JP2007232378A - バイオセンサシステム及びその測定器 - Google Patents

バイオセンサシステム及びその測定器 Download PDF

Info

Publication number
JP2007232378A
JP2007232378A JP2006050607A JP2006050607A JP2007232378A JP 2007232378 A JP2007232378 A JP 2007232378A JP 2006050607 A JP2006050607 A JP 2006050607A JP 2006050607 A JP2006050607 A JP 2006050607A JP 2007232378 A JP2007232378 A JP 2007232378A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
biosensor chip
sensor
biosensor
measuring instrument
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006050607A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4972956B2 (ja
Inventor
Moriyasu Ichino
守保 市野
Toshifumi Hosoya
俊史 細谷
Shingo Kaimori
信吾 改森
Takahiko Kitamura
貴彦 北村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority to JP2006050607A priority Critical patent/JP4972956B2/ja
Priority to EP07715013.4A priority patent/EP1990634A4/en
Priority to PCT/JP2007/053678 priority patent/WO2007102347A1/ja
Priority to US12/280,721 priority patent/US8012321B2/en
Priority to EP15186565.6A priority patent/EP2988127B1/en
Publication of JP2007232378A publication Critical patent/JP2007232378A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4972956B2 publication Critical patent/JP4972956B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)

Abstract

【課題】バイオセンサチップが挿入されたことを判別し、バイオセンサチップに供給された生体物質の生体情報を測定するバイオセンサシステム及びその測定器において、バイオセンサチップのサイズを小さくし、測定器の信頼性を向上させ、製品寿命を伸ばすことを目的とする。
【解決手段】測定器1の挿入部5に設けられる電極部分は、接地電極12をセンサ挿入判別回路14と血糖値測定回路15とで兼用する構成とする。また、バイオセンサチップ20側の第一センサ電極21は、センサ挿入判別回路14と血糖値測定回路15とで共有する構成とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、バイオセンサチップに供給された生体物質の生体情報を測定するバイオセンサシステム及びその測定器に関する。
従来、生体機能をエレクトロニクス分野に応用するバイオエレクトロニクスの研究が進んでいる。このバイオエレクトロニクス分野におけるバイオセンサチップは、生体の持つ優れた分子識別機能を利用したデバイスであり、化学物質を迅速にしかも簡便に測定できるものとして、将来有望視されている。かかるバイオセンサチップは、微量試料測定用センサとして応用され、例えば血糖値や尿糖値を測定して糖尿病を自己管理し、予防する家庭内健康診断(セルフケア)に使い捨て使用されたり、工業的には生産ライン上の商品の抜取品質検査等に用いられるなど応用分野は広い。
測定の具体例として、計測目的物質を含有する試料を採取して反応部に滴下し、例えば酵素反応によって発生した還元物を酸化することで、その酸化による素子電流値を取り出して検出する。この素子電流値に等価の測定値をデータテーブルを参照して求め、それを出力して表示するものである(特許文献1参照)。
このような素子電流値を測定する測定器には、センサチップがデバイス本体に挿入されて測定可能な状態になったか否かを認識する判断手段として、センサ挿入判別回路が設けられており、センサチップが挿入されたことを検知した後に、計測目的物質の素子電流値の測定値を測定するように構成されたものが提案されている。センサチップが挿入されたことを検知することが可能なバイオセンサデバイスの構成を図6に示す。
