JP2007235654A - 携帯端末装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】料金上有利な電話番号を自動選択して発信できるようにする。
【解決手段】自己の複数の加入者電話番号が加入者テーブル21に記憶管理されている状態において、CPU1は、この複数の加入者電話番号の中から時間帯別料金などから通信料金が最も安くなる加入者電話番号を判別し、この加入者電話番号を発信元として選択して電話通信部5から電話発信を行う。
【選択図】 図1

Description

この発明は、複数の加入者電話番号の中から選択した何れかの電話番号を発信元として電話発信を行う携帯端末装置及びプログラムに関する。
従来、加入者番号として複数の電話番号を利用可能な携帯端末装置としては、例えば、複数の電話番号を最寄りの基地局に登録しておくことで複数の加入者電話番号での同時待受を可能とした技術が知られている(特許文献1参照)。また、予め着信許可地域を登録しておくことで複数の加入者電話番号をビジネス用とプライベート用に使い分けることが可能な移動体通信システムが知られている(特許文献2参照)。
特開2003−189361号公報 特開2003−018657号公報
しかしながら、上述の特許文献1は、複数の加入者電話番号の中からユーザ自身が任意の電話番号を選択するようにしたものであり、特許文献2の技術は、複数の加入者電話番号をビジネス用とプライベート用に使い分ける場合に地域から電話番号の自動選択を行うようにしたものであった。
ところで、近年、携帯電話の分野でも販売競争が激化し、顧客獲得に向けて通信事業者毎に様々なサービスを実施している。例えば、「昼間」、「夜間」、「深夜・早朝」あるいは「曜日」などの時間帯に応じて利用料金を割り引いたり、通信距離に応じた利用料金を割り引くようにしているほか、通信相手先が家族の場合に通常料金を割り引く家族割引サービスを実施したり、通信頻度、通信距離に応じて複数の相手先番号を指定して登録しておくことによって通常料金を割り引く指定割引サービスなどを実施するようにしている。
ここで、複数の電話番号に加入している場合、電話発信を行う毎にどの電話番号を選択して発信するか意思決定する際に、現時点ではどの電話番号で発信した方が料金上有利であるかをユーザ自身の記憶を頼りに決定するようにしているが、複数の加入者電話番号が同一の通信事業者であれば、1枚の料金表を参照するだけでよく、比較的容易に決定することが可能となるが、通信事業者が異なる場合には通信事業者毎にそれらの料金表を比較検討しながら決定する必要があった。しかも、家族割引サービスあるいは指定割引サービスは、通信相手先が同一の通信事業者に加入していることを前提に行われるサービスであるため、この家族割引サービス/指定割引サービスを利用する場合には、相手先はどの通信事業者に加入しているかを覚えておく必要があった。このように料金上有利な電話番号を意思決定することは、極めて煩雑であるため、様々なサービスが提供されていたとしても、それらを有効に利用していないのが現状であった。
この発明の課題は、料金上有利な電話番号を自動選択して発信できるようにすることである。
請求項1記載の発明は、複数の加入者電話番号の中から選択した何れかの電話番号を発信元として電話発信を行う携帯端末装置であって、電話発信を行う際に、前記複数の加入者電話番号の中から通信料金が安くなる加入者電話番号を判別する判別手段と、この判別手段によって判別された加入者電話番号を選択して電話発信を行う発信手段とを具備したことを特徴とする。
更に、コンピュータに対して、上述した請求項1記載の発明に示した主要機能を実現させるためのプログラムを提供する(請求項11記載の発明)。
なお、上述した請求項1記載の発明は次のようなものであってもよい。
前記加入者電話番号別に時間帯別の利用料金を対応付けて記憶管理する料金記憶手段を設け、前記判別手段は、現在日時に基づいて前記料金記憶手段を検索し、現時点の時間帯別通信料金を加入者電話番号毎に比較することによって料金の安い加入者電話番号を判別する(請求項2記載の発明)。
前記加入者電話番号別にその契約通信事業者を対応付けて記憶管理する事業者記憶手段を設け、通信相手先を指定して電話発信を行う際に、前記判別手段は、その相手先電話番号の通信事業者を特定するほか、前記各加入者電話番号対応の通信事業者の中から前記特定した相手先の通信事業者と同一の通信事業者あるいは提携関係にある通信事業者を特定し、この通信事業者の加入者電話番号を通信料金の安い電話番号として判別する(請求項3記載の発明)。
前記加入者電話番号別に割引サービスを享受可能な相手先の電話番号を対応付けて記憶管理する電話番号記憶手段を設け、通信相手先を指定して電話発信を行う際に、指定された相手先の電話番号が割引サービスを享受可能な電話番号であれば、当該相手先電話番号対応の加入者電話番号を通信料金の安い電話番号として判別する(請求項4記載の発明)。
請求項5記載の発明は、複数の加入者電話番号の中から選択した何れかの電話番号を発信元として電話発信を行う携帯端末装置であって、通信相手先別に複数の相手先電話番号を記憶管理する電話番号記憶手段と、前記複数の加入者電話番号の中から現在有効な発信用の電話番号を選択する選択手段と、この選択手段によって現在選択されている加入者電話番号を発信元とし、かつ、相手先を指定して電話発信を行う際に、当該相手先に対応付けられている複数の相手先電話番号のうち、現在選択されている加入者電話番号との関係において通信料金の安い相手先電話番号を判別する判別手段と、この判別手段によって判別された相手先電話番号宛に電話発信を行う発信手段とを具備したことを特徴とする。
