JP2007231749A - ポンプ、ポンプゲート、及び、ポンプの制御方法 - Google Patents

ポンプ、ポンプゲート、及び、ポンプの制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 ポンプに異物が噛み込み、モータを停止後再起動、または、逆転駆動させる場合であっても、確実に噛み込みを解消しながらも羽根車に異物が絡み付くことが少ない、また、案内羽根をケーシング内に設ける場合には、案内羽根に絡み付く異物を容易に解放することのできるポンプ、ポンプゲート、及び、ポンプの制御方法を提供する。
【解決手段】翼18bの吸込み側前縁18cが後退翼となるように形成される羽根車18と前記羽根車18を回転駆動する電動モータMを備えたポンプ11であって、前記羽根車18のチップライン18eに対向するケーシング20またはケーシングライナ21の内周面に、前記羽根車18の上流側から下流側へ異物を通過させる溝21aを形成するとともに、前記電動モータMの負荷が異常上昇したときに、前記電動モータMを停止後再起動する、または、瞬時逆転駆動後正転駆動する駆動制御手段5を備えている。
【選択図】 図6

Description

本発明は、ポンプに関し、詳しくは、翼の吸込み側前縁が後退翼となるように形成される羽根車と前記羽根車を回転駆動する電動モータを備えたポンプと、前記ポンプを開閉自在な止水ゲート扉体に取り付けたポンプゲート、及び、ポンプの制御方法に関する。
従来、ポンプに異物等が噛み込んでもこれを容易に取り除くことができる低コストの水中モータポンプを提供することを目的として、特許文献1には、電動モータへの供給電流値が、定常運転時の電動モータへの供給周波数における正常電流値より所定値以上に上昇した場合には、電動モータを一旦停止して電動モータを数分の間逆方向へ回転させ、その後再び正常回転方向に回転させる手段を備えた水中ポンプが提案されていた。
また、水処理用のポンプ装置に利用される羽根車の翼前縁は、羽根車内の流れを均一化し、高いポンプ性能を実現するために、回転中心軸からの径が大きい位置ほど流れの前流側に位置する前進翼形状が採用されていたが、処理水に含まれる異物、特に布状異物や繊維等の長尺状の異物が翼前縁に絡み付くと、異物を外周方向に向かって移動させようとする羽根車の回転に伴う遠心力に対して翼前縁がその移動を阻害するため、翼に絡み付く異物の集積により羽根車内が閉塞するという問題があったため、特許文献2には、回転中心軸からの径が大きい位置ほど流れの後流側に位置する後退翼形状を採用する技術が提案されていた。
特開2004−308555号公報 特開2003−129996号公報
しかし、上述した後退翼形状の羽根車を備えたポンプ装置を用いても、水路を流れる布状の異物や長尺状の異物等の絡み付きを確実に解消できるものではなく、現実には異物の絡み付きによるメンテナンスを余儀なくされていた。
また、羽根車とケーシングの間隙に異物が噛み込むような場合に、電動モータの過負荷を検出して、モータを停止後再起動させる場合、または、逆回転させる場合には、一時的に異物の噛み込みが解消されても、正回転時には逆回転させる前と同じように異物が噛み込み、状況がまったく変わらないことがしばしばあった。また、逆回転時に翼の吐出し側後縁に異物が絡まり、却って状況を悪化させるおそれもあった。
さらに、ポンプケーシングに案内羽根を設けた場合、異物、特に長尺状の異物が案内羽根に絡まる場合があり、これが堆積するとポンプ内の流路が縮径されて排水効率が低下するという問題もあった。
本発明の目的は、上述の問題点に鑑み、ポンプに異物が噛み込み、モータを停止後再起動、または、逆転駆動させる場合であっても、確実に噛み込みを解消しながらも羽根車に異物が絡み付くことが少ないポンプ、ポンプゲート、及び、ポンプの制御方法を提供する点にある。また、案内羽根をケーシング内に設ける場合には、案内羽根に絡み付く異物を容易に解放することのできるポンプ、ポンプゲート、及び、ポンプの制御方法を提供する点にある。
