JP4722563B2 - 通信端末装置、端末装置、通信システム及び通信方法並びにコンピュータプログラム - Google Patents

通信端末装置、端末装置、通信システム及び通信方法並びにコンピュータプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP4722563B2
JP4722563B2 JP2005156112A JP2005156112A JP4722563B2 JP 4722563 B2 JP4722563 B2 JP 4722563B2 JP 2005156112 A JP2005156112 A JP 2005156112A JP 2005156112 A JP2005156112 A JP 2005156112A JP 4722563 B2 JP4722563 B2 JP 4722563B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal device
communication
usb
data
line
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2005156112A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006333242A (ja
Inventor
康二 鳴島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP2005156112A priority Critical patent/JP4722563B2/ja
Publication of JP2006333242A publication Critical patent/JP2006333242A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4722563B2 publication Critical patent/JP4722563B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、例えば、通信回線の終端間で帯域保証を行う通信を可能とする通信端末装置、端末装置、通信システム及び通信方法並びにコンピュータプログラムに関する。
携帯端末装置における高速データ通信網を実現するCDMA 2000 1x EV−DO(Code Division Multiple Access 1x Evolution Data Only)という無線通信規格が広く採用されている。また、最近、従来のEV−DO方式にさらにQoS(Quality of Service)やブロードキャスト機能を追加したEV−DO Enhancementという規格が採用されている。
QoSとは、ネットワーク上である特定の通信のための帯域を予約し、一定の通信速度を保証する技術であり、例えば、音声や動画のリアルタイム配信、すなわちラジオやテレビ型の放送型の通信サービスやテレビ電話のような双方向型の通信サービス等、通信の遅延や停止がサービス品質に大きな影響を及ぼす通信サービスに適用される技術である。一般的に、QoSを利用するためには、通信ノード間において通信条件などの情報を相互に交換して事前に決定する手順が必要であり、当該手順を実行する帯域予約用のプロトコルとしてRSVP(Resource ReServation Protocol)などのシグナリングプロトコルが端末装置やノードに予め実装されている。
図16は、上記のようなQoSが用いられるEV−DO Enhancement規格が適用された通信システム2の構成と、当該通信システム2のそれぞれの装置におけるプロトコルスタックを示した図である。図16に示す通信システム2は、例えば、PPP(Point to Point Protocol)及びTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)のプロトコルスタック120を具備した携帯端末装置20がウェブブラウザの起動を行い、コンテンツデータを備えたサーバ装置50との間で、データ通信を行っている状態を示している。このとき、携帯端末装置20とサーバ装置50はQoS対応のアプリケーションプログラム(以下、アプリケーションと記載)を具備しており、当該アプリケーションは、RSVPなどの帯域予約を行うシグナリングプロトコルを実装しているものとする。
このとき、QoSが適用される回線を携帯端末装置20とサーバ装置50との間で確立するためには、携帯端末装置20とサーバ装置50との経路において、物理層からネットワーク層までを帯域保証しなければならない。ここで、物理層とは図16では、各装置のプロトコルスタックにおいて最下位層に対応するPHY(Physical)層121、131、R−P(RadioAccess−to−PSDN)層134,141、MAC(Media Access Control)層144,151に相当し、ネットワーク層とは、IP層200,143,152に相当する。
図16において、PSDN(Packet Data Serving Node)40からサーバ装置50までは既存のLAN(Local Area Network)において適用される帯域保証方式で予め帯域保証が行われており、携帯端末装置20内のPPP層124からPSDN40のPPP層142までの帯域については、EV−DO Enhancement規格により帯域保証が行われている。
ところで、この携帯端末装置20に、端末装置10を物理的にUSBケーブルなどで接続し、携帯端末装置20をネットワークに接続するためのモデムのような機能として利用することが可能である。図17の通信システム3は、そのような構成を示した図であり、端末装置10からダイアルアップ接続用のアプリケーションで端末装置10とPDSN40の間でPPPセッションが確立される。端末装置10は、アプリケーション層115においてウェブブラウザなどが起動されることにより、コンテンツデータを備えたサーバ装置50との間で、データ通信を行う。携帯端末装置20は、基地局装置30との間で無線リンクを確立し、TCP/IPプロトコルスタックは使用せず、送受信するPPPフレームで構成されるデータをPPP層124及びPPP層129において透過的に転送することになる。
3GPPs C.S0024−A v1.0
