JP2007221629A - 適応等化器 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、増設する回路の数を最小限に抑えつつ、サーチ能力の向上を図ることができる適応等化器を提供する。
【解決手段】本発明に係わる適応等化器は、デジタルフィルタ6を備えており、デジタル信号を適応等化する適応等化器であって、当該IIRフィルタ6は、複数のフィルタブロック8と、サーチ制御部14とを備えている。ここで、フィルタブロック8は、デジタルフィルタ処理を行う回路である。またサーチ制御部14は、複数のフィルタブロック8の中から、デジタル信号の伝送路の変化量に応じて、デジタル信号の歪みが生じている部分をサーチするサーチ用フィルタブロック数を、決定する回路である。
【選択図】図2

Description

この発明は、デジタル信号の等化を行う適応等化器に係る発明であり、特にスパースフィルタを有する適応等化器に関する。
デジタル信号の等化を行う適応等化器において、等化区間が長い場合には回路規模が増大する(たとえば、長い遅延波に対しては、フィードバックを行うIIRフィルタは、500以上のタップ数を必要とする場合がある)し、演算時間が増加し収束に長時間を要する。ところで、遅延波は間欠的に分布していることが多い。したがって、当該回路規模の増大を防ぐために、等化可能な全区間の中から歪みが生じている区間を検出し、当該検出した区間のみを等化するスパースフィルタを有する適応等化器が既に提案されている(非特許文献1、特許文献1)。
当該スパースフィルタを有する適応等化器を用いた場合には、適応等化器の回路規模を削減することができ、演算量も低減される。つまり当該適応等化器を用いた場合には、選択された区間のみを等化するためフィルタブロック数またはフィルタブロックのタップ数を大幅に低減できる。
ATSC Technology Group Report:DTV Signal Reception and Processing Considerations,Doc.T3−600r4 P.36 5.17 Sparse Equalization 米国特許第6426972号
ところで、上記スパースフィルタを有する適応等化器を用いた場合には、デジタル信号において歪が生じている区間をサーチする必要がある。しかし、適応等化器の当該サーチの能力が低い場合には、サーチ期間中に生じた新たな遅延波(歪み)は当該サーチが終了するまで等化されない。
これを克服するためには、たとえばサーチ用回路を増やすなどの対策が考えられる。しかし、サーチ用回路を無制限に増やしたのでは、回路規模が大幅に増加してしまう。特に、当該サーチ用回路は、伝送路の状況がほとんど変化しない場合には不必要な回路であるので、不必要な回路を増設することになりかねない。
そこで、本発明は、増設する回路の数を最小限に抑えつつ、サーチ能力の向上を図ることができる適応等化器を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る請求項1に記載の適応等化器は、デジタルフィルタを備えており、デジタル信号を適応等化する適応等化器において、前記デジタルフィルタは、デジタルフィルタ処理を行う複数のフィルタブロックと、前記複数のフィルタブロックの中から、前記デジタル信号の伝送路の変化量に応じて、前記デジタル信号の歪みが生じている部分をサーチするサーチ用フィルタブロック数を、決定するサーチ制御部とを、備えている。
本発明の請求項1に記載の適応等化器は、デジタルフィルタを備えており、デジタル信号を適応等化する適応等化器であって、前記デジタルフィルタは、デジタルフィルタ処理を行う複数のフィルタブロックと、前記複数のフィルタブロックの中から、前記デジタル信号の伝送路の変化量に応じて、前記デジタル信号の歪みが生じている部分をサーチするサーチ用フィルタブロック数を、決定するサーチ制御部とを、備えている。したがって、伝送路の変化量に応じて、サーチ用フィルタブロックとして機能させるフィルタブロックの数を変化させることができる。また、既存の適応等化器にサーチ制御部を新たに設けるだけなので、増設する回路の数を最小限に抑えることができる。
図1は、従来から存する適応等化器(判定帰還型等化器)の構成を示すブロック図である。ここで、当該適応等化器は、入力されてきたデジタル信号をブラインドで等化する装置である。
