JP2007233719A - Usbシステム、usbホスト、usbデバイス - Google Patents
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Abstract
【課題】 USBデバイス側が要求する最大消費電流に、USBホストが安全に対応できるようにする。
【解決手段】 USBデバイスと、前記USBデバイスに電力を供給するUSBホストとを備えるUSBシステムであって、前記USBデバイスは、インタフェースの数が0および100mAを超える最大消費電流が定義されたコンフィギュレーションを有し、前記USBホストは、前記USBデバイスが接続された場合に、前記コンフィギュレーションで定義される最大消費電流の供給を許可することを特徴とするUSBシステム。
【選択図】 図1
【解決手段】 USBデバイスと、前記USBデバイスに電力を供給するUSBホストとを備えるUSBシステムであって、前記USBデバイスは、インタフェースの数が0および100mAを超える最大消費電流が定義されたコンフィギュレーションを有し、前記USBホストは、前記USBデバイスが接続された場合に、前記コンフィギュレーションで定義される最大消費電流の供給を許可することを特徴とするUSBシステム。
【選択図】 図1
Description
本発明は、USBインタフェースに係り、特に、USBデバイス側が要求する最大消費電流に、USBホストが安全に対応できるようにする技術に関する。
コンピュータ等のホスト機器と周辺装置とを接続するインタフェースとしてUSB(Universal Serial Bus)が広く普及している。
USBインタフェースでは、特許文献1に記載されているように、USBホスト側からUSBデバイス側にバスパワーとして電力を供給できるようになっている。
電力の供給に関し、USBデバイス側では、接続時においては、消費電流が最大100mAで動作するように規定されている。このため、USBホスト側は100mAまでは無条件で供給できるようになっている。
そして、USBデバイス側でそれ以上の消費電力が必要な場合には、USBホスト側から設定を受けることにより最大500mAまで供給されるようになっている。
上述のように、USBデバイスがUSBホストから100mA以上の消費電流の供給を受ける場合には、USBホスト側から設定を受ける必要がある。
しかしながら、USBデバイスによってはその仕様上、USBホストのサポート対象として認識されず、100mA以上の消費電流の供給を受けるための設定を受けることができないものもある。
特に、近年では、USBホストとのデータ通信は行なわずに、電源供給のみを目的としてホストとUSB接続を行なうデバイスが増えてきており、このような装置では、USBホスト側からサポート対象として認識されないことも多い。
この場合、USBデバイス側が100mA以上の供給の要求があり、USBホスト側に100mA以上の供給能力があったとしても、最大100mAまでの供給しかできないことになる。また、仮に、設定を受けることなく100mAを超える電流を消費してしまうと電圧降下による動作不良を招くおそれもある。
本発明は、USBデバイス側が要求する最大消費電流に、USBホストが安全に対応できるようにすることを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の第1の態様であるUSBシステムは、
USBデバイスと、前記USBデバイスに電力を供給するUSBホストとを備えるUSBシステムであって、
前記USBデバイスは、インタフェースの数が0および100mAを超える最大消費電流が定義されたコンフィギュレーションを有し、
前記USBホストは、前記USBデバイスが接続された場合に、前記コンフィギュレーションで定義される最大消費電流の供給を許可することを特徴とする。
USBデバイスと、前記USBデバイスに電力を供給するUSBホストとを備えるUSBシステムであって、
前記USBデバイスは、インタフェースの数が0および100mAを超える最大消費電流が定義されたコンフィギュレーションを有し、
前記USBホストは、前記USBデバイスが接続された場合に、前記コンフィギュレーションで定義される最大消費電流の供給を許可することを特徴とする。
USBホスト側で、インタフェースの数が0のコンフィギュレーションを許容することにより、電源供給のみを目的として接続されるUSBデバイスに対して、要求された最大消費電流を安全に供給することができるようになる。
上記課題を解決するため、本発明の第2の態様であるUSBホストは、
