JP2007224959A - 潤滑油収集装置および潤滑装置並びにこれを備える動力出力装置 - Google Patents
潤滑油収集装置および潤滑装置並びにこれを備える動力出力装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007224959A JP2007224959A JP2006044564A JP2006044564A JP2007224959A JP 2007224959 A JP2007224959 A JP 2007224959A JP 2006044564 A JP2006044564 A JP 2006044564A JP 2006044564 A JP2006044564 A JP 2006044564A JP 2007224959 A JP2007224959 A JP 2007224959A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lubricating oil
- collecting
- door
- lubricating
- collected
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/04—Features relating to lubrication or cooling or heating
- F16H57/042—Guidance of lubricant
- F16H57/0421—Guidance of lubricant on or within the casing, e.g. shields or baffles for collecting lubricant, tubes, pipes, grooves, channels or the like
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Details Of Gearings (AREA)
Abstract
【解決手段】モータの回転を同方向回転としてディファレンシャルギヤ50に伝達するカウンタギヤ機構CGの上方に、扉部材202aがカウンタ歯車61に、扉部材202bがディファレンシャルギヤ50に対応するようバッフルプレート21を配置する。モータが正回転する際には、ディファレンシャルギヤ50によって掻き上げられる潤滑油を扉部材202bを介して収集し、モータが逆回転する際には、カウンタ歯車61によって掻き上げられる潤滑油を扉部材202aを介して収集する。
【選択図】図5
Description
この潤滑装置では、低速時には第一オイルガータから低速側ギヤに潤滑油を供給し、高速時には第一オイルガータから第二オイルガータへ潤滑油を飛ばして第二オイルガータから高速側ギヤに潤滑油を供給するものとしている。
こうすれば、潤滑油の運動エネルギーが作用しない時には第1扉手段や第2扉手段を閉状態としておくことができ、潤滑油を効率良く収集することができる。
この態様の本発明の潤滑油収集装置において、前記第1扉手段および前記第2扉手段は、自身の位置エネルギーに比して前記運動エネルギーが小さくなった時に閉状態となる手段であるものとすることもできる。
こうすれば、第1扉手段や第2扉手段を簡易に閉状態とすることができる。
こうすれば、第1扉手段や第2扉手段を確実に閉状態とすることができるから、効率良く潤滑油を収集することができる。
こうすれば、収集した潤滑油を整流して下流側に導くことができる。
こうすれば、潤滑油の運動エネルギーが作用しない時には第1扉手段や第2扉手段を閉状態としておくことができるから、潤滑油を効率良く収集して、この収集した潤滑油を潤滑必要部位に供給することができる。
この態様の本発明の潤滑装置において、前記第1扉手段および前記第2扉手段は、自身の位置エネルギーに比して前記運動エネルギーが小さくなったときに閉状態となる手段であるものとすることもできる。こうすれば、第1扉手段や第2扉手段を簡易に閉状態とすることができ、潤滑油を効率良く潤滑必要部位に供給することができる。
実施例の動力出力装置10は、図示するように、モータMと、モータMの回転軸40に接続されたギヤ軸3と、車軸4が接続されたディファレンシャル装置5とギヤ軸3とを接続するカウンタギヤ機構CGと、これらを収容するケース70の上方に配置された実施例の潤滑装置20とを備える。
バッフルプレート21は、図3に示すように、潤滑油の流れ方向に沿ってベース200に立設された3枚の整流板201a,201b,201cと、整流板201aと整流板201bとの間に開閉可能に設けられた扉部材202aと、整流板201bと整流板201cとの間に開閉可能に設けられた扉部材202bとから構成されている。3枚の整流板201a,201b,201cのうち中央に配置された整流板201bには、潤滑油の流れ方向とは逆方向に突出した突出部201b’が形成されている。
バッフルプレート21は、図4に示すように、扉部材202aがディファレンシャルギヤ50と、扉部材202bがカウンタ歯車61と対応する位置となるように配置されており、扉部材202aによってディファレンシャルギヤ50が掻き上げた潤滑油を収集し、扉部材202bによってカウンタ歯車61が掻き上げた潤滑油を収集する。
図5は、回転軸40が正回転する際の潤滑油の流れを示す説明図であり、図6は、図5のY−Y平面を示す断面図であり、図7は、回転軸40が逆回転する際の潤滑油の流れを示す説明図であり、図8は、図7のZ−Z平面を示す断面図である。ここで、回転軸40が正回転するとは、図6において回転軸40が時計回りに回転することを意味し、回転軸40が逆回転するとは、図8において回転軸40が反時計回りに回転することを意味する。
4 車軸
5 ディファレンシャル装置
10 動力出力装置
20 潤滑装置
21 バッフルプレート
22 オイルキャッチタンク
22a 潤滑油通路
31 軸中心油路
32 駆動歯車
40 回転軸
40a 潤滑油流路
50 ディファレンシャルギヤ
60 カウンタ軸
61,62 カウンタ歯車
70 ケース
71 外壁
71a 内周面
72 壁面
73 内壁
200 ベース
201a,201b,201c 整流板
201b’ 突出部
202a,202b 扉部材
203 貫通軸
204 錘
CG カウンタギヤ機構
M モータ
Claims (12)
- 第1回転体が第1方向に回転する際に掻き上げる潤滑油を収集する第1収集手段と、
第2回転体が前記第1方向とは逆方向の第2方向に回転する際に掻き上げる潤滑油を収集する第2収集手段と、
を備える潤滑油収集装置。 - 前記第1収集手段は、前記第1回転体の回転により掻き上げられた前記潤滑油の運動エネルギーにより開く第1扉手段を有し、該第1扉手段が開状態において前記潤滑油を収集可能な手段であり、
前記第2収集手段は、前記第2回転体の回転により掻き上げられた前記潤滑油の運動エネルギーにより開く第2扉手段を有し、該第2扉手段が開状態において前記潤滑油を収集可能な手段である請求項1記載の潤滑油収集装置。 - 前記第1扉手段および前記第2扉手段は、自身の位置エネルギーに比して前記運動エネルギーが小さくなった時に閉状態となる手段である請求項2記載の潤滑装置。
- 前記第1扉手段および前記第2扉手段は、収集した前記潤滑油が逆流する際の運動エネルギーにより前記開状態となるのを防止するストッパ手段を有する手段である請求項2または3記載の潤滑装置。
- 請求項1乃至4何れか記載の潤滑油収集装置であって、
前記第1収集手段および前記第2収集手段は、収集した前記潤滑油を整流する整流手段を備える潤滑油収集装置。 - 回転体の回転により掻き上げられた潤滑油を収集する潤滑油収集手段と、該潤滑油収集手段により収集した前記潤滑油を潤滑必要部位に供給可能な潤滑油供給手段と、を備える潤滑装置であって、
前記潤滑油収集手段は、
第1回転体が第1方向に回転する際に掻き上げる潤滑油を収集する第1収集手段と、
第2回転体が前記第1方向とは逆方向の第2方向に回転する際に掻き上げる潤滑油を収集する第2収集手段と、
を備える潤滑装置。 - 前記第1収集手段は、前記第1回転体の回転により掻き上げられた前記潤滑油の運動エネルギーにより開く第1扉手段を有し、該第1扉手段が開状態において前記潤滑油を収集可能な手段であり、
前記第2収集手段は、前記第2回転体の回転により掻き上げられた前記潤滑油の運動エネルギーにより開く第2扉手段を有し、該第2扉手段が開状態において前記潤滑油を収集可能な手段である請求項6記載の潤滑装置。 - 前記第1扉手段および前記第2扉手段は、自身の位置エネルギーに比して前記運動エネルギーが小さくなったときに閉状態となる手段である請求項7記載の潤滑装置。
- 前記第1扉手段および前記第2扉手段は、収集した前記潤滑油が逆流する際の運動エネルギーにより前記開状態となるのを防止するストッパ手段を有する手段である請求項7または8記載の潤滑装置。
- 請求項6乃至9何れか記載の潤滑油収集装置であって、
前記潤滑油収集手段は、収集した前記潤滑油を整流して前記供給手段に誘導する整流手段を備える潤滑装置。 - 前記潤滑油供給手段は、収集した前記潤滑油を貯留可能な手段である請求項6乃至10何れか記載の潤滑装置。
- 請求項6乃至11記載の潤滑装置を備える動力出力装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006044564A JP4825540B2 (ja) | 2006-02-21 | 2006-02-21 | 動力出力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006044564A JP4825540B2 (ja) | 2006-02-21 | 2006-02-21 | 動力出力装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007224959A true JP2007224959A (ja) | 2007-09-06 |
JP4825540B2 JP4825540B2 (ja) | 2011-11-30 |
Family
ID=38546962
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006044564A Expired - Fee Related JP4825540B2 (ja) | 2006-02-21 | 2006-02-21 | 動力出力装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4825540B2 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009257518A (ja) * | 2008-04-18 | 2009-11-05 | Toyota Motor Corp | 動力伝達装置の潤滑構造 |
JP2010001946A (ja) * | 2008-06-19 | 2010-01-07 | Mazda Motor Corp | 駆動装置の潤滑構造 |
JP2016125630A (ja) * | 2015-01-07 | 2016-07-11 | 愛知機械工業株式会社 | 変速機および潤滑構造 |
JP2017129205A (ja) * | 2016-01-20 | 2017-07-27 | Ntn株式会社 | 車両駆動装置 |
JP2019113164A (ja) * | 2017-12-26 | 2019-07-11 | 株式会社Subaru | 動力伝達装置 |
CN113494591A (zh) * | 2020-03-19 | 2021-10-12 | 本田技研工业株式会社 | 动力传递装置的油回收机构 |
US12049952B2 (en) | 2020-12-18 | 2024-07-30 | Nidec Corporation | Power transmission device, motor unit, and vehicle |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5425586Y2 (ja) * | 1974-06-22 | 1979-08-25 | ||
JPH02266846A (ja) * | 1989-04-06 | 1990-10-31 | Toshiba Corp | 車両用主電動機の給油装置 |
JPH03239852A (ja) * | 1990-02-15 | 1991-10-25 | Hino Motors Ltd | 全駆車用デフのキャリヤケース |
JPH09216524A (ja) * | 1996-02-13 | 1997-08-19 | Suzuki Motor Corp | トランスファの潤滑装置 |
JP2003336728A (ja) * | 2002-05-22 | 2003-11-28 | Fuji Heavy Ind Ltd | 変速機のオイル供給装置 |
JP2005201316A (ja) * | 2004-01-14 | 2005-07-28 | Toyota Motor Corp | 車軸駆動装置 |
-
2006
- 2006-02-21 JP JP2006044564A patent/JP4825540B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5425586Y2 (ja) * | 1974-06-22 | 1979-08-25 | ||
JPH02266846A (ja) * | 1989-04-06 | 1990-10-31 | Toshiba Corp | 車両用主電動機の給油装置 |
JPH03239852A (ja) * | 1990-02-15 | 1991-10-25 | Hino Motors Ltd | 全駆車用デフのキャリヤケース |
JPH09216524A (ja) * | 1996-02-13 | 1997-08-19 | Suzuki Motor Corp | トランスファの潤滑装置 |
JP2003336728A (ja) * | 2002-05-22 | 2003-11-28 | Fuji Heavy Ind Ltd | 変速機のオイル供給装置 |
JP2005201316A (ja) * | 2004-01-14 | 2005-07-28 | Toyota Motor Corp | 車軸駆動装置 |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009257518A (ja) * | 2008-04-18 | 2009-11-05 | Toyota Motor Corp | 動力伝達装置の潤滑構造 |
JP2010001946A (ja) * | 2008-06-19 | 2010-01-07 | Mazda Motor Corp | 駆動装置の潤滑構造 |
JP2016125630A (ja) * | 2015-01-07 | 2016-07-11 | 愛知機械工業株式会社 | 変速機および潤滑構造 |
JP2017129205A (ja) * | 2016-01-20 | 2017-07-27 | Ntn株式会社 | 車両駆動装置 |
JP2019113164A (ja) * | 2017-12-26 | 2019-07-11 | 株式会社Subaru | 動力伝達装置 |
JP6990106B2 (ja) | 2017-12-26 | 2022-01-12 | 株式会社Subaru | 動力伝達装置 |
CN113494591A (zh) * | 2020-03-19 | 2021-10-12 | 本田技研工业株式会社 | 动力传递装置的油回收机构 |
US12049952B2 (en) | 2020-12-18 | 2024-07-30 | Nidec Corporation | Power transmission device, motor unit, and vehicle |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4825540B2 (ja) | 2011-11-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4825540B2 (ja) | 動力出力装置 | |
JP6412060B2 (ja) | 車両の駆動力伝達装置 | |
JP5790630B2 (ja) | 潤滑油供給構造 | |
JP2013119918A (ja) | 動力伝達装置 | |
JP7484552B2 (ja) | 駆動装置 | |
JP2010242900A (ja) | 車両駆動装置の発熱部冷却構造 | |
JP2012132333A (ja) | 風力発電装置の軸受部給油構造 | |
JP3956770B2 (ja) | オイル供給装置 | |
EP3951211B1 (en) | Left-right wheel driving device | |
JP4975274B2 (ja) | 動力伝達装置 | |
JP2010242783A (ja) | オイル供給装置 | |
JP2006226499A (ja) | 減速装置及び減速装置の潤滑方法 | |
JP2022081338A (ja) | 駆動装置 | |
JP6975075B2 (ja) | 差動装置 | |
CN115720026A (zh) | 驱动装置 | |
JP2009261137A (ja) | 電動ユニット | |
JP3883839B2 (ja) | 動力伝達装置の潤滑構造 | |
JP4992803B2 (ja) | 動力伝達装置の流体通路構造 | |
JP7280723B2 (ja) | 車両用駆動伝達装置 | |
JP6595587B2 (ja) | 動力伝達装置およびこれを備える動力出力装置 | |
JP5210094B2 (ja) | 潤滑構造および電動機ユニット並びにインホイールモータ | |
JP5061232B2 (ja) | 動力伝達装置 | |
CN109185439A (zh) | 一种电动汽车定轴式两档变速箱飞溅润滑系统 | |
JP5141353B2 (ja) | 動力伝達装置の流体通路構造 | |
JP6982529B2 (ja) | 差動装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20081224 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110128 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110201 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110830 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110912 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4825540 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140916 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |