JP2007234594A - プラズマディスプレイパネルと、ディスプレイパネル用電極埋め込み誘電体壁の製造方法と、該プラズマディスプレイパネル用電極埋め込み誘電体壁の製造方法 - Google Patents

プラズマディスプレイパネルと、ディスプレイパネル用電極埋め込み誘電体壁の製造方法と、該プラズマディスプレイパネル用電極埋め込み誘電体壁の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2007234594A
JP2007234594A JP2007042425A JP2007042425A JP2007234594A JP 2007234594 A JP2007234594 A JP 2007234594A JP 2007042425 A JP2007042425 A JP 2007042425A JP 2007042425 A JP2007042425 A JP 2007042425A JP 2007234594 A JP2007234594 A JP 2007234594A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
layer
display panel
discharge
manufacturing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007042425A
Other languages
English (en)
Inventor
Woo-Suk Choi
祐碩 崔
Eun-Hee Kim
銀熙 金
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hanwha Techwin Co Ltd
Original Assignee
Samsung Techwin Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Samsung Techwin Co Ltd filed Critical Samsung Techwin Co Ltd
Publication of JP2007234594A publication Critical patent/JP2007234594A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J9/00Apparatus or processes specially adapted for the manufacture, installation, removal, maintenance of electric discharge tubes, discharge lamps, or parts thereof; Recovery of material from discharge tubes or lamps
    • H01J9/02Manufacture of electrodes or electrode systems
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J11/00Gas-filled discharge tubes with alternating current induction of the discharge, e.g. alternating current plasma display panels [AC-PDP]; Gas-filled discharge tubes without any main electrode inside the vessel; Gas-filled discharge tubes with at least one main electrode outside the vessel
    • H01J11/20Constructional details
    • H01J11/34Vessels, containers or parts thereof, e.g. substrates
    • H01J11/38Dielectric or insulating layers
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J11/00Gas-filled discharge tubes with alternating current induction of the discharge, e.g. alternating current plasma display panels [AC-PDP]; Gas-filled discharge tubes without any main electrode inside the vessel; Gas-filled discharge tubes with at least one main electrode outside the vessel
    • H01J11/10AC-PDPs with at least one main electrode being out of contact with the plasma
    • H01J11/16AC-PDPs with at least one main electrode being out of contact with the plasma with main electrodes provided inside or on the side face of the spacers
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J11/00Gas-filled discharge tubes with alternating current induction of the discharge, e.g. alternating current plasma display panels [AC-PDP]; Gas-filled discharge tubes without any main electrode inside the vessel; Gas-filled discharge tubes with at least one main electrode outside the vessel
    • H01J11/20Constructional details
    • H01J11/34Vessels, containers or parts thereof, e.g. substrates
    • H01J11/36Spacers, barriers, ribs, partitions or the like
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2211/00Plasma display panels with alternate current induction of the discharge, e.g. AC-PDPs
    • H01J2211/20Constructional details
    • H01J2211/34Vessels, containers or parts thereof, e.g. substrates
    • H01J2211/36Spacers, barriers, ribs, partitions or the like
    • H01J2211/366Spacers, barriers, ribs, partitions or the like characterized by the material

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Gas-Filled Discharge Tubes (AREA)

Abstract

【課題】プラズマディスプレイパネルと、ディスプレイパネル用電極埋め込み誘電体壁の製造方法と、該プラズマディスプレイパネル用電極埋め込み誘電体壁の製造方法とを提供する。
【解決手段】前面基板と、前面基板から上下方向に離隔配置された背面基板と、前面基板及び背面基板の間で上下方向に互いに離隔配置された前方放電電極及び後方放電電極を備える電極群と、前面基板及び背面基板の間に上下方向に配置され、かつ前方放電電極及び後方放電電極の間に配置された絶縁層と、少なくとも前方放電電極及び後方放電電極を取り囲むように形成された高誘電率層と、高誘電率層によって少なくとも一部が取り囲まれた放電セルと、放電セル内に配置された蛍光体層と、放電セル内に注入された放電ガスとを備えるプラズマディスプレイパネルである。
【選択図】図3