接続されたUSBデバイスに電力を供給するUSBホストであって、
前記USBデバイスから取得したコンフィギュレーションにインタフェース数として0が定義されている場合に、そのコンフィギュレーションで定義されている最大消費電流の供給を許可することを特徴とする。
接続されたUSBデバイスに電力を供給するUSBホストであって、
前記USBデバイスから取得したコンフィギュレーションにインタフェース数として0が定義されている場合に、そのコンフィギュレーションで定義されている最大消費電流の供給を許可することを特徴とする。
本態様においても、USBホスト側で、インタフェースの数が0のコンフィギュレーションを許容することにより、電源供給のみを目的として接続されるUSBデバイスに対して、要求された最大消費電流を安全に供給することができるようになる。
ここで、インタフェース数として0が定義されているコンフィギュレーション以外にサポート可能なコンフィギュレーションが存在しない場合に限り、前記最大消費電流の供給を許可するようにしてもよい。
また、インタフェース数として0が定義されているコンフィギュレーション以外にサポート可能なコンフィギュレーションが存在している場合には、あらかじめ定められた規則にしたがって、いずれかのコンフィギュレーションを選択するようにしてもよい。
さらには、インタフェース数として0が定義されているコンフィギュレーション以外は受け付けないモードを備えるようにしてもよい。
この場合、前記モードは、ユーザからの指示にしたがって切り替えられるようにする。
上記課題を解決するため、本発明の第3の態様であるUSBデバイスは、
USBホストと接続し、電力の供給を受けるUSBデバイスであって、
インタフェースの数が0および100mAを超える最大消費電流が定義されたコンフィギュレーションを有することを特徴とする。
USBホストと接続し、電力の供給を受けるUSBデバイスであって、
インタフェースの数が0および100mAを超える最大消費電流が定義されたコンフィギュレーションを有することを特徴とする。
インタフェースの数が0のコンフィギュレーションを許容するUSBホストに対して、電源供給のみを目的として接続するUSBデバイスを実現することができる。
ここで、前記コンフィギュレーションとは別に、インタフェースの数として1以上が定義されているコンフィギュレーションを備え、
前記USBホストからのコンフィギュレーション情報取得要求に対して、前記インタフェースの数が0および100mAを超える最大消費電流が定義されたコンフィギュレーションのみを応答するモードを備えることができる。
前記USBホストからのコンフィギュレーション情報取得要求に対して、前記インタフェースの数が0および100mAを超える最大消費電流が定義されたコンフィギュレーションのみを応答するモードを備えることができる。
この場合、前記モードは、ユーザからの指示にしたがって切り替えられるようにする。
本発明の実施例について図面を参照して説明する。
図1は、本実施例におけるUSBシステムの構成を示すブロック図である。本図に示すように、USBシステムは、USBデバイス100とUSBホスト200とがUSBケーブル300を介して接続されて構成される。なお、USBデバイス100のコネクタの形状によっては、USBケーブル300を介さずに接続することもできる。本発明はいずれの接続形態にも適用することができる。
USBデバイス100は、USBホスト200との通信を行ない、USBデバイスとして機能するためのUSBデバイスコントローラ110と、USBデバイス固有機能部120とを備えている。USBデバイス固有機能部120は、USBデバイス100の固有の処理を行なうための機能部であり、そのUSBデバイス100の用途に応じて、メモリ機能としたり、音楽再生機能としたり、通信機能等とすることができる。
なお、本発明は、USBデバイス固有機能部120として、USBホスト200とのデータ通信が要求されない機能、例えば、ライト、クリーナー、ファン等の小物家電機能を備えるUSBデバイス100に特に効果的に適用することができる。これらのUSBデバイスは、動作電源、充電等の電源供給のみを目的としてUSB接続を行なうものである。もちろん、本発明は、これらのUSBデバイス100に限られず、USBホスト200とデータ通信を行なうUSBデバイス100にも適用することができる。