しかしながら、図17の通信システム3からも明らかなように、携帯端末装置20のPPP層124からサーバ装置50のIP層152までは図16で説明したように帯域保証されているが、RLP層123から帯域保証された状態で送信されるデータが携帯端末装置20のPPP層129と端末装置10のPPP層117との間で混合されてしまう。
つまり、端末装置10のアプリケーション115及びサーバ装置50のアプリケーション154が、実装しているRSVPなどの帯域予約用のシグナリングプロトコルを用いて、サーバ装置50のIP層152から端末装置10のIP層113までの間で帯域予約を行う手順を実行しても、端末装置10のPPP層117から携帯端末装置20のPPP層129までの間を帯域保証することができないという問題がある。
本発明は、上記問題を解決するためになされたもので、その目的は、携帯端末装置などの通信端末装置に接続してデータ通信を行う端末装置が最終送信先の装置との間で帯域保証される通信を可能とする通信端末装置、端末装置、通信システム及び通信方法並びにコンピュータプログラムを提供することにある。
上記問題を解決するために、本発明に係る通信端末装置は、接続された端末装置との間における物理層からネットワーク層までの帯域保証を行う通信事業者によって提供されるネットワークに接続する通信端末装置であって、1つの端末装置との間で複数の回線を設定する手段と、前記回線ごとに転送速度を制御する手段と、前記複数の回線の中から適切な転送速度の回線を選択する手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明は、上記発明において、MultiLinkPPPにより複数の回線の中から適切な転送速度の回線を選択することを特徴とする。
本発明に係る端末装置は、通信事業者によって提供されるネットワークに接続する通信端末装置と接続し、該接続した通信端末装置との間における物理層からネットワーク層までの帯域保証を行う端末装置であって、1つの通信端末装置との間で複数の回線を設定する手段と、前記回線ごとに転送速度を制御する手段と、前記複数の回線の中から適切な転送速度の回線を選択する手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明は、上記発明において、MultiLinkPPPにより複数の回線の中から適切な転送速度の回線を選択することを特徴とする。
本発明に係る通信システムは、USBホスト装置とUSBデバイス装置を備え、接続されたUSBホスト装置とUSBデバイス装置との間における物理層からネットワーク層までの帯域保証を行う通信システムにおいて、1つのUSBホスト装置と1つのUSBデバイス装置との間で複数の回線を設定する手段と、前記回線ごとに転送速度を制御する手段と、前記複数の回線の中から適切な転送速度の回線を選択する手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明に係る通信方法は、接続されたUSBホスト装置とUSBデバイス装置との間における物理層からネットワーク層までの帯域保証を行う通信方法であって、1つのUSBホスト装置と1つのUSBデバイス装置との間で複数の回線を設定するステップと、前記回線ごとに転送速度を制御するステップと、前記複数の回線の中から適切な転送速度の回線を選択するステップと、を有することを特徴とする。
本発明に係るコンピュータプログラムは、接続された端末装置との間における物理層からネットワーク層までの帯域保証を行う通信事業者によって提供されるネットワークに接続するコンピュータを、1つの端末装置との間で複数の回線を設定する手段、前記回線ごとに転送速度を制御する手段、前記複数の回線の中から適切な転送速度の回線を選択する手段、として機能させることを特徴とする。
本発明に係るコンピュータプログラムは、通信事業者によって提供されるネットワークに接続する通信端末装置と接続し、該接続した通信端末装置との間における物理層からネットワーク層までの帯域保証を行うコンピュータを、1つの通信端末装置との間で複数の回線を設定する手段、前記回線ごとに転送速度を制御する手段、前記複数の回線の中から適切な転送速度の回線を選択する手段、として機能させることを特徴とする。
この発明によれば、通信端末装置は、複数のデータ回線を用いて通信するものであり、端末装置に接続され、複数のデータ回線の帯域保証レベルのそれぞれに対応する帯域保証が行われる複数の論理回線を接続される端末装置との間で生成する。また、通信端末装置は、データ回線を介して受信したデータを、データ回線の帯域保証レベルに対応する帯域保証が行われる論理回線を介して端末装置に送信し、論理回線を介して端末装置から受信したデータを、論理回線の帯域保証に対応する帯域保証レベルを有するデータ回線に送信する構成とした。これにより、帯域保証されたデータ回線から受信したデータを、データ回線の帯域保証レベルに対応する帯域保証がされた論理回線を用いて端末装置に送信することができ、また、端末装置から受信したデータを、当該データに要求される帯域保証レベルに対応する帯域保証されたデータ回線に送信することができる。そのため、通信端末装置に接続してデータ通信を行う端末装置が通信端末装置に接続される最終送信先の装置との間で帯域保証される通信が可能となる。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態による通信システム1のブロック構成図及び通信システム1に備えられる装置ごとのプロトコルスタック構成を示す図である。通信システム1において、端末装置10は、例えばパーソナルコンピュータであり、TCP/IPにより通信を行うアプリケーションやUSBインタフェースを備えている。携帯端末装置20は、例えば携帯電話端末などが適用される。また、携帯端末装置20は、端末装置10と接続され、携帯電話の通信事業者によって提供される通信サービスによる無線通信を行う。
送受信アンテナ31は、携帯電話の通信事業者が管理する基地局に備えられるアンテナであり、携帯端末装置20から送信される無線信号を受信し、また携帯端末装置20に無線信号を送信する。基地局装置30は、送受信アンテナ31に接続され、携帯端末装置20との間で無線通信回線を確立し、携帯端末装置20との間で無線通信による通信パケット(以下、無線パケットと記載)の送受信を行う。
