JP2007222708A - 生ゴミ処理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】高温分解菌の使用を許容し、異臭の発散を防止し、効率良い分解が出来、耐久性に富んだ生ゴミ処理システムの提供。
【解決手段】生ゴミが投入される分解室(11)と、分解室(11)内の生ゴミを撹拌する撹拌手段(12、13)と、分解室(11)内を加熱する加熱手段(19)とを有し、前記分解室(11)は排気ダクト(2)を介して臭気除去装置(4)に連通しており、該臭気除去装置(4)は、吸着部材(45)を有する第1の臭気除去部(41)と、光触媒作用を持つ部材(49)を有する第2の臭気除去部(42)とを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、生ゴミの様な有機性の廃棄物(ゴミ)を分解して堆肥にする生ゴミ処理システムに関する。
生ゴミを閉塞した空間(分解室)内に投入し、その空間内に設けた撹拌部材で生ゴミを撹拌し、撹拌された生ゴミが生物学的な分解を行い、堆肥となって取り出す生ゴミ処理機が種々考案されている(例えば、特許文献1)。
係る生ゴミ処理機では、生物学的な分解を進行する過程で、異臭・悪臭が発生することがある。環境問題意識が高揚した近年においては、係る異臭・悪臭の発生は、環境上考慮しなければならない大きな問題となる。
しかし、従来の生ゴミ処理機では、特にその排気における異臭・悪臭を十分に除去することが困難であり、或いは、排気における異臭・悪臭を除去するために多大な費用が必要となってしまう。
特開2005−298292号公報
本発明は上述した従来技術の問題点に鑑みて提案されたものであり、悪臭或いは異臭の発生を防止して、周辺環境に悪影響を与えることが無い生ゴミ処理システムの提供を目的としている。
本発明の生ゴミ処理システムは、(生ゴミを微生物学的に分解する為に)生ゴミが投入される分解室(11)と、分解室(11)内の生ゴミを撹拌する撹拌手段(12、13)と、分解室(11)内を加熱する加熱手段(19)とを有し、前記分解室(11)は排気ダクト(2)を介して臭気除去装置(4)に連通しており、該臭気除去装置(4)は、吸着部材(45)を有する第1の臭気除去部(41)と、光触媒作用を持つ部材(49)を有する第2の臭気除去部(42)とを備えていることを特徴としている。
本明細書において、「生ゴミ」なる文言は、飲食施設で発生する残飯等のみならず、伐採や園芸作業で発生する植物ゴミ等を包含した意味で使用されている。
本発明の実施に際して、前記分解室(11)内には高温度分解菌が投入される。そして、高温度分解菌の投入は、市販の土壌改良剤を前記分解室(11)内に投入することにより行われるのが好ましい。
本発明において、前記加熱手段(19)は電熱ヒーターであるのが好ましい。そして、該電熱ヒーター(19)の最高使用温度の90%以内の範囲で作動するのが好ましい。
分解室(11)内には、制御手段(10)と分解室(11)内の温度を検出する温度検出手段(St)とを設け、分解室(11)内の温度を加熱手段(19)の最高使用温度の90%以内の範囲が高温度分解菌の分解温度に投与されるように温度制御するのが好ましい。
本発明において、第2の臭気除去部(42)は、光触媒作用を持つ部材(49)が酸化チタンで構成されており、分解室(1)からの排気が光触媒作用を持つ部材(49)と確実に衝突し、且つ、当該排気が流れる流路が長く構成されているのが好ましい(請求項2)。
具体的には、光触媒作用を持つ部材(49)は隣り合う部材同士が傾斜しつつ、略々直交するように、角度を調節して配置されており、隣り合う部材(49)同士が接近している部分には隙間(δ)が形成されており、分解室(1)からの排気は当該隙間(δ)を通過して、全ての光触媒作用を持つ部材(49)の表面に沿って流れる様に構成されるのが好ましい。
或いは、光触媒作用を持つ部材(49B)は水平に配置され、隣り合う部材(49B)と第2の臭気除去部(42)の内壁で形成される隙間(δ)同士は互いに反対の位置となっているのが好ましい。
また、本発明の生ゴミ処理システムは、前記分解室(11)の上部に温水噴霧手段(温水パイプ7の噴霧孔7a)を設け、分解室(11)内の湿度が所定値以下の場合は、その温水噴霧手段(温水パイプ7の噴霧孔7a)から生ゴミに対して温水を噴霧するように構成されている(請求項3)。
前記排気ダクト(23)内に、排気中から分離した水(ドレンW)を排水するための排水機構(8)を設けているのが好ましい。
