JP2007226598A - 広告情報提供装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の広告媒体提供者の相互間において広告料を適切に分配することができ、広告関係者に適切なインセンティブを付与することができる広告情報提供装置を提供すること。
【解決手段】複数の広告媒体提供者にて提供された複数の広告媒体を用いて行なわれる広告に関連する広告関連情報を、端末装置に対してネットワークを介して提供する広告情報提供サーバ1であって、広告関連情報を格納する広告関連情報DB3eと、広告関連情報を要求するための要求情報を端末装置から受信するネットワークIF2と、要求情報に基づいて広告関連情報DB3eに格納された広告関連情報の中から、要求情報に合致し得る広告関連情報を取得する広告関連情報取得部5aと、取得された広告関連情報が送信された後、当該広告関連情報の利用料を所定の算定方法で分配することにより、複数の広告媒体提供者が得る分配利用料を算定する分配部5eとを備える。
【選択図】図1

Description

この発明は、複数の広告媒体提供者にて提供された複数の広告媒体を用いて行なわれる広告に関連する広告関連情報を、ネットワークを介して提供するための広告情報提供装置に関する。
近年のインターネットの急速な発展に伴い、このインターネットを、テレビ等の放送媒体や車内広告等の紙媒体の如き従来形式の広告(以下、従来型広告又は実広告)にリンクさせるシステムが提案されている。例えば、従来型広告で提示している情報と同一の情報やさらに詳細な情報を含んだホームページ(以下、Web広告)を作成しておき、従来型広告を見た消費者をこのWeb広告に誘導することが行なわれている。
このように、従来型広告とインターネットとの相互連動を図ることで、従来型広告とWeb広告とを相互に補完でき、広告効果を飛躍的に高めることが可能になる。すなわち、従来型広告では、広告が消費者の目に触れる多様な機会を提供できることや、写真や洗練されたレイアウトを使用することで広告宣伝効果を高めることができるが、消費者が必要な情報を検索等にて主体的に取得することができず、また、商品を即座に購買してもらうための購買機会を提供することには弱い面がある。一方、Web広告では、このような従来型広告の利点には弱い反面、従来型広告では提示することが困難な膨大かつ即時性の高い情報を消費者に提供でき、消費者は必要な情報を検索等にて容易に特定して入手できる。また、Web広告では、クレジット決済システム等を用いることで、商品の購入機会を直接的に提供することができる。
このような連動型の広告システムにおいては、従来型広告を見た消費者をスムーズにWeb広告に誘導することが重要になることから、消費者を誘導するための様々なアイデアが提案されている。例えば、従来型広告にURL(Uniformed Resource Locator)を印字しておくことで、この従来型広告を閲覧した消費者が、携帯電話等の端末装置にURLを入力してインターネットにアクセスすることで、このURLにて特定されるWeb広告を閲覧することが可能になる。あるいは、従来型広告に2次元コードを印字しておくことで、この従来型広告を閲覧した消費者が、この2次元コードを携帯電話のカメラ機能で撮影することで、この2次元コードに埋め込まれたURLが解析され、このURLにて特定されるWeb広告を閲覧することが可能となる(特許文献1参照)。
特開2002−111909号公報
このような各種の連動型の広告システムを具体的に運営する際には、広告関係者に適切なインセンティブを付与することが好ましい。例えば、広告媒体提供者は、従来型広告の広告媒体を提供することで、この従来型広告の広告媒体を閲覧した消費者をWeb広告に誘導することや、あるいは、従来型広告の広告データをシステム事業者に提供することにより、広告関連情報を提供することに寄与する。従って、このような広告媒体提供者に対して、Web広告に関する広告料を広告料を支払うことが好ましい。
ここで、従来型広告に関しては、各広告媒体提供者が掲示したポスターの場所や数等が明確であるため、各広告媒体提供者に対して支払うべき広告料を比較的容易に算定することができる。一方、連動型の広告システムに関しては、例えばWeb広告に対するクリック数等に基づいて広告料の総額を算定することは可能であるものの、このように算定した広告料の総額を、各広告媒体提供者に対してどのように分配するのかを決定することが困難であった。特に、同一の広告が、複数の広告媒体提供者が提供した広告媒体を介して重複した時期に宣伝されている場合には、複数の広告媒体提供者のそれぞれに対する広告料の分配を適切に行なうことが困難であった。
例えば、鉄道会社Aと鉄道会社Bとが同一の中吊広告を同一の期間だけ掲示している場合において、この中吊広告を見た消費者が、この中吊広告に表示されたURLを用いて同一のWeb広告にアクセスした場合を考える。この場合、システム事業者は、消費者のアクセスの契機になった中吊広告やそのアクセス数を特定することは比較的容易に行なうことができるが、消費者が鉄道会社Aと鉄道会社Bとのいずれの中吊広告を見てWeb広告にアクセスしたのかを特定することは困難であった。このため、システム事業者は、広告主から徴収した広告料をどのような比率で鉄道会社Aと鉄道会社Bとに分配すべきであるのかを決定することが困難であった。
このような問題を解決するためには、消費者がWeb広告にアクセスした際、この消費者が見た中吊広告を掲示した鉄道会社を、システム事業者側で完全に特定できるようなシステムを構築すればよいとも考えられる。例えば、鉄道会社Aの中吊広告に表示するURLと、鉄道会社Bの中吊広告に表示するURLとを変えたり、消費者がWeb広告にアクセスする際に、中吊広告を見た鉄道会社を何らかの操作で特定してもらうことで、消費者からのアクセスが鉄道会社Aと鉄道会社Bとのいずれの中吊広告を見て行なわれたものであるのかを特定することが可能になる。しかしながら、鉄道会社に応じて広告内容を変える場合には、中吊広告の作成費が割高になると共に、中吊広告に関する情報の管理が複雑化するために、好ましくない。また、消費者に鉄道会社を特定してもらう場合には、消費者に鉄道会社の名称を入力してもらったり、鉄道会社を一覧表から選択してもらう必要がある等、消費者に面倒な操作を強いることになると共に、消費者に鉄道会社の名称等の情報を一時的に記憶してもらうことを強いることになるために、好ましくない。このため、消費者が実際に閲覧等した中吊広告を完全に特定できない場合においても、広告料を適切に分配できるようなシステムを構築することが好ましい。
この発明は、このような従来技術による問題点を解消するためになされたものであり、消費者が実際に閲覧等した広告を完全に特定できない場合においても、複数の広告媒体提供者の相互間において広告料を適切に分配することができ、広告関係者に適切なインセンティブを付与することができる広告情報提供装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1に記載の本発明は、複数の広告媒体提供者にて提供された複数の広告媒体を用いて行なわれる広告に関連する広告関連情報を、端末装置に対してネットワークを介して提供する広告情報提供装置であって、前記広告関連情報を格納する広告関連情報格納手段と、前記広告関連情報を要求するための要求情報を前記端末装置から受信する受信手段と、前記受信手段にて受信された前記要求情報に基づいて、前記広告関連情報格納手段に格納された前記広告関連情報の中から、前記要求情報に合致し得る前記広告関連情報を取得する広告関連情報取得手段と、前記広告関連情報取得手段にて取得された前記広告関連情報を、前記要求情報を送信した前記端末装置に送信する送信手段と、前記送信手段にて前記広告関連情報が送信された後、当該広告関連情報の利用料を所定の算定方法で分配することにより、前記複数の広告媒体提供者が得る分配利用料を算定する分配手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載の本発明において、前記要求情報には、広告閲覧者が閲覧した前記広告の前記広告媒体を提供している前記広告媒体提供者を限定するための広告媒体提供者限定情報が含まれ、前記広告媒体提供者を特定するための広告媒体提供者特定情報と、前記広告媒体提供者限定情報と、を関連付けて格納する広告媒体提供者限定情報格納手段と、前記受信手段にて受信された前記要求情報に含まれる前記広告媒体提供者限定情報に基づいて、前記広告媒体提供者限定情報格納手段を参照することにより、前記広告媒体提供者を絞り込む広告媒体提供者絞り込み手段と、を備えることを特徴とする。