USBホスト200は、USBデバイス100との通信を行ない、USBホストとして機能するためのUSBホストコントローラ210と、USBホスト200自身への電源供給およびUSBケーブル300を介してUSBデバイス100への電源供給を行なうための電源部220と、USBホスト固有機能部230とを備えている。USBホスト固有機能部230は、USBホスト200の固有の処理を行なうための機能部であり、そのUSBホスト200の用途に応じて、情報処理機能等とすることができる。
USBデバイス100とUSBホスト200との接続に用いられるUSBケーブル300は、4本の線を備えている。それぞれの線は、データ通信に用いる+D・−D信号線、USBホスト200からUSBデバイス100に5Vのバスパワーとして電力を供給するVBUS、グランドGNDである。
一般に、USBデバイス100がUSBホスト200に接続された場合には、USBホスト200は、USBデバイス100からそのデバイスに関する情報を取得する。そして、接続されたUSBデバイス100がサポート対象であるかどうかを判断し、サポート対象と判断した場合には、デバイスとして認識して、それぞれの機能に応じた処理を行なう。
図2は、USBホスト200が接続の際に、USBデバイス100から取得する情報の一部を模式的に示した図である。
USBデバイス100は、規格上、デバイス内にコンフィギュレーションを1つ以上持つことになっている。そして、各コンフィギュレーションは、通信のためのインタフェースを持つようになっている。USBデバイス100には、デバイスの属性を記述するためのデータ構造が定められている。このデータ構造は、ディスクリプタと呼ばれる。
ディスクリプタとして、デバイス全般の情報を含むデバイスディスクリプタがUSBデバイス100に1つ存在する。具体的には、ベンダID、プロダクトID、コンフィギュレーションの数等がデバイスディスクリプタに記述される。
そして、デバイスディスクリプタに記述されたコンフィギュレーションの数分のコンフィギュレーションディスクリプタが存在する。コンフィギュレーションディスクリプタには、USBデバイス100の機能性、I/Oの振る舞い等が定義される。具体的には、そのコンフィギュレーションディスクリプタのサイズ、そのコンフィギュレーションがサポートするインタフェースの数、最大消費電力(電流)等が記述される。
通常、コンフィギュレーションは、1つ以上のインタフェースを持つように定められている。元来、USBインタフェースはUSBホスト200とUSBデバイス100との間でデータ通信を行なうための仕様であるため、データ通信を行なわないことを示すインタフェース数0というコンフィギュレーションは想定する必要がなかった。このため、仮に、インタフェース数が0というコンフィギュレーションを取得した場合には、サポート対象外と判断するようにしていた。
これに対し、本発明では、USBホスト200側で、インタフェース数0というコンフィギュレーションを許容することとし、データ通信は行なわないが、USBホスト200からの電力供給は受けるというUSBデバイス100の機能を実現できるようにしている。
このため、USBホスト200が、インタフェース数が0のコンフィギュレーションをサポート対象であると判断するようにしている。そして、そのコンフィギュレーションに関しては、データ通信は行なわず、USBデバイス100側が要求する最大消費電流の供給を許可する。これにより、USBデバイス100が、無条件で供給可能な電流である100mAを超える消費電流を要求している場合であっても、規定限度内の500mAまで供給できることとなる。
一方、USBデバイス100側は、USBホスト200からデータ通信を行なうことなく、100mAを超える電力の供給を受ける場合には、インタフェース数が0のコンフィギュレーションを備えるようにすればよい。
図3は、本実施例における、USBデバイス100が接続された場合のUSBホスト200の処理を説明するフロー図である。
USBホスト200にUSBデバイス100が接続されると、USBホスト200は、USBデバイス100からデバイスディスクリプタを取得する(S102)。デバイスディスクリプタには、USBバージョン、ベンダID、メーカ名のインデックス番号、製品名のインデックス番号、コンフィギュレーション数等が記述されているため、USBホスト200は、接続されたUSBデバイス100のコンフィギュレーション数を把握することができる。
次いで、USBホスト200は、USBデバイス100から、1つ目のコンフィギュレーションディスクリプタを取得する(S103)。コンフィギュレーションディスクリプタには、インタフェース数、特性、最大消費電流等が記述されている。
