JP2007220596A - 発光パネルおよび照明器具 - Google Patents

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謙司 河野
Yosuke Kondo
陽介 近藤
Osamu Tanahashi
理 棚橋
Yoshihide Imaoka
善秀 今岡
Tomoya Nobui
友也 信井
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Abstract

【課題】装着の作業性を向上させることができる発光パネルを提供する。
【解決手段】発光パネル1Aは、照明器具10Aの筐体2の凹部21内に挿入されて装着され、表面1aから光を放射するものである。この発光パネル1Aの表面1aには、摘み可能な凸部18が設けられている。すなわち、発光パネル1Aを筐体2の凹部21内に挿入して装着する際には、この凸部18を摘んで作業することができるため、装着の作業性を向上させることができる。なお、凸部18は、透明材料で構成されていることが好ましい。
【選択図】図1

Description

本発明は、発光パネルおよび照明器具に関するものである。
従来、照明器具の光源としては、蛍光ランプや白熱電球等が知られているが、近年では、有機EL(Electro Luminescence)や無機ELを利用した電球型ELランプが提案されている(例えば特許文献1参照)。
この電球型ELランプは、球状のガラスバルブの内面に、透明の第1電極層、発光層、金属製の第2電極層が順次積層されて構成されたものである。そして、第1電極層と第2電極層の間に電圧が印加されると、発光層が発光し、その光が第1電極層を透過してガラスバルブの表面から放射される。
特開2004−207081号公報
このような電球型ELランプでは、球状のガラスバルブの内面に各種の層を積層するのに手間がかかるため、コストが高くなる。そこで、基材としてガラス基板等を用い、その上に第1電極層、発光層、第2電極層等を積層した板状の発光パネルを光源とすることが考えられる。
しかしながら、このような発光パネルを、例えばダウンライト等壁面埋込式の照明器具の光源として採用した場合には、発光パネルの厚みが数ミリ程度と薄いことから、天井等に取り付けられる筐体の凹部内に発光パネルを挿入して装着する際の作業性がよいとはいえない。
本発明は、このような事情に鑑み、装着の作業性を向上させることができる発光パネルおよび照明器具を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の発光パネルは、照明器具の筐体の凹部内に挿入されて装着され、表面から光を放射する発光パネルであって、発光パネルの表面に、摘み可能な凸部が設けられていることを特徴とするものである。
光量を低下させることなく凸部を設けるために、前記凸部は、透明材料で構成されていることが好ましい。
十分な光量を得るために、前記発光パネルの表面は、光を放射する方向と反対方向に窪む凹状をなしていることが好ましい。
また、本発明の照明器具は、上記の発光パネルと、この発光パネルが挿入されて装着される凹部を有する筐体とを備えることを特徴とするものである。
本発明の発光パネルによれば、発光パネルの表面に摘み可能な凸部を設けたから、発光パネルを筐体の凹部内に挿入して装着する際には、この凸部を摘んで作業することができるため、装着の作業性を向上させることができる。
また、本発明の照明器具によれば、発光パネルを装着する際の作業性の良い照明器具を提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1に示すように、本発明の第1実施形態に係る照明器具10Aは、天井3に埋め込まれてダウンライトとして使用されるものであり、天井3に取り付けられる筐体2と、この筐体2に収容され、表面1aから下方に光を放射する板状の発光パネル1Aとを備えている。なお、本発明の照明器具は、ダウンライトとして使用されるものに限らず、例えば足元灯等に使用されるものであってもよい。
筐体2は、発光パネル1Aが挿入されて装着される下方に開口する凹部21と、この凹部21の下端部から外側に広がる鍔部22とを有している。
凹部21は、図2に示すように、平面視で略正方形状の底壁21aと、この底壁21aの周縁部から鍔部22に向かって拡開しながら延在する四角錐筒状の周壁21bとで構成されている。また、凹部21の底面、すなわち底壁21aの下面には、略中央位置にソケット23が設けられている。
発光パネル1Aは、有機ELを利用したものであり、平面視で正方形状をなしている。具体的には、発光パネル1Aは、図3に示すように、基板11と、この基板11の上面に積層された第1電極層12、有機発光層13および第2電極層14からなる有機EL層と、第1封止部材15および第2封止部材16とを備えている。すなわち、基板11の下面が発光パネル1Aの表面1aを構成し、第2封止部材16の上面が発光パネル1Aの裏面1bを構成している。
基板11は、前記有機EL層を支持するための平板状の部材であり、有機発光層13で発光する光の波長に対して透明な材料、例えばガラス等からなる。
第1電極層12は、有機発光層13で発光する光の波長に対して透明な材料からなる導電性の薄膜であり、陽極となる。第1電極層12は、有機発光層13が可視光を発光するので、例えばITO(Indium Tin Oxide)等で形成される。第1電極層12は、その一部が基板11の一方端側に第1封止部材15から露出するように引き出されて陽極端子部121を形成している。
有機発光層13は、蛍光物質の有機材料又は蛍光物質を含む有機材料からなる発光層を少なくとも含んで構成され、必要に応じて、正孔注入層、正孔輸送層、電子輸送層および電子注入層等を備える。より具体的には、第1電極層12および第2電極層14も記載すると、例えば以下の層構造である。
(1)(第1電極層12;陽極)/発光層/(第2電極層14;陰極)
(2)(第1電極層12;陽極)/正孔輸送層/発光層/(第2電極層14;陰極)
(3)(第1電極層12;陽極)/発光層/電子輸送層/(第2電極層14;陰極)
(4)(第1電極層12;陽極)/正孔輸送層/発光層/電子輸送層/(第2電極層14;陰極)
(5)(第1電極層12;陽極)/正孔注入層/正孔輸送層/発光層/電子輸送層/電子注入層/(第2電極層14;陰極)
第2電極層14は、有機発光層13で発光する波長の光を反射する材料からなる導電性の薄膜であり、陰極となる。第2電極層14は、例えばアルミニウム(Al)、アルミリチウム(Al:Li)およびマグネシウム銀(Mg:Ag)等の金属や合金等で形成される。第2電極層14は、その一部が基板11の一方端側に対向する他方端側に第1封止部材15から露出するように引き出されて陰極端子部141を形成している。
第1封止部材15および第2封止部材16は、基板11と協同して有機発光層13を気密に封止するための絶縁性の部材である。例えば接着性を有する樹脂製の第1封止部材15が、陽極端子部121を除く第1電極層12、有機発光層13および陰極端子部141を除く第2電極層14を覆うように塗布され、例えばガラス製の板状部材からなる第2封止部材16が、第1封止部材15を介して第2電極層14上に載せられて圧力が加えられることによって、第2封止部材16が第1封止部材15によって第2電極層14に接着されると共に、第2封止部材16の周縁部が第1封止部材15によって基板11に気密に接着して接合される。これによって第1封止部材15および第2封止部材16は、基板11と協同して有機発光層13を気密に封止する。
また、第2封止部材16の上面、すなわち発光パネル1Aの裏面1bには、筐体2のソケット23に接続可能な口金17が設けられている。この口金17は、裏面1bに配索された導電線17a,17bによって陽極端子部121および陰極端子部141と電気的に接続されている。これらの口金17およびソケット23は、差込固定式のものであり、発光パネル1Aを凹部21に挿入する際に、口金17をソケット23に下方から押し込むことにより、口金17とソケット23とが接続されて、発光パネル1Aがその位置で保持されるようになる。
さらに、発光パネル1Aの表面1aには、ユーザーが摘み可能な凸部18が設けられている。この凸部18は、下向きに先細りとなるとともに先端が平坦な円錐台形状をなしている。凸部18の具体的な大きさとしては、例えば底面の直径が2cm程度、高さが2cm程度である。
具体的には、凸部18は、透明材料である例えばポリメタクリル酸メチル(PMMA)樹脂等で構成されており、口金17の真裏に位置するように、表面1aの略中央位置にシアノアクリレート樹脂を接着剤として接着されている。なお、凸部18は、発光パネル1Aの表面1aを構成する基板11を所定の形状に成形することにより、基板11に一体に設けられていてもよい。
第1実施形態の照明器具10Aでは、発光パネル1Aの表面1aに摘み可能な凸部18を設けたから、発光パネル1Aを筐体2の凹部21内に挿入して装着する際には、この凸部18を摘んで作業することができるため、装着の作業性を向上させることができる。すなわち、発光パネル1Aを装着する際の作業性の良い照明器具を提供することができる。
