JP2007222257A - ゴルフパター - Google Patents
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- A63B53/028—Joint structures between the head and the shaft allowing adjustable positioning of the head with respect to the shaft with a range of alternative attachment points for the shaft
Abstract
【課題】 従来のものでは、シャフトが固定されているため慣性モーメント集束や重量バランス調整に限界があり、使用者によってはゴルフプレーの技術を向上することができない場合があった。特に使用者が左利きの場合、左利き用のゴルフパターの種類が少なく、好みのゴルフパターを入手することは困難であった。すべての使用者に対してゴルフプレーの技術を向上させることができるゴルフパターを提供する。
【解決手段】 打球面部4を備えたヘッド本体1にシャフト2を取り付けたゴルフパターにおいて、前記ヘッド本体1の上面に、複数の凹部6を形成し、任意の凹部6のいずれか1つに前記シャフト2に連結されたシャフト連結部材3を着脱自在に取り付ける。
【選択図】 図1
【解決手段】 打球面部4を備えたヘッド本体1にシャフト2を取り付けたゴルフパターにおいて、前記ヘッド本体1の上面に、複数の凹部6を形成し、任意の凹部6のいずれか1つに前記シャフト2に連結されたシャフト連結部材3を着脱自在に取り付ける。
【選択図】 図1
Description
本発明は、ゴルフパターに関するものである。
従来より種々のゴルフパターが提案されている。特にゴルフプレーの技術を向上させるためのゴルフパターが提案されていた。その一例として、ゴルフパターのヘッド本体における打球面のスイートスポットに慣性モーメントを集中するために、ヘッド本体および全体のバランスを調整する慣性モーメント集束・重量バランス調整部材を配備したものが提案されていた(特許文献1参照。)。
しかしながら、従来のものでは、シャフトが固定されているため慣性モーメント集束や重量バランス調整に限界があり、使用者によってはゴルフプレーの技術を向上することができない場合があった。特に使用者が左利きの場合、左利き用のゴルフパターの種類が少なく、好みのゴルフパターを入手することは困難であった。
本発明は上記問題点に鑑み、すべての使用者に対してゴルフプレーの技術を向上させることができるゴルフパターを提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、打球面部を備えたヘッド本体にシャフトを取り付けたゴルフパターにおいて、前記ヘッド本体の上面に、複数の凹部を形成し、任意の凹部のいずれか1つに前記シャフトに連結されたシャフト連結部材を着脱自在に取り付けたことを特徴とする。
本発明によれば、シャフトをヘッド本体に着脱自在に取り付けているため、シャフトの取付位置を変更することにより、使用者の好みに応じたゴルフパターを形成することができる。特に使用者が左利きの場合であってもシャフトの位置およびシャフトの向きを変更することで、好みに応じたゴルフパターを形成することができる。
また本発明において、任意のいずれか1つ又は2つ以上の凹部にウエイトを着脱自在に取り付けると好適である。これによりゴルフパターの微妙な重量バランスを図ることができ、使用者毎に最適なゴルフパターを形成することができる。
また本発明において、ヘッド本体の打球面部に、多孔質金属焼結体を備えると好適である。これにより、ゴルフボールを打った際に、その衝撃が打球面部に備えた多孔質金属焼結体の全面に分散され、ボールが打球面部の打球角度に関係なくゴルフパターのスイング方向に進むことになる。なお、多孔質金属焼結体は、金属片とセラミックス粉状体又は熱硬化性樹脂を混合して形成されたものである。
また本発明において、ヘッド本体は、略円盤状板の前部を切欠くことにより打球面部を形成し、さらにその後部を切欠くことにより転がり防止面部を形成すると好適である。
またヘッド本体は、略正多角形状板(例えば、略正三角形状)の少なくとも一側面を打球面部としてなる構成にしても良い。その場合、ヘッド本体は、略正多角形状に形成されると共に、各側面に、ヘッド本体の上面に対して各々角度の異なる傾斜を形成すると、ロフト角の異なる打球面部が複数存在することとなって、打球面部の選択肢が増加する。
本発明によれば、シャフトをヘッド本体に着脱自在に取り付けているため、シャフトの取付位置を変更することにより、使用者の好みに応じたゴルフパターを形成することができる。特に使用者が左利きの場合であってもシャフトの位置およびシャフトの向きを変更することで、好みに応じたゴルフパターを形成することができる。
また、任意のいずれか1つ又は2つ以上の凹部にウエイトを着脱自在に取り付けることにより、ゴルフパターの微妙な重量バランスを図ることができ、使用者毎に最適なゴルフパターを形成することができる。
また、ヘッド本体の打球面部に、多孔質金属焼結体を備えることにより、ゴルフボールを打った際に、その衝撃が打球面部に備えた多孔質金属焼結体の全面に分散され、ボールが打球面部の打球角度に関係なくゴルフパターのスイング方向に進むことになる。
またヘッド本体は、略正多角形状板の少なくとも一側面を打球面部として、さらに各側面に、ヘッド本体の上面に対して各々角度の異なる傾斜を形成すると、ロフト角の異なる打球面部が複数存在することとなって、打球面部の選択肢が増加する。
これにより、すべての使用者に対してゴルフプレーの技術を向上させることができるゴルフパターを提供することができる。
以下に本発明の実施形態を図1〜図6に基づいて詳細に説明する。
本実施形態のゴルフパターは、図1〜図3に示すように、打球面部4を備えたヘッド本体1にシャフト2をシャフト連結部材3を介して着脱自在に取り付けたものである。