更に、コンピュータに対して、上述した請求項5記載の発明に示した主要機能を実現させるためのプログラムを提供する(請求項12記載の発明)。
なお、上述した請求項5記載の発明は次のようなものであってもよい。
前記相手先電話番号別にその契約通信事業者を対応付けて記憶管理する事業者記憶手段を設け、相手先を指定して電話発信を行う際に、前記判別手段は、現在選択されている加入者電話番号の通信事業者を特定するほか、前記指定相手先の各電話番号に対応付けられている事業者の中から前記特定加入者電話番号の通信事業者と同一あるいは提携関係にある通信事業者を特定し、この通信事業者の相手先電話番号を通信料金の安い電話番号として判別する(請求項6記載の発明)。
前記相手先電話番号別に割引サービスを享受可能な加入者電話番号を対応付けて記憶管理する電話番号記憶手段を設け、相手先を指定して電話発信を行う際に、前記判別手段は、現在選択されている加入者電話番号に基づいて前記電話番号記憶手段を検索した結果、割引サービスを享受可能な加入者電話番号であれば、この加入者電話番号に対応する相手先電話番号を通信料金の安い電話番号として判別する(請求項7記載の発明)。
請求項8記載の発明は、複数の加入者電話番号の中から選択した何れかの電話番号を発信元として電話発信を行う携帯端末装置であって、通信相手先別に複数の相手先電話番号を記憶管理する電話番号記憶手段と、相手先を指定して電話発信を行う際に、当該相手先に対応付けられている複数の相手先電話番号と前記複数の加入者電話番号との間において通信料金の安い組み合わせを判別する判別手段と、この判別手段によって相手先電話番号と加入者電話番号との組み合わせが判別された場合に、この加入者電話番号を発信元として、当該相手先電話番号を選択して電話発信を行う発信手段とを具備したことを特徴とする。
更に、コンピュータに対して、上述した請求項8記載の発明に示した主要機能を実現させるためのプログラムを提供する(請求項13記載の発明)。
なお、上述した請求項8記載の発明は次のようなものであってもよい。
前記加入者電話番号別にその契約通信事業者のほか、相手先電話番号別にその契約通信事業者を記憶管理する事業者記憶手段を設け、相手先を指定して電話発信を行う際に、前記判別手段は、加入者電話番号別の通信事業者と前記指定相手先の電話番号別の通信事業者とから通信料金の安い組み合わせを判別する(請求項9記載の発明)。
前記加入者電話番号別に割引サービスを享受可能な相手先の電話番号を記憶管理する電話番号記憶手段を設け、相手先を指定して電話発信を行う際に、前記判別手段は、割引サービスの対象となる前記加入者電話番号と相手先電話番号の組み合わせを通信料金の安い組み合わせとして判別する(請求項10記載の発明)。
請求項1記載の発明は、たとえ、通信事業者が加入者電話番号毎に異なっていたとしても、ユーザ自らが通信事業者毎の料金表を比較検討するまでもなく、料金上有利な加入者電話番号を自動選択して発信することができ、経済性と使い勝手の両方を満足させることが可能となる。
請求項5記載の発明は、通信相手先に複数の電話番号が存在している場合であっても、その中から料金上有利な相手先電話番号を現在選択の加入者電話番号を基に自動選択して発信することができる。
請求項8記載の発明は、通信相手先に複数の電話番号が存在している場合であっても、その中から料金上有利な相手先電話番号と加入者電話番号との組み合わせを自動選択して発信することができる。
(実施例1)
以下、図1〜図6を参照して本発明の第1実施例を説明する。
この実施例は、携帯端末装置として携帯電話装置に適用した場合を例示したもので、図1は、この携帯電話装置の基本的な構成要素を示したブロック図である。
携帯電話装置は、通話機能、電子メール機能のほか、電話番号自動選択発信機能が備えられている。この電話番号自動選択発信機能は、自己の複数の加入者電話番号が記憶管理されている状態において、電話発信時に複数の加入者電話番号の中からその何れかを通信料金上有利な加入者電話番号として自動選択し、この加入者電話番号を現在有効な電話番号として電話発信を行うようにしたものである。その際、この相手先側においても複数の電話番号がある場合には、この相手先の複数の電話番号と複数の加入者電話番号の中から通信料金の安い組み合わせを特定し、この組み合わせに応じた加入者電話番号を発信元として、この相手先電話番号宛に電話発信を行うようにしている。
CPU1は、記憶部2内の各種のプログラムに応じてこの携帯電話装置の全体動作を制御する中核的な中央演算処理装置であり、このメインCPU1のほか、この携帯電話装置には、機能別に複数のサブCPU(図示せず)を有する構成となっている。記憶部2は、不揮発性メモリ(内部メモリ)であり、例えば、フラッシュメモリなどによって構成され、プログラム領域とデータ領域とを有し、このプログラム領域には、後述する図5及び図6に示す動作手順に応じて本実施例を実現するためのプログラムが格納されている。また、記憶部2のデータ領域には、後述する加入者番号テーブル21、アドレス帳22などが格納されている。記録メディア3は、着脱自在な可搬型メモリで、画像データ、各種のデータ、プログラムなどを外部供給するもので、例えば、スマートメディア、ICカードなどによって構成されている。メモリ4は、ワーク領域を有する内部メモリで、例えば、DRAM、SDRAM(Synchronous DRAM)などによって構成されている。
電話通信部5は、無線部を構成するアンテナ5Aに接続された送受信部(ベースバンド部)の受信側から信号を取り込んで受信ベースバンド信号に復調したのちに、音声制御部6を介して音声スピーカ7から音声出力させる。また、電話通信部5は、音声マイク8から入力された音声データを音声制御部6から取り込み、送信ベースバンド信号に符号化したのちに送受信部の送信側に与えられてアンテナ5Aから発信出力させる。一方、電子メール機能、インターネット接続機能によって電話通信部5を介して受信取得した表示データは、表示制御部9を介してLCD(液晶表示装置)などを備えたメイン表示部10に与えられて表示出力される。
