JP2007232240A - 冷凍装置及び冷凍装置の制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】コンデンシングユニットと過冷却ユニットとの運転を適切に制御し、省エネルギ化を図りつつ、過冷却ユニットの寿命が延長するように、また、圧縮機の破損時に過冷却ユニットをバックアップ的に運転することができる冷凍装置を提供する。
【解決手段】主冷媒を循環させる圧縮機21、22を有するコンデンシングユニット20と、主冷媒を過冷却するための過冷却ユニット10と、外気温度を検出する室外温度センサ19と、圧縮機21、22の吸引側の圧力が所定の範囲内になるように制御し、容量が所定値以上で、外気の温度が所定温度以下であると判断すると、所定時間待った後に過冷却ユニット10の運転要否を再度判断させ、運転要の場合に運転を行わせ、また、圧縮機の容量が増加しないものと判断すると、他の圧縮機に容量を増加させ、さらに容量が必要であると判断すると過冷却ユニット10に運転を行わせる制御機器28とを備える。
【選択図】図1

Description

この発明は冷凍装置及びその制御の方法に関するものである。特に過冷却用のユニットが設けられた室外側の装置における運転制御に関するものである。
従来のビル空調に関して、複数の室内ユニットを備えたマルチ式の空気調和装置が用いられている。この種の空気調和装置は、必要に応じて室内ユニットを増設することができ、ビル全体の空調負荷の増大に柔軟に対応することができる。
しかし、空気調和装置は、近年、OA機器等の増加にて当初の設計条件以上の能力が必要とされる場合がある。その対策としてビルディングへの設置後に、冷凍能力を増大させるために過冷却ユニットが設置されることがある。
例えば、空気調和装置においては、インバータ回路によって容量(単位時間あたりの吐出体積)可変な圧縮機を内蔵した1台の室外ユニットに対して、複数台の室内ユニットが並列に接続されて構成される主システムを構築している(例えば特許文献1参照)。そして、室外ユニットから各室内ユニットへ延びる液配管側の一部は、圧縮機を内蔵した過冷却ユニットの蒸発器側に接続されている。したがって各室内ユニットに流入する冷媒は、過冷却ユニットの蒸発器において冷却され、過冷却のとれた状態になるので能力の増強が可能となりうる。この空気調和装置では、過冷却ユニットの運転は、室外ユニットの圧縮機の容量と室外ユニットの低圧冷媒圧力(圧縮機吸引側における圧力)の情報によって行われている。すなわち室外ユニットの圧縮機の容量が所定値以上かつ室外ユニットの低圧冷媒圧力が所定値以上で過冷却ユニットの運転を実施している。
一方で、空調分野よりも低い中低温(冷蔵、冷凍)分野で用いられている冷凍装置においてもスーパー等の店舗設置後に、店舗増築などの拡張に伴い、室内機である負荷装置の増設等がなされる。このような場合には、上記空気調和装置と同様に過冷却ユニットの設置が有効となる。
特開平10−185333号公報
上記のような過冷却ユニットの運転、停止等の制御は、空気調和装置において行われる分には問題ない。しかし、この制御をそのまま冷凍装置に適用しようとすると無理が生じる。例えば、冷凍装置においては、負荷装置の霜付による目詰まり防止のために、基本的に1日の運転サイクルの中に必ず霜取り(デフロスト)運転が1回以上は実施される。負荷装置の蒸発器のヒータ加熱、ホットガスの流入、冷凍装置全体の停止のいずれかで行われる霜取り運転時は、必ず低圧冷媒圧力は上昇する。また、ホットガス流入等の際に圧縮機の容量が所定値を超えることがある。
そのため、中間期から冬期にかけては高圧が低下する軽負荷運転では、過冷却ユニットを運転させなくても充分に冷凍能力を供給できるにも関わらず、一時的に圧縮機の容量が所定値を超え、また低圧圧力が所定値を超える場合、過冷却ユニットが起動してしまい、結果的に過剰に冷凍能力が供給されることにより、急激に低圧冷媒圧力が低下し、過冷却ユニットの圧縮機がすぐに停止する。そのため、省エネルギ電力に貢献できず、さらに過冷却ユニットの圧縮機自体の発停(起動、停止)回数が増え、圧縮機の寿命を短くしてしまう可能性がある。
また、上記空気調和装置では室外ユニットに設けられている圧縮機は1台又はこの様な室外ユニットが複数台とされているが、冷凍装置では、上記の空気調和装置の室外ユニットに相当するコンデンシングユニットに複数台の圧縮機を備え、圧縮機の運転台数による容量制御を実施すると共に1台以上の圧縮機が何らかの異常で停止しても他の圧縮機を運転する事で少しでも能力を補えるようにして冷凍装置における冷却対象である商品等が溶解、品質低下等を起こさないようにしている。
ここで、圧縮機が異常停止すると、圧縮機容量が所定値を超えないことが生じうる。この状態で、例えば、容量の大きな圧縮機が異常停止してしまい、さらに負荷装置の要求が大きくなると、残りの圧縮機だけでは冷凍能力が不足する場合がある。このとき、上記の空気調和装置のように圧縮機容量が所定値を超えたときに過冷却ユニットが運転するように制御すると、過冷却ユニットが運転すれば冷凍能力を供給できるにも関わらず、圧縮機の異常停止によって圧縮機容量が所定値を超えないため、過冷却ユニットが運転されないという状況が起こり得る。
本発明はこのような点を鑑みてなされたものであり、その目的は、複数台の圧縮機を搭載するコンデンシングユニットと過冷却ユニットとの運転を適切に制御し、省エネルギ化を図りつつ、過冷却ユニットの寿命が延長するように運転し、さらにコンデンシングユニットが有する圧縮機の破損時に過冷却ユニットをバックアップ的に運転することができる制御を行う冷凍装置を提供する。
本発明に係る冷凍装置は、主冷媒を循環させるための複数台の圧縮機を有するコンデンシングユニットと、主冷媒を過冷却するための運転を行う過冷却ユニットと、外気の温度を検出するための温度検出手段と、複数台の圧縮機の吸引側の圧力が所定の範囲内になるように、コンデンシングユニットの複数台の圧縮機の容量を制御し、複数台の圧縮機の運転による容量が所定値以上で、かつ、温度検出手段が検出した外気の温度が所定温度以下であると判断すると、所定時間待った後に過冷却ユニットの運転要否を再度判断させ、運転要と判断した場合にのみ過冷却ユニットに運転を行わせ、また、容量を増加させようとする圧縮機の容量が増加しないものと判断すると、他の圧縮機に容量を増加させ、さらに運転している圧縮機の最大の容量以上の容量が必要であると判断すると、過冷却ユニットに運転を行わせる制御手段とを備えるものである。
本発明によれば、中間期や冬期等の軽負荷の状況で、冷凍装置特有の霜取り運転後等の一時的な圧縮機容量の上昇に対しても過冷却ユニットがすぐに運転することなく、省エネルギ化を図ることができる。また、過冷却ユニットの圧縮機の発停回数(運転及び停止の回数)が抑制されることにより、圧縮機の寿命を延ばすことができるので、冷凍装置としての信頼性を高めることができる。また、コンデンシングユニットの複数台の圧縮機のいずれかが何らかの異常で停止した場合、運転可能な全ての圧縮機を起動させた後に、さらに冷凍能力が必要となった場合に、圧縮機が一定の容量以上であるかどうかにかかわらず、強制的に過冷却ユニットを運転させるようにしたので、冷凍能力不足を補い、例えば負荷装置の冷却対象である商品の溶解等を防いだり、遅らせたりすることができる。
実施の形態1.
