JP2007232559A - Fret検出方法及び装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明のFRETの検出は、まず、周波数f+Δfで強度変調したドナー分子励起用の第1のレーザ光をドナー分子に照射するとともに、周波数fで強度変調したアクセプター分子励起用の第2のレーザ光をアクセプター分子に照射し、アクセプター分子が発する蛍光を受光する。受光した蛍光の蛍光信号から、FRETによりアクセプター分子が発する蛍光の第1の信号成分と、第2のレーザ光の照射により励起したアクセプター分子が発する蛍光の第2の信号成分とを抽出する。抽出した第1の信号成分の位相遅れと、抽出した第2の信号成分の位相遅れとを算出し、これらの位相遅れに基づいて、FRETの発生の有無を判定する。
【選択図】図4
Description
このようなタンパク質の他のタンパク質や低分子化合物との間の相互作用について、蛍光共鳴エネルギー移動(FRET)現象を利用して解析することが最近行われている。すなわち、数ナノメータの領域での分子間の相互作用を蛍光を用いて検出する。このようなFRET現象を利用した検出は、主に顕微鏡システムを用いて行われる。
又、前記第1のレーザ光は、前記第1のレーザ光の強度変調のために第1の周波数を有する第1の変調信号を用いて強度変調され、前記第2のレーザ光は、前記第2のレーザ光の強度変調のために第2の周波数を有する第2の変調信号を用いて強度変調され、前記第1の周波数の変調信号は、前記第2の周波数の変調信号に、前記差分周波数の生成信号を合成して得られた信号であり、受光した前記第2の分子が発する蛍光の蛍光信号は、前記差分周波数の生成信号に同期して、前記差分周波数の整数倍の周波数をサンプリング周波数としてサンプリングされることが好ましい。その際、前記サンプリングされた蛍光信号を前記差分周波数の整数分の1の周波数を周波数分解能として周波数分析をすることにより、前記蛍光信号のうちの前記第1の周波数の信号成分と蛍光信号のうちの前記第2の周波数の信号成分とを抽出することが好ましい。
又、前記光源制御部は、前記第1のレーザ光を、前記第1のレーザ光の強度変調のために第1の周波数を有する第1の変調信号を用いて強度変調させ、前記第2のレーザ光を、前記第2のレーザ光の強度変調のために第2の周波数を有する第2の変調信号を用いて強度変調させ、前記第1の周波数の変調信号は、前記第2の周波数の変調信号に、前記差分周波数の生成信号を合成して得られた信号であり、前記処理部は、受光した前記第2の分子が発する蛍光の蛍光信号を、前記差分周波数の生成信号に同期して、前記差分周波数の整数倍の周波数をサンプリング周波数としてサンプリングすることが好ましい。その際、前記処理部は、前記サンプリングされた蛍光信号を前記差分周波数の整数分の1の周波数を周波数分解能として周波数分析をすることにより、前記蛍光信号のうちの前記第1の周波数の信号成分と前記蛍光信号のうちの前記第2の周波数の信号成分とを抽出することが好ましい。
特に、上記2つの位相遅れの比は、FRETの発生により大きく変化する。このため、この比の値を用いることで、FRET効率が低い場合でもFRETの検出を精度良く行うことができる。又、本発明を、フローサイトメータに適用すると、一定速度で測定点を通過するサンプルからの蛍光の信号処理を行うことでFRETの検出ができるので、短時間に効率よくサンプルの測定ができ、統計的にFRET検出結果を纏めることができ、注目する分子の相互作用を効率良く調べることができる。
図1は、本発明のFRET検出装置の一実施形態であるフローサイトメータ10の概略構成図である。
フローサイトメータ10は、レーザ光の照射によって励起された第1の分子(ドナー分子)が発する蛍光を励起光として第2の分子(アクセプター分子)を励起し、この励起されたアクセプター分子が発する蛍光を受光することによって、ドナー分子のエネルギーがアクセプター分子のエネルギーに移動するか否かを判定するものである。このようなエネルギー移動の検出のために、ドナー分子及びアクセプター分子に照射するレーザ光は、一定の周波数で強度変調され、このレーザ光の照射に応答して発する蛍光の位相遅れを、以下に示すように測定することにより、FRETの発生を検出することを特徴とする。
管路30の出口には、回収容器32が設けられている。
図2は、レーザ光源部22の概略構成図である。
