JP2007233107A - レンズ鏡筒及びカメラシステム - Google Patents

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真佐美 馬場
Yasushi Yoshibe
耕史 吉部
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Abstract

【課題】衝撃に対する強度を高めることができるレンズ鏡筒及びカメラシステムを提供する。
【解決手段】レンズ鏡筒は、ベース部材3と、貫通孔を有し、ベース部材3に突出して取り付けられる柱状部材8と、貫通孔を貫通し、ベース部材3に柱状部材8を締結する締結部材6とを備え、柱状部材8は、ベース部材3と嵌合する嵌合面8aと、嵌合面8aと同一面で形成され、ベース部材3の外側に延出した補強部8bとを有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、レンズ鏡筒及びカメラシステムに関するものである。
特許文献1は、レンズ装置に設けられるカム機構において、カム従動子に設けられるカム用ローラを非円形状に形成し、周方向に付勢することによって、カム従動子のガタつきを防止できるカム機構を開示している。
このカム従動子は、その一部がレンズ保持枠に嵌合し、ねじ部によってレンズ保持枠に固定されているが、カム従動子に衝撃が加わった場合には、カム従動子の軸部が折れてしまう可能性があった。
特開2002−318337号公報
本発明の課題は、衝撃に対する強度を高めることができるレンズ鏡筒及びカメラシステムを提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の一実施例を示す図面に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。
請求項1の発明は、ベース部材(3)と、貫通孔を有し、前記ベース部材(3)に突出して取り付けられる柱状部材(8)と、前記貫通孔を貫通し、前記ベース部材(3)に前記柱状部材(8)を締結する締結部材(6)とを備え、前記柱状部材(8)は、前記ベース部材(3)と嵌合する嵌合面(8a)と、前記嵌合面(8a)と同一面で形成され、前記ベース部材(3)の外側に延出した補強部(8b)とを有すること、を特徴とするレンズ鏡筒(10)である。
請求項2の発明は、請求項1に記載のレンズ鏡筒(10)において、前記柱状部材(8)と係合するカム溝(1a)を有するカム部材(1)と、前記ベース部材(3)に保持されるレンズ(4)とを備えること、を特徴とするレンズ鏡筒(10)である。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載のレンズ鏡筒(10)において、前記柱状部材(8)は、大径部(81)及び小径部(82)を有する円柱形状であり、前記大径部(81)は、前記嵌合面(8a)及び前記補強部(8b)を含むこと、を特徴とするレンズ鏡筒(10)である。
請求項4の発明は、請求項2又は請求項3に記載のレンズ鏡筒(10)において、前記柱状部材(8)は、前記カム溝(1a)と係合する係合部材(7)を有すること、を特徴とするレンズ鏡筒(10)である。
請求項5の発明は、請求項4に記載のレンズ鏡筒(10)において、前記補強部(8b)は、前記係合部材(7)を位置決めしていること、を特徴とするレンズ鏡筒(10)である。
請求項6の発明は、請求項4又は請求項5に記載のレンズ鏡筒(10)において、前記締結部材(6)は、前記係合部材(7)の抜けを防止していること、を特徴とするレンズ鏡筒(10)である。
請求項7の発明は、請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載のレンズ鏡筒(10)において、前記ベース部材(3)は、外力が直接作用する部材であること、を特徴とするレンズ鏡筒(10)である。
請求項8の発明は、請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載のレンズ鏡筒(10)を備えるカメラシステム(100)である。
なお、符号を付して説明した構成は適宜改良してもよく、また、少なくとも一部を他の構成物に代替してもよい。
本発明によれば、衝撃に対する強度を高めることができるレンズ鏡筒及びこれを備えるカメラシステムを提供することができる。
衝撃に対する強度を高めることができるレンズ鏡筒及びカメラシステムを提供するという目的を、移動枠と嵌合する嵌合面と、嵌合面と同一面で形成され、移動枠の外側に延出した補強部とを有する中間部材とすることにより実現する。
以下、図面等を参照して、本発明の実施例について、さらに詳しく説明する。
図1は、本発明によるレンズ鏡筒の実施例を示す図であり、図2は、カム従動子5付近の拡大図である。
本実施例のレンズ鏡筒10は、回転部材1と、固定部材2と、移動枠3と、合焦光学系4と、カム従動子5等とを備える。
回転部材1は、円筒状の部材であり、後述するカラー部材7と係合する螺旋状のカム溝1aを有する。また、回転部材1は、ズーム環やマニュアルフォーカス環等の操作部材(不図示)や、モータ等の動力源(不図示)により動力が伝えられて回転運動を行う。
固定部材2は、第1レンズL1及び第2レンズL2を保持する部材であり、光軸Oに平行な直進溝2aと、カメラ100と結合を行うバヨネット2bとを有する。
移動枠3は、合焦光学系4を保持する部材であり、後述する中間部材8と嵌合するための穴部3aを有する。また、移動枠3は、固定部材2よりも前方に突出しているため、このレンズ鏡筒10の前面部に衝撃が加えられた場合には、外力が直接作用する部材である。
