JP2004044316A - ゲート設備 - Google Patents

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Shuji Mimura
三村 修司
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Shin Meiva Industry Ltd
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Abstract

【課題】昇降して水路を開閉するゲートと、このゲートに貫通して設けられた排水管と、この排水管に設けられ、排水管を開閉するフラップ弁とを備えるゲート設備において、ゲート3上昇時にフラップ弁12が上部戸当たり7に接触して損傷するのを確実に防止し、ゲート3の水密性を保つ。
【解決手段】排水管10に、フラップ弁12が閉状態で近接したときを検出する近接センサ30を設ける。水中ポンプ16の駆動停止状態で、かつ近接センサ30がフラップ弁12の閉状態を検知しなくなったとき、ゲート3の上昇を規制するインターロック部71を設ける。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、雨水排水用や灌漑用の水門等に設けられるゲート設備に関する技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、この種のゲート設備として、昇降して水路を開閉するゲートを備えたものは一般によく知られている。例えば特開2001−304190号公報に示されるものでは、ゲートに貫通して設けられた排出管の外水側端部にフラップ弁が設けられる一方、内水側端部に、吐出口をフラップ弁に向けた水中ポンプが設けられており、水門の閉鎖状態のままで水中ポンプを駆動させたときには、そのポンプの水の吐出圧により、フラップ弁を押して強制的に開弁させ、外水側(通常、高圧側)へ排水する一方、水中ポンプの駆動停止時には、フラップ弁をその両側の水圧の差や自重モーメントにより閉動作させて、外水側から内水側(低圧側)に水が逆流しないようにしている。
【0003】
このようなゲート設備が設けられる水門付近の水には、布きれ、紙、ビニール、流木、糞塊、小石、砂等のし渣(流下物)が含まれており、このような流下物が上記フラップ弁の可動部分に引掛かると、水中ポンプを駆動停止させても、フラップ弁は全閉状態とならず、半開きとなることがある。この状態で、ゲートを上昇させると、フラップ弁が完全に閉じていないため、半開きのフラップ弁がゲート設備の上部戸当たりに接触し、この上部戸当たりやフラップ弁を破損させる虞れがある。そして、仮に上部戸当たりが破損すれば、ゲートを閉じたときに水密性が保てず、例えば河川水位の上昇による内陸部への逆流、水路からの溢水を引き起こすという問題が生じる。
【0004】
そこで、例えば特開2002−70783号公報に示されるように、水中ポンプの駆動停止時に排出側からの逆流を検知して、フラップ弁に噛み込まれた流下物を取り除くようにしたものが提案されている。具体的には、水中ポンプの停止時において、外水の逆流があると、その水流により水中ポンプのプロペラが逆転することを利用し、その逆転により発生する逆起電力を検知する逆流検知器を設け、この逆流検知器からの逆流検知信号を受けたときに、所定時間水中ポンプを正転状態に駆動し、フラップ弁に噛み込んだ流下物を排水側へ強制的に押し流すようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記提案例(特開2002−70783号公報)のものでは、閉弁状態にある筈のフラップ弁の開度が大きくて水中ポンプのプロペラを逆転させるだけの逆流水が発生しないと、逆流検知器の逆流検出状態とはならない。このため、流下物の噛み込みによってフラップ弁がわずかに開いたような閉じ状態では、フラップ弁は何等問題のない状態にあると検知されてしまい、そのままゲートを上昇させたときには、やはり、この半開きのフラップ弁と上部戸当たりとが接触して損傷することとなり、本質的な解決とはなり得ない。
【0006】