ドナー励起光源22aは、ドナー分子を励起するレーザ光を出射する光源である。アクセプター励起光源22bは、アクセプター分子を励起するレーザ光を出射する光源である。ドナー分子を励起するレーザ光と、アクセプター分子を励起するレーザ光とは、ドナー分子、アクセプター分子をそれぞれ好適に励起することができるように波長帯域が異なっている。例えば、ドナー分子としてCFP(Cyan Fluorescent Protein)を用いる場合、波長405〜440nmのレーザ光が用いられ、アクセプター分子としてYFP(Yellow Fluorescent Protein)を用いる場合、波長470〜530nmのレーザ光が用いられる。レーザ光源部22は、このような可視光帯域の連続波のレーザ光を所定の周波数で強度変調して出射する部分である。
各レーザ光源には、それぞれの光源を駆動してレーザ光を出射させるレーザドライバ34a,34bが接続されており、レーザドライバ34a,34bは、後述する信号生成部(図4参照)40からの信号によって、レーザ光を強度変調するように制御される。
図3は、受光部26の一例の概略の構成を示す概略構成図である。
レンズ系26aは、受光部26に入射した蛍光を光電変換器27a,27bの受光面に集束させるように構成される。
信号生成部40は、レーザ光の強度を所定の周波数で変調(振幅変調)するための変調信号を生成する部分である。
具体的には、信号生成部40は、発振器46,47、パワースプリッタ48及びSSB(Single Side Band)変調器50及びアンプ52を有し、生成される変調信号を、レーザ光源部22のレーザドライバ34a,34bに供給するとともに、信号処理部42に供給する部分である。信号処理部42に変調信号を供給するのは、後述するように、光電変換機27a,27bから出力される蛍光信号の位相差検出のための参照信号として用いるためである。なお、変調信号は、所定の周波数の正弦波信号であり、10〜100MHzの範囲の周波数に設定される。レーザドライバ34bに供給する変調信号の周波数をfとすると、fは上述したようにアクセプター分子を励起するレーザ光の変調信号の周波数であり、10〜100MHzである。レーザドライバ34aに供給する変調信号の周波数は、ドナー分子を励起するレーザ光の周波数であり、f+Δfとなる。このときのΔfは、100kHz〜2MHzであり、f=10〜100MHzに比べてその周波数は小さい。
SSB変調器50は、90度ハイブリッド50a、ミキサ50b,50c、90度位相器50d、180度ハイブリッド50eを有して構成される。
90度ハイブリッド50aは、発振器46から供給される周波数fの正弦波信号の位相を0度及び90度に分離するハイブリッドリングを備える高周波素子であり、0度及び90度に分離された正弦波信号をミキサ50b,50cに供給する。一方、90度位相器50dは、発振器47から供給された周波数Δfの正弦波信号を位相0度及び90度に変えてミキサ50b,50cに供給する。
180度ハイブリッド50eは、受光信号の位相を0度及び180度に分離するハイブリッドリングを備える高周波素子であり、端子の一方では、正弦波信号の位相情報を保持したまま、高周波側に周波数ΔfシフトさせたUSB信号が生成され、他方の端子では、受光信号の位相情報を保持したまま、低周波側に周波数ΔfシフトさせたLSB信号が生成される。
SSB変調器50は、USB信号を出力してレーザドライバ34aに供給する。
具体的には、IQミキサのそれぞれは、参照信号を蛍光信号(RF信号)と乗算して、蛍光信号のcos成分(実数部)と高周波成分を含む処理信号を算出するとともに、参照信号の位相を90度シフトさせた信号を蛍光信号と乗算して、蛍光信号のsin成分(虚数部)と高周波成分を含む処理信号を算出する。処理信号は、ドナー分子の発した蛍光の信号及びアクセプター分子の発した2つの蛍光の信号である。このcos成分を含む処理信号及びsin成分を含む処理信号は、コントローラ44に供給される。
勿論、分析装置80では、処理信号の0Hz及び周波数Δfにおける振幅を用いて、ドナー分子及びアクセプター分子が発する蛍光強度を定量的に求めることもでき、周波数Δfにおける蛍光強度によって、FRETの発生を検出することもできる。
以上が、本発明を実施するフローサイトメータ10の説明である。
SSB変調器50では、供給された周波数fの正弦波信号は周波数Δfの正弦波信号と合成されて、高周波側の合成信号である周波数f+Δfの正弦波信号が生成され、レーザドライバ34aに強度変調信号として供給される。
この状態で、サンプル12が管路30を流れ、シースフローが形成される。シースフローは、例えば100μmの流路径に1〜10m/秒の流速を有する。また、サンプル12にはレーザ光の照射により蛍光を発するドナー分子とアクセプター分子が含まれる。
レーザ光は、ドナー励起光源22aから周波数f+Δfで強度変調されたレーザ光と、アクセプター励起光源22bから周波数fで強度変調されたレーザ光とが同時にサンプル12に向けて照射される(ステップS10)。
測定点でこれらのレーザ光による照射が成され、受光部24でサンプル12の通過を検出すると、検出信号がコントローラ44にトリガ信号として出力される。
具体的には、アンプ52から供給された周波数fの正弦波信号を参照信号として、IQミキサ54a,54bで合成され、cos成分、sin成分に高周波成分が加算された処理信号が生成される。この処理信号は、コントローラ44に供給される。
ここで、コントローラ44のシステム制御器60には、発振器47にて生成される周波数Δfの正弦波信号の整数倍の周波数(n・Δf)を持つ信号が供給され、この信号に同期してA/D変換器66にてドナー分子の発する蛍光の処理信号及びアクセプター分子の発する蛍光の処理信号のサンプリングが行われる(ステップS30)。
こうしてデジタル化された処理信号は、分析装置80に供給される。
得られた周波数分析の結果から、0Hzにおけるアクセプター分子の蛍光の処理信号の位相に対する、ΔfHzにおけるアクセプター分子の蛍光の処理信号の位相遅れの比を求める。この比が予め設定された閾値と比較され、この閾値を超える場合、FRETが発生したと判定することで、FRETの検出が行われる(ステップS50)。
その際、アクセプター分子の蛍光の処理信号の他に、ドナー分子の蛍光の処理信号の位相遅れの比を求め、この比を用いて、FRETの検出を綜合的に行うこともできる。
最後に、フローサイトメータ10にて測定点を通過して測定されるサンプル数が所定の数に達したか、例えばサンプル数が1000に達したか否かを判定し、サンプル数が所定の数に達するまで測定を続ける。
図7では、ドナー分子がCFP(Cyan Fluorescent Protein)、アクセプター分子がYFP(Yellow Fluorescent Protein)であるときのエネルギーの吸収、蛍光放射の特性を示している。図7中、曲線A1はCFPのエネルギー吸収スペクトルを、曲線A2はCFPの蛍光放射スペクトルを、曲線B1はYFPのエネルギー吸収スペクトルを、曲線B2はYFPの蛍光放射スペクトルをそれぞれ示す。図7中、斜線の部分は、CFPが放射した蛍光をYFPがエネルギー吸収して、FRETが生じる波長帯域を示す。
一方、レーザ光がアクセブター分子を直接励起して蛍光を発するとき、蛍光は下記式(7)にしたがって表される。
特に、多くのドナー分子及びアクセプター分子において、kd,ka>>kdaであるので、上記式(10)は、下記式(11)のように表すことができ、kd,kaにて比を表すことができる。さらに、ω2<<kd・kaのとき、上記比は、下記式(12)のように表される。
特に、上記放射速度kd,kaが比較的等しい場合、上記式(12)で定まる比の値は2になる。したがって、分析装置80では、アクセプター分子の放射する蛍光の測定結果である位相遅れの比を算出することにより、FRETの発生の有無を精度良く判定することができる。
12 サンプル
20 検出部
22 レーザ光源部
22a ドナー励起光源
22b アクセプター励起光源
23a,23b レンズ系
24,26 受光部
26a レンズ系
26b ダイクロイックミラー
26c1,26c2 バンドパスフィルタ
27a,27b 光電変換器
28 制御・処理部
30 管路
32 回収容器
34a,34b レーザドライバ
40 信号生成部
42 信号処理部
44 コントローラ
46,47 発振器
48,56 パワースプリッタ
50 SSB変調器
50a 90度ハイブリッド
50b,50c ミキサ
50d 90°移相器
52,54a,54b,64 増幅器
58a,58b IQミキサ
60 システム制御器
62 ローパスフィルタ
66 A/D変換器
80 分析装置
Claims (10)
- レーザ光の照射によって励起された第1の分子が発する蛍光が励起光として第2の分子を励起し、この励起された第2の分子が発する蛍光を受光することによって、第1の分子のエネルギーが第2の分子に移動するFRET(Fluorescence Resonance Energy Transfer)を検出するFRET検出方法であって、
第1の分子を励起するために、第1の周波数で強度変調した第1のレーザ光を第1の分子に照射するとともに、第2の分子を励起するために、第1の周波数と異なる第2の周波数で強度変調した第2のレーザ光を第2の分子に照射するステップと、
第2の分子が発する蛍光を受光するステップと、