メイン表示部10は、文字情報、画像データ、各種のメッセージなどを高品位に表示し、装置本体の背面側に設けられたサブ表示部11は、現在日時、簡易なメッセージ、アイコンなどを表示する。キー操作部12は、ダイヤル入力、文字入力、コマンド入力などを行うもので、図2は、携帯電話装置の外観の概略斜視図を示したもので、このキーボード上には、電話発信/終了を指示する発信キー12A、ダイヤル入力などに使用されるテンキー12Bなどが設けられている。CPU1は、キー操作部12からのキー入力信号に応じた処理を実行する。報知部13は、着信報知などの報知用のスピーカ、LED(発光ダイオード)、振動モータを備え、電話・メール着信時に駆動されて着信報知を行うほか、アラーム報知時にも駆動される。
図3は、加入者テーブル21を説明するための図である。
加入者テーブル21は、複数の加入者電話番号などを記憶管理するテーブルであり、各レコードは、ユーザ操作によって任意に設定されたもので、「加入者番号」、「事業者名」、「指定割引対象の有無」、「指定割引対象の相手先番号」、「時間帯別通話料」の各項目を有する構成となっている。「加入者番号」は、通信事業者と利用契約を交わした加入者電話番号を示し、図示の例では、3種類の加入者番号を利用可能な場合を示している。以下、1レコード目〜3レコード目に対応する加入者番号を「加入者番号(1)」、「加入者番号(2)」、「加入者番号(3)」と呼称する。
「事業者名」は、この「加入者番号」の利用契約を交わした契約通信事業者を示し、「指定割引対象の有無」は、当該通信事業者が提供する顧客サービス(指定割引サービス)の対象有無を示している。なお、図中、1レコード目及び3レコード目に付されている○印は、指定割引サービスの対象であることを示し、2レコード目に付されている×印は、サービス対象外であることを示している。「指定割引対象の相手先番号」は、当該通信事業者側に指定割引サービスの対象であることが事前設定されている相手先電話番号を示し、予め決められている人数分の相手先電話番号が設定されている。
「時間帯別通話料」は、例えば、「昼」、「夜」あるいは、「昼」、「早朝・深夜」などの時間帯に応じた利用料金(単位時間当たりに課金される通話料金)を示している。この場合、CPU1は、複数の加入者番号の中から選択した何れかの電話番号を発信元として電話発信を行う際に、加入者テーブル21を参照し、各加入者番号毎に「時間帯別通話料」を比較することによって料金の安い加入者番号を判別し、この電話番号を選択して電話発信を行うようにしている。
なお、図示の例では、1レコード目及び2レコード目には「8時00分から17時00分までの間」の利用料金として「30円」が設定され、「17時00分から翌朝8時00分までの間」の利用料金として「15円」が設定されている場合を示している。また、3レコード目には、「早朝6時00分から深夜23時00分までの間」の利用料金として「20円」が設定され、「深夜23時00分から早朝6時00分までの間」の利用料金として「10円」が設定されている場合を示している。
図4は、アドレス帳22を説明するための図である。
このアドレス帳22は、通信相手先毎に複数の相手先電話番号などを記憶管理するテーブルであり、各レコードは、ユーザ操作によって任意に設定されたもので、「相手先の名前」、「第1の相手先番号」、「事業者名」、「第2の相手先番号」、「事業者名」の各項目を有する構成となっている。「第1の相手先番号」、「第2の相手先番号」は、相手先側で加入している複数の電話番号であり、それに対応する「事業者名」は、その利用契約を交わした契約通信事業者を示している。なお、図示の例では、1レコード目及び3レコード目には、複数の相手先番号が設定されているが、2レコード目には、1つの相手先番号のみが設定されている場合を示している。
このように加入者テーブル21には複数の「加入者番号」などが記憶管理され、アドレス帳22には、通信相手先別に複数の「相手先番号」などが記憶管理されている状態において、相手先を指定して電話発信を行う際に、CPU1は、当該相手先に対応付けられている複数の相手先番号と複数の加入者番号との間において通信料金の安い組み合わせを選択し、この加入者番号を発信元として、当該相手先番号宛に電話発信を行うようにしている。ここで、「加入者番号」と「相手先番号」との関係において「通信事業者が同一の場合の割引サービス」、「指定割引サービス」が行われるが、その割引率/割引額の大きい順は、「事業者同一の割引サービス」>「指定割引サービス」となっている。
次にこの実施例における携帯電話装置の動作概念を図5及び図6に示すフローチャートを参照して説明する。ここで、これらのフローチャートに記述されている各機能は、読み取り可能なプログラムコードの形態で格納されており、このプログラムコードにしたがった動作が逐次実行される。また、伝送媒体を介して伝送されてきた上述のプログラムコードに従った動作を逐次実行することもできる。このことは後述する他の実施例においても同様であり、記録媒体のほかに、伝送媒体を介して外部供給されたプログラム/データを利用してこの実施例特有の動作を実行することもできる。
図5及び図6は、相手先を指定して電話発信を行う際の動作を示したフローチャートであり、例えば、発信キー12Aがオフフック操作された際に実行開始される。この場合、発信キー12Aを操作したのち、相手先番号を指定するようにしているが、相手先番号を指定したのち発信キー12Aを操作してもよい。