図6に示すように測定器70は、主として、計測目的物質の血液から血糖値を測定する血糖値測定回路72、バイオセンサチップ60のセンサ電極62,63を介してこの血糖値測定回路72への電気的接続を可能にするコネクタ電極A及びコネクタ電極B、バイオセンサチップ60の挿入を判別するセンサ挿入判別回路71、バイオセンサチップ60のセンサ電極64を介してこのセンサ挿入判別回路71への電気的接続を可能にするコネクタ電極C及びコネクタ電極Dを備えている。
一方、測定器70に挿入されるバイオセンサチップ60は、主として、コネクタ電極Aと接触するセンサ電極62、コネクタ電極Bと接触するセンサ電極63、コネクタ電極C及びコネクタ電極Dと接触するセンサ電極64、センサ電極62及び63と電気的に接続可能に跨るように形成された血糖値センサ部61を備えている。
バイオセンサチップ60を測定器70へ挿入すると、センサ電極64によってコネクタ電極Cとコネクタ電極Dとがショートすることによって、センサ挿入判別回路71はバイオセンサチップ60の挿入を判別する。センサ挿入を判別した後、ユーザが血糖値センサ部61に血液を滴下し、その滴下された血液の酵素反応によって電荷が生成される。そして、所定時間放置した後に血糖値測定回路72から所定の電圧が印加されると、酵素反応に応じた素子電流が流れる。この酸化によって発生した素子電流値と等価の値を測定器70の表示部(不図示)へ表示することによって、血糖値の測定が行われる。
また、特許文献2には、サンプル片が適切に挿入されたかを判別するために、検知電極及び励起電極それぞれに2つの接点を設け、何れかの接点が短絡することによって、サンプル片が挿入されたかを検知するように設定されたバイオセンシングメータが開示されている。
さらに、特許文献3には温度変化に対する電気抵抗値の変化の大きいサーミスタを用いて、測定センサの装着判定を行うように構成された測定装置が開示されている。測定装置側にサーミスタと温度検出回路を設け、測定センサが測定装置に装着されたときにサーミスタが温度検出回路に接続され、サーミスタからの温度測定信号に応じた電圧値の温度検出信号を出力することによって、測定センサの装着を判定する。
特開平11−108879号公報 特表平08−504953号公報 特開2002−257782号公報
しかしながら、図6に示す測定器70では、血糖値測定回路72側にコネクタ電極A及びBを備えるほか、センサ挿入判別回路用に新たにコネクタ電極C及びDの2つの電極を設けなければならない。また、特許文献2に記載の測定装置によれば、サンプル片が正しく挿入されたかを判定するために4つの接点を設ける必要がある。
このように、測定装置におけるセンサのための端子は4端子必要であり、メカニカルな接点数が増えると信頼性が低下し、製品寿命が短くなる。
また、特許文献1では、素子反応センサ部材(バイオセンサチップ)には3つの端子が必要であり、サイズが大きくなる。
そこで、本発明の目的とするところは、バイオセンサチップが挿入されたことを判別し、バイオセンサチップに供給された生体物質の生体情報を測定するバイオセンサシステム及びその測定器において、バイオセンサチップのサイズを小さくし、測定器の信頼性を向上させ、製品寿命を伸ばすことを目的とする。
上記課題を解決するために本発明に係るバイオセンサシステムは、バイオセンサチップと、前記バイオセンサチップに供給された生体物質の生体情報を測定する測定器と、を備えたバイオセンサシステムであって、
前記バイオセンサチップは、
複数のセンサ電極と電気的に接続するように形成され前記生体物質が供給される反応部とを有し、
前記測定器は、
前記バイオセンサチップの着脱を判別する挿入判別回路と、
前記生体情報を測定する生体情報測定回路と、
前記バイオセンサチップを挿入可能な挿入部と、
前記挿入判別回路に電気的に接続され、前記バイオセンサチップが前記挿入部に挿入されることによって第一センサ電極と接触するように設けられた挿入判別回路側コネクタ電極と、
前記生体情報測定回路に電気的に接続され、前記バイオセンサチップが前記挿入部に挿入されることによって第二センサ電極と接触するように設けられた測定回路側コネクタ電極と、
前記バイオセンサチップが前記挿入部に挿入されることによって前記第一センサ電極と電気的に接触するように設けられた接地電極と、を有することを特徴とする。
また、センサ電極は、導電性金属よりも高い電気抵抗値のセンサ電極部材で形成されること、特にカーボンであることが好ましい。
また、本発明に係る測定器は、バイオセンサチップの着脱を判別する挿入判別回路と、
生体情報を測定する生体情報測定回路と、
前記バイオセンサチップを挿入可能な挿入部と、
前記挿入判別回路に電気的に接続され、前記バイオセンサチップが前記挿入部に挿入されることによって第一センサ電極と接触するように設けられた挿入判別回路側コネクタ電極と、
前記生体情報測定回路に電気的に接続され、前記バイオセンサチップが前記挿入部に挿入されることによって第二センサ電極と接触するように設けられた測定回路側コネクタ電極と、
前記バイオセンサチップが前記挿入部に挿入されることによって前記第一センサ電極と電気的に接触するように設けられた接地電極と、を有することを特徴とする。
さらに、前記測定器は、前記挿入判別回路側コネクタ電極に印加される電圧を参照電圧または接地電位に切り換える電圧切り換え手段を有し、前記電圧切り換え手段は、前記センサ挿入判別回路による前記バイオセンサチップの挿入判別の後に、接地電位に切り換えるように設定されていることを特徴とすることが好ましい。
本発明によれば、測定器が、接地電極をセンサ挿入判別回路と血糖値測定回路とで兼用する構成となっており、従来の測定器に設けられていた4つのコネクタ電極を3つに減らしたので、従来の測定器に比べて電極の端子数が減るので、メカニカルな接点が減り、信頼性が向上し、製品寿命が長くなる。
また、バイオセンサチップの第一センサ電極をセンサ挿入判別回路と血糖値測定回路とで共有することができるので、従来の3つの電極を2つに減らすことができるので、バイオセンサチップを小型化でき、製造コストを抑えることも可能である。
以下、本発明に係るバイオセンサシステム及びその測定器の実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、本実施形態では、バイオセンサチップに供給される生体物質の一例として血液を挙げ、測定器は、この血液中の血糖値を測定する測定器であるバイオセンサシステムを例に挙げて説明する。
図1は、本実施形態に係るバイオセンサシステムの外観斜視図である。
図2は、図1のバイオセンサシステムの主要部の構成を示すブロック図である。
図3は、本実施形態に係るバイオセンサシステムにおける血糖値測定処理を説明するフローチャートである。
図4は、本実施形態に係るバイオセンサシステムの主要部の等価回路図である。
図5は、本実施形態に係るバイオセンサシステムの測定器に印加される電圧の時間的経過を示したグラフである。
まず、本実施形態に係るバイオセンサシステム10の外観について説明する。
図1に示すバイオセンサシステム10は、着脱可能なバイオセンサチップ20と、このバイオセンサチップ20が挿入されたことを判別し、バイオセンサチップ20に供給された血液(生体物質)中の血糖値(生体情報)を測定する測定器1とを備えている。
図1に示すように、測定器1は下部ケース2と上部ケース3とから構成される筐体4の前方中央に、バイオセンサチップ20が挿入される挿入部5が開口され、挿入部5を中心として左右後方には円形の操作ボタン6,6が設けられている。
また、操作ボタン6,6のさらに後方には測定された血糖値を表示する矩形の表示部7が設けられている。詳細は後述するが、挿入部5にはバイオセンサチップ20が挿入されたとき、バイオセンサチップ20に設けられた各電極に対して、電気的に接触可能な電極(挿入判別回路側コネクタ電極13、測定回路側コネクタ電極11、接地電極12)が設けられている(図2参照)。
図1に示すように、バイオセンサチップ20は、測定器1の挿入部5に挿入可能なスティック状の絶縁性基板24の上に、測定器1の挿入部5に挿入されたときに、その一部が測定器1の各電極と電気的に接触する第一センサ電極21と第二センサ電極22とが、長手方向に沿って略平行に設けられている。
さらに、測定器に挿入される側の反対側の端部近傍には、第一センサ電極21と第二センサ電極22とに電気的に接続可能に跨るように、血液(生体物質)が供給される反応部23が設けられている。
なお、各電極21、22は、測定器1の各電極と電気的に接触する部分及び血糖値センサ部23と電気的に接続する部分以外の部分は、絶縁物の被膜25で覆われるようにしてもよい。
次に、このバイオセンサチップ20の形成方法の一例を説明する。
バイオセンサチップ20の本体を形成する絶縁性基板24は、材料にセラミックス、ガラス、紙、生分解性材料(例えば、微生物生産ポリエステル等)、そしてポリエチレンテレフタレートなどのプラスチック材料が用いられる。
この絶縁性基板24上に、例えば酸化還元酵素等の酵素反応により発生する素子電流を取り出すために、前述の第一センサ電極21及び第2センサ電極22とからなる一対のセンサ電極をパターン形成する。これらのセンサ電極部材には銀、金、パラジウム、白金、ニッケル、銅、イリジウム等の導電性金属の他、導電性金属よりも電気抵抗値が高いがカーボンや導電性プラスチック(それ自体導電性を有するポリアセチレン、ポリ−ρ−フェニレン、ポリピロール、ポリチオフェンの他、導電性金属粒子を複合化したプラスチックも含む)等の非金属性の材料も使用できる。これらのセンサ電極部材をスクリーン印刷、貼付、蒸着、スパッタリングなどによりパターンを形成する。なお、バイオセンサチップ20は通常、使い捨て使用されるので、安価で電極形成が容易なカーボンがより好ましい。
血糖値センサ部23は、酸化還元酵素と電子伝達体(メディエータ)との混合物、例えばグルコースオキシダーゼとフェリシアン化カリウムとの混合物などで形成することができる。
代表的な酸化還元酵素であるグルコースオキシダーゼを用いた使い捨てグルコースバイオセンサの場合、多くは被測定対象物のサンプルを採取して測定が行われる。
グルコース濃度を酸化還元反応による素子電流値で間接的に求める方法は周知であり、グルコースオキシダーゼ作用により、フェリシアンイオンを還元してフェロシアンイオンとすると同時にグルコノラクトンを生成させ、フェロシアンイオンを酸化させてその素子電流値を検出測定する。
次に、本実施形態に係るバイオセンサシステム10の主要部の構成について詳細に説明する。
図2に示すように、測定器1は、バイオセンサチップ20が測定器本体に挿入されて測定可能な状態になったか否かを認識する判断手段として、センサ挿入判別回路14を備えている。そして、バイオセンサチップ20が挿入されたことを検知した後に、計測目的物質である血液の素子電流値の測定値(すなわち、血糖値)を測定する血糖値測定回路15を備えている。
また、センサ挿入判別回路14に電気的に接続され、バイオセンサチップ20が挿入されることによって、バイオセンサチップ20に設けられた第一センサ電極21と接触するように設けられた挿入判別回路側コネクタ電極13を備えている。
また、血糖値測定回路15に接続され、バイオセンサチップ20が挿入されることによって、バイオセンサチップ20に設けられた第二センサ電極22と接触するように設けられた測定回路側コネクタ電極11を備えている。
さらに、接地電位GNDに接続され、バイオセンサチップ20が挿入されることによって、バイオセンサチップ20に設けられた第一センサ電極21と接触するように設けられた接地電極12を備えている。
以上のように、測定器1は、接地電極12をセンサ挿入判別回路14と血糖値測定回路15とで兼用する構成となっている。このように、従来の測定器に設けられていた4つのコネクタ電極を3つに減らしたので、本実施形態に係るバイオセンサシステムの測定器1は、従来の測定器に比べて電極の端子数が減るので、メカニカルな接点が減り、信頼性が向上し、製品寿命が長くなる。
また、図2に示すように、バイオセンサチップ20側の第一センサ電極21もセンサ挿入判別回路14と血糖値測定回路15とで共有することができるので、従来の3つの電極を2つに減らすことができる。したがって、バイオセンサチップ20を小型化でき、製造コストを抑えることも可能である。
本実施形態では、測定器1にバイオセンサチップ20が挿入されると、挿入前の開回路状態から、挿入後の挿入判別回路側コネクタ電極13及び接地電位GNDに接続された接地電極12と第一センサ電極21との短絡による閉回路状態が形成され、参照電圧Refに接続されることによって挿入判別回路側コネクタ電極13及び接地電極12との間に電圧が印加され、センサ挿入判別回路14がバイオセンサチップ20の挿入を判別するようになっている。
測定器1の全体の制御を行う部分としては、測定器1にマイコンによるCPU(中央演算処理装置)等からなる制御部(不図示)が設けられている。この制御部は、血糖値測定回路15で検出された素子電流を電圧値に変換する電流電圧変換回路、変換された電圧信号を増幅する増幅回路、その入力データ信号に基づいて演算処理する演算部等から構成され、演算部で処理された値を測定データとして表示部7へ表示するように構成されている。CPUでは各部各回路からI/Oポートを通して入出力される信号に基づいて全体的な制御を行う。
また、挿入判別回路側コネクタ電極13とセンサ挿入判別回路14の間にはプルアップ抵抗R1が接続されており、プルアップ抵抗R1と参照電圧Refとの間には挿入判別回路側コネクタ電極13及び接地電極12とに印加される電圧を参照電圧Refあるいは接地電位GNDに切り換える電圧切り換え手段(以下、スイッチという)SWが設けられている。
プルアップ抵抗R1を接続することによって、スイッチSWが参照電圧Refに接続された状態においてセンサ挿入判別回路14への入力レベルを「High」に設定することができる。
そして、スイッチSWが参照電圧Refに接続された状態のまま、バイオセンサチップ20が挿入部5から挿入されると、第一センサ電極21によって、挿入判別回路側コネクタ電極13と接地電極12が短絡状態となり、センサ挿入判別回路14には「Low」が入力される。このように、センサ挿入判別回路14への入力レベルが「High」から「Low」へ変化することによって測定器1はバイオセンサチップ20が挿入部5から挿入されたことを判別することができる。
ところで、バイオセンサチップ20は通常、使い捨て方式とされており、電極(第一センサ電極21及び第二センサ電極22)を金属で構成するとコスト高くなるので、できるだけ部材自体のコストや電極として製造するためのコストが安い部材(例えば、カーボン等)で構成されることが望まれる。