受光した第2の分子が発する蛍光の蛍光信号のうちの前記第1の周波数の信号成分の、第1のレーザ光の強度変調に対する第1の位相遅れと、受光した前記第2の分子が発する蛍光の蛍光信号のうちの前記第2の周波数の信号成分の、第2のレーザ光の強度変調に対する第2の位相遅れとを取り出し、この第1の位相遅れと第2の位相遅れとに基づいて、第1の分子のエネルギーが第2の分子に移動するエネルギー移動を検出するステップと、を有することを特徴とするFRET検出方法。 - 前記エネルギー移動は、前記第2の位相遅れに対する前記第1の位相遅れの比によって検定される請求項1に記載のFRET検出方法。
- 前記第1のレーザ光は、前記第1のレーザ光の強度変調のために第1の周波数を有する第1の変調信号を用いて強度変調され、前記第2のレーザ光は、前記第2のレーザ光の強度変調のために第2の周波数を有する第2の変調信号を用いて強度変調され、前記第1の周波数の変調信号は、前記第2の周波数の変調信号に、前記差分周波数の生成信号を合成して得られた信号であり、
受光した前記第2の分子が発する蛍光の蛍光信号は、前記差分周波数の生成信号に同期して、前記差分周波数の整数倍の周波数をサンプリング周波数としてサンプリングされる請求項1又は2に記載のFRET検出方法。 - 前記サンプリングされた蛍光信号を前記差分周波数の整数分の1の周波数を周波数分解能として周波数分析をすることにより、前記蛍光信号のうちの前記第1の周波数の信号成分と蛍光信号のうちの前記第2の周波数の信号成分とを抽出する請求項3に記載のFRET検出方法。
- 前記第2の分子が発する蛍光を受光する際、さらに、前記第1の分子が発する蛍光を受光し、
受光した前記第1の分子の発する蛍光の蛍光信号の、第1のレーザ光の強度変調に対する第3の位相遅れを算出し、この第3の位相遅れをFRETの検出に用いる請求項1〜4のいずれか1項に記載のFRET検出方法。 - レーザ光の照射によって励起された第1の分子が発する蛍光が励起光として第2の分子を励起し、この励起された第2の分子が発する蛍光を受光することによって、第1の分子のエネルギーが第2の分子に移動するFRETを検出するFRET検出装置であって、
第1の分子を励起するために、第1のレーザ光を第1の分子に照射するとともに、第2の分子を励起するために、第2のレーザ光を第2の分子に照射するレーザ光源部と、
第2の分子が発する蛍光を受光する受光部と、
前記レーザ光源部から出射する第1のレーザ光を第1の周波数で強度変調させ、かつ前記レーザ光源部から出射する第2のレーザ光を第1の周波数と異なる第2の周波数で強度変調させるために、変調信号を生成する光源制御部と、
受光した第2の分子が発する蛍光の蛍光信号のうちの前記第1の周波数の信号成分の、第1のレーザ光の強度変調に対する第1の位相遅れと、受光した前記第2の分子が発する蛍光の蛍光信号のうちの前記第2の周波数の信号成分の、第2のレーザ光の強度変調に対する第2の位相遅れとを取り出し、この第1の位相遅れと第2の位相遅れとに基づいて、第1の分子のエネルギーが第2の分子に移動するエネルギー移動を検定する処理部と、を有することを特徴とするFRET検出装置。 - 前記処理部は、前記第2の位相差に対する前記第1の位相差の比によって前記エネルギー移動を検定する請求項6に記載のFRET検出装置。
- 前記光源制御部は、前記第1のレーザ光を、前記第1のレーザ光の強度変調のために第1の周波数を有する第1の変調信号を用いて強度変調させ、前記第2のレーザ光を、前記第2のレーザ光の強度変調のために第2の周波数を有する第2の変調信号を用いて強度変調させ、前記第1の周波数の変調信号は、前記第2の周波数の変調信号に、前記差分周波数の生成信号を合成して得られた信号であり、
前記処理部は、受光した前記第2の分子が発する蛍光の蛍光信号を、前記差分周波数の生成信号に同期して、前記差分周波数の整数倍の周波数をサンプリング周波数としてサンプリングする請求項6又は7に記載のFRET検出装置。 - 前記処理部は、前記サンプリングされた蛍光信号を前記差分周波数の整数分の1の周波数を周波数分解能として周波数分析をすることにより、前記蛍光信号のうちの前記第1の周波数の信号成分と前記蛍光信号のうちの前記第2の周波数の信号成分とを抽出する請求項8に記載のFRET検出装置。
- 前記受光部は、前記第2の分子が発する蛍光の他に、前記第1の分子が発する蛍光を受光し、
前記処理部は、前記受光部で受光した第1の分子が発する蛍光の蛍光信号の、第1のレーザ光の強度変調に対する第3の位相遅れを算出し、この第3の位相遅れをFRETの検出に用いる請求項6〜9のいずれか1項に記載のFRET検出装置。
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