PDSN40は、基地局装置30に接続され、IPで送受信される通信パケット(以下、IPパケットと記載)を予め設定された経路情報に従って中継するルータとしての機能を有し、物理層としてR−PインタフェースとMACインタフェースを具備する。サーバ装置50は、例えばHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)により、内部に記憶するデータを送信するウェブサーバや、RTP(Real−time Tranport Protocol)により動画データを送信するコンテンツサーバとしての機能を有しており、内部に備えたMACインタフェースによりLANなどを介してPDSN40に接続される。
次に、それぞれの装置が具備するプロトコルスタックについて説明する。端末装置10のプロトコルスタック110において、アプリケーション層115は、HTTPやRTP等のプロトコルを有するクライアント側のアプリケーションプログラムに相当する。TCP層114は、送受信されるデータの分解あるいは結合を行い、また送受信時におけるデータの順序管理や再送制御などを行う。
IP層113は、予め端末装置10に付与されているIPアドレスを有するIPパケットを生成して送信を行い、またIPパケットを受信した場合には、受信したIPパケットからデータを読み出す。MultiLinkPPP(MultiLink Point to Point Protocol)層112は、RFC(Request for Comment)1990で規定されるプロトコルであり、複数の物理回線を1本のPPP回線として送受信の管理を行う。USB層111は、USBケーブルにより対向するUSBインタフェースと接続されるUSBインタフェースを備え、USBのEndPointの多重化により生成される複数の論理回線を設定し、当該複数の論理回線にてデータの送受信を行う。
携帯端末装置20のプロトコルスタック120において、USB層125は、USBインタフェースを備え、端末装置10のUSB層111のUSBインタフェースとUSBケーブルなどにより物理的に接続される。MultiLinkPPP層126は、端末装置10のMultiLinkPPP層112との間で、USB層111及び125の間でEndPointの多重化により生成される複数の論理回線を束ねて送受信を行う。
PPP層124は、MultiLinkPPP層126との間で、両方のプロトコルにおいて送受信が可能となるようPPPフレームで構成されるデータからMultilinkPPPフレームで構成されるデータへ、また逆にMultiLinkPPフレームで構成されるデータからPPPフレームで構成されるデータへの変換を行うとともに対向するPDSN40のPPP層142との間で通信回線の確立などの制御を行う。RLP層123は、無線通信のインタフェースであるPHY層121が送信できるデータサイズに基づいてPPP層124から出力されるデータを分割し、分割したデータを含む複数の通信パケットを生成し、生成した複数の通信パケットにシーケンス番号を付加して送受信における順序管理や再送制御を行う。また、RLP層123では、アプリケーション層115に存在するアプリケーションプログラムの数だけRLPのセッションが生成される。
Stream層122は、通信パケットの送信時には、複数のRLPのセッションを一意に識別できる識別情報を含む2ビットのヘッダをRLPの通信パケットに付加し、PHY層121に出力する。また、通信パケットの受信時には、RLPの通信パケットのヘッダに付加されている2ビットの値に基づいて適切なRLPのセッションに受信した通信パケットを出力する。PHY層121は、無線通信の物理層であり、例えば、CDMA(Code Division Multiple Access)のような無線通信方式による無線信号により送受信を行う。
基地局装置30のプロトコルスタック130において、PHY層131は、携帯端末装置20のPHY層121との間で無線通信を行う。Stream層132は、Stream層122との間でRLPの通信パケットのヘッダに付加する2ビットの値をRLPのセッションが生成される際に共有し、Stream層122と同様の処理を行う。RLP層133は、対向するRLP層123との間でRLPの通信パケットの順序管理や再送制御を行う。R−P層134は、PDSN40に接続するための物理インタフェースであるR−Pインタフェースを備え、受信した無線パケットに携帯端末装置20を一意に識別できる識別情報を付加し、IPのデータフォーマットでカプセル化して対向するR−Pインタフェースとの間で送受信を行う。
PDSN40のプロトコルスタック140において、R−P層141は、基地局装置30のR−Pインタフェースに接続されるR−Pインタフェースを備え、R−P層134との間で送受信を行う。PPP層142は、携帯端末装置20のPPP層124との間で回線を確立して回線状態の管理を行いつつ送受信を行う。IP層143は、PDSN40を介して送受信されるIPパケットに含まれるIPアドレスと、予め内部に設定されている経路情報とに基づいてIPパケットの経路制御を行い、受信したIPパケットを経路制御において選択されるインタフェースへ出力する。MAC層144は、例えばIEEE802.3インタフェースを備え、インタフェースごとに付与されたMACアドレスに基づいてMACフレームで構成されるデータの送受信を行う。
サーバ装置50のプロトコルスタック150において、MAC層151は、PSDN40のMAC層144との間でMACのインタフェースに予め付与されるMACアドレスに基づいて、MACフレームで構成されるデータの送受信を行う。IP層152は、予めサーバ装置50に付与されているIPアドレスを有するIPパケットを生成して送信を行い、またIPパケットを受信した場合には、受信したIPパケットからデータを読み出す。TCP層153は、送受信されるデータの分解あるいは結合を行い、対向する端末装置10のTCP114との間で送受信時におけるデータの順序管理や再送制御などを行う。アプリケーション層154は、例えば、HTTPやRTP等のプロトコルを有するサーバ側のアプリケーションプログラムに相当する。
なお、TCP層114及び153は、RTPなどのプロトコルに基づいてデータを送信する場合には、再送制御を行わないUDP(User Diagram Protocol)を適用してもよい。
また、RSVPなどの帯域予約用のシグナリングプロトコルは、アプリケーション層115及び154に含まれ、通信回線が確立される際に、予めネゴシエーション手順が行われる。
また、VoIP(Voice over IP)などの場合には対向する装置は、サーバ装置50ではなく、VoIP用の音声端末としてもよい。