図1はこの発明を実施するための実施の形態1における冷凍装置を示す図である。図1の冷凍装置は、主冷媒回路を構成する機器と過冷却用の補助冷媒回路を構成する機器とで構成される。主冷媒回路を構成する機器は、1台の熱源機であるコンデンシングユニット20と室内機である複数の負荷装置40からなり、これらが液配管61及びガス配管62により接続され、主冷媒回路が構成される。一方、補助冷媒回路は過冷却ユニット10より構成される。また、主冷媒回路を流れる冷媒と補助冷媒回路を流れる補助冷媒は、過冷却ユニット10に設置された過冷却用熱交換器17を介して熱交換がなされる。主冷媒、補助冷媒には、例えばHFC系冷媒又はHCFC系冷媒が用いられ、各冷媒がそれぞれの冷媒回路に充填される。また、負荷装置40は店舗増築などに伴う増設が可能であり、増設等がなされた場合、複数の負荷装置40が液配管61及びガス配管62に対して並列に配管接続される。
熱源機となるコンデンシングユニット20は、本実施の形態においては、アキュムレータ25、第1の圧縮機21、第2の圧縮機22、油分離器26、熱源側熱交換器(凝縮器)23及び受液器(液溜)27が順に配管接続されている。また、熱源側熱交換器23には空気流を供給し、冷媒の熱を奪わせて放熱するための送風機24が設けられている。そして、制御機器28には、低圧冷媒圧力(圧縮機の吸引側における冷媒の圧力)を検出するために設置した低圧冷媒圧力センサ29が電気的に接続されている。低圧冷媒圧力センサ29の検出により得られる圧力Pm に基づいて負荷側熱交換機43における冷媒がガス化する際の飽和温度を判断することができる。そこで、圧力Pm に基づいて第1の圧縮機21及び第2の圧縮機22の運転を制御し、2つの圧縮機による運転容量を制御する。また、本実施の形態の制御機器28はタイマ等の計時手段を内蔵しているものとする。ここで、第1の圧縮機21と第2の圧縮機22の2つを合わせて、また、どちらかを特定しない場合は、単に圧縮機という。また、圧縮機の容量については、基本的に、圧縮機を運転するための電源回路の周波数に依存するため、圧縮機の運転周波数(回転数)によって表すものとする。そして、本実施の形態における第1の圧縮機21と第2の圧縮機22は共に一定の容量(例えば、交流電源周波数が60Hzであれば60Hzに固定される)であり、その制御は起動・運転(ON)、停止(OFF)の2段階の指令による制御であるものとする。
室内機である負荷装置40は電磁弁41、絞り機構42、負荷側熱交換機43が順に配管接続されている。また負荷側熱交換機43に空気流を供給し、空気が有する熱の吸熱を主冷媒に行わせるための送風機44が設置されている。
補助冷媒回路を構成する過冷却ユニット10は、過冷却側圧縮機11、凝縮器12、電動膨張弁14、過冷却用熱交換器17を順に配管接続してある。また凝縮器12には空気流を供給し、冷媒の熱を奪わせて放熱するための送風機13が設けられている。過冷却用熱交換器17は過冷却ユニット10内において蒸発器の役割を果たすものであり、補助冷媒との熱交換により主冷媒回路を流れる液化した主冷媒を冷却する。このような用途に用いるため、例えば過冷却用熱交換器17を二重管式の熱交換器で構成し、一方の管に主冷媒を流し、他方の管に補助冷媒を流して熱交換させる。ここで、過冷却側圧縮機11についても一定容量の運転を行い、その制御は起動、運転(ON)、停止(OFF)の2段階による制御であるものとする。また過冷却側圧縮機11の起動・運転、停止、電動膨張弁14の開度等を主として制御するための制御機器18が設けられている。制御機器18は、コンデンシングユニット20の制御機器28との間で指示、データ等を含む信号を電気的に通信する手段を有している。
図2はこの発明の実施の形態1の冷凍装置における制御に関するシステムを示す図である。コンデンシングユニット20には前述の通り制御機器28が設置されている。この制御機器28は、例えばマイクロコンピュータで構成されている。制御機器28には、圧縮機の容量をアップ(増加)させるための判断基準値となる圧力値Pupと圧縮機の容量をダウン(減少)させるための判断基準値となる圧力値Pdownがあらかじめ設定されている。そして、低圧冷媒圧力センサ29の検出により得られる圧力Pm と圧力値Pup、Pdownとを比較し、圧縮機の運転容量を制御する。ここで、Pup>Pdownである。圧力値Pup、Pdownは、例えば用途、目的等に応じて任意に設定することができる。
また、制御機器28は、圧縮機の容量制御を行った後、各圧縮機の実際の運転による容量(これを運転容量という)に基づいて、運転容量Fm とあらかじめ設定された所定値F1 との比較を行う。また制御機器28は、過冷却ユニット10に設けられた室外温度センサ19が検出した温度値T0 のデータを含む信号を制御機器18より受信し、あらかじめ設定された所定温度値T1 との比較を行う。また、制御機器28には過冷却ユニット10の起動(運転開始)を遅らせるための時間設定値Tm1があらかじめ設定される。さらに制御機器28は第1の圧縮機21と第2の圧縮機22から送信される運転容量の状況に関するデータ(運転応答)を含む信号に基づいて、第1の圧縮機21と第2の圧縮機22の異常停止を検知するようにしている。制御機器28は、以上のような判断処理を後述する図3のフローチャートの手順に基づいて行う。これらの処理の手順は、例えばプログラムとして制御機器28内の記憶手段に記憶されており、制御機器28はプログラムに基づいて処理を実行する。
補助冷媒回路を構成する過冷却ユニット10には、前述の通り制御機器18が設置されている。制御機器18も例えばマイクロコンピュータで構成され、過冷却側圧縮機11の起動、停止とともに電動膨張弁14の開度を制御する。制御機器18はコンデンシングユニット20の制御機器28と電気的に通信することができ、お互いの運転状態を送受信できるようになっている。例えば過冷却ユニット10の過冷却側圧縮機11を起動させる場合には、コンデンシングユニット20の制御機器28から送信される運転命令の信号に基づいて過冷却ユニット10の制御機器18が過冷却側圧縮機11を起動させ、補助冷媒を循環させる(以下、過冷却ユニット10にこれらの動作を行わせることを過冷却ユニット10を運転させるという)。また、過冷却側圧縮機11を停止させる場合は、コンデンシングユニット20の制御機器28から送信される停止命令の信号に基づいて過冷却ユニット10の制御機器18が過冷却側圧縮機11を停止させ、補助冷媒の循環を停止させる(以下、過冷却ユニット10にこれらの動作を行わせることを過冷却ユニット10を停止させるという)。そして、制御機器18は、過冷却ユニット10を運転又は停止させた後に、その状態を伝えるための信号を制御機器28に送信する。これにより、制御機器28は過冷却ユニット10の状態を把握することができる。
図3は制御機器28による実施の形態1における冷凍装置の制御フローチャートを示すものである。図3に基づいて、本実施の形態における制御機器28の冷凍装置における制御動作について説明する。制御機器28は検出値Pm とあらかじめ設定された圧力値Pupとを比較し、Pm ≧Pupであるかどうかを判断する(S1)。Pm ≧Pupであれば、圧縮機の容量を1ランクアップさせる(S2)。本実施の形態においては、第1の圧縮機21及び第2の圧縮機22はともに、容量を変化させることができないため、圧縮機の容量アップは2つの圧縮機のどちらか一方を起動させることにより行う。例えば、どちらの圧縮機も運転していなければどちらか一方の圧縮機にON命令の信号を送信する。また、どちらかの圧縮機が運転していれば、他方の圧縮機にON命令の信号を送信する。複数の圧縮機の中から起動させる圧縮機を決定する場合、例えば停止時間が長い圧縮機を選択する等の方法がある。
m ≧Pupでなければ、検出値Pm とあらかじめ設定された圧力値Pdownとを比較し、Pm ≦Pdownであるかどうかを判断する(S3)。Pm ≦Pdownであれば、過冷却ユニット10が運転中であるかどうかを判断する(S4)。この判断は、制御機器18が運転を行う際、停止する際に送信する応答信号の有無により行う。そして、過冷却ユニット10が運転中であれば、過冷却ユニット10の制御器18に停止命令の信号を送信し、過冷却ユニット10の運転を停止させる(S5)。
