JP2007227104A - 蛍光ランプ - Google Patents
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Abstract
【課題】ランプ始動直後の光束の立ち上がりを早くし、適正な最冷部温度の確保する。
【解決手段】内部に蛍光体層を有するバルブと;バルブの端部1a〜1fを支持すると共にソケットに挿入される凸部53を有する口金3と;バルブ1Cの端部1eに連通すると共に口金3の凸部53内まで延在しており、口金3の凸部53内の位置において内部に水銀ペレット39を有する細管40と;を具備する。
【選択図】図3
【解決手段】内部に蛍光体層を有するバルブと;バルブの端部1a〜1fを支持すると共にソケットに挿入される凸部53を有する口金3と;バルブ1Cの端部1eに連通すると共に口金3の凸部53内まで延在しており、口金3の凸部53内の位置において内部に水銀ペレット39を有する細管40と;を具備する。
【選択図】図3
Description
この発明は、内部に蛍光体層を有する発光管と、発光管の端部を支持すると共にソケットに挿入される凸部を有する口金とを備えたコンパクト蛍光灯などの蛍光ランプに関するものである。
従来、コンパクト蛍光ランプなどを構成する発光管においては、管内部に蛍光体層を有すると共に水銀及び希ガスが封入され、例えば特許文献1に示されるように水銀気圧を最冷部によって制御している。
ところで、この種の蛍光管についてはインバータ回路による点灯制御を行うものであり、インバータ回路の発展に伴って高出力で小型のコンパクト蛍光灯が普及するようになってきた。このように高出力と小型化の双方を達成するためには、適正な最冷部温度の確保が課題となっている。そこで、水銀(Hg)含有量を5質量%以下としたBi、In等からなる水銀蒸気圧の低いアマルガムを用いて、点灯中における発光管内の水銀蒸気圧を適正にするものがあった。しかしながら、このような手法を用いたコンパクト蛍光ランプにおいては、ランプの始動直後において上記アマルガムの温度が上昇して水銀蒸気圧が適正になるまでには時間を要するので、光束の立ち上がりが遅いという問題がある。
上記に対し、放電管と連通する管状体にアマルガムを収容し、管状体とプラスチックハウジングとの間を熱伝導性材料により熱的結合を行ったコンパクト蛍光ランプが特許文献2に開示されている。しかしながら、この特許文献2に開示の蛍光ランプにあっては、蛍光ランプの発熱源である電極の直下に、アマルガムを収容した管状体を設けているため、点灯時には熱的影響を十分に低減させることは難しいものと考えられる。
特開2001−202921号公報
特開2002−367565号公報
発明が解決しようとする課題は、水銀蒸気圧の低いアマルガムを用いた場合にはランプの始動直後においてHg拡散が遅く、光束の立ち上がりが遅いという問題があり、また、水銀(Hg)含有量の高いアマルガムを用いる場合には点灯状態において適正な最冷部温度の確保が図り難いことにある。それ故、本発明の目的は、ランプの始動直後においてHg拡散に問題がなく光束の立ち上がりを早くすることができ、また、点灯状態において適正な最冷部温度の確保を図ることの可能な蛍光ランプを提供することにある。
本発明に係る蛍光ランプは、内部に蛍光体層を有する発光管と;発光管の端部を支持すると共に支持部、この支持部とは反対方向に突出する口金ピン及び口金ピンに隣接して口金ピンよりも大きく同方向に突出する凸部を有する口金と;発光管の端部に連通すると共に口金における支持部の内側から凸部内まで延在している細管と;を具備することを特徴とする。
発光管としては、複数のU字状管やH状管を一部で連通して一本の放電路を有する発光管や、一本の放電管を螺旋状に屈曲させた発光管を許容する。本発明に係る蛍光ランプでは、細管と口金が熱良導体により接続されていることを特徴とする。
本発明に係る蛍光ランプでは、口金の内に遮蔽板を設け、細管を、支持部側の領域と凸部側の領域に区分したことを特徴とする。
本発明に係る蛍光ランプでは、発光管の端部を支持する部材には、細管を口金の凸部内まで挿入する際の空間となる切欠が形成されていることを特徴とする。
本発明に係る蛍光ランプでは、切欠が延びる方向と直交する方向に、ヒューズを保持するケースの長壁部が設けられていることを特徴とする。
本発明においては、発光管の端部を支持すると共に支持部、この支持部とは反対方向に突出する口金ピン及び口金ピンに隣接して口金ピンよりも大きく同方向に突出する凸部を有する口金を備えた蛍光ランプにおいて、発光管の端部に連通すると共に口金の凸部内まで延在する細管を有しており、この細管にあっては、先端部が口金の凸部内に位置する構成を採用しているので、点灯時の熱的影響を少なくでき水銀蒸気圧を適正な値にすることが容易になる。例えば細管の先端にアマルガムを収容する場合にはランプの始動直後において十分な水銀蒸気圧を確保でき、光束の立ち上がりを早くすることができる。
本発明においては、ソケットに挿入される凸部を有する口金における凸部内まで延在し、内部に水銀ペレットを有する細管を、発光管に連通して設けたことにより、ランプの始動直後においてHg拡散に問題がなく光束の立ち上がりを早くすることができ、また、点灯状態において適正な最冷部温度の確保を図るという目的を達成したものである。
以下、添付図面を参照して本発明に係る蛍光ランプの実施例を説明する。各図において、同一の構成要素には同一の符号を付して重複する説明を省略する。図1は、本発明に係る蛍光ランプの実施例を示す正面図を示し、図2は、図1の蛍光ランプの口金を分解した状態を底部方向から見た斜視図を示す。本実施例における蛍光ランプは、ここでは3本のU字管により構成されるガラス製のバルブ1A,1B,1Cを、上方から見てバルブ1A,1B,1Cの直管部がほぼ正六角形の隅に納められるように配置され、バルブ1Aとバルブ1Bとが、またバルブ1Bとバルブ1Cとが、それぞれ結合管11により結合され、バルブ1A〜1Cが結合管11を介して1本の放電路を有するバルブとして機能するように構成されている。バルブ1A〜1C内面には、例えば3波長形の蛍光体層が形成され、このバルブ1A〜1C内には、アルゴン(Ar)やクリプトン(Kr)などの希ガス、または水銀などを含むガスが封入されている。バルブ1Aの端部を1aと1bにより示し、バルブ1Bの端部を1cと1dにより示し、またバルブ1Cの端部を1eと1fにより示す。
放電路の両端に位置するバルブ1Aとバルブ1Cにおけるそれぞれの一端部1a、1fには、ステムシールによって一対の電極が封装されている。各電極は、フィラメントコイルを有しており、このフィラメントコイルが一対の線状のウエルズに支持されている。各ウエルズは、例えば両端のバルブ1A、1Cにおける一端部1a、1fに封装されたジュメット線を介して上記両端のバルブ1A、1Cにおける一端部1a、1fから外部へ導出されたワイヤ(アウターワイヤ)21〜24となっている。
バルブ1A〜1Cにおける端部1a〜1fは、口金3を構成する例えばポリブチレンテレフタレート(PBT)などの耐熱性合成樹脂により構成されている支持部としてのバルブ支持体31の6個の孔を介して側壁32により囲われた側へ突出させられ、バルブ支持体31の側壁32により囲われた凹部へシリコーン樹脂やエポキシ樹脂などの接着剤が注入されて、バルブ1A〜1Cはバルブ支持体31に固定された状態となる。
本実施例においては、バルブ支持体31の凹部側に温度ヒューズ4が収納されるケース35が設けられている。このケース35は、バルブ支持体31に一体に形成されていても良く、また、バルブ支持体31とは別体のものとし、バルブ1A〜1Cの端部1a〜1fをバルブ支持体31に固定する際に注入する接着剤にて固定して設けるようにしても良い。
バルブ1A、1Cの端部1a、1fには、ステムシールによって封装されて排気管と称される円筒状の細管38が突設されている。上記の細管38は、バルブ1A〜1Cの製造過程において溶断により封止される。
また、例えばバルブ1Cの端部1eに連通し、この端部1eから延びる細管40は、先端部が口金3の内側まで延設されるように長く形成されていると共に口金3の後述する凸部53内まで延在している。各細管38が封止された後、細管40を介してバルブ1A〜1C内が排気され、アルゴンガス等の封入ガスが送り込まれてこれにより置換される。封入ガスが封入された後、細管40の先端には、Hg−Znアマルガムからなる略球状の水銀ペレット39が封入されている。ここに、細管40の一部に窪部46が形成され、細管40の一部が水銀ペレット39の粒径よりも細径となっている。係る構成を採用することにより、細径部分である窪部46が水銀ペレット39のストッパとして作用する。この水銀ペレット39は、水銀定量封入用であり、水銀蒸気圧は純水銀とほぼ同じものである。水銀ペレット39は、Hg−Znアマルガムに代えてビスマス、錫及び水銀より構成された主アマルガムとしても良い。この場合、主アマルガムは、バルブ1A〜1C内の水銀蒸気圧を適正な範囲に制御する作用を有する。なお主アマルガムとしては、ビスマスと錫の他に、インジウム、鉛などを組み合わせた合金によって形成したものを用いることもできる。また、主アマルガムを使用する場合には、バルブ1A、1Cにおける電極のウエルズに、水銀吸着放出作用を有する補助アマルガムを取り付けるのが好ましい。さらに、バルブ1Bにも、上記バルブ1A、1Aに設けられた補助アマルガムと同様の補助アマルガムを取り付けて封入するのがこの好ましい。
図1に示される通り口金3は、支持部としてのバルブ支持体31と、これに結合する例えばポリブチレンテレフタレート(PBT)などの耐熱性合成樹脂により構成されているピン支持体50とから構成されている。ピン支持体50には、ピン支持体50の裏表に突出する状態で4本のピン51が植設されている。このように、支持部としてのバルブ支持体31とは反対方向にピン51が突出している。4本のうちの3本のピン51内に対し、前述のワイヤ21、22、23の先端が挿入されて固着されている。残りの1本のピン51内には、別途用意され、温度ヒューズ4におけるワイヤ41にラッピングされたワイヤが挿入されて固着されている。ワイヤ21、22、23及び別途用意されたワイヤとピン51との接続がなされた後に、バルブ支持体31とピン支持体50とは嵌合されて図1に示される状態とされる。
ピン支持体50においては、ピン51が植設されたベース部52から外部方向へ突出した柱状の凸部53が形成され、凸部53には数か所に抜け止め用の凹凸部54が形成されており、蛍光ランプが接続される電源部側のソケット部に対して上記口金3が挿入された場合には、凹凸部54との適切な嵌合による挿着状態が実現され、蛍光ランプはしっかりとソケット部に固定される。凸部53は、口金ピンに隣接し口金ピンであるピン51よりも大きく同方向に突出している。
バルブ1Cの端部1eに連通し、端部1eから延びる細管40においては、バルブCの端部1eから水銀ペレット39までの距離は20mm以上であることが望ましい。細管40は、バルブ1Cの端部1eから直線状に延び、ほぼ直角に折り曲げられて、バルブ支持体31にてほぼ中央部まで概ね水平方向に延び、中央部においてほぼ直角に折り曲げられて、ピン支持体50の凸部53内へ向かって直線状に延びている。この結果、水銀ペレット39はバルブ1A〜1Cの端部1a〜1fにより構成される六角形のほぼ中央部位置において、バルブ1A〜1Cの端部1a〜1fから離れた位置に配置されるので、主な発熱源である電極フィラメントからの距離が口金3の内側空間において最も大きくなり、適正な最冷部温度の確保が可能となっている。
これと別に他の蛍光ランプの構成として、バルブ1A〜1Cの径をφ12、全長が150mmのU字管を3本接続し、Bi−Sn−Hgによる3元素系で水銀を20質量%含有する主アマルガムを水銀ペレット39の代りにバルブ1Cの端部1eから25mmの細管40内に配置した試作品を用意した。また、比較用として、同組成の主アマルガムの水銀含有量が4質量%の主アマルガムを用いたものを用意して比較を行った。この結果、周囲温度25゜Cにおいて全光束は、比較品4100lmに対し本発明試作品は4250lmと3.7%の改善がみられ、また、周囲温度35゜Cにおいて全光束は、比較品3900lmに対し本発明試作品は4200lmと7.7%の改善がみられた。また、周囲温度に対する照度の相対値(最大を100%)を測定することにより図4に示されるような特性が得られた。図4に明らかな如く温度上昇に対して照度の高い状態を保つことができ、温度特性の改善が見られた。更に、点灯時間に対する光束(最大を100%)を測定することにより図5に示されるような特性が得られた。図5に明らかな如く、点灯初期においても光束が多く立ち上がり、始動直後の光束立ち上がりの改善が見られる。
図6に第1の実施例における第1変形例を示す。図6に示すように、バルブ支持体31における高さの半分程度の位置には、バルブ1A〜1Cの端部1a〜1fが挿入される6個の孔が形成される平面部に平行に、細管40を通過させる孔62が形成された遮熱板61を設けることができ、バルブ1A〜1Cによる熱を遮蔽し、水銀ペレット39付近が最冷部として適正な温度となるように構成される。更に、凸部53の内部にも上記遮熱板61に平行し、細管40を通過させる孔63が形成された遮熱板64を設けることができる。この遮熱板64は、細管40を、水銀ペレット39が存在する領域とそれ以外の領域に区分し、水銀ペレット39が存在する領域への熱移動を遮断し、適正な最冷部温度の確保を行う。遮熱板61、64としては、ガラス、セラミック、樹脂等を用いることができる。なお、遮熱板61、64を設ける手法としては、口金3を二つ割りの構成として、遮熱板61、64をセットしてから二つ割りの部材を結合するか、遮熱板61、64を2パーツとして、1パーツ毎に口金3に設け、これらを結合して構成することができる。
更に、図6に示すように凸部53には、通気孔65による放熱機構を設けることができる。係る構成を採用することにより、適正な最冷部温度の確保に寄与する。放熱機構としては、単なる通気孔65に限られず、複数条のスリットを形成するようにしても良い。更に、細管40と口金3を熱良導体により接続する構成を採用することにより、細管40から口金3へ熱を逃がすことができ、適正な最冷部温度の確保に寄与する構成とすることができる。例えば、図6に示す通り細管40の先端部付近から熱良導体としてシリコーン樹脂を用いて口金3の凸部53におけるまで続く熱導体66を形成することができる。
本実施例に係る蛍光ランプにおいては、図2、図3の如く折り曲げて完成された細管40の先端部からバルブ支持体31に形成された孔を通過させて、先端部を凸部53内へ挿入して図3に示す如くの状態とする作業が必要であり、通常の機械による組み立ては困難となる。そこで、二か所のほぼ直角である折り曲げ部分を有する細管40に代えて、図7に示す如く、少なくともバルブ支持体31に形成された孔を通過した位置から凸部53内へ挿入される直前の位置までが直線管40aとされた細管40Aを採用することができる。この図7に示す細管40Aを採用することにより、ほぼ直線的な移動により細管40Aの先端部をバルブ支持体31に形成された孔を通過させて、更に先端部を凸部53内へ挿入して図7の状態とすることができ、機械による組み立てを可能とする。
また、細管40(40A)の先端部をバルブ支持体31に形成された孔を通過させて、更に先端部を凸部53内へ挿入し易くするために、バルブ支持体31Aの6個の孔における1つを図8に示すように構成すると良い。細管40(40A)が連通されていないバルブの端部1a〜1d、1fが挿入される円形の孔28がバルブ支持体31の平面部に形成され、細管40(40A)が連通さているバルブCの端部が挿入される孔29は、円形の周囲における一部から平面部の中央部に向けて細長い切欠29aを有して形成されている。この切欠29aは、細管40(40A)を口金3の凸部53内まで挿入する際の空間となるものであり、細管40(40A)を口金3の凸部53内まで挿入する作業を容易とする。
図8に示す通り、上記の切欠29aが延びる方向と直交する方向に、ヒューズ4を保持するケース35の長壁部が設けられる。係る構成により、ケース35における角が切欠されることなくヒューズ保持機能を確保できるものである。また、係る構成より細管40(40A)が図8の状態において、ケース35の上方に位置し、ヒューズ4を図2に示す如くケース35にセットした場合には、温度ヒューズ4におけるワイヤ41、41の間に細管40(40A)が位置することになるため、ヒューズ4をセットする際にワイヤ41、41が細管40(40A)に触れる可能性が低くなり、細管40(40A)の破損等の心配が少なく、作業性を向上させる。上記の切欠29aに合わせて、遮熱板61の孔62の形状を形成することにより、細管40(40A)を口金3の凸部53内まで挿入する作業を更に容易とすることができる。
なお、以上の説明においては、細管40(40A)が屈曲されているものを口金3にセットする例を説明したが、細管40(40A)がバルブ1Cの端部1eから直線上に延びたものを用いてバルブ支持体31にセットし、バルブ内を排気して、封入ガスを送り込むことによって置換した後に、その細管40を溶断することにより封止して、この後に図2等或いは図7に示すように細管40(40A)を折り曲げる作業を行っても良い。
また、バルブとしては、U字状のバルブを3本連通した例を示したが、図9に示されるH状のバルブを用いても良い。図9の蛍光ランプにおけるランプは、ここでは互いに並行に隣立する6本の直管により構成されるガラス製のバルブV1a〜V1fを結合管11により結合し、バルブV1a〜V1fが結合管11を介して1本の放電路を有するバルブとして機能するように構成されている。バルブV1a〜V1f内面には、例えば3波長形の蛍光体層が形成され、このバルブV1a〜V1f内には、アルゴン(Ar)やクリプトン(Kr)などの希ガス、または水銀などを含むガスが封入されている。
図9の蛍光ランプにおける底部方向から見た斜視図は、バルブV1dの端部1dがバルブV1bの端部1bと同形状となる以外は、図2に示した通りとなる。放電路の両端に位置するバルブV1aとバルブV1fにおけるそれぞれの一端部1a、1fには、ステムシールによって一対の電極が封装されている。各電極は、フィラメントコイルを有しており、このフィラメントコイルが一対の線状のウエルズに支持されている。各ウエルズは、例えば両端のバルブV1a、V1fにおける一端部1a、1fに封装されたジュメット線を介して上記両端のバルブV1a、V1fにおける一端部1a、1fから外部へ導出されたワイヤ(アウターワイヤ)21〜24となっている。
上記以外の構成は第1の実施例の蛍光ランプにおいて説明したものと同様である。このような実施例においても、第1の実施例と同様にランプの始動直後においてHg拡散に問題がなく光束の立ち上がりを早くすることができ、また、点灯状態において適正な最冷部温度の確保を図ることができる。但し、H字状のバルブの場合、結合管11がバルブの端部ではなく中央部側に設けられると、バルブの端部が最冷部となるので、係る構成のバルブに本発明を適用することはできない。また、U字状のバルブを複数並列に立設させてこれらを連通させたバルブ(例えば、特願2005−221748号)や、一本の放電管を螺旋状に屈曲させた発光管(例えば、特願2005−221748号の図9)などについて、本発明は適用可能なものである。
1A〜1C バルブ
V1a〜V1f バルブ
1a〜1f 端部
3 口金
4 ヒューズ
11 結合管
21〜24、41 ワイヤ
28、29 孔
29a 切欠
31、31A バルブ支持体
35 ケース
38、40、40A 細管
39 水銀ペレット
46 窪部
50 ピン支持体
51 ピン
53 凸部
61、64 遮熱板
62、63 孔
65 通気孔
66 熱導体
V1a〜V1f バルブ
1a〜1f 端部
3 口金
4 ヒューズ
11 結合管
21〜24、41 ワイヤ
28、29 孔
29a 切欠
31、31A バルブ支持体
35 ケース
38、40、40A 細管
39 水銀ペレット
46 窪部
50 ピン支持体
51 ピン
53 凸部
61、64 遮熱板
62、63 孔
65 通気孔
66 熱導体
Claims (5)
- 内部に蛍光体層を有する発光管と;
発光管の端部を支持すると共に支持部、この支持部とは反対方向に突出する口金ピン及び口金ピンに隣接して口金ピンよりも大きく同方向に突出する凸部を有する口金と;
発光管の端部に連通すると共に口金における支持部の内側から凸部内まで延在している細管と;
を具備することを特徴とする蛍光ランプ。 - 細管と口金が熱良導体により接続されていることを特徴とする請求項1に記載の蛍光ランプ。
- 口金の内に遮蔽板を設け、細管を、支持部側の領域と凸部側の領域に区分したことを特徴とする請求項1または2に記載の蛍光ランプ。
- 発光管の端部を支持する部材には、細管を口金の凸部内まで挿入する際の空間となる切欠が形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の蛍光ランプ。
- 切欠が延びる方向と直交する方向に、ヒューズを保持するケースの長壁部が設けられていることを特徴とする請求項4に記載の蛍光ランプ。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008105394A1 (ja) * | 2007-02-28 | 2008-09-04 | Osram Gesellschaft Mit Beschraenkter Haftung | コンパクト形蛍光ランプ |
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2006
- 2006-02-22 JP JP2006045843A patent/JP2007227104A/ja not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2008105394A1 (ja) * | 2007-02-28 | 2008-09-04 | Osram Gesellschaft Mit Beschraenkter Haftung | コンパクト形蛍光ランプ |
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