図2は、図1で示した端末装置10及び携帯端末装置20の内部構成を示したブロック図である。端末装置10において、アプリケーション部15、TCP部14、IP部13、MultiLinkPPP部(以下、MP部)12、USB部11は、それぞれ図1のプロトコルスタック110のアプリケーション層115、TCP層114、IP層113、MultiLinkPPP層112、USB層111に対応する内部構成である。なお、TCP部14は、UDPのプロトコルを具備したものであってもよい。
また、携帯端末装置20において、USB部25、MP部26、PPP部24、RLP部23、Stream部22、PHY部21は、それぞれ図1のプロトコルスタック120のUSB層125、MultiLinkPPP層126、PPP層124、RLP層123、Stream層122、PHY層121に対応する内部構成である。
また、上述した別紙特許請求の範囲に記載の通信端末装置は、携帯端末装置20に相当し、通信端末装置における接続手段及び論理回線設定手段はUSB部25に相当し、第1の送受信手段及び第2の送受信手段は、MP部26に相当する。また、上述した別紙特許請求の範囲に記載の端末装置は、端末装置10に相当し、端末装置における接続手段及び論理回線設定手段はUSB部11に相当し、受信手段及び送信手段は、MP部12に相当する。
以下に、図2から図9を参照して、本実施形態における端末装置10のMP部12と携帯端末装置20のMP部26の間の帯域保証を実現する構成について説明する。
最初に、USB部11及びUSB部25における構成について説明する。端末装置10のUSB部11及び携帯端末装置20のUSB部25は、複数のEP(EndPoint)11−1〜11−n及びEP25−1〜25−nを有しており、当該複数のEP11−1〜11−n及びEP25−1〜25−nにより1本のUSBケーブル内で複数の論理回線が設定されることになる。
ここで、USBにおけるEndPointについて説明する。USBの通信方式では、1つのEndPoint間で1方向の通信しかできない。例えば、図3に示すようにパーソナル側のUSBインタフェースであるUSBホスト500とマウスなどの周辺機器のUSBインタフェースであるUSBデバイス501と間で通信を行う場合、制御情報を送受信するために1つのEndPoint(制御用)が設定される。そして、通信のためにUSBホスト500からUSBホスト501の送信に対して1つのEndPoint(EndPoint1)が設定され、USBデバイスからUSBホストの送信に対して1つのEndPoint(EndPoint2)が設定されることになる。つまり、双方向の送受信を行うためには、2つのEPが必要となり、2つのEndPointで1組の論理回線が構成されることになる。EP11−1〜11−n及びEP25−1〜25−nのように複数設定した場合には、論理回線をn/2個設定することになり、図4に示すような構成となる。
図5及び図6は、USB部11のEP11−1〜11−n及びUSB部25のEP25−1〜25−nに適用される帯域保証を行う通信方式であるアイソクロナス(Isochronous)転送方式を示した図である。アイソクロナス転送方式では、図5に示すように最初にUSBデバイス501側において、上位層から受信したMultiLinkPPPフレームで構成されるデータをUSBのアイソクロナス転送方式で転送できるようにUSBで連続転送されるデータの最小単位であるUSBパケットのサイズに分割して内部のキューに格納する。そして、図6に示すように、USBホスト500から1msの間隔でデータ送信要求に相当する送信要求USBパケット数を含んだINパケットを送信する。ここで、INパケットとは、USBパケットの一種であり、データ転送の制御用に用いられるものである。
USBデバイス501は、INパケットを受信した場合に、INパケットに含まれる送信要求USBパケット数に相当するUSBパケットを内部のキューから読み出して送信する。つまり、USBホスト500は、1秒間に受信するUSBパケットのバイト数をEndpointで使用する前に指定することができるため、転送レート(bps)を「1000ms×指定したUSBパケット数に相当するデータサイズ×8bit」に保証することができる。これにより、USB部11及びUSB部25の間でEndPointごとに異なる転送速度で帯域保証される論理回線を設定することが可能となる。
なお、転送方式はUSBホスト500の制御部(コントローラ)からの指示情報によりEPごとに変更することが可能であり、例えば、EP11−1〜11−n及びEP25−1〜25−nの一部の複数回線をベストエフォートの通信に割り当てる場合には、当該複数回線を一度に大量のUSBパケットを送信するバルク(Bulk)転送方式に変更し、ベストエフォート通信用にすることが可能である。
次に、上述したUSBのEPを用いた端末装置10のMP部12と携帯端末装置20のMP部26との間におけるMultiLinkPPPの通信手段について説明する。一般的にMultiLinkPPPは、図9に示すダイアルアップ接続で構成される複数の物理回線を用いて通信を行う場合に利用されるプロトコルである。本実施形態では、図9の複数の物理回線をUSB部11のEP11−1〜11−n及びUSB部25のEP25−1〜25−nによって生成される論理回線とみなして、MultiLinkPPPを適用している。
具体的には、MP部12とMP部26の間で通信回線が確立され、携帯端末装置20から端末装置10の方向へデータが送信される場合、PPP部24からPPPフレームで構成されるデータを受信したMP部26は、図8に示すPPPフレームで構成されるデータにMultiLinkPPPヘッダ601を付与して図7に示すMultiLinkPPPフレームで構成されるデータを生成する。MP部26は、生成したMultiLinkPPPフレームで構成されるデータをEP11−1〜11−n及びEP25−1〜25−nによって確立されている論理回線のいずれかを選択し、選択した論理回線を介してMP12に転送する。受信側のMP部12では、図7に示すMultiLinkPPPフレームに含まれるMultiLinkPPPヘッダ601のフラグメントビット及びシーケンス番号(Fragment bit+SEQ)に基づいて再構成を行って元のデータを復元することができる。この構成により、MP部12とMP部26において、USB部11とUSB部25の間における論理回線を選択して通信することが可能となる。つまり、論理回線毎に転送速度が異なるように設定されている場合には、アプリケーションから要求される帯域保証レベルや、接続される回線に設定されている帯域保証レベルに対応する転送速度の論理回線を選択して転送することが可能となる。