一方、過冷却ユニット10が運転中でなければ(停止していれば)、圧縮機の容量を1ランクダウンさせる(S6)。本実施の形態においては、圧縮機の容量ダウンは2つの圧縮機のどちらか一方を停止させることにより行う。例えば、どちらの圧縮機も運転していればどちらか一方の圧縮機に停止命令の信号を送信する。またどちらかの圧縮機だけが運転していれば、その圧縮機に停止命令の信号を送信する。複数の圧縮機の中から停止させる圧縮機を決定する場合、例えば運転時間が長い圧縮機を選択する等の方法がある。以上より、検出値Pm が圧縮機の容量のアップ及びダウンの条件に該当しなければ(Pup>Pm >Pdownであれば)、そのままの状態を維持してS1に戻って判断を続ける。
ここで、Pm ≧Pupであると判断し、S2において圧縮機の容量を1ランクアップさせた後、圧縮機の運転容量がアップしたかどうかを判断する(S7)。圧縮機の運転容量がアップしているならば、次に圧縮機の運転容量Fm と所定値F1 との比較を行う(S8)。Fm ≧F1 であれば次のステップS9へ移行する。Fm ≧F1 でなければ(Fm <F1 であれば)次ステップに移行せずにS1に戻る。次に過冷却ユニット10が運転しているかどうかを判断する(S9)。判断については、例えば、過冷却ユニット10が起動する際に、制御機器18が制御機器28に送信する信号の有無に基づいて行う。過冷却ユニット10が運転していなければ次のステップS10へ移行する。起動していればS1に戻る。
次に過冷却ユニット10の制御機器18からの信号に基づいて室外温度センサ19の検出した温度値T0 と所定温度値T1 とを比較する(S10)。T0 ≦T1 であれば、内蔵しているタイマによる計時を開始し(S11)、計時時間Tm が所定時間値Tm1以上であると判断するまで(S12)待った(遅延させた)後、再度Pm ≧Pupであるかどうかを確認(S13)する(場合によっては等号がなくてもよい)。Pm ≧Pupの場合は、過冷却ユニット10の運転命令の信号を過冷却ユニット10の制御機器18に送信し、過冷却ユニット10を運転させる(S14)。しかし、Pm <Pupの場合(場合によっては等号があってもよい)は過冷却ユニット10運転を実施せず、そのままの状態を維持してS1に戻って判断を続ける(または、S3に戻って判断するようにしてもよい)。
ここで、所定温度値T1 は任意に設定できる。例えば、T1 を中間期及び冬期と夏期とを分けるための温度値に設定する。中間期及び冬期は、基本的に、過冷却ユニット10を運転させることなく、コンデンシングユニット20が元来発揮できる冷凍能力だけで不足なく充分に運転できる。そのため、T0 ≦T1 のような環境において、低圧冷媒圧力センサ29の検出により得られる圧力Pm が所定値Pup以上あり、圧縮機の運転容量が所定値F1 以上となったのは、冷凍能力不足を補い高めようとするためのものではなく、例えば、霜取りのためにホットガスを循環させる運転等、一時的に上昇したものとする。この所定時間値Tm1については任意に設定することができ、例えば中間期から冬期において、一時的な上昇による影響がなくなる時間(例えば、一般的には約2分〜3分)まで過冷却ユニット10に運転させないような所定時間値Tm1を設定するとよい。さすればS13にてPm <Pupと判断され、過冷却ユニット10は動かさなくてすむ。また、少しでも早く商品を冷やしたい場合には、短い時間を設定することもできる。さすればS13にてPm ≧Pupとの判断がなされ、過冷却ユニット10が動きだして、冷凍能力が高まり、商品等を冷やすことができる。
一方、例えば夏期のような状態で、T0 ≦T1 でなければ(T0 >T1 であれば)、特に遅延させることなく過冷却ユニット10の運転開始命令の信号を過冷却ユニット10の制御機器18に送信する(S14)。制御機器18は運転開始命令に基づいて過冷却側圧縮機11を起動させて過冷却ユニット10の運転を開始する。
