JP2007230137A - 画像記録装置 - Google Patents

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    • B41J2/16511Constructions for cap positioning

Abstract

【課題】簡単な構成で記録ヘッドに対するメンテナンスの操作性を向上させた画像記録装置を提供すること。
【解決手段】記録ヘッド12側に突状部材19を設け、かつ平面部16を形成した受滴部(ヘッドキャップ部)15を設け、記録ヘッド12側の突状部材19に対してヘッドキャップ部15の平面部16を突き当てる。
【選択図】図2

Description

本発明は、インクを吐出する記録ヘッドのメンテナンスを向上させた画像記録装置に関する。
一般的にインクジェット記録装置は、記録ヘッドの各ノズルからインクを吐出して記録媒体上に画像の記録(印刷)を行う。このようなインクジェット記録装置では、各ノズルがインクで詰まることを防止するためにメンテナンスが行われる。このメンテナンスは、定期的又は記録媒体への記録枚数に応じて行ったり、或いは強制的に行う必要がある。
長期間に亘って記録ヘッドが使用されない等の場合、インクジェット記録ヘッドのノズルに付着しているインクが乾燥し、メンテナンスを実行してもノズルの詰まりが解消されないことがある。このようなノズルの詰まりを防止するために、ノズルを外気と遮断することによって、インクの乾燥を防ぐ必要がある。
図15は記録ヘッドに対するキャップ部材を示す。記録ヘッド100の先端部には、SUSにより形成されたプレート101が設けられている。このプレート101の面には、複数のノズル102が例えば一列に設けられている。この記録ヘッド100のプレート101の面に対してキャップ部材103が当接されている。このキャップ部材103は、キャップ底面部104と、このキャップ底面部104に設けられたリップ部105とを一体的に形成している。リップ部105は、キャップ底面部104の縁部の全周に亘って突き出して形成されている。
このキャップ部材103は、リップ部105を記録ヘッド100のプレート101の面に当て付けることによりプレート101の面を密閉し、各ノズル102を外気と遮断してインクの乾燥を防ぐ。
記録ヘッドのインク乾燥防止の技術は、他に例えば特許文献1に開示されている。この特許文献1は、インクジェット記録装置のキャップ部材を開示する。このキャップ部材には、吸引によりインクを導く吸引路と、シール保持溝を形成したシール部とが設けられ、このうちのシール部に対して弾性部材により成形されたシール部材を装着するようになっている。なお、このキャップ部材では、シール保持溝を形成したシール部側をシール面側とする。このようなキャップ部材は、シール面側を記録ヘッドのインク吐出面側に向けて圧接するものとなる。これにより、インクの溶剤等が気化してシール部から外部に透過するようなことはない。
特開平5−131639号公報
図15に示す記録ヘッド100に対するキャップ部材103は、リップ部105を記録ヘッド100のプレート101の面に当て付ける場合、リップ部105のサイズがプレート101の面のサイズよりも僅かに小さい程度なので、キャップ部材103のリップ部105をプレート101の面に対して正確に位置決めすることが難しい。
特許文献1も同様に、シール保持溝を形成したキャップ部材のシール面側を記録ヘッドのインク吐出面側に向けて圧接するので、キャップ部材のシール面側を記録ヘッドに対して正確に位置決めすることが難しい。
インクジェット記録装置は、画像記録の速度を高速化するために複数の記録ヘッドを記録媒体の搬送方向の幅以上の長さ分だけライン状に備えている。このようなインクジェット記録装置において特許文献1に開示されているキャップ部材を用いて複数の記録ヘッドのインク乾燥防止を行うには、複数のキャップ部材を配列し、これらキャップ部材を同時に、かつ確実に各記録ヘッドにそれぞれ当て付けることが要求される。
しかしながら、かかる要求を実現させるには、各キャップ部材と各記録ヘッドとを正確に位置決めするための位置決め機構が必要になり、この位置決め機構の構造が複雑化する。又、位置決め機構を設けることにより各記録ヘッドや各キャップ部材を含む位置決め機構の周りの機構の組立作業が難しくなり、コスト的にも高額になる。