また、凸部18を透明材料で構成したから、発光パネル1Aの表面1aから放射される光が遮られることがないので、光量を低下させることなく凸部18を設けることができる。
なお、凸部18は、摘み可能な形状となっていればよく、例えば円柱状または角柱状等となっていてもよい。あるいは、図4に示すように、表面1aの中央位置を挟んで離間する位置に一対の板状の突出片18a,18bを設け、これらの突出片18a,18bで凸部18を構成することも可能である。ただし、図1に示すように、口金17の真裏となる位置に凸部18を設ければ、口金17をソケット23に押し込んで接続する際の発光パネル1Aの撓みを防ぐことができる。
また、発光パネル1Aの形状は、平面視で円形状または多角形状等であってもよいし、凹部21の形状も、発光パネル1Aの形状に合わせて適宜変更可能である。
次に、図5を参照して、本発明の第2実施形態に係る照明器具10Bを説明する。第2実施形態の照明器具10Bは、第1実施形態の照明器具10Aに比べ、発光パネル1Bの形状が異なるだけであるため、同一構成部分には同一符号を付して、その説明を省略する。
発光パネル1Bは、図6(a)に示すように、図略の陽極端子部121および陰極端子部141が形成されていない方の両端部(図3(a)では上下方向の両端部)が筐体2の凹部21の周壁21bに沿って斜め下方に折り返された形状となっており、一対の折り返し部19が形成されている。このため、発光パネル1Bの表面1aは、光を放射する方向と反対方向、すなわち上方に窪む凹状をなしている。このような形状の発光パネル1Bは、まず基板11を所定の形状に成形した後に、その上に各層12〜16を積層することで簡単に製造することができる。
このように、発光パネル1Bの表面1aが光を放射する方向と反対方向に窪む凹状をなしていれば、表面1aの面積を大きく確保でき、十分な光量を得ることができる。
なお、折り返し部19は、図6(b)に示す変形例の発光パネル1Cのように、発光パネル1Cの全周に亘って形成されていてもよい。
また、図7(a)に示す変形例の発光パネル1Dのように、発光パネル1Dが円弧状をなすことにより、表面1aが凹状をなしていてもよいし、あるいは、図7(b)に示す変形例の発光パネル1Eのように、発光パネル1Eが半球状をなすことにより、表面1aが凹状をなしていてもよい。
なお、発光パネル1A〜1Eは、有機ELを利用したものに限らず、無機ELを利用したものであってもよい。
本発明の第1実施形態に係る照明器具の側面断面図である。 筐体の斜視図である。 (a)は発光パネルの平面図、(b)は(a)のA−A線断面図である。 変形例の発光パネルを示す図であり、(a)は側面図、(b)は下面図である。 本発明の第2実施形態に係る照明器具の側面断面図である。 (a)は第2実施形態の発光パネルの斜視図、(b)は変形例の発光パネルの斜視図である。 (a)は変形例の発光パネルの側面図、(b)は変形例の発光パネルの側面断面図である。
符号の説明
1A〜1E 発光パネル
1a 表面
17 口金
18 凸部
2 筐体
21 凹部
23 ソケット
10A,10B 照明器具

Claims (4)

  1. 照明器具の筐体の凹部内に挿入されて装着され、表面から光を放射する発光パネルであって、
    発光パネルの表面に、摘み可能な凸部が設けられていることを特徴とする発光パネル。
  2. 前記凸部は、透明材料で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の発光パネル。
  3. 前記発光パネルの表面は、光を放射する方向と反対方向に窪む凹状をなしていることを特徴とする請求項1または2に記載の発光パネル。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の発光パネルと、この発光パネルが挿入されて装着される凹部を有する筐体とを備えることを特徴とする照明器具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009543348A (ja) * 2006-07-05 2009-12-03 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ 有機照明源及び制御された照明の方法
JP2013033743A (ja) * 2012-09-21 2013-02-14 Konica Minolta Holdings Inc 照明装置

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