この第1実施例では、上述した「事業者同一の割引サービス」、「指定割引サービス」、「時間帯別割引サービス」のうち、何れの割引サービスを提供するかは、その割引率/割引額の大きい順、つまり、「事業者同一の割引サービス」、「指定割引サービス」、「時間帯別割引サービス」の順とすることによって「事業者同一の割引サービス」を最優先するようにしている。
先ず、CPU1は、発信キー12Aのオフフック操作後に、ユーザ操作によって相手先番号が指定されると(ステップA1)、この相手先番号はダイヤル入力によって指定されたのか否か、つまり、ダイヤル入力によって相手先番号が直接指定されたか、アドレス帳22を利用して相手先番号が間接指定されたのかをチェックする(ステップA2)。いま、ダイヤル入力によって相手先番号が直接指定された場合であれば(ステップA2でYES)、「事業者同一の割引サービス」を最優先させるために、入力された相手先番号は、アドレス帳22に「第1の相手先番号」あるいは「第2の相手先番号」として設定されているかを調べる(ステップA3)。ここで、入力された相手先番号がアドレス帳22に設定されていれば、この相手先番号に対応する「事業者名」がアドレス帳22に設定されているかを調べる(ステップA4)。
なお、ユーザは相手先毎に、予めその相手側に対して電話番号の事業者名を問い合わせてアドレス帳22に設定しておけばよいが、相手先によっては「事業者名」が未設定の場合もあり得るので、ステップA4でそのチェックを行うようにしている。ここで、相手先番号の「事業者名」が設定されていれば、CPU1は、この「事業者名」を特定したのち(ステップA9)、この相手先番号の「事業者名」と同一事業者の「加入者番号」が加入者テーブル21に存在しているかを調べ(ステップA10)、同一事業者の「加入者番号」が有れば、同一事業者の「加入者番号」が複数設定されているかをチェックする(ステップA11)。
例えば、相手先番号の「事業者名」を“A”とすると、図3に示すように加入者テーブル21の1レコード目及び2レコード目の「事業者名」が“A”であるため、ステップA11でそのことが検出されてステップA12に移り、同一事業者の「加入者番号」毎に、当該相手先番号が「指定割引対象の相手先番号」として含まれているかをチェックし、何れかの「加入者番号」の指定割引の対象であれば(ステップA12でYES)、この「指定割引対象の相手先番号」に対応する「加入者番号」を発信用の電話番号として選択したのち(ステップA14)、この「加入者番号」を発信元として相手先番号宛に電話発信を行う(ステップA8)。
また、同一事業者の「加入者番号」が1つであれば(ステップA11でNO)、この「加入者番号」を発信用の電話番号として選択するが(ステップA13)、同一事業者の「加入者番号」が複数であっても、何れの「加入者番号」の指定割引対象でもなければ(ステップA12でNO)、この複数の「加入者番号」の中から何れかの「加入者番号」を発信用の電話番号として選択する(ステップA15)。この場合、ランダム選択方式、先頭優先方式などによって何れかの「加入者番号」を自動選択するようにしている。そして、この「加入者番号」を発信元として相手先番号宛に電話発信を行う(ステップA8)。
また、相手先番号と事業者が同一の「加入者番号」が加入者テーブル21に設定されていない場合、つまり、異なる事業者であれば(ステップA10でNO)、相手先番号は、「指定割引対象の相手先番号」であるかを調べ(ステップA16)、割引対象であれば、ステップA14に移り、この「指定割引対象の相手先番号」に対応する「加入者番号」を発信用の電話番号として選択するが、割引対象外であれば、何れかの「加入者番号」を発信用の電話番号として選択する(ステップA17)。なお、この場合においても、ランダム選択方式、先頭優先方式などによって何れかの「加入者番号」を自動選択するようにしている。そして、この「加入者番号」を発信元として相手先番号宛に電話発信を行う(ステップA8)。
一方、入力された相手先番号がアドレス帳22に「第1の相手先番号」あるいは「第2の相手先番号」として設定されていなければ(ステップA3でNO)、「指定割引サービス」を優先させるために、ステップA5に移り、加入者テーブル21の「指定割引対象の相手先番号」を参照し、入力された相手先番号は、指定割引サービスの対象となっているかを調べ、割引対象であれば(ステップA5でYES)、「指定割引対象の相手先番号」に対応する「加入者番号」を発信用の電話番号として選択したのち(ステップA14)、この「加入者番号」を発信元として相手先番号宛に電話発信を行う(ステップA8)。
また、「指定割引サービス」の対象外であれば(ステップA5でNO)、「時間帯別割引サービス」を提供するために、ステップA6に移り、現在時刻(システム日時)を取得したのち、加入者テーブル21に記憶管理されている「時間帯別通話料」の中から現在時刻に該当する時間帯を「加入者番号」毎に特定し、この「加入者番号」毎の「時間帯別通話料」を比較することによって最も料金の安い「加入者番号」を発信用の電話番号として選択する(ステップA7)。
例えば、図3に示すような加入者テーブル21であれば、「6時00分から8時00分までの間」では、「加入者番号(1)あるいは(2)」の利用料金「15円」が最も安く、「8時00分から17時00分までの間」では、「加入者番号(3)」の利用料金「20円」、「17時00分から23時00分までの間」では、「加入者番号(1)あるいは(2)」の利用料金「15円」、「23時00分から6時00分までの間」では、「加入者番号(3)」の利用料金「10円」が最も安くなり、この「加入者番号」が発信用の電話番号として選択される。そして、この「加入者番号」を発信元として相手先番号宛に電話発信を行う(ステップA8)。
