JP2007220018A - 認証装置および認証方法 - Google Patents

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康生 政木
Hirono Tsubota
浩乃 坪田
Akinori Okazaki
明徳 岡▲崎▼
Sadanori Murakami
定徳 村上
Yukiyoshi Sasao
幸良 笹尾
Masahiro Takeshita
昌宏 竹下
Masao Komon
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Abstract

【課題】時間帯の影響をあまり受けることなく処理時間を短縮する。
【解決手段】第1の認証装置10は、個人情報センサ20と、テンプレートデータ記憶装置24と、通信装置26と、決定装置30と、比較装置32と、出力装置38とを含む。個人情報センサ20は、値を測定する。テンプレートデータ記憶装置24は、ユーザに対応付けて、個人情報センサ20が測定した値についての要件を表わすテンプレートデータを記憶する。通信装置26は、ユーザを表わす対象情報を受信する。決定装置30は、対象情報以外の情報に対応するテンプレートデータに比べ対象情報に対応するテンプレートデータが早い順位となるように、テンプレートデータを選択する。比較装置32は、テンプレートデータが表わす要件を測定値が満たすか否かを判断する。出力装置38は、比較装置32が判断した結果を表わす結果情報を出力する。
【選択図】図2

Description

本発明は、認証装置および認証方法に関し、特に、個人認証のために情報検索を実施する認証装置および認証方法に関する。
特許文献1は、バイオメトリックス技術による個人識別情報を、使用する優先順位を付して登録しておくデータベースと、個人識別情報を入力する入力装置と、入力装置から入力された個人識別情報とデータベースの個人識別情報とを照合し、本人か否かを識別する照合処理部と、データベースに登録済みの各個人が、入力装置を介して個人識別情報を入力した時刻を検出する時計と、時計が検出した各個人の入力時刻の時間帯に応じて区分して登録し、次回に個人識別情報が入力された場合には、入力時刻を参照し、該当する時間帯の各個人を、優先抽出して処理する優先制御部とを備えるバイオメトリックス式認証装置を開示する。
特許文献1に開示された発明によると、個人認証の処理時間を短縮できる。
特開2002−140707号公報
しかしながら、特許文献1に開示された発明では、時間帯によっては処理時間を充分に短縮できなくなるという問題点がある。昼間のオフィスや夜間の住宅がその例である。昼間のオフィスには、個人認証の対象となる人の大部分が在席している。夜間の住宅には、個人認証の対象となる人の大部分が帰宅している。これらの場合、優先抽出すべき人を特定することが困難になる。これが、上述した問題点が生じる原因である。
本発明は上述の問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、時間帯の影響をあまり受けることなく処理時間を短縮できる認証装置および認証方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明のある局面に従うと、認証装置は、測定手段と、第1の記憶手段と、受信手段と、第2の記憶手段と、選択手段と、判断手段と、出力手段とを含む。測定手段は、値を測定する。第1の記憶手段は、認証の対象となるものに対応付けて、測定手段が測定した値である測定値についての要件を表わす情報である要件情報を記憶する。受信手段は、送信元を表わす送信元情報とともに、認証の対象となるものを表わす情報である対象情報を受信する。第2の記憶手段は、送信元のいずれかである特定送信元を表わす情報を記憶する。選択手段は、受信手段が受信した送信元情報の内容と第2の記憶手段が記憶した情報の内容とが一致する場合、対象情報以外の情報に対応する要件情報に比べ対象情報に対応する要件情報が早い順位となるように、要件情報を順次選択する。判断手段は、選択手段が選択した情報が表わす要件を測定値が満たすか否かを判断する。出力手段は、判断手段が判断した結果を表わす結果情報を出力する。
