒部、80 内筒部、82 外側リップ、83 内側リップ、85 通気孔、A エア

Claims (4)

  1. ブレーキペダルの踏込み量に応じて往復運動するプランジャと、
    プランジャの動きに連動して往復運動するメインピストンと、
    前記メインピストンの位置に応じてプライマリ側の第一流出口を第一流入口および排気口に連通または遮断する第一弁部と、
    前記第一流出口と連通する制御圧力室を区画し、この制御圧力室内の圧力に応じて往復運動するリレーピストンと、
    前記リレーピストンの位置に応じてセカンダリ側の第二流出口を第二流入口および排気口に連通または遮断する第二弁部とを備え、
    プライマリ側の前記第一弁部は、前記第一流入口と前記第一流出口とを連通または遮断する供給弁と、前記第一流出口と前記排気口とを連通または遮断する排気弁と、前記メインピストンの位置に応じて前記供給弁および排気弁を開閉するバルブとを含む、ブレーキバルブであって、
    プライマリ側の前記第一流出口とセカンダリ側の前記制御圧力室とを連絡する連通手段は、プライマリ側の前記バルブに形成した通気孔を利用して構成されていることを特徴とするブレーキバルブ。
  2. 請求項1において、プライマリ側の前記バルブは剛性材料と弾性材料とを組み合わせることによって構成されており、弾性材料によって構成されている部位を利用してリップシール部が設けられていることを特徴とするブレーキバルブ。
  3. 請求項2において、前記リップシール部はプライマリ側の前記バルブを支持するバルブリテーナの案内筒部に摺接する外側リップと、前記リレーピストンの内筒部に摺接する内側リップによって構成されていることを特徴とするブレーキバルブ。
  4. 請求項3において、プライマリ側の前記バルブに形成した前記通気孔は、このバルブの背圧室と前記第一流出口とを連絡しているとともに、前記バルブリテーナは、その中心部分に前記リレーピストンの内筒部に摺接する案内開口が設けられており、該案内開口の摺接面には前記バルブの背圧室と前記制御圧力室とを連絡する通気溝が形成されていることを特徴とするブレーキバルブ。
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