JP2007229409A - 温熱刺激用具 - Google Patents

Abstract

【課題】収容体の分解・組み立てを行うことがなく、熱源（線香）への操作を行うことなく一定の熱量を得ることができ、温めながら心地良い刺激を与えることが容易な、シンプルな構成の温熱刺激用具を提供する。
【解決手段】線香５を直接収納体１に接触させることにより、一定の熱量を得ることができるようにし、収納体１の空気穴側端４を曲面状にすることにより心地良い刺激を生体に与えられるようにした。収納体１の空気穴側端４付近は熱くなるため、収納体１の外周にカバーを装着した。
【選択図】図２

Description

本発明は、線香による温熱刺激と、収納体によるマッサージ・指圧様の刺激により、局所および全身の状態を改善させる温熱刺激用具に関するものである。

従来は、もぐさやお灸を使うものがあったり、線香の収納体が組み立て式になっていたり、線香がばねやホルダ等で固定され位置を調節するものがあったり、生体に接触する部分が二股になっているものがあったりした。
実開平６−４１７１７ 実開平６−４１７１８ 昭５６−１０６７４７ （実用新案） 昭５３−１０５９５ （実用新案） 実用新案登録第３５２３６３号

従来は、
もぐさやお灸や線香を入れ替えるたびに収納体を分解し、組み立て直さなければならなかった。
線香の位置を調節しなければならなかった。
温めながら心地良い刺激を与えるのに適した形ではなかった。

線香５を入れる収納体１は、線香５を保持するような構造を持たず、線香５の燃焼部６が直接収容体１に接するようにした。また、収納体１が生体に接する空気穴側端４は曲面状に形成し、開口部３からは線香を入れるだけというシンプルな形にした。

線香装着時の収納体の組み立ての手間、温度調節の際の線香の位置移動などの手間がなくなった。
一定の熱量を得ることが出来るようになった。
線香を、収容体の生体接触側に直接接触させることにより、収容体はかなりの高温を得ることもでき、収容体と生体との間に布など（薄い物〜厚手の物）を置くことにより、好みの温度を与えることができるようになった。もちろん、線香の太さによっても温度調節が可能である。
温めながら、心地良い刺激を与えることが出来るようになった。
また、線香を燃焼させると煤などで収容体などが汚れてしまうが、シンプルな形にしたことで掃除が楽になった。

収納体１の開口部３から、燃焼部６が空気穴側にくるように線香５を入れる。空気穴側端４で生体をマッサージするように、収容体１を片手で持ち動かす。

本発明の正面図である 線香を入れた時の本発明の断面図である。 本発明の使用状態を示す図である。

符号の説明

１ 収納体
２ 空気穴
３ 開口部
４ 空気穴側端
５ 線香
６ 燃焼部
７ カバー

Claims (1)

1. 一端部側に熱源（線香）を入れるための開口部を設け、他端部側は曲面状に形成されており、曲面状に形成されている他端部側に近接して、熱源に空気を送るための空気穴を複数設けた収納体である。収納体の外周には、カバーを装着している。

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