Description

本発明は、ディスプレイ用電極埋め込み誘電体壁の製造方法に係り、更に詳細には、パネルの輝度及び放電効率に優れた構造を有し、放電セル以外の領域に配置された電極を埋め込む誘電体壁の構造の向上したプラズマディスプレイパネル(Plasma Display Panel:PDP)と、ディスプレイパネル用電極埋め込み誘電体壁の製造方法と、前記PDP用電極埋め込み誘電体壁の製造方法とに関する。
最近、従来の陰極線管ディスプレイ装置を代替するものとして注目されているPDPは、複数の電極が形成された2つの基板の間に放電ガスが封入された後、放電電圧が加えられ、これによって発生する紫外線により、所定のパターンで形成された蛍光体が励起されて可視光を放出することによって、所望の画像を得る装置である。
従来の一般的な交流面放電タイプのPDPは、前面基板と、前記前面基板上に配置された維持電極と、前記維持電極を覆う前面誘電体層と、前記前面誘電体層を覆う保護層と、前記前面基板に対向して配置される背面基板と、前記背面基板上に互いに平行に配置されたアドレス電極と、前記アドレス電極を覆う背面誘電体層と、前記背面誘電体層上に形成された隔壁と、背面誘電体層の上面及び隔壁の側面に形成された蛍光体層とを備える。
ところが、前記の従来のPDPでは、放電空間の蛍光体層から発光された可視光線が通過する前面基板上に、維持電極、前記維持電極上に順次形成された前面誘電体層及び保護層が存在している。このような要素によって可視光線の透過率が約60%になる重大な問題点を有している。
また、放電を起こす維持電極が、放電空間の上面、すなわち、可視光線が通過する前面基板の内側面に形成されていることによって、放電が前記前面基板の内側面から発生して広がるので、発光効率が低くなるという本質的な問題点を有している。
このような問題点を解決するために、特許文献1に開示されたPDP10は、互いに上下方向に離隔配置された前面基板20及び背面基板30の間に、これらと共に放電セル50を画定する、誘電体から形成された上側隔壁40と、前記放電セル50を取り囲むように上側隔壁40内に互いに離隔して配置された上側放電電極43及び下側放電電極44とを備える。すなわち、上側隔壁40が放電空間ではない隣接する放電セルの間に上下方向に配置され、前記上側隔壁40内に上側放電電極43及び下側放電電極44が離隔配置される。
これにより、前面基板20上に電極、前面誘電体層、保護層等が存在する必要がなくなって、パネルの開口率が画期的に向上する。また、放電を起こす上側放電電極43及び下側放電電極44が放電空間の側面に配置されて、放電面積が拡大して発光効率が向上する。前記上側隔壁40の側面には、保護膜49が塗布されうる。
一方、前記背面基板30上には、アドレス電極33と、前記アドレス電極33を覆う背面誘電体層35と、前記背面誘電体層35上に形成された下側隔壁37と、背面誘電体層35の上面及び下側隔壁37の側面に形成された蛍光体層38とを備える。
この場合、従来は、前記構造を有する上側隔壁40は、誘電体からなる複数の隔壁部が積層されて形成される。すなわち、図2に示すように、1つの上側隔壁40は、1層隔壁部40a、2層隔壁部40b、3層隔壁部40cが前面基板20から順に積層されて形成されうる。この場合、前記1層隔壁部40a、2層隔壁部40b、3層隔壁部40cは、誘電体から形成される。
前記上側隔壁40の製造工程を簡単に説明すれば、前面基板20の下面に1層隔壁部40aを形成させる。その後、前記上側放電電極43をプリンティング方式で前記1層隔壁部40a上に形成させた後、2層隔壁部40bを前記上側放電電極43を埋め込むように形成する。その後、前記2層隔壁部40b上にプリンティング方式で下側放電電極44を形成させ、3層隔壁部40cを下側放電電極44を埋め込むように形成することによって、上側放電電極43及び下側放電電極44を埋め込む上側隔壁40が製造される。この場合、前記上側隔壁40の1層隔壁部40a、2層隔壁部40b及び3層隔壁部40cをそれぞれ形成するためには、誘電体ペーストを所定の形状にパターニングする工程にてパターニングを実行し、かつ前記パターニング工程で、必ずペースト内の樹脂成分を消失させるために焼成処理を行わねばならない。
ところが、前記焼成温度は、500℃以上であり、したがって、前記上側隔壁40が焼成温度に耐えるためには、その材料が制限される。すなわち、上側隔壁40の主成分は、例えば、従来の前面誘電体層の材料であるPbO、B、SiO等の材料からならねばならない。このような材料は、誘電率が約8乃至12であって、これにより、導電率を適正な手段に合わせるためには、厚さが一定のレベル以上、例えば、約80〜120μmと厚くする必要がある。これにより、上側隔壁の製造コストが上昇し、放電空間が小さくなる。
また、前記上側放電電極43及び下側放電電極44は、プリンティング方式で製作されるため、電極幅が、例えば、約60μm以上であって、その微細化に限界があり、その電極の高さも大きくすることができないという問題点がある。
一方、前記上側隔壁40は、シート状に製造されうる。この場合には、上側隔壁40の原材料の内、放電空間に対応する部分を機械的なドリルによって除去することによって、上側隔壁40を製作する。機械的ドリルを利用することによって、製造時間が長くなって生産性が低下する。
韓国特許出願公開第2005−0113533明細書
本発明は、前記問題点に鑑みてなされたものであって、放電空間が拡大し、かつパネルの透光率に優れた構造を有するPDPに備えられた誘電体壁に埋め込まれた電極の高さ及び前記電極を埋め込む誘電体層の厚さを調節できる構造を有するPDPと、前記PDP用電極埋め込み誘電体壁の製造方法と、ディスプレイパネル用電極埋め込み誘電体壁の製造方法とを提供することを目的とする。
本発明の他の目的は、前記電極及びそれを埋め込む誘電体層を製造する工程が簡単で、かつ信頼性に優れており、製造コストが低減するディスプレイパネル用電極埋め込み誘電体壁の製造方法及び該方法を採用するディスプレイパネル及びPDPを提供することである。
したがって、本発明の1つの特徴は、前面基板と、前記前面基板から上下方向に離隔配置された背面基板と、前記前面基板及び背面基板の間で上下方向に互いに離隔配置された前方放電電極及び後方放電電極を備える電極群と、前記前面基板及び前記背面基板の間に上下方向に配置され、かつ前記前方放電電極及び前記後方放電電極の間に配置された絶縁層と、少なくとも前記前方放電電極及び後方放電電極を取り囲むように形成された高誘電率層と、前記高誘電率層によって少なくとも一部が取り囲まれた放電セルと、前記放電セル内に配置された蛍光体層と、前記放電セル内に注入された放電ガスとを備えるPDPを提供する。
前記絶縁層は、ポリイミド、FR−6素材及びガラス繊維強化エポキシから構成された群から選択された少なくとも何れか1つの材料を含みうる。
また、前記絶縁層は、前記高誘電率層より大きい耐圧縮性を有しうる。
前記高誘電率層は、2乃至4の誘電率及び30V/μm乃至400V/μmの絶縁耐圧を有する材料からなり、0.1mm乃至0.5mmの厚さを有しうる。
一方、本発明の他の特徴として、互いに上下方向に離隔配置された基板間の放電空間内で、放電を通じて画像を具現するディスプレイパネルに備えられる、前記基板間に上下方向に配置され、内部に放電のための少なくとも2つの電極が上下方向に所定の間隔をもって離隔して埋め込まれた電極埋め込み誘電体壁を製造する方法であって、基底板を提供する工程と、前記基底板の少なくとも1つの側面に導伝性材料からなる電極シード層を形成する工程と、前記電極シード層上に電極を形成するため、レジスト層を形成する工程と、前記電極シード層を電気メッキして、前記レジスト層が形成されていない領域に電極を形成する工程と、前記基底板上のレジスト層及び、前記電極シード層の内、前記レジスト層と同じ位置に配置された部分を除去する工程と、前記基底板の内、放電空間に該当する部分を除去する工程と、前記電極を誘電体で取り囲む工程とを含むディスプレイパネル用電極埋め込み誘電体壁の製造方法を提供する。
この場合、前記レジスト層は、感光剤からなり、前記電極シード層の電極が形成される位置に対応するレジスト層を除去する工程は、前記レジスト層を露光及び現像することによって行われうる。
また、前記基底板の両面に電極シード層が形成され、前記基底板を提供する工程及びレジスト層を形成する工程の両者の間に、前記基底板に少なくとも1つのスルーホールを形成する工程と、前記スルーホールの内側面に、前記基底板の上下面に形成された電極シード層の内の1つと連結されるホール対応シード層を形成する工程とを更に含みうる。
また、前記電極シード層は、Ni、Cu、Cr及びPdから構成された群から選択された何れか1つの材料を含んで形成されうる。
一方、本発明の更に他の特徴として、前記構造を有するプラズマディスプレイパネルに備えられる、前方放電電極及び後方放電電極が埋め込まれた誘電体壁を製造する方法であって、絶縁層を提供する工程と、前記絶縁層の両面に導伝性材料からなる電極シード層を形成する工程と、前記電極シード層上の前方放電電極及び後方放電電極が形成されない位置にレジスト層を形成する工程と、前記電極シード層の両面を電気メッキして、前記レジスト層が形成されていない領域に前方放電電極及び後方放電電極を形成する工程と、前記絶縁層の両面に存在するレジスト層及び前記電極シード層の内、前記レジスト層と同じ位置に配置された部分を除去する工程と、前記絶縁層の内、放電空間に該当する部分を除去する工程と、前記絶縁層、前記電極シード層及び、前方放電電極及び後方放電電極を、高誘電率層で取り囲んで埋め込む工程とを含むPDP用電極埋め込み誘電体壁の製造方法を提供する。
本発明によれば、電極及びそれを埋め込んだ誘電体壁が、PDPの内部から発生した可視光線が外部に透過される領域に位置しないことによって、パネルの透光性が向上し、消費電力が低減し、かつ放電空間が拡大する。したがって、パネルの効率が向上する。
また、前記電極を埋め込んだ誘電体壁が、焼成工程を経ずに形成され、誘電体壁内に埋め込まれた電極が、メッキ工程を経て形成されることから、誘電体壁の材料の選択幅が広くなって、製造コストが低減し、製造工程が単純化される。
また、誘電体壁の厚さを縮小しうるので、ディスプレイパネルの放電空間が拡大し、パネルの輝度が上昇し、かつ消費電力が低減して、パネルの効率が向上する。
以下、添付された図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
図3は、本発明の一実施形態に係るPDPを部分的に切り取った分解斜視図であり、図4は、図3に示すPDPの電極群及び絶縁層の配置を示す斜視図であり、図5は、図3のV−V線による断面図であり、図6は、図3のVI−VI線による断面図である。
図3乃至図6に示すように、本発明の実施形態に係るPDP100は、前面基板120と、背面基板130と、電極群150と、少なくとも1つの誘電体壁140と、蛍光体層139と、放電セル160と、放電ガス(図示せず)とを備える。
前面基板120は、これを通じて可視光が外部に放出される。したがって、前面基板120は、透光性材料からなり、この場合、前面基板120は、透明な材料から形成されることが望ましい。背面基板130は、前記前面基板120から上下方向に離隔されたものであって、少なくともその一部が、前記前面基板120とオーバーラップされるように配置されうる。
誘電体壁140は、前記前面基板120及び背面基板130の間に配置される。この場合、前記誘電体壁140は、前記前面基板120及び背面基板130と共に放電セル160を画定できる。前記誘電体壁140は、図3に示すように、円形に配置されて円形の放電セル160を画定でき、その他にも、蛇行状、デルタ形、六角形、蜂の巣状、格子形等の多様な形態の実施形態が可能である。また、誘電体壁140によって画定された放電セル160は、円形以外にも他の多角形、デルタ形、蛇行状等、放電セル160を画定できる構造ならば、いかなるものでも可能である。
前記誘電体壁140は、放電セル160の間に誤放電が起こることを防止する機能と共に、放電時に陽イオンまたは電子が前方放電電極及び後方放電電極を損傷させることを防止する機能を行う。前記誘電体壁140は、絶縁層142及び高誘電率層144を備える。絶縁層142は、後述するように、前方放電電極152及び後方放電電極153の間に配置され、高誘電率層144は、少なくとも前記前方放電電極152及び後方放電電極153を取り囲むように形成される。
前記高誘電率層144の内部には、電極群150が埋め込まれている。この電極群150は、上下方向に互いに離隔して配置された前方放電電極152及び後方放電電極153を備える。
この場合、前記前方放電電極152及び後方放電電極153は、互いに交差して配置されうる。すなわち、前方放電電極152は、一列の放電セル160に沿って延び、前記後方放電電極153は、前記前方放電電極152が沿う放電セル160の列に交差する他の一列の放電セル160に沿って延びることがあり、この場合、前記前方放電電極152及び後方放電電極153の内の1つは、走査電極の機能を行い、他の1つは、共通電極の機能を行える。これと同時に、前記前方放電電極152及び後方放電電極153の内の1つは、アドレス放電を起こすアドレス電極の機能を行える。
これと異なり、図4に示すように、前記前方放電電極152及び後方放電電極153が互いに平行に一方向に延びうる。この場合、図3に示すように、前記前方放電電極152及び後方放電電極153と交差するようにアドレス電極133が延設されうる。この場合、アドレス電極133は、前方放電電極152及び後方放電電極153の間の維持放電を更に容易にするためのアドレス放電を起こすためのものであって、更に具体的には、維持放電が開始される電圧を下げる役割を行う。
この場合、アドレス放電は、走査電極及びアドレス電極の間で起こる放電であって、アドレス放電が終了すれば、走査電極側に陽イオンが蓄積されて、共通電極側に電子が蓄積され、これにより、走査電極及び共通電極の間の維持放電が更に容易になる。
前記アドレス電極133は、背面基板130の1つの側面に配置され、背面誘電体層135によって埋め込まれうる。
前記のように、電極群150は、前記高誘電率層144内に配置されるので、可視光線が進行する経路である光路上に位置しない。したがって、可視光線の透過を考慮する必要がない。したがって、前記電極群150をなす電極が透明なインジウム錫酸化物(Indium Tin Oxide:ITO)電極から形成される必要はなく、電気伝導度の良いAg、Cu、Cr等で形成することができる。したがって、ITO電極による画面不均一及び製造コストの上昇を予防することができる。
また、前記電極群150は、従来の交流型PDPと異なり、誘電体壁140内に配置されるので、可視光線の進行経路である光路上に存在しないため、電極の存在によって可視光線が遮断されず、それによって輝度が上昇する。
前記誘電体壁140は、その内部に配置された電極にパルス電圧が印加される場合、荷電粒子を誘導して放電に参加する壁電荷を誘導することによって、メモリ効果による駆動を可能にし、電極群150等が、放電時に加速される荷電粒子の衝突によって損傷されることを保護する役割を行う。
前記背面基板130及び誘電体壁140の間には、隔壁137が形成されうる。この場合、前記隔壁137は、前記誘電体壁140と共に放電セル160を区画できる。前記隔壁137は、Pb、B、Si、Al及びOのような元素を含むガラス成分等から形成され、ここに必要に応じて、ZrO、TiO及びAlのようなフィラーと、Cr、Cu、Co、Fe、TiOのような顔料とが含まれても良い。
前記隔壁137の側面及び前記隔壁137が形成されていない背面誘電体層135の上面に蛍光体層139が配置されうる。しかし、前記蛍光体層139の位置は、これに限定されるものではなく、前面基板120の下面及び誘電体壁140の側面等に配置されても良く、これと異なる位置でも、放電セル160内にイオンの放電によって発生した紫外線が衝突して可視光線を放出できる位置ならば、前記蛍光体層139が配置されうる。
前記誘電体壁140の表面には、放電セル160の4つの側面に沿って前面基板120の内部で生成されたイオンが、表面との相互作用によって2次電子を放出できるように保護膜148が形成されている。前記保護膜148は、各放電セル別に塗布されていても良く、図示されてはいないが、誘電体壁130の後面まで覆っても良い。前記保護膜148は、MgO等を利用して、蒸着等の方法により配置され、可視光線が進行する光路上に配置されないので、2次電子放出の特性に優れており、耐久性の強い炭素ナノチューブ(Carbon Nanotube:CNT)等の材料から前記保護膜148を形成しても良い。
一方、前記前面基板120及び背面基板130、及び誘電体壁140によって画定された放電セル160内には、ネオン(Ne)−キセノン(Xe)や、ヘリウム(He)−キセノン(Xe)のような放電ガスが注入されている。
また、放電セル160の横断面が閉じられた形状になっておらず、ストライプ状に画定されても良い。しかし、図6に示すように、放電セル160の横断面が閉じられた形状になっている場合には、電極が放電セル160を取り囲むようにして誘電体壁140内に配置されうるので、立体放電を起こして放電量を増大させうるという長所があって、更に望ましい。
前記蛍光体層139は、PDPがカラー画像を具現できるように、赤色発光、緑色発光及び青色発光の蛍光体層に区分され、前記赤色発光、緑色発光及び青色発光の蛍光体層が放電セル160の内部に配置されて組み合わせられることによってカラー画像を具現する単位画素を形成できる。
一方、前記高誘電率層144は、絶縁層142より相対的に誘電率が高い。したがって、前方放電電極152及び後方放電電極153に印加された電圧差によってイオンが移動する場合、ほとんどのイオンが、前記前方放電電極152及び後方放電電極153の側面に配置された高誘電率層144に移動し、絶縁層142に移動するイオンの比率が最小限になる。これにより、放電空間内で放電されるイオン数が増加して、放電効率が向上し、前方放電電極152及び後方放電電極153の間隔が調節できるので、放電特性が調節可能であり、前記前方放電電極152及び後方放電電極153の間の絶縁層142がイオンスパッタリング現象によって破損されることを防止できる。
前記絶縁層142は、耐圧縮性の材料からなり、これにより、パネルの製造時に、前方放電電極152及び後方放電電極153の内の1つが、重力によってこれと隣接した放電電極と適正のレベル以上に近接することを防止できる。
この場合、前記絶縁層142は、有機材料からなりうる。前記有機材料の例としては、ポリイミド、FR−6素材又はガラス繊維強化エポキシであっても良いが、前記材料は、半導体パッケージでリードフレームの基底層を形成できる材料である。絶縁層142が有機材料からなりうる理由の1つは、前方放電電極152及び後方放電電極153、及びこれらを埋め込む誘電体壁140が焼成加工なしに製造されうるためであり、これについては後述する。
前記絶縁層142が有機材料からなることによって、製造コストが低減する。また、前記有機材料の延性によって外部衝撃等のストレスによく耐える。これと共に、前記有機材料に、レーザドリルを使用してホールを形成させることによって、生産性が向上する。
一方、前記絶縁層142は、0.01mm乃至1mmの厚さに形成されうる。
前記高誘電率層144は、高分子材料から形成されうる。前記高分子材料は、誘電率が高いため、その厚さを縮小させることができ、柔軟性が優秀であるという長所がある。この場合、前記高誘電率層144は、2乃至4の誘電率及び0.1mm乃至0.5mmの厚さを有することが望ましい。これと共に、高誘電率層144が、30V/μm乃至400V/μmの絶縁耐圧を有することによって、前記薄い厚さに対して絶縁破壊を防止することができる。高誘電率層144が高分子材料からなりうる理由の1つは、前記高誘電率層144が、焼成加工なしに製造されうるためであり、これについては後述する。
図4に示すように、前記高誘電率層144の前面及び後面が扁平な形状を有しうる。これと異なり、図7に示すように、前記高誘電率層144が、コーティング等の工程を通じて全体的に同じ厚さに形成されることによって、前記電極群150の形成如何によってくぼみがつけられるように形成されても良い。