図1に示されているように、当該適応等化器は、FIR(Finite Impulse Response)フィルタ部1、加算器2、判定器4、減算器5、およびIIR(Infinite Impulse Response)フィルタ部6により構成されている。
FIRフィルタ部1には、デジタル信号が入力される。またFIRフィルタ部1は、フィードフォワードを行うフィードフォワード型のフィルタである。またIIRフィルタ部(デジタルフィルタと把握できる)6は、フィードバックを行うフィードバック型のスパースフィルタである。IIRフィルタ部6は、判定器4からの出力信号を加算器2に帰還させている。
加算器2では、FIRフィルタ部1からの出力信号とIIRフィルタ部6からの出力信号が加算され、当該加算後の信号は判定器4に向けて出力される。また、減算器5では、判定器4の入力信号と判定器4の出力信号とが減算される。つまり、減算器5では、誤差信号を算出し、当該誤差信号をFIRフィルタ部1およびIIRフィルタ部6に向けて出力させている。ここで、当該誤差信号は、FIRフィルタ部1およびIIRフィルタ部6において、フィルタ係数(タップ係数とも把握できる)の更新のために使用される。
なお、図1に示した適応等化器からは、出力信号(等化処理が施されたデジタル信号と把握できる)3が出力されている。
判定器4は、変調方式に応じて判定結果を出力する回路である。たとえば、入力信号が2値の信号であれば、「1」あるいは「−1」と判定し、出力する。
以下、この発明をその実施の形態を示す図面に基づいて具体的に説明する。
<実施の形態1>
図2は、図1で示したIIRフィルタ部6の内部構成を示すブロック図である。図2に示すように、IIRフィルタ部6は、遅延メモリ7、フィルタブロック8、加算器9、メモリ制御部10、パス決定部11、サーチアドレス記憶部12、パスアドレス記憶部13、およびサーチ制御部14により構成されている。
遅延メモリ7には、判定器4からの出力信号が入力される。また遅延メモリ7は、任意に規定された等化可能な範囲の全区間に渡り、判定器4からの出力デジタル信号を記憶する回路である。換言すれば、遅延メモリ7に記憶されるデジタル信号の量が、等化可能な範囲と把握できる。
また遅延メモリ7の出力には、複数のフィルタブロック8(図1では6個フィルタブロック8a〜8f)が並列的に接続されている。より一般的には、遅延メモリ7には、M個のフィルタブロック8が並列的に接続されている。また、フィルタブロック8は、Nタップを有する。ここで、M個とNタップとの積(M×N)は、遅延メモリ7における全区間よりも小さい(好ましくは、当該積は、当該全区間よりもはるかに小さい)。
ここで、フィルタブロック8は、入力信号に対してデジタルフィルタ処理を実施する。また、各フィルタブロック8は、複数のタップを有している。また、各フィルタブロック8は、複数のフィルタ係数の更新(導出)を行う係数更新部を有している。各フィルタブロック8では、各タップにおいて入力信号とフィルタ係数の演算が行われ、その結果等化処理が実施される。なお、全フィルタブロック8に配設されている合計のタップ数は、遅延メモリ7に記憶されているデジタル信号の全区間の数よりも小さい。
フィルタブロック8の信号処理について説明する。
上述した判定器4の出力p個を、y(判定器4の出力)={y0、y1、y3、・・・yp-1}のように、yとする。これらは遅延メモリ7に保管される。たとえば遅延メモリ7の「0〜p−1」のアドレスに保管される。またフィルタブロック8は、N個の係数を持ちM個接続されているので、フィルタ係数CNMは、CNM={C00,C01,・・・C0N-1,C10,・・・,CN-1M-1}のように、N×M個から構成されている。ここで、フィルタ係数CNMの個数は、出力の個数pよりも少ない。
「R」というフィルタブロック8からの出力ZRは、ZR=CR0×yq+CR1×yq+1+・・・+CRN-1×yq+N、のように表される。ここで、出力ZRは、判定器4の出力の中から選択されたN個の連続した信号(yq〜yq+N)に、フィルタ係数(CR0〜CRN-1)がそれぞれ乗算され加算されたものである。さらに、M個のフィルタブロック8の出力Zは、Z=Z0+Z1+・・・ZR+・・・ZM-1、のように加算から得られる。