以下では、製造上簡単でかつ安価な部材であるカーボンで構成されたバイオセンサチップ20を例に挙げて説明する。
カーボンは導電性金属と比較してより高い電気抵抗値を有する部材であるため、第一センサ電極21によって挿入判別回路側コネクタ電極13と接地電極12とが短絡状態になると挿入判別回路側コネクタ電極13と接地電極12間の電極間抵抗によって第一センサ電極21は電位を持つことになる。
血糖値測定中に第一センサ電極21が電位(V0)を持つと、血糖値測定中には血糖値測定回路15から測定回路側コネクタ電極11と接地電極12との間に印加される所定の電圧(Vset)のみが印加されるはずのところ、第一センサ電極21の電位(−V0)も印加された状態になってしまう。
このため本実施形態のように電極がカーボンで形成されるバイオセンサチップ20を採用する場合には、バイオセンサチップ20が測定器1の挿入部5に挿入され、センサ挿入判別回路14によるバイオセンサチップ20の挿入判別の後に、スイッチSWを参照電圧Refから接地電位GNDに切り換えることによって、挿入判別回路側コネクタ電極13と接地電極12とが等電位になるように設定されている。すなわち、血糖値測定回路15による血糖値の測定中には、参照電圧Refが印加されない状態に設定されている。
図2に示した測定器1はスイッチSWを参照電圧Refから接地電位GNDに切り換えた状態であり、図4(A)はその等価回路を示している。
第一センサ電極21及び第二センサ電極22の電気抵抗値を考慮した場合、第一センサ電極21が有する抵抗をR101(約2.7[KΩ])、第二センサ電極22が有する抵抗をR100(約2.7[KΩ])とする。
挿入判別回路側コネクタ電極13と接地電極12との間のカーボン電極抵抗をR102(約100[Ω])とし、R101≫R102とすると、挿入判別回路側コネクタ電極13と接地電極12との間に常に参照電圧Refが印加された状態では挿入判別回路側コネクタ電極13と接地電極12は第一センサ電極21を介して短絡されているため、第一センサ電極21には参照電圧RefがR1とR102とで分圧された電圧V0(=Ref×R102÷2(R1+R102))が印加されてしまう。
血糖値測定中の放置時間には0[V]を印加するはずが、接地電極12が接地電位GNDに設定されているため、接地電極12と測定回路側コネクタ電極11との間には接地電位GND(0V[V])−V0が印加されてしまう。
さらに、印加時間においては、血糖値測定回路15より所定の電圧(Vset)が印加されなければならないところ、接地電極12および測定回路側コネクタ電極11には(Vset)−V0が印加されることになってしまう。
このため測定された血糖値が低い値となって出力されてしまう場合が考えられるため、スイッチSWによって印加時間及び放置時間には参照電圧Refから接地電位GNDへ切り換えることによって挿入判別回路側コネクタ電極13と接地電極12とを等電位になるように設定し、V0=0[V]となるように構成されている。
また、図4(B)に示す等価回路を実現することによっても同様の効果を得ることが可能である。すなわち、スイッチSWを挿入判別回路側コネクタ電極13とプルアップ抵抗R1との間に設け、挿入判別回路側コネクタ電極13を接地電位GNDに選択できるようにするか、あるいはセンサ挿入判別回路14が0[V]を出力するように構成することができる。
なお、第一センサ電極21及び第二センサ電極22はカーボン等の金属より高い電気抵抗値を有する部材によって形成する以外に、電気抵抗値が低い銀ペースト等によって形成すれば、挿入判別回路側コネクタ電極13と接地電極12との電位差による測定誤差を少なくすることができ、スイッチSWを設ける必要がなくなり参照電圧Refから接地電位GNDへ切り換える作業を省略することができる。しかし、銀ペーストはカーボンよりも比較的高価であるため、バイオセンサチップのコストが高くなってしまう。
また、参照電圧Refを常に印加させておくことによって、血糖値測定中においてバイオセンサチップ20が挿入部5から着脱されても、センサ挿入判別回路14の入力レベルが「Low」から「High」へ変化するので、バイオセンサチップ20が着脱されたことを容易に判別することが可能である。
次に、図2、図3及び図5を用いて測定器1による血糖値測定処理について説明する。
まず、バイオセンサチップ20を測定器1の挿入部5から挿入する(ステップS1)。
このバイオセンサチップ20の挿入段階では、採取された測定目的の血液が未だバイオセンサチップ20側の血糖値センサ部23に滴下されていない。
したがって、バイオセンサチップ20の第一センサ電極21と第二センサ電極22との間は開回路のままである。バイオセンサチップ20の挿入により、第一センサ電極21が測定器1側の挿入判別回路側コネクタ電極13及び接地電極12に接続され、同時に第二センサ電極22がコネ測定回路側コネクタ電極11に接続される。それによって短絡状態となって閉回路を形成し、センサ挿入判別回路14に参照電圧Refが接続され測定器1が起動される。
制御部では、センサ挿入判別回路14の入力レベルが「High」から「Low」へ変化することによって、バイオセンサチップ20が挿入された旨を認識する(ステップS2)。
このバイオセンサチップ20の挿入認定により、制御部から出力された制御信号によって接地電極12と測定回路側コネクタ電極11との間に電圧(Vset)が印加される。これと同時に、スイッチSWが参照電圧Refから接地電位GNDに切り換えられる(ステップS3)。
次いで、測定目的の血液がバイオセンサチップ20の血糖値センサ部23上に滴下されると(ステップS4)、接地電極12と測定回路側コネクタ電極11が短絡状態になって閉回路を形成する。
この閉信号によって制御部は血液の滴下を判断し(ステップS5)、それまで接地電極12と測定回路側コネクタ電極11間に印加していた電圧(Vset)供給を中断し放置させる(ステップS6)。
放置時間には測定目的の血液の化学変化により生成された電荷を蓄えるために印加電圧(Vset)の供給が中断される。これに同期して、制御部は、予め設定されている時間数値を起点にして、測定終了までの残り時間、例えば30秒を計数開始する。
計数される残り時間はユーザが認識できるよう表示部7に表示される。残り時間が設定時間に達すると、再び接地電極12と測定回路側コネクタ電極11間に今度は反応用として予め設定された値の電圧(Vset)を印加する(ステップS7)。
この再度の電圧印加により、血糖値センサ部23上に滴下された血液は、酵素反応によって発生した還元物が酸化され、酸化により発生した素子電流値を検出して取り込む(ステップS8)。
電圧(Vset)を一定時間だけ印加した後、血糖値測定回路15では検出して取り込んだ素子電流値を電圧値に変換し、その変換電圧値を増幅回路にて増幅する。
この増幅電圧に対応したデータテーブルを参照し、演算部における算出結果のデータを表示部7に表示する。そして、再びスイッチSWを接地電位GNDから参照電圧Refに切り換える(ステップS9)。
測定結果のデータを一定時間表示後、スイッチSWを接地電位GNDから参照電圧Refに切り換えることによって、バイオセンサチップ20が測定器1から取り外された場合には、センサ挿入判別回路14の入力レベルが「Low」から「High」へ変化するためバイオセンサチップ20の取り外しを認識して測定器1を自動的にオフすることが可能である。
なお、バイオセンサチップ20を取り外さずに放置状態にしても、所定時間取り外されなかった場合には測定器1を自動的にオフにするように設定することもできる。
図5に示すように、本実施形態ではバイオセンサチップ20の挿入を認識した後に、スイッチSWが参照電圧Refから接地電位GNDへ切り換えられ、血糖値を測定した後に、再度接地電位GNDから参照電圧Refに切り換えられるように構成されている(図5中の点線で示した電圧変化参照)。
したがって、バイオセンサチップ20の挿入から血糖値を測定するまでの間は、カーボンで形成された第一センサ電極21による挿入判別回路側コネクタ電極13と接地電極12との間の電極間抵抗に基づく電位差が生じないように構成されている。
したがって、放置時間(ステップS6)には、印加電圧は0[V]に設定され、印加時間(ステップS7)には所定の電圧(Vset)が確実に印加されるように設定されているので、より正確な血糖値(測定値)を得ることが可能となる。
センサ挿入判別回路によるバイオセンサチップの挿入判別の後に、挿入判別回路側コネクタ電極に印加される電圧を参照電圧から接地電位に切り換えるように設定される電圧切り換え手段(スイッチSW)を設けることにより、バイオセンサチップの挿入から生体情報を測定するまでの間は、挿入判別回路側コネクタ電極と接地電極とが第一センサ電極を介して接続されることによる(導電性金属よりも高い電気抵抗値の部材である第一センサ電極分の)電位差が生じないので、より正確な測定値を得ることが可能である。
本実施形態に係るバイオセンサシステムの外観斜視図である。 本実施形態に係るバイオセンサシステムの主要部の構成図である。 本実施形態に係るバイオセンサシステムにおける測定器が行う血糖値測定処理を説明するフローチャートである。 本実施形態に係るバイオセンサシステムにおける測定器の等価回路図である。 本実施形態に係るバイオセンサシステムにおける測定器に印加される電圧の時間的経過を示したグラフである。 従来の測定器及びバイオセンサチップの主要部の構成図である。
符号の説明
1 測定器
5 挿入部
11 測定回路側コネクタ電極
13 挿入判別回路側コネクタ電極
12 接地電極
14 センサ挿入判別回路
15 血糖値測定回路(生体情報測定回路)
Ref 参照電圧
GND 接地電位
20 バイオセンサチップ
21 第一センサ電極
22 第二センサ電極
23 血糖値センサ部(生体物質センサ部)
R1 プルアップ抵抗
SW スイッチ(電圧切り換え機構)

