JP2007237340A - トルクレンチ - Google Patents

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Abstract

【課題】SMAコネクタ等を規定トルク値で安定して締め付けることができ、安価なトルクレンチを提供する。
【解決手段】相対向する一対の板状部材の各々の内側の面で締結部材13を挟持する挟持部2と、挟持部2に連続して設けられ、所定の大きさを超えるトルクが付加された場合に弾性変形し、挟持部2が締結部材13を挟持することを不可能にする弾性変形部3と、弾性変形部3に連続して設けられる取手部4とを備えるトルクレンチ1。弾性変形部3は、挟持部2から所定長離れた位置に切欠部3aを備え、切欠部3aの形状を変化させることで、弾性変形部3の弾性変形の程度が調整可能である。弾性変形部23を、相対向する一対の板状部材で構成し、一対の板状部材の長さL2を変化させて弾性変形の程度を調整してもよい。挟持部2、弾性変形部3及び取手部4の組み合わせを、一枚の板金を加工して形成することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、トルクレンチに関し、特に、増幅器、フィルタ等の高周波ユニット等を外部と接続するためのインターフェイス部に用いられるSMA(Sub-Miniature TipeA)コネクタ等を締結するためのトルクレンチに関する。
一般的なトルクレンチは、内部にばねを備えることで締結部材に付加するトルク値を制御するため、高価であった。また、ユーザ自身で通信機器のSMAコネクタ等の締め付け作業を行う必要もあることから、トルクレンチを製品の添付品とする場合も少なくない。そのため、より安価なトルクレンチが求められていた。
そこで、例えば、図4に示すように、特許文献1には、板金の端面42の空間43を締結部材に挿入し、取手部44を用いてX方向に締め付け、締結部材に所定の大きさを超えるトルクが付加されると、首下部45が弾性変形し、さらに締め付ることを不可能にするトルクレンチ41が提案されている。
また、特許文献2には、図5に示すように、締結部材55と同一形状の空間を有する六角形状の頭部52を備え、この頭部52を締結部材55の頭部に挿入し、トルクレンチ51の長手方向に対して直角方向に曲折した指針53の長さを目安として、取手部54を用いてY方向に締め付けるトルクレンチ51が提案されている。
実開平2−70977号公報 実開昭61−42263号公報
しかし、図4に示した特許文献1に記載のトルクレンチ41は、板金の端面42の空間43を締結部材に挿入した後、取手部44を用いてX方向に締め付けて首下部45を変形させようとしているが、手で締め付ける際に、締結部材に接触する板金の端面42の表面積が小さいため、手によって付加する力の方向によっては、首下部45が変形を開始するトルク値が大きく変化するという問題があった。
また、図5に示した特許文献2に記載のトルクレンチ51は、指針53の長さを目安として取手部54を用いて所定のトルクで締め付けようとしているが、指針53の長さを目安とするだけでは、締結部材55に付加するトルク値の制御が容易ではないとともに、頭部52が六角形状に形成されているため、生産性が低下するという問題があった。
そこで、本発明は、上記従来のトルクレンチ等における問題点に鑑みてなされたものであって、締結部材に所定の大きさを超えるトルクが付加されると、確実に弾性変形してトルク値の制御を容易に行うことができ、かつ、単純な形状であるため生産性の高いトルクレンチを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、トルクレンチであって、相対向する一対の板状部材の各々の内側の面で締結部材を挟持する挟持部と、該挟持部に連続して設けられ、所定の大きさを超えるトルクが付加された場合に弾性変形し、前記挟持部が前記締結部材を挟持することを不可能にする弾性変形部と、該弾性変形部に連続して設けられる取手部とを備えることを特徴とする。
そして、本発明によれば、相対向する一対の板状部材の各々の内側の面で締結部材を挟持することによって、挟持部と締結部材との接触面積を十分に確保できるため、締結部材と把持部とのなす角度を安定させることができ、所定のトルク値を超えることなく締結部材を締め付けることができる。
前記トルクレンチにおいて、前記弾性変形部は、前記挟持部から所定長離れた位置に切欠部を備え、該切欠部の形状を変化させることで該弾性変形部の弾性変形の程度を調整可能とすることができる。このトルクレンチによれば、切欠部の形状を変化させることによってトルク値を調整することができるため、簡単な構成により、様々なトルク値に容易に対応することが可能となる。
また、前記トルクレンチにおいて、前記弾性変形部は、相対向する一対の板状部材で構成され、該一対の板状部材の長さを変化させることで、該弾性変形部の弾性変形の程度を調整可能とすることができる。このトルクレンチによれば、一対の板状部材の長さを変化させることによってトルク値を調整することができるため、簡単な構成により、様々なトルク値に容易に対応することが可能となる。
さらに、前記トルクレンチにおいて、前記挟持部、前記弾性変形部及び前記取手部の組み合わせを、一枚の板金を加工することによって形成することができる。これによって、トルクレンチ全体を一枚の板金から製造することができ、生産性を飛躍的に向上させることが可能となる。
以上のように、本発明にかかるトルクレンチは、規定トルク値で安定して締結部材を締め付けることができ、構成も簡単であるため、生産性を向上させることができる。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明にかかるトルクレンチの一実施の形態を示し、このトルクレンチ1は、大別して、増幅器やフィルタ等の高周波ユニットを外部機器と接続するために設けられるSMAコネクタ12の締結部13を挟持する挟持部2と、締結部13に加えられるトルクが所定の値を超越しないように制御する弾性変形部3と、作業者が把持する取手部4とで構成される。