本発明の目的は、簡単な構成で記録ヘッドに対するメンテナンスの操作性を向上させた画像記録装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の主要な局面に係る画像記録装置は、インクを吐出する複数のノズルを有する少なくとも1つの記録ヘッドを備えた画像記録装置において、記録ヘッド側に設けられた突状部材と、突状部材と当接する平面部が形成され、記録ヘッドから垂れたインクを受滴する受滴部と、を備え、突状部材と平面部とが当接することにより形成される密閉空間内に複数のノズルが含まれていることを特徴とする。
本発明によれば、簡単な構成で記録ヘッドに対するメンテナンスの操作性を向上させた画像記録装置を提供できる。
以下、本発明の一実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る画像記録装置の構成図(インク系)を示す。なお、本画像記録装置は、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロ(Y)の各色のインクを使用するので、これら色別の複数のインク経路を備えるが、図1では図示する煩雑さを避けるために例えばK色の1インク経路のみを示す。インクタンク1には、K色のインク2が収容されている。このインクタンク1の下部には、インク経路チューブ3が接続されている。このインク経路チューブ3には、開放弁4が設けられている。インク経路チューブ3は、湾曲して下方に配管され、下端口をサブインクタンク5内に収容されているインク2に浸されている。
サブインクタンク5には、センサ6が装着されている。このセンサ6は、インクタンク1からサブインクタンク5に供給されるインク2の量が一定量に達したことを検知する。これにより、サブインクタンク5内には、一定量のインク2が収容され、タンク内上部に空間7を形成する。このサブインクタンク5には、インク液供給チューブ8が設けられている。このインク液供給チューブ8は、一端口をサブインクタンク5内に収容されているインク2に浸し、他端口をインク分配器9に接続している。インク分配器9には、各インク入液流路10と各接続部11とを介して複数の記録ヘッド12が接続されている。各インク入液流路10は、それぞれインク分配器9内のインク2を各記録ヘッド12に送る。各接続部11は、それぞれインク分配器9と各記録ヘッド12との間を接続、分離可能とする。記録ヘッド12は、例えば、画像記録時に隙間ができないように、Y軸方向に記録媒体の幅以上に亘って、千鳥状に配置されている。また、各記録ヘッド12は、それぞれ下面に複数のノズルを例えば1ラインに配列して形成する。これらノズルは、それぞれインク2を吐出する。従って、各記録ヘッド12の例えば下方に記録用紙等の記録媒体が搬送されると、各記録ヘッド12の各ノズルから吐出されたインク2が記録媒体上に着弾し、記録媒体上に画像が記録される。
各記録ヘッド12の下方には、インクパン13が設けられている。このインクパン13は、各記録ヘッド12から垂れたインク2を受け止める。このインクパン13内には、バネ等の複数の弾性部材14により支持された受滴部(ヘッドキャップ部)15が設けられている。このヘッドキャップ部15は、各記録ヘッド12と対向する面に平面部16が形成されている。
図2は、本発明の第1の実施形態に係る記録ヘッド12とヘッドキャップ部15との概略構成図を示す。記録ヘッド12の下面には、ノズル面17が設けられている。このノズル面17には、インク2を吐出する複数のノズル18が例えばライン状に設けられている。この記録ヘッド12のノズル面17には、弾性部材により形成された突状部材19が設けられている。この突状部材19は、記録ヘッド12のノズル面17の外周縁に沿って設けられ、複数のノズル18を囲んだ連続する凸状に形成されている。ヘッドキャップ部15の平面部16には、吸引孔20が設けられている。
このような構成であれば、記録ヘッド12に対してヘッドキャップ部15が突き当てられると、記録ヘッド12のノズル面17と突状部材19と平面部16とにより密封空間が形成される。これにより、記録ヘッド12の各ノズル18は、ヘッドキャップ部15によりキャップされる。
図3(a)(b)は記録ヘッド12とヘッドキャップ部15との具体的な一例の構成図を示し、同図(a)は正面図、同図(b)は側面図を示す。記録ヘッド12のノズル面17には、弾性部材で形成された突状部材19が設けられている。この突状部材19は、ノズル面17の外周縁の全周を覆って設けられている。