請求項3に記載の本発明は、請求項1又は2に記載の本発明において、前記広告媒体提供者を特定するための広告媒体提供者特定情報と、前記複数の広告媒体提供者の各々にて提供される前記広告媒体の実広告価値を特定するための実広告価値情報とを、相互に関連付けて格納する実広告価値情報格納手段を備え、前記分配手段は、前記利用料を算定する前記広告の前記広告媒体を提供している前記広告媒体提供者の前記実広告価値情報を、前記実広告価値情報格納手段から取得し、前記取得した実広告価値情報に基づいて、前記広告関連情報に関する前記広告媒体の広告価値を算定し、前記算定した広告価値の比率に応じて、前記分配利用料を算定すること、を特徴とする。
請求項4に記載の本発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の本発明において、前記要求情報には、広告閲覧者が閲覧した前記広告の前記広告媒体を提供している前記広告媒体提供者を限定するための広告媒体提供者限定情報が含まれ、前記要求情報に含まれる前記広告媒体提供者限定情報の数を、前記広告媒体提供者毎に格納する検索履歴情報格納手段と、前記検索履歴情報格納手段にて格納された前記広告媒体提供者限定情報の数に基づいて、前記受信手段にて受信された前記要求情報における前記広告媒体提供者の頻出率を算定し、この頻出率と、前記実広告価値情報にて特定される前記実広告価値とに基づいて、前記頻出率を前記利用料の分配に反映させるための媒体補正値を算定する媒体補正手段と、を備え、前記分配手段は、前記媒体補正手段にて算定された前記媒体補正値を用いて前記広告価値を算定すること、を特徴とする。
請求項5に記載の本発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載の本発明において、前記受信手段にて受信された前記要求情報に基づく前記広告関連情報の提供履歴に関する提供履歴情報を格納する提供履歴情報格納手段と、前記広告を前記広告媒体によって掲載している期間である実掲載期間を特定するための実掲載期間情報と、当該広告情報提供装置によって前記広告関連情報を提供している期間であるWeb掲載期間を特定するためのWeb掲載期間情報とを、前記広告毎に格納する広告期間情報格納手段と、前記提供履歴情報格納手段にて格納された前記提供履歴情報と、前記広告期間情報格納手段にて格納された前記実掲載期間情報及び前記Web掲載期間情報とに基づいて、前記実掲載期間に提供された前記広告関連情報の提供数の広告毎の合計と、前記実掲載期間の終了後における前記Web掲載期間に提供された前記広告関連情報の提供数の広告毎の合計とを算定し、これらの合計の比率と、前記実広告価値情報にて特定される前記実広告価値とに基づいて、前記提供数の合計の比率を前記利用料の分配に反映させるためのRV補正値を算定するRV補正手段と、を備え、前記分配手段は、前記媒体補正手段にて算定された前記媒体補正値を用いて前記広告価値を算定すること、を特徴とする。
本発明によれば、複数の広告媒体提供者への分配利用料が自動的に算定されるので、複数の広告媒体提供者のいずれの広告を見て消費者がアクセスしてきたのかを完全に特定できないような場合であっても、システムの利用料を各広告媒体提供者へ適切に分配でき、広告関係者に適切なインセンティブを付与することができる。
また、本発明によれば、媒体提供者限定情報に基づいて広告媒体提供者が絞り込まれるので、複数の広告媒体提供者のいずれの広告を見て消費者がアクセスしてきたのかを完全に又はある程度限定することができ、この限定された広告媒体提供者の中でシステムの利用料を分配できるので、利用料の分配を一層適切に行うことができる。
また、本発明によれば、広告価値の比率に応じて利用料が分配されるので、複数の広告媒体提供者のそれぞれが提供する広告媒体の広告価値を反映させて利用料を分配でき、利用料の分配を一層適切に行うことができる。
また、本発明によれば、要求情報における広告媒体提供者の頻出率が利用料の分配に反映されるので、複数の広告媒体提供者のいずれの広告を見て消費者がアクセスしてきたのかを完全に特定できないような場合であっても、要求情報に登場した頻度が高い広告媒体提供者にはより多くの広告料を分配することで、広告媒体提供者が持つシステムへの消費者の誘導力の差を広告料の分配に反映させることができ、利用料の分配を一層適切に行うことができる。
また、本発明によれば、実掲載期間に提供された広告関連情報の提供数の広告毎の合計と、実掲載期間の終了後におけるWeb掲載期間に提供された広告関連情報の提供数の広告毎の合計との比率が利用料の分配に反映されるので、実掲載期間に掲載されている広告の広告価値と、システムで提供されている広告関連情報の広告価値との差を広告料の分配に反映させることができ、利用料の分配を一層適切に行うことができる。
以下に添付図面を参照して、この発明に係る広告情報提供装置を実施するための最良の形態について詳細に説明する。まず、〔I〕本実施の形態の基本概念を説明した後、〔II〕本実施の形態の具体的内容について説明し、〔III〕最後に、本実施の形態に対する変形例について説明する。ただし、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
〔I〕本実施の形態の基本概念
まず、本実施の形態の基本概念について説明する。本実施の形態に係る広告情報提供システムは、広告情報を配信するための広告情報提供システムと、前記広告情報を受信するための端末装置とを、ネットワークを介して通信可能に接続して構成されたシステムである。
(各主体の定義)
以下では、広告を提供する主体(主として企業)を「広告主」、この広告主から提供を受けた広告を放送媒体や紙媒体等の従来型広告の広告媒体を用いて提示する主体(主として企業)を「広告媒体提供者」、広告媒体提供者が提示した広告を閲覧等する主体(主として個人)を「消費者」又は「広告閲覧者」、従来型広告を閲覧等した消費者をWeb広告に誘導するシステムの開発及び運営を行なう主体(主として企業)を「システム事業者」と称する。また、以下の例では、広告媒体提供者が「鉄道会社」であり、広告が電車内で掲示される「中吊広告」や駅構内で掲示される「駅貼広告」であるものとして説明する。なお、実際には、1つの鉄道会社が複数の路線を運行することがあるが、以下では、説明の簡便化のため、1つの鉄道会社が1つの路線を運行するものとして説明する。
(ホームページへの誘導方法の基本概念)
システム事業者は、実広告を閲覧した消費者をホームページに誘導する。この誘導方法は任意であるが、以下では、システム事業者は、各実広告に共通のWeb広告用のホームページ(以下、広告ナビページ)を開設するものとし、この広告ナビページにアクセスした消費者に対して、実広告に関連した情報を提供するものとする。
(広告情報及び広告関連情報の基本概念)
以下では、実広告によって掲示される情報を「広告情報」と称し、広告ナビページを介して提供される情報を「Web広告」又は「広告関連情報」と称する。この広告関連情報の具体的内容は任意であるが、例えば、実広告と同一の情報を提供することや、実広告より詳細な情報やその時点の最新情報を提供すること、あるいは、実広告にて広告されている商品やサービスを実際に購入するためのEC(Electronic Commerce)サイトへ誘導することが考えられる。これら各種の広告関連情報は、広告ナビページにて提示することの他、広告主が自ら開設しているWebページ(以下、広告主ページ)に消費者を誘導して提示することが考えられる。
(広告期間の基本概念)
また、広告関連情報は、実広告が電車内に掲示されている期間にのみ閲覧可能としてもよいが、実広告の掲示期間が終わった後においても、広告ナビページを介して引き続き閲覧可能としてもよい。以下では、実広告の電車内における掲示期間を「実掲載期間」、広告ナビページを行なわれる広告関連情報の提供期間を「Web掲載期間」と称する。以下では、これら実掲載期間とWeb掲載期間とが同時に開始され、かつ、Web掲載期間を実掲載期間より長くするものとする(Web掲載期間>実掲載期間)。また、これら実掲載期間とWeb掲載期間との差分の期間(実広告の掲載が終了した後、Web広告のみが引き続き行なわれている期間)を「Web残存掲載期間(=Web掲載期間−実掲載期間)」と称する。
(広告関連情報の特定方法の基本概念)
消費者が所望の広告関連情報を特定するための方法は任意であるが、以下では、消費者や、「専用コード検索」、「路線及びインデックス検索」、「キーワード検索」、あるいは、「一覧表示」、のいずれかによって、閲覧したい情報を特定するものとする。専用コード検索では、消費者が、広告ナビページにおいて、実広告に添付されている情報であって当該実広告を一意に特定するための情報(以下、専用コード)を入力すると、この専用コードに合致する実広告が特定され、この実広告に対応する広告関連情報を閲覧できる。路線及びインデックス検索では、消費者が、広告ナビページにおいて、実広告を閲覧した鉄道会社の路線名と、実広告を電車内や駅構内で掲示する際の掲示枠に添付されている情報であって当該掲示枠を一意に特定するための情報(以下、インデックス)とを入力すると、これら路線名とインデックスの組み合わせに合致する実広告が特定され、この実広告に対応する広告関連情報を閲覧できる。キーワード検索では、消費者が、広告ナビページにおいて、所望の広告に関するキーワードを入力すると、このキーワードに合致する実広告が特定され、この実広告に対応する広告関連情報を閲覧できる。一覧表示では、実広告の一覧を広告ナビページに提示し、消費者が実広告を選択することで、この実広告に対応する広告関連情報を閲覧できる。
