JP2007235267A - 基地局装置及び通信レート制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】処理量の増大を抑制しつつ、実際の通信内容に応じて通信レートの制御を行える基地局装置を提供すること。
【解決手段】基地局装置10において、移動局装置が行う通信について、通信データの量を示す通信データ量情報を取得する通信データ量情報取得部17と、通信データ量情報取得部17により取得された通信データ量情報に応じて、前記通信が音声通信又はデータ通信のいずれかであるか判断する判断部181と、判断部181の判断結果に基づき、前記通信の通信レートの制御を行う通信レート制御処理部18と、を含んだことを特徴とする。
【選択図】図4

Description

本発明は基地局装置及び通信レート制御方法に関し、特に通信レートを制御するための技術に関する。
iBurst(登録商標)システムはパケット通信を行う移動体通信システムであり、TDMA(Time Division Multiple Access:時分割多重)/TDD(Time Division Duplex:時分割複信)及びリンクアダプテーションを採用している。
TDMA/TDDを採用しているので、iBurstシステムでは原則として1つの通信に1つのタイムスロットが割り当てられる。ただし、iBurstシステムは、基地局装置の通信数が増加し、割り当て可能なタイムスロット数を上回った場合には、1つのタイムスロットを複数の通信により共用させる。逆に、通信数が少なく使用されていないタイムスロットがある場合には、1つの通信に複数のタイムスロットを使用させる。
また、リンクアダプテーションを採用しているので、変調方式は無線状態に応じて適宜変更される。すなわち、無線状態がよいほど通信レートの高速な変調方式が、無線状態が悪いほど通信レートの低速な変調方式が使用される。
このように、iBurstシステムは、できるだけ多くの移動局装置が通信を行えるようにするとともに、可能な限りにおいて高速な通信レートを実現している。
しかしながら、通信内容によっては、以上のような通信レート制御処理が適切でない場合がある。例えば音声通信については、高速な通信レートは不要であり、むしろ通信レートの安定が求められる。つまり、高速な通信レートを得るために複数のタイムスロットを使用する必要はないし、無線状態がよいからといって通信レートの高速な変調方式に変更する必要もなく、むしろ、1つのタイムスロットを専用し、そのタイムスロットで低速な通信レートを継続することが望まれる。
そこで、iBurstシステムでは、契約により無線区間のQoS(Qouality of Service:サービス品質)(無線QoS)を決定しておき、通信の際にはこの無線QoSにより異なる通信レート制御処理を行うようにしている。
具体的には、iBurstシステムには音声契約とデータ契約が用意される。音声契約の場合の無線QoSは音声通信用のEF−PHB(Expedeted Forwarding Per Hop Behavior)となり、データ契約の場合の無線QoSは広帯域データ通信用であるAF−PHB(Assured Forwarding Per Hop Behavior)となる。なお、このAF−PHBは複数に細分化されており、データ契約の場合の無線QoSはそのうちの1つである。以下では、この1つをデータ契約用AF−PHBと称する。また、iBurstシステムには帯域無保証データ通信用のBE(Best Effort)と呼ばれる無線QoSもある。上記EF−PHB及びAF−PHBは、特別な有料契約を締結したユーザに提供されるものであり、有料契約を結ばないユーザの無線QoSはBEとなる。
iBurstシステムの基地局装置は、無線QoSがEF−PHBである通信の変調方式を、無線状態に関わらず、通信レート最低速の変調方式としている。また、通信数が多くなったとしても常に1つのタイムスロットを専用させる。このような通信レート制御処理により、音声通信における通信レートの安定が実現されている。
一方、無線QoSがデータ契約用AF−PHB及びBEである通信については、iBurstシステムの基地局装置は上記原則通りの通信レート制御処理を行うが、無線QoSがデータ契約用AF−PHBである通信が、無線QoSがBEである通信に比べて高い通信レートで通信できるようにしている。具体的な例では、1つのタイムスロットを複数の通信により共用させる必要がある場合、まずBEである通信に1つのタイムスロットを共用させる。また、1つの通信に複数のタイムスロットを使用させる場合には、データ契約用AF−PHBである通信に優先的に複数のタイムスロットを割り当てるようにする。こうして、有料契約をしたユーザがより高速な通信レートを享受できるようにしている。