合焦光学系4は、ピント合わせを行うためのレンズである。
カム従動子5は、カム溝1aと直進溝2aとに係合して設けられ、回転部材1が回転することで発生する動力を移動枠3に伝える部材である。カム従動子5は、回転部材1の回転によって回転力が加わると、直進溝2aにより回転方向の運動が規制されているため、カム溝1aに従って光軸Oに平行な方向に移動する。
また、カム従動子5は、段付ねじ6と、カラー部材7と、中間部材8とによって構成される。
段付ねじ6は、中間部材8の貫通孔を貫通し、移動枠3にカム従動子5を締結する部材である。また、段付ねじ6は、カラー部材7の抜けを防止している。
カラー部材7は、カム溝1aと直進溝2aとに係合する部材であり、例えば、潤滑性を有するアセタール樹脂であるデルリン(登録商標)等によって構成され、耐摩耗性を増大させている。
中間部材8は、移動枠3に突出して取り付けられ、段付きねじ6に加わる曲げによる衝撃を緩和させる円柱形状の部材であり、段付ねじ6を貫通させるための貫通孔を有し、金属等によって構成される。
また、中間部材8は、図2に示すように、移動枠3の穴部3aと嵌合する嵌合面8aと、嵌合面8aと同一面で形成され移動枠3の外側に延出した補強部8bとを有する。
さらに、中間部材8は、大径部81及び小径部82を有し、大径部81は、嵌合面8a及び補強部8bを含む。補強部8bは、移動枠3とカラー部材7とが接触しないように、カラー部材7を位置決めしている。中間部材8に、カラー部材7と段付きねじ6とを取り付けることによって、回転部材1と移動枠3とが連動して動作するようになり、回転部材1の回転によって、移動枠3が光軸Oに平行な方向に移動するようになる。
実際に、回転部材1を回転させると、カム従動子5は、回転部材1の駆動力を移動枠3に伝えようとするので、段付きねじ6は、曲げや剪断による力を受ける。
また、回転部材1の回転速度は、必ずしも一定ではないため、段付きねじ6に、大きな衝撃がかかる場合もある。
しかし、本実施例のレンズ鏡筒10によれば、中間部材8を移動枠3の穴部3aと嵌合させることにより、中間部材8と移動枠3との接触面積が増大し、中間部材8の底面部だけでなく、側面部でも衝撃を吸収することができるので、段付きねじ6のねじ部への衝撃が低減され、耐衝撃性が向上する。これにより、レンズ鏡筒10の耐久性を向上させることができる。
また、本実施例の構成は、移動枠3に穴部3aを形成し、中間部材8を若干長めに製造するだけでよく、新たな部材の追加は不要であり、コストアップすることなく耐衝撃性を向上させることができる。
さらに、本実施例のレンズ鏡筒10では、嵌合面8aと同一面で形成された補強部8bが、移動枠3の外側に延出しているので、嵌合面8aと補強部8bとが一体となって、衝撃を受けることができる。
さらにまた、補強部8bが存在するので、移動枠3の外周面の端部3bの角が中間部材8にくい込むようなことがない。
図3は、レンズ鏡筒の比較例を示す図であり、図4は、カム従動子15付近の拡大図である。
なお、本実施例と同様な機能を果たす部分は、重複する説明を適宜省略する。
図3に示すように、比較例のレンズ鏡筒10Aでは、中間部材18は、移動枠13と嵌合していない。
移動枠13は、その表面が円筒面であるので、図4に示すように、平面を確保するための座繰り面部3cが形成されており、中間部材18は、その座繰り面部3cに設置されている。
このため、例えば、レンズ鏡筒10Aの前面部に加えられた衝撃がカム従動子15に伝わった際には、中間部材18の底面部のみで衝撃力を吸収することになり、段付きねじ6のねじ部が損傷しやすく、好ましくない。
この対策として、中間部材18の底面部の面積を大きくして、段付きねじ6の強度を向上させることも考えられるが、小型化したレンズ鏡筒では、スペースとの兼ね合いで、底面部の面積を大きくすることができない状況にあった。
また、段付きねじ6自体を太くして、強度を向上させることも考えられるが、このようにすると、カム溝1aの幅が広がってしまい、好ましくない。
これに対して、本実施例のレンズ鏡筒10は、中間部材8の嵌合面8a及び補強部8bによって、このような問題を解決することができる。
(変形例)
本実施例は、以下の変形も可能である。
(1)本実施例では、合焦光学系4を移動させる例で説明したが、これに限らず、ズーム光学系、レンズ群、反射鏡等を移動させるものであってもよい。
(2)カラー部材7と中間部材8とは、一体化された部材であってもよい。
(3)中間部材8は、円柱形状の部材の例で説明したが、多角柱形状の部材であってもよい。
(4)段付きねじ6は、通常のねじや、ボルト等であってもよい。
(5)本実施例では、レンズ鏡筒の例で説明したが、このようなレンズ鏡筒を備えるカメラシステムであってもよい。
なお、上述した実施例及び変形例は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。また、本発明は、以上説明した実施例によって限定されることはない。
本発明によるレンズ鏡筒の実施例を示す図である。 カム従動子5付近の拡大図である。 レンズ鏡筒の比較例を示す図である。 カム従動子15付近の拡大図である。
符号の説明
1:回転部材、1a:カム溝、2:固定部材、2a:直進溝、2b:バヨネット、3:移動枠、3a:穴部、3b:外周面の端部、4:合焦光学系、5:カム従動子、6:段付ねじ、7:カラー部材、8:中間部材、8a:嵌合面、8b:補強部、81:大径部、82:小径部、10:レンズ鏡筒、100:カメラ、L1:第1レンズ、L2:第2レンズ、O:光軸

Claims (8)

  1. ベース部材と、
    貫通孔を有し、前記ベース部材に突出して取り付けられる柱状部材と、
    前記貫通孔を貫通し、前記ベース部材に前記柱状部材を締結する締結部材とを備え、
    前記柱状部材は、前記ベース部材と嵌合する嵌合面と、前記嵌合面と同一面で形成され、前記ベース部材の外側に延出した補強部とを有すること、
    を特徴とするレンズ鏡筒。
  2. 請求項1に記載のレンズ鏡筒において、
    前記柱状部材と係合するカム溝を有するカム部材と、
    前記ベース部材に保持されるレンズとを備えること、
    を特徴とするレンズ鏡筒。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のレンズ鏡筒において、
    前記柱状部材は、大径部及び小径部を有する円柱形状であり、
    前記大径部は、前記嵌合面及び前記補強部を含むこと、
    を特徴とするレンズ鏡筒。
  4. 請求項2又は請求項3に記載のレンズ鏡筒において、
    前記柱状部材は、前記カム溝と係合する係合部材を有すること、
    を特徴とするレンズ鏡筒。
  5. 請求項4に記載のレンズ鏡筒において、
    前記補強部は、前記係合部材を位置決めしていること、
    を特徴とするレンズ鏡筒。
  6. 請求項4又は請求項5に記載のレンズ鏡筒において、
    前記締結部材は、前記係合部材の抜けを防止していること、
    を特徴とするレンズ鏡筒。
  7. 請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載のレンズ鏡筒において、
    前記ベース部材は、外力が直接作用する部材であること、
    を特徴とするレンズ鏡筒。
  8. 請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載のレンズ鏡筒を備えるカメラシステム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2010058722A1 (ja) * 2008-11-21 2010-05-27 コニカミノルタオプト株式会社 レンズユニット
JP2012053445A (ja) * 2010-08-04 2012-03-15 Canon Inc レンズ鏡筒およびそれを有する光学機器

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