次にS7において、圧縮機の運転容量がアップしていないと判断した場合について説明する。この場合、ON命令の信号を送信した圧縮機が異常停止しているものと判断する(S15)。そして、さらに運転容量が最大になるように、全ての圧縮機に運転信号を送信したかどうかを判断する(S16)。全ての圧縮機にON命令の信号を送信していなければ、送信していない圧縮機にON命令の信号を送信する(S17)。例えば、コンデンシングユニット20の第1の圧縮機21が異常停止している場合、制御機器28が第1の圧縮機21にON命令の信号を送信したとしても、第1の圧縮機は起動しないため、運転容量がアップしない。このとき、第2の圧縮機22にON命令の信号を送信していなければ、第1の圧縮機21の代わりに第2の圧縮機22にON命令の信号を送信して起動させる。
一方、S15において、全ての圧縮機に運転信号を送信している場合、圧縮機の運転容量Fm が0(Fm =0)であるかどうかを判断する(S18)。Fm =0でなければ、圧縮機の運転が完全に停止しておらず、主冷媒の循環がされているとして、過冷却ユニット10の運転開始命令の信号を過冷却ユニット10の制御機器18に送信する(S14)。そして、過冷却ユニット10の運転により、主冷媒を過冷却することで冷凍能力の不足を補う。Fm =0であれば、コンデンシングユニット20の2つの圧縮機の運転が完全に停止しているために主冷媒が循環しない。そのため、過冷却ユニット10を運転させても意味がないので、過冷却ユニット10の制御器18に停止命令の信号を送信し、過冷却ユニット10の運転を停止させる(S19)。
これにより、起動命令の信号を送信したコンデンサユニット20の圧縮機(例えば第1の圧縮機21)が異常停止していても、他の圧縮機を起動して運転を行わせることができる。他の圧縮機の運転により冷凍負荷と釣り合えば(Pup>Pm であれば)、安定するし、冷凍負荷に対応した冷凍能力を供給することができなければ、S7の判断を経てS15を判断することになる。このときには、第1の圧縮機21及び第2の圧縮機22の両方に起動命令の信号を送信しているので、両方の圧縮機が異常停止をしていない限り、強制的に過冷却ユニット10を運転させて冷凍能力を供給するようにする。以上の制御により、コンデンシングユニット20に搭載される複数台の圧縮機のうち、1又は複数台が異常停止していても、残りの圧縮機による最高の運転容量まで、コンデンシングユニット20側で冷凍能力を供給し、過冷却ユニット10の過冷却側圧縮機11を起動させることで、能力を上乗せすることができる。
以上のように、実施の形態1における冷凍装置によれば、コンデンシングユニット20の圧縮機の吸引側に設けた低圧冷媒圧力センサ29が検出した圧力Pm が所定値Pup以上の状態で、圧縮機の運転容量が所定値F1 以上となり、また、外気温度が所定温度値T1 以下の場合には、所定時間値Tm1以上経過してから過冷却ユニット10を運転させるようにしたので、例えば一時的な状態で中間期や冬期等の軽負荷の状況で、霜取り運転等の一時的な圧縮機の容量の上昇に対しても過冷却ユニット10がすぐに運転を始めることがなく、過冷却側圧縮機11の起動、停止の回数が抑制され、省エネルギを図ることができる。また、その分、過冷却側圧縮機11の生涯発停回数を超える時間を延ばすことができ、冷凍装置としての信頼性を高めることができる。また、コンデンシングユニット20の複数台の圧縮機のいずれかが何らかの異常で停止した場合、運転可能な全ての圧縮機を起動させた後に、さらに冷凍能力が必要となった場合に、圧縮機が一定の容量以上であるかどうかにかかわらず、強制的に過冷却ユニット10を運転させるようにしたので、冷凍能力不足を補い、例えば負荷装置40の冷却対象である商品の溶解等を防いだり、遅らせたりすることができる。そして、所定時間値Tm1として2分を設定することにより、霜取り運転のような一時的な圧縮機の容量の上昇における判断を避けることができる。
実施の形態2.