次に、帯域保証されたMP部12からMP部26の間における通信回線を、上位のIP部13及びRLP部23における帯域保証手段と連動させるための構成について、図2及び図10、図11を参照して説明する。端末装置10及び携帯端末装置20はそれぞれ内部に上述した帯域保証レベルに相当するQoSレベルと利用する回線を対応付けるためのマッピングテーブル17,27を備えている。
図10(a)は、端末装置10のマッピングテーブル17のデータ構成を示した図であり、マッピングテーブル17のエントリは、QoSクラス、遅延レベル、速度、EndPoint、アプリケーション種別の項目を備えている。QoSクラスには、設定するクラス名が記録され、図10(a)では3つのQoSクラスが記録されている。遅延レベルには、QoSクラスに対応する遅延の度合いが記録される。速度には帯域保証する通信速度が記録される。EndPointには、通信速度に対応する転送を保証するEndPointの識別番号が記録される。図10(a)では、設定の具体例として速度5MbpsにはEndPointの識別番号であるEndPoint1及び2が割り当てられており、速度2MbpsにはEndPointの識別番号であるEndPoint3及び4が割り当てられている。速度が指定されていないQoSクラス3についてはバルク転送を行うEndPointの識別番号であるEndPoint5及び6が割り当てられている。
アプリケーション種別には、それぞれのQoSクラスを利用するアプリケーションを識別する情報が記録される。具体的にアプリケーション種別に記録されるアプリケーションを識別する情報としては、例えば、QoSの制御としてDiffserve方式が用いられる場合には、図11に示すIPパケットのフォーマットのヘッダに含まれるTOS(Type Of Service)602の8bitのフィールドのうちDiffserve方式でDSCP(DiffServ Code Point)フィールドとして再定義される先頭6bitに設定される値がアプリケーションを識別する情報がアプリケーション種別に記録されることになる。図10(a)では、設定の具体例としてアプリケーション部15のうち、映像などのストリミングデータを送受信するAPL(Application)15−1がQoSクラス1に、VoIPなどの音声を送受信するAPL15−2がQoSクラス2に、TELNETやFTPやHTTPなどのデータを送信するAPL15−mがQoSクラス3として割り当てられている例が示されている。
図10(b)は、携帯端末装置20のマッピングテーブル27のデータ構成を示した図である。マッピングテーブル27のエントリは、QoSクラス、遅延レベル、速度、EndPoint、RLP番号の項目を備えている。QoSクラスからEndPointまではマッピングテーブル17に設定される情報と同じ情報が設定される。RLP番号には、QoSクラスに対応するRLPのセッションを示す番号が記録される。図10(b)では、設定の具体例としてRLP23−1の番号であるRLP1がQoSクラス1に、RLP23−2の番号であるRLP2がQoSクラス2に、RLP23−mの番号であるRLPmがQoSクラス3に割り当てられている例が示されている。
図10(a)及び(b)のマッピングテーブル17,27における設定により、例えばAPL15−1は、EndPoint1及びEndPoint2の論理回線とRLP23−1を介して送受信を行い、ALP15−2は、EndPoint3及び4の論理回線とRLP23−2を介して送受信を行い、APL15−mは、EndPoint5及び6の論理回線とRLPmを介して送受信を行うことになる。RLP部23より先は、上述したように既にEV−DO Enhancementにより帯域保証が行われているため、各APL15−1,15−2,15−nはサーバ装置50との間で帯域保証がされた通信を行うことが可能となる。
なお、マッピングテーブル17に記録される情報は、帯域予約を行うALP15−1,15−2などが通信を開始する前に、RSVPにより対向する双方の装置のアプリケーション(154と115)が帯域予約のネゴシエーション手順を行い、帯域予約できた場合に、ALP15−1,15−2によって記録される。マッピングテーブル27は、RLP部23がアプリケーション部15にて起動されるアプリケーションに対応するRLPのセッションを設定する際に、RLP部23により記録される。
次に図12から図15を参照して、端末装置10と携帯端末装置20の間において行われるデータの送受信処理について説明する。
図12は、端末装置10が携帯端末装置20に対してデータを送信する際の処理を示したフローチャートである。ここでは、一例として、アプリケーション部15のALP15−1によって送信が行われる場合について説明する。
最初にアプリケーション部15のAPL15−1からデータ送信要求が送信されると、TCP部14は、APL15−1から受信したデータにTCPヘッダを付加し、IP部13へ出力する。IP部13は、アプリケーションの種別に従ってヘッダのTOSフィールド602に6bitの識別情報を設定してIPパケットを生成してMP部12へ出力する(ステップSa1)。
MP部12は、IP部13から受信したIPパケットに基づいて、MultiLinkPPPフレームで構成されるデータを生成する。また、MP部12は、IPパケットのTOSフィールド602に設定されている識別情報に従ってマッピングテーブル17を検索し、EndPointとしてEndPoint1及び2を検出し、検出したEndPointに対応するEP11−1にMultLinkPPPフレームで構成されるデータを送信する(ステップSa2)。EP11−1は、MultiLinkPPPフレームで構成されるデータをUSBパケットサイズに分割してキューに記録する(ステップSa3)。EP11−1は、対向するEP25−1からINパケットを受信し、指定された数のパケット数をキューから読み出して送信する(ステップSa4)。
図13は、携帯端末装置20がサーバ装置50に対してデータを送信する際の処理を示したフローチャートである。ここでは、一例として、EndPoint1のEP25−1を通じて端末装置10からデータを受信した場合について説明する。