本発明の他の局面に従うと、認証装置は、測定手段と、第1の記憶手段と、受信手段と、選択手段と、判断手段と、出力手段とを含む。測定手段は、値を測定する。第1の記憶手段は、認証の対象となるものに対応付けて、測定手段が測定した値である測定値についての要件を表わす情報である要件情報を記憶する。受信手段は、認証の対象となるものを表わす情報である対象情報を受信する。選択手段は、対象情報以外の情報に対応する要件情報に比べ対象情報に対応する要件情報が早い順位となるように、要件情報を選択する。判断手段は、選択手段が選択した情報が表わす要件を測定値が満たすか否かを判断する。出力手段は、判断手段が判断した結果を表わす結果情報を出力する。
また、上述の受信手段は、対象情報の送信元を表わす送信元情報と共に対象情報を受信するための手段を含むことが望ましい。併せて、選択手段は、対象情報を受信するための手段が受信した送信元情報が送信元のいずれかである特定送信元を表わす場合、対象情報以外の情報に対応する要件情報に比べ対象情報に対応する要件情報が早い順位となるように、要件情報を選択するための手段を含むことが望ましい。
もしくは、上述の要件情報を選択するための手段は、第2の記憶手段と、要件情報を順次選択するための手段とを含むことが望ましい。第2の記憶手段は、特定送信元を表わす情報を記憶する。要件情報を順次選択するための手段は、受信手段が受信した送信元情報の内容と第2の記憶手段が記憶した情報の内容とが一致する場合、対象情報以外の情報に対応する要件情報に比べ対象情報に対応する要件情報が早い順位となるように、要件情報を順次選択する。
もしくは、上述の認証装置は、特定送信元を表わす情報を受付けるための受付手段をさらに含むことが望ましい。併せて、第2の記憶手段は、受付手段が受付けた特定送信元を表わす情報を記憶するための手段を含むことが望ましい。
もしくは、上述の対象情報を受信するための手段は、測定手段が測定値を測定するたびに、送信元情報と共に対象情報を受信するための手段を含むことが望ましい。併せて、要件情報の順位を選択するための手段は、同一の内容の対象情報を送信する頻度が閾値を超える特定送信元を送信元情報が表わす場合、要件情報の順位を選択するための手段を含むことが望ましい。
もしくは、上述の測定手段は、顔の色の分布を表わす測定値を測定するための手段を含むことが望ましい。
本発明の他の局面に従うと、認証装置は、測定手段と、第1の記憶手段と、受信手段と、検出手段と、選択手段と、判断手段と、出力手段とを含む。測定手段は値を測定する。第1の記憶手段は、認証の対象となる人物である対象人物に対応づけて、測定手段が測定した値である測定値についての要件を表わす情報である要件情報を記憶する。受信手段は、対象人物の行動予定を表わす情報である予定情報を受信する。検出手段は時刻を検出する。選択手段は、検出手段が検出した時刻と予定情報とに基づいて、測定手段が値を測定した時刻における対象人物ごとの認証を受ける可能性の順位と要件情報の選択の順位とが対応するように、要件情報を選択する。判断手段は、選択手段が選択した情報が表わす要件を測定値が満たすか否かを判断する。出力手段は、判断手段が判断した結果を表わす結果情報を出力する。
本発明の他の局面に従うと、認証方法は、測定ステップと、第1の記憶ステップと、受信ステップと、選択ステップと、判断ステップと、出力ステップとを含む。測定ステップは、値を測定する。第1の記憶ステップは、認証の対象となるものに対応付けて、測定ステップにおいて測定した値である測定値についての要件を表わす情報である要件情報を記憶する。受信ステップは、認証の対象となるものを表わす情報である対象情報を受信する。選択ステップは、対象情報以外の情報に対応する要件情報に比べ対象情報に対応する要件情報が早い順位となるように、要件情報を選択する。判断ステップは、選択ステップにおいて選択した要件情報が表わす要件を測定値が満たすか否かを判断する。出力ステップは、判断ステップにおいて判断した結果を表わす結果情報を出力する。