上述する構成を具備する本発明によれば、分解室(11)は排気ダクト(2)によって吸着部材(45)を有する臭気除去装置(4)に連通し、該臭気除去装置(4)では、吸着部材(45)によって排気中から臭気(異臭)源となる物質を吸着して除去した後に、光触媒作用を持つ部材(49)によって臭気(異臭)源となる物質を分解する。これにより、臭気(異臭)源となる物質は排気から完全に除去されるので、当該排気を大気に放出しても、悪臭による環境上の問題は発生しない。
また、第2の臭気除去部(42)は、光触媒作用を持つ部材(49)が酸化チタンで構成されており、分解室(1)からの排気が光触媒作用を持つ部材(49)と確実に衝突し、且つ、当該排気が流れる流路を長く構成すれば(請求項2)、臭気(異臭)源となる物質が光触媒作用を持つ部材(49)と確実に接触して、分解、除去される。そのため、排気からの悪臭が確実に防止される。
さらに、その温水噴霧手段から生ゴミに対して温水を噴霧するように構成すれば(請求項3)、分解室(1)内が乾燥して、生ゴミを分解するべき微生物が休止状態(いわゆる「眠った状態」)になってしまうことを防止することが出来る。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
図1は、全体を符号100で示す生ゴミ処理システムの全体構成を示すブロック図である。
図1に基づいて、生ゴミ処理システム100の概略々構成を説明する。
図1において、生ゴミ処理システム100は、生ゴミ分解室11を有する生ゴミ処理機本体(処理機)1と、生ゴミから発生する臭気を伴った排気から臭気を除去するための臭気除去装置4と、生ゴミ分解室11と臭気除去装置4とを連通する排気ダクト装置2とを備えている。
生ゴミ処理システム100は、バーナー51と温水タンク52とで構成された温水発生装置である温水器5と、温水タンク52から前記生ゴミ分解室11の上方に温水を供給する温水パイプ6を備えている。
温水パイプ6の温水タンク52寄りには、送水ポンプ7を介装している。温水タンク52の底部近傍には、図示しない水供給源に連通する水供給ラインLwが接続されている。
温水パイプ6における分解室11内部の領域には、複数個所に下向きの噴射孔61が形成されており、該噴射孔61を介して、分解室11の上方から分解室11に堆積する生ゴミに向けて、温水が噴霧されるように構成されている。
噴霧される温水温度としては、65℃とすることが好ましい。
噴射孔61を形成するに際しては、温水パイプ6の分解室11内に存在する部分の全域において、極めて小さな孔を無数に設け、当該極めて小さな孔からの噴霧が生ゴミ全体に満遍なく及ぶように構成することも可能である。
ここで、生ゴミは水分を多量に含有しているので、生ゴミの少ない週は、内部が乾燥し易い。後述する様に、図示の実施形態では高温分解菌を使用しており、高温分解菌は乾燥状態では休止状態(いわゆる「眠った」状態)となってしまう。そのため、生ゴミが少なく、高温分解菌が「眠ってしまう」恐れがある場合には、水分を多くする必要があり、係る場合においては温水の噴霧量を増加して、分解室11内部が乾燥し高温分解菌が「眠ってしまう」のを防止する。
温水を噴霧するのは、乾燥防止と同様に、高温分解菌を「眠らせない」ためである。すなわち、常温の水を散水すると、分解室11内部の温度が高温分解菌が活性する温度レベルまで昇温せずに、高温分解菌が「眠ってしまう」恐れが存在する。
図示の実施形態では、高温分解菌が活性する温度レベルを維持して、高温分解菌が「眠ってしまう」のを防止するために、65℃の湯を散布しているのである。
なお、分解室11内部の温度を、高温分解菌が活性化する温度レベルまで昇温して保温するのは、主として後述するヒーター19が行う。
生ゴミは前述したように、当該システムを使用する地域や季節、或いは、長期休暇中等によって生ゴミに含まれる水分の量は異なる場合がある。
図示の実施形態において、後述するように、分解室11内部が乾燥しないようにするため、温水の噴霧を自動制御で行うことも出来るし(図17参照)、或いは、噴霧される温水の量や作動−停止を、後述する操作盤1Kにおける手動操作によって調節することも出来る。
処理機1の分解室11には、詳細を後述する加熱用のヒーター(例えばニクロム線ヒーター)19が配設されていて、そのヒーター19は電力供給ラインLeによって商業電源9に接続されている。
添付図面においては、図示を簡略化するため、ヒーター19は分解室11の下方領域に配置されている様に図示されているが、実際の装置において、ヒーター19は分解室11全領域を加熱する様に配置される。
