JP2007226652A - 温暖化ガス排出量原単位の開示システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】電力供給設備に設置され、前記電力供給設備における発電に伴って発生する発電電力量単位当たりのGHG排出量を算出するための情報を計測する情報収集部4と、前記情報収集部中の対象とする電力供給設備を指定する対象設備選定部7と、前記対象設備選定部により選定された前記情報収集部から送られた情報を得て、予め定められた地域単位で集計する情報集計部8と、前記情報集積部により集計された情報を用いて前記地域単位でGHG排出量原単位を算出する算出部9とをそなえたことを特徴とするGHG排出原単位開示システム。
【選択図】図1
Description
電力供給設備に設置され、前記電力供給設備における発電に伴って発生する発電電力量単位当たりの地球温暖化ガス排出量を算出するための情報を計測する情報収集部と、
前記情報収集部中の対象とする電力供給設備を指定する対象設備選定部と、
前記対象設備選定部により選定された前記情報収集部から送られた情報を得て、予め定められた地域単位で集計する情報集計部と、
前記情報集積部により集計された情報を用いて前記地域単位で地球温暖化ガス排出量原単位を算出する算出部と
をそなえたことを特徴とする地球温暖化ガス排出原単位開示システム、
を提供するものである。
図1は、本発明の実施例1のシステム構成を示している。この実施例1では、発電設備1と発電設備1とが接続された電力系統網2、および電力系統網2に接続された需要負荷3により系統構成が構築されている。
図4は、本発明の実施例2のシステム構成を示している。この実施例2では、発電設備毎に設置される情報収集部4に時刻情報16を、またGHG排出原単位開示システム6に対象時刻設定部17が設けられており、投入エネルギーや発電量等のGHG排出量の集計に必要なデータ毎に、その時刻情報を付加できることを特徴とする。
図5は、本発明の実施例3のシステム構成を示している。この実施例3では、GHG排出原単位開示システム6に対象時刻選定部17およびデータ送信部18が設置され、データ送信部18はインターネット等の通信回線19を経由して、CDM実施者等が有する受信装置20に接続されている。
図6は、本発明の実施例4のシステム構成を示している。ここで、上記実施例3と同じ内容は説明を省略する。この実施例4では、受信装置20の出力情報の処理部として、プロジェクト実施前のGHG排出原単位に基づき排出量を推定する推定排出量算出部20、およびベースライン・シナリオとの差異を求める差異検討部21を有することを特徴とする。
図7は、本発明の実施例5のシステム構成を示している。ここで、上記実施例1ないし同4と同じ内容は説明を省略する。この実施例5では、データ送信部18に、データ送信を定期的に行う自動送信部23を付加したことを特徴とする。
図8は、本発明の実施例6のシステム構成を示している。ここで、上記実施例1ないし同5と同じ内容は説明を省略する。この実施例6では、GHG排出原単位開示システム6にGHG最小化運転条件設定部24を有し、対象となる発電設備の設備稼働率、発電効率、発電量情報を基に、GHG排出量を最小化する運転条件を算出することを特徴とする。
図9は、本発明の実施例7のシステム構成を示している。ここで、上記実施例6と同じ内容は説明を省略する。この実施例7では、実施例6の構成に発電端-負荷端送電損失原単位DB25が付加され、発電効率の情報として系統側の送電ロス情報も付加することができることを特徴とする。
5 インターネット等の通信回線、6 GHG排出原単位開示システム、
7 対象設備選定部、8 情報集計部、9 原単位データ算出部、
10 GHG排出量算出用基本原単位DB、11 データ出力部、
12 対象範囲、15 エクセルファイル、16 時刻情報、17 対象時刻設定部、
18 データ送信部、19 インターネット等の通信回線、20 受信装置、
21 プロジェクト実施前のGHG排出原単位に基づく推定排出量算出部、
22 ベースラインシナリオとの差異検討部、23 自動送信部、
24 GHG最小化条件設定部、25 発電端-負荷端送電損失原単位DB。
Claims (8)
- 電力供給設備に設置され、前記電力供給設備における発電に伴って発生する発電電力量単位当たりの地球温暖化ガス排出量を算出するための情報を計測する情報収集部と、
前記情報収集部中の対象とする電力供給設備を指定する対象設備選定部と、
前記対象設備選定部により選定された前記情報収集部から送られた情報を得て、予め定められた地域単位で集計する情報集計部と、
前記情報集積部により集計された情報を用いて前記地域単位で地球温暖化ガス排出量原単位を算出する算出部と
をそなえたことを特徴とする地球温暖化ガス排出原単位開示システム。 - 請求項1記載の地球温暖化ガス排出原単位開示システムにおいて、
前記情報収集部は、
前記予め定められた地域単位に基く対象地域につき、発電に関する消費量および発電量の時間情報を計測し、
前記算出部は、
前記求めた地球温暖化ガス総排出量と当該時刻の総電力供給量とから時間毎の地球温暖化ガス排出量原単位を集計することを特徴とする地球温暖化ガス原単位開示システム。 - 請求項2記載の地球温暖化ガス排出原単位開示システムにおいて、
前記算出部が算出した結果を、事前に登録した事業者、地球温暖化ガス集計者、及びクレーン・ディベロップメント・メカニズム実施者のうち少なくとも一箇所に要求時間毎に定期的に伝える通信手段をそなえたことを特徴とする地球温暖化ガス排出量開示システム。 - 請求項3記載の地球温暖化ガス排出原単位開示システムにおいて、
前記情報集計部は、最新の電力消費情報およびクリーン・ディベロップメント・メカニズムプロジェクト実施前の設備の最新の排出原単位に関する情報を収集し、
前記算出部は、前記情報集計部からの情報に基づき、プロジェクト開始時に推定したベースライン地球温暖化ガス排出量を再計算し、前の計算値と再計算値との比較結果を通知する
ことを特徴とする地球温暖化ガス排出量開示システム。 - 請求項1ないし4記載の地球温暖化ガス排出原単位開示システムにおいて、
地球温暖化ガス排出量を集計する時刻を指定する対象時刻選定部をそなえ、
前記対象時刻選定部が指定した時刻毎に、対象となる発電設備に地球温暖化ガス排出量を自動集計し配信するようにしたことを特徴とする地球温暖化ガス排出量開示システム。 - 請求項1ないし4記載の地球温暖化ガス排出原単位開示システムにおいて、
予め登録されたデータ送信条件に基いて自動的にデータ送信する自動送信部をそなえたことを特徴とする地球温暖化ガス排出原単位開示システム。 - 請求項1ないし6記載の地球温暖化ガス排出原単位開示システムにおいて、
前記算出部は、対象となる発電設備の設備稼働率、発電効率、発電量情報を基に、発電設備の運転最適化が進んだ場合の地球温暖化ガス排出量を推定することを特徴とする地球温暖化ガス排出原単位開示システム。 - 請求項1ないし6記載の地球温暖化ガス排出原単位開示システムにおいて、
前記算出部は、発電効率の情報として系統側の送電ロス情報を加味して送電系統による損失を地球温暖化ガス排出量として算出することを特徴とする地球温暖化ガス排出原単位開示システム。
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