以下では、前記のPDPの電極群150及びそれらを埋め込む誘電体壁を製造する方法について説明する。ここで、電極埋め込み誘電体壁の製造方法は、説明の便宜のために、PDPに備えられた誘電体壁について説明するが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、互いに上下方向に離隔配置された基板間の放電セル内で電子を移動させて画像を具現するディスプレイパネルとして、前記基板の間に上下方向に配置し、その内部に前記電子を移動させるための少なくとも2つの電極が上下方向に離隔して埋め込まれた電極埋め込み誘電体壁140を備えるならば、本発明の製造方法が使用されうる。
図8は、本発明の実施形態に係るディスプレイパネル用電極埋め込み誘電体壁の製造方法を示すフローチャートである。図8に示すように、電極埋め込み誘電体壁の製造方法は、基底板を提供する工程(S10)と、前記基底板の少なくとも1つの側面に金属材料の電極シード層を形成する工程(S20)と、前記電極シード層上に電極を形成するため、レジスト層を形成する工程(S30)と、前記電極シード層を電気メッキして、前記レジスト層が形成されていない領域に電極を形成する工程(S40)と、前記レジスト層及び前記レジスト層の下部に位置した電極シード層を除去する工程(S50)と、前記基底板の内、放電空間に該当する部分を除去する工程(S60)と、前記基底板、電極シード層及び電極を誘電体で埋め込む工程(S70)とを含む。
図9乃至図16は、ディスプレイパネル用電極埋め込み誘電体壁の製造方法の各工程を示す断面図である。図9乃至図16を参照して、各工程について詳細に説明する。まず、図9に示すように、基底板242を提供する工程を経る。もし、本発明によって製造される電極埋め込み誘電体壁240(図15を参照)が、図3乃至図8に示すPDP100に備えられた電極埋め込み誘電体壁140であれば、前記基底板242は、前記PDPの絶縁層142の原材料層である。
前記基底板242は、印刷回路基板(Printed Circuit Board:PCB)の原材料層であって、有機材料からなりうる。前記基底板242が有機材料からなることによって、誘電体壁の延性が大きくなって、外部ストレスに対して強くなり、材料コストが安いため、製造コストの低減にも有利である。この場合、前記基底板242の材料の例としては、ポリイミド、FR−6素材及びガラス繊維強化エポキシから構成された群から選択された少なくとも何れか1つの材料を含みうる。一方、本発明に備えられた基底板242の材料は、前記有機材料に限定されるものではなく、セラミック材料等、印刷回路基板(PCB)の原材料層となる材料ならば、本発明に含まれる。
前記基底板242は、誘電率及び延性等を考慮して選択可能である。この場合、前記基底板242は、後述する誘電体より誘電率が低いことが望ましいが、これは、電極から発生するイオンが放電空間に移動する量を最大限にするためである。また、前記基底板242の材料は、耐圧縮性に優れていることが望ましいが、これは、前記基底板242を挟んで隣接した電極が、重力等の圧縮力によって適正の間隔以上に近接することを防止するためである。前記基底板242が有機材料からなることによって、その厚さが、0.01mm乃至1mmまで適用可能である。
その後、図10に示すように、前記基底板242の少なくとも1つの側面に導伝性材料で電極シード層251を形成する工程を経る。前記電極シード層251は、金属であっても良く、その例として、電極シード層251が、Ni、Cr、Cu又はPdの内の少なくとも1つの材料でありうる。
前記電極埋め込み誘電体壁が、図3乃至図8に示すPDP100に備えられた電極埋め込み誘電体壁140と同じ構造を有するならば、基底板242の両面に導伝性材料で電極シード層251が形成されても良く、これにより、前記基底板242の上下面に電極252、253(図12を参照)がそれぞれ配置されうる。この場合、本発明によって製造される電極252、253が、PDPに備えられた電極であれば、上面電極シード層251aは、前方放電電極152のシード層であり、下面電極シード層251bは、後方放電電極153のシード層でありうる。
その後、図11A乃至図11Cに示すように、前記電極シード層251上の電極252、253(図12を参照)が形成されない位置にレジスト層270を形成する工程を経る。この場合、前記電極が形成されない位置とは、前記PDPを例とすれば、放電空間及び誘電体隔壁内の前方放電電極252及び後方放電電極253が形成されていない位置を意味する。
前記レジスト層270は、感光剤からなり、前記レジスト層270を現像及び露光することによって、レジスト層270に一定のパターンをなして形成されうる。すなわち、図11Aに示すように、前記基底板242の電極シード層251が形成された面を感光剤(レジスト層270)で塗布する工程と、図11Bに示すように、前記感光剤270の内、電極が形成される部分270a又は電極が形成されない部分270bの内の1つを選択して外部に露出させる工程と、図11Cに示すように、感光剤270の内、電極が形成される領域に対応するものを除去する工程とを経ることによって形成されうる。この場合、前記感光剤は、DFR(Dry Film Photo Resist)でありうるが、このDFRは、PCB又はリードフレーム等、高密度、高集積回路基板を製造するときに使用される感光性材料である。これと異なり、前記感光剤が、カゼイン素材からなっても良く、他の材料からなっても良い。
この場合、前記電極250(図12を参照)が、前記基底板242の両側に配置される場合、基底板242を中心に上面に配置された電極シード層251a及び下面に配置された電極シード層251bは、互いに同じ方向に延設されても良く、これと異なり、互いに交差する方向に延設されても良い。
その後、図12に示すように、前記電極シード層251を電気メッキして、前記レジスト層270が形成されていない領域に電極250を形成する工程を経る。
前記メッキ工程を通じて電極250を形成することによって、電極の厚さの内、基底板242に垂直方向の厚さを大きくすることができる。すなわち、図3乃至図8に示すPDPを例とすれば、誘電体壁140内に埋め込まれた前方放電電極152又は後方放電電極153の厚さが約30μmである。ところが、従来のプリンティング工程で電極を形成させる場合、前記高さまで一度にプリンティングされないことによって、10μmずつプリンティングを繰り返して電極を形成させる。これにより、電極製造工程が複雑になり、製造コストも上昇し、ピクセル数が減少することによって、電極幅の縮小に限界がある。しかし、本発明によれば、メッキ工程で30μm厚さの電極を一度に形成させることによって、製造工程が簡単で、かつ製造コストが低減し、信頼性の高い電極を形成しうる。
その後、図13に示すように、前記基底板242上に存在するレジスト層270及び前記レジスト層270と同じ位置に配置された電極シード層251を除去する工程を経る。この場合、まず、レジスト層270を剥離して除去し、これにより、外部に露出された電極シード層251をエッチングで除去する。
その後、図14に示すように、基底板242の内、放電空間に該当する部分をドリル等の貫通手段で貫通させて除去する工程を経る。基底板242が有機材料等の印刷回路基板材料からなることによって、レーザドリルでホールを形成しうるが、これにより、機械ドリルを使用することに比べて生産性が向上する。
その後、図15及び16に示すように、残存する基底板242、電極シード層251及び電極250を、誘電体244で埋め込む工程を含む。前記誘電体層244は、放電時、陽イオンまたは電子が前記電極を損傷させることを防止する機能を行い、電荷を誘導できる誘電体として形成される。もし、図3乃至図8に示すPDP100の場合には、前記誘電体244が高誘電率層144である。
この場合、前記誘電体244は、2乃至4の誘電率及び30V/μm乃至400V/μmの絶縁耐圧を有する材料からなり、前記誘電体244を形成する工程は、前記誘電体を、0.1mm乃至0.5mmの厚さで、前記基底板242、電極シード層251及び電極250を取り囲むように形成できる。これは、本発明によって製造された誘電体壁240が、前記のように焼成工程を経る必要が無いことによって、誘電体244の材料の選択幅が広くなる。これにより、従来技術に比べて誘電体壁の厚さを縮小しうるので、相対的に放電空間が大きくなり、電極間の伝導率が向上して、消費電圧が低下する。これにより、本発明によって製造された誘電体壁は、微細ピクセルを有するディスプレイパネルに採用される場合、更に効果が向上する。
この場合、図15に示すように、誘電体244が同じ厚さで電極250及び基底板242をコーティングしても良く、これと異なり、図16に示すように、誘電体244の高さが何れも同じになるように形成されても良く、又は、放電空間に対応する基底板及び前記電極のみを取り囲むように形成されても良い。
その後、図示されてはいないが、誘電体244の放電空間に対応する少なくとも側面に保護膜を形成する工程を経ることができる。
本発明の製造方法によれば、前記誘電体壁240は、前面基板120(図3を参照)及び背面基板130(図4を参照)とは別の工程で形成されうる。この場合、電極150及び前記電極150を埋め込む誘電体壁140等が、画像が具現される前面基板120(図3を参照)上に形成されないことによって、前面基板及び誘電体壁140の結合にかかる時間を短縮する。
一方、前記基底板242の上下面に電極シード層251が形成される場合、前記電極シード層251上にそれぞれ形成される電極252、253が同じ高さで外部端子と連結されることが望ましい。したがって、本発明は、図17Aに示すように、前記基底板242の上下を貫通するスルーホール243を形成する工程と、図17Bに示すように、前記スルーホール243の内側面に前記基底板242の上下面に形成された電極シード層251の内の1つと連結されるホール対応シード層256を形成する工程とを更に含みうる。この場合、前記スルーホール243の内側面にホール対応シード層256を形成する工程は、前記基底板242を無電解メッキすることによって行われうる。
その後、図17Cに示すように、無電解メッキを通じて前記スルーホール243の内部に電極250を形成しうる。これは、図17Cを例として、前記ホール対応シード層が前記上面電極シード層251aと接着するように形成され、基底板242の前記上下面に配置された電極252、253をそれぞれの外部端子と連結させるため、したがって、以後に上面電極が、前記スルーホール243に沿って基底板242の下側に延びて、外部端子と連結されうる。この場合、スルーホール243を形成した後に、ホール対応シード層256を形成するのに先立ち、スルーホール243内の残物や異物等を除去するために、デスミア(desmear)工程を追加しうる。
本発明は、図面に示す実施形態を参考として説明されたが、これは、例示的なものに過ぎず、当業者ならば、これから多様な変形及び均等な他の実施形態が可能であるということが理解できるであろう。したがって、本発明の真の技術的な保護範囲は、特許請求の範囲の技術的思想によって決まらねばならない。
本発明は、PDPに関連した技術分野に好適に適用されうる。
従来のPDPを分離して示す分解斜視図である。 図1のII−II線による断面図である。 本発明の実施形態に係るPDPを分離して示す分解斜視図である。 図3に示すPDPの電極群及び誘電体壁の配置を示す斜視図である。 図3のV−V線による断面図である。 図3のVI−VI線による断面図である。 図4の変形例を示す斜視図である。 本発明の実施態様に基づくディスプレイパネル用電極埋め込み誘電体壁の製造方法を示すフローチャートである。 図8の各工程を示す断面図であって、基底板を提供する工程を示す断面図である。 図8の各工程を示す断面図であって、基底板の少なくとも1つの側面に導伝性材料で電極シード層を形成する工程を示す断面図である。 図8の各工程を示す断面図であって、電極シード層上の電極が形成されない位置にレジスト層を形成する工程を示す断面図である。 図8の各工程を示す断面図であって、電極シード層上の電極が形成されない位置にレジスト層を形成する工程を示す断面図である。 図8の各工程を示す断面図であって、電極シード層上の電極が形成されない位置にレジスト層を形成する工程を示す断面図である。 図8の各工程を示す断面図であって、電極シード層を電気メッキして、レジスト層が形成されていない領域に電極を形成する工程を示す断面図である。 図8の各工程を示す断面図であって、基底板上に存在するレジスト層及び前記レジスト層と同じ位置に配置された電極シード層を除去する工程を示す断面図である。 図8の各工程を示す断面図であって、基底板中の放電空間に該当する部分を除去する工程を示す断面図である。 図8の各工程を示す断面図であって、残存する基底板と、電極シード層と、電極とを誘電体で埋め込む工程を示す断面図である。 図8の各工程を示す断面図であって、図15の変形例を示す断面図である。 基底板にスルーホールが形成される場合の誘電体壁の製造方法の一部の工程を示す断面図である。 基底板にスルーホールが形成される場合の誘電体壁の製造方法の一部の工程を示す断面図である。 基底板にスルーホールが形成される場合の誘電体壁の製造方法の一部の工程を示す断面図である。
符号の説明
100 PDP
120 前面基板
130 背面基板
133 アドレス電極
139 蛍光体層
148 保護膜
140、240 誘電体壁
142 絶縁層
144 高誘電率層
150 電極群
152 前方放電電極
153 後方放電電極
160、260 放電セル
242 基底板
243 スルーホール
244 誘電体
251 電極シード層

