JP2007226612A - ウィンドウ表示装置、ウィンドウ表示方法、ウィンドウ表示プログラム、およびウィンドウ表示プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

ウィンドウ表示装置、ウィンドウ表示方法、ウィンドウ表示プログラム、およびウィンドウ表示プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】マルチウィンドウシステムにおけるウィンドウ操作を簡易化できるウィンドウ表示装置を提供する。
【解決手段】ウィンドウ情報取得手段111によって取得された各ウィンドウの情報に基づいて、複数のウインドウについて表示画面上に重ねて提示する支援情報提示手段112と、支援情報提示手段112によって表示画面上に重ねて提示された情報の中から、利用者が所望するウィンドウを選択するに必要な指示入力を行うための指示入力手段106と、指示入力手段において受け付けられた指示入力の内容を解析する指示内容解析手段110と、指示内容解析手段110による解析結果と、ウィンドウ情報取得手段111によって取得された各ウィンドウの情報とを比較して、利用者の選択条件に一致するウィンドウを選択するウィンドウ選択手段113と、ウィンドウ選択手段113によって選択されたウィンドウを、表示手段の表示画面上の最上層に表示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、一般にウィンドウ表示装置に関するものであり、より特定的には汎用コンピュータなどの情報処理装置で実現されているマルチウィンドウシステムにおけるウィンドウ操作を簡易化できるウィンドウ表示装置に関する。本発明はまた、汎用コンピュータなどの情報処理装置で実現されているマルチウィンドウシステムにおけるウィンドウ操作を簡易化できるウィンドウ表示方法に関する。本発明はさらに、そのような方法を実現できるウィンドウ表示プログラムに関する。本発明はさらに、そのようなウィンドウ表示プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
従来、汎用コンピュータなどの情報処理装置においては、操作を容易にするGUI(Graphical User Interface)として、ウィンドウシステムが利用されている。このウィンドウシステムでは、表示画面上にウィンドウを表示し、そのウィンドウを使用して各種プログラムが実行されるようになっている。
また、前記ウィンドウシステムにおいては、複数のタスクを並行処理するマルチタスクを、表示画面上に複数のウィンドウを表示するマルチウィンドウによって実現している。このマルチウィンドウシステムにおいて、利用者は、複数のウィンドウの切り替えを、マウスなどのポインティング・デバイスの操作によって行うことができる。
例えば、処理を行うプログラムのウィンドウ上にマウスカーソルを移動し、マウスのボタンをクリックすることで、該プログラムのウィンドウを最上層に表示してアクティブにしたり、処理を行うプログラム以外のウィンドウを、該ウィンドウの最小化ボタン上にマウスカーソルを移動し、マウスのボタンをクリックすることで最小化したりすることによって、複数のウィンドウの切り替えを行うことができる。
さらに、複数のウィンドウが重なり合って表示されている状態から、所望するプログラムのウィンドウをみつけて表示するための操作を簡易化する方法として、Windows(登録商標)のタスクバーを使用する方法や、特許文献1〜4に開示されている方法などがある。
(Windows(登録商標)のタスクバーの場合)
Windows(登録商標)のタスクバーの場合、タスクバーに、処理を行う各プログラムに対応するボタンを表示しており、利用者が、その中から所望するプログラムのボタンをみつけて、そのボタン上にマウスカーソルを移動し、クリックすることで、該プログラムのウィンドウを最上層に表示してアクティブにしたり、逆に最小化したりすることができる。
これにより、所望するプログラムのウィンドウをみつけるために、他のウィンドウの位置までマウスカーソルを移動し、そのウィンドウを移動したり、最小化したりする手間を省くことができる。
(特許文献1で開示されているマルチウィンドウシステムの場合)
特許文献1では、画面上に表示している複数のウィンドウの中から、一定時間未使用だったウィンドウを検出し、そのウィンドウを最小化したアイコンに変形して、画面上の特定の場所に表示するマルチウィンドウシステムが開示されている。
これにより、表示するウィンドウの数を減らすことができ、所望するプログラムのウィンドウを見つけ易くなる。
(特許文献2で開示されているウィンドウ表示装置の場合)
特許文献2では、画面上に表示している複数のウィンドウの中から、上層のウィンドウの表示形態を一時的に変化させ(例えば、アイコン化)、下層のウィンドウやアイコンを視認できる状態にし、一定時間経過後、該上層のウィンドウの表示形態を自動的に元に戻すウィンドウ表示装置が開示されている。
これにより、所望するプログラムのウィンドウを見つける際に、一時的に変化させたウィンドウの表示形態を手動で元に戻す手間を省くことができる。
(特許文献3で開示されているウィンドウ制御装置の場合)
特許文献3では、画面上に表示している複数のウィンドウのうち、タイトルバーの一部が他のウィンドウなどで隠れているウィンドウについて、その隠れている部分に書かれているプログラム名などを、タイトルバーの可視領域に移動して表示するウィンドウ制御装置が開示されている。
これにより、他のウィンドウなどによって、タイトルバーの一部が隠れているウィンドウについても、プログラム名などを表示することができ、所望するプログラムのウィンドウを見つける際に役に立つ。
(特許文献4で開示されているウィンドウ操作装置の場合)
特許文献4では、画面上に表示している複数のウィンドウのうち、アクティブなウィンドウを、ダイヤル付きポインティング・デバイスの操作(ダイヤルの時計回り/反時計回り)によって、半透明表示し、その下層のウィンドウを重ねて表示するウィンドウ操作装置が開示されている。