生ゴミ処理システム100は、制御手段であるコントロールユニット10を備えている。前記分解室11には、分解室11内の温度を計測する温度センサStと、分解室11内の湿度を計測する湿度センサSmが設けてあり、温度センサSt及び湿度センサSmは、入力信号ラインLiによってコントロールユニット10に接続されている。
ヒーター19に電力を供給するラインLeには、ヒーター19への電力供給を断・接する遮断器98が介装されており、その遮断器98は制御信号ラインLoによってコントロールユニット10と接続されている。
なお、送水ポンプ7も、制御信号ラインLoによってコントロールユニット10に接続されている。
図示の実施形態の生ゴミ処理システムでは、処理するべき有機質の廃棄物(生ゴミを含む廃棄物)と、土壌改良剤とを、分解室11に投入する。
土壌改良剤は高温活性菌を包含しており、且つ、安価である。すなわち、土壌改良剤を投入することにより、土壌改良剤に混入している高温活性菌が分解室11内に投入され、高温活性菌の作用により、分解室11内の生ゴミは効率よく堆肥となる。
換言すれば、図示の実施形態では、生ゴミを含む廃棄物の分解に必要な微生物として、高価な低温活性菌を使用せず、安価な高温活性菌を用いることにより、運転コストを低減して使用することが可能となる。そして、上述した様に、分解室11の温度を65℃前後に維持する用に構成されているので、高温活性菌により有機質が効率的に分解されるのである。
分解室11内の温度制御については後述する(図16参照)。
ここで、土壌改良剤に包含される高温活性菌以外の成分は、図示の実施形態の生ゴミ処理システムで製造された堆肥中に残存しても、堆肥が施される植物や土壌に対して全く問題は無い。
次に、図2〜図5を参照して、処理機1の構成を更に詳しく説明する。
図2は処理機1の外観を立体的に示した斜視図である。図3は処理機1の正面図、図4は図3に対する側面からの透視図、図5は図3に対する平面図である。
図2において、処理機1は概略々7面体として形成されており、前面パネル1Fと、2箇所の側面パネル1Sと、上面パネル1Uと、裏面パネル1Rと、前面パネル1Fと上面パネル1Uとを傾斜面で結ぶ傾斜パネル1Cと、底部材1Dとで構成される。
傾斜パネル1Cの中央には、処理前の生ゴミを投入する投入口1Eが形成され、その投入口1Eを2個のヒンジ1aを有する開閉蓋1Aで開閉自在に覆っている。傾斜パネル1Cの図2における右側部分には、処理機を操作するための操作盤1Kが配置されている。操作盤1Kは後述する自動運転制御におけるON−OFF用のスイッチや、手動操作の為の各種操作スイッチ等によって構成されている。
処理機1の前面1F中央における下方には、分解処理を終えた生ゴミの乾燥物を取り出す排出口1Gが設けられ、その排出口1Gを2個のヒンジ1bを有する開閉蓋1Bで開閉自在に覆っている。
図2において、符号21は後述する排気ダクト装置2の第1のダクト21を示す。
次に、図3〜図5を参照して、処理機1内部の構成について説明する。
図4(処理機1の内部を処理機の側方から透視して見た図)において、処理機1の内部は、傾斜部の構造部材1c、前方の垂直構造部材1f、底部の構造部材1d、後方の構造部材1r、上方の構造部材1uが設けられ、夫々の端部を接合し合って、枠体を形成している。
構造部材1c、1f、1d、1r、1uは、閉断面の四角パイプ或いは等辺山形鋼によって構成されている。
構造部材1c、1f、1d、1r、1uで構成された枠体の外周部に、パネル1C、1F、1D、1R、1U(図2参照)が貼り付けられており、処理機1の外周面を形成している。
分解室11の断面形状(図4で断面として見える形状)は、図4における傾斜パネル1Cの内面側の全領域と、前面パネル1Fの上半分と、下側に凸の半円弧の底部11Jと、後面部11Lと、傾斜部11Mと、上部パネル11Uの前方部とが接続して、閉じた断面を形成されている。
ここで、下側に凸の半円弧の底部11Jは、前面パネル1Fの上半分に一端が連続している。
後面部11Lは、底部11Jの他端(前面パネル1Fから離隔した側の端部)に接続し、後方パネル1Rに平行に設けられている。
傾斜部11Mは、後面部11Lに連続しており、且つ、前方に迫り出すように傾斜している。
上部パネル11Uの前方部は、傾斜部11Mに連続している。
分解室11の断面の略々中央には回転軸12が設けられている。この回転軸12は、図4において、半円弧の底部11Jの円弧における曲率中心と同じ点を回転中心としている。