Claims (5)

  1. バイオセンサチップと、前記バイオセンサチップに供給された生体物質の生体情報を測定する測定器と、を備えたバイオセンサシステムであって、
    前記バイオセンサチップは、
    複数のセンサ電極と電気的に接続するように形成され前記生体物質が供給される反応部を有し、
    前記測定器は、
    前記バイオセンサチップの着脱を判別する挿入判別回路と、
    前記生体情報を測定する生体情報測定回路と、
    前記バイオセンサチップを挿入可能な挿入部と、
    前記挿入判別回路に電気的に接続され、前記バイオセンサチップが前記挿入部に挿入されることによって第一センサ電極と接触するように設けられた挿入判別回路側コネクタ電極と、
    前記生体情報測定回路に電気的に接続され、前記バイオセンサチップが前記挿入部に挿入されることによって第二センサ電極と接触するように設けられた測定回路側コネクタ電極と、
    前記バイオセンサチップが前記挿入部に挿入されることによって前記第一センサ電極と電気的に接触するように設けられた接地電極と、を有することを特徴とするバイオセンサシステム。
  2. センサ電極は、導電性金属よりも高い電気抵抗値のセンサ電極部材で形成されたことを特徴とする請求項1に記載のバイオセンサシステム。
  3. センサ電極部材は、カーボンであることを特徴とする請求項2に記載のバイオセンサシステム。
  4. バイオセンサチップの着脱を判別する挿入判別回路と、
    生体情報を測定する生体情報測定回路と、
    前記バイオセンサチップを挿入可能な挿入部と、
    前記挿入判別回路に電気的に接続され、前記バイオセンサチップが前記挿入部に挿入されることによって第一センサ電極と接触するように設けられた挿入判別回路側コネクタ電極と、
    前記生体情報測定回路に電気的に接続され、前記バイオセンサチップが前記挿入部に挿入されることによって第二センサ電極と接触するように設けられた測定回路側コネクタ電極と、
    前記バイオセンサチップが前記挿入部に挿入されることによって前記第一センサ電極と電気的に接触するように設けられた接地電極と、を有することを特徴とする測定器。
  5. 挿入判別回路側コネクタ電極に印加される電圧を参照電圧または接地電位に切り換え可能な電圧切り換え手段を有し、
    前記電圧切り換え手段は、前記センサ挿入判別回路による前記バイオセンサチップの挿入判別の後に、前記参照電圧から前記接地電位に切り換えるように設定されたことを特徴とする請求項4に記載の測定器。
JP2006050607A 2006-02-27 2006-02-27 バイオセンサシステム及びその測定器 Expired - Fee Related JP4972956B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006050607A JP4972956B2 (ja) 2006-02-27 2006-02-27 バイオセンサシステム及びその測定器
EP07715013.4A EP1990634A4 (en) 2006-02-27 2007-02-27 BIOSENSOR-CHIP, BIOSENSOR-SYSTEM AND MEASURING DEVICE FOR THIS
PCT/JP2007/053678 WO2007102347A1 (ja) 2006-02-27 2007-02-27 バイオセンサチップ、バイオセンサシステム及びその測定器
US12/280,721 US8012321B2 (en) 2006-02-27 2007-02-27 Biosensor chip, biosensor system and measuring instrument thereof
EP15186565.6A EP2988127B1 (en) 2006-02-27 2007-02-27 Measuring instrument for biosensor chip