このようにダイヤル入力で相手先番号が直接指定された場合には、複数の「加入者番号」の中から料金が安くなる加入者番号を選択して電話発信を行うが、相手先番号がダイヤル入力で指定されたのではなく、アドレス帳22を利用して相手先番号が間接指定された場合、つまり、アドレス帳22から読み出された各相手先の名前一覧から任意の相手名前を選択することによって当該相手先番号を指定した場合には(ステップA2でNO)、図6のフローに移る。先ず、CPU1は、この相手先に対応して複数の電話番号がアドレス帳22に設定されているかを調べ(ステップA18)、その相手先の電話番号が1つであれば、上述した場合と同様に、「事業者同一の割引サービス」を最優先させるために、ステップA27に移り、相手先番号に対応して「事業者名」がアドレス帳22に設定されているかを調べる。
ここで、「事業者名」が設定されていれば(ステップA27でYES)、この相手先番号の「事業者名」と同一事業者の「加入者番号」が加入者テーブル21に存在しているかを調べ(ステップA29)、同一事業者の「加入者番号」が有れば、この「加入者番号」を発信用の電話番号として選択するが(ステップA30)、同一事業者の「加入者番号」が無ければ(ステップA29でNO)、複数の「加入者番号」の中からその何れかの「加入者番号」を発信用の電話番号として選択する(ステップA31)。そして、相手先番号を宛先として選択したのち(ステップA32)、選択した「加入者番号」を発信元として当該相手先番号宛に電話発信を行う(ステップA22)。
また、相手先番号対応の「事業者名」が未設定であれば(ステップA27でNO)、加入者テーブル21の「指定割引対象の相手先番号」を参照し、当該相手先番号は、指定割引サービスの対象であるかを調べる(ステップA28)。割引対象であれば、ステップA24に移り、当該「指定割引対象の相手先番号」と、それに対応する「加入者番号」を選択したのち、この「加入者番号」を発信元として相手先番号宛に電話発信を行う(ステップA22)。また、指定割引サービスの対象外であれば(ステップA28でNO)、「指定割引対象の相手先番号」に対応する「加入者番号」を発信用の電話番号として選択すると共に(ステップA31)、この相手先番号を宛先として選択したのち(ステップA32)、この「加入者番号」を発信元として当該相手先番号宛に電話発信を行う(ステップA22)。
一方、相手先の電話番号がアドレス帳22に複数設定されている場合には(ステップA18でYES)、複数の相手先番号と複数の加入者番号との間において料金の安い組み合わせを選択し、この加入者番号を発信元として当該相手先番号宛に電話発信を行う。すなわち、CPU1は、先ず、当該複数の「相手先番号」の何れかに対応して「事業者名」が設定されているかをチェックし(ステップA19)、「事業者名」が設定されていれば、この相手先番号の「事業者名」と同一事業者の「加入者番号」が加入者テーブル21に存在しているかを調べる(ステップA25)。ここで、同一事業者の「加入者番号」が有れば、この「加入者番号」と「相手先番号」との組み合わせが最も料金が安くなる組み合わせであるとして当該「加入者番号」、「相手先番号」を選択し(ステップA26)、この加入者番号を発信元として、当該相手先番号宛に電話発信を行う(ステップA22)。
また、同一事業者の「加入者番号」が無ければ(ステップA25でNO)、この複数の「相手先番号」に対応する「指定割引対象の有無」を参照し、何れかの「相手先番号」が指定割引の対象となっているかをチェックし(ステップA23)、割引対象の相手先番号があれば、この割引対象の「相手先番号」と対応する「相手先番号」との組み合わせが最も料金が安くなる組み合わせであるとして当該「加入者番号」、「相手先番号」を選択し(ステップA24)、この加入者番号を発信元として当該相手先番号宛に電話発信を行う(ステップA22)。また、同一事業者の「加入者番号」が存在せず、しかも、何れかの「相手先番号」も割引対象外であれば(ステップA23でNO)、ステップA21に移り、何れかの「加入者番号」と何れかの「相手先番号」を選択する。この場合、ランダム選択方式、先頭優先方式などによって自動選択するようにしている。そして、この加入者番号を発信元として当該相手先番号宛に電話発信を行う(ステップA22)。
一方、何れの「相手先番号」にも「事業者名」が未設定であれば(ステップA19でNO)、何れかの「相手先番号」が指定割引の対象となっているかをチェックし(ステップA20)、割引対象の相手先番号があれば、この「相手先番号」とそれに対応する「加入者番号」との組み合わせが最も料金が安くなる組み合わせであるとして当該「加入者番号」、「相手先番号」を選択するが(ステップA24)、何れも割引対象外であれば(ステップA20でNO)、何れかの「加入者番号」と何れかの「相手先番号」を選択する(ステップA21)。そして、この加入者番号を発信元として当該相手先番号宛に電話発信を行う(ステップA22)。
以上のように、この実施例においてCPU1は、加入者テーブル21に記憶管理されている複数の加入者番号の中から通信料金が安くなる加入者番号を判別し、この加入者番号を選択して電話通信部5から電話発信を行うようにしたから、たとえ、通信事業者が加入者番号毎に異なっていたとしても、ユーザ自らが通信事業者別の料金表を比較検討するまでもなく、料金上有利な加入者番号を自動選択して発信することができ、経済性と使い勝手の両方を満足させることが可能となる。この場合、加入者テーブル21には、加入者番号毎に「時間帯別通話料」が記憶管理されており、CPU1は、現時点の時間帯別通信料金を比較することによって料金の安い加入者番号を判別するようにしたから、昼間、夜間、深夜・早朝などの時間帯に応じた利用料金が加入者番号毎に異なる場合でも、現時点で料金上有利な加入者番号を自動選択して発信することができる。