このような信号処理を行う回路が、図3に示す回路である。図3は、フィルタブロック8の構成を示すブロック図である。
図3において、遅延メモリ7に保管された信号の中からN個の連続した信号をフィルタブロック8のメモリM1に保管する。当該メモリM1への書き込みや読み出しの制御は、図2に示したメモリ制御回路10により行われる。N個の信号は、フィルタ係数算出部F1により出力されるN個の係数と乗算器T1で乗算され、さらに遅延素子L1と加算器A1とにより構成される回路で加算され、出力される。なお、フィルタ係数算出部F1では、図1に示した減算器5より出力される誤差信号からCMAやLMS等の適応アルゴリズムによりフィルタ係数を計算し、更新する。
また遅延メモリ7には、メモリ制御部10が接続されている。当該メモリ制御部10は、遅延メモリ7から各フィルタブロック8へ任意の遅延時間のデータを出力するために、遅延メモリ7におけるライトアドレスおよびリードアドレスを制御している。また、当該メモリ制御部10は、遅延メモリ7から出力される各フィルタブロック8への入力信号のイネーブルを制御する。
またパス決定部11は、後述するサーチ制御部14の制御の下、複数のフィルタブロック8を、サーチ用フィルタブロックおよび等化用フィルタブロックへの振り分けを実施する。ここで、遅延メモリ7に記憶されているデジタル信号のどの区間を、どのサーチ用フィルタブロック、どの等化用フィルタブロックへ入力させるかは、各フィルタブロック8において導出されたフィルタ係数に依拠して決定される。
またサーチアドレス記憶部12では、サーチしたパスのアドレスやフィルタ係数の重みを記憶する。ここで、重みとは、フィルタ係数の2乗和(|CR2=|CR02+|CR12+・・・+|CRN-12)である。
またパスアドレス記憶部13では、等化を決定したパスのアドレス、重みを保存する。ここで、重みの定義は上記と同じである。
またサーチ制御部14は、適応等化器に到達するまでのデジタル信号の伝送路の変化量に応じて、複数のフィルタブロック8の中からサーチ用フィルタブロック数を決定する。ここで、サーチ用フィルタブロックでは、デジタル信号において歪みが生じている部分(もしくは区間)をサーチする。これに対して、後述する等化用フィルタブロックでは、歪が生じている部分(区間)の等化処理を行う。
また、サーチ制御部14では、デジタル信号の伝送路の変化を定量的にモニタしている。また、サーチ制御部14は、サーチ用フィルタブロック数の判断結果をパス決定部11へと伝達する。パス決定部11では上述したように、当該伝達に従って、複数のフィルタブロック8のサーチ用フィルタブロックおよび等化用フィルタブロックへの振り分けを実施する。
図4は、サーチ制御部14の具体的な構成を示すブロック図である。図4に示すようにサーチ制御部14は、記憶部20、パスアドレス比較部21、およびサーチフィルタ数算出部22を備えている。
記憶部20には、過去に選択された(より具体的には前回決定された)パスアドレスが記憶される。
パスアドレス比較部21では、パスアドレス13に記憶されている現在のパスアドレス(当該パスアドレスは、新たに(今回)選択されたパスアドレスであると把握できる)と、記憶部63に記憶されているパスアドレスとを比較する。より具体的には、パスアドレス比較部21では、上記両パスアドレスを比較することにより、更新された区間数をカウントする。
またサーチ用フィルタブロック数算出部22では、予め規定されている閾値と上記更新された区間数(下記説明よりフィルタブロック8の変化数とも把握できる)とを比較する。そして、サーチ用フィルタブロック数算出部22は、当該比較結果に応じて、サーチ用フィルタブロック数の数を導出する。
たとえば、当該閾値に対して更新された区間数が多ければ多いほど、サーチ用フィルタブロックの数を増やす(つまり、フィルタブロック8に対するサーチ用フィルタブロックの割り振りを多くする)。これに対して、当該閾値に対して更新された区間数が少なければ少ないほど、サーチ用フィルタブロックの数を減らす(つまり、フィルタブロック8に対するサーチ用フィルタブロックの割り振りを少なくする)。
図5を参照し、判定器4の出力yにおいて、p=180個の信号を用い、フィルタブロックの係数を10個として説明する。