そして、USBホスト200は、取得したコンフィギュレーションディスクリプタに基づいて、そのコンフィギュレーションがサポート対象であるかどうかの判断を行なう(S104)。ここで、サポート対象であるかどうかの判断は、従来どおり、USBデバイス100が要求する最大消費電流に対して電源供給が可能かどうか、USBデバイス100のデータの転送種類・データの転送形態が通信可能なものであるか等によって行なうことができる。
なお、従来は、インタフェース数が0のコンフィギュレーションはサポート対象外と判断されていたが、本実施形態ではインタフェース数が0であってもサポート対象外とは判断しないようにする。
以上のサポート対象の判断を、デバイスディスクリプタが示すすべてのコンフィギュレーションに対して行なう(S105)。
すべてのコンフィギュレーションについて判断を行なった結果、インタフェース数が0のコンフィギュレーションが存在しなかった場合(S106:N)には、従来どおり、サポート対象のコンフィギュレーションの有無に応じて、接続されたUSBデバイス100への処理を行なう。
すなわち、サポート対象のコンフィギュレーションが存在している場合(S108:Y)には、USBデバイス100が認識されたとして、通常の使用が可能となる(S109)。したがって、USBデバイス100とのデータ通信を行なえるようになる。一方、サポート対象のコンフィギュレーションが存在していない場合(S108:N)には、不明なデバイスとして処理する(S110)。具体的には、データ通信は行なわず、「接続されたデバイスは使用できません」という旨の表示等を行なうようにする。
すべてのコンフィギュレーションについて判断を行なった結果、インタフェース数が0のコンフィギュレーションが存在していた場合(S106:Y)には、サポート対象となったコンフィギュレーションが、インタフェース数が0のコンフィギュレーションのみであったかどうかを判断する(S107)。
サポート対象となったコンフィギュレーションが、インタフェース数が0のコンフィギュレーションのみの場合としては、コンフィギュレーション数が1で、そのコンフィギュレーションのインタフェース数が0の場合、および、コンフィギュレーション数が複数で、インタフェース数が0のコンフィギュレーションのみがサポート対象であり、他のコンフィギュレーションがサポート対象外の場合が考えられる。
この結果、サポート対象となったコンフィギュレーションが、インタフェース数が0のコンフィギュレーションのみの場合(S107:Y)には、電力供給のみを要求しているものとして、そのコンフィギュレーションディスクリプタで記述されている最大消費電流の供給を許可する(S111)。この場合、インタフェース数が0であるためそのUSBデバイス100とのデータ通信は行なわない。
一方、サポート対象となったコンフィギュレーションが、インタフェース数が0のコンフィギュレーションのみではない場合(S107:N)には、インタフェース数が1以上のコンフィギュレーションに基づいて通常のデータ通信を行なうか、インタフェース数が0のコンフィギュレーションに基づいて、データ通信は行なわずに最大消費電流の供給を行なうかを選択する(S112)。
この選択は、あらかじめ定めた規則にしたがって判断するようにする。例えば、データ通信を優先して、インタフェース数が1以上のコンフィギュレーションに基づく処理を固定的に行なうようにすることができる。あるいは、USBデバイス100の状態により動的に変化させるようにしてもよい。
図6は、USBデバイス100の状態によりコンフィギュレーションの選択を動的に変化させる処理の一例を示すフロー図である。
ここでは、USBデバイス100がデバイス固有機能を使用しているかどうかを判断する(S1121)。例えば、USBデバイス100の固有機能が音楽再生機能の場合には、音楽再生処理を行なっているかどうかを判断する。
その結果、固有機能を使用していると判断した場合(S1121:Y)には、インタフェース数が1以上のコンフィギュレーションに基づいて通常のデータ通信を行なう(S1122)。そして、その機能の終了を監視し(S1123)、終了した場合、例えば、音楽再生が終了し一定時間再生開始がない状態になると、データ通信を修理して(S1124)、インタフェース数が0のコンフィギュレーションに基づいて、データ通信は行なわずに最大消費電流の供給を行なうようにする(S1125)。これにより、例えば、USBデバイス100の充電を行なうことができる。
また、固有機能を使用していると判断した場合(S1121:N)もインタフェース数が0のコンフィギュレーションに基づいて、データ通信は行なわずに最大消費電流の供給を行なうようにする(S1125)。