また、相手先を指定して電話発信を行う際に、CPU1は、相手先番号の通信事業者を特定するほか、各加入者番号対応の通信事業者の中から相手先の通信事業者と同一の通信事業者を特定し、この通信事業者の加入者番号を通信料金の安い電話番号として判別するようにしたから、相手先側の通信事業者との関係を考慮して料金上有利な加入者番号を自動選択して発信することができる。また、加入者テーブル21には、各加入者番号別に指定割引サービスを享受可能な相手先番号が記憶管理されており、相手先を指定して電話発信を行う際に、指定された相手先番号が割引サービスを享受可能な電話番号であれば、当該相手先番号対応の加入者番号を通信料金の安い電話番号として判別するようにしたから、通信相手先が誰かによって指定割引サービスなどを享受可能な加入者番号を自動選択することができる。
また、加入者テーブル21には複数の加入者番号が記憶管理されていると共に、アドレス帳22には、通信相手先別に複数の相手先番号が記憶管理されている状態において、相手先を指定して電話発信を行う際に、当該相手先に対応付けられている複数の相手先番号と複数の加入者番号との間において通信料金の安い組み合わせを判別し、この加入者番号を発信元として、この相手先番号宛に電話発信を行うようにしたから、通信相手先に複数の電話番号が存在している場合であっても、その中から料金上有利な相手先番号と加入者番号との組み合わせ自動選択して発信することができる。
この場合、加入者番号別の通信事業者と指定相手先の電話番号別の通信事業者とから通信料金の安い組み合わせを判別するようにしたから、通信事業者を考慮して料金上有利な相手先番号と加入者番号とを自動選択して発信することができる。また、加入者テーブル21には、加入者番号別に指定割引サービスを享受可能な相手先電話番号が記憶管理されており、相手先を指定して電話発信を行う際に、CPU1は、指定割引サービスの対象となる加入者番号と相手先番号の組み合わせを通信料金の安い組み合わせとして判別するようにしたから、割引サービスを考慮して料金上有利な相手先番号と加入者番号とを自動選択して発信することができる。
(実施例2)
以下、この発明の第2実施例について図7を参照して説明する。
なお、上述した第1実施例においては、複数の加入者番号が記憶管理されている状態において、電話発信時に複数の加入者番号の中からその何れかを料金上有利な加入者番号として自動選択するようにしたが、この第2実施例においては、複数の加入者番号の中から現在有効な発信用の番号として何れかの加入者番号が事前選択されている状態において、相手先を指定して電話発信を行う際に、この相手先にも複数の電話番号があれば、複数の相手先番号のうち、現在選択されている加入者番号との関係において料金の安い相手先番号を選択し、この相手先番号宛に電話発信を行うようにしたものである。
ここで、両実施例において基本的あるいは名称的に同一のものは、同一符号を付して示し、その説明を省略すると共に、以下、第2実施例の特徴部分を中心に説明するものとする。
図7は、相手先を指定して電話発信を行う際の動作を示したフローチャートであり、図5及び図6と同様、発信キー12Aがオフフック操作された際に実行開始される。この場合においても第1実施例と同様に、発信キー12Aを操作したのち、相手先番号を指定するようにしているが、相手先番号を指定したのち発信キー12Aを操作してもよい。
この第2実施例では、上述した「事業者同一の割引サービス」、「指定割引サービス」のうち、何れの割引サービスを提供するかは、その割引率/割引額の大きい順、つまり、「指定割引サービス」、「事業者同一の割引サービス」の順とし、「指定割引サービス」を優先するようにしている。また、複数の加入者番号の中からその何れかを現在有効な発信用の加入者番号として選択する場合には、ユーザ操作によって選択する手動選択方式のほか、ランダム選択方式、先頭優先方式などの自動選択方式で行うようにしてもよい。
先ず、CPU1は、ユーザ操作によって相手先番号が指定されると(ステップB1)、この相手先番号はアドレス帳22を利用して相手名前で指定されたのかをチェックする(ステップB2)。いま、ダイヤル入力による相手先番号の直接指定であれば(ステップB2でNO)、この相手先に複数の電話番号が存在していても、ユーザ指定された相手先番号を宛先として選択したのち(ステップB12)、現在有効番号として事前選択されている加入者番号を発信元として当該相手先番号宛に電話発信を行う(ステップB8)。
また、アドレス帳22を利用した相手名前でその相手先番号が間接指定された場合には(ステップB2でYES)、その相手先に対応してアドレス帳22には複数の電話番号が設定されているかをチェックし(ステップB3)、相手先番号が1つであれば、この相手先番号を宛先として選択したのち(ステップB11)、事前選択されている加入者番号を発信元として、当該相手先番号宛に電話発信を行う(ステップB8)。また、相手先番号が複数あれば(ステップB3でYES)、各「相手先番号」に対応する「指定割引対象の有無」を参照し、その何れかの「相手先番号」が、事前選択されている加入者番号の指定割引サービスの対象となっているかをチェックし(ステップB4)、割引対象の相手先番号が有れば、この割引対象となっている相手先番号を宛先として選択したのち(ステップB10)、事前選択されている加入者番号を発信元として当該相手先番号宛に電話発信を行う(ステップB8)。