180個の時系列信号は、遅延メモリ7のアドレス000〜179に保管される。フィルタブロック8はN=10個のフィルタ係数を持つので、10個の時系列信号の集合が18個集まったものとして考えられる。つまり、信号={S00,S01,S02,・・・,S17}、S00={000,001,・・・,007},S17={170,171,・・・,179}等のように、遅延メモリ7のアドレスをS00からS17に分けて考えることができる。
図2の構成ではフィルタブロック8が6個であるので、S00からS17の中から6個選択してパスアドレスと考えられる。図5の例では、時刻t0でのパスアドレスPAT0、時刻t1でのパスアドレスPAT1は、次のように表される。つまり、PAT0={S02,S03,S04,S06,S08,S14}、PAT1={S00,S01,S02,S03,S06,S14}である。
時刻t0と時刻t1とのパスアドレスを、パスアドレス比較部21により比較する。これにより、上記例ではフィルタブロック8が2個変化したという結果が得られる。
当該サーチ制御部14の具体的な動作を、図6に示すフローチャートに基づいて説明する。なお、図4を用いた説明では、サーチ制御部14は二つの閾値(第一の閾値および第二の閾値)を有しており、当該二つの閾値と上記更新された区間数とに基づいて、サーチ用フィルタブロック数を導出(決定)する場合について言及する(つまり、上記した一つの閾値と上記更新された区間数とに基づいて、サーチ用フィルタブロック数を導出(決定)する場合とは異なる)。
まずはじめに、パスアドレス比較部21において、パスアドレス13に記憶されているパスアドレス(当該パスアドレスは、新たに(今回)選択されたパスアドレスであると把握できる)と、記憶部63に記憶されているパスアドレス(前回のパスアドレスと把握できる)とを比較する。そして当該比較の結果、パスアドレス比較部21は、単位時間当たりに更新された区間数をカウントする(ステップS1)。
次に、サーチ用フィルタブロック算出部22は、ステップS1でカウントされた更新された区間数(以下、更新区間数と称する)と、第一の閾値とを比較する(ステップS2)。
ステップS2において、サーチ用フィルタブロック算出部22が、更新区間数が第一の閾値よりも大きいと判断したとする(更新区間数>第一の閾値)。この場合は、ステップS2で「YES」となり、サーチ用フィルタブロックの数を現在のものよりも多くするように、サーチ制御部14はパス決定部11を制御する(ステップS3)。
これに対して、ステップS2において、サーチ用フィルタブロック算出部22が、更新区間数が第一の閾値以下と判断したとする(更新区間数≦第一の閾値)。この場合は、ステップS2で「NO」となり、ステップS4へと移行する。
ステップS4では、サーチ用フィルタブロック算出部22は、ステップS1でカウントされた更新区間数と第二の閾値とを比較する。
ステップS4において、サーチ用フィルタブロック算出部22が、更新区間数が第二の閾値よりも小さいと判断したとする(更新区間数<第二の閾値)。この場合は、ステップS4で「YES」となり、サーチ用フィルタブロックの数を現在のものよりも少なくするように、サーチ制御部14はパス決定部11を制御する(ステップS5)。
これに対して、ステップS4において、サーチ用フィルタブロック算出部22が、更新区間数が第二の閾値以上と判断したとする(更新区間数≧第二の閾値)。この場合は、ステップS4で「NO」となり、現在のサーチ用フィルタブロック数を維持するように、サーチ制御部14はパス決定部11を制御する(ステップS6)。
ステップS6の後は、ステップS1へと戻る。
さて、上述のようにサーチ制御部14からサーチ用フィルタブロック数に関する制御を受信したパス決定部11では、当該サーチ用フィルタブロック数に関する制御を基に、サーチ用フィルタブロックの実際に割り当て作業が実施される。つまり、サーチ制御部14では、サーチ用フィルタブロック数が決定され、パス決定部11では、当該サーチ用フィルタブロック数に基づいて、どのフィルタブロックをサーチ用フィルタブロックに割り振るかを決定する。
なお、パス決定部11における当該サーチ用フィルタブロックの割り振り(割り当て)は、たとえば従来技術から存在する方法(各フィルタブロック8が有するフィルタ係数の2乗和を用いる方法)により、実施される。