その後、固有機能の使用を再開、例えば、音楽再生を再開した場合(S1121)には、インタフェース数が1以上のコンフィギュレーションに基づいて通常のデータ通信を行なう(S1122)ようにすることができる。なお、固有機能の使用の再開は、「Wakeup」信号をUSBデバイス100側から発行する等により検出することができる。また、従来どおり、固有機能の使用中に充電を行なうことも可能である。
なお、図5のフロー図において図示していないが、処理(S107)において、インタフェース数が0のコンフィギュレーションも含め、いずれのコンフィギュレーションもサポート対象外である場合には、処理(S110)同様に、不明デバイス処理を行なうようにする。
上述の処理例では、処理(S112)に示したように、サポート対象となったコンフィギュレーションが、インタフェース数が0のコンフィギュレーションのみではない場合には、インタフェース数が1以上のコンフィギュレーションに基づいて通常のデータ通信を行なうか、インタフェース数が0のコンフィギュレーションに基づいて、データ通信は行なわずに最大消費電流の供給を行なうかを選択するようにしていた。
この処理の煩雑さを避けるため、あらかじめUSBデバイス100側あるいはUSBホスト200側でモードを設定できるようにしてもよい。モードの設定は、例えば、ユーザがUSBデバイス100の用途に応じて切り替えられるようにする。
図4は、USBデバイス100側でモードを設定する場合を説明する図である。この場合、本図に示すように、USBデバイス100内に、通常通信モードと電力要求モードとを切り替えるためのUSBデバイス切替スイッチ130を設けるようにする。なお、USBデバイス切替スイッチ130は、ハードウェア的に設けるようにしてもよいし、ソフトウェア的に実現するようにしてもよい。
そして、通常通信モードに設定されている場合には、USBホスト200からのデバイスディスクリプタ要求に対して、インタフェース数が0のコンフィギュレーションを含まないコンフィギュレーションの数Nを応答するようにする。したがって、USBホスト200からのコンフィギュレーションディスクリプタの要求に対しては、インタフェース数が1以上のコンフィギュレーションが応答されることになり、従来どおりの処理が可能となる。
一方、電力要求モードに設定されている場合には、USBホスト200からのデバイスディスクリプタ要求に対して、コンフィギュレーションの数1を応答するようにする。そして、USBホスト200からのコンフィギュレーションディスクリプタの要求に対しては、インタフェース数が0のコンフィギュレーションを応答するようにする。すなわち、インタフェース数が0のコンフィギュレーションだけがUSBホスト200に送られることになる。これにより、最大消費電流の供給を受けることが可能となる。
図5は、USBホスト200側でモードを設定する場合を説明する図である。この場合、本図に示すように、USBホスト200内に、通常通信モードと電力供給モードとを切り替えるためのUSBホスト切替スイッチ240を設けるようにする。なお、USBホスト切替スイッチ240は、ハードウェア的に設けるようにしてもよいし、ソフトウェア的に実現するようにしてもよい。
そして、通常通信モードに設定されている場合には、従来とおなじ動作を行なう。すなわち、インタフェース数が0のコンフィギュレーションに対してはサポート対象外であるとの判断を行なう。
一方、電力供給モードに設定されている場合には、USBデバイス100に複数のコンフィギュレーションが存在している場合にも、インタフェース数が0のコンフィギュレーションだけを受け付けるようにする。この際に、USBデバイス100への電力供給に備えて、電流供給体制を整えておくことが望ましい。これにより、USBデバイス100が要求する最大消費電流の供給が可能となる。
以上に示したように、本実施例によれば、USBデバイス側が要求する最大消費電流に、USBホストが安全に対応することができるようになる。
100…USBデバイス、110…USBデバイスコントローラ、120…USBデバイス固有機能部、130…USBデバイス切替スイッチ、200…USBホスト、210…USBホストコントローラ、220…電源部、230…USBホスト固有機能部、240…USBホスト切替スイッチ、300…USBケーブル
Claims (10)
- USBデバイスと、前記USBデバイスに電力を供給するUSBホストとを備えるUSBシステムであって、
前記USBデバイスは、インタフェースの数が0および100mAを超える最大消費電流が定義されたコンフィギュレーションを有し、