一方、複数の相手先番号の何れも割引対象外であれば(ステップB4でNO)、アドレス帳22を参照し、この複数の相手先番号の何れかに「事業者名」が設定されているかを調べ(ステップB5)、何れの相手先番号にも「事業者名」が設定されていなければ(ステップB5でNO)、複数の相手先番号の中から何れかの相手先番号を選択する(ステップB9)。この場合、ランダム選択方式、先頭優先方式などによって何れかの相手先番号が自動選択される。そして、事前選択されている加入者番号を発信元として当該相手先番号宛に電話発信を行う(ステップB8)。
また、何れかの相手先番号に「事業者名」が設定されていれば(ステップB5でYES)、複数の相手先番号のうち、事前選択されている加入者番号の「事業者名」と同一事業者の相手先番号があるかを調べ(ステップB6)、加入者番号の事業者と相手先番号の事業者が全て異なる場合には(ステップB6でNO)、上述のステップB9に移り、何れかの相手先番号を選択するが、同一事業者の相手先番号があれば(ステップB6でYES)、この相手先番号を宛先として選択したのち(ステップB7)、事前選択されている加入者番号を発信元として当該相手先番号宛に電話発信を行う(ステップB8)。
以上のように、この第2実施例においてCPU1は、相手先別に複数の電話番号がアドレス帳22に記憶管理されている状態において、事前選択されている加入者番号を発信元として電話発信を行う際に、この相手先に対応付けられている複数の相手先電話番号のうち、事前選択されている加入者番号との関係において料金の安い相手先番号を判別し、この相手先番号宛に電話発信を行うようにしたから、相手先に複数の電話番号が存在している場合であっても、その中から料金上有利な相手先番号を事前選択されている加入者番号を基に自動選択して発信することができる。
この場合、複数の相手先番号の中から何れかの相手先番号を選択する場合に、CPU1は、事前選択されている加入者番号の事業者と同一の事業者を特定し、この事業者の相手先番号を料金の安い電話番号として判別するようにしたから、事業者を考慮して、料金上有利な相手先番号を自動選択して発信することができる。また、複数の相手先番号の中から何れかの相手先番号を選択する場合に、事前選択されている加入者番号との関係において、割引サービスを享受可能な相手先番号があれば、この相手先番号を料金の安い電話番号として判別するようにしたから、指定割引サービスを享受可能な相手先番号を自動選択することができる。
なお、上述した各実施例においては、「事業者同一の割引サービス」の場合を例示したが、事業者が同一でなくても、提携関係にある事業者同士であれば、割引サービスを行うようにしてもよい。また、第1実施例において「時間帯別割引サービス」は、「昼」、「夜」あるいは、「昼」、「早朝・深夜」に限らず、「曜日」、「月」、その他の「期間」などに応じて割引サービスを行うようにしてもよい。「事業者同一の割引サービス」、「指定割引サービス」、「時間帯別割引サービス」に限らず、例えば、利用状況、ポイントなどに応じた割引サービスであってもよい。
上述した各実施例においては、自己の複数の加入者番号を加入者テーブル21に記憶管理するようにしたが、複数のUIM(User Identity Module)カードが着脱可能な携帯電話装置にあっては、複数の加入者番号の中から選択した加入者番号が記録されているUIMカードを差しこむべきことを案内出力するようにしてもよい。
また、上述した各実施例においては、アドレス帳22に相手先番号を記憶管理しておき、相手先に複数の電話番号があれば、その中から料金上有利な相手先番号を選択するようにしたが、相手先毎に複数の電話番号を記憶管理しておかず、複数の相手先番号の中から何れかの相手先番号を選択する際に、サービスセンタ側に通信接続して相手先番号の選択を依頼するようにしてもよい。
その他、携帯電話装置に限らず、例えば、電話機能付きのPDA、電子カメラ、電子腕時計、音楽再生機などの携帯端末装置であっても同様に適用可能である。
携帯端末装置として適用した携帯電話装置の基本的な構成要素を示したブロック図。 携帯電話装置の外観の概略斜視図を示した図。 加入者テーブル21を説明するための図。 アドレス帳22を説明するための図。 相手先を指定して電話発信を行う際に、発信キー12Aのオフフック操作に応じて実行開始されるフローチャート。 図5に続く、フローチャート。 第2実施例において、相手先を指定して電話発信を行う際に発信キー12Aのオフフック操作に応じて実行開始されるフローチャート。
符号の説明
1 CPU
2 記憶部
5 電話通信部
6 音声制御部
7 音声スピーカ
8 音声マイク
10、11 表示部
12 キー操作部
21 加入者テーブル
22 アドレス帳

Claims (13)

  1. 複数の加入者電話番号の中から選択した何れかの電話番号を発信元として電話発信を行う携帯端末装置であって、
    電話発信を行う際に、前記複数の加入者電話番号の中から通信料金が安くなる加入者電話番号を判別する判別手段と、
    この判別手段によって判別された加入者電話番号を選択して電話発信を行う発信手段と、
    を具備したことを特徴とする携帯端末装置。
  2. 前記加入者電話番号別に時間帯別の利用料金を対応付けて記憶管理する料金記憶手段を設け、
    前記判別手段は、現在日時に基づいて前記料金記憶手段を検索し、現時点の時間帯別通信料金を加入者電話番号毎に比較することによって料金の安い加入者電話番号を判別する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。
  3. 前記加入者電話番号別にその契約通信事業者を対応付けて記憶管理する事業者記憶手段を設け、
    相手先を指定して電話発信を行う際に、前記判別手段は、その相手先電話番号の通信事業者を特定するほか、前記各加入者電話番号対応の通信事業者の中から前記特定した相手先の通信事業者と同一の通信事業者あるいは提携関係にある通信事業者を特定し、この通信事業者の加入者電話番号を通信料金の安い電話番号として判別する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。