上述の目的を達成するため、本発明によるポンプの第一の特徴構成は、特許請求の範囲の書類の請求項1に記載した通り、翼の吸込み側前縁が後退翼となるように形成される羽根車と前記羽根車を回転駆動する電動モータを備えたポンプであって、前記羽根車のチップラインに対向するケーシングまたはケーシングライナの内周面に、前記羽根車の上流側から下流側へ異物を通過させる溝を形成するとともに、前記電動モータの負荷が異常上昇したときに、前記電動モータを停止後再起動する、または、瞬時逆転駆動後正転駆動する駆動制御手段を備えてなる点にある。
上述の構成によると、前記翼とケーシングまたはケーシングライナとの間隙に異物が噛み込まれたときに、ケーシングまたはケーシングライナに形成された溝により異物が破断され、噛み込みを解消させて流下させることができるようになるのであり、仮に異物の噛み込みが生じて電動モータの負荷が異常上昇したときでも、駆動制御手段により電動モータを停止後再起動または瞬時逆転駆動させることにより噛み込み状態にある異物に対する噛み込み方向の力を解放し、その後正転駆動することにより、噛み込み状態を解消して異物を流下させることができるようになるのである。このとき、溝と羽根車と異物の位置関係が噛み込み前と変化するため、溝がないポンプを停止後再起動する、または、逆回転させた後正転する場合のように異物が再度噛み込み状態となる可能性を低くすることができるのである。
例えば、瞬時逆転させることにより噛み込み状態にある異物を容易に解放することができ、その後の正転駆動により異物を流下させることができるのであり、瞬時の逆転駆動であれば、翼の吐出し側後縁に異物が絡まるような事態を招くこともないのである。また、停止後再起動させることにより、噛み込み状態にある異物に対する噛み込み方向の力を解放することができ、その後の正転駆動により異物を溝に導き、破断させて流下させることができるのである。何れの場合であっても、瞬時の逆転、または、停止によりケーシング内の水の流れが変わり、或いは、止まることにより、水流により案内羽根に絡み付いている異物を水中で浮遊させることができ、その後の正転駆動によりそのような異物を速やかに流下させることができるようになるのである。
同第二の特徴構成は、同請求項2に記載した通り、上述の第一特徴構成に加えて、前記ポンプは、案内羽根と前記ポンプの吐出し側に水圧により開閉自在なフラップ弁とを備え、前記駆動制御手段は、前記電動モータを停止または瞬時逆転駆動したときに、少なくとも前記フラップ弁の開度が所定開度となったことを検出すると再起動または正転駆動する点にある。
電動モータを停止または瞬時逆転駆動したときには、ポンプにより吐出される水圧が低下するため、水圧により開放されていたフラップ弁が閉塞状態近づくが、フラップ弁が閉塞した後にはケーシング内の水流が停止または逆流するため、それ以上の間停止または逆転駆動させても案内羽根に絡み付いた異物の浮遊は期待できず、却って羽根車に絡み付く虞がある。本発明によれば、電動モータの停止または逆転駆動の時間を少なくとも前記フラップ弁の開度が所定開度となったことを検出する迄とすることにより、前記翼とケーシングまたはケーシングライナとの間隙に噛み込まれた異物を開放させ、且つ、案内羽根に絡み付いた異物を効果的に除去し、数分という長時間の逆転駆動によるさらなる事態の悪化を回避することができるのである。ここに、所定開度は閉塞も含まれる概念である。
同第三の特徴構成は、同請求項3に記載した通り、翼の吸込み側前縁が後退翼となるように形成される羽根車と前記羽根車を回転駆動する電動モータを備えたポンプであって、前記羽根車のチップラインに対向するケーシングまたはケーシングライナの内周面に、前記羽根車の上流側から下流側へ異物を通過させる溝を形成するとともに、前記電動モータの負荷が上昇したときに、前記羽根車と前記ケーシングまたはケーシングライナとの間に噛み込まれた異物を解放するのに要する時間だけ前記電動モータを逆転駆動し、その後正転駆動する駆動制御手段を備えてなる点にある。
同第四の特徴構成は、同請求項4に記載した通り、上述の第一から第三の何れかの特徴構成に加えて、前記羽根車が羽根ボスに取付けられ、前記羽根ボスと前記翼基端側の接合部に形成されるボスラインの入口点Aから出口点Bまでの翼面に沿った最短距離Lと、前記入口点Aからチップラインへ径方向に遠ざかる順番となる前記前縁の任意の点A1,A2,・・・,An−1,Anに対して、各点A1,A2,・・・,An−1,Anから前記出口点Bまでの前記翼面に沿った最短距離L1,L2,・・・,Ln−1,Lnが、L≧L1≧L2≧・・・≧Ln−1≧Lnとなる関係を満たすように前記前縁が形成されている点にある。
上述の構成によると、前記ポンプ内に流入した長尺異物が翼の吸込み側前縁に絡み付いた場合であっても、前記羽根車による水の流動方向への流れの作用と回転による遠心力の作用で前記前縁に沿ってチップライン側に円滑に移動して前記羽根車とケーシングの隙間から流出するため、前記羽根車に巻き付いた長尺異物を除去するための前記ポンプの稼動の停止というような事態を招く虞を大きく低減させ、前記ポンプの稼働率を向上させることができるようになる。
本発明によるポンプゲートの第一の特徴構成は、特許請求の範囲の書類の請求項5に記載した通り、上述の第一から第四の何れかの特徴構成のポンプを開閉自在な止水ゲート扉体に取り付けた点にある。
上述の構成によると、前記ポンプをポンプゲートに備えることで、前記羽根車に巻き付いた長尺異物を除去するために前記ポンプの稼動を停止させるというような事態を招く虞を大きく低減させ、前記ポンプの稼働率を向上させることができるようになる。
本発明によるポンプの制御方法の第一の特徴構成は、特許請求の範囲の書類の請求項6に記載した通り、翼の吸込み側前縁が後退翼となるように形成される羽根車と、前記羽根車を回転駆動する電動モータを備え、前記羽根車のチップラインに対向するケーシングまたはケーシングライナの内周面に、前記羽根車の上流側から下流側へ異物を通過させる溝を形成してあるポンプに対して、
前記電動モータの負荷を検出し、検出負荷が所定負荷より上昇したときに前記電動モータを停止後再起動する、または、瞬時逆転駆動後正転駆動する点にある。
同第二の特徴構成は、同請求項7に記載した通り、上述の第一特徴構成に加えて、前記ポンプは、案内羽根と前記ポンプの吐出し側に水圧により開閉自在なフラップ弁とを備え、前記電動モータを停止または瞬時逆転駆動したときに、少なくとも前記フラップ弁の開閉状態を検出し、少なくとも前記フラップ弁の開度が所定開度となったことを検出すると再起動または正転駆動する点にある。
同第三の特徴構成は、同請求項8に記載した通り、翼の吸込み側前縁が後退翼となるように形成される羽根車と、前記羽根車を回転駆動する電動モータを備え、前記羽根車のチップラインに対向するケーシングまたはケーシングライナの内周面に、前記羽根車の上流側から下流側へ異物を通過させる溝を形成してあるポンプに対して、前記電動モータの負荷を検出し、検出負荷が上昇したときに、前記羽根車と前記ケーシングまたはケーシングライナとの間に噛み込まれた異物を解放するのに要する時間だけ前記電動モータを逆転駆動し、その後正転駆動する点にある。
以上説明した通り、本発明によれば、ポンプに異物が噛み込み、モータを停止後再起動または、瞬時逆転駆動させる場合であっても、確実に噛み込みを解消しながらも羽根車に異物が絡み付くことがないポンプ、ポンプゲート、及び、ポンプの制御方法を提供できるようになった。また、案内羽根をケーシング内に設ける場合には、案内羽根に絡み付く異物を容易に解放することのできるポンプ、ポンプゲート、及び、ポンプの制御方法を提供できるようになった。
以下に本発明によるポンプの実施の形態をポンプゲートを一例に説明する。図3に示すように、第一水路1(例えば支流河川)と第二水路2(例えば本流河川)の合流地点である境界部にポンプゲート3が設置されている。図1から図3に示すように、前記ポンプゲート3は、境界部に立設された水門柱4(4b)と水路の底部に横設された床部材4cと昇降機構7を支承するコンクリート製床盤4(4a)に、鋼板製の止水ゲート扉体6が昇降機構7により開閉操作自在に支持されている。
前記昇降機構7は、継手7bを介して前記止水ゲート扉体6に固定された一対のラック棒7aと、前記水門柱4(4a)の上部に配置されたギヤボックス7c内のピニオンギヤを正転または逆転駆動する電動モータ7fと、手動操作ハンドル7dと、一方のギヤボックス7c側に駆動連結された前記電動モータ7fにより他方のギヤボックス7c側を連動して駆動する駆動連結機構7e等を備えて構成され、電動モータ7fまたは手動操作ハンドル7dによりピニオンギヤを回動させてラック棒7aに支持された前記止水ゲート扉体6を昇降作動可能に構成されている。
前記止水ゲート扉体6の中央部には、両水路1、2間を連通させる左右一対の貫通孔が形成され、夫々の貫通孔には、前記止水ゲート扉体6が下降した止水姿勢において前記第一水路1から前記第二水路2に排水するポンプ装置11が設置されている。
前記ポンプ装置11は、図4に示すように、軸心が水平姿勢となるように設置され、内部空間が吐出流路となる断面が円形の筒状のポンプケーシング20と、前記ポンプケーシング20に軸心が一致するように収容され、周方向に離間配置された複数枚の案内羽根19を介して支持されたモータ本体部16と、前記モータ本体部16から突出した主軸17の先端部に装着された羽根車18とを備えて構成してある。
前記ポンプケーシング20の一端側には吸込みカバー22がフランジ接続され、他端側には前記吐出流路を閉塞可能なフラップ弁機構12がフランジ接続されている。
前記吸込みカバー22は、断面円形の筒状体でなり、低水位まで安定して吸込み可能なように、ラッパ管状に拡径形成された先端開口部22aが前記ポンプケーシング20の軸心に対して斜め下方姿勢となるように湾曲形成されている。前記吸込みカバー22の内周部のうち、前記羽根車18との対向面には、前記吸込みカバー22より硬質金属でなるリング状のケーシングライナ21が設けられている。
前記フラップ弁機構12は、一端側が前記ポンプケーシング20とフランジ接続される筒状部12aの他端側に水平軸心12P周りに揺動可能に軸支された弁体12bを備えて構成され、前記ポンプ装置11の作動時には前記吸込みカバー22から吸込まれた水の吐出し圧力により開放姿勢に揺動し、前記ポンプ装置11の停止時には自重により閉塞姿勢に揺動して逆流を防止する。前記筒状部12a端部には前記弁体12bが開放姿勢にあるのか閉塞姿勢にあるのかを検出するべく、前記弁体12bの内側下部に設けられた突起12dにより接点が作動するスイッチ12cが設けられている。
前記モータ本体部16は、前記羽根車18側にメカニカルシール26を具備したオイル室16aを備えると共に、ケーシング吐出口20a方向に浸水溜まり室16b、第一モータ室16c、第二モータ室16dを順次備え、第一モータ室16cと第二モータ室16dの間に電動モータMが配置されている。
前記電動モータMは、前記主軸17の軸線方向中央部に固定されたロータMlと、前記ロータMlの外周に対向するステータMsとを備えている。前記ステータMlは、ケーシング20内に同心に配置された前記モータ本体部16の内周面に固定され、ポンプゲート3の前記水門柱4(4a)の上部に設置された駆動装置5に接続された給電ケーブルから前記電動モータMに給電され、前記ポンプゲート3の前記水門柱4(4a)の上部に設置された駆動装置5により駆動制御される。
そして、前記オイル室16a及び前記浸水溜まり室16bの下端部には、外部に連通する下向きのオイル抜流路28a及び水抜流路28bがそれぞれ形成されると共に、オイル抜流路28a及び水抜流路28bの下端部にオイルドレンプラグ30、点検プラグとしての浸入水ドレンプラグ31がそれぞれ着脱自在に装着されている。
また、前記ポンプケーシング20には、前記駆動装置5から前記電動モータMへ接続される給電線PLや前記スイッチ12cの信号線等を保護するケーブル保護ゴム32が支持され、前記ケーブル保護ゴム32を経由したPL等が前記案内羽根19の一部に形成されたケーブル導入管33を介して第一モータ室16cに導かれている。
前記羽根車18は、主軸17に回転自在に取り付けられた羽根ボス18aと、前記羽根ボス18aにボルト締着された4枚の翼18bでなり、図5(a)から(d)に示すように、翼18bの吸込み側前縁18cが後退翼となるように形成されている。
前記羽根ボス18aと前記翼基端側の接合部に形成されるボスライン18dの入口点Aから出口点Bまでの翼18b面に沿った最短距離Lと、前記入口点Aからチップライン18eへ径方向に遠ざかる順番となる前記前縁18cの任意の点A1,A2,・・・,A9,A10に対して、各点A1,A2,・・・,A9,A10から前記出口点Bまでの前記翼18b面に沿った最短距離L1,L2,・・・,L9,L10が、L=L1=L2=・・・=L9=L10となる関係を満たし、さらに、前記主軸17の回転軸心Pから前記前縁基端側A及び前記前縁他端側A10を結ぶラインのなす角度θが45度となるよう構成されている。L=L1=L2=・・・=L9=L10となるよう構成することで、前記θの値が比較的小さくなり、ポンプ効率も比較的高い値を維持することができる。ここに、チップラインとは前記翼18bのうちケーシング(吸込みカバー22)またはケーシングライナ21に対向する縁部をいう。
つまり、前記ポンプ装置11内に流入した長尺異物が前記翼18bの吸込み側前縁18cに絡み付いた場合であっても、前記羽根車18による水の流動方向への流れの作用と回転による遠心力の作用で前記前縁18cに沿ってチップライン18e側に円滑に移動して前記羽根車18と前記ケーシングライナ21の隙間から流出するように構成されている。
ここで、前記入口点Aからチップライン18eへ径方向に遠ざかる順番となる前記前縁18cの任意の点として、A1からA10までの10点について、L=L1=L2=・・・=L9=L10の関係が満たされる場合を説明したが、前記入口点Aからチップライン18eへ径方向に遠ざかる順番となる前記前縁18cの任意の点として、A1からAnまでのn点(nは整数)について、L≧L1≧L2≧・・・≧Ln−1≧Lnの関係が満たされるように構成されていればよく、各点A1,A2,・・・,An−1,Anから前記出口点Bまでの前記翼面に沿った最短距離L1,L2,・・・,Ln−1,Lnの値は上述の関係を満たす限りに置いて特に制限されるものではなく、設計される羽根車18の回転半径に応じて適宜設定することが可能である。
但し、前記主軸17の回転軸心から前記前縁18cの基端側及び前記前縁18cの他端側を結ぶラインのなす角度θは90度以下とすることが好ましく、それより大きくすると翼根に大きなねじりモーメントが発生することとなり、破損し易くなるという問題が生じ、また、ポンプ効率が下がるという問題がある。そのため、前記角度を90度以下とすることにより、所定の強度及び所定のポンプ効率を確保しながら長尺異物の絡み付きを効果的に排除することができるようになるのである。尚、強度上の観点を主とすれば、90度以下が好ましいく、効率をも考慮すると60度以下、さらには50度以下に設定することが好ましい。尚、下限は0度より大であることはいうまでもない。
さらに、図4に示すように、前記ケーシングライナ21と前記チップラインとは数mmの間隙が設けられ、異物の通過を許容しながらもポンプ効率の低下を招くことの無いように構成されているが、さらに前記ケーシングライナ21の内周面に、前記羽根車18の上流側から下流側に至り、主軸17に平行な方向に幅20mm、深さ3.5mmの溝21aが、前記ケーシングライナ21の内周円を等分割するように3箇所設けられている。
これにより、前記吸込みカバー22から吸込まれる水に含まれる長尺の異物が前記羽根車18に絡んだ場合に、前記前縁18cに沿って径方向に移動した異物が前記間隙に挟まったときであっても、前記ケーシングライナ21に設けられた溝21aを通り、或いは、溝21aにより破断されて、前記羽根車18を通過するように構成されている。
駆動制御手段としての前記駆動装置5は、図6に示すように、インダクションモータである前記電動モータMの回転速度、回転方向等を制御するモータ制御部5aと駆動電流によりモータの負荷を検出する負荷検出部5bとを備え、起動スイッチSWの操作により前記電動モータMが起動制御されるように構成されている。
前記ポンプ装置11で前記ケーシングライナ21と前記羽根車18の翼の間に、長尺異物が咬み込むと、前記負荷検出部5bにより駆動電流に基づいて前記電動モータMの負荷が異常上昇したことが検出される。前記モータ制御部5aは、前記負荷検出部5bで前記電動モータMの負荷の異常上昇を検知すると、前記羽根車が停止または瞬時逆転回転するように電動モータMを制御し、その後再起動または正転駆動するように制御する。尚、前記電動モータMの負荷の異常上昇は、駆動電流の検出とは異なる信号、例えば、モータの回転数信号等に基づいて検出するものであってもよい。
前記電動モータMを停止または瞬時逆転駆動させることにより噛み込み状態にある異物に対する噛み込み方向の力が解放され、その後再起動または正転駆動することにより、噛み込み状態が変化し或いは解放され、異物を流下させることができるようになる。
瞬時逆転させることにより噛み込み状態にある異物を容易に解放することができ、その後の正転駆動により異物を溝に導き、破損させるなどして流下させることができるのであり、瞬時の逆転駆動であれば、翼の吐出し側後縁に異物が絡まるような事態を招くこともない。また、停止させることにより、噛み込み状態にある異物に対する噛み込み方向の力を解放することができ、その後再起動により異物を溝に導き、破断させるなどして流下させることができるのである。
これは、溝と羽根車と異物の位置関係が噛み込み前と変化するため、溝がないポンプを逆回転させた後正転する場合のように異物が再度噛み込み状態となる可能性を低くすることができるからである。
何れの場合であっても、瞬時の逆転、または、停止によりケーシング内の水の流れが変わり、或いは、止まることにより、水流により案内羽根19に絡み付いている長尺状の異物を水中で浮遊させることができ、その後の正転駆動によりそのような異物を速やかに流下させることができるようになるのである
前記電動モータの逆転時間は、噛み込まれた異物を解放するのに要する時間として、前記スイッチ12cにより前記フラップ弁12の閉塞が検出される迄の時間に設定されている。ここでは、前記スイッチ12cにより前記フラップ弁12の閉塞が検出されると前記電動モータMを正転駆動するのである。
つまり、前記電動モータMを停止または瞬時逆転駆動したときには、正転駆動されるポンプにより吐出されるフラップ弁への水圧が低下するため、水圧により開放されていたフラップ弁機構12が閉塞状態に到るが、フラップ弁機構12が閉塞した後にはケーシング内の水流が停止または逆流するため、それ以上の間停止または逆転駆動させても案内羽根に絡み付いた異物の浮遊は期待できず、却って羽根車に絡み付く虞がある。
従って、前記電動モータMの停止または逆転駆動の時間を少なくともフラップ弁機構12の閉塞を検知する迄とすることにより、前記翼18bとケーシングライナ21との間隙に噛み込まれた異物を開放させ、且つ、案内羽根19に絡み付いた異物を効果的に除去し、長時間の逆転駆動によるさらなる事態の悪化を回避することができる。
尚、停止または逆転駆動時間は、少なくとも前記フラップ弁12の閉塞が検出されるより短い時間であってもよく、少なくともポンプ内の水圧の変動により前記フラップ弁12の開度がポンプの正常運転時よりも小さい所定開度となったことを検出する迄とすることも可能である。また、前記フラップ弁12の開度にかかわらず、例えば、少なくとも0.1秒から数秒程度、好ましくは0.5秒から1秒程度の時間の経過後に再起動または正転駆動制御するものであってもよい。さらに、ポンプの形状、大きさなどにより、所定の時間を適宜設定することも可能である。
前記弁体12bの開閉状態を検出するスイッチ12cとし機械接点式のスイッチを用いるものを説明したが、静電容量型のセンサ等の非接触のスイッチを用いるものであってもよい。前記フラップ弁12の開度を検出する場合には、非接触センサの使用が好適である。
尚、前記電動モータMの負荷の異常上昇を検知されたときに、前記電動モータMを停止後再起動させるか、瞬時逆転回転させるかは、何れであってもよく、停止後再起動させても異物の噛み込みが解消されないときにはさらに瞬時逆転させるように制御してもよい。
上述の構成の後退翼の羽根車と案内羽根を備え、ケーシングライナ21に溝を設けてある第一ポンプ、上述の構成の後退翼の羽根車と案内羽根を備え、ケーシングライナ21に溝を設けていない第二ポンプ、及び、後退翼形状でない通常の前進翼形状の羽根車と案内羽根を備え、ケーシングライナ21に溝を設けていない第三ポンプの三種類の呼び口径300mmのポンプを用いて、運転中に異物としてビニール:250×350mm/3g,カーテンテープ50×1000mm/14g,トラロープ:Φ12×1000mm/45gまたはハンドタオル:340×340mm/34gを投入し、羽根車及びポンプの通過率(%)の確認実験を行なった。
結果を表1から表3に示すが、実験では、異物の羽根車への噛み込み、または、案内羽根への絡み付きが生じたときに、停止させ、その後正転駆動するように制御され、羽根車及び案内羽根を通過した場合にポンプ通過と認定し、異物が羽根車は通過するが案内羽根に絡まったときには羽根車通過と認定している。表1から3の数値は異物を投入した場合のそれぞれの通過率(%)を示したものである。