なお、特許文献1には、音声通信に適した通信レート制御処理を実現するための別の技術が開示されている。この技術では、無線区間を含む通信経路においてVoIP通信を行う場合に、音声コーデックの種別などを示す音声コーデック情報やRTPパケット化周期などを示すRTPパラメータを無線区間の状態に基づいて決定するようにしている。
特開2004−328079号公報
ところで、移動体通信システムは上位レイヤの通信内容に関知しないのが通常である。すなわち、移動体通信システムは無線レイヤの通信制御のみを行い、その上位のレイヤ(上位レイヤ)で行われる通信の内容についてはユーザが自由に決定する。ユーザは、音声契約であってもデータ通信をすることができるし、データ契約であっても音声通信をすることができる。
しかしながら、このような移動体通信システムでは、音声契約のユーザがデータ通信を行う場合においても、その無線QoSは音声通信用(例えばEF−PHB)のままである。逆に、データ契約のユーザがVoIP通信を行う場合においても、その無線QoSはデータ通信用(例えばAF−PHB)のままである。つまり、ユーザは契約と異なる通信を行う場合があるにも関わらず、その場合の通信レート制御処理は通信内容に応じた適切なものにならず、ユーザの不満を招いていた。
この点、通信内容に応じて無線QoSを適宜変更すればユーザの不満が解決するようにも思われるが、上述のように移動体通信システムは上位レイヤの通信内容に関知しておらず、原則として通信内容を判断することができない。もちろん、通信内容を取得するようにすることもできるが、そうすると処理量が大きくなってしまうという問題があった。
この問題はiBurstシステムに限定されるものではなく、音声通信とデータ通信の両方を行うことができ、かつタイムスロットの割当数制御やリンクアダプテーションなどにより通信レートの制御を行う移動体通信システムでは同様の問題が起き得る。すなわち、このような移動体通信システムでは、必ずしも高速な通信レートが望ましいわけではなく、例えば音声通信では通信レートの安定が求められる。このため、通信内容に応じて適切に通信レートの制御を行えるようにすることが求められていた。
従って、本発明の課題の一つは、処理量の増大を抑制しつつ、実際の通信内容に応じて通信レートの制御を行える基地局装置及び通信レート制御方法を提供することにある。
上記課題を解決するための本発明にかかる基地局装置は、移動局装置が行う通信について、通信データの量を示す通信データ量情報を取得する通信データ量情報取得手段と、前記通信データ量情報取得手段により取得された通信データ量情報に応じて、前記通信が音声通信又はデータ通信のいずれかであるか判断する判断手段と、前記判断手段の判断結果に基づき、前記通信の通信レートの制御を行う通信レート制御処理手段と、を含むことを特徴とする。
一般に、音声通信で送受信される通信データの量は、データ通信(画像通信を含む)で送受信される通信データの量に比べ小さい。このため、通信データの量に基づいて通信が音声通信又はデータ通信のいずれかであるかを判断し、その判断結果に基づいて通信レートの制御を行うことにより、実質的に実際の通信内容に応じて通信レートの制御を行うことができる。また、通信データの量を取得するために上位レイヤの通信内容を取得する必要はないので、処理量の増大も抑制される。
また、上記基地局装置において、前記判断手段の判断結果に基づき、前記通信の無線QoSを決定する無線QoS決定手段、をさらに含み、前記通信レート制御処理手段は、前記無線QoS決定手段により決定された無線QoSに基づき、前記通信の通信レートの制御を行う、こととしてもよい。
これによれば、通信データの量に基づいて無線QoSを決定することができる。
また、この基地局置において、前記移動局装置の契約種別を取得する契約種別取得手段、をさらに含み、前記無線QoS決定手段は、前記契約種別取得手段により取得された契約種別と、前記判断手段の判断結果と、に基づいて、前記通信の無線QoSを決定する、こととしてもよい。
音声通信用の無線QoSに基づく通信レート制御処理の1つに、通信数が多くなったとしても常に1つのタイムスロットを専用的に確保するというものがある。換言すれば、音声契約のユーザは、常に1つのタイムスロットが専用的に確保されることを前提として音声契約しており、データ通信を行うからといってデータ契約のユーザに付与される無線QoS(例えば上述のデータ契約用AF−PHB。)を付与してしまうと、1つのタイムスロットが複数の通信により共用されることになってしまうことから、前提が守られないことになってしまう。