最初に、EP25−1が端末装置10のEP11−1からUSBパケットを受信すると、USB部25の制御部(コントローラ)はMP部26にデータ受信割込信号を通知する(ステップSb1)。当該通知を受信したMP部26は、EP25−1からUSBパケットを受信し、EP25−1に対応する番号であるEndPoint1と受信したUSBパケットから構成されるデータとをPPP部24へ送信する。EndPoint番号とデータを受信したPPP部24はバッファにPPPフレームで構成されるデータを記録する(ステップSb2)。そして、PPP部24は、マッピングテーブ27からEndPoint1に対応するRLP番号のRLP1を検出し、バッファからデータを読み出して、読み出したデータをRLP1に対応するRLP23−1に送信する(ステップSb3)。PPP部24からデータを受信したRLP23−1は、キューへデータを記録する(ステップSb4)。RLP23−1は、キューからデータを読み出して対応するStream22−1にデータを送信する。Stream22−1は、携帯端末装置20を一意に識別できる2bitのヘッダを付与してPHY部21へデータを送信する。PHY部21は、Stream22−1から受信したデータを含む無線信号を送出する(ステップSb5)。無線信号は送信アンテナ31で受信され、基地局装置30及びPDSN40を介してサーバ装置50に送信される。
図14は、携帯端末装置20がサーバ装置50からデータを受信する際の処理を示したフローチャートである。ここでは、一例として、RLP番号1のRLP23−1がサーバ装置50から送信されるデータを受信した場合について説明する。最初に、RLP23−1がデータを受信するとRLP部23は、データ受信割込信号をPPP部24に通知する(ステップSc1)。当該通知を受信したPPP部24は、RLP23−1からRLP番号であるRLP1とデータとを受信し、データをバッファへ記録する(ステップSc2)。PPP部24は、受信したRLP1に基づいてマッピングテーブル27から対応するEndPoint番号であるEndPoint2を検出し、検出したEndPointの番号であるEndPoint2とバッファから読み出したデータとをMP部26に送信する(ステップSc3)。MP部26は、受信したデータに基づいてMultiLinkPPPフレームで構成されるデータを生成し、EndPoint2に対応するEP25−2に生成したMultiLinkPPPフレームで構成されるデータを送信する(ステップSc4)。EP25−2は受信したMultiLinkPPPフレームで構成されるデータをUSBパケットに分割してキューに記録し、対向するEP11−2からINパケットを受信し、指定された数のUSBパケットを読み出してEP11−2に送信する(ステップSc5)。
図15は、端末装置10が携帯端末装置20からデータを受信する際の処理を示したフローチャートである。ここでは、一例として、EP11−2がUSBパケットを受信した場合について説明する。最初に、USB部11のEP11−2がEP25−2からUSBパケットを受信するとUSB部11の制御部(コントローラ)は、MP部12にデータ受信割込信号を通知する(ステップSd1)。当該通知を受信したMP部12は、EP11−2から、EP11−2が受信したUSBパケットから構成されるMultiLinkPPPフレームのデータを受信し、MultiLinkPPPフレームで構成されるデータからIPパケットを再構築してIP部13へ出力する(ステップSd2)IP部13はIPパケットに含まれるデータをTCP部14に送信し、TCP部14は、受信したデータからTCPヘッダを除いて、対応するAPL15−1にデータを出力する(ステップSb3)。
上記の構成により、携帯端末装置20と端末装置10との間のUSBの接続において、複数の論理回線を設定し、USBのアイソクロナス転送方式により転送速度を制御し、さらにMultiLinkPPPにより当該複数の論理回線の中から適切な転送速度の回線を選択することが可能となる。これにより、携帯端末装置20と端末装置10との間における物理層からネットワーク層までの帯域保証を行うことが可能となり、サーバ装置50から端末装置10の間で帯域保証された通信を行うことが可能となる。
上述の携帯端末装置20及び端末装置10は内部に、コンピュータシステムを有している。そして、上述したデータを送受信する処理は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでコンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしても良い。
本実施形態による通信システムのブロック構成図及び通信システムに備えられる装置ごとのプロトコルスタック構成を示す図を示すブロック図である。 同実施形態における端末装置及び携帯端末装置の内部構成を示したブロック図である。 同実施形態におけるUSB通信方式を説明するための図(その1)である。 同実施形態におけるUSB通信方式を説明するための図(その2)である。 同実施形態における送信されるUSBパケットを説明するための図である。 本実施形態によるUSB通信方式におけるアイソクロナス転送方式のシーケンス図である。 同実施形態におけるMultiLinkPPPフレームのフォーマットを示した図である。 同実施形態におけるPPPフレームのフォーマットを示した図である。 同実施形態におけるMultiLinkPPPが適用されるダイアルアップ接続による通信システムを示した図である。 同実施形態におけるマッピングテーブルのデータ構成を示した図である。 本実施形態によるIPパケットのフォーマットを示した図である。 同実施形態における端末装置から携帯端末装置へデータが送信される際の端末装置側の処理を示したフローチャートである。 同実施形態における携帯端末装置からサーバ装置へデータが送信される際の携帯端末装置側の処理を示したフローチャートである。 同実施形態における携帯端末装置がサーバ装置からデータを受信する際の携帯端末装置側の処理を示したフローチャートである。 同実施形態における端末装置が携帯端末装置からデータを受信する際の端末装置側における処理を示したフローチャートである。 従来の技術における通信システム(その1)のブロック図である。 従来の技術における通信システム(その2)のブロック図である。
符号の説明
10 端末装置
20 携帯端末装置
24 PPP部
26 MP部
25 USB部