たとえば、サーチ制御部14において、サーチ用フィルタブロック数が2個と決定され場合、パス決定部11では、以下の割り当て動作を実施する。図5は、等化可能な全区間を模式的に図示した図である。ここで、等化可能な全区間は、フィルタブロック8のタップ数に対応した区間に分けられる(図5の場合では、S00〜S17の18区間)。
図5において時刻t0では、区間S02に対してフィルタブロック8eが割り振られており、区間S03に対してフィルタブロック8bが割り振られている。また、区間S04に対してフィルタブロック8aが割り振られており、区間S06に対してフィルタブロック8cが割り振られている。区間S08に対してフィルタブロック8dが割り振られており、区間S14に対してフィルタブロック8fが割り振られている。
時刻t0では、上記フィルタブロック8の割り振りの下、所定の区間(歪が発生している区間)の等化処理が実施されている。
具体的に、遅延メモリ7に記憶されている信号において、区間S02,S03,S04,S06,S08,S14が選択される。そして各区間の信号が、パス決定部11からの指令を受けたメモリ制御部10の制御の下、遅延メモリ7から、各々フィルタブロック8e,8b,8a,8c,8d,8fに送信される。すると、各々フィルタブロック8a〜8fでは、フィルタ係数の更新が実施され、送信されてきた各区間S02,S03,S04,S06,S08,S14の等化が実施される。
次に、サーチ用フィルタブロック数が2個である旨の信号を受信したパス決定部11は、各フィルタブロック8のフィルタ係数の2乗和を比較する。そして、フィルタ係数の2乗和の最も低いもの、および二番目に低いものを選択する。そして当該選択されたフィルタ係数を有するフィルタブロック(今の場合、フィルタブロック8a,8dであると仮定する)を、パス決定部11は、サーチ用フィルタブロックに割り当てる。
すると、フィルタブロック8a,8dでは各々、遅延メモリ7から区間S00,S01の信号が送信される。そして、各フィルタブロック8a,8dにおいて、区間S00,S01の信号のサーチ処理が実施され、当該サーチ後、引き続き全区間が順次サーチされる。なお、フィルタブロック8a,8dはサーチ用フィルタブロックとして機能していると把握でき、残りのフィルタブロック8b,8c,8e,9fは、等化用フィルタブロックとして機能している。
以上のように本実施の形態では、サーチ制御部14は、伝送路(パス)の状況に応じて(つまり、パスアドレスの比較を通じて)、サーチ用フィルタブロック数を決定している。
したがって、増設する回路の数を最小限に抑えつつ(つまり、サーチ制御部14のみ)、パス状況に応じてサーチ能力の向上を図ることができる適応等化器を提供することができる。たとえば、パスの変化が大きい場合には、サーチ用フィルタブロック数を増加させ、パスの変化が小さい場合には、サーチ用フィルタブロック数を減少させることができる。言い換えれば、伝送路の状況に応じて、サーチ期間を短縮できるようにサーチ回路能力を調整する制御機構を備えた、スパースフィルタを有する適応等化器を提供することができる。
また、今回のパスアドレスと前回のパスアドレスとを比較し、更新区間数をカウントすることにより、パスの変化を定量的に把握することができる。
なお、サーチ用フィルタブロックが一つで、パス更新が非常に小さい場合には、サーチ周期を長くするなどの制御を行っても良い。
また、当該実施の形態では、判定帰還型等化器について説明を行った。しかし、デジタルフィルタとして、FIRフィルタ、IIRフィルタを含むものであれば、同様に回路構成を削減できる。
<実施の形態2>
実施の形態1では、サーチ用フィルタブロックと等化用フィルタブロックとの割り振りの制御のみに言及した。当該実施の形態1に係わる適応等化器では、等化する区間を重複することなくフィルタブロック8によりサーチする。しかし、区間と隣り合う区間の境界付近に遅延波のピークがあるような場合には、二つのフィルタブロック8で等化を行う必要がある。
このような場合、区間の境界付近を一つのフィルタブロックで等化する方が効率的である。当該観点から創作されたものが、本実施の形態に係わる適応等化器である。
本実施の形態では、図2で示したパス決定部11は、フィルタ係数の2乗和に加えて、個々のフィルタ係数の大きさ(より具体的には、フィルタ係数の2乗)を用いて、フィルタブロック8を制御する。
たとえば、フィルタブロック8において更新されたフィルタ係数の2乗和の比較から選択された区間の個々のタップの最大値を比較し、各フィルタブロックにおいて更新されたフィルタ係数(より具体的には、フィルタ係数の2乗)の最大値付近に、フィルタブロック8の中心付近が来るように、パスを決定するする。
図7に示すように、時刻t0において、各フィルタブロック8に所定の区間が割り振られている。時刻t1において、フィルタブロック8cでは右端付近のタップにフィルタ係数(より具体的には、フィルタ係数の2乗)の最大値があり、フィルタブロック8dでも右端付近にフィルタ係数(より具体的には、フィルタ係数の2乗)の最大値がある場合には、区間S06と区間S07の中心および区間S08と区間S09の中心付近に、フィルタブロック8c,8dを、図7に示すように配置するようにパスを決定する。
以上のような構成により、本実施の形態に係わる適応等化器は、個々のフィルタブロック8を有効に等化に用いることができる(つまり、フィルタブロック8のつなぎ目において、スムーズなフィルタブロック8の切り替えが可能となる)。
実施の形態1では、遅延メモリ7の信号を18個の集合として取り扱ったが、本実施の形態のようにフィルタ係数の大きさ(より具体的には、フィルタ係数の2乗)も用いることで、細かく信号区間の指定ができる。たとえば、図7の時刻t1ではフィルタブロック8c,8dは、フィルタブロック8c={65〜74}、フィルタブロック8d={85〜94}、のアドレスが指定できる。
なお、パス決定部11で各フィルタブロック8の重みを計算する際に、当該パス決定部11に対して操作することにより、実施の形態1のようにフィルタ係数の2乗和のみを用いるのか、本実施の形態のようにフィルタ係数の2乗和とフィルタ係数の大きさとを用いるのかを選択することができる。
<実施の形態3>
実施の形態1の説明から分かるように、フィルタブロック8のフィルタ係数の更新時間が短ければ短いほど、サーチ期間も短縮できる。
図8は、本実施の形態に係わるフィルタブロック8の構成の一部を示すブロック図である。図8と図3との比較から分かるように、本実施の形態に係わるフィルタブロック8では、図8に示すように、フィルタ係数算出部F1に係数記憶部M2が接続されている。これ以外の構成は、図3に示した構成と図8に示した構成とは同じである。
以下、図8を参照して本実施の形態に係わるフィルタブロック8の動作について説明する。
係数記憶部M2には、前回の係数更新処理により確定したフィルタ係数(以下、前回のフィルタ係数と称する)が記憶されている。当該状態において、新たに選択された区間において、フィルタ係数の更新処理が再開されたとする。
このとき、当該更新処理に際して、係数記憶部M2に記憶されている前回のフィルタ係数を、フィルタ係数算出部F1が読み出す。そして、フィルタ係数算出部F1は、当該前回のフィルタ係数を基に、フィルタ係数の係数更新処理が開始される。
その後、フィルタ係数の更新処理が終了すれば、フィルタ係数算出部F1は更新されたフィルタ係数を係数記憶部M2へと記憶(フィルタ係数の書き換えとも把握できる)される。
このように、フィルタ係数の更新処理が行われる度に、係数記憶部M2に記憶されているフィルタ係数の読み出し・書き換えを実施する。
上記のように、本実施の形態では、新たに選択された区間に対して、前回に確定してフィルタ係数からフィルタ係数の更新処理が実施されるように、フィルタブロック8は構成されている。
したがって、フィルタ係数の確定(収束)までの時間を短縮させることができる。また、このようにフィルタ係数の更新時間の短縮が可能であるので、結果としてサーチ期間の短縮も図ることができる。
<実施の形態4>
本実施の形態に係わる適応等化器は、サーチに複数のフィルタブロックが割り当てられているとき、任意に規定された等化範囲を割り当てられたフィルタブロック数で均等もしくは適当に分割し、サーチを行う。さらに、あるサーチタイム(サーチ処理)ごとに各フィルタ係数から得られる重み係数をフィルタブロックから読み出す。さらに、任意に設定可能な閾値と比較し、当該閾値より大きいフィルタ係数から得られる重み係数は、図1に示したサーチアドレス記憶部12に記憶すると共に、サーチアドレス記憶部12の重み係数の比較を行う。そして、最も小さいサーチアドレス記憶部12の重み係数を、次のサーチ処理の際の閾値とする。
以下、もう少し具体的に本実施の形態に係わる適応等化器について説明する。