上記無線通信装置によれば、契約種別にも基づいて無線QoSを決定しているので、契約の前提を守る範囲で、無線QoSを決定することができるようになる。
また、本発明にかかる通信レート制御方法は、移動局装置が行う通信について、通信データの量を示す通信データ量情報を取得する通信データ量情報取得ステップと、前記通信データ量情報取得ステップにおいて取得された通信データ量情報に応じて、前記通信が音声通信又はデータ通信のいずれかであるか判断する判断ステップと、前記判断ステップにおいてされた判断の結果に基づき、前記通信の通信レートの制御を行う通信レート制御処理ステップと、を含むことを特徴とする。
本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施の形態にかかるiBurstシステム1のシステム構成を示す図である。同図に示すように、iBurstシステム1は基地局装置10、ラジウスサーバ20、移動局装置30、ネットワーク40を含んで構成される。
基地局装置10、ラジウスサーバ20、移動局装置30は、いずれもCPU及びメモリを備えるコンピュータである。CPUは、メモリに記憶されるプログラムを実行するための処理ユニットであり、各装置の各部を制御する処理を行うとともに、後述する各機能を実現する。メモリは本実施の形態を実施するためのプログラムやデータを記憶している。また、CPUのワークメモリとしても動作する。
ネットワーク40は、インターネットや交換機ネットワークなど、複数の通信装置が通信可能に接続されてなるネットワークである。
移動局装置30は、ネットワーク40に含まれる他の通信装置(不図示)との間でIP(Internet Protocol)通信を行う。このIP通信では、通信データを含むパケットが互いに送受信される。
基地局装置10は、移動局装置30と無線通信可能に構成される。また、基地局装置10はネットワーク40と有線通信可能に構成される。基地局装置10は、移動局装置30が他の通信装置に宛てて無線送信したパケットを受信し、ネットワーク40を介して、該他の通信装置に対して送信する。基地局装置10は、また、ネットワーク40からパケットを受信し、該パケットの宛先である移動局装置30を取得して、該移動局装置30に対して該パケットを無線送信する。
基地局装置10は、TDMA/TDDによる多重化を利用して、複数の移動局装置30との通信を行う。図2は、TDMA/TDDを説明するための図である。同図では、横方向に時間軸をとってあり、1つの四角が1つのタイムスロットを示している。各タイムスロットのうち、「R」が記載されたものは移動局装置30からの送信に利用されるタイムスロット(以下、受信タイムスロットという。)を、「T」が記載されたものは基地局装置10からの送信に利用されるタイムスロット(以下、送信タイムスロットという。)を、それぞれ意味している。
基地局装置10は、原則として1つのタイムスロットセット(1つの受信タイムスロットと1つの送信タイムスロットからなるタイムスロットセット)を1つの移動局装置30に割り当てる。例えば、1番目のタイムスロットセットを割り当てられた移動局装置30の行う通信にかかる通信データは、各フレームのタイムスロットR1及びタイムスロットT1に含めて送受信される。
ただし、当該基地局装置10と無線通信を行う移動局装置30の数が所定値を上回った場合、基地局装置10は複数の移動局装置30に1つのタイムスロットセットを割り当てることがある。具体的な例では、フレーム1つおきに、第1の移動局装置30と第2の移動局装置30にそれぞれタイムスロットセットを割り当てる。
また、当該基地局装置10と無線通信を行う移動局装置30の数が所定値を下回った場合には、基地局装置10は1つの移動局装置30に複数のタイムスロットセットを割り当てることがある。この場合には、基地局装置10は1フレーム内の複数の送信タイムスロットにパケットを配分し、移動局装置30に対して送信する。移動局装置30も、1フレーム内の複数の受信タイムスロットにパケットを配分し、基地局装置10に対して送信する。
基地局装置10は、以上のようにしてタイムスロットセットの割り当てを変更することにより、移動局装置30が行う通信の通信レートを制御する。また、基地局装置10はさらにリンクアダプテーション(詳細は後述する。)により変調方式を変更しつつ移動局装置30との通信を行っており、これによっても移動局装置30が行う通信の通信レートを制御する。