前記USBホストは、前記USBデバイスが接続された場合に、前記コンフィギュレーションで定義される最大消費電流の供給を許可すること
を特徴とするUSBシステム。 - 接続されたUSBデバイスに電力を供給するUSBホストであって、
前記USBデバイスから取得したコンフィギュレーションにインタフェース数として0が定義されている場合に、そのコンフィギュレーションで定義されている最大消費電流の供給を許可することを特徴とするUSBホスト。 - 請求項2に記載のUSBホストであって、
インタフェース数として0が定義されているコンフィギュレーション以外にサポート可能なコンフィギュレーションが存在しない場合に限り、前記最大消費電流の供給を許可することを特徴とするUSBホスト。 - 請求項2に記載のUSBホストであって、
インタフェース数として0が定義されているコンフィギュレーション以外にサポート可能なコンフィギュレーションが存在している場合には、あらかじめ定められた規則にしたがって、いずれかのコンフィギュレーションを選択することを特徴とするUSBホスト。 - 請求項2に記載のUSBホストであって、
インタフェース数として0が定義されているコンフィギュレーション以外は受け付けないモードを備えていることを特徴とするUSBホスト。 - 請求項5に記載のUSBホストであって、
前記モードは、ユーザからの指示にしたがって切り替えられることを特徴とするUSBホスト。 - 請求項2に記載のUSBホストであって、
前記USBデバイスとはデータ通信を行なわないことを特徴とするUSBホスト。 - USBホストと接続し、電力の供給を受けるUSBデバイスであって、
インタフェースの数が0および100mAを超える最大消費電流が定義されたコンフィギュレーションを有することを特徴とするUSBデバイス。 - 請求項8に記載のUSBデバイスであって、
前記コンフィギュレーションとは別に、インタフェースの数として1以上が定義されているコンフィギュレーションを備え、
前記USBホストからのコンフィギュレーション情報取得要求に対して、前記インタフェースの数が0および100mAを超える最大消費電流が定義されたコンフィギュレーションのみを応答するモードを備えていることを特徴とするUSBデバイス。 - 請求項9に記載のUSBデバイスであって、
前記モードは、ユーザからの指示にしたがって切り替えられることを特徴とするUSBデバイス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006055033A JP2007233719A (ja) | 2006-03-01 | 2006-03-01 | Usbシステム、usbホスト、usbデバイス |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
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Country Status (1)
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8078893B2 (en) | 2009-05-26 | 2011-12-13 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Power supply method for supplying power to external device by selecting power supply mode in memory associated with identification information |
JP2013122698A (ja) * | 2011-12-12 | 2013-06-20 | Hosiden Corp | オーディオ機器 |
JP2017523522A (ja) * | 2014-07-28 | 2017-08-17 | クアルコム,インコーポレイテッド | ユニバーサルシリアルバス(USB)3.xホストからのUSB仕様改訂2.0(USB 2.0)ポータブル電子デバイスのより高電流の充電を可能にするための装置、方法、およびシステム |
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2006
- 2006-03-01 JP JP2006055033A patent/JP2007233719A/ja active Pending
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