本発明は斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ゲート設備において、フラップ弁が閉じ状態で流下物の引掛かりにより半開きとなっているのを正確に検出する手段を設けることにより、ゲート上昇時にフラップ弁が上部戸当たりに接触して損傷するのを確実に防いで、ゲートの水密性を保とうとすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1の発明では、昇降して水路を開閉するゲートと、このゲートに貫通して設けられた排水管と、この排水管に設けられ、排水管を開閉するフラップ弁とを備えるゲート設備において、フラップ弁の開閉状態を検知する検知手段が設けられる構成とする。
【0008】
上記の構成によると、ゲート設備にはフラップ弁の開閉状態を検知する検知手段が設けられているため、仮に流下物がフラップ弁に噛み込んで、フラップ弁が半開きとなった状態にあれば、そのフラップ弁が全閉状態にないことを検知手段が検知するようにすればよい。このようにして、フラップ弁が全閉状態にないことが検知されると、ゲートの上昇移動を規制することで、上部戸当たりやフラップ弁が損傷するのを確実に防止でき、よってゲートの水密性を保つことができる。
【0009】
請求項2の発明では、排水管に、吐出口をフラップ弁に向けた水中ポンプが設けられる構成とする。この構成によると、水中ポンプの駆動時には、内水側から外水側へ水を強制的に排出することができる。一方、水中ポンプの駆動停止時には、フラップ弁が閉じ動作し、このときにフラップ弁に流下物が引掛かりやすいが、この流下物が噛み込んでフラップ弁が半開きとなっても、その半開きの状態を検知手段によって検知することができる。従って、本発明の作用効果が顕著に発揮されるゲート設備が得られる。
【0010】
請求項3の発明では、水中ポンプは、排水管に対して着脱可能とする。この構成によると、水中ポンプの保守点検時に、ゲートを上昇させて水路から引き上げた後に水中ポンプをゲートから取り外す必要はなく、ゲートを降ろしたままで、水中ポンプを着脱することができる。
【0011】
請求項4の発明では、水中ポンプの駆動停止状態で、かつ検知手段がフラップ弁の開状態を検知したとき、ゲートの上昇移動を規制するゲート上昇インターロック手段を設ける。
【0012】
上記の構成によると、水中ポンプの駆動停止時に、検知手段によりフラップ弁が全閉状態になく、開状態にあることが検知されると、その検知信号がゲート上昇インターロック手段に入力され、そのゲート上昇インターロック手段によってゲートの上昇移動が規制される。このため、ゲート上昇時に半開きのフラップ弁が上部戸当たりに接触してフラップ弁や上部戸当たりが損傷するのを確実に防止できる。
【0013】
請求項5の発明では、水中ポンプの駆動停止状態で、かつ検知手段がフラップ弁の開状態を検知したとき、水中ポンプを所定時間再駆動させるポンプ制御手段が設けられる構成とする。
【0014】
上記の構成によると、水中ポンプが駆動停止状態でフラップ弁が開状態にあるのは、外水側と内水側の水圧が逆転して内水側から外水側へ自然に排水されている状態の他に、フラップ弁に流下物が引掛かって半開きになった状態で水が外水側から内水側へ逆流している状態である。後者の場合、ポンプを所定時間再駆動させることでフラップ弁に引掛かった流下物を強制的に除去することができる。従って、ゲート上昇時にフラップ弁が半開きとなって上部戸当たりと接触してフラップ弁や上部戸当たりを損傷させるのを確実に防ぐことができる。
【0015】
請求項6の発明では、検知手段は、フラップ弁が近接したときを検出する近接センサとする。この近接センサは検出コイルの周囲の磁界に金属(被検出体)が接近したときに、その被検出体に発生する渦電流を検知するものである。このため、仮に近接センサの近辺に流下物(し渣)が引掛かっても、検出の感度が落ちる等の悪影響を受けることはない。また、近接センサは完全密封された防水構造にできるため、水中での使用も可能である。さらに、近接センサと被検出体とが接触することなく被検出体の接近を検知することができるため、近接センサの故障が少ない。従って、近接センサにより、フラップ弁の非全閉状態を安定して確実にかつ信頼性よく検出することができる。