再起動2回迄のポンプ通過率をみると、表3に示されるように、再起動させても従来型の第三ポンプでは、ビニールを除き他の異物を通過させることができないのに対して、表2に示されるように、ケーシングライナに溝を設けないものの、後退翼を採用する第二ポンプでは、ビニールは100%、カーテンテープは50%通過できること、表1に示されるように、本発明による第一ポンプでは、ビニールとカーテンテープは100%、トラロープは80%と高い通過率が示され、ハンドタオルでも60%の高い通過率が得られることが実証された。ここで、第一ポンプだけでなく、第二ポンプにおいても停止後再起動させることにより、異物の案内羽根への絡み付きを解除し、通過率を高めることができることが実証された。また、羽根車通過率をみると、表1より、ハンドタオルについて連続的に羽根車を正転回転した場合80%の通過率であったものが、羽根車を停止後再起動させることにより、100%羽根車を通過させることができることが実証された。また、溝のない第二ポンプでは、再起動しても羽根車通過率に変化はなかった。尚、羽根車を瞬時逆回転させても同様の効果が得られる他、異物が強固に噛み込んだ場合には、瞬時逆回転させるほうが効果的である。
以下に別実施形態を説明する。上述の実施形態ではケーシングライナ21の内周面に溝21aを設ける構成を説明したが、ケーシングライナ21を設けないケーシング20の場合、前記溝21aはケーシング20の内周面に、前記羽根車18の上流側から下流側に至り、主軸17に平行な方向に形成されるものであってもよい。さらに、溝の形状及び個数等は特に限定されるものでなく、所期の効果を奏する範囲において適宜設計されるものである。
上述した実施形態では、羽根車は4枚の翼で構成されるものを説明したが、翼の枚数は特に限定されるものではなく、所期の効果を奏する範囲において、適宜設計されるものである。
上述した実施形態では、前記羽根ボス18aと前記翼基端側の接合部に形成されるボスライン18dの入口点Aから出口点Bまでの翼18b面に沿った最短距離Lと、前記入口点Aからチップライン18eへ径方向に遠ざかる順番となる前記前縁18cの任意の点A1,A2,・・・,A9,A10に対して、各点A1,A2,・・・,A9,A10から前記出口点Bまでの前記翼18b面に沿った最短距離L1,L2,・・・,L9,L10が、L≧L1≧L2≧・・・≧L9≧L10となる関係を満たし、さらに、前記主軸17の回転軸心Pから前記前縁基端側A及び前記前縁他端側A10を結ぶラインのなす角度θが45度となるよう構成された後退翼を採用したポンプ装置を説明したが、翼の吸込み側前縁が後退翼となるように形成される羽根車であれば、必ずしもL≧L1≧L2≧・・・≧L9≧L10となる関係を満足すものでなくとも、本発明による効果が得られる。
上述した実施形態では、ポンプゲートを一例に説明を行ったが、ポンプゲートに限定することなく汚水用の水中ポンプ等、他のポンプであってもよい。
上述した実施形態で説明した各部の具体的構造、材質、寸法等は、特に限定されるものではなく、本発明による作用効果を奏する範囲において適宜設計されるものである。
本発明によるポンプゲートの正面図 本発明によるポンプゲートの正面図 (a)本発明によるポンプゲートの上面図、(b)本発明によるポンプゲートの要部平断面図 本発明によるポンプ装置断面図 (a)本発明によるポンプ装置における羽根車の斜視図、(b)本発明によるポンプ装置における羽根車の翼の要部斜視図、(c)本発明によるポンプ装置における羽根車の翼の平面図、(d)本発明によるポンプ装置における羽根車の翼の子午面形状説明図 駆動制御手段の説明図
符号の説明
1:第一水路
2:第二水路
3:ポンプゲート
4:ゲート
4a:水門柱
4b:床部材
4c:コンクリート製床盤
5:駆動制御手段(駆動装置)
6:止水ゲート扉体
7:昇降機構
7a:ラック棒
7b:継手
7c:ギヤボックス
7d:手動操作ハンドル
7e:駆動連結機構
11:ポンプ装置
12:フラップ弁
15:吸込管
16:モータ本体部
16a:オイル室
16b:浸水留まり室