ラジウスサーバ20は移動局装置30ごとにその契約内容その他の情報を記憶する認証用サーバである。具体的には、移動局装置30に付与された識別番号(ユーザ識別番号)と、その契約内容を対応付けて記憶している。
図3は、ラジウスサーバ20に記憶される契約内容テーブルの例を示している。同図に示すように、契約内容テーブルには、ユーザ識別番号と、該ユーザ識別番号が付与された移動局装置30の契約種別(ここでは、iBurstシステム1を使用可能とするための契約に付加して締結される特別な有料契約である音声契約又はデータ契約の締結の有無)とが対応付けて記憶される。
基地局装置10は、こうしてラジウスサーバ20に記憶される契約種別と、実際の通信内容と、に応じて無線QoSを決定し、決定した無線QoSに応じた通信レートの制御処理を行う。ここでは、この無線QoSとして、上述のEF−PHB、データ契約用AF−PHB、BEの他に、音声契約用AF−PHBが使用される。基地局装置10は、音声契約のユーザがデータ通信を行うときに音声契約用AF−PHBを付与し、無線QoSが音声契約用AF−PHBである通信について、通信数が多くなったとしても常に1つのタイムスロットを専用させるという点を除き、データ契約用AF−PHBと同様の通信レート制御処理を行う。
以下、このような通信レート制御処理を実現するための基地局装置10の機能の詳細について、機能ブロック図を参照しながら説明する。なお以下では、基地局装置10から移動局装置30に対して送信されるパケットに着目して説明する。
図4は、基地局装置10の機能ブロックを示す図である。同図に示すように、基地局装置10は機能的に、有線通信部11、クラシファイア(分配)部12、バッファ部13、移動局装置−バッファ対応テーブル記憶部14、スケジューリング部15、無線通信部16、通信データ量取得部17、通信レート制御処理部18を含んで構成される。クラシファイア部12はさらに契約種別取得部121を含んで構成され、また通信レート制御処理部18はさらに判断部181、無線QoS決定部182を含んで構成される。
有線通信部11は、ネットワーク40に含まれる1又は複数の通信装置がそれぞれ移動局装置30に対して送信したパケットを受信し、パケットの宛先となる移動局装置30ごとにクラシファイア部12に出力する。
バッファ部13は所定長のバッファ(先入れ先出し(FIFO)方式の一時記憶手段)を多数備えている。また、移動局装置−バッファ対応テーブル記憶部14は、バッファ部13に備えられる各バッファと移動局装置30とを対応付けて記憶するための移動局装置−バッファ対応テーブルを記憶している。
クラシファイア部12は、有線通信部11から新たな通信にかかるパケットが入力されると、バッファ部13に備えられる多数のバッファのうち、移動局装置−バッファ対応テーブルにおいて他の移動局装置30と対応付けて記憶されていない1つを選択する。そして、入力されたパケットの宛先である移動局装置30を取得し、該移動局装置30と、選択したバッファと、を対応付けて、移動局装置−バッファ対応テーブルに書き込む。
クラシファイア部12は、順次受信されるパケットにそれぞれ含まれる通信データを、その宛先ごとに対応付けたバッファに分配する。つまり、ある移動局装置30宛のパケットにそれぞれ含まれる通信データを取り出し、該移動局装置30と対応付けたバッファに順次書き込む。
クラシファイア部12はまた、有線通信部11から入力されたパケットの宛先である移動局装置30を示すユーザ識別番号を取得する。そして、契約種別取得部121は、クラシファイア部12が取得したユーザ識別番号と対応付けて記憶される契約種別をラジウスサーバ20から読み出し、通信レート制御処理部18に出力する。
スケジューリング部15は、各移動局装置30にタイムスロットセットを割り当てる。この場合において、スケジューリング部15は、後述する無線QoS決定部182により決定された無線QoSに従い、各移動局装置30にタイムスロットセットを割り当てることにより、通信レートの制御を行う。
具体的には、スケジューリング部15は、無線QoSがEF−PHB又は音声契約用AF−PHBである通信を行う移動局装置30について、常に1つのタイムスロットセットを割り当てることにより、通信レートを安定化させる。
一方、無線QoSがデータ契約用AF−PHB又はBEである通信を行う移動局装置30には、当該基地局装置10と無線通信を行う移動局装置30の数に応じてタイムスロットセットを割り当てる。すなわち、上述のように、当該基地局装置10と無線通信を行う移動局装置30の数が所定値を上回った場合、基地局装置10は複数の移動局装置30に1つのタイムスロットセットを割り当てる。これにより、各移動局装置30の通信レートを下げ、できるだけ多くの移動局装置30が通信できるようにする。また、当該基地局装置10と無線通信を行う移動局装置30の数が所定値を下回った場合には、基地局装置10は1つの移動局装置30に複数のタイムスロットセットを割り当てる。これにより、できるだけ高速な通信レートを実現する。
スケジューリング部15は、また、無線QoSが音声契約用AF−PHB、データ契約用AF−PHB、又はBEである通信を行う移動局装置30について、定期的に移動局装置30との通信状態を取得する。通信状態の具体的な例としては、移動局装置30から受信される信号のSINR(Signal to Interference and Noise Ratio:信号対干渉雑音比)、受信電力、エラーレートや、移動局装置30において当該基地局装置10から受信される信号のSINR、受信電力、エラーレートなどが挙げられる。後者については、移動局装置30が取得し、基地局装置10に対して送信することにより、基地局装置10はこれらの通信状態を定期的に取得する。
スケジューリング部15は、移動局装置30との通信状態を取得すると、該移動局装置30との通信に使用する変調方式を決定することにより、通信レートの制御を行う。具体的には、変調方式にはBPSK、QPSK、8PSK、16QAM、32QAMなどがあり、スケジューリング部15は、通信状態とこれらの変調方式とを対応付けて記憶している。そして、取得した通信状態と対応付けて記憶される変調方式を、使用する変調方式として決定する。スケジューリング部15は、この決定の結果、通信状態がよいほど(SINRや受信電力が大きいほど、又はエラーレートが小さいほど)、より高速な通信レートを実現する変調方式が使用されることとなるよう、通信状態と変調方式とを対応付けている。
一方、無線QoSがEF−PHBである通信を行う移動局装置30について、スケジューリング部15は、以上のような変調方式の決定を行わず、記憶している変調方式のうち最低の通信レートを実現する変調方式を、常に使用する変調方式として決定することにより、通信レートを安定化させる。
スケジューリング部15は送信タイムスロットを無線通信部16に出力するが、その際、該送信タイムスロットに割り当てた移動局装置30について決定した変調方式に基づいて、1つの送信タイムスロットに含めることのできる通信データ量を取得する。そして、該通信データ量の通信データをバッファから取り出し、送信タイムスロットに含めて無線通信部16に出力する。
無線通信部16は、スケジューリング部15から順次出力される送信タイムスロットを、スケジューリング部15により決定された変調方式により変調した上で無線区間に送信するとともに、移動局装置30が送信する受信タイムスロットを受信し、復調して図示しない受信処理部に出力する。
通信データ量取得部17は、バッファ部13に備えられる各バッファを監視し、移動局装置30が行う通信について、通信データの量を示す通信データ量情報を取得する。具体的には、クラシファイア部12から各バッファに入力される通信データの所定時間当たりの量(通信データ流量)を通信データ量情報の1つとして取得する。また、バッファに記憶される通信データのスケジューリング部15による取り出しの速度が、クラシファイア部12から入力される速度を下回っている場合には、バッファが溢れ、クラシファイア部12において通信データを破棄することになるが、通信データ量取得部17は、この破棄の発生の有無を示す破棄状況情報についても通信データ量情報の1つとして取得する。そして、バッファごとに、該バッファと対応付けて移動局装置−バッファ対応テーブルに記憶される移動局装置30と対応付けて、取得した通信データ量情報を通信レート制御処理部18に入力する。
通信レート制御処理部18に通信データ量取得部17から上記通信データ量情報が入力されると、判断部181は、入力された通信データ量情報に応じて、各通信が音声通信又はデータ通信のいずれかであるか判断する。通信レート制御処理部18は、判断部181の判断結果に基づき、各通信の通信レートの制御を行う。具体的には、無線QoS決定部182が契約種別取得部121から入力された契約種別と、判断部181の判断結果と、に基づいて各通信の無線QoSを決定し、通信レート制御処理部18は、無線QoS決定部182により決定された無線QoSに基づく通信レートの制御をスケジューリング部15に行わせるための処理を行う。