Claims (8)

  1. 接続された端末装置との間における物理層からネットワーク層までの帯域保証を行う通信事業者によって提供されるネットワークに接続する通信端末装置であって、
    1つの端末装置との間で複数の回線を設定する手段と、
    前記回線ごとに転送速度を制御する手段と、
    前記複数の回線の中から適切な転送速度の回線を選択する手段と、
    を備えたことを特徴とする通信端末装置。
  2. MultiLinkPPPにより複数の回線の中から適切な転送速度の回線を選択することを特徴とする請求項1に記載の通信端末装置。
  3. 通信事業者によって提供されるネットワークに接続する通信端末装置と接続し、該接続した通信端末装置との間における物理層からネットワーク層までの帯域保証を行う端末装置であって、
    1つの通信端末装置との間で複数の回線を設定する手段と、
    前記回線ごとに転送速度を制御する手段と、
    前記複数の回線の中から適切な転送速度の回線を選択する手段と、
    を備えたことを特徴とする端末装置。
  4. MultiLinkPPPにより複数の回線の中から適切な転送速度の回線を選択することを特徴とする請求項3に記載の端末装置。
  5. USBホスト装置とUSBデバイス装置を備え、接続されたUSBホスト装置とUSBデバイス装置との間における物理層からネットワーク層までの帯域保証を行う通信システムにおいて、
    1つのUSBホスト装置と1つのUSBデバイス装置との間で複数の回線を設定する手段と、
    前記回線ごとに転送速度を制御する手段と、
    前記複数の回線の中から適切な転送速度の回線を選択する手段と、
    を備えたことを特徴とする通信システム。
  6. 接続されたUSBホスト装置とUSBデバイス装置との間における物理層からネットワーク層までの帯域保証を行う通信方法であって、
    1つのUSBホスト装置と1つのUSBデバイス装置との間で複数の回線を設定するステップと、
    前記回線ごとに転送速度を制御するステップと、
    前記複数の回線の中から適切な転送速度の回線を選択するステップと、
    を有することを特徴とする通信方法。
  7. 接続された端末装置との間における物理層からネットワーク層までの帯域保証を行う通信事業者によって提供されるネットワークに接続するコンピュータを、
    1つの端末装置との間で複数の回線を設定する手段、
    前記回線ごとに転送速度を制御する手段、
    前記複数の回線の中から適切な転送速度の回線を選択する手段、
    として機能させるためのコンピュータプログラム。
  8. 通信事業者によって提供されるネットワークに接続する通信端末装置と接続し、該接続した通信端末装置との間における物理層からネットワーク層までの帯域保証を行うコンピュータを、
    1つの通信端末装置との間で複数の回線を設定する手段、
    前記回線ごとに転送速度を制御する手段、
    前記複数の回線の中から適切な転送速度の回線を選択する手段、
    として機能させるためのコンピュータプログラム。
JP2005156112A 2005-05-27 2005-05-27 通信端末装置、端末装置、通信システム及び通信方法並びにコンピュータプログラム Active JP4722563B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005156112A JP4722563B2 (ja) 2005-05-27 2005-05-27 通信端末装置、端末装置、通信システム及び通信方法並びにコンピュータプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005156112A JP4722563B2 (ja) 2005-05-27 2005-05-27 通信端末装置、端末装置、通信システム及び通信方法並びにコンピュータプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006333242A JP2006333242A (ja) 2006-12-07
JP4722563B2 true JP4722563B2 (ja) 2011-07-13