フィルタブロック8の2乗和からサーチ区間を選択する場合に、まず、各フィルタブロック8のフィルタ係数の2乗和と閾値とを比較する。そして、閾値より小さいフィルタ係数を有するフィルタブロック8を選択する。これにより、パス選択が容易になる。
図9のフロー図を用いて、本実施の形態に係わる適応等化器の動作について説明する。
まず、パスの決定を行う(ステップS41)。次に、各フィルタブロック8においてフィルタ係数の2乗和を求める(ステップS42)。そして、サーチ処理の際に、ステップS42で求められたフィルタ係数の2乗和と閾値とを比較する(ステップS43)。ここで、当該閾値より小さいフィルタ係数の2乗和を有する区間が選択される(ステップS43)。
その後、ステップS43で選択されたフィルタ係数の2乗和同士を比較する(ステップS44)。そして、ステップS44における比較の結果、最小のフィルタ係数の2乗和を選択する(ステップS45)。ここで、ステップS45で選択された最小のフィルタ係数の2乗和は、次にステップS43の処理を行う際に(つまり、次のサーチ処理の際に)、新たな閾値として使用する。
なお、ステップS45後、サーチ区間の選定を行い(ステップS46)、ステップS41へと戻る。
当該アルゴリズムで動作する適応等化器を用いることにより、サーチ用のフィルタブロックを選択する回路規模の削減を図ることができる。つまり、サーチアドレス記憶部12の回路構成を小さくすることができる。
<実施の形態5>
本実施の形態に係わるフィルタブロック8の内部構成を、図10のブロック図に示す。図10と図3との比較から分かるように、本実施の形態に係わるフィルタブロック8は、等化用係数算出部FT1とサーチ用係数算出部FS1とを有している。
ここで、等化用係数算出部FT1は、等化処理の際に、第一のフィルタ係数更新方式に従ってフィルタ係数の算出を行う。また、サーチ用係数算出部FS1は、サーチ処理の際に、第二のフィルタ係数更新方式に従ってフィルタ係数の算出を行う。第一のフィルタ係数更新方式は、等化処理の際のフィルタ係数更新に特化した方式であり、フィルタ係数の更新がより精度良く行われる。これに対して、第二のフィルタ係数更新方式は、サーチ処理の際のフィルタ係数更新に特化した方式であり、フィルタ係数の更新がより高速に行われる。
ここで、等化用係数算出部FT1のフィルタ係数の算出速度は、サーチ用係数算出部FS1のフィルタ係数の算出速度よりも遅い。また、等化用係数算出部FT1のフィルタ係数の算出精度は、サーチ用係数算出部FS1のフィルタ係数の算出精度よりも高い。なお、等化用係数算出部FT1およびサーチ用係数算出部FS1のどちらを動作させるか切り替え可能である。
上記構成のフィルタブロック8において、等化処理を行う場合には、等化用係数算出部FT1に切り替え、サーチ処理を行う場合には、サーチ用係数算出部FS1に切り替える。
以上のように、本実施の形態では、フィルタブロック8は、等化用とサーチ用でフィルタ係数の算出部の切り替えを行うことができる。したがって、等化処理の際には、より高精度にフィルタ係数を算出することができ、サーチ処理の際には、より高速にフィルタ係数を算出することができる。
つまり、一のフィルタブロック8の構成で、精度良くフィルタ係数を算出することができる等化フィルタと、高速にフィルタ係数を収束することができるサーチフィルタとを兼用することができる。
適応等化器の構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係わる適応等化器の構成を示すブロック図である。 フィルタブロックの内部構成を示すブロック図である。 サーチ制御部の内部構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係わる適応等化器の動作を説明するための図である。 実施の形態1に係わる適応等化器の動作を説明するためのフローチャートである。 実施の形態2に係わる適応等化器の動作を説明するための図である。 実施の形態3に係わるフィルブロックの内部構成を示すブロック図である。 実施の形態4に係わる適応等化器の動作を説明するためのフローチャートである。 実施の形態5に係わるフィルブロックの内部構成を示すブロック図である。
符号の説明