そして回転軸12は、図示しない軸受けによって回転自在に軸支されており、図3において分解室11の左右方向の略々全域に亘って延在する様に配置されている。
回転軸12には、撹拌翼13が、図1〜図5の例では9箇所で固着されており、隣接する撹拌翼13は90度毎に位相をずらす様に設置されている。
撹拌翼13は、先端の撹拌翼本体13Aと、その撹拌翼本体13Aを回転軸12に支持する支持部材13Bとで構成されている。
回転軸12の一端には、大径のスプロケット14Aが固着されている(図3〜図5参照)。
図4に示すように、底部の構造部材11dの上面側には、電動モータ15が据え付けられ、その電動モータ15の回転軸15aには小径のスプロケット14Bが取り付けられている。
回転軸12に固着された大径のスプロケット14Aと、電動モータ15の回転軸15aに取り付けられた小径のスプロケット14Bとは、図3で示す様に整合した位置となるように、電動モータ15の設置位置が決められている。
大径のスプロケット14Aと小径のスプロケット14Bとは、動力伝達手段であるチェーン16によって係合され、電動モータ15の回転が、回転軸12に伝達されるように構成されている(図4参照)。
電動モータ15或いは回転軸12を回転すれば分解室11のゴミは撹拌翼13により撹拌され、電動モータ15或いは回転軸12を停止すれば、ゴミの撹拌は休止される。そして、ゴミを撹拌する時間(撹拌時間)と、ゴミの撹拌を休止する時間(休止時間)とは、例えば、操作盤1Kにより、自在に調節可能に構成されている。
発明者は種々研究の結果、撹拌時間が20分、休止時間を40分とするのが、最適であることを見出した。この時間は、生ゴミの分量により、多少の変動がある。
撹拌の運転制御については、図15に基づいて後述する。
図1〜図5において、分解室11の上方の2箇所には、外気側と連通する給気口17が形成されており、必要に応じて外気を分解室11内に給気するように構成されている。例えば、各給気口17の1箇所に、図示しない開閉弁を設け、分解室11に外気を導入したい場合(例えば、ダクト装置に介装された後述するブロワを稼動する場合)には、図示しない開閉弁を開放するように構成することが出来る。
図3において、分解室11の左右方向における中央部には、排気ダクト連通孔18が形成され、排気用ダクト21と接続されている。
分解室11の上方には、分解室11の略々全長に亘って温水パイプ6が配設されている。
温水パイプ6には、下向きの噴射孔61が複数個所(図3の例では7箇所)形成され、噴射口61を介して分解室11内に温水を噴霧するように構成されている。
図1を参照して前述したように、分解室11外部において、温水パイプ6には送水ポンプ7が介装され、温水パイプ6の上流側端部は温水製造手段である温水器5に接続されている。
温水パイプ6は、防錆を考慮してステンレス製パイプとすることが好ましい。
尚、前述の撹拌時間(20分)、即ち、撹拌翼13が回転している間に、温水パイプ6から分解室11内へ温水の噴霧が行われる。
温水噴霧の制御(或いは、分解室11内の湿度制御)については、図17に基づいて後述する。
図1において、生ゴミ分解の際に排出される排気は悪臭を伴っており、そのまま大気中に排出してしまうと、システム100設置箇所の周辺環境に悪影響を与えてしまう。そのため、図示の実施形態に係るシステム100では、後述する臭気除去装置4によって排気中の悪臭を除去する。
前記分解室11と臭気除去装置4とは、排気ダクト装置2によって連通している。排気ダクト装置2は、ダクト21(第1のダクト)、第2のダクト22、第3のダクト23を接続して、1本の排気通路を構成している。なお、図示の実施形態においては、図1で示す様に、第2のダクト22と第3のダクト23とはT字状に且つ一体に接続されている。そして、第1のダクト21において、第2のダクト22側の端部には、強制送気用のブロワ3が介装されている。
第3のダクト23には、後述する排水機構8が設けられ、排気中から凝縮して分離した水を、自動的に系外(ダクト2の外部)へ排出している。
次に図6〜図8を参照して、臭気除去装置4を詳述する。
図6において、臭気除去装置4は、第1の臭気除去部41と第2の臭気除去部42とを有している。
第1の臭気除去部41は、円筒状のケーシング43を備えている。ケーシング43の底部43B近傍において、底部43Bの上方には図示しない多数の小孔を穿孔した仕切り板43Aにより、ケーシング43内部が上下に仕切られている。