  4. 前記加入者電話番号別に割引サービスを享受可能な相手先の電話番号を対応付けて記憶管理する電話番号記憶手段を設け、
    相手先を指定して電話発信を行う際に、前記判別手段は、指定された相手先の電話番号が割引サービスを享受可能な電話番号であれば、この相手先電話番号対応の加入者電話番号を通信料金の安い電話番号として判別する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。
  5. 複数の加入者電話番号の中から選択した何れかの電話番号を発信元として電話発信を行う携帯端末装置であって、
    通信相手先別に複数の相手先電話番号を記憶管理する電話番号記憶手段と、
    前記複数の加入者電話番号の中から現在有効な発信用の電話番号を選択する選択手段と、
    この選択手段によって現在選択されている加入者電話番号を発信元とし、かつ、相手先を指定して電話発信を行う際に、当該相手先に対応付けられている複数の相手先電話番号のうち、現在選択されている加入者電話番号との関係において通信料金の安い相手先電話番号を判別する判別手段と、
    この判別手段によって判別された相手先電話番号宛に電話発信を行う発信手段と、
    を具備したことを特徴とする携帯端末装置。
  6. 前記相手先電話番号別にその契約通信事業者を対応付けて記憶管理する事業者記憶手段を設け、
    相手先を指定して電話発信を行う際に、前記判別手段は、現在選択されている加入者電話番号の通信事業者を特定するほか、前記指定相手先の各電話番号に対応付けられている事業者の中から前記特定加入者電話番号の通信事業者と同一あるいは提携関係にある通信事業者を特定し、この通信事業者の相手先電話番号を通信料金の安い電話番号として判別する、
    ようにしたことを特徴とする請求項5記載の携帯端末装置。
  7. 前記相手先電話番号別に割引サービスを享受可能な加入者電話番号を対応付けて記憶管理する電話番号記憶手段を設け、
    相手先を指定して電話発信を行う際に、前記判別手段は、この相手先の各電話番号に対応付けられている加入者電話番号のうち、現在選択されている加入者電話番号が割引サービスを享受可能な電話番号であれば、この加入者電話番号に対応する相手先電話番号を通信料金の安い電話番号として判別する、
    ようにしたことを特徴とする請求項5記載の携帯端末装置。
  8. 複数の加入者電話番号の中から選択した何れかの電話番号を発信元として電話発信を行う携帯端末装置であって、
    通信相手先別に複数の相手先電話番号を記憶管理する電話番号記憶手段と、
    相手先を指定して電話発信を行う際に、当該相手先に対応付けられている複数の相手先電話番号と前記複数の加入者電話番号との間において通信料金の安い組み合わせを判別する判別手段と、
    この判別手段によって相手先電話番号と加入者電話番号との組み合わせが判別された場合に、この加入者電話番号を発信元として、当該相手先電話番号を選択して電話発信を行う発信手段と、
    を具備したことを特徴とする携帯端末装置。
  9. 前記加入者電話番号別にその契約通信事業者のほか、相手先電話番号別にその契約通信事業者を記憶管理する事業者記憶手段を設け、
    相手先を指定して電話発信を行う際に、前記判別手段は、加入者電話番号別の通信事業者と前記指定相手先の電話番号別の通信事業者とから通信料金の安い組み合わせを判別する、
    ようにしたことを特徴とする請求項8記載の携帯端末装置。
  10. 前記加入者電話番号別に割引サービスを享受可能な相手先の電話番号を記憶管理する電話番号記憶手段を設け、
    相手先を指定して電話発信を行う際に、前記判別手段は、割引サービスの対象となる前記加入者電話番号と相手先電話番号の組み合わせを通信料金の安い組み合わせとして判別する、
    ようにしたことを特徴とする請求項8記載の携帯端末装置。
  11. コンピュータに対して、
    複数の加入者電話番号の中から選択した何れかの電話番号を発信元として電話発信を行う際に、前記複数の加入者電話番号の中から通信料金が安くなる加入者電話番号を判別する機能と、
    判別された電話番号を選択して電話発信を行う機能と、
    を実現させるためのプログラム。
  12. コンピュータに対して、
    通信相手先別に複数の相手先電話番号を記憶管理する機能と、
    前記複数の加入者電話番号の中から現在有効な発信用の電話番号を選択する機能と、
    現在選択されている加入者電話番号を発信元とし、かつ、相手先を指定して電話発信を行う際に、当該相手先に対応付けられている複数の相手先電話番号のうち、現在選択されている加入者電話番号との関係において通信料金の安い相手先電話番号を判別する機能と、
    判別された相手先電話番号宛に電話発信を行う機能と、
    を実現させるためのプログラム。
  13. コンピュータに対して、
    複数の加入者電話番号を記憶管理するほか、通信相手先別に複数の相手先電話番号を記憶管理する機能と、
    相手先を指定して電話発信を行う際に、当該相手先に対応付けられている複数の相手先電話番号と前記複数の加入者電話番号との間において通信料金の安い組み合わせを判別する機能と、
    相手先電話番号と加入者電話番号との組み合わせが判別された場合に、この加入者電話番号を発信元として、当該相手先電話番号を選択して電話発信を行う機能と、
    を実現させるためのプログラム。
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