JP2007223796A - 位置検出システム及び位置検出方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】低コスト且つ単純な構成で搬送装置と荷の位置を検出することができる位置検出システム及び位置検出方法を提供することを課題とする。
【解決手段】走行路に沿って複数の第1の識別体5が互いに間隔を隔てて配置され、荷物置場には複数の第2の識別体7が第1の識別体5の配置間隔よりも狭い間隔で配置されている。入力情報判断部12は、読み取り装置8の読み出しエリア内に存在する検出可能な第2の識別体7の個数に基づいてフォークリフトが荷物置場に位置するか否かを判断し、フォークリフトが荷物置場に位置すると判断した際には、出力調整部13により読み取り装置8の読み出しエリアを狭めて予め記憶している第2の読み出しエリアに設定する。その結果、読み出しエリア内に1つの第2の識別体7のみが存在することとなり、この第2の識別体7が読み取り装置8により検出される。
【選択図】図2

Description

この発明は、位置検出システム及び位置検出方法に係り、特に走行路を走行して荷の搬送を行うと共に荷物置場で荷の移載を行うフォークリフト等の搬送装置の位置及び荷物置場における荷の位置を検出するためのシステム及び方法に関する。
例えば、特許文献1に開示されている位置検出システムでは、倉庫内に、フォークリフトが走行するための走行路と荷物を載置するための荷物置場がそれぞれ区画されており、このような倉庫内の床面全体にわたって複数のRFIDが一定の間隔で埋設されている。各識別体は倉庫内におけるそれぞれの位置を表す位置情報を有しており、フォークリフトに搭載された読み取り装置で各RFIDが有する位置の情報を読み取ることによりフォークリフトの位置が検出される。また、荷物置場でフォークリフトが荷の積み降ろしを行う際に、読み取り装置で読み取られるRFIDの位置の情報に基づいて荷物の位置も検出される。
特開2004−210429号公報
ところで、上述の特許文献1において、荷物置場には荷物を置くための複数の荷物載置箇所が形成されており、それぞれの荷物載置箇所の位置を識別できるように、各荷物載置箇所に1つのRFIDが配置されている。このように荷物置場に配置される複数のRFIDの配列間隔と同じ間隔で、走行路にも複数のRFIDが配列されている。
しかしながら、上述の特許文献1のような位置検出システムでは、フォークリフトが走行した経路等を検知することができればよく、荷物置場の各荷物載置箇所のように詳細に位置を検出する必要がないため、走行路では、荷物置場における複数のRFIDほど狭い配置間隔で複数のRFIDを配置する必要はない。加えて、RFID自体が高価であると共に、複数のRFIDを倉庫の床面に敷設する手間や費用もかかるため、使用するRFIDの数量を削減することが望まれている。
そこで、走行路では荷物置場よりも広い間隔で複数のRFIDを配置することにより、使用するRFIDの数量を減らすこともできるが、このように荷物置場と走行路のRFIDの配列間隔が異なると、荷物置場と走行路のRFIDの配置間隔にそれぞれ対応して互いに異なる読み取りエリアを有する2台の読み取り装置をフォークリフトに搭載する必要があり、システム全体の製造コストが嵩むだけでなく、構成が複雑になるという問題があった。
この発明はこのような問題点を解消するためになされたもので、低コスト且つ単純な構成で搬送装置と荷の位置を検出することができる位置検出システム及び位置検出方法を提供することを目的とする。
この発明に係る位置検出システムは、搬送装置が走行路を通って荷物置場に至り、荷の移載を行う際の搬送装置と荷の位置を検出するシステムにおいて、走行路に沿って配置されると共にそれぞれ位置の情報を有する複数の第1の識別体と、複数の第1の識別体の配置間隔よりも狭い間隔で荷物置場に配置されると共にそれぞれ位置の情報を有する複数の第2の識別体と、搬送装置に搭載され且つ読み出しエリアを有すると共に読み出しエリア内に存在する第1の識別体及び第2の識別体を検出してその位置の情報を読み取る読み取り装置と、搬送装置が荷物置場に位置するときには搬送装置が走行路に位置するときよりも読み取り装置の読み出しエリアを狭めて読み出しエリア内に1つの第2の識別体のみが存在するように読み取り装置の読み出しエリアを調整する調整手段とを備えるものである。