16c:第一モータ室
16d:第二モータ室
17:主軸
18:羽根車
18a:羽根ボス
18b:翼
18c:前縁
18d:ボスライン
18e:チップライン
19:案内羽根
20:ケーシング
20a:ケーシング吐出口
21:ケーシングライナ
21a:溝
22:吸込みカバー
22a:吸込みカバー吸込口
22b:吸込みカバー吐出口
26:メカニカルシール
28a:オイル抜流路
28b:水抜流路
30:オイルドレンプラグ
31:浸水ドレンプラグ
32:ケーブル保護ゴム
33:ケーブル導入管
M:電動モータ

Claims (8)

  1. 翼の吸込み側前縁が後退翼となるように形成される羽根車と前記羽根車を回転駆動する電動モータを備えたポンプであって、
    前記羽根車のチップラインに対向するケーシングまたはケーシングライナの内周面に、前記羽根車の上流側から下流側へ異物を通過させる溝を形成するとともに、前記電動モータの負荷が異常上昇したときに、前記電動モータを停止後再起動する、または、瞬時逆転駆動後正転駆動する駆動制御手段を備えてなるポンプ。
  2. 前記ポンプは、案内羽根と前記ポンプの吐出し側に水圧により開閉自在なフラップ弁とを備え、
    前記駆動制御手段は、前記電動モータを停止または瞬時逆転駆動したときに、少なくとも前記フラップ弁の開度が所定開度となったことを検出すると再起動または正転駆動する請求項1記載のポンプ。
  3. 翼の吸込み側前縁が後退翼となるように形成される羽根車と前記羽根車を回転駆動する電動モータを備えたポンプであって、
    前記羽根車のチップラインに対向するケーシングまたはケーシングライナの内周面に、前記羽根車の上流側から下流側へ異物を通過させる溝を形成するとともに、前記電動モータの負荷が上昇したときに、前記羽根車と前記ケーシングまたはケーシングライナとの間に噛み込まれた異物を解放するのに要する時間だけ前記電動モータを逆転駆動し、その後正転駆動する駆動制御手段を備えてなるポンプ。
  4. 前記羽根車が羽根ボスに取付けられ、前記羽根ボスと前記翼基端側の接合部に形成されるボスラインの入口点Aから出口点Bまでの翼面に沿った最短距離Lと、前記入口点Aからチップラインへ径方向に遠ざかる順番となる前記前縁の任意の点A1,A2,・・・,An−1,Anに対して、各点A1,A2,・・・,An−1,Anから前記出口点Bまでの前記翼面に沿った最短距離L1,L2,・・・,Ln−1,Lnが、L≧L1≧L2≧・・・≧Ln−1≧Lnとなる関係を満たすように前記前縁が形成されている請求項1から3の何れかに記載のポンプ。
  5. 請求項1から4の何れかに記載のポンプを開閉自在な止水ゲート扉体に取り付けたことを特徴とするポンプゲート。
  6. 翼の吸込み側前縁が後退翼となるように形成される羽根車と、前記羽根車を回転駆動する電動モータを備え、前記羽根車のチップラインに対向するケーシングまたはケーシングライナの内周面に、前記羽根車の上流側から下流側へ異物を通過させる溝を形成してあるポンプに対して、
    前記電動モータの負荷を検出し、検出負荷が所定負荷より上昇したときに前記電動モータを停止後再起動する、または、瞬時逆転駆動後正転駆動するポンプの制御方法。
  7. 前記ポンプは、案内羽根と前記ポンプの吐出し側に水圧により開閉自在なフラップ弁とを備え、前記電動モータを停止または瞬時逆転駆動したときに、少なくとも前記フラップ弁の開閉状態を検出し、少なくとも前記フラップ弁の開度が所定開度となったことを検出すると再起動または正転駆動する請求項6記載のポンプの制御方法。
  8. 翼の吸込み側前縁が後退翼となるように形成される羽根車と、前記羽根車を回転駆動する電動モータを備え、前記羽根車のチップラインに対向するケーシングまたはケーシングライナの内周面に、前記羽根車の上流側から下流側へ異物を通過させる溝を形成してあるポンプに対して、
    前記電動モータの負荷を検出し、検出負荷が上昇したときに、前記羽根車と前記ケーシングまたはケーシングライナとの間に噛み込まれた異物を解放するのに要する時間だけ前記電動モータを逆転駆動し、その後正転駆動するポンプの制御方法。
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