挟持部2は、SMAコネクタ12の締結部13を挟持して締め付けるために備えられ、安定した角度(締結部13の軸線方向とトルクレンチ1の長手方向とのなす角度)14で挟持して締め付けを行うため、相対向する一対の板状部材からなる。
弾性変形部3は、挟持部2に連続して設けられ、締結部13に加えられるトルクが所定の値を超越しないように、所定のトルク値に達した際に弾性変形し、トルクレンチ1を空回りさせるために備えられる。尚、トルクレンチ1を回転させる際には、角度14は、締結部13を手動で締結する際の理想の角度である90°とするのが望ましい。
弾性変形部3には、長さL1、深さDの切欠部3aが形成され、この切欠部3aの形状、すなわち、長さL1又は/及び深さDを変化させることで、弾性変形部3の弾性変形の程度を調整可能であり、これによって締結部13に対応する所定のトルク値を得ることができる。
取手部4は、弾性変形部3に連続してチャンネル形状に形成され、トルクレンチ1を回転させる際に作業者が把持しやすい形状に加工される。
尚、本発明にかかるトルクレンチ1は、挟持部2、弾性変形部3及び取手部4を連続させ、一枚の板金を加工することによって製造することができる。
次に、上記構成を有するトルクレンチ1の動作について図2を参照しながら説明する。
まず、SMAコネクタ12の規定トルク値に対応できるように、弾性変形部3の切欠部3aの形状を変化させて調整する。
次に、図2(a)に示すように、SMAコネクタ12の締結部13に、トルクレンチ1の挟持部2の内面と締結部13とが接触する面を確保しながら締結部13を挟持し、取手部4を握ってトルクレンチ1全体をZ方向に回転させて締結部13を締め付ける。尚、締結部13を締め付ける際には、上述のように、締結部13の軸線方向と取手部4の長手方向とがなす角度14が90°であることが理想である。
そして、締結部13の規定トルク値に到達すると、図2(b)に示すように、弾性変形部3が弾性変形し、挟持部2が締結部13を挟持することが不可能になり、さらに規定トルク以上のトルクが締結部13に付加されることはない。
次に、本発明にかかるトルクレンチのもう1つの実施の形態について図3を参照しながら説明する。
このトルクレンチ21は、SMAコネクタ12の締結部13を挟持する挟持部22と、締結部13に所定の大きさを超えるトルクを付加しないように制御する弾性変形部23と、トルクレンチ21を回転させるときに作業者が把持する取手部24とで構成される。
挟持部22は、SMAコネクタ12の締結部13を挟持して締め付けるために備えられ、図2に示した挟持部2と同様に、相対向する一対の板状部材からなる。
弾性変形部23は、挟持部22に連続して設けられ、締結部13に加えられるトルクが所定の値を超越しないように、所定のトルク値に達した際に弾性変形し、トルクレンチ21を空回りさせるために備えられる。
弾性変形部23には、挟持部22の先端部から長さL2の位置から挟持部22の先端部に向かって突出する突出部23aが形成され、この長さL2を変化させることで、弾性変形部23の弾性変形の程度を調整可能であり、これによって締結部13に対応する所定のトルク値を得ることができる。
取手部24は、弾性変形部23に連続してチャンネル形状に形成され、トルクレンチ21を回転させる際に作業者が把持しやすい形状に加工される。
尚、このトルクレンチ21も、挟持部22、弾性変形部23及び取手部24を連続させ、一枚の板金を加工することによって製造することができる。
このトルクレンチ21についても、まず、SMAコネクタ12の規定トルク値に対応できるように、弾性変形部23のL2の長さを変化させて調整した後、突出部23aの先端部を締結部13に当接させ、SMAコネクタ12の締結部13を挟持部22で挟持し、取手部24を握ってトルクレンチ21全体を回転させてSMAコネクタ12を締め付ける。
そして、締結部13の規定トルク値に到達すると、挟持部22が拡開するように弾性変形部23が弾性変形し、挟持部22が締結部13を挟持することが不可能になり、さらに規定トルク以上のトルクが締結部13に付加されることを防止することができる。
本発明にかかるトルクレンチの第1の実施の形態を示す斜視図である。 図1のトルクレンチの動作を説明するための斜視図である。 本発明にかかるトルクレンチの第2の実施の形態を示す斜視図である。 従来のトルクレンチの一例を示す平面図である。 従来のトルクレンチの他の例を示す斜視図である。
符号の説明
1 トルクレンチ
2 挟持部
3 弾性変形部
3a 切欠部
4 取手部
12 SMAコネクタ
13 締結部
14 角度
21 トルクレンチ
22 挟持部
23 弾性変形部
23a 突出部
24 取手部

Claims (4)

  1. 相対向する一対の板状部材の各々の内側の面で締結部材を挟持する挟持部と、
    該挟持部に連続して設けられ、所定の大きさを超えるトルクが付加された場合に弾性変形し、前記挟持部が前記締結部材を挟持することを不可能にする弾性変形部と、
    該弾性変形部に連続して設けられる取手部とを備えることを特徴とするトルクレンチ。
  2. 前記弾性変形部は、前記挟持部から所定長離れた位置に切欠部を備え、該切欠部の形状を変化させることで、該弾性変形部の弾性変形の程度を調整可能であることを特徴とする請求項1に記載のトルクレンチ。
  3. 前記弾性変形部は、相対向する一対の板状部材で構成され、該一対の板状部材の長さを変化させることで、該弾性変形部の弾性変形の程度を調整可能であることを特徴とする請求項1に記載のトルクレンチ。
  4. 前記挟持部、前記弾性変形部及び前記取手部の組み合わせを、一枚の板金を加工することによって形成したことを特徴とする請求項1、2又は3に記載のトルクレンチ。
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