調整手段は、搬送装置が走行路に位置するときにも読み取り装置の読み出しエリア内に1つの第1の識別体のみが存在するようにこの読み取り装置の読み出しエリアを調整することが好ましい。
読み取り装置により複数の第2の識別体を一度に検出した際に、または、読み取り装置が走行路の荷物置場との境界部分に位置する第1の識別体を検出した直後に荷物置場の走行路との境界部分に位置する第2の識別体を検出した際に、または、搬送装置に取り付けられた移載検知手段により搬送装置に対する荷の移載を検知した際に、調整手段は搬送装置が荷物置場にあると判断し、読み取り装置の読み出しエリア内に1つの第2の識別体のみが存在するようにこの読み取り装置の読み出しエリアを調整するように構成することができる。
調整手段は、荷物置場において読み取り装置の読み出しエリア内に1つの第2の識別体のみが存在するような読み出しエリアを所定の読み出しエリアとして予め記憶し、搬送装置が荷物置場に位置するときには読み取り装置の読み出しエリアを予め記憶している所定の読み出しエリアに設定する、あるいは、調整手段は、搬送装置が荷物置場に位置するときには読み取り装置の読み出しエリアを徐々に狭めると共にこの読み出しエリア内に1つの第2の識別体のみが存在するようになったときに読み取り装置の読み出しエリアを固定することもできる。
第1の識別体及び第2の識別体は互いに同一のRFIDからなり、読み取り装置は、第1の識別体及び第2の識別体に対して信号を送信することにより第1の識別体及び第2の識別体からそれぞれ発信される信号を受信してこれら第1の識別体及び第2の識別体を検出すると共に、調整手段により読み取り装置から送信される信号の強度が調整されることによりこの読み取り装置の読み出しエリアが調整されるように構成することができる。
また、搬送装置としてフォークリフトを用いることができる。
この発明に係る位置検出方法は、搬送装置が走行路を通って荷物置場に至り、荷の移載を行う際の搬送装置と荷の位置を検出する方法において、それぞれ位置の情報を有する複数の第1の識別体を走行路に沿って配置すると共に、それぞれ位置の情報を有する複数の第2の識別体を複数の第1の識別体の配置間隔よりも狭い間隔で荷物置場に配置し、読み出しエリアを有すると共に読み出しエリア内に存在する第1の識別体及び第2の識別体を検出してその位置の情報を読み取る読み取り装置を搬送装置に搭載し、搬送装置が荷物置場に位置するときには、読み取り装置の読み出しエリアを搬送装置が走行路に位置するときよりも狭めて読み出しエリア内に1つの第2の識別体のみが存在するような読み出しエリアに調整する方法である。
この発明によれば、低コスト且つ単純な構成で搬送装置と荷の位置を検出することができる。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
実施の形態1.
図1に、この発明の実施の形態1に係る位置検出システムが適用された倉庫1を示す。この倉庫1内には、フォークリフト2が走行して荷を搬送するための走行路3と、フォークリフト2が荷の移載を行うための荷物置場4とがそれぞれ区画形成されている。走行路3の床面には複数の第1の識別体5が埋設されており、これら複数の第1の識別体5は走行路3に沿って互いに間隔を隔てて配置されている。また、荷物置場4には、荷物を置くための複数の荷物載置箇所6が一定の間隔で区画形成されており、それぞれの荷物載置箇所6毎に1つの第2の識別体7が配置されている。
ここで、走行路3に配置される第1の識別体5と荷物置場4に配置される第2の識別体7は、互いに同一のRFIDからなると共にそれぞれ倉庫1内における対応する位置の情報を有している。また、複数の第1の識別体5は、複数の第2の識別体7の配置間隔よりも広い間隔で配置されている。
図2に示されるように、フォークリフト2には1台の読み取り装置8が搭載されており、この読み取り装置8は、アンテナ9と、アンテナ9にそれぞれ接続された出力部10及び入力部11とを有している。また、フォークリフト2は、入力情報判断部12、出力調整部13及び位置情報変換部14を有しており、入力情報判断部12は読み取り装置8の入力部11に接続されている。また、入力情報判断部12には、出力調整部13を介して読み取り装置8の出力部10が接続されている。さらに、入力情報判断部12には位置情報変換部14が接続されている。
読み取り装置8の出力部10はアンテナ9を介して電波等からなる信号を出力すると共に、この読み取り装置8からの信号を第1の識別体5または第2の識別体7が受信すると、第1の識別体5または第2の識別体7はそれぞれ電波等からなる信号を発し、その信号がアンテナ9で受信されて入力部11に取り込まれることにより、第1の識別体5及び第2の識別体7が読み取り装置8により非接触で検出されるように構成されている。読み取り装置8は、このように第1の識別体5及び第2の識別体7を検出することが可能な領域である読み出しエリアを有している。
また、読み取り装置8のアンテナ9で受信されて入力部11に取り込まれる第1の識別体5及び第2の識別体7の信号は入力情報判断部12に入力される。入力情報判断部12は、入力部11から入力される信号に基づいてフォークリフト2が荷物置場4に位置するか否かを判断する。出力調整部13は、この入力情報判断部12の判断結果に基づいて、読み取り装置8の出力部10からアンテナ9を介して出力される信号の強度を調整することにより、読み取り装置8の読み出しエリアを拡大及び縮小することができるように構成されている。
なお、出力調整部13は、走行路3において読み取り装置8の読み出しエリア内に1つの第1の識別体5のみが存在するような第1の読み出しエリアと、この第1の読み出しエリアよりも狭く且つ荷物置場4において読み取り装置8の読み出しエリア内に1つの第2の識別体7のみが存在するような第2の読み出しエリアを予め記憶している。
なお、入力情報判断部12及び出力調整部13によりこの発明の調整手段が構成されている。
次に、この実施の形態1に係る位置検出システムの動作を説明する。
フォークリフト2が走行路3に位置しているときには、出力調整部13は読み取り装置8の読み出しエリアを予め記憶している第1の読み出しエリアに設定する。したがって、読み取り装置8の読み出しエリア内に1つの第1の識別体5のみが存在することとなり、読み取り装置8により読み出しエリア内に存在する1つの第1の識別体5を確実に検出することができる。
フォークリフト2が走行路3から荷物置場4に至ると、読み取り装置8の読み出しエリアが第1の読み出しエリアのままになっているため、読み出しエリア内に複数の第2の識別体7が存在して読み取り装置8により複数の第2の識別体7が一度に検出され、複数の第2の識別体7の信号が衝突して正しく情報を読み出せなかったり、複数の第2の識別体7の位置の情報が読み出されたりして、フォークリフト2の正確な位置を把握できないおそれがある。
しかし、このとき、入力情報判断部12は読み取り装置8の読み出しエリア内に存在する検出可能な第2の識別体7の個数が複数であることから、フォークリフト2が荷物置場4に位置すると判断し、出力調整部13は、この入力情報判断部12によりフォークリフト2が荷物置場4に位置するという判断結果に基づいて、読み取り装置8の読み出しエリアを狭めて予め記憶している第2の読み出しエリアに設定する。したがって、読み取り装置8の読み出しエリア内に1つの第2の識別体7のみが存在することとなり、読み取り装置8により読み出しエリア内に存在する1つの第2の識別体7を確実に検出することができる。
上述のように、読み取り装置8により1つの第1の識別体5または1つの第2の識別体7が検出されると、検出された第1の識別体5または第2の識別体7の信号は、読み取り装置8から入力情報判断部12を介して位置情報変換部14に送られて位置の情報に変換され、例えば、フォークリフト2に搭載された図示しない表示部に表示されたり、フォークリフト2に搭載された図示しない通信部から倉庫1内に配置される管理コンピュータ等に送られてこの管理コンピュータの表示部に表示される。このようにして、走行路3または荷物置場4におけるフォークリフト2の位置が検出される。
また、荷の移載を行う際のフォークリフト2の位置により、フォークリフト2が荷物置場4の複数の荷物載置箇所6のうちどの荷物載置箇所6に対して荷の移載を行うかを検出することができる。このように、荷の移載が行われる荷物載置箇所6を特定することにより荷の位置が検出される。この荷の位置の情報も、フォークリフト2の位置の情報と同様に、フォークリフト2や管理コンピュータの表示部に表示することができる。
したがって、作業者はフォークリフト2や管理コンピュータの表示部を見ることにより、フォークリフト2の位置及び荷の位置をそれぞれ把握することができる。
以上のように、走行路3に荷物置場4の第2の識別体7よりも広い間隔で第1の識別体5を配置しても、1台の読み取り装置8でフォークリフト2の位置及び荷の位置をそれぞれ精度よく検出することができる。したがって、使用されるRFIDの数量を削減することができ、これにより低コストで単純な構成を有する位置検出システムを実現することができる。
また、フォークリフト2が走行路3から荷物置場4に入って読み取り装置8が複数の第2の識別体7を検出すると、入力情報判断部12はフォークリフト2が荷物置場4に位置すると判断して出力調整部13により読み取り装置8の読み出しエリアを自動的に第2の読み出しエリアに調整するため、荷物置場4に入る際に作業者が読み取り装置8の読み出しエリアを調整する必要もなく、フォークリフト2の操作性が向上する。
また、この位置検出システムによりフォークリフト2の位置及び荷の位置を検出することにより、フォークリフト2の走行経路等の稼働状況を把握して分析したり、荷の位置を管理して正しい場所に荷の移載が行われているか否かを確認することができる。
なお、出力調整部13に接続されて読み取り装置8の読み出しエリアを第1の読み出しエリアに設定する図示しない調整ボタンを設ければ、フォーリフト2が荷物置場4から走行路3に入る際に作業者がこの調整ボタンを押すことにより、読み取り装置8の読み出しエリアが第2の読み出しエリアから第1の読み出しエリアになり、読み取り装置8により読み出しエリア内に存在する1つの第1の識別体5が検出されることによりフォークリフト2の位置が検出される。したがって、第1の識別体7の読み飛ばし等が生じることもなく、走行路3でもフォークリフト2の位置を確実に検出することができる。
また、上述のような調整ボタンを設ける代わりに、読み取り装置8の読み出しエリアが第2の読み出しエリアであるときにこの読み出しエリア内に第1の識別体5及び第2の識別体7のどちらも存在しない状態が所定の時間以上つづいた場合に、入力情報判断部12はフォークリフト2が走行路3に位置すると判断して、出力調整部13により読み取り装置8の読み出しエリアを第1の読み出しエリアに設定するように構成することもできる。このように構成すれば、荷物置場4から走行路3に入る際にも自動的に読み取り装置8の読み出しエリアが調整され、走行路2でのフォークリフト2の位置を容易に且つ確実に検出することができる。
実施の形態2.
次に図3を参照して、実施の形態2に係る位置検出システムを説明する。上述の実施の形態1では、読み取り装置8の読み出しエリア内に検出可能な識別体が複数あるときに入力情報判断部12はフォークリフト2が荷物置場4に位置すると判断していたが、その代わりに、この実施の形態2では、入力情報判断部12が、荷物置場4の複数の荷物載置箇所6のうち走行路3との境界部分に位置する荷物載置箇所6A及び6Bに配置されている第2の識別体7A及び7Bを予め記憶し、読み取り装置8の読み出しエリアが第1の読み出しエリアであるときに読み取り装置8が第2の識別体7Aまたは7Bを検出した際に、フォークリフト2が荷物置場4に位置すると判断するものである。
入力情報判断部12は、フォークリフト2が荷物置場4に位置すると判断した際には、上述の実施の形態1と同様に、出力調整部13により読み取り装置8の読み出しエリアを狭めて第2の読み出しエリアに設定する。したがって、フォークリフト2が走行路3から荷物置場4に入ると、読み取り装置8の読み出しエリアが自動的に第2の読み出しエリアに調整されて、読み出しエリア内に1つの第2の識別体7のみが存在することになるため、読み取り装置8により読み出しエリア内に存在する1つの第2の識別体7のみを確実に検出することができる。したがって、上述の実施の形態1と同様に、低コスト且つ単純な構成でありながらフォークリフト2の位置及び荷の位置を精度よく検出することができる。
さらに、入力情報判断部12は、図3に示されるように走行路3に配置された複数の第1の識別体5のうち荷物置場4との境界部分に位置する第1の識別体5A及び5Bも予め記憶し、読み取り装置8の読み出しエリアが第2の読み出しエリアであるときに読み取り装置8が第1の識別体5Aまたは5Bを検出すると、入力情報判断部12はフォークリフト2が走行路3に位置すると判断して出力調整部13により読み取り装置8の読み出しエリアを第1の読み出しエリアに設定するように構成することもできる。このように構成すれば、荷物置場4から走行路3に入る際にも自動的に読み取り装置8の読み出しエリアが調整され、走行路3でのフォークリフト2の位置を容易に且つ確実に検出することができる。
また、このように入力情報判断部12が、荷物置場4の第2の識別体7A及び7Bと走行路3の第1の識別体5A及び5Bとを予め記憶している場合には、読み取り装置8が、第1の識別体5Aを検出した直後に第2の識別体7Aを検出する、あるいは、第1の識別体5Bを検出した直後に第2の識別体7Bを検出すると、入力情報判断部12はフォークリフト2が荷物置場4に位置すると判断して出力調整部13により読み取り装置8の読み出しエリアを第2の読み出しエリアに設定するように構成することもできる。一方、読み取り装置8が、第2の識別体7Aを検出した直後に第1の識別体5Aを検出する、あるいは、第2の識別体7Bを検出した直後に第1の識別体5Bを検出すると、入力情報判断部12はフォークリフト2が走行路3に位置すると判断して出力調整部13により読み取り装置8の読み出しエリアを第1の読み出しエリアに設定するように構成することもできる。
このように構成すれば、走行路3から荷物置場4に入る際にも、荷物置場4から走行路3に入る際にも、自動的に読み取り装置8の読み出しエリアが調整され、フォークリフト2の位置及び荷の位置を容易に且つ確実に検出することができる。
なお、上述のように、入力情報判断部12が荷物置場4の第2の識別体7A及び7Bや、走行路3の第1の識別体5A及び5Bを予め記憶する代わりに、入力情報判断部12がそれぞれの識別体5,7の位置の情報を認識可能とし、第2の識別体7を検出した際にはフォークリフト2が荷物置場4に位置すると判断して読み取り装置8の読み出しエリアを第2の読み出しエリアに設定し、第1の識別体5を検出した際にはフォークリフト2が走行路3に位置すると判断して読み取り装置8の読み出しエリアを第1の読み出しエリアに設定するように構成してもよい。
実施の形態3.
次に図4を参照して、実施の形態3に係る位置検出システムを説明する。上述の実施の形態1では、読み取り装置8の読み出しエリア内に存在する検出可能な識別体が複数あるときに入力情報判断部12はフォークリフト2が荷物置場4に位置すると判断していたが、その代わりに、この実施の形態3の位置検出システムでは、フォークリフト2に搭載されてフォークリフト2による荷の移載を検知するための移載検知手段21をさらに備え、この移載検知手段21により荷の移載が検知された際に入力情報判断部12はフォークリフト2が荷物置場4に位置すると判断するものである。移載検知手段21は、パレットセンサや荷重センサ等の在荷センサから形成することができると共に入力情報判断部12に接続されており、フォークリフト2による荷の移載を移載検知手段21が検知した際に、移載検知手段21から入力情報判断部12に信号が送出されるように構成されている。
フォークリフト2による荷の移載を検知して移載検知手段21が入力情報判断部12に信号を送出すると、この信号により入力情報判断部12はフォークリフト2が荷物置場4に位置すると判断し、出力調整部13により読み取り装置8の読み出しエリアを狭めて第2の読み出しエリアに設定する。したがって、フォークリフト2が走行路3から荷物置場4に入って荷の移載を行うと、読み取り装置8の読み出しエリアが自動的に第2の読み出しエリアに調整されて、読み出しエリア内に1つの第2の識別体7のみが存在することになるため、読み取り装置8により読み出しエリア内に存在する1つの第2の識別体7のみを確実に検出することができる。したがって、上述の実施の形態1と同様に、低コスト且つ単純な構成でありながらフォークリフト2の位置及び荷の位置を精度よく検出することができる。
加えて、この実施の形態3では、移載検知手段21からの信号がないときに入力情報判断部12はフォークリフト2が走行路3に位置すると判断して出力調整部13により読み取り装置8の読み出しエリアを第1の読み出しエリアに設定するように構成すれば、走行路3でのフォークリフト2の位置も容易に且つ確実に検出することができる。
なお、上述の実施の形態1〜3では、入力情報判断部12によりフォークリフト2が荷物置場4に位置すると判断された際に出力調整部13が読み取り装置8の読み出しエリアを予め記憶している第2の読み出しエリアに設定するようにしていたが、これに限定されるものではなく、入力情報判断部12によりフォークリフト2が荷物置場4に位置すると判断された際に、出力調整部13が読み取り装置8の読み出しエリアを徐々に狭めていき、読み出しエリア内に1つの第2の識別体7のみが存在するようになったときに、出力調整部13はその際の読み出しエリアを読み取り装置8の読み出しエリアとして設定することもできる。このように構成すれば、荷物置場4における第2の識別体7が一定の間隔で配置されていない場合でも、読み取り装置8により最適な精度で荷物置場4の1つの第2の識別体7のみを検出することができる。
同様に、フォークリフト2が走行路3に位置すると判断されたときにも、読み取り装置8の読み出しエリアを予め記憶している第1の読み出しエリアに設定する代わりに、読み取り装置8の読み出しエリアを徐々に広げていき、読み出しエリア内に1つの第1の識別体5が存在するようになったときに、その際の読み出しエリアを読み取り装置8の読み出しエリアとして設定することもできる。
実施の形態1〜3では、電波からなる信号を読み取り装置8のアンテナ9と第1の識別体5及び第2の識別体7を構成するRFIDとの間でやりとりする電波方式を採用していたが、その代わりに、読み取り装置8のアンテナ9のコイルと第1の識別体5及び第2の識別体7を構成するRFIDのコイルを磁束結合させることにより信号をやりとりする電磁誘導方式を採用してもよく、この場合も電波方式と同様に、読み取り装置8により非接触で第1の識別体5及び第2の識別体7を検出することができる。
また、第1の識別体5及び第2の識別体7を構成するRFIDは、パッシブタイプのものでもアクティブタイプのものでも用いることができる。
なお、荷物置場4では複数の荷物載置箇所6に荷物が平置きされるように構成されていたが、荷物置場4に複数段の棚を有する入庫棚等が配置され、この入庫棚に複数の荷物載置箇所が設けられていてもよい。この場合も、各棚に設けられたそれぞれの荷物載置箇所毎に、対応する位置の情報を有する1つの第2の識別体を配置すれば、この発明の位置検出システムにより1つの第2の識別体のみを検出して、フォークリフト2の位置及び荷の位置を検出することができる。
また、屋内の倉庫1だけでなく、屋外に走行路3と荷物置場4が区画形成された作業領域等においても、この発明の位置検出システムを適用することができる。
なお、フォークリフト2に限らず、自走台車や手押し車等の荷の搬送装置に対しても、この位置検出システムを適用して、搬送装置の位置及び荷の位置を検出することができる。
この発明の実施の形態1に係る位置検出システムが適用された倉庫内の構成を示す平面図である。 この発明の実施の形態1に係る位置検出システムを示すブロック図である。 この発明の実施の形態2に係る位置検出システムが適用された倉庫内の構成を示す平面図である。 この発明の実施の形態3に係る位置検出システムを示すブロック図である。
符号の説明
1 倉庫、2 フォークリフト、3 走行路、4 荷物置場、5 第1の識別体、6 荷物載置箇所、7 第2の識別体、8 読み取り装置、9 アンテナ、10 出力部、11 入力部、12 入力情報判断部、13 出力調整部、14 位置情報変換部、21 移載検知手段。

Claims (10)

  1. 搬送装置が走行路を通って荷物置場に至り、荷の移載を行う際の搬送装置と荷の位置を検出するシステムにおいて、
    走行路に沿って配置されると共にそれぞれ位置の情報を有する複数の第1の識別体と、
    前記複数の第1の識別体の配置間隔よりも狭い間隔で荷物置場に配置されると共にそれぞれ位置の情報を有する複数の第2の識別体と、
    搬送装置に搭載され且つ読み出しエリアを有すると共に読み出しエリア内に存在する前記第1の識別体及び前記第2の識別体を検出してその位置の情報を読み取る読み取り装置と、
    搬送装置が荷物置場に位置するときには搬送装置が走行路に位置するときよりも前記読み取り装置の読み出しエリアを狭めて読み出しエリア内に1つの前記第2の識別体のみが存在するように前記読み取り装置の読み出しエリアを調整する調整手段と
    を備えることを特徴とする位置検出システム。
  2. 前記調整手段は、搬送装置が走行路に位置するときにも前記読み取り装置の読み出しエリア内に1つの前記第1の識別体のみが存在するようにこの読み取り装置の読み出しエリアを調整する請求項1に記載の位置検出システム。
  3. 前記調整手段は、前記読み取り装置により前記複数の第2の識別体を一度に検出した際に搬送装置が荷物置場に位置すると判断し、前記読み取り装置の読み出しエリア内に1つの前記第2の識別体のみが存在するようにこの読み取り装置の読み出しエリアを調整する請求項1または2に記載の位置検出システム。
  4. 前記調整手段は、前記読み取り装置が、走行路の荷物置場との境界部分に位置する前記第1の識別体を検出した直後に、荷物置場の走行路との境界部分に位置する前記第2の識別体を検出すると、搬送装置が荷物置場に位置すると判断し、前記読み取り装置の読み出しエリア内に1つの前記第2の識別体のみが存在するようにこの読み取り装置の読み出しエリアを調整する請求項1または2に記載の位置検出システム。
  5. 搬送装置に取り付けられると共に搬送装置に対する荷の移載を検知するための移載検知手段をさらに備え、前記調整手段は、前記移載検知手段により搬送装置に対する荷の移載を検知した際に、搬送装置が前記荷物置場にあると判断し、前記読み取り装置の読み出しエリア内に1つの前記第2の識別体のみが存在するようにこの読み取り装置の読み出しエリアを調整する請求項1または2に記載の位置検出システム。
  6. 前記調整手段は、荷物置場において前記読み取り装置の読み出しエリア内に1つの前記第2の識別体のみが存在するような読み出しエリアを所定の読み出しエリアとして予め記憶し、搬送装置が荷物置場に位置するときには、前記読み取り装置の読み出しエリアを予め記憶している所定の読み出しエリアに設定する請求項1〜5のいずれか一項に記載の位置検出システム。
  7. 前記調整手段は、搬送装置が荷物置場に位置するときには前記読み取り装置の読み出しエリアを徐々に狭めると共にこの読み出しエリア内に1つの前記第2の識別体のみが存在するようになったときに前記読み取り装置の読み出しエリアを固定する請求項1〜5のいずれか一項に記載の位置検出システム。
  8. 前記第1の識別体及び第2の識別体は互いに同一のRFIDからなり、前記読み取り装置は、前記第1の識別体及び前記第2の識別体に対して信号を送信することにより前記第1の識別体及び前記第2の識別体からそれぞれ発信される信号を受信してこれら第1の識別体及び第2の識別体を検出すると共に、前記調整手段により前記読み取り装置から送信される信号の強度が調整されることによりこの読み取り装置の読み出しエリアが調整される請求項1〜7のいずれか一項に記載の位置検出システム。
  9. 搬送装置は、フォークリフトからなる請求項1〜8のいずれか一項に記載の位置検出システム。
  10. 搬送装置が走行路を通って荷物置場に至り、荷の移載を行う際の搬送装置と荷の位置を検出する方法において、
    それぞれ位置の情報を有する複数の第1の識別体を走行路に沿って配置すると共に、それぞれ位置の情報を有する複数の第2の識別体を前記複数の第1の識別体の配置間隔よりも狭い間隔で荷物置場に配置し、
    読み出しエリアを有すると共に読み出しエリア内に存在する前記第1の識別体及び前記第2の識別体を検出してその位置の情報を読み取る読み取り装置を搬送装置に搭載し、
    搬送装置が荷物置場に位置するときには、前記読み取り装置の読み出しエリアを搬送装置が走行路に位置するときよりも狭めて読み出しエリア内に1つの前記第2の識別体のみが存在するような読み出しエリアに調整する
    ことを特徴とする位置検出方法。
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