JP2007231915A - 燃料噴射弁及び内燃機関 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の燃料噴射口から噴射される扁平噴霧の干渉を抑制するために好適な燃料噴射弁を実現する。
【解決手段】燃料噴射弁10は、燃料を噴射して扁平噴霧14c〜19cを形成する噴射口14〜19が複数穿孔された噴射孔プレート12を有してなり、複数の噴射口14〜19のうち少なくとも隣り合う噴射口14,15は、扁平噴霧14c,15cの扁平断面の長軸を平行とし、かつ各長軸を予め定めた間隔だけあけて扁平噴霧14c,15cを形成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えば自動車のエンジンとして利用される内燃機関に燃料を供給する燃料噴射弁に関する。
自動車のエンジンに代表される内燃機関に搭載する燃料噴射弁として、燃料噴射側の先端部に配設された噴孔部材と、噴孔部材を貫通して穿孔された複数の噴射口を有するものが知られている。
このような燃料噴射弁の各噴射口から燃料を噴射するに際し、内燃機関の燃料燃焼効率を向上させる観点から、噴射燃料の微粒化をより促進することが提案されている。例えば、燃料噴射弁の各噴射口は、噴孔部材の下流側で噴射方向が交差する一対のノズル孔を配列して形成される。そして、各ノズル孔から噴射した燃料を噴射直下で互いに衝突させることにより、衝突エネルギを利用して噴射燃料を微粒化することが行われる(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−28024号公報
ところで、複数の噴射口から燃料噴霧を噴射するに際し、隣り合う噴射口に対応する噴霧が噴射直下で重畳して互いに干渉することがある。その場合、噴霧に含まれる燃料粒子が結合して粒子径が比較的大きくなり、燃料噴射弁の微粒化性能が損なわれるおそれがある。また噴霧間の干渉に起因して燃料粒子の飛散が生じると、燃料の噴射方向を制御するのが困難になるおそれもある。
例えば、特許文献1のように一対のノズル孔から噴射した燃料を衝突させる方式では、その衝突力に起因して扁平断面の噴霧すなわち噴霧断面がほぼ楕円形又は線形の扁平噴霧が形成される。このような扁平噴霧が複数形成されると、特に扁平断面の長軸が互いに重畳して扁平噴霧間の干渉が生じることがある。
本発明は、複数の噴射口から噴射される燃料噴霧間の干渉を抑制するのにより好適な燃料噴射弁を実現することにある。
上記課題を解決するため、本発明の燃料噴射弁は、燃料を噴射して噴霧を形成する噴射口が複数穿孔された噴孔部材を有してなり、前記複数の噴射口のうち少なくとも隣り合う噴射口に対応する噴霧は、その噴霧断面が互いにずれて形成されてなることを特徴とする。
このようにすれば、各噴射口に対応する噴霧間の干渉が抑制されることから、噴霧の干渉に起因する燃料粒子の結合が低減されるため、所望の微粒化性能を確保できる。また、噴霧の干渉に起因する燃料粒子の飛散が低減されるから、噴射燃料の指向性が向上するため、燃料の噴射方向を例えば吸気弁の方向に的確に制御することができる。要するに、本発明は、各噴射口に対応する噴霧が互いに重ならないように噴射口の位置や形態が決められたものである。
本発明の一態様によれば、前記隣り合う噴射口に対応する噴霧は、その各扁平断面の長軸が予め定めた間隔をあけて平行に並んで形成されてなる。すなわち、隣接する扁平噴霧は、その長軸方向を同じに合わせ、かつ長軸間を予め定めた間隔だけあけて形成される。別の視点で言えば、隣接する扁平噴霧は、噴射方向に対して略垂直に並んで形成される。なお、長軸間の間隔は、扁平噴霧の重畳が生じないときの長軸間の距離の実測値又は理論値に基づいて決められる。
また、本発明の一態様によれば、前記隣り合う噴射口のそれぞれは、前記噴孔部材の下流側で噴射方向が交差する2以上のノズル孔を配列してなり、該各噴射口の前記ノズル孔の配列方向を合わせ、かつ前記各噴射口間を予め定めた間隔だけ離して形成される。
また、本発明の一態様によれば、前記隣り合う噴射口のそれぞれは、開口断面がスリット形に形成されたものとし、前記各噴射口のスリット長手方向を合わせ、かつ前記スリット間を予め定めた間隔だけ離して形成される。
また、本発明の一態様によれば、前記噴孔部材の中心部に位置する前記噴射口は、その開口断面積が前記噴孔部材の端部に位置する前記噴射口よりも大きいものとする。
また、製造工程などに起因して各噴射口に対応する扁平噴霧の長軸が厳密に互いに平行にならない場合もある。その場合、本発明の一態様によれば、前記複数の噴射口のうち少なくとも隣り合う噴射口に対応する噴霧は、前記各扁平断面の長軸間で形成される交差角度が設定角度(例えば、数度)よりも小さくして前記噴霧を形成する。このようにしても噴射直下における扁平噴霧の干渉そのものを抑制できる。
また、本発明の内燃機関は、前記燃料噴射弁と、該燃料噴射弁の噴射方向下流側に配設された吸気弁と、該吸気弁を介して前記燃料噴射弁の噴射燃料が導かれる燃焼室と、該燃焼室の燃料を圧縮するシリンダと、該圧縮後の燃料を点火する点火プラグと、該燃焼後の排ガスを排出する排気弁とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、複数の噴射口から噴射される燃料噴霧間の干渉を抑制するのにより好適な燃料噴射弁及びそれを搭載した内燃機関を実現できる。
(第一の実施形態)
本発明を適用した燃料噴射弁の第一の実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本実施形態の燃料噴射弁の構成を示す断面図である。図2は、図1の噴射孔プレートを先端側から見た正面図である。図3は、図2の噴射孔プレートのC−C断面図である。なお、説明の便宜上、図1の燃料噴射弁の燃料導入側を基端側と称し、燃料噴射側を先端側と適宜称する。また、扁平噴霧を形成する場合を例示するが、例えば断面円形の噴霧を形成する場合にも適用できる。
図1に示す燃料噴射弁10は、例えば自動車のエンジンとして利用される内燃機関に燃料を供給するものである。燃料噴射弁10は、図1ないし図3に示すように、燃料噴射側の先端部に配設された噴孔部材としての噴射孔プレート12と、噴射孔プレート12を貫通して穿孔された複数の噴射口(例えば、6個の噴射口14〜19)を有する。ここでの噴射口14〜19は、燃料を噴射して扁平断面の噴霧(以下、扁平噴霧という)を形成する。扁平噴霧とは、噴霧断面がほぼ楕円形又は線形の噴霧である。
そして、本実施形態は、図2に示すように、噴射口14〜19のうち隣り合う噴射口14,15に対応する扁平噴霧14c,15cは、各噴霧断面が互いにずれて形成されるものとする。より具体的には、扁平噴霧14c,15cは、その各扁平断面の長軸が予め定めた間隔をあけて平行に並んで形成される。別の視点で言えば、扁平噴霧14c,15cは、各扁平断面の長軸を同じ向きに合わせ、かつ長軸間を予め定めた間隔だけ離間して形成される。他の隣り合う噴射口(例えば噴射口15,16)も同様に、各噴霧断面が互いにずれて形成されている。
要するに、各噴射口14〜19に対応する扁平噴霧14c〜19cが互いに重ならないように噴射口14〜19の位置や形態が決められている。なお、予め定めた間隔とは、扁平噴霧の重畳が生じないときの長軸間距離の実測値又は理論値である。
このようにすれば、各噴射口14〜19に対応する扁平噴霧14c〜19c間の干渉を抑制できる。したがって、扁平噴霧14c〜19cの干渉に起因する燃料粒子の結合が低減されるから、供給燃料の微粒化をより一層促進できる。また扁平噴霧14c〜19cの干渉に起因する燃料粒子の飛散が低減されるから、噴射燃料の指向性が向上するため、噴射方向を例えば吸気弁の方向に的確に制御できる。
より詳細に、本実施形態の燃料噴射弁10について説明する。図1に示すように、燃料噴射弁10は、通常時閉式のマルチホールインジェクタである。燃料噴射弁10は、基端側に燃料供給口11が形成されると共に複数の噴射口14〜19が形成されたノズル部を先端側に有する薄肉円筒状のケーシング21と、ケーシング21の外周部に取り付けられた電磁コイル22と、電磁コイル22を包囲する磁性体のヨーク24と、ケーシング21内に先端側から挿入された後に電磁コイル22の内側に位置されたコア26と、コア26の先端側に対面して軸方向に進退可能に連設されたアンカー28と、アンカー28に挟持されて軸方向に延在する中実の弁体30と、弁体30の先端側に個設され弁体30の先端が離着座する台座としてのノズル体32と、ノズル体32の先端側面に配設された噴射孔プレート12と、噴射孔プレート12の厚み方向に貫通して形成された噴射口14〜19などから構成されている。
コア26は、その内部に弾性部材としてのスプリング34が配設されている。スプリング34は、弁体30の先端をノズル体32に押付ける付勢力を与える。なお、スプリング34の押付け力を調整するスプリングアジャスタ36が配設されている。また、燃料供給口11は、燃料通流方向の下流側にフィルタ38が配設されている。フィルタ38は、燃料に含まれる異物を除去するものである。
このように構成される燃料噴射弁10は、電磁コイル22が非通電状態であるときは、スプリング34の押付け力に起因して、弁体30の先端がノズル体32に密着する。このような状態では、弁体30とノズル体32の間に隙間つまり燃料通路が形成されないから、燃料供給口11から流入した燃料はケーシング21内に留まる。
非通電状態の電磁コイル22に噴射パルスとしての電流を印加すると、電磁コイル22から電磁力が発生する。弁体30は、電磁コイル22の電磁力に由来して、コア26の下端面に接触するまで基端側に移動する。弁体30が基端側に移動すると、弁体30とノズル体32の間に燃料通路が形成される。ケーシング21内の燃料は、燃料通路を介して噴射口14〜19から噴射される。このように燃料噴射弁10は、電磁コイル22に間欠的に印加する噴射パルスに応じ、弁体30を軸方向に移動することにより、開弁状態と閉弁状態を切替える。そして、燃料噴射弁10は、開弁状態と閉弁状態の切り替えタイミングを調整することにより、燃料噴射量を制御する。
ここで噴射口14〜19を更に詳細に説明する。図2に示すように、噴射口14〜19は、噴射孔プレート12に配置されている。例えば、噴射孔プレート12の中心軸をX軸とすると、噴射口14〜19は、X軸を挟んで2つの集合体α,βに分けられる。左側の集合体αは、X軸寄りの噴射口18と、X軸に直交する方向において噴射口18よりも外側の噴射口14と、噴射口14よりも外側の噴射口16を有する。また噴射口14,16,18はX軸方向に間隔をあけてずれて配置されている。右側の集合体βは、X軸寄りの噴射口15と、X軸に直交する方向において噴射口15よりも外側の噴射口19と、噴射口19よりも外側の噴射口17を有する。また噴射口15,17,19はX軸方向に間隔をあけてずれて配置されている。
なお、集合体αに属する噴射口14,16,18は、噴射方向が徐々にX軸から離れる方向を燃料噴射方向として設定されている。また、集合体βに属する噴射口15,17,19は、噴射方向が徐々にX軸から離れる方向を燃料噴射方向として設定されている。すなわち、噴射口14〜19は2方向噴霧を形成する。また、図2に示す燃料噴射方向は、噴射口14〜19から噴射された燃料が例えば吸気弁に向かう方向を図上に投影したものである。
このような噴射口14〜19のそれぞれは、複数のノズル孔を有する組で構成される。例えば、噴射口14は、一対のノズル孔14a、14bを配列した組を有し、各ノズル孔14a,14bから噴射した燃料を衝突させて扁平噴霧14cを形成する。ここでのノズル孔14a,14bは、噴射孔プレート12の下流側つまり噴射直下で噴射方向が交差するように、噴射孔プレート12に対する穿孔方向が互いに異なる。より具体的には、図3に示すように、ノズル孔14a,14bは、噴射孔プレート12の縦断面で例えばV字形を形成するように、各孔軸間の距離が基端側から先端側に向かうにつれて徐々に狭まって形成されている。