ヘッド本体1は、略円盤状のアルミ板の前部を切欠くことにより打球面部4を形成しており、その後部を切欠くことにより転がり防止面部5を形成している。そして上面には、複数(10個)の凹部6が凹設されており、この凹部6の内周面にはネジ溝が形成されている。そして、任意の凹部6には、シャフト2に連結されたシャフト連結部材3とウエイト9が着脱自在に取り付けられる。
シャフト連結部材3は、図2、図3に示すように、シャフト2の一端に螺着固定され、下部に雄ネジ部が形成されアルミからなる連結本体7と、樹脂からなるナット体8とから構成されている。樹脂製のナット体8を備えないと、連結本体7の雄ネジ部をヘッド本体1の凹部6に螺合により取り付けると、両者がアルミより形成されているため、取り外すことができなくなる場合があるため、ナット体8を設けた。
そして、シャフト2をシャフト連結部材3を介してヘッド本体1に着脱自在に取り付けているため、シャフト2の取付位置を変更することにより、使用者の好みに応じたゴルフパターを形成することができる。特に使用者が左利きの場合であってもシャフト2の位置およびシャフト2の向きを変更することで、好みに応じたゴルフパターを形成することができる。
ウエイト9は、図4に示すように、上端面に六角レンチ等によるねじ込み凹部6が形成され、下部にシャフト連結部材3と同様の雄ネジ部が形成されている。ウエイト9は1つ約1gの重さである。そして、図3に示すように、任意の凹部6にウエイト9を螺合により着脱自在に取り付けることができる。このように任意のいずれか1つ又は2つ以上の凹部6にウエイト9を取り付けることにより、ゴルフパターの微妙な重量バランスを図ることができ、使用者毎に最適なゴルフパターを形成することができる。
また、図2、図3に示すように、ヘッド本体1の打球面部4に、多孔質金属焼結体10を備えている。この多孔質金属焼結体10は、金属片とセラミックス粉状体又は熱硬化性樹脂を混合して形成されたものであって打球面部4に形成された取付凹部11に嵌め込まれ接着剤等にて固定されている。これにより、ゴルフボールを打った際に、その衝撃が打球面部4に備えた多孔質金属焼結体10の全面に分散され、ボールが打球面部4の打球角度に関係なくゴルフパターのスイング方向に進むことになる。
次に本発明の他の実施形態を図5に基づいて説明する。
図5に示すように、ヘッド本体1は、略正三角形状(例えば、略正多角形状板)の少なくとも一側面を打球面部4としてなる構成にしても良い。その場合、ヘッド本体1は、略正多角形状に形成されると共に、各側面に、ヘッド本体1の上面に対して各々角度の異なる傾斜を形成する。具体的には、図5に示すように、打球面部Aのロフト角aを3度、打球面部Bのロフト角aを4度、打球面部Cのロフト角aを5度に形成する。これによりロフト角aの異なる打球面部が複数存在することとなって、打球面部の選択肢が増加する。
本発明は、広く普及し、日常多用されるゴルフに適用できるもので、産業上の利用性を満足することができる。
1 ヘッド本体
2 シャフト
3 シャフト連結部材
4 打球面部
5 転がり防止面部
6 凹部
9 ウエイト
10 多孔質金属焼結体
2 シャフト
3 シャフト連結部材
4 打球面部
5 転がり防止面部
6 凹部
9 ウエイト
10 多孔質金属焼結体
Claims (8)
- 打球面部を備えたヘッド本体にシャフトを取り付けたゴルフパターにおいて、前記ヘッド本体の上面に、複数の凹部を形成し、任意の凹部のいずれか1つに前記シャフトに連結されたシャフト連結部材を着脱自在に取り付けたことを特徴とするゴルフパター。
- 任意のいずれか1つ又は2つ以上の凹部にウエイトを着脱自在に取り付けた請求項1記載のゴルフパター。
- ヘッド本体の打球面部に、多孔質金属焼結体を備えた請求項1又は請求項2に記載のゴルフパター。
- ヘッド本体は、略円盤状板の前部を切欠くことにより打球面部を形成してなる請求項1〜請求項3のいずれかに記載のゴルフパター。
- ヘッド本体は、略円盤状板の後部を切欠くことにより転がり防止面部を形成してなる請求項4に記載のゴルフパター。
- ヘッド本体は、略正多角形状板の少なくとも一側面を打球面部としてなる請求項1〜請求項3のいずれかに記載のゴルフパター。
- ヘッド本体は、略正多角形状に形成されると共に、各側面に、ヘッド本体の上面に対して各々角度の異なる傾斜を形成した請求項6に記載のゴルフパター。
- ヘッド本体は、略正三角形状に形成してなる請求項6又は請求項7に記載のゴルフパター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006044734A JP2007222257A (ja) | 2006-02-22 | 2006-02-22 | ゴルフパター |
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JP2006044734A JP2007222257A (ja) | 2006-02-22 | 2006-02-22 | ゴルフパター |
Publications (1)
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ID=38544622
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006044734A Pending JP2007222257A (ja) | 2006-02-22 | 2006-02-22 | ゴルフパター |
Country Status (1)
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-
2006
- 2006-02-22 JP JP2006044734A patent/JP2007222257A/ja active Pending
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