【0016】
請求項7の発明では、検知手段は、フラップ弁に設けられた第1電極と、排水管側に設けられ、フラップ弁の閉状態で第1電極に接触してそれと導通される第2電極とを備えるようにする。請求項8の発明では、検知手段は、一端がフラップ弁に連結されたワイヤ部材と、このワイヤ部材の他端部の動きを検出するスイッチ部材とを備えるようにする。請求項9の発明では、検知手段は、フラップ弁に設けられたスイッチ動作部と、排水管側に設けられ、フラップ弁の閉状態でスイッチ動作部に押圧されて作動するスイッチ部とを備えるようにする。
【0017】
上記の構成によると、本願発明の作用効果が顕著に発揮される検知手段の他の例が容易に得られる。
【0018】
請求項10の発明では、フラップ弁は排水管の上部にヒンジを介して揺動可能に支持された揺動弁からなる構成とする。この構成によると、フラップ弁の自重モーメントや、内外水間の水圧の差により開閉する簡単な構造のフラップ弁が得られる。
【0019】
【発明の実施の形態】
(実施形態1)
以下、本発明の実施形態1を図面に基づいて説明する。図5に示すように、この実施形態1に係るゲート設備1は、例えば雨水排水用や灌漑用の水路(図示せず)の内水側A(通常、低圧側)と外水側B(通常、高圧側)とを区画する水門等に設けられ、この水門の側壁(図示せず)に立設された門柱2と、この門柱2内を上下に昇降する矩形状のゲート3とを有する。
【0020】
上記ゲート3の上部には、上下方向に延びかつ水路の幅方向(図5における紙面表裏方向)に並ぶ2本のスピンドル4,4が固定されている。そして、上記門柱2には、このスピンドル4,4と螺合するウォームギア(図示せず)と、このウォームギアを回転させる昇降モータ5とを内蔵したゲート開閉機構6が設けられている。さらに、この門柱2の下側には、上部戸当たり7が水路の幅方向に延びるように設けられており、上記ゲート3の全閉時に、このゲート3との水密性を確保するようになっている。
【0021】
上記ゲート3は、上記ウォームギアの回転によって昇降し、その昇降動作によって上記水路の内水側Aと外水側Bとを開閉する。
【0022】
また、上記ゲート3には、排水管10がゲート3を貫通した状態で水平方向に延びるように固定されている。この排水管10はゲート3の一方から他方に水を排出するための配管であり、内水側に臨む内水側端部10aと外水側に臨む外水側端部10bとを有し、内水側端部10aにはフランジ11が設けられている一方、外水側端部10bは、下部に向かってゲート3から遠ざかるように上下方向に対し傾斜している。
【0023】
そして、上記排水管10の外水側端部10bには、この端部10bを開閉する揺動弁からなるフラップ弁12が取り付けられている。このフラップ弁12は、外水側端部10bの開口をすっぽり覆うことができる略円板状の弁体13を備え、この弁体13は上端部に設けられたヒンジ14を介して排水管10の上部に揺動可能に支持されている。つまり、フラップ弁12は、内水側Aから外水側Bへの水が流れるときはそれを許容する一方、外水側Bから内水側Aへ水が逆流するときにはそれを阻止する一方向弁(逆流防止弁)となっている。
【0024】
また、上記排水管10の上端部には、上下方向に延びかつ水路の幅方向に並んで、上端で互いにつながる2本のガイドレール15,15が固定されている。
【0025】
さらに、上記排水管10の内水側端部10aには、吐出口をフラップ弁12に向けた水中ポンプ16が取外し可能に設けられている。この水中ポンプ16は、内水側Aの水を外水側Bに強制的に排出するものであり、本実施形態1では、横型の軸流ポンプによって構成されている。
【0026】
すなわち、図4に示すように、上記水中ポンプ16は、筒状の吸込ケーシング17、ガイドケーシング18及び吐出ケーシング19が順に連続して接続されてなるポンプケーシング20を備え、吐出ケーシング19は排出管10の内水側端部10bのフランジ11に液密状に接合可能なフランジ部19aを有している。吸込ケーシング17には整流板17aが設けられ、ポンプケーシング20の中心部には、水中モータ21が配置されている。この水中モータ21の回転軸(図示せず)は排水管10の反対側に向かって突出し、この回転軸の先端には、上記吸込ケーシング17の内部に収容されるプロペラ22が回転一体に取付固定されている。尚、23は水中モータ21に電力を供給するための水中ケーブルである。
【0027】
図5及び図6に示すように、水中ポンプ16の吐出ケーシング19には、係合部材25(図4においては図示省略)が固定されている。係合部材25は、排水管10のフランジ11に係合する第1係合部26と、両ガイドレール15,15に係合する第2係合部27とを備えている。
【0028】
上記第1係合部26は、下方に開口する断面略コ字状のもので、その下向きの基端部が水中ポンプ16の吐出ケーシング19上面に、先端側をゲート3に向かって突出させるように取付け固定されている。上記排水管10のフランジ11の上部背面(外水側端部10b側の面)は、この第1係合部26の装着及び離脱が容易なように、上方(半径方向外側)に向かうほど外水側端部10bから離れる側に傾斜する傾斜面11aが形成されている。一方、第1係合部26の下向きの先端部は上記傾斜面11aに対応する傾きを有する内面26aを有し、排水管10のフランジ11の上部を第1係合部26にその先端部内面26aが傾斜面11aに接するように係合させることにより、吐出ケーシング19のフランジ19aと排水管10のフランジ11とが水密状に接続されるようになっている。
【0029】
上記第2係合部27の両端部分(水路の幅方向の両端部分、つまり図5における紙面表裏方向の両側部分)には、両ガイドレール15,15と係合する凹部(図示せず)が形成されている。そして、係合部材25は、この第2係合部27の凹部がガイドレール15,15と係合することにより、両ガイドレール15,15に沿って上下方向にスライド移動自在に構成されている。
【0030】
これらのことにより、上記水中ポンプ16は係合部材25が排水管10と単に係合するだけで接続されており、図6に示すように、吊り上げクレーン(図示せず)等により、水中ポンプ16をチェーン28等によって吊り上げることで、係合部材25は排水管10から容易に離脱し、その結果、水中ポンプ16と排水管10との接続は自動的に解除されるようになっている。一方、水中ポンプ16をガイドレール15,15に沿って降下させることにより、係合部材25は排水管10に自動的に係合して、水中ポンプ16と排水管10とが接続されるようになっている。このとき、水中ポンプ16はガイドレール15,15に案内されるので、ふらつくことなく安定して昇降移動する。
【0031】
そして、本発明の特徴として、図1に示すように、排水管10の外水側端部10bの近傍の外周面には中央に円孔(図示せず)を有するブラケット10cが突設されており、この円孔に検知手段としての近接センサ30が挿入固定されている。この近接センサ30は、内部の検出コイル(図示せず)の周囲の磁界に金属が接近したときに、その金属に発生する渦電流を検知するものであり、水中での使用も可能な完全密封された防水構造となっている。そして、近接センサ30は本体が上記外水側端部10bの傾斜に沿うように配設され、その検出面30aは略下側に向けられている。尚、31は近接センサ30の検出信号を送るためのケーブル31である。
【0032】
一方、フラップ弁12の弁体13には、このフラップ弁12の全閉状態で、上記検出面30aと略平行な状態で所定の距離をあけるように、金属製の被検出体32が突設されている。
【0033】
そして、フラップ弁12が全閉位置にあるときには、近接センサ30内の検出コイルが上記被検出体32の近接状態を検知することで、フラップ弁12が全閉位置にあることを検出する一方、フラップ弁12に流下物が噛み込んで半開きになったときや、内水側Aの水圧が外水側Bの水圧よりも高くなって、フラップ弁12がその水圧差により弁体13の自重モーメントに対して開いたときには、被検出体32が近接センサ30の検出面30aから離れることで、フラップ弁12の全閉位置を検出しないようになっている。図2に示すように、この近接センサ30の出力信号は上記ケーブル31を通して、ゲート設備1を制御する制御装置70に入力されるようになっている。
【0034】
上記制御装置70は、図2に示すように、インターロック部71とポンプ制御部72とを有する。また、制御装置70には警報装置35が接続され、この警報装置35は、フラップ弁12が全閉状態にないことを警報によって知らせ、又はその旨を表示するようになっている。
【0035】
そして、制御装置70には、上記近接センサ30から発せられるフラップ弁12の全閉又は不完全閉状態を示す検知信号の他、ゲート3が全閉位置にあるか又は全閉位置以外にあるかを知らせるゲート位置検出信号及び水中ポンプが駆動中又は停止中を知らせるポンプ駆動信号が入力されている。そして、制御装置70におけるインターロック部71が上記昇降モータ5及び警報装置35を、またポンプ制御部72が水中ポンプ16をそれぞれ制御するようになっている。
【0036】
上記制御装置70において行われるインターロック機能及びポンプ制御機能の処理動作を図3に示すフローチャートで説明すると、最初のステップS1でゲート3が上昇位置ではなく、若干開かれた状態や完全に閉じられた状態であるかを判定し、この判定がゲート3の上昇位置によるNOのときには、ステップS1を繰り返す一方、上昇位置でないYESのときには、ステップS2に進む。
【0037】
そして、上記ステップS2において、水中ポンプ16が駆動状態にあるか又は停止状態にあるかを判定し、水中ポンプ16が駆動状態にあって判定がNOにあれば、ステップS1に戻る一方、停止状態のYESにあれば、ステップS3に進む。
【0038】
上記ステップS3では、上記近接センサ30から送られてきた検知信号によって、フラップ弁12が全閉位置にあるかどうかを判定し、フラップ弁12が全閉位置のYESのときには、ステップS9に進む。一方、フラップ弁12が全閉位置にないNOのときには、次のステップS4に進み、このステップS4において、昇降モータ5がゲート3を上昇させるのを規制する上昇駆動不可指令を発し、ステップS5に進む。
【0039】
上記ステップS5では、水中ポンプ16の非常運転の回数nが例えば予め設定された3回になっているかどうかを判定し、nが3回でなければステップS6に進む一方、nが3回になるとステップS11に進む。
【0040】
上記ステップS6では、水中ポンプ16に一定時間非常運転をする指令を出し、次のステップS7に進む。このステップS7で、上記回数nに1を加算し(n=n+1)、ステップS8に進む。
【0041】
上記ステップ8では、水中ポンプ12が非常運転を停止してから所定時間経過したかを判定し、所定時間経過前のNOのときには、所定時間が経過するまでステップS8を繰返し、所定時間経過のYESのときには、上記ステップS3に戻る。
【0042】
上記ステップ9では、ゲート3の上昇駆動不可指令を解除し、次のステップS10に進む。このステップ10において水中ポンプ12の非常運転の回数nを0にリセットし、ステップS1に戻る。
【0043】
上記ステップS11では、警報装置35により、警報が発報され、又はその旨が表示されるように指令を出し、その後に終了する。
【0044】
次に、本発明の実施形態1に係るゲート設備1の作動について説明する。ゲート3が開放された状態で、外水側Bの水位の上昇に伴って内水側Aの水位が基準水位よりも高くなるような場合には、昇降モータ5を駆動してゲート3が下降され、水門が閉鎖される。この際、通常、排水管10のフラップ弁12は閉じた状態になり、外水側Bから内水側Aへの水の浸入は阻止される。したがって、内水側Aの水位上昇は防止される。
【0045】
一方、ゲート3を閉じているにも拘わらず内水側Aの水位が基準水位よりも高いような場合には、水中ポンプ16を駆動し、その吐出圧によって排水管10のフラップ弁12が開き、排水管10を通じて内水側Aの水が外水側Bに強制的に排出される。その結果、内水側Aの水位は低下する。
【0046】
また、このように内水側Aの水位が外水側Bの水位よりも高い場合には、水中ポンプ16の駆動を停止していても、排水管10のフラップ弁12は開くため、内水側Aの水は自動的に外水側Bに流れ出す。尚、内水側Aの水位を迅速に低下させたいような場合には、ゲート3を上昇させて若干開くことにより、内水側Aの水を外水側Bに放出できるとともに、水路の底部に溜まった汚泥等を外水側Bに押し流すこともできる。
【0047】
このような場合に、水路内の水に混入されている布きれ、紙、ビニール、流木、糞塊、小石、砂等の流下物が、特に水中ポンプ16の駆動停止状態にあるときにフラップ弁12のヒンジ14近傍に噛み込んで付着することがある。この流下物により、フラップ弁12が全閉しなくなると、排出管10に設けた近接センサ30がフラップ弁12における被検出体32の近接位置にあることを検知しなくなり、フラップ弁12の全閉位置では送信していた検知信号を制御装置70に出力しなくなる。
【0048】
そして、この近接センサ30からの検知信号がなくなると警報装置35で警報が発せられるか、又はその表示が示され、これらによりフラップ弁12が全閉状態にないことが判定される。
【0049】
従って、この実施形態1においては、フラップ弁12の開閉状態を検知する近接センサ30が設けられ、仮に水中ポンプ16の駆動停止状態で、流下物がフラップ弁12に噛み込んで、フラップ弁12が少しだけ半開きとなった状態にあっても、近接センサ30によってフラップ弁が全閉状態にないことが知らされるので、ゲート3の上昇移動を規制して、上部戸当たり7やフラップ弁12が損傷するのを確実に防止でき、よってゲート3の水密性を保つことができる。
【0050】
(実施形態2)
図7は、本発明の実施形態2を示し(尚、以下の各実施形態においては、図2〜図6と同じ部分については同じ符号を付してその詳細は説明を省略する)、検知手段の構成を変えたものである。すなわち、検知手段は、フラップ弁12に設けられた第1電極40と、排水管10側に設けられ、フラップ弁12の閉状態で上記第1電極40に接触してそれと導通される第2電極41とを備えてなる。
【0051】
具体的には、排水管10の外水側端部10bに、第2電極41がその表面を露出させるように埋設されている一方、この第2電極41に対応するように、フラップ弁12の外水側端部10bとの合わせ面に、第1電極40がその表面を露出させるように埋設されている。これらの電極40,41につながれたケーブル(図示せず)がそれぞれ排水管10側とフラップ弁12側とに設けられ、制御装置70と接続されている。
【0052】
次に、実施形態2に係るゲート設備1におけるフラップ弁12の開閉状態の検知について説明すると、フラップ弁12が全閉状態にあれば、第1電極40と第2電極41が導通されて、全閉状態を示す信号が制御装置70に送られる。一方、流下物の噛み込み等により、フラップ弁12が半開状態にあれば、その信号が制御装置70に送られなくなる。
【0053】
従って、実施形態2のゲート設備1によると、上記実施形態1と同様の作用効果が得られる。
【0054】
(実施形態3)
図8は、本発明の実施形態3を示し、検知手段の構成を変えたものである。すなわち、検知手段は、一端がフラップ弁12のヒンジ14の反対側下端に取り付けられる一方、他端にウェイト51が取り付けられ、かつ地上に設けられた滑車50を介して設置されたワイヤ部材52と、ウェイト51の動きを検出するスイッチ部材53とを備えている。
【0055】
上記ウェイト51は、フラップ弁12の水圧差による開閉動作を阻害しないように、フラップ弁12の開閉動作に伴って昇降させられるようになっている。そして、フラップ弁12が全閉状態では、ウェイト51がスイッチ部材53の手前にあってスイッチ部材53をオフのまま保持し、少しでもフラップ弁12が開くと、ウェイト51が下降してスイッチ部材53が押圧されてオンになるようになっている。また、スイッチ部材53から制御装置70への配線(図示せず)は地上部分のみで行われている。
【0056】
従って、この実施形態においては、流下物の噛み込み等により、フラップ弁12が半開状態にあれば、ウェイト51が下降し、スイッチ部材53が押圧されてオンとなり、その信号が制御装置70に送られる一方、フラップ弁12が全閉状態にあれば、ウェイト51が上昇してスイッチ部材53がオフに保持されて、スイッチ部材53からの信号が送られなくなる。よって、この実施形態でも実施形態1と同様の作用効果が得られる。
【0057】
(実施形態4)
図9は、本発明の実施形態4を示し、検知手段の構成を変えたものである。すなわち、検知手段は、フラップ弁12に設けられたスイッチ動作部としての突起部60と、排水管側に設けられ、フラップ弁の閉状態で突起部60に押圧されて作動するスイッチ部62とを備えている。
【0058】
具体的には、上記突起部60はフラップ弁12のヒンジ14の反対側下端における排水管10の外水側端部10bとの接合面に突設されており、この突起部60に対応するように、排水管10の外水側端部10bに凹部61が凹陥されている。この凹部61に、上記スイッチ部62が埋設され、フラップ弁12の全閉時に上記突起部60がスイッチ部62に押圧されてオンになるようになっている。そして、このスイッチ部62に接続されたケーブル(図示せず)により、制御装置70にその信号が送られる。
【0059】
従って、この実施形態においては、フラップ弁12が全閉状態にあれば、スイッチ部62がオンとなり、その全閉状態を示す信号が制御装置70に送られる。一方、流下物の噛み込み等により、フラップ弁12が半開状態にあれば、スイッチ部62がオフとなり、全閉状態を示す信号が制御装置70に送られなくなる。よって、この実施形態でも実施形態1と同様の作用効果が得られる。
【0060】
(他の実施形態)
尚、上記各実施形態では、水中ポンプ16のプロペラ22を吸込側に配置したが、吐出側(フランジ19a側)に配置してもよい。
【0061】
また、上記各実施形態では、水中ポンプ16は横型のポンプとしたが、縦型のポンプであってもよい。また、軸流ポンプの他、渦巻ポンプ又は斜流ポンプ等の他の形式のポンプを用いることも可能である。また、水中ポンプを水門の幅方向に複数基並べてもよい。
【0062】
さらに、上記各実施形態では、制御装置70はインターロック部71とポンプ制御部72とからなるが、水中ポンプ16の非常運転のないものとしても本発明は適用できる。具体的には、図3でステップS5〜S8がなく、ステップS4からステップS8に進むようにすればよい。
【0063】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明のゲート設備によると、フラップ弁の排水管に対する開閉状態を検知する検知手段を設けたことにより、フラップ弁の半開き状態でゲート弁の上昇移動を規制することで、上部戸当たりやフラップ弁が損傷するのを確実に防ぎ、ゲートの水密性を保つことができる。
【0064】
請求項2の発明によると、排水管に、吐出口をフラップ弁に向けた水中ポンプを設けたことにより、本発明の作用効果が顕著に発揮されるゲート設備が得られる。
【0065】
請求項3の発明によると、水中ポンプを排水管に対して着脱可能としたことにより、ゲートを降ろしたままで、水中ポンプを着脱することができる。
【0066】
請求項4の発明によると、水中ポンプの駆動停止状態で、かつ検知手段がフラップ弁の開状態を検知したとき、ゲートの上昇移動を規制するゲート上昇インターロック手段を設けたことにより、ゲート上昇時に半開きのフラップ弁が上部戸当たりに接触してフラップ弁や上部戸当たりが損傷するのを確実に防止できる。
【0067】
請求項5の発明によると、水中ポンプの駆動停止状態で、かつ検知手段がフラップ弁の開状態を検知したとき、水中ポンプを所定時間再駆動させるポンプ制御手段を設けたことにより、ポンプを所定時間再駆動させることでフラップ弁に付着した流下物を強制的に除去することができる。
【0068】
請求項6の発明によると、検知手段を、フラップ弁が閉状態で近接したときを検出する近接センサとしたことにより、フラップ弁の非全閉状態を安定して確実にかつ信頼性よく検出することができる。
【0069】
請求項7の発明では、検知手段を、フラップ弁に設けられた第1電極と、排水管側に設けられ、フラップ弁の閉状態で第1電極に接触してそれと導通される第2電極とを備えるものとした。請求項8の発明では、検知手段を、一端がフラップ弁に連結されたワイヤ部材と、このワイヤ部材の他端部の動きを検出するスイッチ部材とを備えるものとし、フラップ弁の閉状態で、スイッチ部材を作動させるようにした。請求項9の発明では、検知手段を、フラップ弁に設けられたスイッチ動作部と、排水管側に設けられ、フラップ弁の閉状態でスイッチ動作部に接触して作動するスイッチ部とを備えるものとした。これら発明によると、本発明の作用効果が顕著に発揮される検知手段の他の例が容易に得られる。
【0070】
請求項10の発明によると、フラップ弁を排水管の上部にヒンジを介して揺動可能に支持された揺動弁としたことにより、簡単な構造のフラップ弁が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】フラップ弁近傍の構造を示す側面図である。
【図2】制御装置に対する信号の入出力関係を示すブロック図である。
【図3】制御装置における信号処理動作を示すフローチャート図である。
【図4】水中ポンプの一部を破断して示す側面図である。
【図5】実施形態1のゲート設備の全体を側方から見た断面図である。
【図6】水中ポンプが排水管より離脱される様子を示す図5相当図である。
【図7】実施形態2を示す図1相当図である。
【図8】実施形態3における検知手段の構成を示す図1相当図である。
【図9】実施形態4を示す図1相当図である。
【符号の説明】
1 ゲート設備
3 ゲート
10 排水管
12 フラップ弁
14 ヒンジ
16 水中ポンプ
30 近接センサ
35 警報装置
40 第1電極
41 第2電極
52 ワイヤ部材
53 スイッチ部材
60 突起部(スイッチ動作部)
62 スイッチ部
71 インターロック部
72 ポンプ制御部

Claims (10)

  1. 昇降して水路を開閉するゲートと、該ゲートに貫通して設けられた排水管と、該排水管に設けられ、排水管を開閉するフラップ弁とを備えるゲート設備において、
    上記フラップ弁の開閉状態を検知する検知手段が設けられていることを特徴とするゲート設備。
  2. 請求項1のゲート設備において、
    排水管に、吐出口をフラップ弁に向けた水中ポンプが設けられていることを特徴とするゲート設備。
  3. 請求項2のゲート設備において、
    水中ポンプは、排水管に対して着脱可能とされていることを特徴とするゲート設備。
  4. 請求項3のゲート設備において、
    水中ポンプの駆動停止状態で、かつ検知手段がフラップ弁の開状態を検知したとき、
    ゲートの上昇移動を規制するゲート上昇インターロック手段が設けられていることを特徴とするゲート設備。
  5. 請求項3のゲート設備において、
    水中ポンプの駆動停止状態で、かつ検知手段がフラップ弁の開状態を検知したとき、
    上記水中ポンプを所定時間再駆動させるポンプ制御手段が設けられていることを特徴とするゲート設備。
  6. 請求項1〜5のいずれか1つのゲート設備において、
    検知手段は、フラップ弁が近接したときを検出する近接センサからなることを特徴とするゲート設備。
  7. 請求項1〜5のいずれか1つのゲート設備において、
    検知手段は、フラップ弁に設けられた第1電極と、
    排水管側に設けられ、フラップ弁の閉状態で上記第1電極に接触してそれと導通される第2電極とを備えてなることを特徴とするゲート設備。
  8. 請求項1〜5のいずれか1つのゲート設備において、
    検知手段は、一端がフラップ弁に連結されたワイヤ部材と、該ワイヤ部材の他端部の動きを検出するスイッチ部材とを備えていることを特徴とするゲート設備。
  9. 請求項1〜5のいずれか1つのゲート設備において、
    検知手段は、フラップ弁に設けられたスイッチ動作部と、
    排水管側に設けられ、フラップ弁の閉状態で上記スイッチ動作部に押圧されて作動するスイッチ部とを備えてなることを特徴とするゲート設備。
  10. 請求項1〜9のいずれか1つのゲート設備において、
    フラップ弁は排水管の上部にヒンジを介して揺動可能に支持された揺動弁からなることを特徴とするゲート設備。
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