仕切り板43Aの上面にウールマット(ガラス繊維のマット)44を敷き、ウールマット(ガラス繊維のマット)44からケーシング43の略々中央に至る領域には、多孔質のセラミックス製球状体45が充填されている。
その多孔質のセラミックス製球状体45の上部には、再びウールマット(ガラス繊維のマット)44が敷かれ、そのウールマット44からケーシング43の上端に至る領域には、再び多孔質のセラミックス製球状体45が充填されている。
ウールマット44は、多孔質のセラミック製球状体が充填された領域の内、ウールマットに接する部分すなわち下方に位置する多孔質セラミック製球状体が、それよりも上方に位置するセラミック製球状体の重量により損壊するのを防止するために設けられている。
多孔質のセラミックス製球状体45は吸着性に優れ、排気中に包含する悪臭の元となる物質を吸着して排気中から除去する能力が非常に優れている。そして、メンテナンス面においても、年に1回程度の洗浄によって、その吸着性能は略々使用前のレベルまで復帰する。
発明者による実験では、2年間洗浄をしなくても、多孔質のセラミックス製球状体45は、必要十分な吸着性能を発揮することが確認されている。
なお、発明者の実験によると、セラミックス製球状体45は、同一径に揃えて使用した場合が、脱臭に最も有効であった。
ケーシング43における仕切り板43Aよりも下方の領域には、排気を拡散するための空間が設けられている。該空間は、第3のダクト23からケーシング43内(多孔質のセラミックス製球状体45とウールマット44とが積層された領域)に排気を導入する際に、セラミックス製球状体45全体に排気を接触させるために設けられている。
仕切り板43Aの全範囲には多数の小孔(通気孔)が穿孔されており、前記空間(排気を拡散するための空間)の水平断面は、仕切り板43Aの投影面と整合する様に構成されている。なお、「仕切り板43Aの投影面」は、ケーシング43の穿孔された多数の小孔の全てを含んでいる。
第1の臭気除去部41と第2の臭気除去部42とは、上下方向両端にフランジ47a、47bを有する通気管47で接続されている。
第2の臭気除去部42は、ケーシング48と、ケーシング48の上下両端に設けた蓋部材48a、48aと、ケーシング48内部に設けたラビリンス部材49とで構成されている。蓋部材48a、48aは、ケーシング48よりも大きな直径であり、ケーシング48の上下方向両端に配置されている。
図示では明確に示してはいないが、蓋部材48aにおいて、前記通気管47の内径に相当する領域は、通気のために開口している。
第2の臭気除去部42において、上部の蓋部材48aにはフランジ490aを有する排出口490が接続されている。
ケーシング48内には、図6の例では6枚のラビリンス部材49が、隣り合う部材同士が傾斜しつつ、略々直交するように、角度を調節して配置されている。
隣り合うラビリンス部材49同士が接近している部分には隙間δが形成されており、排気はこの隙間を通過して、全てのラビリンス部材49の表面に沿って流れて、上方の排出口490に向かって上昇する。
ケーシング48の材料として、透明の樹脂を用い、ラビリンス部材49を酸化チタンの板材とすることが好ましい。
酸化チタンは光触媒作用があり、透過した太陽光線によって残った臭気を完全に分解して無臭のガスとする。そして、ケーシング48を透明の樹脂で構成すれば、太陽光線がケーシング48を透過して内部の酸化チタンに光触媒作用を発揮させることが出来るからである。
ラビリンス部材49は排気がラビリンス部材49に衝突し易く、極力長い通路となり、且つ、ラビリンス部材の加工が容易であることが望ましい。
図8は、ラビリンス部材の変形例49Bを示す。各ラビリンス部材49Bは水平に配置され、隣り合うラビリンス部材49Bとケーシング48の内壁で形成される隙間δ同士は互いに反対の位置となっている。
図6、図7において、符号Mはブロワ3を駆動するための電動モータを示す。この電動モータは、前述の操作盤1Kに設けた図示しないスイッチによって起動・停止される。
次に、図9〜図14を参照して、排気ダクト装置2に含まれる水、即ち、排気中から凝縮して分離したドレンの排出機構8について説明する。
図9において、第3ダクト23において、第2ダクト22との合流箇所の下方において、2点鎖線の円で囲った部分が、ドレン排出機構8である。
図9において、第3ダクト23と第2ダクト22との合流箇所の下方の領域には、第3ダクト23内壁の全周に亘ってストッパ25(上側のストッパ)が設けられており、ストッパ25は、ダクト中心に向かって延在する円環状の鍔部25aと、鍔部25aの内径側から第3ダクト23の内壁に平行へ延在する部分(折れ曲がった部分)25bとを有している。
折れ曲がった部分25bの外周面と、ダクト23の内周面との間には、一定幅の隙間λ(図12参照)が形成されている。
第3のダクト23において、前記ストッパ25の下方には、集水ポット81が設けられている。集水ポッド81は、全体形状は上方が開放した円筒状をしており、下方に閉塞した底部を有している。
集水ポット81はダクト23の内周面と摺動可能に収容されており、ダクト23の内周面との境界部から水の漏洩を生じさせることが無い様に構成されている。
ここで、集水ポット81で底部近傍には、排水孔81aが形成されている。図9、図10、図11、図14で示す状態では、排水孔81aはダクト23の内周面により閉塞されており、水が漏出しない。
第3のダクト23の下方には排水蛇口86が設けられており、第3のダクト23には、排水蛇口86と第3のダクト23内部とを連通する排水孔23aが設けられている。排水孔23aと集水ポットの排水孔81aとは、(第3のダクト23における)円周方向について同一位置である。
排水孔23aの直下には、下側のストッパ26が形成されている。図12、図13で示す様に、集水ポット81が下降して、集水ポット81の下面が下側のストッパ26に当接した状態では、第3のダクト23の排水孔23aと集水ポットの排水孔81aとは整合して(同一位置となって)、集水ポット81の内部と排気蛇口86とが連通して、外部に連通する。
集水ポット81aの底部の下面には、ヒンジピン81bを有するヒンジ81cが取り付けられている。
一方、第3のダクト23の下端近傍には、ヒンジブラケット82が取り付けられている。
ヒンジブラケット82の上方には、ヒンジピン83aを有するヒンジ83が取り付けられている。
前記ヒンジ83には、錘84を係合した錘支持棒85が回動自在に取り付けられている。錘支持棒85の中央寄りの領域に前記ヒンジピン83aが貫通しており、そのヒンジピン83a周りに錘支持棒85が回動するように構成されている。
図9において、錘支持棒85の右端と中央部には、錘停止部85a、85bが形成されている。錘84は、例えば円柱状であり、その円柱状の中心部に錘支持棒85を貫通させる貫通孔84aが形成されている。そして、錘84は、支持棒85の軸部に沿って、前記停止部85aと85bの間を摺動する。
但し、図10に示す様に、錘84は錘支持棒85に固定としても良い。図10の場合でも、所定量の水が集水ポット81に溜まれば、集水ポット81は下方のストッパ26に当接するまで下降して、当接すると同時に集水ポット81内の水は排水蛇口86から大気側に排水される。
図11〜図14を参照して、排気中から凝縮して分離した水が、排出機構8によって排出される態様について説明する。
図9〜図14は第2のダクト22を水平に描いているが、実際には、第3のダクト23との接続部側が低くなるように、第2のダクト22には勾配が設けられている。
先ず、図11で示す状態では、第2のダクト22を流れてきたドレン水Wが集水ポット81内に貯留される。図11の状態では、集水ポット81の下方に設けた排水孔81aは第3のダクト23の内周面で塞がれているので、ドレン水Wが集水ポット81外には漏れてしまうことはない。
集水ポット81にドレン水Wが所定量溜まるまでは、錘84の方が重いので、集水ポット81の上端は、前記ストッパ25の鍔部25aに当接している状態(図11の状態)が続行する。
集水ポット81にドレン水Wが所定量溜まると、図12で示す状態となる。図12は、ドレン水Wがポット81に満杯近くに達した状態(所定量)を示している。
図12の状態では、錘84よりもドレン水Wの入った集水ポット81の方が重くなり、集水ポット81は錘84の重力に抗して下降する。そして、第3ダクト23下側のストッパ26に集水ポット81の下面が当接して、集水ポット81は停止する。そして、集水ポット81内の水を排水蛇口86から排水する。
集水ポット81側が錘84より下がると、錘84は錘支持棒85の中央寄りの停止部85bに向かって滑り降りる。
図13で示す状態では、集水ポット81内の水は在る一定量の水が残っている。明確には図示されていないが、図13の状態で、集水ポット81側よりも錘84の方が重たくなるように設定している。
集水ポット81側よりも錘84の方が重くなれば、図14に示すように、集水ポット81に在る程度の水を残したまま、錘支持棒85は、錘84の在る側が下降し始め、それにつれて、錘84自身も錘支持棒85の右端側に滑り降りる。それと共に、集水ポット81の排水孔81aが第3ダクト23の内周面で塞がれて、ドレン水Wの排水が停止される。
集水ポット81内に在る程度のドレン水が残ることによって、排水孔81aはドレン水によって常に充満した状態が維持されるので、ダクト2内の雰囲気が外気に連通する事が防止される。従って、排気中の臭気(悪臭)が外部に漏れることはない。
排水される水は、図示しない排水機構により排水されるので、排水によって臭気が外部に漏れることもない。
次に、図15を参照して、図示の実施形態に係るごみ処理システム100の制御(自動運転の制御)について説明する。
ステップS1では、システム100を起動して、撹拌翼13による撹拌が開始される(ステップS2)。
ステップS3では、コントロールユニット(タイマーを内蔵している)10は、撹拌を開始してから第1の所定時間(例えば20分)が経過したか否かを判断する。
第1の所定時間を経過するまで撹拌を続け(ステップS3がNOのループ)、第1の所定時間(20分)が経過したなら(ステップS3がYES)、ステップS4で撹拌を停止する。
次のステップS5では、コントロールユニット10は、撹拌を停止してから第2の所定時間(例えば40分)が経過したか否かを判断する。第2の所定時間を経過するまで停止状態を続け(ステップS5がNOのループ)、第2の所定時間(40分)が経過したなら(ステップS5がYES)、次のステップS6に進む。
ステップS6では、コントロールユニット10は、ステップS2〜ステップS5のサイクルを所定サイクル数だけ行ったか否かを判断する。所定サイクル数を完了するまではステップS2〜ステップS5のサイクルを繰り返し(ステップS6がNOのループ)、所定サイクル数が完了したなら(ステップS6がYES)、システムを停止して制御(運転)を終了する。
さらに図示の実施形態の生ゴミ処理システム100では、図15の制御(撹拌制御)と共に、分解室11内部の温度を所定の範囲に維持する制御(図16の制御)と、経済性をも考慮した上で、最良の分解条件となるように分解室11の湿度を所定の範囲に維持する制御(図17の制御)が行われる。
図16に基づいて、分解室11内部の温度を所定の範囲に維持する制御について説明する。
先ず、ステップS11では、分解室11内に設置した温度センサStによって分解室11内の温度計測を開始する。
ステップS12では、分解室11内部の温度が第1の所定値(例えば60℃)以下であるか否かを監視しており、第1の所定値以下になれば(ステップS12がYES)、分解室11の遮断器98を操作して、ヒーター19に通電する(ステップS13)。その結果、分解室11内の温度が次第に上昇する。
ステップS14では、コントロールユニット10は分解室11内の温度が第2の所定値(例えば、65℃)以上であるか否かを判断する。分解室11内の温度が第2の所定値未満であれば、第2の所定値に昇温するまで待機し(ステップS14がNOのループ)、分解室11内の温度が第2の所定値以上になると(ステップS14がYES)、遮断器98を操作して、ヒーター19への通電を停止する(ステップS15)。そして、ステップS12まで戻る。
図16の制御は、図15の制御が行われている間、続行される。
次に、図17に基づいて、分解室11内部の湿度を所定の範囲に維持する制御について説明する。
先ず、ステップS21では、分解室11内に設置した湿度センサSmによって分解室11内の湿度計測を開始する。
ステップS22では、分解室11内部の湿度が第1の所定値(許容最低湿度)以下であるか否かを監視しており、第1の所定値以下になれば(ステップS22がYES)、温水パイプ6に介装した送水ポンプ7を駆動する。すると、温水パイプ6の温水分解室11内の噴射孔61から温水が噴霧され(ステップS23)、分解室11内の湿度が次第に上昇する。
ステップS24では、コントロールユニット10は分解室11内の湿度が第2の所定値(許容最高湿度)以上であるか否かを判定し、分解室11内の湿度が第2の所定値以上になると(ステップS24がYES)、送水ポンプ7を停止させ、分解湿11内への温水噴霧を停止する(ステップS25)。
温水噴霧の停止後、ステップS22まで戻る。
この制御は、図15において、ステップS3の工程の際に行われる。