噴射口15も同様に、噴射孔プレート12に対する穿孔方向が互いに異なる一対のノズル孔15a,15bを配列した組を有し、各ノズル孔15a,15bから噴射した燃料を衝突させて扁平噴霧15cを形成する。他の噴射口16〜19についても同様である。なお、噴射口14〜19に属するノズル孔の数を必要に応じて増やしてもよい。また、便宜上、噴射孔プレート12に穿孔された複数のノズル孔(例えばノズル孔14a、14b)をノズル孔群20と総称する。
そして、本実施形態では、図2に示すように、噴射口14〜19に対応した扁平噴霧14c〜19cは、各扁平断面の長軸が間隔をあけて並列に形成されている。他の視点によれば、扁平噴霧14c〜19cは、その長軸を同じ方向に合わせ、かつ長軸間を予め定めた間隔だけあけて形成されている。別の視点によれば、扁平噴霧14c〜19cは、図2に示す燃料噴射方向に対して略垂直に並んで形成されている。別の視点によれば、噴射口14〜19は、各噴射口14〜19のノズル孔の配列方向(例えば、ノズル孔14a,14bの配列方向とノズル孔15a、15bの配列方向)を合わせ、かつ各噴射口14〜19間を予め定めた間隔だけ離して形成されている。更に別の視点によれば、各噴射口14〜19は、各扁平噴霧の長軸延長線が交差しないように形成されている。要するに、本実施形態は、扁平噴霧14c〜19cの断面範囲が互いにずれて形成されるように、噴射口14〜19の位置や形態が決められたものである。また、長軸間の間隔は、扁平噴霧の重畳が生じないときの長軸間距離の実測値又は理論値に基づいて決められる。
図4〜図6を参照して扁平噴霧14の態様を説明する。図4は、図3の一対のノズル孔14a,14bから燃料を噴射した燃料の衝突の様子を示す模式図である。図5は、図4の扁平噴霧を短軸方向(矢印A方向)から見た模式図である。図6は、図4の扁平噴霧を下側(矢印B方向)から見た模式図である。
図4に示すように、ノズル孔14a,14bから燃料が噴射されると、噴射された燃料が衝突して扁平噴霧14cが形成される。図4に示した扁平噴霧14cは、鉛直方向に細長い形態であるが、図5のように横方向の広がりを有する。また、図6に示すように、扁平噴霧14cは、ノズル孔14a,14b間を結ぶ線に対して扁平断面の長軸が略垂直に形成される。他の扁平噴霧15c〜19cも同様である。そして、本実施形態では、各扁平噴霧14c〜19cの扁平断面の長軸方向の延長線が互いに重ならないように、ノズル孔14a,14b〜19a,19bが配置される。
さて、図7は、燃料噴射弁10が例えば2つの吸気弁に向けて燃料を2方向に噴射する態様を示す図である。図7の上段は、噴射口14〜19から2方向に液滴噴霧50,52が生じた様子を示す図である。図7の下段は、上段のD−D断面図である。D−D断面は、噴射孔プレート12の下流側の吸気弁54,56の位置に相当する。
図7に示すように、燃料噴射弁10の軸方向をY軸とすると、液滴噴霧50,52は、噴射方向に向かうにつれてY軸から離れて噴射される。液滴噴霧50の噴射先は吸気弁54であるし、液滴噴霧52の噴射先は吸気弁56である。液滴噴霧50は、図7の下段に示すように、Y軸側寄りの液滴噴霧58と、液滴噴霧58よりも外側の液滴噴霧60と、液滴噴霧60よりも外側の液滴噴霧62を有する。ここでの液滴噴霧58は図2の扁平噴霧18cに対応し、液滴噴霧60は扁平噴霧14cに対応し、液滴噴霧62は扁平噴霧16cに対応する。また、液滴噴霧52は、Y軸側寄りの液滴噴霧64と、液滴噴霧64よりも外側の液滴噴霧66と、液滴噴霧66よりも外側の液滴噴霧68を有する。ここでの液滴噴霧64は図2の扁平噴霧15cに対応し、液滴噴霧66は扁平噴霧19cに対応し、液滴噴霧68は扁平噴霧17cに対応する。そして、各液滴噴霧60〜68は、図7の下段に投影した燃料噴射方向に対し、各扁平断面の長軸が略垂直に形成されている。なお、ここでの燃料噴射方向は、吸気弁54,56間を結ぶ直線方向に一致している。