Claims (17)

  1. プラズマディスプレイパネルであって、
    前面基板と、
    前記前面基板から上下方向に離隔配置された背面基板と、
    前記前面基板及び前記背面基板の間で、上下方向に互いに対応するように離隔配置された前方放電電極及び後方放電電極を備える電極群と、
    前記前面基板及び前記背面基板の間に上下方向に配置され、かつ前記前方放電電極及び前記後方放電電極の間に配置された絶縁層と、
    少なくとも前記前方放電電極及び前記後方放電電極を取り囲むように形成された高誘電率層と、
    前記高誘電率層によって少なくとも一部が取り囲まれた放電セルと、
    前記放電セル内に配置された蛍光体層と、
    前記放電セル内に注入された放電ガスとを備えることを特徴とするプラズマディスプレイパネル。
  2. 前記絶縁層は、ポリイミド、FR−6素材及びガラス繊維強化エポキシから構成された群から選択された少なくとも何れか1つの材料を含むことを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  3. 前記絶縁層は、前記高誘電率層より大きい耐圧縮性を有することを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  4. 前記高誘電率層は、高分子材料からなることを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  5. 前記高誘電率層は、2乃至4の誘電率及び30V/μm乃至400V/μmの絶縁耐圧を有する材料からなり、0.1mm乃至0.5mmの厚さを有することを特徴とする請求項4に記載のプラズマディスプレイパネル。
  6. 前記高誘電率層の、少なくとも前記放電セル内の一部を覆うように配置される保護膜を更に備えることを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  7. 互いに上下方向に離隔配置された基板間の放電空間内で、放電を通じて画像を具現するディスプレイパネルに備えられる、前記基板間に上下方向に配置され、内部に放電のための少なくとも2つの電極が上下方向に所定の間隔をもって離隔して埋め込まれた電極埋め込み誘電体壁を製造する方法であって、
    基底板を提供する工程と、
    前記基底板の少なくとも1つの側面に導伝性材料からなる電極シード層を形成する工程と、
    前記電極シード層上に電極を形成するため、レジスト層を形成する工程と、
    前記電極シード層を電気メッキして、前記レジスト層が形成されていない領域に電極を形成する工程と、
    前記基底板上のレジスト層及び、前記電極シード層の内、前記レジスト層と同じ位置に配置された部分を除去する工程と、
    前記基底板の内、放電空間に該当する部分を除去する工程と、
    前記電極を誘電体で取り囲む工程とを含むことを特徴とするディスプレイパネル用電極埋め込み誘電体壁の製造方法。
  8. 前記基底板は、ポリイミド、FR−6素材及びガラス繊維強化エポキシから構成された群から選択された少なくとも何れか1つの材料を含むことを特徴とする請求項7に記載のディスプレイパネル用電極埋め込み誘電体壁の製造方法。
  9. 前記レジスト層は、感光剤からなり、
    前記電極シード層の電極が形成される位置に対応するレジスト層を除去する工程は、前記レジスト層を露光及び現像することによって行われることを特徴とする請求項7に記載のディスプレイパネル用電極埋め込み誘電体壁の製造方法。
  10. 前記基底板の両面に電極シード層が形成され、前記基底板を提供する工程及びレジスト層を形成する工程の両者の間に、
    前記基底板に少なくとも1つのスルーホールを形成する工程と、前記スルーホールの内側面に、前記基底板の上下面に形成された電極シード層の内の1つと連結されるホール対応シード層を形成する工程とを更に含むことを特徴とする請求項7に記載のディスプレイパネル用電極埋め込み誘電体壁の製造方法。
  11. 前記電極シード層は、Ni、Cu、Cr及びPdから構成された群から選択された何れか1つの材料を含んで形成されることを特徴とする請求項7に記載のディスプレイパネル用電極埋め込み誘電体壁の製造方法。
  12. 請求項1に記載の構造を有するプラズマディスプレイパネルに備えられる、前方放電電極及び後方放電電極が埋め込まれた誘電体壁を製造する方法であって、
    絶縁層を提供する工程と、
    前記絶縁層の両面に導伝性材料からなる電極シード層を形成する工程と、
    前記電極シード層上の、前方放電電極及び後方放電電極が形成されない位置にレジスト層を形成する工程と、
    前記電極シード層の両面を電気メッキして、前記レジスト層が形成されていない領域に前方放電電極及び後方放電電極を形成する工程と、
    前記絶縁層の両面に存在するレジスト層及び前記電極シード層の内、前記レジスト層と同じ位置に配置された部分を除去する工程と、
    前記絶縁層の内、放電空間に該当する部分を除去する工程と、
    前記絶縁層、前記電極シード層及び、前記前方放電電極及び前記後方放電電極を、高誘電率層で取り囲んで埋め込む工程とを含むことを特徴とするプラズマディスプレイパネル用電極埋め込み誘電体壁の製造方法。
  13. 前記絶縁層は、ポリイミド、FR−6素材及びガラス繊維強化エポキシから構成された群から選択された少なくとも何れか1つの材料を含むことを特徴とする請求項12に記載のプラズマディスプレイパネル用電極埋め込み誘電体壁の製造方法。
  14. 前記レジスト層は、感光剤からなり、
    前記電極シード層の電極が形成される位置に対応するレジスト層を除去する工程は、前記レジスト層を露光及び現像することによって行われることを特徴とする請求項12に記載のプラズマディスプレイパネル用電極埋め込み誘電体壁の製造方法。
  15. 前記電極シード層は、Ni、Cu、Cr及びPdから選択された何れか1つの材料を含んで形成されることを特徴とする請求項12に記載のプラズマディスプレイパネル用電極埋め込み誘電体壁の製造方法。
  16. 前記高誘電率層は、2乃至4の誘電率及び30V/μm乃至400V/μmの絶縁耐圧を有する材料からなり、前記誘電体壁を形成する工程は、前記高誘電率層を、0.1mm乃至0.5mmの厚さで、前記基底板、前記電極シード層及び、前記前方放電電極及び前記後方放電電極を取り囲むように形成することを特徴とする請求項12に記載のプラズマディスプレイパネル用電極埋め込み誘電体壁の製造方法。
  17. 前記高誘電率層の、少なくとも放電セルと隣接した側部に保護膜を形成する工程を更に含むことを特徴とする請求項12に記載のプラズマディスプレイパネル用電極埋め込み誘電体壁の製造方法。
JP2007042425A 2006-02-27 2007-02-22 プラズマディスプレイパネルと、ディスプレイパネル用電極埋め込み誘電体壁の製造方法と、該プラズマディスプレイパネル用電極埋め込み誘電体壁の製造方法 Pending JP2007234594A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR1020060018869A KR101113853B1 (ko) 2006-02-27 2006-02-27 플라즈마 디스플레이 패널과, 디스플레이 패널용 전극 매립유전체 벽 제조 방법과, 상기 플라즈마 디스플레이 패널용전극 매립 유전체 벽 제조 방법