通信レート制御処理部18について、より具体的に説明する。判断部181は、ある通信について入力された通信データ流量が所定量を下回るか否か判断する。そして、所定量を下回っている場合、該通信は音声通信であると判断する。判断部181はまた、ある通信について入力された破棄状況情報により、破棄の発生があるか否か判断する。そして、破棄の発生があると判断した場合、該通信はデータ通信(画像データのストリーミング送信などの画像通信を含む)であると判断する。
無線QoS決定部182は、契約種別取得部121から入力された契約種別から入力された契約種別が音声契約である移動局装置30が行う通信について、音声通信であると判断部181が判断した場合、若しくは判断部181が判断しなかった場合、該通信の無線QoSをEF−PHBと決定する。また、契約種別取得部121から入力された契約種別から入力された契約種別が音声契約である移動局装置30が行う通信について、データ通信であると判断部181が判断した場合、該通信の無線QoSを音声契約用AF−PHBと決定する。また、契約種別取得部121から入力された契約種別から入力された契約種別がデータ契約である移動局装置30が行う通信について、音声通信であると判断部181が判断した場合、該通信の無線QoSをEF−PHBと決定する。さらに、契約種別取得部121から入力された契約種別から入力された契約種別がデータ契約である移動局装置30が行う通信について、データ通信であると判断部181が判断した場合、若しくは判断部181が判断しなかった場合、該通信の無線QoSをデータ契約用AF−PHBと決定する。
通信レート制御処理部18は、こうして無線QoS決定部182により決定された無線QoSを、スケジューリング部15に出力する処理を行う。この出力を受けたスケジューリング部15は、入力された無線QoSに従い、上述した通信レートの制御処理を行う。こうして、無線QoS決定部182により決定された無線QoSに従った通信レートの制御処理が行われる。
以上説明した処理のうち、無線QoSを決定する処理について、基地局装置10の処理フロー図を参照しながら、より詳細に説明する。
図5は、基地局装置10において無線QoSを決定する処理のフローを示す図である。同図に示すように、基地局装置10はまず移動局装置30の契約種別を判定する(S1)。
契約種別が音声契約である場合、該移動局装置30の通信データを記憶するバッファを監視し(S2)、通信データの破棄が発生しているか否かを判定する(S3)。通信データの破棄が発生している場合、上位レイヤのパケットを参照し、RTP/UDP/IPのプロトコルスタックにより生成されたパケットでなければ(S4)データ通信であると判定し、無線QoSとして音声契約用AF−PHBを使用することを決定する(S5)。一方、通信データの破棄が発生していない場合や、上位レイヤのパケットがRTP/UDP/IPのプロトコルスタックにより生成されたパケットである場合(VoIPパケットである可能性がある場合)には、無線QoSとしてEF−PHBを使用することを決定する(S6)。
契約種別がデータ契約である場合、該移動局装置30の通信データを記憶するバッファを監視し(S7)、通信データ流量が所定値以下であるか否かを判定する(S8)。通信データ流量が所定値以下である場合、上位レイヤのパケットを参照し、RTP/UDP/IPのプロトコルスタックにより生成されたパケットであれば(S9)音声通信であると判定し、無線QoSとしてEF−PHBを使用することを決定する(S10)。一方、通信データ流量が所定値以下でない場合や、上位レイヤのパケットがRTP/UDP/IPのプロトコルスタックにより生成されたパケットでない場合(VoIPパケットである可能性がない場合)には、無線QoSとしてデータ契約用AF−PHBを使用することを決定する(S11)。
以上説明したように、基地局装置10は通信データの量に基づいて通信が音声通信又はデータ通信のいずれかであるかを判断し、その判断結果に基づいて通信レートの制御を行っているので、実質的に実際の通信内容に応じて通信レートの制御を行うことができる。また、通信データの量を取得するために上位レイヤの通信内容を取得する必要はないので、処理量の増大も抑制される。この場合において、図5により説明したように、音声通信又はデータ通信のいずれかであるかを判断した後、上位レイヤの通信内容を確認するようにすれば、最初から上位レイヤの通信内容を確認する場合に比べて処理量を減らすことができる一方、より適切に通信レートの制御を行うことができるようになる。
また、基地局装置10は契約種別にも基づいて無線QoSを決定しているので、契約の前提を守る範囲で、無線QoSを決定することができるようになる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。例えば、音声契約及びデータ契約の他にも、IP−PBX契約という契約種別があり、この契約種別に基づいて無線QoSを決定することとしてもよい。IP−PBX契約はVoIP用PBX(Private Branch eXchange:構内交換機)のための契約である。VoIP用PBXには複数の電話機が接続されており、これらの電話機は、VoIP用PBX及び基地局装置10を介して、ネットワーク40に含まれる通信装置との間で音声通信を行う。VoIP用PBXは移動局装置30として機能するが、複数の電話機が同時に音声通信を行えるようにするため、VoIP用PBXは複数の移動局装置30として機能し、IP−PBX契約も契約により定められる数(契約数)の音声契約をひとつにまとめた形式の契約となっている。
IP−PBX契約の移動局装置30(VoIP用PBX)により行われる通信は常に音声通信となるので、基地局装置10は、契約種別がIP−PBX契約である場合、その無線QoSとして常にEF−PHBを使用するようにすることが好適である。また、この場合のEF−PHBでは、通常のEF−PHBに比べ、上記契約数倍のタイムスロットセットを割り当てるようにすることが好適である。
また、上記実施の形態ではiBurstシステムについて説明したが、本発明の適用範囲はiBurstシステムに限定されるものではなく、音声通信とデータ通信の両方を行うことができ、かつタイムスロットの割当数制御やリンクアダプテーションなどにより通信レートの制御を行う移動体通信システムに本発明を適用することができる。
本発明の実施の形態に係るiBurstシステムのシステム構成を示す図である。 TDMA/TDDを説明するための説明図である。 本発明の実施の形態に係る契約内容テーブルを示す図である。 本発明の実施の形態に係る基地局装置の機能ブロックを示す図である。 本発明の実施の形態に係る基地局装置の処理フローを示す図である。
符号の説明
1 iBurstシステム、10 基地局装置、11 有線通信部、12 クラシファイア部、13 バッファ部、14 移動局装置−バッファ対応テーブル記憶部、15 スケジューリング部、16 無線通信部、17 通信データ量取得部、18 通信レート制御処理部、20 ラジウスサーバ、30 移動局装置、40 ネットワーク、121 契約種別取得部、181 判断部、182 無線QoS決定部。

Claims (4)

  1. 移動局装置が行う通信について、通信データの量を示す通信データ量情報を取得する通信データ量情報取得手段と、
    前記通信データ量情報取得手段により取得された通信データ量情報に応じて、前記通信が音声通信又はデータ通信のいずれかであるか判断する判断手段と、
    前記判断手段の判断結果に基づき、前記通信の通信レートの制御を行う通信レート制御処理手段と、
    を含むことを特徴とする基地局装置。
  2. 請求項1に記載の基地局装置において、
    前記判断手段の判断結果に基づき、前記通信の無線QoSを決定する無線QoS決定手段、
    をさらに含み、
    前記通信レート制御処理手段は、前記無線QoS決定手段により決定された無線QoSに基づき、前記通信の通信レートの制御を行う、
    ことを特徴とする基地局装置。
  3. 請求項2に記載の基地局装置において、
    前記移動局装置の契約種別を取得する契約種別取得手段、
    をさらに含み、
    前記無線QoS決定手段は、前記契約種別取得手段により取得された契約種別と、前記判断手段の判断結果と、に基づいて、前記通信の無線QoSを決定する、
    ことを特徴とする基地局装置。
  4. 移動局装置が行う通信について、通信データの量を示す通信データ量情報を取得する通信データ量情報取得ステップと、
    前記通信データ量情報取得ステップにおいて取得された通信データ量情報に応じて、前記通信が音声通信又はデータ通信のいずれかであるか判断する判断ステップと、
    前記判断ステップにおいてされた判断の結果に基づき、前記通信の通信レートの制御を行う通信レート制御処理ステップと、
    を含むことを特徴とする通信レート制御方法。
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