上述した図示の実施形態の生ゴミ処理システムによれば、分解室11は排気ダクト装置2によって多孔質のセラミックス製球状体45を積層した第1の臭気除去部41に連通し、第1の臭気除去部41では多孔質のセラミックス製球状体45によって生ゴミから排出される排気中から臭気(異臭)源となる物質を吸着して除去した後に、酸化チタン製のラビリンス部材49において、臭気(異臭)源となる物質を光触媒作用で分解する。
これにより、臭気(異臭)源となる物質を除去した排気を、大気に放出するように構成されている。これにより、システム100から大気へ放出された排気における悪臭源となる物質を分解して脱臭するため、異臭(悪臭)のシステム外への漏洩は完全に阻止できる。異臭・悪臭は存在せず、環境に悪影響を及ぼすことが防止できる。
そして、第2の臭気除去部42におけるケーシング48の材料として、透明の樹脂を用い、ラビリンス部材49を酸化チタンの板材とすることで、太陽光線がケーシング48の内部に透過し、酸化チタンのラビリンス部材49において、排気中の悪臭源となる物質に光触媒作用を及ぼして、排気中に残存する臭気を完全に分解して無臭のガスとすることが出来る。
ここで、第3のダクト23には排気中の水蒸気が凝縮して出たドレン水を、排気が漏れることなくシステム外に排出するような排水機構8を設けたので、臭気(異臭)のシステム外への漏洩が防止できる。
また、本システム100では、分解室11に設けた電熱ヒーター19により、高温度分解菌が活性化する温度まで昇温されるので、高温度分解菌を含む安価な土壌改良剤の使用が可能となる。
ここで、電熱ヒーター19の使用温度を電熱ヒーター19の最高使用温度の90%とすることで、電熱ヒーター19の寿命が延びる。
そして、図示の実施形態では、分解室11の上部に噴射孔7aを設け、分解室11内が乾燥してしまう恐れがある場合には、その噴霧孔7aから生ゴミに対して温水を噴霧するように構成されているので、分解室11内が乾燥して、高温度分解菌が休止状態となってしまうことが防止される。そのため、生ゴミ等の分解は、効果的、且つ効率よく行われ、処理に要する時間の短縮が図られる。
図示の実施形態はあくまでも例示であり、本発明の技術的範囲を限定するものではないことを付記する。
本発明実施形態の全体構成の概略々を示すブロック図。 図示の実施形態の生ゴミ処理機の斜視図。 図示の実施形態の生ゴミ処理機の正面図。 図3に対する側面からの透視図。 図3に対応する平面図。 図示の実施形態に関する臭気除去装置の正面図。 図6に対応する平面図。 実施形態におけるラビリンス部材の変形例を示す正面図。 実施形態に関わる排水機構の構成を説明する断面図。 図9に対する変形例。 排水機構の排水原理を説明する第1の工程説明図。 排水機構の排水原理を説明する第2の工程説明図。 排水機構の排水原理を説明する第3の工程説明図。 排水機構の排水原理を説明する第4の工程説明図。 実施形態に関わる撹拌制御のフローチャート。 実施形態に関わる分解室内の温度制御のフローチャート。 実施形態に関わる分解室内の湿度制御のフローチャート。
符号の説明
1・・・浴槽
2・・・吸入管
3・・・香り成分供給手段
4・・・気液混合流体発生手段
5・・・配送管
6・・・水量検知手段/レベルセンサ
7・・・空気取り入れ装置
8・・・水ポンプ
9・・・ミキサ
10・・・制御手段/コントロールユニット
M・・・香り成分
B・・・香り成分を収容した気泡
W・・・水(風呂水)
F・・・気液混合流体

Claims (3)

  1. 生ゴミが投入される分解室と、分解室内の生ゴミを撹拌する撹拌手段と、分解室内を加熱する加熱手段とを有し、前記分解室は排気ダクトを介して臭気除去装置に連通しており、該臭気除去装置は、吸着部材を有する第1の臭気除去部と、光触媒作用を持つ部材を有する第2の臭気除去部とを備えていることを特徴とする生ゴミ処理システム。
  2. 第2の臭気除去部は、光触媒作用を持つ部材が酸化チタンで構成されており、分解室からの排気が光触媒作用を持つ部材と確実に衝突し、且つ、当該排気が流れる流路が長く構成されている請求項1の生ゴミ処理システム。
  3. 前記分解室の上部に温水噴霧手段を設け、分解室内の湿度が所定値以下の場合は、その温水噴霧手段から生ゴミに対して温水を噴霧するように構成されている請求項1、2の何れかの生ゴミ処理システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101619148B1 (ko) * 2015-08-05 2016-05-10 변재목 유기폐기물 처리 시스템

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