本発明の他の局面に従うと、認証方法は、測定ステップと、第1の記憶ステップと、受信ステップと、検出ステップと、選択ステップと、判断ステップと、出力ステップとを含む。測定ステップは値を測定する。第1の記憶ステップは、認証の対象となる人物である対象人物に対応づけて、測定ステップで測定した値である測定値についての要件を表わす情報である要件情報を記憶する。受信ステップは、対象人物の行動予定を表わす情報である予定情報を受信する。検出ステップは時刻を検出する。選択ステップは、検出ステップにおいて検出した時刻と予定情報とに基づいて、測定ステップで値を測定した時刻における対象人物ごとの認証を受ける可能性の順位と要件情報の選択の順位とが対応するように、要件情報を選択する。判断ステップは、選択ステップで選択した情報が表わす要件を測定値が満たすか否かを判断する。出力ステップは、判断ステップで判断した結果を表わす結果情報を出力する。
本発明に係る認証装置および認証方法は、時間帯の影響をあまり受けることなく処理時間を短縮できる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同一である。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
<第1の実施の形態>
図1は、本実施の形態に係る認証システムの配置を表わす図である。図1を参照して、本実施の形態に係る認証システムは、第1の認証装置10と、複数の第2の認証装置12とを含む。第1の認証装置10は、通過中の人を認証する装置である。第2の認証装置12は、部屋の中に滞在する人を認証する装置である。
図2は、本実施の形態に係る第1の認証装置10の機能ブロック図である。図2を参照して、第1の認証装置10は、個人情報センサ20と、第1作成装置22と、テンプレートデータ記憶装置24と、通信装置26と、通信制御装置28と、決定装置30と、キーボード31と、比較装置32と、行動データベース34と、時計36と、出力装置38と、第2作成装置40とを含む。個人情報センサ20は、個人を特定するための値を測定する。本実施の形態の場合、個人情報センサ20は、個人を特定するための値として、目の幅を表わす値と顔の色の分布を表わす値とを測定する。第1作成装置22は、個人情報センサ20が測定した値に基づいてテンプレートデータを作成する。「テンプレートデータ」とは、個人情報センサ20が測定した値についての要件を表わすデータである。本実施の形態の場合、第1作成装置22は、次の値についてのテンプレートデータを作成する。その第1の値は、目の幅を表わす値である。その第2の値は、顔の色の分布を表わす値である。テンプレートデータ記憶装置24は、第1作成装置22が認証のために作成したテンプレートデータを一時的に記憶する。テンプレートデータ記憶装置24は、管理者が予め入力することにより、認証の対象となる人物すなわちユーザのテンプレートデータを予め記憶する装置でもある。本実施の形態の場合、テンプレートデータ記憶装置24によってテンプレートデータが記憶される人の数は、複数であることとする。通信装置26は、第2の認証装置12と通信する装置である。通信制御装置28は、通信装置26を制御する装置である。決定装置30は、行動データベース34が記憶した情報に基づいて、テンプレートデータ記憶装置24が記憶したテンプレートデータの優先度を決定する。決定装置30は、自らが決定した優先度に基づいて、テンプレートデータを選択する装置でもある。決定装置30は、内蔵するメモリにより、送信元を表わす情報を記憶する装置でもある。この送信元を表わす情報は、キーボード31が受付けた情報である。キーボード31は情報を受付ける。比較装置32は、個人情報センサ20が測定した値と決定装置30が選択したテンプレートデータとを比較することにより、認証度を算出する。「認証度」とは、テンプレートデータが表わす要件を個人情報センサ20が測定した値が満たす程度を表わす数値である。認証度の算出に用いられるテンプレートデータは、決定装置30が選択したテンプレートデータである。行動データベース34は、テンプレートデータ記憶装置24がテンプレートデータを記憶した人についての、行動の特性を表わす情報を記憶する。「行動の特性を表わす情報」の具体的な内容は後述する。時計36は、時刻を検出する。出力装置38は、比較装置32が比較した結果を表わす結果情報を、光の点滅として出力する。第2作成装置40は、比較装置32による比較の結果や通信装置26が受信した情報から、行動データベース34が記憶する情報を作成する。第2作成装置40は、自らが作成した情報により、行動データベース34が記憶する情報を更新する装置でもある。
個人情報センサ20は、カメラと演算器とを含む。カメラは、認証しようとする人の顔を撮像する。演算器は、カメラが撮像し生成した画像データに基づいて、目の幅を表わす値と顔の色の分布を表わす値とを算出する。これにより、個人情報センサ20は、目の幅を表わす値と顔の色の分布を表わす値とを測定するセンサとなる。
第2の認証装置12のハードウェア構成は、通信装置26の通信先に第1の認証装置10が含まれることと、目の幅を表わす値と顔の色の分布を表わす値とを算出するために個人情報センサ20が撮像する画像の量とを除き、第1の認証装置10と同様である。それらの機能も同様である。したがってその詳細な説明はここでは繰返さない。
図3は、第1の認証装置10あるいは第2の認証装置12を実現するコンピュータハードウェアの制御ブロック図である。本実施の形態の場合、図2に示す各装置は、図3に示すコンピュータハードウェアとCPU41により実行されるソフトウェアとにより実現される仮想回路である。このコンピュータは、CPU41と、入出力インターフェイス42と、HD装置43と、表示部44と、RAM(Random Access Memory)45と、通信部46と、カメラ47と、CD−RW(Compact Disk ReWritable)ドライブ48と、操作部49と、バス50とを含む。CPU41は、コンピュータの全体的な動作を制御する。CPU41は入出力インターフェイス42を介して、HD装置33、表示部44、RAM45、通信部46、カメラ47、CD−RWドライブ48、および操作部49と接続されている。HD装置43は、ハードディスクに、ファイルおよびCPU41の動作プログラムを含む種々の情報を記録する。表示部44は、液晶ディスプレイなどである。RAM45は、CPU41のワークエリアである。通信部46は、無線により第1の認証装置10あるいは第2の認証装置12との間で情報を通信する装置である。カメラ47は、撮像する装置である。カメラ47は、撮像した画像を表わす画像データを出力する。CD−RWドライブ48は、外部から挿入されるCD−RW300などの記録媒体に記録された情報を読取り、かつ、当該記録媒体の情報を書換える。CD−RWドライブ48は、バス50を介して、入出力インターフェイス42と接続されている。操作部49は、ユーザが情報を入力するためのキーなどである。このとき、第1の認証装置10あるいは第2の認証装置12は、コンピュータハードウェアとCPU41により実行されるソフトウェアとにより実現される。一般的にこうしたソフトウェアは、CD−RW300などの記録媒体に格納されて流通し、CD−RWドライブ48などにより記録媒体から読込まれる。CPU41はCD−RWドライブ48に読込まれたソフトウェアを実行する。図3に示したハードウェア自体は一般的なものである。したがって、この場合、発明の最も本質的な部分はCD−RW300などの記録媒体に記録されたソフトウェアである。
図4は、本実施の形態において、テンプレートデータ記憶装置24が予め記憶するテンプレートデータの構造を表わす図である。図4を参照して、テンプレートデータ記憶装置24が予め記憶するテンプレートデータは、両目の間隔の要件を表わすデータと、グラデーション値の要件を表わすデータと、鼻腔の間隔の要件を表わすデータと、口の大きさの要件を表わすデータとを含む。図4においては、IDおよび名前のデータとテンプレートデータとが対応付けられている。本実施の形態における「ID」とは、認証の対象となるユーザに固有の番号のことである。本実施の形態における「名前のデータ」とは、認証の対象となるユーザの名前を表わすデータのことである。これにより、テンプレートデータは、認証の対象となるユーザを表わすIDおよび名前に対応付けていることとなる。
