JP2007226070A - 現像ユニット - Google Patents
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Abstract
【課題】保護カバー20の撓みで現像スリーブ10を損傷しないこと。
【解決手段】現像ユニット100は、現像スリーブ10と、ブレード12と、保護カバー20とを備えている。保護カバー20には、ブレード12の表面12Aに当接可能な当接部20Bが配設されている。保護カバー20が開位置から閉位置まで変位させられると、当接部20Bがブレード12の表面12Aに当接する又は隙間をおいて対向する。
【選択図】図1
【解決手段】現像ユニット100は、現像スリーブ10と、ブレード12と、保護カバー20とを備えている。保護カバー20には、ブレード12の表面12Aに当接可能な当接部20Bが配設されている。保護カバー20が開位置から閉位置まで変位させられると、当接部20Bがブレード12の表面12Aに当接する又は隙間をおいて対向する。
【選択図】図1
Description
本発明は、静電写真複写機、レーザプリンタ、ファクシミリなどの画像形成装置に離脱自在に装着される現像ユニット、更に詳しくは、現像スリーブの露呈された表面を開閉可能な保護カバーを備えた現像ユニットに関する。
感光体ドラムと、感光体ドラムに作用するプロセス手段と、感光体ドラムを保護する閉位置(保護位置)と閉位置から退避する退避位置(開位置)との間を変位可能な保護カバー(保護部材)と、保護カバーの感光体ドラムと対向する面に、感光体ドラムの非画像形成領域と当接可能な当接部とを備えたプロセスカートリッジであって、画像形成装置本体に装着可能なプロセスカートリッジは、特許文献1に開示されている。
このプロセスカートリッジは、画像形成装置本体から取り外すと、保護カバーが閉位置に位置付けられるので、感光体ドラムが損傷などから保護され、しかも内部への遮光も行われる、との効果が得られる。しかしながら、保護カバーの両側部に感光体ドラムの非画像形成領域と当接可能な当接部が設けられ、保護カバーの閉位置は、当接部の各々が感光体ドラムの非画像形成領域に当接することにより規定されるので、保護カバーが閉位置に位置付けられた状態で、保護カバーの長手方向の中間部に外力が作用すると、簡単に感光体ドラムの表面に接するおそれがあり、したがって感光体ドラムの表面を損傷させるおそれがある。特に、保護カバーが厚さの薄い合成樹脂から形成されてその剛性が弱くなるほど、あるいは、保護カバーの長手方向(感光体ドラムの軸方向)の長さが長くなるほど、保護カバーが撓みやすくなるので、上記不具合が発生しやすくなる。このような問題は、現像スリーブを開閉する保護カバーを備えた現像ユニットにおいても共通して存在するものである。
特開平5−80600号公報
本発明の目的は、現像スリーブを開閉する保護カバーが閉位置に位置付けられた状態において、保護カバーが撓んで現像スリーブを損傷する不具合を防止できる、新規な現像ユニットを提供することである。
本発明によれば、
現像スリーブと、現像スリーブの表面に対し先端が隙間をおいて位置付けられてトナーの層厚を決めるブレードと、現像スリーブの表面を隙間をおいて覆う閉位置と現像スリーブの表面から退避した開位置との間を変位可能な保護カバーとを備えた現像ユニットにおいて、
保護カバーには、ブレードの表面に当接可能な当接部が配設され、保護カバーが開位置から閉位置まで変位させられると、該当接部がブレードの表面に当接する又は隙間をおいて対向する、
ことを特徴とする現像ユニット、が提供される。
一対の側壁を備えたハウジングを備え、現像スリーブは、該側壁間に回転自在に支持され、ブレードは該側壁間において現像スリーブの上方を延在するようハウジングに支持され、該側壁の各々における、ブレードよりも後方位置には、主アームの基端部が回動可能に支持され、主アームの各々の先端部間は、現像スリーブ及びブレードに平行に延在するよう配設された軸部材により一体的に回動可能に連結され、保護カバーは、その一側部が軸部材に回動可能に支持され、片方の該側壁における、主アームの基端部よりも前方位置には、補助アームの基端部が回動可能に支持され、補助アームの先端部は、保護カバーの他側部における一端部に回動可能に連結され、保護カバーの該一側部に該当接部が配設されている、ことが好ましい。
該当接部は、保護カバーの該一側部に配設された突起からなり、該突起は当接面を備え、保護カバーが開位置から閉位置まで変位させられると、該突起の当接面がブレードの表面に当接する又は隙間をおいて対向する、ことが好ましい。
該突起の当接面は平坦である、ことが好ましい。
現像スリーブと、現像スリーブの表面に対し先端が隙間をおいて位置付けられてトナーの層厚を決めるブレードと、現像スリーブの表面を隙間をおいて覆う閉位置と現像スリーブの表面から退避した開位置との間を変位可能な保護カバーとを備えた現像ユニットにおいて、
保護カバーには、ブレードの表面に当接可能な当接部が配設され、保護カバーが開位置から閉位置まで変位させられると、該当接部がブレードの表面に当接する又は隙間をおいて対向する、
ことを特徴とする現像ユニット、が提供される。
一対の側壁を備えたハウジングを備え、現像スリーブは、該側壁間に回転自在に支持され、ブレードは該側壁間において現像スリーブの上方を延在するようハウジングに支持され、該側壁の各々における、ブレードよりも後方位置には、主アームの基端部が回動可能に支持され、主アームの各々の先端部間は、現像スリーブ及びブレードに平行に延在するよう配設された軸部材により一体的に回動可能に連結され、保護カバーは、その一側部が軸部材に回動可能に支持され、片方の該側壁における、主アームの基端部よりも前方位置には、補助アームの基端部が回動可能に支持され、補助アームの先端部は、保護カバーの他側部における一端部に回動可能に連結され、保護カバーの該一側部に該当接部が配設されている、ことが好ましい。
該当接部は、保護カバーの該一側部に配設された突起からなり、該突起は当接面を備え、保護カバーが開位置から閉位置まで変位させられると、該突起の当接面がブレードの表面に当接する又は隙間をおいて対向する、ことが好ましい。
該突起の当接面は平坦である、ことが好ましい。
以下、本発明に従って構成された現像ユニットの実施の形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1、図2及び図5を参照して、現像ユニット100はハウジング2を備えている。ハウジング2は、一対の側壁4及び6、底壁7、天壁8などを備え、内部は、トナーが収容されるトナー収容室2A(図5)となっている。ハウジング2の一端(図5において左端)における側壁4及び6間には、現像スリーブ10が回転自在に支持されている。なお、構成部材の設置を説明するための便宜上、本明細書においては、ハウジング2の、現像スリーブ10が配設されている一端方向を前方(図5において左方)、現像スリーブ10に対し、ハウジング2のトナー収容室2A側を後方(図5において右方)と称することにする。したがって、現像スリーブ10は、ハウジング2の前端(図5において左端)に配置され、トナー収容室2Aは、現像スリーブ10に対し後方に配置されている、といえる。ハウジング2には、トナーの層厚を決めるブレード(ドクターブレード)12が、側壁4及び6間を、現像スリーブ10の上方を延在するようハウジング2(実施形態においては側壁4及び6の前端間)に支持されている。ブレード12は、金属製(例えばステンレス製)の帯状平板から形成され、図5において上端部は直角に折り曲げられている。ブレード12は、現像スリーブ10の表面に対し、先端(図5において下端)が所定の隙間をおいて位置付けられ、折り曲げられた上端部は、天壁8の前端部を上方から覆うよう位置付けられている。現像スリーブ10の表面の一部領域は、ハウジング2の前端から外部に露呈されている。ハウジング2のトナー収容室2A内には、収容されたトナーを現像スリーブ10に撹拌搬送する撹拌搬送ローラ14及び16が、回転自在に側壁4及び6間に支持されている。ハウジング2の上部には、ハウジング2の前後方向(図5において左右方向)における中間部からハウジング2の後方に延び出す受け部17が配設されている。受け部17にはトナーコンテナ18(図8参照)の下端部が挿入・支持される。
図1〜図4を参照して、ハウジング2には、保護カバー20が支持されている。例えばABS(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン)からなる合成樹脂製の保護カバー20は、現像スリーブ10の表面(露呈表面)を隙間をおいて覆う閉位置(図1及び図4)と現像スリーブ10の表面から退避した開位置(図2及び図3)との間を変位可能である。
更に具体的に説明すると、側壁4及び6の各々における、ブレード12よりも後方位置には、それぞれ主アーム22及び24の基端部が、それぞれ軸22A及び24Aを介して回動可能に支持されている。主アーム22の軸22A及び主アーム24の軸24Aは、現像スリーブ10の軸線と平行な共通の軸線上に存在する。実質的に同一の形状及び大きさを有する主アーム22及び24は、軸22A及び24Aの軸方向から見て二つの折曲部を有しており、全体としてほぼU形状をなしている。主アーム22及び24の先端側に形成された折曲部には、それぞれ、ハウジング2の幅方向(現像スリーブ10の軸方向)における側外方に延び出す被ガイド部22B及び24Bが一体に形成されている。被ガイド部22B及び24Bは、円形外周面を有しており、相互に共通の軸線上に存在する。
主アーム22及び24の先端部間は、現像スリーブ10及びブレード12に平行に延在するよう配設された軸部材26により一体的に回動可能に連結されている。例えばSUSからなる金属製の軸部材26は、円形横断面を有する線材から形成されている。ほぼ円弧状の横断面形状を有しかつほぼ一定の幅で現像スリーブ10の軸方向に細長く延在する保護カバー20は、その一側部(保護カバー20における幅方向の一側部)が、該一側部に設けられた被支持部20Aを介して、軸部材26に回動可能に支持されている。被支持部20Aは、保護カバー20の長手方向に間隔をおいて複数個一体に形成され、それぞれ周方向の一部が開放された円弧形状をなしている。軸方向に隣り合う被支持部20Aにおける円弧形状の開放方向は、ほぼ180°の角度をもって相違している。被支持部20Aの各々は、軸部材26に回動可能に嵌合・支持される。
保護カバー20の該一側部には、ブレード12の表面に当接可能な当接部である突起20Bが、少なくとも1個、実施形態においては2個、保護カバー20の長手方向に間隔をおいて一体に形成されている。相互に実質的に同じ形状及び大きさを有する突起20Bは、それぞれ、被支持部20Aの間において、該一側部から側外方に延び出すよう形成されている。突起20Bの各々は、矩形状の当接面20fを備え、アングル形の横断面を有している(図5及び図6をも参照)。突起20Bの各々における当接面20fは平坦である。
片方の側壁6における、主アーム24の基端部よりも前方位置には、補助アーム27の基端部が軸27Aを介して回動可能に支持されている。例えばPOM(ポリアセタール)からなる合成樹脂製の補助アーム27における軸27Aは、現像スリーブ10の軸線と平行な軸線上に存在する。補助アーム27は、軸27Aの軸方向に見てアングル形状をなしている。補助アーム27の先端部は、保護カバー20の他側部における一端部(長手方向における一端部)に回動可能に連結されている。すなわち、補助アーム27の先端部には、連結ピン27Bが、保護カバー20に向かって現像スリーブ10の軸線と平行に延び出すよう一体に形成されている。保護カバー20の他側部における一端部には、円筒部20Cが現像スリーブ10の軸線と平行な軸線上に形成されている。補助アーム27の連結ピン27Bは、保護カバー20の円筒部20Cに回動可能に嵌合されている。
ハウジング2の側壁4及び6には、被ガイド部30及び32が、それぞれ側外方に延び出すよう一体に形成されている。相互に実質的に同じ形状及び大きさを有する被ガイド部30の各々は、ほぼ現像スリーブ10の軸線の延長状に存在し、該軸線の方向に見てほぼハート形をなしている。相互に実質的に同じ形状及び大きさを有する被ガイド部32は、円形外周面を有し、保護カバー20の主アーム22及び24の軸22A及び24Aよりも後側の下方に配置されている。
図7を参照して、画像形成装置であるレーザプリンタ200は、装置本体であるプリンタ本体202を備え、プリンタ本体202には、一対の側壁204が相互に間隔をおいて配設されている(図7には、その片方の側壁204のみが図示されている)。側壁204の各々間には、感光体ドラム206が回転可能に支持されている。感光体ドラム206の周囲には、帯電器208、クリーニング装置210、転写ローラ212、除電手段(不図示)などが配設されている。帯電器208及びクリーニング装置212の上方には、レーザスキャニングユニットLSUが配設されている。
側壁204の各々の相互に対向する内側には、それぞれ、実質的に同形のガイド面214及び216が、相互に対向する実質的に同じ位置に配設されている。ガイド面214は、片方の側壁204から内側に所定の幅だけほぼ水平に突出しかつ、図7において、左上から右に向って(実質的に感光体ドラム206に接近する方向に)下方に延在するよう配設されている。図7において実質的に上方に向けられたガイド面214は、全体として比較的緩やかな傾斜を有しているが、中間において上から下に急傾斜した箇所が存在する。他方、ガイド面216は、ガイド面214よりも上方位置において、側壁204から内側に所定の幅だけほぼ水平に突出しかつ、ガイド面214の中間領域において、上から下にほぼ鉛直に延びてから、感光体ドラム206に接近する斜め下方に傾斜している。そして更に鉛直下方に延びてから図7において左上方にわずかに延びてから反転して、実質的に感光体ドラム206に接近する下方に延在するよう配設されている。図7において、ガイド面216のほぼ上半分の領域は実質的に左方に向けられ、ほぼ下半分の領域は実質的に下方に向けられている。
プリンタ本体202の側壁204の各々間に、先に述べた現像ユニット100を、プリンタ本体202の上端開口を上から開閉しうるカバー218を取り外して上方から挿入することにより装着することができる。図7においては、カバー218がプリンタ本体202に装着され、プリンタ本体202の上端開口を上から閉じた状態が図示されている。
現像ユニット100がプリンタ本体202に挿入される前の状態においては、図1、図4及び図5に示されているように、保護カバー20が閉位置に位置付けられ、現像スリーブ10の露呈面が保護カバー20により隙間をおいて覆われることにより、損傷などから保護されている。主アーム22及び24と、補助アーム27は、いずれもそれぞれの軸22A、24A及び27Aを介して、現像スリーブ10方向に回動させられている。保護カバー20の突起20Bの各々における平坦な当接面20fは、ブレード12の表面12Aに当接する又は隙間をおいて対向するよう位置付けられる。その結果、保護カバー20の長手方向の中間部に外力が作用して撓もうとしても、突起20Bの各々における当接面20fが、ブレード12の表面12Aに圧接されることにより撓みが防止されるので、保護カバー20が簡単に現像ユニット10の表面に接することはなくなって、現像ユニット10の表面の損傷が防止される。特に、保護カバー20が厚さの薄い合成樹脂から形成されてその剛性が弱くなるほど、あるいは、保護カバー20の長手方向(現像スリーブ10の軸方向)の長さが長くなるほど、保護カバー20が撓みやすくなるので、上記不具合が発生しやすくなるが、本発明によれば、このような場合においても、現像ユニット10の表面の損傷を防止することができる。当接面20fが平坦に形成されている場合には、当接したときの応力集中を少なくすることができる。保護カバー20の突起20Bは、1個でも可能であるし、3個以上設ける実施形態もある。突起20Bの位置は、保護カバー20の長手方向において、その個数において、全体の撓みを最も効果的に防ぐことができると考えられる位置に設定すればよい。
保護カバー20の長手方向両端部(現像スリーブ10の軸方向における両端部)の内側に、現像ハウジング2の前端部に当接しうる他の当接部を配設することにより、閉位置に位置付けられた保護カバー20は一層撓みにくくなる。なお、保護カバー20の閉位置の規定は種々の手段が考えられるが、主アーム22及び24の回動を阻止するストッパを、対応する側壁4及び6に配設することにより規定する、補助アーム27の回動を阻止するストッパを、対応する側壁6に配設することにより規定する、保護カバー20の突起20Bの当接部20fをブレード12の表面12Aに当接させることにより規定する、保護カバー20の長手方向両端部の内側に配設した他の当接部を、現像ハウジング2の前端部に当接させることにより規定する、などの手段のいずれか又はこれらの手段の組合せによればよい。
図1、図4、図5及び図7を参照して、上記した如く、現像スリーブ10の表面が保護カバー20に閉じられた状態の現像ユニット100をプリンタ本体202に装着する場合には、プリンタ本体202からカバー218を取り外し、カバー218を取り外した後に形成される上端開口からカ現像ユニット100を下降させて挿入する。すなわち、現像ユニット100は、側壁4及び6に配設された被ガイド部30及び32を、プリンタ本体202の、対応する側壁204の内側に形成されたガイド面214上に、それに沿って移動可能に載置することにより、プリンタ本体202内に載置される。
現像ユニット100の主アーム22及び24にそれぞれ設けられた被ガイド部22B及び24Bは、プリンタ本体202の、対応する側壁204の内側に形成されたガイド面216の上端部における、図7において左方に対向して位置付けられる。続いて、現像ユニット100を感光体ドラム206に向って図7において右下方に押し込むと、現像ユニット100の被ガイド部30及び32の各々が、プリンタ本体202の、対応するガイド面214上を、それに沿って図7において右下方にスライド移動させられる。他方、現像ユニット100の被ガイド部22B及び24Bは、プリンタ本体202の、対応するガイド面216に沿って上端部から下方に移動するが、図7において右下方への移動は短く規制され、中間部に形成された反転部で該右下方への移動が完全に阻止される。これらの動作により、主アーム22及び24と補助アーム27とが図1において時計方向に(図4において反時計方向に)回動させられ、保護カバー20は、閉位置から開位置まで回動させられて開位置に保持される(図2、図3及び図6参照)。同時に、現像ユニット100は、所定の装着位置に装着される(図8参照)。なお図8は、現像ユニット100が所定の装着位置に装着された後に、プリンタ本体202にカバー218が装着された状態を示している。
なお、現像スリーブ10の軸方向における両端には、現像スリーブ10よりもわずかに直径が大きく、現像スリーブ10と同心の間隔設定コロ10A(図2参照)が配設されている。間隔設定コロ10Aの各々は、感光体ドラム206の表面における両端部に接触して、感光体ドラム206の表面と現像スリーブ10の表面との間隔を所定のとおりに規定すると共に、現像ユニット100の、プリンタ本体202に対する所定の装着位置を規定する。現像ユニット100が所定の装着位置に装着されると、閉位置に回動させられた保護カバー20によって、現像スリーブ10の表面の一部領域が外部に露呈され、露呈された表面が感光体ドラム206の表面の一部領域に所定の隙間をおいて対向させられる。これにより、現像ユニット100による、感光体ドラム206の表面への現像動作が所要のとおりに遂行可能となる。
図8を参照して、プリンタ本体202からカバー218を取り外した後、所定の装着位置に装着された現像ユニット100を図8において左斜め上方に移動させると、先の装着動作と逆のスライド動作により、現像ユニット100を最初の挿入位置まで移動させることができる。これにより、現像ユニット100の主アーム22及び24と補助アーム27とが図2及び図3において時計方向に回動させられ、保護カバー20は、開位置から閉位置まで回動させられて閉位置に位置付けられる(図1、図4及び図5参照)。保護カバー20の、開位置から閉位置までの回動は、保護カバー20、主アーム22及び24、軸部材26、補助アーム27などの自重により行われる。保護カバー20が開位置から閉位置まで変位させられると、先に述べたとおり、保護カバー20に形成された突起20Bの当接面20fが、ブレード12の表面12Aに当接する又は隙間をおいて対向するよう位置付けられる。
2:ハウジング
4、6:側壁
10:現像スリーブ
12:ブレード
12A:ブレードの表面
20:保護カバー
20A:被支持部
20B:突起(当接部)
20f:当接面
22、24:主アーム
26:軸部材
27:補助アーム
100:現像ユニット
200:レーザプリンタ
4、6:側壁
10:現像スリーブ
12:ブレード
12A:ブレードの表面
20:保護カバー
20A:被支持部
20B:突起(当接部)
20f:当接面
22、24:主アーム
26:軸部材
27:補助アーム
100:現像ユニット
200:レーザプリンタ
Claims (4)
- 現像スリーブと、現像スリーブの表面に対し先端が隙間をおいて位置付けられてトナーの層厚を決めるブレードと、現像スリーブの表面を隙間をおいて覆う閉位置と現像スリーブの表面から退避した開位置との間を変位可能な保護カバーとを備えた現像ユニットにおいて、
保護カバーには、ブレードの表面に当接可能な当接部が配設され、保護カバーが開位置から閉位置まで変位させられると、該当接部がブレードの表面に当接する又は隙間をおいて対向する、
ことを特徴とする現像ユニット。 - 一対の側壁を備えたハウジングを備え、現像スリーブは、該側壁間に回転自在に支持され、ブレードは該側壁間において現像スリーブの上方を延在するようハウジングに支持され、該側壁の各々における、ブレードの基端部よりも後方位置には、主アームの基端部が回動可能に支持され、主アームの各々の先端部間は、現像スリーブ及びブレードに平行に延在するよう配設された軸部材により一体的に回動可能に連結され、保護カバーは、その一側部が軸部材に回動可能に支持され、片方の該側壁における、主アームよりも前方位置には、補助アームの基端部が回動可能に支持され、補助アームの先端部は、保護カバーの他側部における一端部に回動可能に連結され、保護カバーの該一側部に該当接部が配設されている、請求項1記載の現像ユニット。
- 該当接部は、保護カバーの該一側部に配設された突起からなり、該突起は当接面を備え、保護カバーが開位置から閉位置まで変位させられると、該突起の当接面がブレードの表面に当接する又は隙間をおいて対向する、請求項1又は請求項2記載の現像ユニット。
- 該突起の当接面は平坦である、請求項3記載の現像ユニット。
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- 2006-02-27 JP JP2006049462A patent/JP2007226070A/ja active Pending
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