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007234594A true JP2007234594A (ja) 2007-09-13

Family

ID=38443340

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007042425A Pending JP2007234594A (ja) 2006-02-27 2007-02-22 プラズマディスプレイパネルと、ディスプレイパネル用電極埋め込み誘電体壁の製造方法と、該プラズマディスプレイパネル用電極埋め込み誘電体壁の製造方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US7815481B2 (ja)
JP (1) JP2007234594A (ja)
KR (1) KR101113853B1 (ja)
CN (1) CN101030514B (ja)
TW (1) TW200733176A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20050231116A1 (en) * 2004-04-20 2005-10-20 Hun-Suk Yoo High efficiency plasma display panel (PDP)
JP2006253128A (ja) * 2005-03-07 2006-09-21 Samsung Sdi Co Ltd プラズマディスプレイパネル

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3866084A (en) * 1971-06-22 1975-02-11 Mitsubishi Electric Corp Plasma display panel device
DE2802976C2 (de) * 1978-01-24 1980-02-07 Siemens Ag, 1000 Berlin Und 8000 Muenchen Verfahren und Vorrichtung zur Herstellung von Durchbrüchen (Löchern) in Glasplatten, vorzugsweise mit feinsten Strukturen
DE2931077A1 (de) * 1979-07-31 1981-02-05 Siemens Ag Steuerplatte fuer eine gasentladungsanzeigevorrichtung
FR2678424A1 (fr) * 1991-06-27 1992-12-31 Thomson Tubes Electroniques Elements electriquement isolants pour panneaux a plasma et procede pour la realisation de tels elements.
US5982095A (en) * 1995-09-19 1999-11-09 Lucent Technologies Inc. Plasma displays having electrodes of low-electron affinity materials
JP3492204B2 (ja) * 1997-08-13 2004-02-03 富士通株式会社 表示装置用電極及びその製造方法
KR100347933B1 (ko) 2000-01-10 2002-08-09 엘지전자주식회사 플라즈마 디스플레이 패널의 플렉시블 베이스 기판
US7067979B2 (en) * 2001-10-02 2006-06-27 Noritake Co., Limited Gas-discharge display device and its manufacturing method
US6695664B2 (en) * 2001-10-26 2004-02-24 Board Of Trustees Of The University Of Illinois Microdischarge devices and arrays
KR100828875B1 (ko) 2002-12-10 2008-05-09 오리온피디피주식회사 면방전 교류 플라즈마 디스플레이 패널의 플랙시블 기판
JP4179138B2 (ja) * 2003-02-20 2008-11-12 松下電器産業株式会社 プラズマディスプレイパネル
KR100647588B1 (ko) 2003-10-29 2006-11-17 삼성에스디아이 주식회사 플라즈마 디스플레이 패널 및 이를 구비한 평판 표시 장치
KR100683671B1 (ko) * 2004-03-25 2007-02-15 삼성에스디아이 주식회사 전자기파 차폐층을 구비한 플라즈마 디스플레이 패널
KR20050104007A (ko) * 2004-04-27 2005-11-02 삼성에스디아이 주식회사 플라즈마 디스플레이 패널
KR20050113533A (ko) 2004-05-29 2005-12-02 삼성에스디아이 주식회사 플라즈마 디스플레이 패널

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20050231116A1 (en) * 2004-04-20 2005-10-20 Hun-Suk Yoo High efficiency plasma display panel (PDP)
JP2006253128A (ja) * 2005-03-07 2006-09-21 Samsung Sdi Co Ltd プラズマディスプレイパネル

Also Published As

Publication number Publication date
CN101030514A (zh) 2007-09-05
KR20070088957A (ko) 2007-08-30
US7815481B2 (en) 2010-10-19
CN101030514B (zh) 2010-09-29
US20070200500A1 (en) 2007-08-30
TW200733176A (en) 2007-09-01
KR101113853B1 (ko) 2012-02-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100254003B1 (ko) 가스방전형 표시패널 및 그 제조방법
US7358669B2 (en) Plasma display panel having electromagnetic wave shielding layer
US20050231112A1 (en) Plasma display panel and method of manufacturing the same
US7758395B2 (en) Lower plate of PDP and method for manufacturing the same
KR100730143B1 (ko) 전극 단자부 구조 및 이를 구비한 플라즈마 디스플레이패널
JP2006140144A (ja) プラズマディスプレイパネル
KR20010050035A (ko) 평면형 플라스마방전 표시장치
JP2007280931A (ja) プラズマディスプレイ用パネル及びその製造方法、並びにそのパネルを備えるプラズマディスプレイパネル及びその製造方法
JP2007234594A (ja) プラズマディスプレイパネルと、ディスプレイパネル用電極埋め込み誘電体壁の製造方法と、該プラズマディスプレイパネル用電極埋め込み誘電体壁の製造方法
US7557506B2 (en) Plasma display panel
US7541741B2 (en) Plasma display panel with sustain electrodes accommodating brightness
US20080048549A1 (en) Plasma display panel and method of manufacturing the same
KR100759448B1 (ko) 플라즈마 디스플레이 장치 및 그 제조 방법
JPH0765729A (ja) プラズマディスプレイパネル及びその製造方法
US20090072702A1 (en) Plasma display panel and method of manufacturing a discharge electrode sheet used therein
KR100726643B1 (ko) 플라즈마 디스플레이 패널 및 그의 제조방법
KR101133136B1 (ko) 플라즈마 디스플레이 패널 및 이를 위한 전극시트의 제조방법
KR100730069B1 (ko) 플라즈마 디스플레이 패널의 제조방법
JP4314983B2 (ja) プラズマディスプレイパネル
KR100649233B1 (ko) 플라즈마 디스플레이 패널
JP2006092756A (ja) プラズマディスプレイパネルの製造方法
KR20080081721A (ko) 플라즈마 디스플레이 패널
KR100467686B1 (ko) 플라즈마 디스플레이 패널의 제조방법
KR20070055342A (ko) 플라즈마 디스플레이 패널
US20090153017A1 (en) Plasma display panel and method of manufacturing the same

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100108

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120508