Family

ID=37554428

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005156112A Active JP4722563B2 (ja) 2005-05-27 2005-05-27 通信端末装置、端末装置、通信システム及び通信方法並びにコンピュータプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4722563B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101938780A (zh) * 2010-09-19 2011-01-05 中兴通讯股份有限公司 一种降低多链路点到点协议组丢包率的方法及系统
US10164888B2 (en) 2015-05-20 2018-12-25 Intel IP Corporation Quality of service for a universal serial bus

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000183895A (ja) * 1998-12-11 2000-06-30 Mitsubishi Electric Corp 無線通信システム及び無線通信方法
JP2006516178A (ja) * 2002-10-15 2006-06-22 テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) 移動局を介してサポート・ネットワークに周辺装置を接続するシステムと方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000183895A (ja) * 1998-12-11 2000-06-30 Mitsubishi Electric Corp 無線通信システム及び無線通信方法
JP2006516178A (ja) * 2002-10-15 2006-06-22 テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) 移動局を介してサポート・ネットワークに周辺装置を接続するシステムと方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006333242A (ja) 2006-12-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3737668B2 (ja) パケットサーバにおける呼設立方法
JP4030968B2 (ja) 多重化のためのパケット・データ・フローの識別
EP2099179B1 (en) Method and system for negotiating flow rate in a network
EP1250787B1 (en) Rsvp handling in 3g networks
US6477670B1 (en) Data link layer quality of service for UMTS
AU2005339233B2 (en) Method and devices for specifying the quality of service in a transmission of data packets
US8170572B2 (en) Methods and apparatus for supporting quality of service in communication systems
JP5602427B2 (ja) 通信システムにおける下位層を介してのデータルーティング
US20040242219A1 (en) Wireless communication device and usage band determination method
JP2005533418A (ja) 異なるQoS属性を有するデータの伝送装置、システム及び方法
EP3522479B1 (en) Techniques for efficient multipath transmission
GB2341059A (en) Internet protocol flow detection
US7706276B2 (en) Systems and methods for wireless communications
WO1999051055A2 (en) A method in packet data transmission between a wireless terminal and a mobile ip router
JP2004173229A (ja) パケット圧縮方式及びパケット復元方式並びにパケット圧縮方法及びパケット復元方法
JP2006229980A (ja) 無線通信システムにおける複数の物理トラフィック・チャネルの結合
US7453805B2 (en) Method and communication system for signaling information for optimizing rate control schemes in wireless networks
JP2008515262A (ja) 通信システムにおけるリソースの割り当て
JP2018511275A (ja) Tcpトンネル及びネイティブtcp情報に基づくバンドリングシナリオにおけるパケットのスケジューリングのための方法及びシステム
US6937560B2 (en) Method and apparatus for selectively accelerating network communications
JP4722563B2 (ja) 通信端末装置、端末装置、通信システム及び通信方法並びにコンピュータプログラム
JP2005278028A (ja) 通信装置およびシステム
JP4649242B2 (ja) 端末アダプタ装置
Ricardo et al. Support of IP QoS over UMTS networks
WO2021212999A1 (zh) 媒体报文的传输方法、装置及系统

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080216

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100715

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100727

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100927

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20101124

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110223

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20110302

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110329

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110406

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140415

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4722563

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150