(広告料及びその分配方法の基本概念)
ここで、実広告に関しては、従来と同様、広告主が、直接的に又は広告代理店等の第三者を介して、鉄道会社に対し、実広告による広告掲載を受けたことの対価として広告料(出稿料)を支払う。以下では、この広告料を「実広告料」と称する。
一方、Web広告に関しては、広告主が、Web広告の対価として広告料(出稿料)を支払う。以下では、この広告料を「Web広告料」と称する。このWeb広告料を徴収する際の事業モデルとしては、少なくとも2つのモデルを構築することができる。第1のモデルは、システム事業者がWeb広告を広告主に販売する広告代理店として機能すると共に、各鉄道会社がシステム事業者に対して広告関連情報の提供等を行なう情報提供者として機能するモデルである。この第1のモデルにおいて、システム事業者は、広告主からWeb広告料を徴収し、この徴収したWeb広告料の一部を例えば情報提供料として各鉄道会社に分配する。第2のモデルは、システム事業者が広告ナビページの運営を行うと共に、各鉄道会社がWeb広告を広告主に販売する広告代理店として機能するモデルである。この第2のモデルにおいて、各鉄道会社は、広告主からWeb広告料を徴収し、その一部を例えばシステム運営費としてシステム事業者に支払うと共に、残りの広告料を鉄道会社間で分配する。これら第1と第2のいずれのモデルにおいても、各鉄道会社に対して分配されるWeb広告料は、システム事業者が算定する。以下、このように各鉄道会社に対して分配するWeb広告料を「分配Web広告料」と称する。
分配Web広告料の算定方法は、概略的に、以下の通りである。まず、Web広告料を、任意の方法(例えば、広告ナビページに対する消費者からのアクセス実績(クリック数)に基づく従量制や、所定期間毎に一定の料金を徴収する固定制)にて算定する。そして、このWeb広告料からシステム事業者の取り分を差し引き、この残りのWeb広告料(以下、分配原資)を各鉄道会社に対して分配する。
この分配は、各鉄道会社のWeb広告の広告価値を示す相対的な数値(以下、Web広告価値)に基づいた比率で、分配原資を分配(按分)することで算定される。例えば、200万円の分配原資を鉄道会社A、Bで分配する場合において、鉄道会社AのWeb広告価値が100、鉄道会社BのWeb広告価値が80であった場合、鉄道会社Aの按分比率=(100/(100+80))×100=約55.6%、鉄道会社Bの按分比率=(80/(100+80))×100=約44.4%になり、鉄道会社Aへの分配Web広告料=200万円×0.556=111.2万円、鉄道会社Bへの分配Web広告料=200万円×0.444=88.8万円になる。
このWeb広告価値は、実掲載期間とWeb残存掲載期間とで、異なる方法で算定される。実掲載期間のWeb広告価値は、「1日あたりの実広告料×媒体補正値」として算定される。一方、Web残存掲載期間のWeb広告価値は、「実広告料の総計×媒体補正値×RV補正値/Web残存掲載期間の日数」として算定される。
上記式中、1日あたりの実広告料とは、特定の広告について特定の日に鉄道会社単位で出稿されている実広告の掲載費用の総計である。例えば、特定の雑誌の広告を特定の日に鉄道会社Aが掲示する場合において、中吊広告の掲載費用が100万円/日、駅貼広告の掲載費用が20万円/日であった場合、1日あたりの実広告料=100万円+20万円=120万円になる。また、実広告料の総計とは、実掲載期間中における各日毎の実広告料の総和である。例えば、特定の雑誌の広告を鉄道会社Aが3日間掲示する場合において、中吊広告の掲載費用が200万円/3日、駅貼広告の掲載費用が40万円/3日であった場合、実広告料の総計=200万円+40万円=240万円になる。
また、媒体補正値とは、「各広告媒体毎の当該広告情報提供システムへの連携度合い」を分配Web広告料に反映させるための補正値である。例えば、2つの路線A、Bに実広告を掲示した場合において、路線Aにて掲示された実広告を見た消費者の方が、路線Bにて掲示された実広告を見た消費者よりも、当該広告情報提供システムにアクセスする頻度が高い場合があるため、この頻度の相違を分配Web広告料に反映させるため、媒体補正値を用いて補正を行なう。概略的には、消費者が広告関連情報の検索を行なった際、どの路線の実広告を見て検索を行なったのかを当該広告情報提供システムにおいて特定し、この特定した検索数の比率(頻出率)に応じてWeb広告価値を補正する。このような補正を行なうことで、各広告媒体毎の当該広告情報提供システムへの連携度合いを考慮してWeb広告料の分配を行なうことができ、分配Web広告料を一層適切に算定できる。この媒体補正値の具体的な算定方法については後述する。
また、RV補正値(Real−Value補正値)とは、「実掲載期間の広告価値とWeb残存掲載期間の広告価値との相違」を分配Web広告料に反映させるための補正値である。すなわち、上述のようにWeb掲載期間を実掲載期間より長くした場合、Web残存掲載期間であっても、実掲載期間に実広告を見た消費者が、自己の記憶に基づいて広告ナビページにアクセスする可能性がある。このため、実広告は、実掲載期間における広告効果と、Web残存掲載期間における広告効果(実際の掲示が終了した場合であっても、消費者の記憶に残り、消費者を広告ナビページに誘導する効果)とを有すると考えることができる。このため、既に実広告の掲載を終えている鉄道会社に対しても、Web残存掲載期間については、Web広告料を分配することが妥当である。しかしながら、実広告の広告効果は、実広告が消費者の目に触れる実掲載期間の方が、消費者の記憶にのみ依存するWeb残存掲載期間よりも高いと考えることが自然であるため、実掲載期間におけるWeb広告価値とWeb残存掲載期間におけるWeb広告価値との相互間には相違があり、Web残存掲載期間における分配Web広告料は、実掲載期間における分配Web広告料とは異なる算定基準にて算定することが好ましい。このため、概略的には、消費者による広告関連情報の検索数を、実掲載期間における検索数と、Web残存掲載期間における検索数とに分け、これら2つの検索数の比率に応じて、Web残存掲載期間のWeb広告価値を補正する。このような補正を行なうことで、広告の掲載の状況を考慮したWeb広告料の分配を行なうことができ、分配Web広告料を一層適切に算定できる。このRV補正値の具体的な算定方法については後述する。
〔II〕本実施の形態の具体的内容
次に、本実施の形態の具体的内容について説明する。以下では、まず広告情報提供システムを構成する各装置の構成について説明し、次いで、この広告情報提供システムを用いて実行される各処理の内容について説明する。
(システムの概要および特徴)
まず、本実施の形態に係る広告情報提供システムの概要および特徴を説明する。図1は、本実施の形態に係る広告情報提供システムの構成図である。
図1に示すように、広告情報提供システムは、システム事業者の広告情報提供サーバ1と、消費者の端末装置10とを、移動体通信基地局30やインターネットなどのネットワーク40を介して相互に通信可能に接続して構成される。
(広告情報提供システムの構成)
このうち、広告情報提供サーバ1の構成を説明する。広告情報提供サーバ1は、広告情報提供するための手段であり、特許請求の範囲における広告情報提供装置に対応する。この広告情報提供サーバ1は、ネットワーク40との間における各種情報の通信を制御するネットワークインターフェース(以下、ネットワークIF)2、記憶部3、媒体読取部4、及び、制御部5を備える。
ネットワークIF部2は、広告関連情報を要求するための要求情報を端末装置10から受信すると共に、広告関連情報を要求情報を送信した端末装置10に送信するもので、特許請求の範囲における受信手段及び送信手段に対応する。
記憶部3は、制御部5による各種処理に必要なデータおよびプログラムを格納する格納手段(記憶手段)であり、広告ナビページのWebデータの他、機能概念的に、広告主情報DB3a、鉄道会社情報DB3b、実広告料情報DB3c、広告特定情報DB3d、広告関連情報DB3e、広告期間情報DB3f、提供履歴情報DB3g、及び、検索履歴情報DB3hを備える。
このうち、広告主情報DB3aは、広告主に関する情報(以下、広告主情報)を格納する広告主情報格納手段である。図2には広告主情報の構成例を示す。この広告主情報は、例えば、広告主を一意に特定するための広告主ID、広告主の名称、及び、広告主の住所、を相互に関連付けて構成されている。これら広告主情報は、広告主によって提供され、公知の方法で予め広告主情報DB3aに格納される。
図1の鉄道会社情報DB3bは、広告媒体提供者である各鉄道会社に関する情報(以下、鉄道会社情報(広告媒体提供者情報))を格納するもので、特許請求の範囲における広告媒体提供者情報格納手段である。図3には鉄道会社情報の構成例を示す。この鉄道会社情報は、例えば、各鉄道会社を一意に特定するための鉄道会社ID(広告媒体提供者特定情報)、各鉄道会社の名称、各鉄道会社の住所、各鉄道会社が運営している路線の路線名、及び、各鉄道会社が運営している路線における各駅名、を相互に関連付けて構成されている。これら鉄道会社情報は、各鉄道会社によって提供され、公知の方法で予め鉄道会社情報DB3bに格納される。
図1の実広告料情報DB3cは、各鉄道会社の実広告料(実広告価値)に関する情報(以下、実広告料情報)を格納するもので、特許請求の範囲における実広告価値情報格納手段である。図4には実広告料情報の構成例を示す。実広告料情報は、例えば、各鉄道会社の鉄道会社ID、中吊広告や駅貼広告等の広告の種類、及び、各鉄道会社の運営する路線の電車に実広告を掲示する際の1日当りの実広告料、を相互に関連付けて構成されている。このように、実広告を行なうために必要な1日当りの費用を格納するのは、当該費用が各鉄道会社における実広告の広告効果を反映しており、ひいてはWeb広告への誘導効果を反映していると考えられるためであり、このようなWeb広告への誘導効果を反映した数値をベースとして、後述する分配処理においてWeb広告価値を算定する。これら実広告料情報は、各鉄道会社や広告代理店等によって提供され、公知の方法で予め実広告料情報DB3cに格納される。
図1の広告特定情報DB3dは、消費者が閲覧した広告や、この広告の広告媒体を提供している鉄道会社を限定するための情報(広告特定情報あるいは広告媒体提供者限定情報)を格納する広告特定情報格納手段である。図5には広告特定情報の構成例を示す。この広告特定情報は、例えば、各広告を一意に特定するための広告ID、各広告を一意に特定するための専用コード(広告特定情報)、各広告の広告媒体を提供している鉄道会社の鉄道会社ID、各広告の広告枠(掲示枠)を一意に特定するために当該広告枠に添付されているインデックス(掲示枠特定情報)、各広告の内容に関連するキーワード、を相互に関連付けて構成されている。ここで、専用コードは、広告IDと共通化してもよい。キーワードの具体的内容は任意であるが、例えば、広告に掲載されている商品の商品名やキャッチコピー、あるいは、広告主の名称を挙げることができる。これら広告特定情報は、各鉄道会社や広告代理店等によって提供され、公知の方法で予め広告特定情報DB3dに格納される。
図1の広告関連情報DB3eは、広告に関連する情報(広告関連情報)を格納するもので、特許請求の範囲における広告関連情報格納手段に対応する。図6には広告関連情報の構成例を示す。この広告関連情報は、例えば、各広告の広告ID、各広告の概要を示す見出し情報、及び、各広告の広告関連情報、を相互に関連付けて構成されている。広告関連情報の具体的内容は任意であるが、例えば、広告されている商品やサービスのより詳細な情報を含んだホームページのWebデータや、広告主のホームページにリダイレクトするための情報(当該ホームページのURL及びリダイレクトを行なう旨等)を含むことができる。これら広告関連情報は、広告主、広告代理店、あるいは、システム事業者によって提供され、公知の方法で予め広告関連情報DB3eに格納される。
図1の広告期間情報DB3fは、広告の実掲示期間やWeb掲示期間に関する情報(以下、広告期間情報)を格納する広告期間情報格納手段である。図7には広告期間情報の構成例を示す。この広告期間情報は、例えば、各広告の広告ID、各鉄道会社の鉄道会社ID、実掲載期間、及び、Web掲載期間、を相互に関連付けて構成されている。これら広告期間情報は、広告主、広告代理店、あるいは、システム事業者によって提供され、公知の方法で予め広告期間情報DB3fに格納される。
図1の提供履歴情報DB3gは、消費者に提供した広告関連情報の履歴に関する情報(以下、提供履歴情報)を格納する提供履歴情報格納手段である。図8(a)には提供履歴情報の構成例を示す。この提供履歴情報は、例えば、各広告の広告ID、及び、広告関連情報を消費者に提供した際の各日毎の検索数、を相互に関連付けて構成されている。これら提供履歴情報は、後述する広告関連情報取得処理において自動的に算定され格納される。
図1の検索履歴情報DB3hは、消費者から検索された路線の検索数に関する情報(検索履歴情報)を格納する検索履歴情報格納手段である。図8(b)には検索履歴情報の構成例を示す。この検索履歴情報は、例えば、各鉄道会社の鉄道会社ID、及び、各鉄道会社やその路線が検索された際の各日毎の検索数、を相互に関連付けて構成されている。また、鉄道会社IDに加えて、消費者からの検索のうち路線を特定できる情報がなかった分の検索数(路線入力なしの検索数)が格納されている。これら検索履歴情報は、後述する広告関連情報取得処理において自動的に格納される。
また、図1の媒体読取部4は、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)やDVD(Digital Video Disk)の如き任意のコンピュータ読取可能な記録媒体に記録された情報の読取を行う媒体読取手段である。そして、広告情報提供プログラム等の各種プログラムを格納した記録媒体をこの媒体読取部4で読み取ることによって、これら各種プログラムを記憶部3にインストールできる。なお、この他にも、広告情報提供プログラム等の各種プログラムは公知の方法でインストールでき、例えば、記録媒体を用いることなく、図1のネットワーク40を介してインストールできる。
制御部5は、OS(Operating System)などの制御プログラム、各種の処理手順などを規定したプログラムおよび所要データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種々の処理を実行する処理部である。この制御部5は、機能概念的に、広告関連情報取得部5a、媒体補正部5c、RV補正部5d、及び、分配部5eを備えて構成されている。
このうち、広告関連情報取得部5aは、広告関連情報取得処理を行なうもので、機能概念的に、広告関連情報の絞り込み処理を行なう広告関連情報絞り込み部5bを備える。媒体補正部5cは媒体補正処理、RV補正部5dはRV補正処理、分配部5eは分配処理を行なうものである。これら各部によって行なわれる処理の内容については後述する。ここで、広告関連情報取得部5a、広告関連情報絞り込み部5b、媒体補正部5c、RV補正部5d、分配部5eは、それぞれ、特許請求の範囲における広告関連情報取得手段、広告関連情報絞り込み手段、媒体補正手段、RV補正手段、分配手段、に対応する。
(端末装置10の構成)
図1の端末装置10は、例えば、公知のパーソナルコンピュータ、ワークステーション、PHS端末、携帯電話、又は、PDAなどの情報処理装置として構成できる。以下の例では、端末装置10として携帯電話を用いる場合を例にとって説明する。図9は、端末装置10の構成を機能概念的に示すブロック図である。この端末装置10は、操作部11、通信アンテナ12、送受信回路13、スピーカ14、マイク15、音声処理部16、ディスプレイ17、表示回路18、記憶部19、及び、制御部20を備えて構成されている。
これら端末装置10の各部は、以下で特記する構成を除いて、公知の端末装置と同様に構成することができるものとし、その詳細な説明は省略する。すなわち、消費者は、操作部11を介して、インターネットアクセスを含む各種の操作を行なうことができ、通信アンテナ12及び送受信回路13を介して図1の移動体基地局30との通信を行なうことができ、スピーカ14、マイク15、及び、音声処理部16を介して、通話音声の入出力を行なうことができる。また、ディスプレイ17及び表示回路18を介して、画像の表示を行うことができる。
制御部20は、OS(Operating System)などの制御プログラム、各種の処理手順などを規定したプログラムおよび所要データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種々の処理を実行する処理部であり、機能概念的に、Webブラウザ20aを備えて構成される。Webブラウザ20aは、ネットワーク40にアクセスし、各種のWebデータの閲覧等を可能とする。
(処理内容)
次に、このように構成された広告情報提供システムを用いて実行される各処理について説明する。この処理は、消費者からの要求に応じて広告関連情報を提供するための広告関連情報取得処理、媒体補正値を算定するための媒体補正処理、RV補正値を算定するためのRV補正処理、及び、各鉄道会社に分配する分配Web広告料を算定するための分配処理に大別される。
(処理内容−広告関連情報取得処理)
まず、広告関連情報取得処理について説明する。図10は広告関連情報取得処理のメインフローチャートである。実広告を閲覧した消費者は、この実広告の広告関連情報を見たい場合、任意の場所において、端末装置10のWebブラウザ20aに広告ナビページのURLを入力し、所定方法にてネットワーク40にアクセスする。
端末装置10のWebブラウザ20aは、URLによる広告ナビページの取得要求を、ネットワーク40を介して広告情報提供サーバ1に送信する(ステップSA−1)。広告情報提供サーバ1の広告関連情報取得部5aは、Webページの取得要求を受けた場合には、記憶部3に記憶されている広告ナビページのWebデータを端末装置10に送信する(ステップSA−2)。このWebデータを受信した端末装置10のWebブラウザ20aは、このWebデータを解析することで、広告ナビページをディスプレイ17に表示させる(ステップSA−3)。
この広告ナビページは、例えば、専用コードの入力欄、路線名及びインデックスの入力欄、キーワードの入力欄、及び、要求情報の送信を指示する送信ボタンを含んで構成されており、消費者が操作部11を介してこれら入力欄に情報を入力して送信を指示すると、Webブラウザ20aは、入力欄に入力された情報及び当該情報の種別を含んだ要求情報を、広告情報提供サーバ1に送信する(ステップSA−4)。
この要求情報を受信した広告情報提供サーバ1の広告関連情報取得部5aは、この要求情報に基づいて、広告関連情報絞り込み部5bに、消費者に送信すべき広告関連情報を絞り込むための広告関連情報絞り込み処理を実行させる(ステップSA−5)。
(処理内容−広告関連情報取得処理−広告関連情報絞り込み処理)
図11は、広告関連情報絞り込み処理のフローチャートである。広告関連情報絞り込み部5bは、端末装置10から送信された要求情報に専用コードが含まれているか否かを判定し(ステップSB−1)、専用コードが含まれている場合には(ステップSB−1、Yes)、この専用コードに合致する全ての広告IDを広告特定情報DB3dから取得する(ステップSB−2)。例えば、要求情報に専用コード「AZ02392」が含まれている場合、図5の広告特定情報DB3dから広告ID「AD0002」を取得する。
一方、図11において、要求情報に専用コードが含まれていない場合(ステップSB−1、No)、広告関連情報絞り込み部5bは、要求情報に路線名及びインデックスが含まれているか否かを判定し(ステップSB−3)、路線名及びインデックスが含まれている場合には(ステップSB−3、Yes)、この路線名に対応する鉄道会社IDを鉄道会社情報DB3bから取得し(ステップSB−4)、この鉄道会社ID及びインデックスの組み合わせに合致する広告IDを広告特定情報DB3dから取得する(ステップSB−5)。例えば、要求情報に路線名「東西B鉄道」及びインデックス「3」が含まれている場合、図3の鉄道会社情報DB3bから鉄道会社ID「TR0002」を取得し、図5の広告特定情報DB3dから広告ID「AD0001」を取得する。
あるいは、図11において、要求情報に路線名及びインデックスが含まれていない場合(ステップSB−3、No)、広告関連情報絞り込み部5bは、要求情報にキーワードが含まれているか否かを判定し(ステップSB−6)、キーワードが含まれている場合には(ステップSB−6、Yes)、キーワードに対応する全ての広告IDを広告特定情報DB3dから取得する(ステップSB−7)。例えば、要求情報にキーワード「旅」及び「温泉」が含まれている場合、図5の広告特定情報DB3dから広告ID「AD0001」及び「AD0003」を取得する。
一方、図11において、要求情報に専用コード、路線名及びインデックス、若しくは、キーワードのいずれも含まれていなかった場合(あるいは、これらの情報が含まれていた場合であっても当該情報に合致する広告IDが存在しなかった場合)(ステップSB−6、No)、消費者からの情報に基づいて広告関連情報を絞り込むことはできないが、消費者が閲覧したい広告関連情報はその時点において実際に掲載されている実広告に関する情報である可能性が高いと考えられる。このため、広告関連情報絞り込み部5bは、公知の方法にてその時点の日時を取得すると共に、この日時を基準として広告期間情報DB3fの実掲載期間を参照することにより、その時点において掲載されている全ての実広告の広告IDを取得する(ステップSB−8)。例えば、その時点の日時が2005年12月1日であった場合、図7の広告期間情報DB3fから広告ID「AD0001」、「AD0002」、及び、「AD0003」を取得する。
そして、広告関連情報絞り込み部5bは、これらステップSB−2、SB−5、SB−7、又は、SB−8において取得した広告IDを、広告関連情報取得部5aに受け渡す(ステップSB−9)。これにて広告関連情報絞り込み処理が終了する。
(処理内容−再び広告関連情報取得処理)
再び図10の広告関連情報取得処理に戻り、広告情報提供サーバ1の広告関連情報取得部5aは、広告関連情報絞り込み部5bから受け渡された広告IDに対応する見出し情報を広告関連情報DB3eから取得し、この見出し情報を含んだ候補リスト画面のWebデータを生成し、このWebデータを端末装置10に送信する(ステップSA−6)。このWebデータを受信した端末装置10のWebブラウザ20aは、このWebデータを解析することで、候補リスト画面をディスプレイ17に表示させる(ステップSA−7)。
この候補リスト画面には、候補になる広告関連情報の見出し情報がリスト形式にて表示されており、消費者は、この見出し情報の中から、自己が閲覧したい広告関連情報に合致する見出し情報を所定方法で選択する。このように見出し情報が選択されると、この見出し情報に合致する広告関連情報の送信を要求するための要求情報が、Webブラウザ20aによって広告情報提供サーバ1に送信される(ステップSA−8)。なお、広告関連情報絞り込み部5bから受け渡された広告IDが一つである場合(例えば、専用コードが特定された場合や、1件の広告のみに絞り込まれた場合)、には、候補リスト画面の表示を行うことなく、後述するステップSA−9に移行して、広告関連情報のWebデータの送信等を直ちに行うようにしてもよい。
この要求情報を受信した広告情報提供サーバ1の広告関連情報取得部5aは、この要求情報に合致する広告関連情報を広告関連情報DB3eから取得し、この広告関連情報を端末装置10に送信する。ここで、広告関連情報がWebデータである場合には、このWebデータを送信する。このWebデータを受信した端末装置10のWebブラウザ20aは、このWebデータを解析することで、広告関連情報をディスプレイ17に表示させる(ステップSA−11)。
一方、広告関連情報が広告主のホームページへのリダイレクトである場合には、例えば、このホームページのURLへのリダイレクトを行なうためのメタタグを含んだWebデータを生成して端末装置10に送信する。このWebデータを受信した端末装置10のWebブラウザ20aは、メタタグを解釈してリダイレクトを実行することで、広告主のホームページをモニタに表示させる(ステップSA−10、SA−11)。このような処理により、消費者は、興味を持った広告に関する広告関連情報を閲覧等することができるので、実広告では提供することが困難であった、膨大な情報や即時性の高い情報を提供でき、あるいは、広告主のECサイトにリダイレクトすることで商品やサービスの購入を促すことができるので、広告宣伝効果を増大させることができる。
このような広告関連情報取得処理において、広告情報提供サーバ1の広告関連情報取得部5aは、広告関連情報を提供した後の任意のタイミングにおいて、当該提供を行なった広告関連情報に関する提供履歴情報を提供履歴情報DB3gに格納する。すなわち、端末装置10に送信した広告関連情報に対応する広告IDと、この広告関連情報を消費者に提供した回数(広告関連情報が消費者によって検索された検索数)とを、任意の方法で取得したその時点の日付に関連付けて提供履歴情報DB3gに格納する。この場合において、同一の広告IDが既に格納されている場合には、その検索数を1つ増分する。このように格納された提供履歴情報に基づいて、システム事業者は、広告関連情報の提供実績に応じた従量制によるWeb広告料の算定を行い、このWeb広告料を広告主から徴収することができる。
また、広告関連情報取得部5aは、ステップSA−5の広告関連情報の絞り込み処理を終えた後の任意のタイミングにおいて、当該絞り込み処理において行なわれた各路線の検索に関する検索履歴情報を検索履歴情報DB3hに格納する。すなわち、路線名及びインデックスによる絞り込みが行なわれた場合には、当該路線名に対応する鉄道会社IDを鉄道会社情報DB3bから取得し、この鉄道会社IDとその検索数とを、任意の方法で取得したその時点の日付に関連付けて検索履歴情報DB3hに格納する。この場合において、同一の鉄道会社IDが既に格納されている場合には、その検索数を1つ増分する。なお、その他の方法による絞り込みが行われた場合(専用コードやキーワードによる絞り込みが行われた場合)には、検索対象になった路線を直ちに特定できないので、路線入力なしの検索数を1つ増分する。あるいは、専用コードやキーワードによる絞り込みが行われた場合には、これら専用コードやキーワードに基づいて絞り込まれた全ての広告の実広告を提供している全ての鉄道会社に関して、検索履歴情報DB3hの検索数を増分するようにしてもよい。このように格納された検索履歴情報に基づいて、後述する媒体補正処理において、検索実績に応じた媒体補正値を算定できる。これにて広告関連情報取得処理が終了する。
(処理内容−媒体補正処理)
次に、媒体補正処理について説明する。図12は媒体補正処理のフローチャート、図13は媒体補正値算定過程における数値例を示す図である。媒体補正部5cは、所定の媒体補正値算定タイミングが到来したか否かを判定する(ステップSC−1)。この媒体補正値算定タイミングは、例えば、媒体補正値を算定するために十分な検索履歴情報が蓄積されたタイミングであり、各月毎や各年毎に媒体補正処理が自動的に実行され、あるいは、システム事業者が公知の方法で指示を行った場合に実行される。特に、媒体補正値の算定パラメータとしては、後述するように実広告料と鉄道会社IDの検索数とを用いるが、実広告料は料金改定が無い限り変動しない固定的なパラメータであり、会社IDの検索数は統計的パラメータであるために適性な結果を得るためにはある程度のサンプリング期間を要するため、媒体補正値算定を行う間隔は、ある程度長い間隔とすることが好ましい。
この媒体補正値算定タイミングが到来した場合(ステップSC−1、Yes)、媒体補正部5cは、実広告料情報DB3cから、各鉄道会社の所定の実広告料を取得する(ステップSC−2)。例えば、図13のステップ1の欄に示すように、ある対象日のA鉄道株式会社、B鉄道株式会社、C鉄道株式会社の実広告料をそれぞれ100万円/日、60万円/日、70万円/日とする(なお、この時の各実広告料の相互の比率は、43%、26%、30%になる)。そして、この実広告料をベースとして、各鉄道会社の実広告の価値を示す基準広告料を算定する。ここでは、実広告料情報DB3cから取得した実広告料をそのまま基準広告料として使用するが、例えば、中吊広告と駅貼広告とのそれぞれの実広告料が実広告料情報DB3cに個別に格納されている場合には、これら中吊広告の実広告料と駅貼広告の実広告料とを合計して求めた実広告料の合算値をベースにしたり、中吊広告の1日当りの平均実広告料を求めてこれをベースとしてもよい。
そして、媒体補正部5cは、検索履歴情報DB3hから、実広告料を取得した期間に対応する、鉄道会社IDの各日毎の検索数を取得し、この各日毎の検索数を鉄道会社ID毎に合計する(ステップSC−3)。ここでは、図13のステップ2の欄に示すように、対象日のA鉄道株式会社、B鉄道株式会社、C鉄道株式会社の検索数の合計をそれぞれ1,000、1,300、800とする。
次に、媒体補正部5cは、検索履歴情報DB3hから、実広告料を取得した期間に対応する各日毎の路線入力なしの検索数を取得し、この検索数を、各鉄道会社の各日毎の実広告料の比率に応じて按分する(ステップSC−4)。すなわち、各鉄道会社に按分する路線入力なしの検索数=(路線入力なしの検索数×各鉄道会社の実広告料)/(各鉄道会社の実広告料の合計)と算定することで、路線入力なしの検索数を、各鉄道会社の検索数として振り分ける。例えば、図13のステップ2の欄に示すように路線入力なしの検索数を2,500とすると、この検索数2,500のうち、鉄道会社Aに按分する検索数は、ステップ3の欄に示すように、(2,500×100)/(100+60+70)=約1,087と算定される。これは、消費者が路線入力せずに広告関連情報の検索を行なった場合であっても、消費者が検索目的とした広告関連情報の比率は、各鉄道会社を特定して検索を行なった比率に近くなると想定することができるので、この比率に基づいて按分することで、路線入力なしの検索数を、消費者の意図を反映させつつ按分するためである。
そして、媒体補正部5cは、ステップSC−3で合計した各鉄道会社の各日毎の検索数と、ステップSC−4で按分した各日毎の路線入力なしの検索数に基づく各鉄道会社の検索数とを、各鉄道会社毎に合算する(ステップSC−5)。例えば、図13のステップ4の欄に示すように、鉄道会社Aの検索数の合算値は、1,000+1,087=2,087と算定される。
次いで、媒体補正部5cは、合算した各日毎の検索数を、各鉄道会社の各日毎の実広告料で除算することで、各鉄道会社の各日毎の媒体補正値を算出する(ステップSC−6)。例えば、図13のステップ5の欄に示すように、鉄道会社Aの対象日の媒体補正値は、2,087/100=約20.87%と算定される。このように実広告料で除算するのは、後述する分配処理において、実広告料に応じた按分を実施するので、この実広告料を二重に考慮してしまうことを防止するためである。そして、媒体補正部5cは、算定した媒体補正値を、算定対象とした各鉄道会社の鉄道会社ID及び各日毎の日付に関連付けて記憶部3に格納する(ステップSC−7)。これにて媒体補正処理が終了する。
(処理内容−RV補正処理)
次に、RV補正処理について説明する。図14はRV補正処理のフローチャート、図15はRV補正値算定過程における数値例を示す図である。RV補正部5dは、所定のRV補正値算定タイミングが到来したか否かを判定する(ステップSD−1)。このRV補正値算定タイミングは、例えば、RV補正値を算定するために十分な検索履歴情報が蓄積されたタイミングであり、各月毎や各年毎にRV補正処理が自動的に実行され、あるいは、システム事業者が公知の方法で指示を行った場合に実行される。
RV補正値算定タイミングが到来した場合(ステップSD−1、Yes)、RV補正部5dは、広告期間情報DB3fから実掲載期間とWeb掲載期間とを取得する(ステップSD−2)。また、RV補正部5dは、検索履歴情報DB3hから、実掲載期間の各日毎の検索数と、Web残存掲載期間の各日毎の検索数とを取得し、これらの検索数をそれぞれ合計する(ステップSD−3)。この時、実掲載期間中における検索数としては、少なくとも一つの鉄道会社によって実広告が掲載されている期間の検索数を集計し、Web残存掲載期間中における検索数としては、いずれの鉄道会社によっても実広告が掲載されていない期間の検索数を合計する。例えば、図15において、ある広告が鉄道会社A〜Cにて図示のような実掲載期間とWeb残存掲載期間にて掲載されている場合、実掲載期間中における検索数としては、2005年12月1日〜同月9日の間の検索数98、110、100、114、97、118、124、110、及び、99を合計して970とし、Web残存掲載期間中における検索数としては、2005年12月10日〜同月16日の間の検索数87、64、43、13、18、7、及び、4を合計して236とする。
そして、RV補正部5dは、実掲載期間中の検索数の合算値に対する、Web掲載期間中の検索数の合算値の比率を算定することにより、RV補正値を算定する(ステップSD−4)。例えば、図15の例では、実掲載期間中の検索数が970であり、Web掲載期間中の検索数が236であるため、RV補正値=(236/970)×100=24%になる。そして、RV補正部5dは、算定したRV補正値を、算定対象とした広告の広告IDに関連付けて記憶部3に格納する(ステップSD−5)。これにてRV補正処理が終了する。
(処理内容−分配処理)
次に、分配処理について説明する。この分配処理は、各鉄道会社に支払う分配Web広告料を各日毎に算定する処理である。以下では、分配Web広告料の算定対象とするWeb広告を「対象Web広告」、分配Web広告料の算定対象とする日を「対象日」、分配Web広告料の算定対象とする鉄道会社を「対象鉄道会社」と称する。
図16は分配処理のフローチャートである。広告情報提供サーバ1の分配部5eは、所定の分配タイミングが到来したか否かを判定する(ステップSE−1)。この分配タイミングの具体的設定内容は任意であるが、例えば、各日毎の所定時刻が到来した時に、分配タイミングが到来したものと判定する。
このような分配タイミングが到来した場合(ステップSE−1、Yes)、分配部5eは、広告期間情報DB3fの実掲載期間を参照することにより、対象Web広告が対象鉄道会社による実掲載期間に行われたものであるか否かを判定する(ステップSE−2)。
そして、対象Web広告が実掲載期間に行われたものである場合(ステップSE−2、Yes)、この対象Web広告については、RV補正値を考慮することなく、媒体補正値のみに基づく補正を行うことで、対象鉄道会社に支払う分配Web広告料を算定する。具体的には、分配部5eは、実広告料情報DB3cから対象鉄道会社の対象日の1日当りの実広告料の総計を取得し、この実広告料に対して、記憶部3に記憶させている当該対象鉄道会社の対象日の媒体補正値を乗算することで、対象鉄道会社の対象日のWeb広告価値を算定する(ステップSE−3)。すなわち、Web広告価値=1日当りの実広告料×媒体補正値となる。例えば、対象鉄道会社Aの対象日の媒体補正値が20.87%であり、この対象鉄道会社Aの対象日の実広告料が100万円である場合、この対象鉄道会社Aの対象日のWeb広告価値は、0.2087×100万円=20.87と算定される。
一方、対象Web広告が対象鉄道会社による実掲載期間に行われたものでない場合(ステップSE−2、No)、この対象Web広告については、媒体補正値及びRV補正値を考慮して、対象鉄道会社のWeb広告価値を算定する。具体的には、広告期間情報DB3fから対象鉄道会社による対象広告の実掲載期間を取得し、実広告料情報DB3cから対象鉄道会社の実掲載期間における各日毎の実広告料の総計を取得し、この実掲載期間における総額を算定する(ステップSE−4)。また、分配部5eは、広告期間情報DB3fから対象鉄道会社の対象広告の実掲載期間及びWeb掲載期間を取得し、これら実掲載期間及びWeb掲載期間に基づいて、対象鉄道会社の対象広告のWeb残存掲載期間の日数を合計する(ステップSE−5)。
そして、分配部5eは、ステップSE−4で算定した実掲載期間中の実広告料の総額に、記憶部3に記憶させている、対象鉄道会社における対象日の媒体補正値と対象広告のRV補正値とを乗算し、この乗算結果をステップSE−5で合計したWeb残存掲載期間の日数で除算することで、対象鉄道会社の対象日のWeb広告価値を算定する(ステップSE−6)。すなわち、Web広告価値=(実掲載期間中の実広告料の総額×媒体補正値×RV補正値)/Web残存掲載期間の日数となる。例えば、対象鉄道会社Aに関して、対象日の媒体補正値が20.87%、対象広告のRV補正値が24%、実掲載期間中の広告料の総額が500万円、Web残存掲載期間の日数が5日であった場合、Web残存掲載期間におけるWeb広告価値は、(0.2087×0.24×500万円)/5=約5になる。同様に、分配部5eは、対象日と対象鉄道会社とを変えて、目的の期間の各日毎における各鉄道会社のWeb広告価値を算定する。
そして、分配部5eは、このように算定したWeb広告価値に応じた比率で、分配原資を分配(按分)することで、各鉄道会社の分配Web広告料を算定する(ステップSE−7)。例えば、特定の日における分配原資が300万円だった場合において、鉄道会社A、B、CのそれぞれのWeb広告価値が100、70、80だった場合、鉄道会社A、B、Cのそれぞれの分配Web広告料は120万円(=300万円×100/(100+70+80))、84万円(=300万円×70/(100+70+80))、96万円(=300万円×80/(100+70+80))になる。そして、分配部5eは、このように算定した分配Web広告料を、各鉄道会社の鉄道会社ID及び対象日の日付に関連付けて記憶部3に格納する(ステップSE−7)。これにて分配処理が終了する。
(計算結果例)
最後に、Web広告価値の具体的な計算結果例について説明する。図17(a)(b)は計算結果例を示す図である。これら図17(a)(b)には、特定の実広告が鉄道会社A〜Cによって12月1日〜16日の間に掲示された場合における、鉄道会社A〜Cの各日毎のWeb広告価値と、Web広告料の按分比率とを示す。括弧がない数値は実掲載期間における数値、括弧内の数値はWeb残存掲載期間における数値であり、図17(a)は各鉄道会社A〜CのWeb残存掲載期間の終期を特定の日(ここでは12月16日)に揃えた場合、図17(b)は実掲載期間とWeb残存掲載期間とを同じにした場合をそれぞれ示す。
例えば、図17(a)に示すように、12月1日〜3日は、鉄道会社Aのみが実広告を行なっているので、この12月1日〜3日における按分比率は、鉄道会社Aが100%になり、他の鉄道会社B、Cは0%になる。従って、1日当りの分配原資が50万円であったとすると、鉄道会社Aのみに全額の50万が支払われる。
次いで、12月4日〜5日は、鉄道会社A、Cが実広告を行なっているので、これら鉄道会社A、Cの相互間で分配原資を分配する必要が生じる。ここで、鉄道会社A、CのWeb広告価値をそれぞれ100、35としているので、鉄道会社Aの按分比率=100/(100+35)=約74%、鉄道会社Bの按分比率=35/(100+35)=約26%になる。従って、1日当りの分配原資が50万円であったとすると、鉄道会社Aには50万円×0.74=37万円が支払われ、鉄道会社Bには50万円×0.26=13万円が支払われる。
また、12月6日〜7日は、鉄道会社A、Bが実広告を行なっており、鉄道会社Cは実広告の掲載を終了してWeb残存掲載期間になっているため、これら鉄道会社A〜Cの相互間で分配原資を分配する必要が生じる。ここでは、鉄道会社A〜CのWeb広告価値をそれぞれ50、30、2としているので、鉄道会社Aの按分比率=50/(50+30+2)=約61%、鉄道会社Bの按分比率=30/(50+30+2)=約37%、鉄道会社Cの按分比率=2/(50+30+2)=約2%になる。従って、1日当りの分配原資が50万円であったとすると、鉄道会社Aには50×0.61=約30.5万円、鉄道会社Bには50×0.37=18.5万円、鉄道会社Cには50×0.02=1万円が支払われる。以降、同様に、図17(a)の残りの期間及び図17(b)に示した期間についても、各鉄道会社A〜Cの按分比率を算定することができる。
〔III〕各実施の形態に対する変形例
以上、本発明の各実施の形態について説明したが、本発明の具体的な構成及び方法は、特許請求の範囲に記載した各発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良できる。以下、このような変形例について説明する。
(解決しようとする課題や発明の効果について)
発明が解決しようとする課題や発明の効果は、前記した内容に限定されるものではなく、本発明によって、前記に記載されていない課題を解決したり、前記に記載されていない効果を奏することもでき、また、記載されている課題の一部のみを解決したり、記載されている効果の一部のみを奏することがある。例えば、複数の広告媒体提供者の相互間において分配原資を必ずしも適切に分配できないケースが発生した場合であっても、従来技術よりも分配原資の分配を最適化できている限りにおいて、あるいは、同程度の最適性の分配を異なる手段にて実行できている限りにおいて、本発明の課題は解決されている。
(構成及び制御について)
また、上記実施の形態で自動的に行われるものとして説明した制御の全部または任意の一部を手動で行っても良く、逆に、手動で行われるものとして説明した制御の全部または任意の一部を公知技術または上述した思想に基づいて自動化しても良い。また、上記実施の形態において示した各構成要素の各機能ブロックは、ハードワイヤードロジックにて構成しても良い。また、上述した各電気的構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各部の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成できる。例えば、実広告料情報DB3cや広告特定情報DB3dを一つのDBに統合することも可能である。あるいは、実広告料情報DB3cや広告特定情報DB3dの機能は、広告情報提供サーバ1とは異なる外部サーバに持たせ、必要な情報を任意のタイミングで広告情報提供サーバ1が取得するようにしてもよい。例えば、これら実広告料情報DB3cや広告特定情報DB3dについては、広告代理店や各鉄道会社が保有し、広告情報提供サーバ1とネットワーク40を介して通信することで、最新情報を広告情報提供サーバ1に提供可能としてもよい。
(要求情報や広告提供情報の送受信について)
上記実施の形態では、消費者が端末装置10から広告ナビページにアクセスすることにより、広告関連情報の要求を行なうことができるものとして説明したが、例えば、端末装置10と広告情報提供サーバ1との間でショートメールを含むメール形式にて情報の送受信を行なってもよい。あるいは、広告情報提供サーバ1から端末装置10にアプリケーションをダウンロードさせ、このアプリケーションによって端末装置10における広告情報提供サーバ1との間のユーザインタフェースを提供してもよい。
(候補リスト画面の表示形式について)
また、広告関連情報取得処理において複数の見出し情報を含んだ候補リスト画面を提示する場合、見出し情報を所定基準に応じてソートした上で提示してもよい。この場合のソート基準としては、消費者が検索のために提示したキーワードとの一致率が高い順、実広告料情報DB3cに格納されている実広告料が高い順、あるいは、Web広告料の高い順(例えば、各広告関連情報のクリック単価を広告IDに関連付けて予め記憶部3に記憶させておく等して判別)、あるいは、これらを複合させた基準を用いることができる。
(広告関連情報のキーワード検索について)
広告関連情報取得処理において広告関連情報をキーワード検索する際、広告特定情報DB3dに予め格納されたキーワードに対して検索を行うことに加えて、広告関連情報DB3eに格納された広告関連情報や、当該システム以外のサーバ装置にて提供されるWebページを対象として、各種のサーチエンジンを用いた検索を行ってもよい。例えば、このようにサーチエンジンによる検索結果の検索数の多い順に、候補リスト画面で提示する複数の見出し情報をソートしてもよい。
(Web広告料の算定及び分配について)
上記実施の形態では、実広告料を基準に媒体補正値やRV補正値を算定しているが、Web広告料に専用の基準数値を設定してもよい。また、上記実施の形態では、Web広告価値を媒体補正値やRV補正値によって補正しているが、単に実広告料の比率に基づいて按分してもよい。この場合には、例えば、分配部5eは、実広告料情報DB3cから各鉄道会社IDに対応する実広告料を取得すると共に、広告期間情報DB3fから実掲載期間を取得し、実掲載期間における各鉄道会社の実広告料の総和を算定し、この総和に対する各鉄道会社の実広告料の比率を求め、この比率に基づいて分配原資を分配してもよい。
あるいは、図16のステップSE−6では、Web残存掲載期間におけるWeb広告価値を算定するために、実広告料の総和等をWeb残存掲載期間の掲載日数で除算することによって算定している。しかしながら、消費者の各広告関連情報の検索数は、実掲載期間の終了後をピークとして徐々に減少すると予想される。このため、この減少カーブの近似曲線を、実掲載期間における検索数の傾向を元に定義し、この近似曲線を分配Web広告料の算定に当てはめることで、分配Web広告料を算定してもよい。この場合には、例えば、分配部5eは、検索履歴情報DB3hから検索数を取得すると共に、広告期間情報DB3fから実掲載期間を取得し、この実掲載期間における検索数の総数を算定する。そして、記憶部3には、この検索数に反比例して減少する所定の係数(減少係数)を記憶させておき、分配部5eは、算定した検索数の総数に対応する係数を記憶部3から取得し、この係数を、図16のステップSE−6で用いて、Web残存掲載期間におけるWeb広告価値=(Web広告料の総額×媒体補正値×RV補正値)/減少係数として算定を行ってもよい。
以上のように、本発明は、広告に関連する情報を消費者等に提供するシステムに適用され、この広告の各関係者にとって客観的で公平な形態で、広告料の分配を行うことに有用である。
本発明の実施の形態に係る広告情報提供システムの構成図である。 広告主情報の構成例を示す図である。 鉄道会社情報の構成例を示す図である。 実広告料情報の構成例を示す図である。 広告特定情報の構成例を示す図である。 広告関連情報の構成例を示す図である。 広告期間情報の構成例を示す図である。 (a)は提供履歴情報の構成例を示す図、(b)は検索履歴情報の構成例を示す図である。 端末装置の構成を機能概念的に示すブロック図である。 広告関連情報取得処理のメインフローチャートである。 広告関連情報絞り込み処理のフローチャートである。 媒体補正処理のフローチャートである。 媒体補正値算定過程における数値例を示す図である。 RV補正処理のフローチャートである。 RV補正値算定過程における数値例を示す図である。 分配処理のフローチャートである。 計算例を示す図であり、(a)はWeb残存掲載期間の終期を特定の日に揃えた場合の計算例を示す図、(b)は実掲載期間とWeb残存掲載期間とを同じにした場合の計算例を示す図である。
符号の説明
1 広告情報提供サーバ
2 ネットワークインターフェース(ネットワークIF)
3 記憶部
3a 広告主情報DB
3b 鉄道会社情報DB
3c 実広告料情報DB
3d 広告特定情報DB
3e 広告期間情報DB
3g 提供履歴情報DB
3h 検索履歴情報DB
4 媒体読取部
5 制御部
5a 広告関連情報取得部
5b 広告関連情報絞り込み部
5c 媒体補正部
5d RV補正部
5e 分配部
10 端末装置
11 操作部
12 通信アンテナ
13 送受信回路
14 スピーカ
15 マイク
16 音声処理部
17 ディスプレイ
18 表示回路
19 記憶部
20 制御部
20a Webブラウザ
30 移動体通信基地局
40 ネットワーク

Claims (5)

  1. 複数の広告媒体提供者にて提供された複数の広告媒体を用いて行なわれる広告に関連する広告関連情報を、端末装置に対してネットワークを介して提供する広告情報提供装置であって、
    前記広告関連情報を格納する広告関連情報格納手段と、
    前記広告関連情報を要求するための要求情報を前記端末装置から受信する受信手段と、
    前記受信手段にて受信された前記要求情報に基づいて、前記広告関連情報格納手段に格納された前記広告関連情報の中から、前記要求情報に合致し得る前記広告関連情報を取得する広告関連情報取得手段と、
    前記広告関連情報取得手段にて取得された前記広告関連情報を、前記要求情報を送信した前記端末装置に送信する送信手段と、
    前記送信手段にて前記広告関連情報が送信された後、当該広告関連情報の利用料を所定の算定方法で分配することにより、前記複数の広告媒体提供者が得る分配利用料を算定する分配手段と、
    を備えたことを特徴とする広告情報提供装置。
  2. 前記要求情報には、広告閲覧者が閲覧した前記広告の前記広告媒体を提供している前記広告媒体提供者を限定するための広告媒体提供者限定情報が含まれ、
    前記広告媒体提供者を特定するための広告媒体提供者特定情報と、前記広告媒体提供者限定情報と、を関連付けて格納する広告媒体提供者限定情報格納手段と、
    前記受信手段にて受信された前記要求情報に含まれる前記広告媒体提供者限定情報に基づいて、前記広告媒体提供者限定情報格納手段を参照することにより、前記広告媒体提供者を絞り込む広告媒体提供者絞り込み手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の広告情報提供装置。
  3. 前記広告媒体提供者を特定するための広告媒体提供者特定情報と、前記複数の広告媒体提供者の各々にて提供される前記広告媒体の実広告価値を特定するための実広告価値情報とを、相互に関連付けて格納する実広告価値情報格納手段を備え、
    前記分配手段は、
    前記利用料を算定する前記広告の前記広告媒体を提供している前記広告媒体提供者の前記実広告価値情報を、前記実広告価値情報格納手段から取得し、
    前記取得した実広告価値情報に基づいて、前記広告関連情報に関する前記広告媒体の広告価値を算定し、
    前記算定した広告価値の比率に応じて、前記分配利用料を算定すること、
    を特徴とする請求項1又は2に記載の広告情報提供装置。
  4. 前記要求情報には、広告閲覧者が閲覧した前記広告の前記広告媒体を提供している前記広告媒体提供者を限定するための広告媒体提供者限定情報が含まれ、
    前記要求情報に含まれる前記広告媒体提供者限定情報の数を、前記広告媒体提供者毎に格納する検索履歴情報格納手段と、
    前記検索履歴情報格納手段にて格納された前記広告媒体提供者限定情報の数に基づいて、前記受信手段にて受信された前記要求情報における前記広告媒体提供者の頻出率を算定し、この頻出率と、前記実広告価値情報にて特定される前記実広告価値とに基づいて、前記頻出率を前記利用料の分配に反映させるための媒体補正値を算定する媒体補正手段と、を備え、
    前記分配手段は、前記媒体補正手段にて算定された前記媒体補正値を用いて前記広告価値を算定すること、
    を特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の広告情報提供装置。
  5. 前記受信手段にて受信された前記要求情報に基づく前記広告関連情報の提供履歴に関する提供履歴情報を格納する提供履歴情報格納手段と、
    前記広告を前記広告媒体によって掲載している期間である実掲載期間を特定するための実掲載期間情報と、当該広告情報提供装置によって前記広告関連情報を提供している期間であるWeb掲載期間を特定するためのWeb掲載期間情報とを、前記広告毎に格納する広告期間情報格納手段と、
    前記提供履歴情報格納手段にて格納された前記提供履歴情報と、前記広告期間情報格納手段にて格納された前記実掲載期間情報及び前記Web掲載期間情報とに基づいて、前記実掲載期間に提供された前記広告関連情報の提供数の広告毎の合計と、前記実掲載期間の終了後における前記Web掲載期間に提供された前記広告関連情報の提供数の広告毎の合計とを算定し、これらの合計の比率と、前記実広告価値情報にて特定される前記実広告価値とに基づいて、前記提供数の合計の比率を前記利用料の分配に反映させるためのRV補正値を算定するRV補正手段と、を備え、
    前記分配手段は、前記媒体補正手段にて算定された前記媒体補正値を用いて前記広告価値を算定すること、
    を特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の広告情報提供装置。
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