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006050607A JP4972956B2 (ja) 2006-02-27 2006-02-27 バイオセンサシステム及びその測定器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007232378A true JP2007232378A (ja) 2007-09-13
JP4972956B2 JP4972956B2 (ja) 2012-07-11

Family

ID=38553124

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006050607A Expired - Fee Related JP4972956B2 (ja) 2006-02-27 2006-02-27 バイオセンサシステム及びその測定器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4972956B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016500447A (ja) * 2012-12-21 2016-01-12 アリーア スウィッツァランド ゲーエムベーハー 電気化学分析用検査装置
WO2018110756A1 (ko) * 2016-12-13 2018-06-21 (재)대구포교성베네딕도수녀회 아데노신 삼인산 기반 혈당계
JP2020012769A (ja) * 2018-07-19 2020-01-23 東亜ディーケーケー株式会社 計測装置及び計測装置の本体装置

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0690754A (ja) * 1992-09-10 1994-04-05 Masao Karube スペーサーを介してメディエータで修飾した酵素及びそれを用いたセンサー
JPH08327580A (ja) * 1995-02-28 1996-12-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd バイオセンサおよび血糖値測定用バイオセンサ
JPH09159643A (ja) * 1995-12-04 1997-06-20 Kokuritsu Shintai Shogaisha Rehabilitation Center Souchiyou バイオセンサ
WO1999005516A1 (fr) * 1997-07-22 1999-02-04 Kyoto Daiichi Kagaku Co., Ltd. Densitometre, piece d'essai pour densitometre, systeme de biocapteur et procede permettant de former la borne de la piece d'essai
JPH11108879A (ja) * 1997-09-30 1999-04-23 Nok Corp バイオセンサデバイス
JPH11125618A (ja) * 1997-08-22 1999-05-11 Nok Corp バイオセンサ
JP2005233917A (ja) * 2003-07-25 2005-09-02 National Institute Of Advanced Industrial & Technology バイオセンサおよびその製造方法
US20070068808A1 (en) * 2005-09-28 2007-03-29 Wei-Jung Lee & Yuan-Chen Lee Blood test chip for blood substance measuring device

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0690754A (ja) * 1992-09-10 1994-04-05 Masao Karube スペーサーを介してメディエータで修飾した酵素及びそれを用いたセンサー
JPH08327580A (ja) * 1995-02-28 1996-12-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd バイオセンサおよび血糖値測定用バイオセンサ
JPH09159643A (ja) * 1995-12-04 1997-06-20 Kokuritsu Shintai Shogaisha Rehabilitation Center Souchiyou バイオセンサ
WO1999005516A1 (fr) * 1997-07-22 1999-02-04 Kyoto Daiichi Kagaku Co., Ltd. Densitometre, piece d'essai pour densitometre, systeme de biocapteur et procede permettant de former la borne de la piece d'essai
JPH11125618A (ja) * 1997-08-22 1999-05-11 Nok Corp バイオセンサ
JPH11108879A (ja) * 1997-09-30 1999-04-23 Nok Corp バイオセンサデバイス
JP2005233917A (ja) * 2003-07-25 2005-09-02 National Institute Of Advanced Industrial & Technology バイオセンサおよびその製造方法
US20070068808A1 (en) * 2005-09-28 2007-03-29 Wei-Jung Lee & Yuan-Chen Lee Blood test chip for blood substance measuring device

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016500447A (ja) * 2012-12-21 2016-01-12 アリーア スウィッツァランド ゲーエムベーハー 電気化学分析用検査装置
WO2018110756A1 (ko) * 2016-12-13 2018-06-21 (재)대구포교성베네딕도수녀회 아데노신 삼인산 기반 혈당계
KR101902078B1 (ko) 2016-12-13 2018-09-27 (재)대구포교성베네딕도수녀회 ATP(Adenosine TriPhosphate) 기반 혈당계
JP2020012769A (ja) * 2018-07-19 2020-01-23 東亜ディーケーケー株式会社 計測装置及び計測装置の本体装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4972956B2 (ja) 2012-07-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3702582B2 (ja) バイオセンサを用いた測定方法
US8012321B2 (en) Biosensor chip, biosensor system and measuring instrument thereof
JP3510461B2 (ja) バイオセンサデバイス
EP2473848B1 (en) Method and device to identify a type of test strip
JP5356385B2 (ja) 電気化学的バイオセンサ及びその測定器
WO2001071328A1 (en) Electrochemical biosensor test strip with recognition electrode and readout meter using this test strip
WO2001055712A1 (fr) Dispositif de mesure a biodetecteur, biodetecteur utilise pour ce dispositif, et liquide standard y relatif
JP5237914B2 (ja) 検体の基質成分量の測定装置、バイオセンサ、および計測表示装置
JP4972956B2 (ja) バイオセンサシステム及びその測定器
EP2270495A2 (en) Analyte test strip with combination electrode contact and meter identification feature
JP6483708B2 (ja) 検体計測器の試験ストリップの検出
KR100757297B1 (ko) 빠른 시료주입이 가능한 바이오센서 및 그 센서를 이용한혈당 측정 방법
JP4856011B2 (ja) バイオセンサ
KR100385832B1 (ko) 인식전극을 갖는 전기화학적 바이오센서 테스트스트립 및이를 이용하는 측정기
US8173008B2 (en) Method for determining an analyte in a bodily fluid sample using an analyte test strip with combination electrode contact and meter identification feature
JP2007232379A (ja) バイオセンサチップ
KR200435115Y1 (ko) 빠른 시료주입이 가능한 바이오센서
JP4985340B2 (ja) バイオセンサシステム及びその測定器
JP2009121996A (ja) バイオセンサシステム及びその測定器
JP2011089781A (ja) 生体試料検出装置
JP4856009B2 (ja) バイオセンサ
JP5073629B2 (ja) バイオセンサが取り付けられる計測表示装置および測定方法
JP5467378B2 (ja) 測定器
JP2009180545A (ja) バイオセンサ補正チップ及びバイオセンサシステム
JP2005147688A (ja) 濃度測定器の機能切替方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090225

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111011

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111117

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120313

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120326

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4972956

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150420

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees