JP2007224005A - 食する養毛剤 - Google Patents
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Abstract
【課題】 絹繊維を酸加水分解、アルカリ加水分解、酵素加水分解等の方法により加水分解、精製して得たシルクアミノ酸を、ナノ化することによって消化・吸収率を高め、これを食する養毛剤とすること。
【解決手段】 絹繊維を酸加水分解、アルカリ加水分解、酵素加水分解等の方法により加水分解して精製する。これをさらに超高圧処理機等によりナノ化にまで分解、精製し、これを粉末状、顆粒状、ペースト状、錠剤、カプセル、液体状等に加工して食用とした、食する養毛剤。
【選択図】なし
【解決手段】 絹繊維を酸加水分解、アルカリ加水分解、酵素加水分解等の方法により加水分解して精製する。これをさらに超高圧処理機等によりナノ化にまで分解、精製し、これを粉末状、顆粒状、ペースト状、錠剤、カプセル、液体状等に加工して食用とした、食する養毛剤。
【選択図】なし
Description
本発明は、シルクアミノ酸を用いた、食する養毛剤に関するものである。
従来、絹糸を加水分解し、精製して得たシルクアミノ酸を、食用や化粧品用として用いることは広く行われている。これを食することによって養毛効果を得ようとするものはいまだ行われていないが、食する養毛剤として提案されたものには、下記の文献がある。
特開平6−157337において、経口投与用養毛剤として提案されているものは、絹糸を加水分解し、精製して得たシルクアミノ酸を、粉末状、ペースト状、錠剤、顆粒状あるいは液体状に加工して食するというものである。
絹糸を加水分解し、精製して得られたシルクアミノ酸は、平均分子量が500以上であり食用とした場合、消化・吸収率がそれ程高いとは言えず、養毛効果も限られている。
本発明は、シルクアミノ酸をナノ化して消化・吸収率を高め、それにより一層養毛効果を高めるようにしたものである。
絹糸を加水分解し、精製して得られたシルクアミノ酸は、平均分子量が500以上であり食用とした場合、消化・吸収率がそれ程高いとは言えず、養毛効果も限られている。
本発明は、シルクアミノ酸をナノ化して消化・吸収率を高め、それにより一層養毛効果を高めるようにしたものである。
絹繊維を酸加水分解、アルカリ加水分解、酵素加水分解等の方法により加水分解して精製する。これをさらに超高圧処理機等によりナノ化にまで分解、精製し、これを粉末状、顆粒状、ペースト状、錠剤、カプセル、液体状等に加工して食用とした、食する養毛剤。
本発明を食することにより、優れた養毛効果が得られる。
絹繊維を酸加水分解、アルカリ加水分解、酵素加水分解等の公知の方法により加水分解・脱塩して精製し、粉末状とする。この状態ではまだ平均分子量が500以上なので、これをナノ化するために、超高圧処理機にかける。この機械は1分間に10万〜30万回転位で、このせん断力により平均分子量が150以下となる。
所定時間超高圧処理機にかけた結果、分子量150〜800が11.1%、分子量70〜150が58.4%、分子量70以下が30.5%のナノ化されたシルクアミノ酸粉末を得た。
この比率は人間の消化・吸収にとっては最適の比率といえるものである。
このナノ化されたシルクアミノ酸粉末を、粉末状、ペースト状、錠剤、顆粒状、カプセルあるいは液体状等の食用に加工して食する。
所定時間超高圧処理機にかけた結果、分子量150〜800が11.1%、分子量70〜150が58.4%、分子量70以下が30.5%のナノ化されたシルクアミノ酸粉末を得た。
この比率は人間の消化・吸収にとっては最適の比率といえるものである。
このナノ化されたシルクアミノ酸粉末を、粉末状、ペースト状、錠剤、顆粒状、カプセルあるいは液体状等の食用に加工して食する。
毛髪は、毛根部の毛母細胞により形成される。毛母細胞が分裂を繰り返し、メラニン色素を取り込みながら毛髪が成長していく。ナノ化されたシルクアミノ酸は、毛母細胞へ栄養素として供給され、毛母細胞を活性化する。即ち、毛髪の材料となり、毛髪の成長を促進する。
正常な毛髪が育成されるためには、毛乳頭などが存在していることは勿論であるが、毛母細胞が分裂をするための充分な栄養が必要とされる。ビタミンやミネラルも重要であるが、毛髪の原料となるアミノ酸が特に必要とされる。
また、毛母細胞へ充分な栄養を供給するためには、スムーズに栄養を送るための血流が正常であり、さらに、アミノ酸が血液中に豊富に存在する必要がある。ナノ化されたシルクアミノ酸を摂取することにより、血液中のアミノ酸濃度を高く維持することができるばかりでなく、血糖値やコレステロール値が正常に改善されるため血流が良くなり、毛髪の成長に必要な栄養群を迅速にバランス良く供給することが可能になり、健康な毛髪を得ることができる。
正常な毛髪が育成されるためには、毛乳頭などが存在していることは勿論であるが、毛母細胞が分裂をするための充分な栄養が必要とされる。ビタミンやミネラルも重要であるが、毛髪の原料となるアミノ酸が特に必要とされる。
また、毛母細胞へ充分な栄養を供給するためには、スムーズに栄養を送るための血流が正常であり、さらに、アミノ酸が血液中に豊富に存在する必要がある。ナノ化されたシルクアミノ酸を摂取することにより、血液中のアミノ酸濃度を高く維持することができるばかりでなく、血糖値やコレステロール値が正常に改善されるため血流が良くなり、毛髪の成長に必要な栄養群を迅速にバランス良く供給することが可能になり、健康な毛髪を得ることができる。
健康な毛髪の成長には、健康な頭皮が必要である。頭皮の悪化は、ふけや乾燥肌、脂症肌等の原因となってしまい、毛髪の成長を妨げる。頭皮を健康に維持するためには、頭皮の新陳代謝を正常にする必要がある。頭皮の新陳代謝を正常に維持するためには、やはりアミノ酸が必要になる。真皮に充分なアミノ酸が供給されることにより皮膚細胞が活性化し、常に健康で肌つやの良い頭皮を保つことができる。
乾燥肌は、頭皮の水分量が不足している状態である。頭皮の水分量は、角質層によって調整されている。その水分量は、角質に存在している天然保湿因子(NMF)によって調整される。NMFが角質の中で必要量の水分を抱え込むことによってみずみずしい肌となる。NMFを構成している主要成分はアミノ酸で、40%を占めている。従って、ナノ化されたシルクアミノ酸を摂取することにより、角質に充分なNMFを保つことができ、乾燥肌を防ぐことができる。
乾燥肌は、頭皮の水分量が不足している状態である。頭皮の水分量は、角質層によって調整されている。その水分量は、角質に存在している天然保湿因子(NMF)によって調整される。NMFが角質の中で必要量の水分を抱え込むことによってみずみずしい肌となる。NMFを構成している主要成分はアミノ酸で、40%を占めている。従って、ナノ化されたシルクアミノ酸を摂取することにより、角質に充分なNMFを保つことができ、乾燥肌を防ぐことができる。
頭皮の血行が悪いと、毛髪の成長に必要な栄養素が充分に供給されない。男性ホルモンであるテストステロンが原因となる脱毛では、テストステロンが受容体と結合してデヒドロテストステロンとなり、毛母細胞の活動を抑制してしまうといわれる。また、デヒドロテストステロンにより脱毛している人の頭皮の血流を測定すると、血流が低下している。従って血流を促進することによって、デヒドロテストステロンの影響を除外することができる。アミノ酸の中には体内の血流を促進するものがあり、血糖値やコレステロール値を改善するものもあり、血液の環境を改善してくれる。シルクアミノ酸には18種類ものアミノ酸が含まれているため、それらの効果をバランス良く得ることができ、頭皮の血行が改善される。
ナノ化されたシルクアミノ酸による食用品(カプセル入り粉末)を一定期間(約1年)複数の人間に与えて実験したところ、顕著な養毛効果が認められた。
Claims (1)
- 絹糸を酸加水分解、アルカリ加水分解、酵素加水分解等の方法により加水分解して精製し、これをさらに超高圧処理機等によりナノ単位にまで分解、精製し、これを粉末状、顆粒状、ペースト状、錠剤、カプセル、液体状等の食用に加工した、食する養毛剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006081738A JP2007224005A (ja) | 2006-02-23 | 2006-02-23 | 食する養毛剤 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006081738A JP2007224005A (ja) | 2006-02-23 | 2006-02-23 | 食する養毛剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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ID=38546141
Family Applications (1)
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JP2006081738A Pending JP2007224005A (ja) | 2006-02-23 | 2006-02-23 | 食する養毛剤 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101236526B1 (ko) | 2012-04-03 | 2013-03-20 | 월드웨이(주) | 실크단백질 가수분해물을 포함하는 모발성장 촉진용 조성물 |
WO2013152265A1 (en) * | 2012-04-06 | 2013-10-10 | Trustees Of Tufts College | Methods of producing and using silk microfibers |
-
2006
- 2006-02-23 JP JP2006081738A patent/JP2007224005A/ja active Pending
Cited By (3)
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KR101236526B1 (ko) | 2012-04-03 | 2013-03-20 | 월드웨이(주) | 실크단백질 가수분해물을 포함하는 모발성장 촉진용 조성물 |
WO2013152265A1 (en) * | 2012-04-06 | 2013-10-10 | Trustees Of Tufts College | Methods of producing and using silk microfibers |
US9925301B2 (en) | 2012-04-06 | 2018-03-27 | Trustees Of Tufts College | Methods of producing and using silk microfibers |
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