図7に示す形態によれば、燃料噴射直下における扁平噴霧14c〜19cの干渉が抑制されるため、D−D断面における液滴噴霧60〜68の干渉も抑制される。したがって、噴射口14〜19の噴射燃料を扁平噴霧14c〜19cにして燃料の微粒化を図るに際し、噴射燃料がより一層微粒化されたものになるため、噴射先の内燃機関の燃焼室で良好な混合気を形成できる。また同時に、扁平噴霧14c〜19cの干渉に起因する燃料粒子の飛散が低減するため、D−D断面における2方向の液滴噴霧(例えば液滴噴霧50,52)の中央分離性が高まる。したがって、燃料噴射弁10から内燃機関の燃焼室に燃料を供給するに際し、ポート壁などに対する燃料の付着が低減される。その結果、内燃機関の燃焼行程でリッチ混合気が形成されるのが抑制されるため、内燃機関の燃焼室で有害ガスが生じるのを低減できるし、内燃機関を安定して駆動することができる。
以上、第一の実施形態の燃料噴射弁を説明したが、これに限られるものではない。例えば、扁平噴霧14c〜19cを形成するに際し、各扁平断面の長軸を平行に並べて形成する例を説明したが、製造工程などに起因して長軸が厳密に互いに平行にならない場合もある。その場合、各長軸の延長線が形成する交差角度を設定角度(例えば、数度)よりも小さくなるように噴射口14〜19の位置や形態を決めればよい。このようにしても噴射直下における扁平噴霧14c〜19cの干渉を抑制できる。
また、6個の扁平噴霧14c〜19cを形成する例を説明したが、扁平噴霧の数つまり噴射口の数を増やしてもよい。また、扁平噴霧14c〜19cを形成する噴射口14〜19として、1対のノズル孔(例えば、ノズル孔14a,14b)を有するものを例示したが、扁平噴霧14c〜19cを形成できる形態であればよい。また、扁平噴霧14c〜19cの1つ以上を円形断面の噴霧として形成してもよい。その場合、円形断面噴霧とそれに隣接する例えば扁平噴霧14cとの干渉を回避する形態であればよい。要するに、噴射口14〜19に対応して燃料噴霧を形成するに際し、各燃料噴霧の断面範囲を互いにずらして燃料噴霧を形成することにより、燃料噴霧の干渉を抑制する形態であればよい。
(第二の実施形態)
本発明を適用した燃料噴射弁の第二の実施形態について図8を参照して説明する。本実施形態は、開口断面がスリット形の噴射口を形成した点で、一対のノズル孔を有する噴射口を形成した第一の実施形態と異なる。したがって、相違点を中心に説明する。
図8は、本実施形態の燃料噴射弁の噴射孔プレートを先端側から見た正面図である。図8に示すように、噴射孔プレート70は、複数の噴射口(例えば、6個の噴射口72〜82)が穿設されている。各噴射口72〜82は、開口断面がスリット形に形成されている。そして、各噴射口72〜82は、スリット長軸が間隔をあけて平行に並んで形成されている。他の視点によれば、各噴射口72〜82は、各スリット長軸を同じ方向に合わせ、かつスリット間を予め定めた間隔だけあけて形成されている。別の視点によれば、各噴射口72〜82は、各スリット長軸の延長線が交差しないように形成されている。製造工程などに起因して各スリット長軸を厳格に平行にできない場合は、各スリット長軸の延長線が形成する交差角度を設定角度(例えば、数度)よりも小さくして各噴射口72〜82を形成すればよい。なお、各噴射口72〜82の位置は、図2の噴射口14〜19の位置に対応している。
噴射口72〜82から燃料を噴射すると、噴射口72〜82の断面形状に由来して扁平噴霧が形成されるので、噴射燃料が微粒化される。このように噴射燃料の微粒化を図るに際し、本実施形態によれば、噴射口72〜82に対応した扁平噴霧は、扁平断面の長軸が間隔をあけて平行に並んだものになるから、第一の実施形態と同様に、扁平噴霧間の干渉が抑制される。したがって、燃料噴射弁10から噴射する燃料をより一層微粒化できるし、燃料粒子の飛散を低減できる。さらに本実施形態によれば、噴射孔プレート70に穿孔する穴の数が少なくなることから、燃料噴射弁10の製造コストを低減できる。
なお、噴射口72〜82の数を適宜増やしてもよいし、噴射口72〜82の開口断面の形状や配設位置を必要に応じて変更してもよい。要するに、噴射口72〜82に対応して扁平噴霧を形成するに際し、扁平噴霧の断面範囲を互いにずらして形成することにより、扁平噴霧の干渉を抑制する形態であればよい。
(第三の実施形態)
本発明を適用した燃料噴射弁の第三の実施形態について図9〜図11を参照して説明する。本実施形態は、燃料噴射弁83から噴射される2方向噴霧84の燃料濃度が燃料噴射弁83の軸心から外側に向かうにつれて小さい点で、燃料噴射弁10から噴射される2方向噴霧の燃料濃度が均等な第一及び第二の実施形態と異なる。したがって、相違点を中心に説明する。
図9の上段は、本実施形態の燃料噴射弁83から噴射された2方向噴霧84の様子を示す図である。図9の下段は、上段のE−E断面図である。まず、本実施形態の燃料噴射弁83は、図2に示す複数の噴射口14〜19と基本的に同じ噴射口を有するが、その噴射口の口径が異なる。すなわち、燃料噴射弁83の噴射口は、噴射孔プレート12の中心部から端部に向かうにつれて開口断面積が小さくなるように設計されている。例えば、噴射孔プレート12の中心部に位置する噴射口は、噴射孔プレート12の端部に位置する噴射口よりも開口断面積が大きい。
このような燃料噴射弁83から2方向噴霧84を噴射すると、図9に示すように、2方向噴霧84は、燃料噴射弁83の軸心から外側に向かうにつれて燃料濃度が小さいものになる。より具体的には、2方向噴霧84は、噴射方向が異なる2つの液滴噴霧86,88から形成される。液滴噴霧86,88は、燃料噴射弁83の軸心方向に向かうにつれて互いに軸心から離れて噴射される。液滴噴霧86は、燃料噴射弁83の軸心寄りの液滴噴霧86aと、液滴噴霧86aよりも外側の液滴噴霧86bと、液滴噴霧86bよりも外側の液滴噴霧86cを有する。液滴噴霧86a,86b,86cは、各断面態様は第一及び第二の実施形態と同様であるが、その燃料濃度が異なる。すなわち、液滴噴霧86aの燃料濃度は液滴噴霧86bよりも大きいし、液滴噴霧86bの燃料濃度は液滴噴霧86cよりも大きい。また、液滴噴霧88も、燃料噴射弁83の軸心寄りの液滴噴霧88aと、液滴噴霧88aよりも外側の液滴噴霧88bと、液滴噴霧88bよりも外側の液滴噴霧88cを有し、その燃料濃度の関係は液滴噴霧86の場合と同様である。
図10は、図9の燃料噴射弁83を内燃機関90に搭載した態様を示す縦断面図である。図10に示すように、内燃機関90は、燃料噴射弁83を取り付ける吸気ポート92と、外部の空気を取り込む吸気管94と、燃料噴射弁83の燃料噴射方向に配設された開閉弁である吸気弁96と、燃料噴射弁83から噴射された2方向噴霧84を吸気弁96に導く隔壁98と、吸気弁96を介して流入した混合燃料が燃焼される燃焼室100と、燃焼室100の燃料を圧縮するシリンダ102と、燃焼室100内の混合燃料に点火する点火プラグ104と、燃焼後の排気ガスを触媒手段に排出する開閉弁としての排気弁106などから構成されている。
図11は、図10の内燃機関を燃焼室から点火プラグ方向(矢印F方向)に見た図である。図11に示すように、内燃機関90は、燃料噴射弁83側に配設された2個の吸気弁96と、吸気弁96に対して点火プラグ104を挟んで反対側に配設された2個の排気弁106を有する。また、隔壁98は、燃料噴射弁83から噴射された2方向噴霧84の流路を形成する。例えば、隔壁98は、二方向噴霧84の流路を二股に分けて2個の吸気弁96に連結させる中央隔壁98aと、二方向噴霧84の流路の外郭を形成する外部隔壁98bを有する。
このような燃料噴射弁83から二方向噴霧84を噴射すると、二方向噴霧84は、隔壁98で形成される流路を介して2個の吸気弁96に分離して向かう。吸気弁96に向かう過程の二方向噴霧84は、隔壁98a側に位置する液滴噴霧86a,88aは液滴噴霧86b,88bよりも濃度が大きいし、液滴噴霧86b,88bは液滴噴霧86c,88cよりも濃度が大きい。
本実施形態のように二方向噴霧84に濃度差を付けると、液滴噴霧86a,88bは、その密度が大きくなることに起因して高い貫通力を有するので、吸気弁96に向かう指向性が高まる。すなわち、液滴噴霧86a,88bは、2個の吸気弁96に分かれて進行するための中央分離性が高まるので、中央隔壁98aなどに対する燃料の付着が低減される。また、液滴噴霧86b,88b又は液滴噴霧86c,88cは、液滴噴霧86a,88aの貫通力に由来して液滴噴霧86a,88aの噴射方向に誘導される。したがって、液滴噴霧86b,88b又は液滴噴霧86c,88cは、その通流過程で外側の広がりが抑制されることから、外部隔壁98bなどに対する燃料の付着が低減される。
また、本実施形態によれば、燃料噴射弁83から二方向噴霧84を噴射するに際し、点火プラグ104側の液滴噴霧86a,88aの燃料濃度が比較的大きいことに由来して、二方向噴霧84の噴射方向を目標噴射方向つまり吸気弁96の方向に的確に制御できる。したがって、吸気弁96すなわち点火プラグ104の近傍に燃料を好適に集めることができるから、隔壁98やポート壁面などに対する燃料の付着を低減できる。その結果、燃焼室100の燃焼行程でリッチ混合気が形成されるのを抑制できるので、炭化水素ガスに代表される有害排出ガスの発生が抑制されるし、噴射燃料量に対するエネルギ変換効率が高まる。
さらに、本実施形態によれば、点火プラグ104側の液滴噴霧86a,88aの燃料濃度が比較的大きいことに由来して、点火プラグ104により燃料に確実に点火できるから、安定かつ良好な燃焼を実現できる。
なお、本実施形態は、第一及び第二の実施形態と組み合わせてもよいし、その変形例を必要に応じて盛り込んでもよい。要は、燃料噴射弁83から二方向噴霧84を噴射するに際し、燃料噴射弁83の軸方向から外側に向けて低減する濃度差を付与すればよい。
(第四の実施形態)
本発明を適用した燃料噴射弁の第四の実施形態について図12及び図13を参照して説明する。本実施形態は、燃料噴射弁91の先端部91aが図11の形態よりも中央隔壁98aに近接して位置した点で第一ないし第三の実施形態と異なる。したがって、相違点を中心に説明する。
図12は、本実施形態の燃料噴射弁91を内燃機関90に搭載した態様を示す縦断面図である。図13は、図12の内燃機関を燃焼室から点火プラグ方向(矢印G方向)に見た図である。図12及び図13に示すように、本実施形態が図10の形態と異なる点は、燃料噴射弁91は、そのノズル部が軸方向に延長して形成されていることにある。より具体的には、燃料流路の仮想中心線112,113の交点をHとすると、燃料噴射弁91の先端部91aが交点Hよりも中央隔壁98a寄りに位置されている。ここでの仮想中心線112,113は、中央隔壁98aと外部隔壁98bとの間に形成された流路の中心線に対応する。
本実施形態によれば、燃料噴射弁10から液滴噴霧50を噴射するに際し、燃料噴射弁91の先端部91aと吸気弁96との間の距離が比較的小さいことから、吸気弁96に対して液滴噴霧50を的確に噴射できる。したがって、ポート壁などに対する燃料の付着が低減されるから、燃焼室100の燃焼行程でリッチ混合気が形成されるのが抑制される。その結果、炭化水素ガスに代表される有害排出ガスの発生が抑制されるし、燃料の燃焼効率が高まる。
また、本実施形態によれば、燃料噴射弁91から2方向の液滴噴霧50,52を噴射するに際し、各液滴噴霧50,52の噴射方向間の角度が広がることになる。したがって、液滴噴霧50,52の中央分離性が高まるので、液滴噴霧50,52の燃料粒子が結合するのを低減できるため、より微粒化した燃料を燃焼室100に供給できる。また液滴噴霧50,52の噴射方向を目標噴射方向つまり吸気弁96の方向に的確に制御できる。したがって、吸気弁96すなわち点火プラグ104の近傍に燃料を好適に集めることができるから、隔壁98やポート壁面などに対する燃料の付着を低減できるなど、噴射燃料量に対するエネルギ変換効率が高まる。
なお、燃料噴射弁91の先端部91aを吸気弁96寄りに位置させるために、燃料噴射弁91のノズル部を延長する例を示したが、燃料噴射弁91の搭載位置そのものを変更してもよい。また、本実施形態は、第一ないし第三の実施形態と組み合わせてもよいし、その変形例を必要に応じて盛り込んでもよい。要は、燃料噴射弁91の燃料噴射点が吸気弁96に近傍して位置する形態であればよい。
本発明を適用した第一の実施形態の燃料噴射弁の構成を示す断面図である。 図1の噴射孔プレートの正面図である。 図2の噴射孔プレートのC−C断面図である。 図3の一対のノズル孔から燃料を噴射した燃料の衝突の様子を示す模式図である。 図4の扁平噴霧を短軸方向(矢印A方向)から見た模式図である。 図4の扁平噴霧を下側(矢印B方向)から見た模式図である。 燃料噴射弁が例えば2つの吸気弁に向けて燃料を2方向に噴射する態様を示す図である。 本発明を適用した第二の実施形態の燃料噴射弁の噴射孔プレートの正面図である。 本発明を適用した第三の実施形態の燃料噴射弁から燃料を2方向に噴射する態様を示す図である。 図9の燃料噴射弁を内燃機関に搭載した態様を示す縦断面図である。 図10の内燃機関を燃焼室から点火プラグ方向(矢印F方向)に見た図である。 本発明を適用した第四の実施形態の燃料噴射弁を内燃機関に搭載した態様を示す縦断面図である。 図12の内燃機関を燃焼室から点火プラグ方向(矢印G方向)に見た図である。
符号の説明
10 燃料噴射弁
12 噴射孔プレート
14〜19噴射口
14a,14b〜19a,19b ノズル孔
14c〜19c 扁平噴霧
90 内燃機関
96 吸気弁
100 燃焼室
104 点火プラグ
106 排気弁

Claims (8)

  1. 燃料を噴射して噴霧を形成する噴射口が複数穿孔された噴孔部材を有してなり、前記複数の噴射口のうち少なくとも隣り合う噴射口に対応する噴霧は、その噴霧断面が互いにずれて形成されてなることを特徴とする燃料噴射弁。
  2. 燃料を噴射して扁平断面の噴霧を形成する噴射口が複数穿孔された噴孔部材を有してなり、前記複数の噴射口のうち少なくとも隣り合う噴射口に対応する噴霧は、その各扁平断面の長軸が予め定めた間隔をあけて平行に並んで形成されてなることを特徴とする燃料噴射弁。
  3. 前記隣り合う噴射口のそれぞれは、前記噴孔部材の下流側で噴射方向が交差する2以上のノズル孔を配列してなり、該各噴射口の前記ノズル孔の配列方向を合わせ、かつ前記各噴射口を予め定めた間隔だけ離してなることを特徴とする請求項2に記載の燃料噴射弁。
  4. 前記隣り合う噴射口のそれぞれは、開口断面がスリット形に形成されたものとし、前記各噴射口のスリット長手方向を合わせ、かつ前記スリット間を予め定めた間隔だけ離してなることを特徴とする請求項2に記載の燃料噴射弁。
  5. 前記噴孔部材の中心部に位置する前記噴射口は、その開口断面積が前記噴孔部材の端部に位置する前記噴射口よりも大きいことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の燃料噴射弁。
  6. 前記複数の噴射口は、その各噴射燃料の濃度が前記噴孔部材の中心部から端部に向かうにつれて小さいことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の燃料噴射弁。
  7. 燃料を噴射して扁平断面の噴霧を形成する噴射口が複数穿孔された噴孔部材を有してなり、前記複数の噴射口のうち少なくとも隣り合う噴射口に対応する噴霧は、前記各扁平断面の長軸間で形成される交差角度が設定角度よりも小さくして前記噴霧を形成することを特徴とする燃料噴射弁。
  8. 請求項1乃至7のいずれかに記載の燃料噴射弁と、該燃料噴射弁の噴射方向下流側に配設された吸気弁と、該吸気弁を介して前記燃料噴射弁の噴射燃料が導かれる燃焼室と、該燃焼室の燃料を圧縮するシリンダと、該圧縮後の燃料を点火する点火プラグと、該燃焼後の排ガスを排出する排気弁とを備えたことを特徴とする内燃機関。
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