6 IIRフィルタ、7 遅延メモリ、8,8a,8b,8c,8d,8e,8f フィルタブロック、10 メモリ制御部、11 パス決定部、12 サーチアドレス記憶部、13 パスアドレス記憶部、14 サーチ制御部、20 記憶部、21 パスアドレス比較部、22 サーチフィルタ数算出部、F1 フィルタ係数算出部、M2 係数記憶部、FT1 等化用係数算出部、FS1 サーチ用係数算出部。

Claims (8)

  1. デジタルフィルタを備えており、デジタル信号を適応等化する適応等化器において、
    前記デジタルフィルタは、
    デジタルフィルタ処理を行う複数のフィルタブロックと、
    前記複数のフィルタブロックの中から、前記デジタル信号の伝送路の変化量に応じて、前記デジタル信号の歪みが生じている部分をサーチするサーチ用フィルタブロック数を、決定するサーチ制御部とを、備えている、
    ことを特徴とする適応等化器。
  2. 等化を決定したパスアドレスの記憶が可能なパスアドレス記憶部と、
    前回のパスアドレスの記憶が可能な記憶部とを、さらに備えており、
    前記サーチ制御部は、
    前記パスアドレス記憶部に記憶されている、新たに決定された今回のパスアドレスと、前記記憶部に記憶されている前記前回のパスアドレスとの比較結果に基づいて、前記サーチ用フィルタブロック数を決定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の適応等化器。
  3. 前記サーチ制御部の制御の下、前記決定したサーチ用フィルタブロック数に従って、前記複数のフィルタブロックを、前記サーチ用フィルタブロックおよび信号の等化処理を担う等化用フィルタブロックに振り分けるパス決定部を、さらに備えている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の適応等化器。
  4. 前記パス決定部は、
    前記フィルタブロックで更新されるフィルタ係数の最大値付近に、前記等化用フィルタブロックの中心付近がくるようにパスを決定する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の適応等化器。
  5. 前記フィルタブロックは、
    前記フィルタブロックで更新されるフィルタ係数を記憶することが可能な係数記憶部と、
    前記係数記憶部に記憶されている前回のフィルタ係数更新処理の際に確定したフィルタ係数を基にフィルタ係数更新処理を開始し、フィルタ係数更新処理が終了すると確定したフィルタ係数を前記係数記憶部に記憶させる、フィルタ係数算出部とを、備えている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の適応等化器。
  6. 前記フィルタブロックのフィルタ係数の2乗和を求め、サーチ処理の際に当該フィルタ係数の2乗和と閾値とを比較し、当該比較の結果、前記閾値より小さい前記フィルタ係数の2乗和を選択し、当該選択されたフィルタ係数の2乗和同士を比較し、当該比較の結果、最小の前記フィルタ係数の2乗和を次のサーチ処理の際に前記閾値として使用する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の適応等化器。
  7. 前記フィルタブロックは、
    等化処理の際に、第一のフィルタ係数更新方式に従って前記フィルタ係数の算出を行う等化用係数算出部と、サーチ処理の際に、第二のフィルタ係数更新方式に従ってフィルタ係数の算出を行うサーチ用係数算出部とを備えている、フィルタ係数算出部を、備えており、
    前記等化用係数算出部のフィルタ係数の算出速度は、前記サーチ用係数算出部のフィルタ係数の算出速度よりも遅く、
    前記等化用係数算出部のフィルタ係数の算出精度は、前記サーチ用係数算出部のフィルタ係数の算出精度よりも高く、
    前記等化用係数算出部および前記サーチ用係数算出部のどちらを動作させるか切り替え可能である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の適応等化器。
  8. 前記デジタルフィルタは、
    フィードバック型のIIRフィルタである、
    ことを特徴とする請求項1に記載の適応等化器。
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