これにより、所望するプログラムのウィンドウをみつけるために、他のウィンドウの位置までマウスカーソルを移動して、そのウィンドウを移動したり、最小化したりする手間を省くことができる。
特開平9−190329号公報
特開平11−85443号公報
特開平11−85444号公報
特開2000−47785号公報
しかしながら、Windows(登録商標)のタスクバーを使用する方法や、特許文献1〜4にて開示されている各装置には、それぞれ次のような課題がある。
(Windows(登録商標)のタスクバーの場合)
タスクバーの各ボタンには、プログラム名などを表示しているが、プログラム名が長い場合、ボタンにはプログラム名の一部しか表示できない。そのため、同じプログラムのウィンドウを複数表示している場合、各ボタンの区別がしにくくなる。
また、多数のプログラムのウィンドウを表示している場合、各ボタンのサイズは小さくなり、ボタンに表示できるプログラム名の長さはさらに制限されるので、各ボタンを区別するのがより困難になる。
(特許文献1で開示されているマルチウィンドウシステムの場合)
表示画面いっぱいに、多数のウィンドウを表示している場合、アイコンを表示する場所がなくなる。
また、利用者が所望するプログラムのウィンドウの未使用時間を把握できていない場合、表示しているウィンドウと、アイコンの両方をみる必要があり、効率が悪い。
(特許文献2で開示されているウィンドウ表示装置の場合)
利用者が、所望するプログラムのウィンドウがみつかった後、そのプログラムのウィンドウで作業を行っていると、みつける際に一時的に変化させていた上層のウィンドウが、一定時間経過後に、所望するプログラムのウィンドウの上層に再表示されるため、作業の邪魔となる。
(特許文献3で開示されているウィンドウ制御装置の場合)
完全に他のウィンドウの下に隠れてしまったウィンドウに対応できない。
(特許文献4で開示されているウィンドウ操作装置の場合)
アクティブなウィンドウ上に大量の文字列や数値などを表示していると、半透明表示にして、下層のウィンドウと重ねて表示しても、下層のウィンドウの内容が見難い。
本発明は、前記の課題を解決するためになされたもので、マルチウィンドウシステムにおけるウィンドウ操作を簡易化できるウィンドウ表示装置を提供することを目的とする。
本発明の他の目的は、マルチウィンドウシステムにおけるウィンドウ操作を簡易化できるウィンドウ表示方法を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、そのような方法を実現するウィンドウ表示プログラムを提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、そのようなウィンドウ表示プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することにある。
本発明にかかるマルチウィンドウ表示装置は、複数のウインドウの重ねあわせ表示が可能なマルチウインドウ表示装置であって、表示画面上に前記複数のウィンドウを重ね合せて表示する表示手段と、前記複数のウィンドウのそれぞれを特定するための情報を取得するウィンドウ情報取得手段と、利用者が、前記重ねあわされて表示されたウィンドウの内の、いずれのウィンドウを選択するかについて行う入力を支援するために必要な情報を、前記ウィンドウ情報取得手段によって取得された各ウィンドウの情報に基づいて、前記表示画面上に提示する支援情報提示手段と、前記支援情報提示手段によって前記表示画面上に重ねて提示された情報の中から、利用者が所望するウィンドウを選択するに必要な指示入力を行うための指示入力手段と、前記指示入力手段において受け付けられた指示入力の内容を解析する指示内容解析手段と、前記指示内容解析手段による解析結果と、前記ウィンドウ情報取得手段によって取得された各ウィンドウの情報とを比較して、利用者の選択条件に一致するウィンドウを選択するウィンドウ選択手段と、前記ウィンドウ選択手段によって選択されたウィンドウを、前記表示手段の表示画面上の最上層に表示するように制御を行う表示制御手段とを備えたことを特徴とする。
具体的には、まず、支援情報提示手段によって、利用者が指示入力を行う際の支援情報を提示する。例えば、ウィンドウ情報取得手段によって取得した各ウィンドウの情報に基づいて、各ウィンドウの枠線を表示する。この枠線情報を参照して、利用者は、所望するプログラムのウィンドウについて、おおよその位置情報を指示入力手段により入力し、指示内容解析手段により内容が解析される。ここで、位置情報とは、例えば、マウスのクリック操作によって取得できるマウスカーソル位置の点情報であったり、マウスのドラッグ操作によって取得できる矩形領域情報であったり、マウスの円を描く操作によって取得できる円領域情報であったり、予め表示手段の表示画面を複数の領域に分割しておき、各分割領域に対応するキーボタンを押下する操作によって取得できる領域情報であったりする。
次に、この位置情報とウィンドウ情報取得手段によって取得した各ウィンドウの情報から、選択条件に一致するウィンドウを選択する。このときの選択条件は、例えば、位置情報が点情報ならば、ウィンドウ情報取得手段によって取得した各ウィンドウの代表点情報(ウィンドウ枠の四隅の点や、中心点など)/枠線情報と比較して、距離的に近い代表点情報/枠線情報を持ったウィンドウであったり、位置情報が領域情報ならば、ウィンドウ情報取得手段によって取得した各ウィンドウの領域情報と比較して、重なる部分が大きい領域情報を持ったウィンドウであったりする。
そして、ウィンドウ選択手段によって選択したウィンドウを表示手段の表示画面上の最上層に表示するように表示制御手段が制御する。最上層に表示したウィンドウが、利用者が所望するプログラムのウィンドウでなければ、次に選択条件に一致するウィンドウを選択し、最上層に表示する。利用者が所望するプログラムのウィンドウになるまでこの処理を繰り返す。
これにより、表示手段の表示画面上に、多数のウィンドウを表示している状態で、所望のプログラムのウィンドウが他のウィンドウの下に完全に隠れていても、他のウィンドウを移動/最小化することなく、みつけることができる。また、利用者が所望するプログラムのウィンドウについて、単におおまかな位置情報を指定するのではなく、事前にウィンドウの枠線表示といった支援情報を提示することにより、より正確な位置情報を指定することができ、効率がよい。
さらに、支援情報の提示としてウィンドウの枠線を表示する際に、ウィンドウ情報取得手段によって取得した各ウィンドウの情報に基づいて、各ウィンドウの枠線の表示形態を他のウィンドウの枠線と異ならせて表示する。例えば、使用回数(表示手段の表示画面上において最上層に表示され、利用者に使用された回数)の多いものほど、濃い色で表示したり、表示手段の表示画面上において上層にあるものほど、濃い色で表示したり、プログラムの種類によって色を変えたりする。
これにより、利用者にさらに詳しい支援情報を提示することができ、所望のプログラムのウィンドウをみつけるのに役立つ。
さらに、ウィンドウ選択手段によって選択したウィンドウを最上層に表示する際に、他のウィンドウを一時的に非表示とする。これにより、最上層に表示したウィンドウが、利用者が所望したプログラムのウィンドウであるかどうかを確認し易くなる。
さらに、一部のウィンドウ(例えば、他のウィンドウの下に隠れて、表示画面上に表示されていないウィンドウ)に対してのみ、ウィンドウの情報をウィンドウ情報取得手段によって取得するように変更する。これにより、例えば、所望するプログラムのウィンドウが表示画面上に表示されていない場合に、他のウィンドウの下に隠れた複数のウィンドウのみを対象にして、みつけることができるので、より効率がよい。
本発明の他の局面に従うマルチウィンドウ表示方法は、表示画面上に複数のウィンドウを重ね合せて表示する表示ステップと、前記複数のウィンドウのそれぞれを特定するための情報を取得するウィンドウ情報取得ステップと、利用者が、前記重ねあわされて表示されたウィンドウの内の、いずれのウィンドウを選択するかについて行う入力を支援するために必要な情報を、前記ウィンドウ情報取得ステップによって取得された各ウィンドウの情報に基づいて、前記表示画面上に提示する支援情報提示ステップと、前記支援情報提示ステップによって前記表示画面上に重ねて提示された情報の中から、利用者が所望するウィンドウを選択するに必要な指示入力を行うための指示入力ステップと、前記指示入力ステップにおいて受け付けられた指示入力の内容を解析する指示内容解析ステップと、前記指示内容解析ステップによる解析結果と、前記ウィンドウ情報取得ステップによって取得された各ウィンドウの情報とを比較して、利用者の選択条件に一致するウィンドウを選択するウィンドウ選択ステップと、前記ウィンドウ選択ステップによって選択されたウィンドウを、前記表示ステップの表示画面上の最上層に表示するように制御を行う表示制御ステップとを備えたことを特徴とする。
本発明の他の局面に従うマルチウィンドウ表示プログラムは、上述のウィンドウ表示装置が備える各手段をコンピュータに実行させるためのプログラムにかかる。
本発明の他の局面に従う記録媒体は、上述のマルチウィンドウ表示プログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体に係る。
以上のように、本発明に係るウィンドウ表示装置、ウィンドウ表示方法、ウィンドウ表示プログラム、およびウィンドウ表示プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体によれば、ウィンドウ選択手段によって選択されたウィンドウを表示手段の表示画面上の最上層に表示することで、利用者が所望するウィンドウをみつけて表示する操作を容易化する。ひいては、マルチウィンドウシステムにおけるウィンドウ操作を簡易化できる。
マルチウィンドウシステムにおけるウィンドウ操作を簡易化するという目的を、ウィンドウ選択手段によって選択されたウィンドウを表示手段の表示画面上の最上層に表示することで、利用者が所望するウィンドウをみつけて表示する操作を容易化することによって実現した。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施例について説明する。以下の説明では、同一の部分には同一の符号を付している。それらの名称および機能も同一である。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
(ウィンドウ表示システムの構成)
まず、ウィンドウ表示システムの構成について説明する。図1は、実施例1にかかるウィンドウ表示システムのブロック図である。
図1を参照して、本ウィンドウ表示システムは、ウィンドウ表示装置101と、ネットワーク102と、記録媒体103と、情報処理装置104とを含んだ構成となっている。
ウィンドウ表示装置101は、各種プログラムを複数のウィンドウを使用して処理を行う装置である。
ネットワーク102は、ウィンドウ表示装置101と、図示のない他のPC(Personal Computer)を接続する。他のPCからネットワーク102を介して、ウィンドウ表示装置101に、各種プログラムで使用するデータなどが供給される。逆に、ウィンドウ表示装置101の各種プログラムで処理されたデータなどがネットワーク102を介して、他のPCに供給されてもよい。ネットワーク102は、例えば、LAN(Local Area Network)やインターネットなどによって構成される。
記録媒体103は、ウィンドウ表示装置101の各種プログラムで使用するデータなどを記録する。または、ウィンドウ表示装置101の各種プログラムで処理されたデータなどを記録するために用いられてもよい。記録媒体103としては、データを記録することが可能なリムーバブルメディアであれば、どのような記録媒体を用いてもよい。
情報処理装置104は、ウィンドウ表示装置101の各種プログラムで処理されたデータなどを受けて処理するための装置である。逆に、情報処理装置104が、ウィンドウ表示装置101の各種プログラムで使用するデータなどをウィンドウ表示装置101に供給してもよい。もしくは、ウィンドウ表示装置101が、情報処理装置104のウィンドウを制御してもよい。情報処理装置104は、例えば、PCなどである。
(ウィンドウ表示装置の構成)
次に、ウィンドウ表示装置の構成について説明する。
ウィンドウ表示装置101は、図1に示すように、入出力部105、指示入力部106、表示部107、記憶部108、および制御部109を備えた構成となっている。
入出力部105は、ウィンドウ表示装置101の各種プログラムで使用するデータ、もしくはウィンドウ表示装置101の各種プログラムで処理されたデータなどを、ネットワーク102、記録媒体103、情報処理装置104と送受信する。例えば、記録媒体103とデータを送受信する場合、記録媒体リーダ/ライタなどが入出力部105に相当する。
指示入力部106は、利用者からの指示入力を受け付けるものである。具体的には、後述するキーボード201やマウス202などが指示入力部106に相当する。
表示部107は、ウィンドウを表示する表示手段である。この表示部107は、例えば、液晶表示装置などの薄型ディスプレイによって構成される。
記憶部108は、ウィンドウ表示装置101が動作する上で必要とされる各種データを記憶するとともに、後述するウィンドウ情報を記憶する記憶手段でもある。この記憶部108としては、不揮発性のメモリであれば、どのような記録媒体を用いてもよいが、例えば、フラッシュメモリなどが好適に用いられる。
制御部109は、ウィンドウ表示装置101における動作を制御するブロックであり、機能ブロックとして、指示内容解析部110、ウィンドウ情報取得部111、支援情報提示部112、ウィンドウ選択部113、および表示制御部114を備えている。
指示内容解析部110は、指示入力部106から入力された利用者による指示入力の内容に応じて、ウィンドウ情報取得部111、支援情報提示部112、ウィンドウ選択部113に対して指示を行うブロックである。
ウィンドウ情報取得部111は、表示部107に表示しているウィンドウの情報を取得するブロックである。
支援情報提示部112は、利用者が指示入力部106から、所望するプログラムのウィンドウの位置情報を入力する際に、それを支援する情報を提示するブロックである。
ウィンドウ選択部113は、指示内容解析部110の解析結果と、ウィンドウ情報取得部111によって取得されたウィンドウの情報から選択条件に一致するウィンドウを選択するブロックである。
表示制御部114は、表示部107における表示を制御するブロックである。
なお、制御部109が備える各機能ブロックは、CPU(Central Processing Unit)などの演算手段が、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などの記憶手段に記憶されたプログラムを実行し、入出力部105、指示入力部106、表示部107、および記憶部108などのハードウェア構成を制御することにより実現することができる。したがって、これらの手段を有するコンピュータが、上記プログラムを記録した記録媒体を読み取り、当該プログラムを実行するだけで、制御部109の各種機能を実現することができる。また、上記プログラムをリムーバブルな記録媒体に記録することにより、任意のコンピュータ上で上記の各種機能および各種処理を実現することができる。
このプログラムが記録される記録媒体としては、記憶部108でもよいし、マイクロコンピュータで処理を行うために図示しないメモリ、例えばROMのようなものがプログラムメディアであってもよいし、また、図示していないが外部記憶装置としてプログラム読み取り装置が設けられ、そこに記録媒体を挿入することにより読み取り可能なプログラムメディアであってもよい。
また、何れの場合でも、格納されているプログラムは、マイクロプロセッサがアクセスして実行される構成であることが好ましい。さらに、プログラムを読み出し、読み出されたプログラムは、マイクロコンピュータのプログラム記憶エリアにダウンロードされて、そのプログラムが実行される方式であることが好ましい。なお、このダウンロード用のプログラムは予め本体装置に格納されているものとする。
また、上記プログラムメディアとしては、本体と分離可能に構成される記録媒体であり、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フレキシブルディスクやハードディスク等の磁気ディスクやCD/MO/MD/DVD等のディスクのディスク系、ICカード(メモリカードを含む)等のカード系、あるいはマスクROM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)、フラッシュROM等による半導体メモリを含めた固定的にプログラムを担持する記録媒体等がある。
また、インターネットを含む通信ネットワークを接続可能なシステム構成であれば、通信ネットワークからプログラムをダウンロードするように流動的にプログラムを担持する記録媒体であることが好ましい。
さらに、このように通信ネットワークからプログラムをダウンロードする場合には、そのダウンロード用のプログラムは予め本体装置に格納しておくか、あるいは別な記録媒体からインストールされるものであることが好ましい。
(ウィンドウ表示装置の外観)
次に本実施例にかかるウィンドウ表示装置の外観を説明する。
図2を参照して、ウィンドウ表示装置101は、汎用の情報処理装置であり、表示部107、キーボード201、マウス202を備えている。
表示部107は、前記したように、ウィンドウを表示する表示手段である。キーボード201、およびマウス202は、利用者からの入力を受け付ける入力手段である。マウス202によって、例えば、所望するプログラムのウィンドウの位置を指定するためのカーソル移動操作などが受け付けられる。前記した指示入力部106は、このキーボード201、およびマウス202を含んでいる。
また、ウィンドウ表示装置101の本体筐体の側面には、記録媒体103が挿入される記録媒体挿入口203が設けられている。この記録媒体挿入口203に挿入された記録媒体103から、前記した入出力部105がデータを読み出すことになる。
(処理手順)
次に、処理手順について説明する。
図3は、本実施例におけるウィンドウ表示装置101で実行される処理の流れを説明するフローチャートである。
まず、ステップ301(以降、S301のように称する)において、指示内容解析部110は、利用者からの指示内容を解析する。利用者からの指示内容が、所望するプログラムのウィンドウをみつけるための探索モードへの切替指示であると解析された場合(S301にてYes)、処理はS302に移行する。それ以外の場合(S301にてNo)、処理を終了する。
次に、S302において、各プログラムのウィンドウで処理を行う通常モードから、利用者が所望するプログラムのウィンドウをみつけるための探索モードに切り換える。その後、処理はS303に移行する。
S303において、ウィンドウ情報取得部111は、現時点で表示部107の表示画面上に表示している各プログラムのウィンドウについてウィンドウの情報を取得し、記憶部108に記憶しておく。ここで取得するウィンドウの情報は、少なくとも、ウィンドウの枠四隅の点について、表示部107の表示画面上における座標情報(例えば、プログラム「A」のウィンドウの場合、左上の点(XA1,YA1)、右上の点(XA2,YA2)、左下の点(XA3,YA3)、右下の点(XA4,YA4)など)を含む。その後、処理はS304に移行する。
そして、S304において、支援情報提示部112が、S303にて記憶部108に記憶している各ウィンドウのウィンドウ情報を基に、各ウィンドウの枠線を表示部107の表示画面上に表示する。その後、処理はS305に移行する。
S305において、指示内容解析部110は、利用者からの指示入力を待機する状態になる。そして、利用者による指示入力部106からの指示入力が検出されると、S306において、指示内容解析部110は、利用者からの指示内容を解析する。利用者からの指示内容が、所望するプログラムのウィンドウを指定するための位置情報であると解析された場合(S306にてYes)、処理はS307に移行する。それ以外の場合(S306にてNo)、処理はS311に移行する。
S307において、ウィンドウ選択部113が、S306にて指示内容解析部110が解析した結果得られた位置情報と、記憶部108に記憶している各ウィンドウの情報から選択条件に一致するウィンドウを選択する。ここでの位置情報は、利用者によるマウスのクリック操作で取得されたマウスカーソル位置の点の座標情報であり、また、選択条件は、各ウィンドウの情報の中から、前記マウスカーソル位置の点と距離的に最も近いウィンドウの枠四隅の点(4つのうちのいずれか)を持つウィンドウである。その後、処理はS308に移行する。
そして、S308において、表示制御部114が、S307にて選択されたウィンドウを表示部107の表示画面上の最上層に表示するように制御する。その後、処理はS309に移行する。
S309において、指示内容解析部110は、利用者からの指示入力を待機する状態になる。そして、利用者による指示入力部106からの指示入力が検出されると、S310において、指示内容解析部110は、利用者からの指示内容を解析する。利用者からの指示内容が、表示部107の表示画面上の最上層に表示されているウィンドウが、利用者が所望するプログラムのウィンドウではないため、再探索を指示する内容である場合(S310にてYes)、処理はS307に移行する。このとき、S307にて、ウィンドウ選択部113が、現時点で最上層に表示されているウィンドウを再び選択しないように、記憶部108に記憶されている該ウィンドウの情報を選択対象から外しておく。また、表示部107の表示画面上の最上層に表示されたウィンドウが、利用者が所望するプログラムのウィンドウである場合(S310にてNo)、処理はS311に移行する。
S311において、探索モードから、通常モードに切り換えて処理を終了する。
以上のようなフローチャートに基づく、ウィンドウ表示装置101の動作について説明する。
(利用者が所望するプログラムのウィンドウをみつけるときの表示例)
次に図4〜図8を参照して、利用者が所望するプログラムのウィンドウをみつけるときの表示部407の表示例について説明する。
図4は、表示部107の表示画面上に複数のウィンドウが表示されている場合の表示状態の一例である。具体的には、5つのプログラム(それぞれをA、B、C、D、Eとする)が起動し、それぞれに対応するウィンドウ401A〜401Eの5つのウィンドウで処理が行われ、表示されている。ただし、ウィンドウ401D、ウィンドウ401Eはウィンドウ401Aの下に隠れている(したがって、図面には表されていない)。また、マウスカーソル402もいっしょに表示されている。
この表示状態から、利用者が、所望するプログラム「D」のウィンドウ401Dをみつけるために、キーボード201上にある「モード切替」キーを押下すると、探索モードへの切替指示と解釈され(S301にて、Yes)、探索モードに切り替わる(S302)。なお、ここでは、探索モードへの切替指示の入力方法は、キーボード201上に専用に準備した「モード切替」キーの押下となっているが、他の方法でもよい。例えば、キーボード201上の他のキーに同様に機能を割り当てて、該当キーを押下する操作でもよいし、マウス202の右ボタンのクリック操作などでもよい。
次に、ウィンドウ情報取得部111が現時点で表示部107の表示画面上に表示している5つのプログラムのウィンドウについて、ウィンドウの情報を取得し、記憶部108に記憶する。ここで、取得するウィンドウの情報は、少なくとも、ウィンドウの枠四隅の点座標情報を含む。具体的には、次に示す情報を取得する。プログラム「A」の場合、点座標情報(左上の点(XA1,YA1)、右上の点(XA2,YA2)、左下の点(XA3,YA3)、右下の点(XA4,YA4))を取得する。同様に、プログラム「B」の場合、点座標情報((XB1,YB1)、(XB2,YB2)、(XB3,YB3)、(XB4,YB4))を取得し、プログラム「C」の場合、点座標情報((XC1,YC1)、(XC2,YC2)、(XC3,YC3)、(XC4,YC4))を取得し、プログラム「D」の場合、点座標情報((XD1,YD1)、(XD2,YD2)、(XD3,YD3)、(XD4,YD4))を取得し、プログラム「E」の場合、点座標情報((XE1,YE1)、(XE2,YE2)、(XE3,YE3)、(XE4,YE4))を取得する。
そして、支援情報提示部112が、記憶部108に記憶しているウィンドウ情報に基づき、各ウィンドウの枠線のみを表示部107の表示画面上に表示する(S304)。図5は、このときの表示状態を示している。各プログラムのウィンドウの枠線は「A」から順に、501A、501B、501C、501D、501Eとなっている。このように利用者の支援情報として、ウィンドウの枠線情報を提示することにより、利用者は現時点で表示部107の表示画面上に表示されているウィンドウの位置情報を把握することができる。この状態で利用者の指示を待つ(S305)。
この表示状態から、利用者が、所望するプログラム「D」のウィンドウのおおまかな位置にマウスカーソル402を移動し、マウス202の左ボタンをクリックすると、所望するプログラムのウィンドウの位置指定と解釈される(S306にて、Yes)。図6は、このときの表示状態を示している。また、指示内容解析部110の解析の結果、マウスカーソル402の位置の点情報(XPOINT,YPOINT)を取得し、記憶部108に記憶する。
次に、ウィンドウ選択部113が、「A」〜「E」のプログラムのウィンドウ情報の中から、マウスカーソル402の指し示す位置の点情報(XPOINT,YPOINT)と距離的に最も近いウィンドウの枠四隅の点(いずれか1つ)を持つウィンドウを選択する(S307)。ここでは、プログラム「E」のウィンドウの左上の点((XE1,YE1))が最も近い点であり、ウィンドウ選択部113は、プログラム「E」のウィンドウ401Eを選択する。そして、表示制御部114が、プログラム「E」のウィンドウ401Eを表示部107の表示画面上の最上層に表示するように制御する(S308)。図7は、このときの表示状態を示している。なお、ここでは、他のウィンドウはウィンドウの枠線(501A〜501D)のみを表示しているが、プログラム「E」のウィンドウ401Eと同様に、ウィンドウ自体(401A〜401D)を表示してもよいし、逆に非表示でもよい。この状態で利用者の指示を待つ(S309)。
この表示状態から、利用者が、表示部107の表示画面上の最上層に表示されたプログラム「E」のウィンドウが、所望するプログラム「D」のウィンドウではなかったので、再探索を指示するため、マウス202の右ボタンをクリックすると、再探索指示と解釈される(S310にて、Yes)。このとき、記憶部108に記憶しているプログラム「E」のウィンドウ情報を選択対象から外しておく。なお、ここでは、再探索指示の入力方法は、マウス202の右ボタンのクリックとなっているが、他の方法でもよい。例えば、キーボード201上のキーに同様に機能を割り当てて、該当キーを押下する操作などでもよい。
次に、ウィンドウ選択部113が、「A」〜「D」のプログラムのウィンドウ情報の中から、マウスカーソル402の指し示す位置の点情報(XPOINT,YPOINT)と距離的に最も近いウィンドウの枠四隅の点(いずれか1つ)を持つウィンドウを選択する(S307)。今回は、プログラム「D」のウィンドウの左上の点((XD1,YD1))が最も近い点であり、ウィンドウ選択部113は、プログラム「D」のウィンドウ401Dを選択する。そして、表示制御部114が、プログラム「D」のウィンドウ401Dを表示部107の表示画面上の最上層に表示するように制御する(S308)。このとき、先に最上層に表示していたプログラム「E」のウィンドウ401Eを該ウィンドウの枠線501Eに戻しておく。図8は、このときの表示状態を示している。この状態で再度、利用者の指示を待つ(S309)。
この表示状態から、利用者が、表示部107の表示画面上の最上層に表示されたプログラム「D」のウィンドウ401Dが所望するウィンドウであったため、マウス202の左ボタンをクリックすると、所望するプログラムのウィンドウがみつかり、探索終了と解釈される(S310にて、No)。そして、探索モードから通常モードへ切り替わり(S311)、処理が終了する。
(まとめ)
以上のようにして、本実施の形態に係るウィンドウ表示装置は、多数のウィンドウが重なり合って表示されている状態からでも、利用者に、ウィンドウの枠線情報といった支援情報を提示することで、利用者が所望するプログラムのウィンドウをみつけて表示するための操作を簡易化できる。
本実施例は、実施例1の変形例にかかる。実施例1では、ウィンドウ情報取得部111において、ウィンドウの枠四隅の点座標情報を取得し、その情報に基づいて支援情報としてウィンドウの枠線を表示していたが、ウィンドウ情報として、さらに他の情報も取得し、その情報に基づいてウィンドウの枠線の表示形態をウィンドウ毎に異ならせて表示してもよい。
例えば、プログラムの種類の情報を取得し、種類毎にウィンドウの枠線の線種を異ならせて表示してもよい。図9は、このときの表示状態を示している。各プログラムのウィンドウの枠線は「A」から順に、901A、901B、901C、901D、901Eとなっている。各プログラムは、それぞれ異なる種類のプログラムであり、その線種もそれぞれに対応して異なっている。
これにより、ウィンドウの位置情報のみではなく、他の情報についても提示することができ、利用者が、所望するプログラムのウィンドウをみつける操作に役立つ。
ここでは、ウィンドウ情報として、プログラムの種類の情報を取得したが、表示部107の表示画面上において最上層に表示され、利用者に使用された回数の情報や、表示部107の表示画面上における階層情報(例えば、表示画面上において最上層に表示されているウィンドウから何番目下に表示されているか、など)など、他の情報でもよい。また、枠線の表示形態として、線種を選択したが、他に線の色や、線の太さなどを選択してもよい。さらに、取得するウィンドウの情報の種類を複数にして、表示形態の種類も複数にして組み合わせてもよい。
本実施例は、実施例1のさらなる変形例にかかる。
前記実施例では、ウィンドウの選択条件は、利用者のマウス202の左ボタンクリック操作によるマウスカーソル402位置の点に、距離的に最も近いウィンドウの枠四隅の点(いずれか1つ)を持つウィンドウであったが、前記マウスカーソル402位置の点に、距離的に最も近いウィンドウの枠線を持つウィンドウでもよい。
本実施例は、実施例1のさらなる変形例にかかる。
前記実施例では、ウィンドウの位置情報として、利用者のマウス202の左ボタンクリック操作によるマウスカーソル402位置の点座標情報を使用していたが、マウス202のドラッグ操作によって得られる矩形領域情報や、マウス202で円を描く操作によって得られる円領域情報などを使用してもよい。図10は、マウス202のドラッグ操作時におけるマウスカーソル402の動きの一例を示している。斜線の矩形領域が、マウス202のドラック操作によって得られる矩形領域1001である。図11は、マウス202の円を描く操作時におけるマウスカーソル402の動きの一例を示している。斜線の円領域が、マウス202の円を描く操作によって得られる円領域1101である。
なお、この場合、ウィンドウの選択条件は、マウス202操作によって得られる領域と、各ウィンドウの領域とを比較して、重なる部分が大きい領域を持ったウィンドウとなる。
本実施例は、実施例1のさらなる変形例にかかる。
前記実施例では、マウス202などのポインティング・デバイスによって、利用者が所望するプログラムのウィンドウの位置を入力していたが、他の指示入力手段によって、ウィンドウの位置を入力してもよい。
例えば、携帯電話端末機のような、キーボタンしかないような処理装置の場合、支援情報として、表示部107の表示画面を複数の領域に分割した分割領域を表示する。そして、各分割領域に対応付けられたボタンを利用者が押下することで、領域情報を取得することができる。図12は、このときの表示状態を示している。表示部107の表示画面が3×3の9つの分割領域として表示されている。ここでは、領域毎に異なる背景パターンと、各領域に対応するボタンの番号も表示されているが、背景パターンを表示しなくてもよいし、さらに、処理装置におけるボタンの配列と分割領域の配置がそれぞれ一致している場合、ボタン番号の表示はなくてもよい。
本実施例は、実施例1のさらなる変形例にかかる。
前記実施例では、1つのプログラムに対し、1つのウィンドウが存在していたが、1つのプログラムに対して、複数のウィンドウが存在してもよい。このとき、ウィンドウ選択手段によって、該プログラムのウィンドウの1つが選択されると、他のウィンドウもいっしょに表示画面上の最上層に表示されてもよい。
今回開示された実施例はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明に係る文書処理装置は、汎用コンピュータなどに適用することができる。
本発明の実施例1に係るウィンドウ表示装置を備えたウィンドウ表示システムの概略構成を示すブロック図である。 実施例1にかかるウィンドウ表示装置の外観の概略を示す斜視図である。 実施例1に係るウィンドウ探索処理の流れを示すフローチャートである。 実施例1に係るウィンドウ表示装置の表示部の表示例を示す図である。 実施例1に係るウィンドウ表示装置の表示部の表示例を示す図である。 実施例1に係るウィンドウ表示装置の表示部の表示例を示す図である。 実施例1に係るウィンドウ表示装置の表示部の表示例を示す図である。 実施例1に係るウィンドウ表示装置の表示部の表示例を示す図である。 実施例2にかかる、支援情報として表示するウィンドウの枠線について、その表示形態の一例を示す図である。 実施例4にかかる、マウスのドラッグ操作時におけるマウスカーソルの動きの一例を示す図である。 実施例4の他の具体例にかかる、マウスの円を描く操作時におけるマウスカーソルの動きの一例を示す図である。 実施例5にかかる、支援情報として表示する表示部の表示画面の分割領域について、その表示形態の一例を示す図である。
符号の説明
101 ウィンドウ表示装置
102 ネットワーク
103 記録媒体
104 情報処理装置
105 入出力部
106 指示入力部
107 表示部
108 記憶部
109 制御部
110 指示内容解析部
111 ウィンドウ情報取得部
112 支援情報提示部
113 ウィンドウ選択部
114 表示制御部
201 キーボード
202 マウス
203 記録媒体挿入口
401A プログラム「A」のウィンドウ
401B プログラム「B」のウィンドウ
401C プログラム「C」のウィンドウ
401D プログラム「D」のウィンドウ
401E プログラム「E」のウィンドウ
402 マウスカーソル
501A プログラム「A」のウィンドウ枠線
501B プログラム「B」のウィンドウ枠線
501C プログラム「C」のウィンドウ枠線
501D プログラム「D」のウィンドウ枠線
501E プログラム「E」のウィンドウ枠線
901A プログラム「A」のウィンドウ枠線
901B プログラム「B」のウィンドウ枠線
901C プログラム「C」のウィンドウ枠線
901D プログラム「D」のウィンドウ枠線
901E プログラム「E」のウィンドウ枠線
1001 矩形領域
1101 円領域

Claims (16)

  1. 複数のウインドウを重ねあわせ表示が可能なマルチウインドウ表示装置であって、
    表示画面上に前記複数のウィンドウを重ね合せて表示する表示手段と、
    前記複数のウィンドウのそれぞれを特定するための情報を取得するウィンドウ情報取得手段と、
    利用者が、前記重ねあわされて表示されたウィンドウの内の、いずれのウィンドウを選択するかについて行う入力を支援するために必要な情報を、前記ウィンドウ情報取得手段によって取得された各ウィンドウの情報に基づいて、前記表示画面上に提示する支援情報提示手段と、
    前記支援情報提示手段によって前記表示画面上に提示された情報の中から、利用者が所望するウィンドウを選択するに必要な指示入力を行うための指示入力手段と、
    前記指示入力手段において受け付けられた指示入力の内容を解析する指示内容解析手段と、
    前記指示内容解析手段による解析結果と、前記ウィンドウ情報取得手段によって取得された各ウィンドウの情報とを比較して、利用者の選択条件に一致するウィンドウを選択するウィンドウ選択手段と、
    前記ウィンドウ選択手段によって選択されたウィンドウを、前記表示画面上の最上層に表示するように制御を行う表示制御手段とを備えたことを特徴とするマルチウィンドウ表示装置。
  2. 前記支援情報提示手段は、前記ウィンドウ情報取得手段によって取得された各ウィンドウの情報に基づいて、各ウィンドウの枠線を表示することを特徴とする請求項1に記載のマルチウィンドウ表示装置。
  3. 前記支援情報提示手段は、前記各ウィンドウの枠線の表示形態を他のウィンドウの枠線とそれぞれ異ならせて表示することを特徴とする請求項2に記載のマルチウィンドウ表示装置。
  4. 前記ウィンドウ情報取得手段によって取得されたウィンドウの情報は、該ウィンドウの使用回数情報を含むことを特徴とする請求項1に記載のマルチウィンドウ表示装置。
  5. 前記ウィンドウ情報取得手段によって取得されたウィンドウの情報は、該ウィンドウの階層情報を含むことを特徴とする請求項1に記載のマルチウィンドウ表示装置。
  6. 前記ウィンドウ情報取得手段によって取得されたウィンドウの情報は、該ウィンドウで処理を行っているプログラムを他のプログラムと識別できる識別情報を含むことを特徴とする請求項1に記載のマルチウィンドウ表示装置。
  7. 前記指示内容解析手段における指示内容は、前記表示手段の表示画面上における、該指示入力手段によって指定された指定点の情報を含み、
    前記ウィンドウ情報取得手段によって取得されたウィンドウの情報が、該ウィンドウを他のウィンドウと識別できるウィンドウ識別点の情報を含み、
    前記ウィンドウ選択手段は、前記指定点と前記ウィンドウ識別点との距離に基づいてウィンドウを選択することを特徴とする請求項1に記載のマルチウィンドウ表示装置。
  8. 前記指示内容解析手段における指示内容は、前記表示手段の表示画面上における、該指示入力手段によって指定された指定点の情報を含み、
    前記ウィンドウ情報取得手段によって取得されたウィンドウの情報が、該ウィンドウを他のウィンドウと識別できるウィンドウ識別枠線の情報を含み、
    前記ウィンドウ選択手段は、前記指定点と前記ウィンドウ識別枠線との距離に基づいてウィンドウを選択することを特徴とする請求項1に記載のマルチウィンドウ表示装置。
  9. 前記指示内容解析手段における指示内容は、前記表示手段の表示画面上における、該指示入力手段によって指定された指定領域の情報を含み、
    前記ウィンドウ情報取得手段によって取得されたウィンドウの情報が、該ウィンドウを他のウィンドウと識別できるウィンドウ識別領域の情報を含み、
    前記ウィンドウ選択手段は、前記指定領域と重なる部分が大きいウィンドウ識別領域を持ったウィンドウを選択するという選択条件に基づき、ウィンドウを選択することを特徴とする請求項1に記載のマルチウィンドウ表示装置。
  10. 前記支援情報提示手段が、前記表示手段の表示画面を1つ以上の領域に分割して表示することを特徴とする請求項9に記載のマルチウィンドウ表示装置。
  11. 前記表示手段が、前記ウィンドウ選択手段によって選択されたウィンドウ以外のウィンドウを表示画面上に表示しないことを特徴とする請求項1に記載のマルチウィンドウ表示装置。
  12. 一部のウィンドウに対してのみ、該ウィンドウの情報を前記ウィンドウ情報取得手段によって取得することを特徴とする請求項1に記載のマルチウィンドウ表示装置。
  13. 前記表示手段の表示画面上に表示されていないウィンドウに対してのみ、該ウィンドウの情報を前記ウィンドウ情報取得手段によって取得することを特徴とする請求項12に記載のマルチウィンドウ表示装置。
  14. 表示画面上に複数のウィンドウを重ね合せて表示する表示ステップと、
    前記複数のウィンドウのそれぞれを特定するための情報を取得するウィンドウ情報取得ステップと、
    利用者が、前記重ねあわされて表示されたウィンドウの内の、いずれのウィンドウを選択するかについて行う入力を支援するために必要な情報を、前記ウィンドウ情報取得ステップによって取得された各ウィンドウの情報に基づいて、前記表示画面上に提示する支援情報提示ステップと、
    前記支援情報提示ステップによって前記表示画面上に提示された情報の中から、利用者が所望するウィンドウを選択するに必要な指示入力を行うための指示入力ステップと、
    前記指示入力ステップにおいて受け付けられた指示入力の内容を解析する指示内容解析ステップと、
    前記指示内容解析ステップによる解析結果と、前記ウィンドウ情報取得ステップによって取得された各ウィンドウの情報とを比較して、利用者の選択条件に一致するウィンドウを選択するウィンドウ選択ステップと、
    前記ウィンドウ選択ステップによって選択されたウィンドウを、前記表示画面上の最上層に表示するように制御を行う表示制御ステップとを備えたことを特徴とするマルチウィンドウ表示方法。
  15. 請求項1から13のいずれかに記載のウィンドウ表示装置が備える各手段をコンピュータに実行させるためのマルチウィンドウ表示プログラム。
  16. 請求項15に記載のマルチウィンドウ表示プログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。

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