JP2007235473A - 受信方法および装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】複数のアンテナ10は、伝送路経由のマルチキャリア信号をそれぞれ受信する。伝送路推定部18は、複数のマルチキャリア信号のそれぞれに対して、伝送路ごとの特性値を導出する。干渉判定部28は、複数のマルチキャリア信号のそれぞれに対して、希望波に対応した伝送路と干渉波に対応した伝送路とを特定する。干渉判定部28は、希望波に対応した伝送路での特性値と、干渉波に対応した伝送路での特性値とをもとに、複数のマルチキャリア信号のそれぞれに対して、キャリア間干渉量を推定する。第1切替部30は、キャリア間干渉量が大きければ、複数のマルチキャリア信号に対してパスダイバーシチを実行させ、キャリア間干渉量が小さければ、複数のマルチキャリア信号に対して、最大比合成ダイバーシチを実行させる。
【選択図】図1
Description
中村充他、「OFDM移動受信におけるMMSE型ICIキャンセラに関する一検討」、映像情報メディア学会誌、日本、映像情報メディア学会、2004年1月、vol.58、No.1、p.83−90
Claims (8)
- 伝送路経由のマルチキャリア信号を複数のアンテナのそれぞれにて受信する受信部と、
前記受信部にて受信した複数のマルチキャリア信号のそれぞれに対して、伝送路ごとの特性値を導出する導出部と、
前記導出部において導出した伝送路ごとの特性値をもとに、複数のマルチキャリア信号のそれぞれに対して、希望波に対応した伝送路と干渉波に対応した伝送路とを特定する特定部と、
前記特定部において特定した希望波に対応した伝送路での特性値と、干渉波に対応した伝送路での特性値とをもとに、複数のマルチキャリア信号のそれぞれに対して、キャリア間干渉量を推定する推定部と、
前記推定部において推定したキャリア間干渉量が大きければ、前記受信部にて受信した複数のマルチキャリア信号に対して、干渉波に対応した伝送路を除去しながらの合成をキャリア単位に実行する手段と、前記推定部において推定したキャリア間干渉量が小さければ、前記受信部にて受信した複数のマルチキャリア信号に対して、干渉波に対応した伝送路を除去せずに合成をキャリア単位に実行する手段を含む合成部と、
を備えることを特徴とする受信装置。 - 伝送路経由のマルチキャリア信号を複数のアンテナのそれぞれにて受信する受信部と、
前記受信部にて受信した複数のマルチキャリア信号のそれぞれに対して、伝送路ごとの特性値を導出する導出部と、
前記導出部において導出した伝送路ごとの特性値をもとに、複数のマルチキャリア信号のそれぞれに対して、キャリア間干渉量を推定する推定部と、
前記推定部において推定したキャリア間干渉量が大きければ、前記受信部にて受信した複数のマルチキャリア信号に対して、伝送路ごとに分離しながらの合成をキャリア単位に実行する手段と、前記推定部において推定したキャリア間干渉量が小さければ、前記受信部にて受信した複数のマルチキャリア信号に対して、伝送路ごとに分離せずに合成をキャリア単位に実行する手段を含む合成部と、
を備えることを特徴とする受信装置。 - 前記導出部は、伝送路ごとの特性値として、遅延時間、信号強度、ドップラーシフト値とを導出し、
前記特定部は、前記導出部において導出した遅延時間に応じて、希望波に対応した伝送路と干渉波に対応した伝送路とを特定し、
前記推定部は、前記導出部において導出した信号強度、ドップラーシフト値に応じて、キャリア間干渉量を推定することを特徴とする請求項1に記載の受信装置。 - 前記導出部において導出した伝送路ごとの特性値をもとに、複数のマルチキャリア信号のそれぞれに対して、希望波に対応した伝送路と干渉波に対応した伝送路とを特定する特定部とをさらに備え、
前記導出部は、伝送路ごとの特性値として、遅延時間、信号強度、ドップラーシフト値とを導出し、
前記特定部は、前記導出部において導出した遅延時間に応じて、希望波に対応した伝送路と干渉波に対応した伝送路とを特定し、
前記推定部は、前記特定部において特定した希望波に対応した伝送路での信号強度、ドップラーシフト値、および干渉波に対応した伝送路での信号強度、ドップラーシフト値に応じて、キャリア間干渉量を推定することを特徴とする請求項2に記載の受信装置。 - 前記推定部は、希望波に対応した伝送路でのドップラーシフト値と干渉波に対応した伝送路でのドップラーシフト値との差の絶対値が小さくなれば、希望波に対応した伝送路での信号強度を基準にして、干渉波に対応した伝送路での信号強度が大きくなり、希望波に対応した伝送路でのドップラーシフト値と干渉波に対応した伝送路でのドップラーシフト値との差の絶対値が大きくなれば、希望波に対応した伝送路での信号強度を基準にして、干渉波に対応した伝送路での信号強度が小さくなるようなしきい値を規定し、当該しきい値を使用しながら、キャリア間干渉量を推定することを特徴とする請求項3または4に記載の受信装置。
- 前記合成部は、
複数のマルチキャリア信号のそれぞれに対して、希望波に対応した伝送路を選択する選択部と、
前記選択部において選択した希望波に対応した特性値から、伝送路推定値をキャリア単位に導出し、導出した伝送路推定値によって、前記受信部において受信した複数のマルチキャリア信号のそれぞれをキャリア単位に補正する補正部と、
前記補正部において補正した複数のマルチキャリア信号をキャリア単位に合成する実行部と、
を備えることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の受信装置。 - 前記受信部において受信した複数のマルチキャリアのそれぞれには、複数のキャリアのうちの少なくともひとつにパイロット信号が配置され、かつ複数のキャリアのうちの残りには、データ信号が配置されており、
前記導出部では、パイロット信号をもとに、特性値を導出し、
前記補正部は、前記導出部において導出した特性値をもとに、データ信号が配置されたキャリアに対しても伝送路ごとの伝送路推定値を導出し、
前記実行部は、前記補正部において補正した複数のマルチキャリア信号をもとに、パイロット信号が配置されたキャリアに対する重み係数を導出した後、導出した重み係数を補間することによって、データ信号が配置されたキャリアに対する重み係数も導出することを特徴とする請求項6に記載の受信装置。 - 複数のアンテナにて受信した伝送路経由の複数のマルチキャリア信号のそれぞれに対して、伝送路ごとの特性値を導出するステップと、
導出した伝送路ごとの特性値をもとに、複数のマルチキャリア信号のそれぞれに対して、希望波に対応した伝送路と干渉波に対応した伝送路とを特定するステップと、
特定した希望波に対応した伝送路での特性値と、干渉波に対応した伝送路での特性値とをもとに、複数のマルチキャリア信号のそれぞれに対して、キャリア間干渉量を推定するステップと、
推定したキャリア間干渉量が大きければ、受信した複数のマルチキャリア信号に対して、干渉波に対応した伝送路を除去しながらの合成をキャリア単位に実行するステップと、
推定したキャリア間干渉量が小さければ、受信した複数のマルチキャリア信号に対して、干渉波に対応した伝送路を除去せずに合成をキャリア単位に実行するステップと、
を備えることを特徴とする受信方法。
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