図4はこの発明の実施の形態2における冷凍装置を示す図である。図4において図1と同じ番号を付している手段は同じ動作を行うので、説明を省略する。本実施の形態は、第1の圧縮機21の代わりに第1の圧縮機21Aを設けている点及び制御機器28の代わりに制御機器28Aを設けている点で実施の形態1とは異なる。
図5はこの発明の実施の形態2の冷凍装置における制御に関するシステムを示す図である。実施の形態1ではコンデンシングユニット20の第1の圧縮機21及び第2の圧縮機22の容量は一定であったが、これに限定するものではない。そこで、実施の形態2では、実施の形態1の2つの圧縮機のうちの一方を、インバータ回路30を設けた容量可変の圧縮機21Aとする。そして、制御機器28の代わりに、制御機器28Aが第1の圧縮機21Aの制御を行う場合は、インバータ回路30に容量アップ、ダウンの信号を送信し、インバータ回路30が変換した周波数により第1の圧縮機21Aの容量がアップ、ダウンするものとする。
実施の形態2における制御機器28Aによる冷凍装置の制御の流れは、図3のフローチャートと同様の流れにより制御することができる。ただ、制御機器28Aにおける圧縮機の容量制御が実施の形態1と異なるので説明する。インバータ回路30で変換可能な運転周波数の最低周波数が20Hzで、最高周波数が100Hzであれば、これが第1の圧縮機21Aの運転時における最低容量と最高容量となる。ここで、第2の圧縮機22の運転容量による運転周波数を60Hzとすれば、コンデンシングユニット20の圧縮機全体としては、最低容量が20Hzであり最高容量が160Hzとなる。
本実施の形態では、容量の1ランクを2Hzとし、2Hz刻みで容量アップ又は容量ダウンを行う。ここで、容量アップ又は容量ダウンの方法であるが、まず、容量アップについては、インバータ回路30により、容量を変化させることができる第1の圧縮機21Aにより、20Hzから2Hz刻みで80Hzまでアップする。そして、82Hzにアップする場合には、第2の圧縮機22が60Hzであるので、第1の圧縮機21を22Hzとして82Hzとする。以降、第1の圧縮機21Aを2Hz刻みで160Hzまでアップすることができる。
一方、容量ダウンについては逆手順にし、160Hzから80Hzまでの間は、第1の圧縮機21Aの容量を2Hz刻みでダウンするようにし、78Hzにダウンする場合には、第2の圧縮機22を停止させて第1の圧縮機21Aの運転周波数を78Hzにする。以降、第1の圧縮機21Aを2Hz刻みで20Hzまでダウンすることができる。
以上のように実施の形態2の冷凍装置によれば、コンデンシングユニット20の複数台の圧縮機のうち、少なくとも1台を、インバータ回路30を備えた容量可変の圧縮機にすることによって、さらに綿密な容量調整を行うことができる。
実施の形態3.
上述の実施の形態では、過冷却ユニット10の過冷却側圧縮機11の容量が一定であるものとして説明したが、これに限定するものではない。例えば、インバータ回路を有する容量可変の圧縮機で構成することもでき、より細かく、線形的な容量制御をすることができるため、さらなる省エネルギ化を図ることができる。
実施の形態4.
また、上述の実施の形態においては、室外温度センサ19は過冷却ユニット10に設けられ、制御機器18が室外温度センサ19が検出した温度値T0 のデータを含む信号を送信するようにしているが、これに限定するものではない。コンデンシングユニット20側に室外温度センサ19を設け、直接に温度値T0 のデータを含む信号を制御機器28に送信するようにしてもよい。
実施の形態5.
上述の実施の形態では、過冷却ユニット10に設けた過冷却用熱交換器17を二重管式の熱交換器で構成したが、これに限定するものではない。例えば過冷却用熱交換器17をプレート式の熱交換器で構成しても同様の効果を得ることができる。例えば、二重管式の熱交換器では、その構成上、特に大きな冷凍能力を必要とする場合、加工寸法を大きくしなければならない場合がある。このような場合、過冷却ユニット10に搭載することが困難になることもあり得るので、大きな冷凍能力を必要とする場合には、歩留まりのよいプレート式熱交換器を採用した方がよい。
この発明を実施するための実施の形態1における冷凍装置を示す図である。 実施の形態1の冷凍装置における制御に関するシステムを示す図である。 制御機器28による実施の形態1の制御フローチャートを示すものである。 この発明を実施するための実施の形態2における冷凍装置を示す図である。 実施の形態2の冷凍装置における制御に関するシステムを示す図である。
符号の説明
10 過冷却ユニット、11 過冷却側圧縮機、12 凝縮器、13 送風機、14 電動膨張弁、17 過冷却用熱交換器、18 制御機器、19 室外温度センサ、20 コンデンシングユニット、21 第1の圧縮機、22 第2の圧縮機、23 熱源側熱交換器、24 送風機、25 アキュムレータ、26 油分離器、27 受液器、28 制御機器、29 低圧冷媒圧力センサ、30 インバータ回路、40 負荷装置、41 電磁弁、42 絞り機構、43 負荷側熱交換器、44 送風機、61 液配管、62 ガス配管。

Claims (4)

  1. 主冷媒を循環させるための複数台の圧縮機を有するコンデンシングユニットと、
    前記主冷媒を過冷却するための運転を行う過冷却ユニットと、
    外気の温度を検出するための温度検出手段と、
    前記複数台の圧縮機の吸引側の圧力が所定の範囲内になるように、前記コンデンシングユニットの複数台の圧縮機の容量を制御し、前記複数台の圧縮機の運転による容量が所定値以上で、かつ、前記温度検出手段が検出した外気の温度が所定温度以下であると判断すると、所定時間待った後に前記過冷却ユニットの運転要否を再度判断させ、運転要と判断した場合にのみ前記過冷却ユニットに運転を行わせ、また、容量を増加させようとする前記圧縮機の容量が増加しないものと判断すると、他の圧縮機に容量を増加させ、さらに運転している圧縮機の最大の容量以上の容量が必要であると判断すると、前記過冷却ユニットに運転を行わせる制御手段と
    を備えることを特徴とする冷凍装置。
  2. 前記所定時間を2分以上とすることを特徴とする請求項1記載の冷凍装置。
  3. 前記複数台の圧縮機の少なくとも1台が容量可変の圧縮機であることを特徴とする請求項1又は2記載の冷凍装置。
  4. 主冷媒を循環させるためのコンデンシングユニットが有する複数台の圧縮機の吸引側の圧力が所定の範囲内になるように、前記コンデンシングユニットの複数台の圧縮機の容量を制御し、前記複数台の圧縮機の運転による容量が所定値以上で、かつ、温度検出手段による外気の温度が所定温度以下であると判断すると、所定時間待った後に前記過冷却ユニットの運転要否を再度判断させ、運転要と判断した場合のみに前記過冷却ユニットに運転を行わせ、
    また、容量を増加させようとする前記圧縮機の容量が増加しないものと判断すると、他の圧縮機に容量を増加させ、さらに運転している圧縮機の最大の容量以上の容量が必要であると判断すると、前記過冷却ユニットに運転を行わせる
    ことを制御手段に行わせることを特徴とする冷凍装置の制御方法。
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