ヘッドキャップ部15は、記録ヘッド12のノズル面17と対向して平面部16が形成されている。この平面部16は、記録ヘッド12のノズル面17に対して略平行に設けられ、剛体で形成されている。また、突状部材19と当接可能な面積を有している。ヘッドキャップ部15の平面部16には、吸引孔20が設けられている。この吸引孔20は、各記録ヘッド12に対応した各位置に設けられている。ヘッドキャップ部15の内部には、吸引通路21が設けられている。吸引孔20は、吸引通路21に連通している。ヘッドキャップ部15の下面には、複数の弾性部材14が設けられている。これら弾性部材14は、ヘッドキャップ部15を矢印A方向、すなわち記録ヘッド12のノズル面17側に付勢する。
次に、メンテナンス機構について説明する。図1に示すようにヘッドキャップ部15の吸引通路21には、吸引チューブ22が接続されている。この吸引チューブ22には、電磁弁23が接続され、かつ他端が吸引チャンバ24に接続されている。吸引チャンバ24には、吸引ポンプ25が接続されている。この吸引ポンプ25は、エアーの吸引動作を行う。
吸引チャンバ24の底部には、廃液系として廃液チューブ26が接続されている。この廃液チューブ26は、電磁弁47を介してサブ廃インクタンク27に接続されている。このサブ廃インクタンク27には、廃液チューブ28が接続されている。この廃液チューブ28は、インクパン13の底部に接続されている。この廃液チューブ28は、記録ヘッド12からインクパン13内に滴下されたインク2の廃液を自然落下によってサブ廃インクタンク27に送る。このサブ廃インクタンク27の低部には、廃液チューブ29を介して廃インクタンク30が設けられている。なお、サブ廃インクタンク27の上部と廃インクタンク30との間には、オーバフローチューブ31が接続されている。
又、廃液系としてフィルタユニット32がインクタンク1の上方に設けられている。フィルタユニット32の上部とインクタンク1の上部との間は、チューブ33により接続されている。オーバフロータンク34がサブインクタンク5の下方に設けられている。フィルタユニット32の上部とオーバフロータンク34の上部とは、チューブ35により接続されている。サブインクタンク5の上部とオーバフロータンク34の上部とは、チューブ36により接続されている。チューブ36には、弁37が設けられている。フィルタユニット32の底部とサブ廃インクタンク27の上部とは、チューブ38により接続されている。このチューブ38は、チューブ39が分岐されている。このチューブ39は、オーバフロータンク34に接続されている。
次に、記録ヘッド12のメンテナンス機構によるメンテナンス動作について図4に示すメンテナンス動作の流れ図を参照して説明する。図4は、図1においてY軸方向より各色の記録ヘッドを見た場合であり、各色記録ヘッドは、千鳥状に配置されているため同図に示すように見える。なお、同図ではメンテナンス工程Fにおいて各部の符号を付しているが、メンテナンス工程F〜Fにおいては煩雑さを避けるために主要部の符号のみを付す。
例えば、K色のインク分配器9kとC色のインク分配器9cとが一体的に設けられ、M色のインク分配器9mとY色のインク分配器9yとが一体的に設けられている。K色のインク分配器9kには、インク入液流路10kを介して記録ヘッド12kがそれぞれ接続されている。C色のインク分配器9cには、インク入液流路10cを介して記録ヘッド12cがそれぞれ接続されている。M色のインク分配器9mには、インク入液流路10mを介して記録ヘッド12mがそれぞれ接続されている。Y色のインク分配器9yには、インク入液流路10yを介して記録ヘッド12yがそれぞれ接続されている。
各記録ヘッド12に対向する位置には、それぞれKCMY用の各インクパン13k、13c、13m、13yが設けられている。これらインクパン13k、13c、13m、13yには、それぞれ各弾性部材14k、14c、14m、14yにより支持された各ヘッドキャップ部15k、15c、15m、15yが設けられている。
図4に示すメンテナンス工程Fは、各記録ヘッド12k、12c、12m、12yによる記録用紙等の記録媒体への記録動作時における各記録ヘッド12k、12c、12m、12yと各インクパン13k、13c、13m、13yとの配置を示す。各記録ヘッド12k、12c、12m、12yは、各インクパン13k、13c、13m、13yの各間に配置されている。
次に、メンテナンス動作が開始されると、メンテナンス工程Fに示すように各インクパン13k、13c、13m、13yが下降する。各インクパン13k、13c、13m、13yは、下降して各記録ヘッド12k、12c、12m、12yの各ノズル面17よりも下方の所定位置に到達すると、下降を停止する。
次に、メンテナンス工程Fにおいて、各インクパン13k、13c、13m、13yは、それぞれX軸方向に図示しないX軸方向駆動機構により移動し、各記録ヘッド12k、12c、12m、12yの下方に到達すると、X軸方向への移動を停止する。
次に、メンテナンス工程Fにおいて、各インクパン13k、13c、13m、13yは、それぞれZ軸方向に図示しないZ軸方向駆動機構により所定の距離だけ上昇する。これにより、各インクパン13k、13c、13m、13y内の各ヘッドキャップ部15k、15c、15m、15yが各記録ヘッド12k、12c、12m、12yに突き当たる。
図5は、例えば記録ヘッド12kに対してヘッドキャップ部15kが突き当てられた状態を示す。ヘッドキャップ部15kの平面部16は、記録ヘッド12kのノズル面17の外周縁全周に設けられた突状部材19に突き当たる。このとき、ヘッドキャップ部15kの平面部16は、各弾性部材14の付勢力により記録ヘッド12kの突状部材19に押し付けられる。突状部材19は弾性部材で形成され、平面部16は剛体で形成されているので、突状部材19は、ヘッドキャップ部15kの平面部16に対して密着する。これにより、記録ヘッド12kのノズル面17と突状部材19と平面部16とにより密封空間40が形成される。すなわち、記録ヘッド12の各ノズル18は、ヘッドキャップ部15kによりキャップされる。
この状態で、電磁弁23及び電磁弁47を閉じ、吸引ポンプ25をエアー吸引動作される。このエアー吸引動作により吸引チャンバ24内は、負圧になる。吸引チャンバ24内が一定の負圧値に達すると、電磁弁23が開放される。このとき、吸引ポンプ25のエアー吸引動作は、停止する。電磁弁23の開放により密封空間40内は、電磁弁23の開放の瞬間に、吸引孔20から吸引通路21、吸引チューブ22を通して吸引チャンバ24内に連通するので、急激に負圧になる。これにより、記録ヘッド12kの各ノズル18にも急激に負圧が加わる。この結果、各ノズル18内のインクが吸引されると共に、各ノズル18内に詰まっていた塵埃、粘度の高くなったインク、気泡を含んだインク等の異物が吸引される。これら異物は、密封空間40から吸引孔20、吸引通路21、吸引チューブ22を通して吸引チャンバ24内に送られる。
記録ヘッド12kの各ノズル18内の異物の除去が終了すると、メンテナンス工程F〜Fの順序とは逆の順序で動作を行う。すなわち、各インクパン13k、13c、13m、13yは、下降し、各記録ヘッド12k、12c、12m、12yの各ノズル面17よりも下方の所定位置に到達すると、下降を停止する。次に、各インクパン13k、13c、13m、13yは、それぞれ−X軸方向に移動し、各記録ヘッド12k、12c、12m、12yの下方から外れた位置で停止する。次に、各インクパン13k、13c、13m、13yは、上昇し、各記録ヘッド12k、12c、12m、12yの各間に配置される。尚、ヘッドキャップ部を移動させたが、これに限らず、記録ヘッドを移動させてもよいし、ヘッドキャップ及び記録ヘッドの両方を移動させてもよい。
このように上記第1の実施形態によれば、記録ヘッド12のノズル面17の外周縁の全周に弾性部材の突状部材19を設け、かつ剛体で形成された平面部16を有するヘッドキャップ部15を設けている。これにより、記録ヘッド12側に設けた突状部材19に対してヘッドキャップ部15の平面部16を突き当てるので、突状部材19とヘッドキャップ部15の平面部16とを位置決めしなくても、突状部材19に対してヘッドキャップ部15の平面部16を確実に突き当てることができ、複雑な位置決め機構を必要としない。また、記録ヘッド12のノズル面17と突状部材19と平面部16とにより密封空間40を形成できる。これにより、記録ヘッド12の各ノズル18を確実にキャップできる。
このような記録ヘッド12の各ノズル18をキャップした状態で吸引ポンプ25をエアー吸引動作することにより、各ノズル18内の異物を除去できる。
記録ヘッド12の突状部材19は、弾性部材により形成でき、例えば特殊なインクを使用する場合、この特殊なインクに対応するために例えばフッ素ゴム(特にパーフロ)、フロロシリコン等の非常に高価なゴムを使用せざるを得ない場合でも、極力少量で形成することができる。これにより、コストを抑えた設計が可能となる。
また、ヘッドキャップ部15は、多種多様な材質やコーティング処理が可能になる。例えば、ヘッドキャップ部15の平面部16上に撥インク処理を施す。これにより、ヘッドキャップ部15の平面部16上にインク2の滞留が無くなる。従って、記録ヘッド12に対するヘッドキャップ部15の突き当てによるキャッピングの際に、粘度の高くなったインク2がヘッドキャップ部15から記録ヘッド12に付着することがない。
なお、本発明は、上記第1の実施形態に限定されるものではなく、次のように変形してもよい。なお、図2と同一部分には同一符号を付してその説明は省略する。
図6(a)(b)は、第1の実施形態における記録ヘッドとヘッドキャップ部との第1の変形例を示す概略構成図を示す。本第1の変形例では、付帯部材として記録ヘッド12にプレート41Aが設けられる点が上記第1の実施形態と異なる。また、突状部材19が、このプレート41Aを介して、記録ヘッド12に設けられる点が上記第1の実施形態と異なる。これ以外の構成は、上記第1の実施形態と同様である。
プレート41Aは、ノズル18を保護するために、ノズル面17を覆って設けられている。突状部材19はプレート41Aの外周縁に沿って全周に亘って設けられている。
このような構成であれば、突状部材19に対してヘッドキャップ部15が突き当てられると、ヘッドキャップ部15の平面部16は、各弾性部材14の付勢力により突状部材19に押し付けられる。これにより、記録ヘッド12のノズル面17と突状部材19と平面部16とプレート41とにより密封空間が形成される。
このように、ノズル18を保護するために設けられたプレート41Aに突状部材19を設けても、上記第1の実施形態と同等の作用効果を得ることができる。
図7(a)(b)は、第1の実施形態における記録ヘッドとヘッドキャップ部との第2の変形例を示す概略構成図を示す。本第2の変形例では、付帯部材として記録ヘッド12を支持する支持部材41Bが設けられる点が上記第1の実施形態と異なる。また、突状部19が支持部材41Bの底面部42に設けられている点が上記第1の実施形態と異なる。これ以外の構成については、上記第1の実施形態と同様である。
この支持部材41Bは、記録ヘッド12のノズル面17を低面部42よりも僅かに突出した状態で支持する。この突状部材19は、支持部材41Bの底面部42全周に亘って設けられている。
このような構成であれば、突状部材19に対してヘッドキャップ部15が突き当てられると、ヘッドキャップ部15の平面部16は、各弾性部材14の付勢力により突状部材19に押し付けられる。これにより、ノズル面17と突状部材19と平面部16と低面部42とにより密封空間が形成される。
このように、記録ヘッド12を支持するための支持部材41Bに突状部材19を設けても、上記第1の実施形態と同等の作用効果を得ることができる。また、突状部材19を記録ヘッド12に設ける場合に比べ、ノズル面17を損傷するリスクを回避することができる。
図8(a)(b)は、第1の実施形態における記録ヘッドとヘッドキャップ部との第3の変形列を示す概略構成図を示す。本第3の変形例では、付帯部材として記録ヘッド12を支持する支持部材41Bが設けられる点が上記第1の実施形態と異なる。また、剛体で形成された突状部19が支持部材41Bの底面部42に設けられている点が上記第1の実施形態と異なる。また、ヘッドキャップ部15の平面部16の一部を弾性部材16Aで形成している点が上記第1の実施形態と異なる。これ以外の構成については、第1の実施形態と同様である。
この支持部材41Bは、記録ヘッド12のノズル面17を低面部42よりも僅かに突出した状態で支持する。この突状部材19は、支持部材41Bの底面部42全周に亘って設けられている。
この弾性部材16Aは、突状部材19の位置に対応して設けられている。この弾性部材16Aは、ヘッドキャップ部15の平面部16と同一平面に形成されている。また、弾性部材16Aは、突状部材19と当接可能な面積を有している。
このような構成であれば、突状部材19に対してヘッドキャップ部15が突き当てられると、ヘッドキャップ部15の弾性部材16Aは、各弾性部材14の付勢力により突状部材19に押し付けられる。突状部材19は、剛体により形成されているので、弾性部材16Aを縮めるように押し込む。これにより、ノズル面17と突状部材19と平面部16の弾性部材16Aと低面部42とにより密封空間が形成される。
このように、記録ヘッドを支持するための支持部材41Bに剛体で形成された突状部材19を設け、平面部16の一部を弾性部材16Aで形成しても、上記第1の実施形態と同等の作用効果を得ることができる。また、突状部材19を剛体で形成し、平面部16の一部を弾性部材16Aで形成するので、加工しやすくできる。また、突状部材19を記録ヘッド12に設ける場合に比べ、ノズル面17を損傷するリスクを回避することができる。
図9(a)(b)は、第1の実施形態における記録ヘッドとヘッドキャップ部との第4の変形列を示す概略構成図を示す。本第4の変形例では、付帯部材として複数の記録ヘッド12(12−1〜12−n:nは2以上の整数)を一括に支持する支持部材41Cが設けられている点が上記第1の実施形態と異なる。また、突状部材19が、支持部材41Cの底面部43に設けられている点が上記第1の実施形態と異なる。これ以外の構成については、第1の実施形態と同様である。
支持部材41Cは、複数の記録ヘッド12−1〜12−nのノズル面17を低面部43よりも僅かに突出した状態で支持している。突状部材19は、支持部材41Cの底面部43全周に亘って、複数の記録ヘッド12−1〜12−nを囲うように設けられている。ヘッドキャップ部15の平面部16には、吸引孔20が少なくとも1個以上設けられている。
このような構成であれば、突状部材19に対してヘッドキャップ部15が突き当てられると、ヘッドキャップ部15の平面部16は、各弾性部材14の付勢力により各突状部材19に押し付けられる。これにより、各記録ヘッド12−1〜12−nの各ノズル面17と突状部材19と平面部16と底面部43とにより密封空間が形成される。
このように複数の記録ヘッドを支持するための支持部材41Cに突状部材19を設けても、上記第1の実施形態と同等の作用効果を得ることができる。また、記録ヘッド毎に突状部材を設ける必要がなく、複数の記録ヘッドに対し一括にメンテナンスすることができる。また、突状部材19を記録ヘッド12に設ける場合に比べ、ノズル面17を損傷するリスクを回避することができる。
図10(a)(b)は、第1の実施形態における記録ヘッドとヘッドキャップ部との第5の変形列を示す概略構成図を示す。本第5の変形例では、付帯部材として複数の記録ヘッド12(12−1〜12−n:nは2以上の整数)を一括に支持する支持部材41Cが設けられている点が上記第1の実施形態と異なる。また、剛体で形成された突状部材19が支持部材41Cの底面部43に設けられている点が上記第1の実施形態と異なる。また、ヘッドキャップ部15の平面部16の一部を弾性部材16Aで形成している点が上記第1の実施形態と異なる。これ以外の構成については、第1の実施形態と同様である。
支持部材41Cは、複数の記録ヘッド12−1〜12−nのノズル面17を低面部43よりも僅かに突出した状態で支持している。突状部材19は、支持部材41Cの底面部43全周に亘って、複数の記録ヘッド12−1〜12−nを囲うように設けられている。弾性部材16Aは、突状部材19の位置に対応して設けられている。この弾性部材16Aは、ヘッドキャップ部15の平面部16と同一平面に形成されている。また、弾性部材16Aは、突状部材19と当接可能な面積を有している。
このような構成であれば、突状部材19に対してヘッドキャップ部15が突き当てられると、ヘッドキャップ部15の弾性部材16Aは、各弾性部材14の付勢力により突状部材19に押し付けられる。突状部材19は、剛体により形成されているので、弾性部材16Aを縮めるように押し込む。これにより、各記録ヘッド12−1〜12−nの各ノズル面17と突状部材19と平面部16の弾性部材16Aと底面部43とにより密封空間が形成される。
このように、複数の記録ヘッドを支持するための支持部材41Cに剛体で形成された突状部材19を設け、平面部16の一部を弾性部材16Aで形成しても、上記第1の実施形態と同等の作用効果を得ることができる。また、記録ヘッド毎に突状部材を設ける必要がなく、複数の記録ヘッドに対し一括にメンテナンスすることができる。また、突状部材19を剛体で形成し、平面部16の一部を弾性部材16Aで形成するので、加工をしやすくできる。また、突状部材19を記録ヘッド12に設ける場合に比べ、ノズル面17を損傷するリスクを回避することもができる。
上記第1の実施形態及び各変形例における突状部材19は、次の通り変形してもよい。
弾性部材で形成される突状部材19は、図11に示すように開口部19Aを元部19Bよりも広げた形状に形成してもよい。又、突状部材19は、図12に示すように開口部19Aを元部19Bよりも狭めた形状に形成してもよい。
このような形状を取ることにより、平面部16に対し突状部材19の密着性を高めることができる。
一方、記録ヘッド12側に設けられる突状部材は、可動可能に設けてもよい。図13(a)は可動可能な突状部材を設けた記録ヘッド12の構成図を示す。記録ヘッド12の下部には、突状部材としてのリップ部44が設けられている。このリップ部44は、断面が湾曲した半円筒状に形成され、記録ヘッド12の下部の全周に亘って設けられている。このリップ部44は、例えば弾性部材により形成されている。
記録ヘッド12の側面には、可動部材45が設けられている。この可動部材45は、記録ヘッド12の側面に対して矢印B方向に対して摺動可能に設けられている。この可動部材45は、鉤型に形成された押付け部46を有する。この押付け部46は、半円筒状に形成されたリップ部44の略頂上部に当接する。
このような構成であれば、例えば、記録ヘッド12のメンテナンス時になると、可動部材45は、図13(b)に示すようにリップ部44の略頂上部に記録ヘッド12の側面を矢印Ba方向に摺動する。これにより、可動部材45は、リップ部44の略頂上部に当接し、下に押し付ける。これにより、リップ部44は、一側部を記録ヘッド12の側面に固定しているので、この一側部を支点として他側部44Aが矢印C方向に移動し、記録ヘッド12のノズル面17よりも前方に突出する。
この状態で、記録ヘッド12に対してヘッドキャップ部15が突き当てられると、ヘッドキャップ部15の平面部16が記録ヘッド12側のリップ部44に突き当たる。ヘッドキャップ部15の平面部16は、各弾性部材14の付勢力により各記録ヘッド12側のリップ部44に押し付けられる。これにより、各記録ヘッド12のノズル面17とリップ部44と平面部16とにより密封空間が形成される。記録ヘッド12のメンテナンスが終了すると、可動部材45は、図13(b)に示す矢印Ba方向とは反対方向に摺動し、図13(a)に示す元の位置に退避する。これにより、リップ部44は、他側部44Aが記録ヘッド12のノズル面17よりも前方に突出した状態からノズル面と同じ高さ(位置)の元の形状に復帰する。
このように、可動可能な突状部材を設けても、上記第1の実施形態と同等の作用効果を得ることができる。また、突状部材を可動可能に設けていることより、突状部材をメンテナンス中はノズル面より突出させた状態、画像記録中はノズル面と同じ高さ(位置)にすることができ、画像記録中において記録媒体が突状部材に当たりジャム等が発生する影響を取り除くことができる。また、突状部材は画像記録中にノズル面と同じ高さであるため、ノズル面を記録媒体により近づけることができるため着弾ズレを防止することができる。
図14(a)は可動可能な突状部材を設けた記録ヘッド12の他の変形例の構成図を示す。なお、図13と同一部分には同一符号を付してその説明は省略する。記録ヘッド12の底部における外周縁には、付帯部材としてのプレート41Aが設けられている。このプレート41Aの側面には、突状部材としてのリップ部44が設けられている。
このような構成であれば、可動部材45が図14(b)に示すように矢印Ba方向に摺動することにより、リップ部44は、一側部をプレート41Aに固定しているので、この一側部を支点として他側部44Aが矢印C方向に移動し、記録ヘッド12のノズル面17よりも前方に突出する。可動部材45が図14(b)に示す矢印Ba方向とは反対方向に摺動すると、リップ部44は、元の形状に復帰する。
なお、図6乃至図14に示すいずれかの突状部材を設けた記録ヘッド12及びヘッドキャップ部15を用いれば、上記同様に、記録ヘッド12の各ノズルに対して急激な負圧を加えることによって、各ノズル18内のインク、塵埃、粘度の高くなったインク、気泡を含んだインク等の異物を除外することができる。
本発明に係る画像記録装置の一実施の形態を示す構成図。 同装置における記録ヘッドとヘッドキャップ部との第1の実施形態を示す概略構成図。 同装置における記録ヘッドとヘッドキャップ部との具体的な構成を示す正面及び側面図。 同装置におけるメンテナンス動作の流れを示す図。 同装置における記録ヘッドに対してインクパンが突き当てられた状態を示す図。 同装置における記録ヘッドとヘッドキャップ部との第1の変形列を示す概略構成図。 同装置における記録ヘッドとヘッドキャップ部との第2の変形列を示す概略構成図。 同装置における記録ヘッドとヘッドキャップ部との第3の変形列を示す概略構成図。 同装置における記録ヘッドとヘッドキャップ部との第4の変形列を示す概略構成図。 同装置における記録ヘッドとヘッドキャップ部との第5の変形列を示す概略構成図。 同装置における突状部材の変形列を示す構成図。 同装置における突状部材の変形列を示す構成図。 同装置における可動可能な突状部材を設けた記録ヘッドの構成図。 同装置における可動可能な突状部材を設けた記録ヘッドの他の変形例の構成図。 従来における記録ヘッドに対するキャップ部材を示す図。
符号の説明
1:インクタンク、2:インク、3:インク経路チューブ、4:開放弁、5:サブインクタンク、6:センサ、7:空間、8:インク液供給チューブ、9:インク分配器、10:インク入液流路、11:接続部、12,12−1〜12−n:記録ヘッド、13:インクパン、14:弾性部材、15:受滴部(ヘッドキャップ部)、16:平面部、16A:弾性部材、17:ノズル面、18:ノズル、19:突状部材、19A:突状部材の開口部、19B:突状部材の元部、20:吸引孔、21:吸引通路、22:吸引チューブ、23,47:電磁弁、24:吸引チャンバ、25:吸引ポンプ、26:廃液チューブ、27:サブ廃インクタンク、28:廃液チューブ、29:廃液チューブ、30:廃インクタンク、31:オーバフローチューブ、32:フィルタユニット、33:チューブ、34:オーバフロータンク、35,36:チューブ、37:弁、38,39:チューブ、40:密封空間、41A:プレート、41B,41C:支持部材、42,43:低面部、44:リップ部、45:可動部材、46:押付け部。

Claims (15)

  1. インクを吐出する複数のノズルを有する少なくとも1つの記録ヘッドを備えた画像記録装置において、
    前記記録ヘッド側に設けられた突状部材と、
    前記突状部材と当接する平面部が形成され、前記記録ヘッドから垂れた前記インクを受滴する受滴部と、を備え、
    前記突状部材と前記平面部とが当接することにより形成される密閉空間内に前記複数のノズルが含まれていることを特徴とする画像記録装置。
  2. 前記突状部材は、前記記録ヘッドに一体的に設けられたことを特徴とする請求項1記載の画像記録装置。
  3. 前記突状部材は、前記記録ヘッドの付帯部材を介して設けられたことを特徴とする請求項1記載の画像記録装置。
  4. 前記付帯部材は、前記複数のノズルが形成されたノズル面を支持するプレート又は前記記録ヘッドを支持する支持部材のいずれか一方であることを特徴とする請求項3記載の画像記録装置。
  5. 前記支持部材は、複数の前記記録ヘッドを支持することを特徴とする請求項4記載の画像記録装置。
  6. 前記突状部材は、前記記録ヘッドにおける前記複数のノズルを囲んだ連続する凸状に形成されたことを特徴とする請求項1記載の画像記録装置。
  7. 前記突状部材は、前記記録ヘッドの前方に突出又は元の位置に退避可能に設けられたことを特徴とする請求項1記載の画像記録装置。
  8. 前記突状部材は、前記受滴部と対峙する側に向けて突出することを特徴とする請求項1記載の画像記録装置。
  9. 前記突状部材は、広げる方向又は狭める方向に形成されたことを特徴とする請求項1記載の画像記録装置。
  10. 前記突状部材は、弾性部材により形成され、
    前記受滴部の少なくとも前記平面部は、剛体により形成される、
    ことを特徴とする請求項1記載の画像記録装置。
  11. 前記突状部材は、剛体により形成され、
    前記受滴部の少なくとも前記平面部は、弾性部材により形成される、
    ことを特徴とする請求項1記載の画像記録装置。
  12. 前記平面部は、前記突状部材と当接可能な面積を有することを特徴とする請求項1記載の画像記録装置。
  13. 前記記録ヘッドのメンテナンス時に、前記記録ヘッド又は前記受滴部のいずれか一方又は両方を移動させて、前記記録ヘッド側に設けられた前記突状部材を前記受滴部の前記平面部に当接させるメンテナンス機構を備えたことを特徴とする請求項1記載の画像記録装置。
  14. 前記メンテナンス機構は、前記記録ヘッド側に設けられた前記突状部材が前記受滴部の前記平面部に当接した状態で、前記記録ヘッドと前記突状部材と前記平面部とにより形成される空間部内を負圧にして前記各ノズル内の少なくとも異物を除去することを特徴とする請求項13記載の画像記録装置。
  15. 前記受滴部の前記平面部は、吸引孔を有することを特徴とする請求項1記載の画像記録装置。
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