図5は、行動データベース34が記憶した情報を表わす図である。図5を参照して、行動データベース34が記憶する情報は、IDの情報と、年を表わす情報と、月を表わす情報と、日付を表わす情報と、時間を表わす情報と、分を表わす情報と、秒を表わす情報と、名前を表わす情報と、回数を表わす情報と、前の認証装置を表わす情報と、後の認証装置を表わす情報とを含む。「年を表わす情報」、「月を表わす情報」、「日を表わす情報」、「時を表わす情報」、「分を表わす情報」、および「秒を表わす情報」は、認証を受けた日時の日付と時刻とを表わす。「名前を表わす情報」は、認証を受けたユーザの名前を表わす。「回数を表わす情報」は、行動データベース34が初期化された時以降における、認証を受けた回数の総和を表わす。「回数を表わす情報」は、回数の総和をユーザごとに表わす情報である。「前の認証装置を表わす情報」は、認証を受けたユーザがその認証の前の所定期間に認証を受けた認証装置を表わす。「後の認証装置を表わす情報」は、認証を受けたユーザがその認証の後の所定期間に認証を受けた認証装置を表わす。
図6を参照して、第1の認証装置10または第2の認証装置12で実行されるプログラムは、認証に関し、以下のような制御を実行する。
ステップS100にて、個人情報センサ20は個人を特定するための値を測定する。ステップS102にて、決定装置30は、テンプレートデータ記憶装置24から、登録されている人物の一覧のデータを取得する。本実施の形態において「登録されている人物の一覧のデータ」とは、テンプレートデータ記憶装置24が記憶したテンプレートデータから抽出した、名前のデータの集合体である。
ステップS104にて、通信装置26は、通信制御装置28の制御により、本実施の形態に係る認証システムに属する他の認証装置(第1の認証装置10または第2の認証装置12)に対し、応答を求める情報を送信する。通信制御装置28は、応答を表わす情報を通信装置26が受信したか否かに基づいて、本実施の形態に係る認証システムに属する他の認証装置が存在するか否かを判断する。他の認証装置が存在すると判断した場合には(ステップS104にてYES)、処理はステップS106へと移される。もしそうでないと(ステップS104にてNO)、処理はステップS116へと移される。
ステップS106にて、通信制御装置28は、通信装置26を用いて、他の認証装置に、ある一定時間内に認証が行なわれたか否かを問合せる。本実施の形態の場合、「ある一定時間」とは3分間であることとする。本実施の形態の場合、他の認証装置は、ある一定時間内に認証が行なわれた場合、返事として、送信元を表わす送信元情報とともに、その認証装置で認証が行なわれた人物の名前のデータを返信する。これにより、通信装置26は、個人情報センサ20が値を測定するたびに、認証の対象となるものを表わす情報として、認証が行なわれた人物を表わす情報を受信することとなる。その受信の際、通信装置26は、送信元を表わす送信元情報をともに受信することとなる。なお、本実施の形態においては、このステップS106にて通信装置26が受信した、認証の対象となるものを表わす情報を「対象情報」と称する。
ステップS108にて、決定装置30は、テンプレートデータ記憶装置24にテンプレートデータが登録されている人物の中に、ある一定時間内に他の認証装置で認証が行なわれた人物が存在するか否かを判断する。決定装置30は、通信装置26が受信した情報の内容と、テンプレートデータ記憶装置24から取得した名前のデータの内容とを比較することにより、そのことを判断する。他の認証装置で認証が行なわれた人物が存在すると判断した場合には(ステップS108にてYES)、処理はステップS110へと移される。もしそうでないと(ステップS108にてNO)、処理はステップS116へと移される。
ステップS110にて、決定装置30は、次に述べる人物が決定装置30の設置場所に近づいている可能性を特定する。その人物とは、ステップS106にて通信装置26が受信した情報が表わす人物のことである。本実施の形態の場合、決定装置30は、行動データベース34が記憶する情報を参照することにより、その可能性を特定する。本実施の形態の場合、決定装置30は、通信装置26が受信した送信元情報がある送信元を表わすか否かに応じて、その可能性を特定する。このステップにおいて「ある送信元」とは、決定装置30が内蔵するメモリに記憶された情報が表わす送信元である。本実施の形態の場合、決定装置30は、通信装置26が受信した送信元情報が、決定装置30が内蔵するメモリに情報として記憶された送信元を表わすか否かに応じて、その可能性を特定する。決定装置30は、送信元情報が次の要件を満たす場合、自らのメモリにその送信元情報を記憶させる。その要件とは、同一のユーザを表わす情報を送信する頻度がある閾値を超える送信元を通信装置26が受信した送信元情報が表わすことである。「ある閾値」はユーザや設計者などが任意に設定できる値である。本来、「特定送信元」は、送信元情報を送信する送信元のいずれかであれば特に限定されるものではないが、本実施の形態の場合は、次の要件を満たす送信元を「特定送信元」と称する。その要件とは、送信元情報が前述した要件を満たすことである。
ステップS112にて、決定装置30は、その人物が近づいているか否かを判断する。本実施の形態の場合、決定装置30は、その人物が近づいている可能性が閾値を超えたか否かに基づいて、その人物が近づいているか否かを判断する。その人物が近づいていると判断した場合には(ステップS112にてYES)、処理はステップS114へと移される。もしそうでないと(ステップS112にてNO)、処理はステップS116へと移される。
ステップS114にて、決定装置30は、ステップS110にて可能性を特定した人物の優先度を上げる。言い換えると、決定装置30は、テンプレートデータの順位を再決定する。これにより、通信装置26が受信した送信元情報の内容と決定装置30のメモリが記憶した情報の内容とが一致する場合、対象情報以外の情報に対応するテンプレートデータに比べ対象情報に対応するテンプレートデータの順位が高くなる。
ステップS116にて、決定装置30は、テンプレートデータの順位に従ってテンプレートデータを選択する。比較装置32は、個人情報センサ20が測定した値と決定装置30が選択したテンプレートデータとを比較した結果に基づき、認証度を計算する。本実施の形態の場合、比較装置32は、個人情報センサ20が測定した値とテンプレートデータが表わす値との差のマイナス2乗を認証度とする。認証度が計算されると、比較装置32は、その認証度が閾値を越えたか否かを判断する。認証度が閾値を越えた場合、比較装置32は、決定装置30が選択したテンプレートデータが表わす要件を、個人情報センサ20が測定した値が満たしたと判断する。要件が満たされたと判断されたことにより、ステップS100にて個人情報センサ20が値を測定した人物が認証されたことになる。認証度が閾値を越えなかった場合、比較装置32は、決定装置30が選択したテンプレートデータが表わす要件を、個人情報センサ20が測定した値が満たさなかったと判断する。すべてのテンプレートデータと個人情報センサ20が測定した値とが比較されると、出力装置38は、比較装置32が判断した結果を表わす情報を出力する。
ステップS118にて、第2作成装置40は、時計36が検出した時刻と、テンプレートデータが表わす名前のデータとに基づいて、ユーザの認証の履歴を表わす情報を作成する。その情報が作成されると、第2作成装置40は、自らが作成した情報が追加されるように、行動データベース34の情報を更新する。図5から明らかなように、行動データベース34に記憶される情報は、名前のデータと送信元情報とに対応付けられた、比較装置32が判断した結果を表わす情報である。
以上のような構造およびフローチャートに基づく、居間に設置された第2の認証装置12の動作について説明する。
個人情報センサ20は個人を特定するための値を測定する(ステップS100)。値が測定されると、決定装置30は、登録されている人物の一覧のデータを取得する(ステップS102)。一覧のデータが取得されると、通信制御装置28は、他の認証装置が存在するか否かを判断する(ステップS104)。この場合、他の認証装置が存在するので(ステップS104にてYES)、通信制御装置28は、他の認証装置に、ある一定時間内に認証が行なわれたか否かを問合せる(ステップS106)。問合せが終了すると、決定装置30は、他の認証装置で認証が行なわれた人物が存在するか否かを判断する(ステップS108)。この場合、人物Aが玄関において第1の認証装置10により認証されていたこととすると(ステップS108にてYES)、決定装置30は、第1の認証装置10の配置などから、人物Aが現在の認証装置(この場合、居間に設置された第2の認証装置12のこと)に近づいている可能性を特定する(ステップS110)。可能性が特定されると、決定装置30は、その人物が近づいているか否かを判断する(ステップS112)。通常、人物Aは、玄関において認証を受けた後、まっすぐ居間へ向かう習慣を有することとする。これにより、決定装置30は、その人物Aが近づいている可能性があると判断するので(ステップS112にてYES)、決定装置30は、人物Aの優先度を上げる(ステップS114)。
人物Aの優先度が上げられると、比較装置32は、認証度を計算する(ステップS116)。この場合、人物Aの優先度は上げられているので、人物Aについての認証度が優先して計算される(ステップS116)。認証度が計算された結果、人物Aであることが認証されると、第2作成装置40は、ユーザの認証の履歴を表わす情報を作成する(ステップS118)。
以上のようにして、本実施の形態に係る認証装置は、複数の人のテンプレートデータと個人情報センサ20が測定した値との比較処理を行ない、個人を特定する。本実施の形態に係る認証装置は、この比較の順序を人の行動特性に基づいて変更する。たとえば、平日の17時には子供部屋で子供が認証されることが多い場合、子供についてのデータの優先度が高くなる。1分前に玄関で認証された人物が現在子供部屋に入って認証を受けていることが多い場合、玄関で認証された人物についてのデータを優先的に比較する。居間で認証された人物が子供部屋に移って認証を受けていることが多い場合、子供部屋の認証装置は居間で認証された人物についてのデータを優先的に比較する。玄関と居間との双方に認証装置がある場合、玄関で認証された人(帰宅したばかりの人)が優先して認証される。帰宅したばかりの人は直ちに居間に向かう可能性が高いためである。これにより、認証されると予測される人のテンプレートデータを先に比較するので、テンプレートデータを探すまでの実行速度を向上させることができる。
なお、本実施の形態の第1の変形例に係る認証システムは、複数の第1の認証装置10と、複数の第2の認証装置12とを含んでもよい。また、本実施の形態の第2の変形例に係る認証システムは、複数の第1の認証装置10と、1台の第2の認証装置12とを含んでもよい。また、本実施の形態の第3の変形例に係る認証システムは、1台の第1の認証装置10と、1台の第2の認証装置12とを含んでもよい。
また、本実施の形態の第4の変形例に係る個人情報センサ20は、顔の画像に関する値以外の値を測定するセンサであってもよい。顔の画像に関する値以外の値の例には、指紋の画像に関する値や、声紋に関する値がある。
また、本実施の形態の第5の変形例において、ステップS106にて返信される情報は、認証が行なわれた人物を表わす情報でなくてもよい。そのような情報の例には、認証が行なわれた動物を表わす情報が含まれる。
また、本実施の形態の第6の変形例において、ステップS106にて返信される情報は、送信元を表わす送信元情報を伴わなくともよい。この場合、通信装置26は、認証の対象となるものを表わす情報として、認証が行なわれた人物を表わす情報のみを受信することとなる。この場合、ステップS110およびステップS112の処理は実施されなくともよい。
また、本実施の形態の第7の変形例において、ステップS114では、通信装置26が受信した送信元情報がある送信元を表わす場合、対象情報以外の情報に対応するテンプレートデータに比べ対象情報に対応するテンプレートデータの順位が高くなってもよい。この場合、通信装置26が受信した送信元情報の内容と決定装置30のメモリが記憶した情報の内容とは一致しなくてもよい。どの送信元をここでいう「ある送信元」とするかは特に限定されない。たとえば、玄関に設置された第1の認証装置10に定められていてもよい。
また、本実施の形態の第8の変形例において、決定装置30のメモリに記憶される送信元情報は、キーボード31が受付けた情報であってもよい。
また、本実施の形態の第9の変形例において、優先度は、ユーザが予め指定した値であってもよい。
<第2の実施の形態>
以下、本発明の第2の実施の形態に係る認証装置について説明する。
図7は、本実施の形態に係る認証装置14の配置を表わす図である。本実施の形態の場合、認証装置14は居間に設置されている。
図8は、本実施の形態に係る認証装置14の機能ブロック図である。図8を参照して、本実施の形態に係る認証装置14は、個人情報センサ20と、第1作成装置22と、テンプレートデータ記憶装置24と、通信装置26と、通信制御装置28と、決定装置30と、キーボード31と、比較装置32と、行動データベース34と、時計36と、出力装置38と、第2作成装置40と、スケジュールデータベース62とを含む。スケジュールデータベース62は、通信装置26が受信した、ユーザすなわち認証の対象となる人物の行動予定を表わす情報を記憶する。本実施の形態において、この情報を「スケジュールデータ」と称する。図9は、スケジュールデータの構造を表わす図である。スケジュールデータは、認証の対象となるユーザに固有の番号を表わすIDのデータと、認証の対象となるユーザの名前のデータと、外出の開始時刻のデータと、外出の終了時刻のデータとを含む。外出の開始時刻のデータはユーザが外出を開始する予定時刻のデータである。外出の終了時刻のデータはユーザが外出から帰宅する予定時刻のデータである。外出の開始時刻のデータと外出の終了時刻のデータとは、それぞれ年を表わすデータと月を表わすデータと日付を表わすデータと時間を表わすデータと分を表わすデータとを含む。
本実施の形態の場合、行動データベース34は、IDの情報と、年を表わす情報と、月を表わす情報と、日付を表わす情報と、時間を表わす情報と、分を表わす情報と、秒を表わす情報と、名前を表わす情報と、回数を表わす情報と、ユーザの優先度を表わす情報とを記憶する。本実施の形態の場合、ユーザの優先度を表わす情報は、時間帯に対応付けて記憶されている。
なお、その他のハードウェア構成については前述の第1の実施の形態と同じである。それらについての機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明はここでは繰返さない。
図10を参照して、認証装置14で実行されるプログラムは、認証に関し、以下のような制御を実行する。なお、図10に示すフローチャートの中で、前述の図6に示した処理は同じステップ番号を付してある。それらの処理も同じである。したがって、それらについての詳細な説明はここでは繰返さない。
ステップS120にて、時計36は、時刻を検出する。時刻が検出されると、決定装置30は、比較装置32を介して、時計36から時刻を取得する。時刻が取得されると、決定装置30は、行動データベース34から、時計36が検出した時刻における、ユーザの優先度を表わす情報を取得する。
ステップS122にて、決定装置30は、各人物の優先度を変更する。この場合、決定装置30は、時計36から取得した時刻とスケジュールデータとに基づいて、ステップS100にてユーザごとの認証を受ける可能性の順位とテンプレートデータの選択の順位とが対応するように、優先度を変更する。このステップにおいてテンプレートデータの選択の順位に対応付けられる「ユーザごとの認証を受ける可能性の順位」は、個人情報センサ20が値を測定した時刻における順位である。
ステップS124にて、決定装置30は、優先度に従ってテンプレートデータを選択する。比較装置32は、個人情報センサ20が測定した値と決定装置30が選択したテンプレートデータとを比較した結果に基づき、認証度を計算する。本実施の形態の場合、比較装置32は、個人情報センサ20が測定した値とテンプレートデータが表わす値との差のマイナス2乗を認証度とする。認証度が計算されると、比較装置32は、その認証度が閾値を越えたか否かを判断する。認証度が閾値を越えた場合、比較装置32は、決定装置30が選択したテンプレートデータが表わす要件を、個人情報センサ20が測定した値が満たしたと判断する。要件が満たされたと判断されたことにより、ステップS100にて個人情報センサ20が値を測定した人物が認証されたことになる。認証度が閾値を越えなかった場合、比較装置32は、決定装置30が選択したテンプレートデータが表わす要件を、個人情報センサ20が測定した値が満たさなかったと判断する。その後、出力装置38は、比較装置32が判断した結果を表わす情報を出力する。
ステップS126にて、第2作成装置40は、時計36が検出した時刻と、テンプレートデータが表わす名前のデータとに基づいて、ユーザの認証の履歴を表わす情報を作成する。その情報が作成されると、第2作成装置40は、自らが作成した情報が追加されるように、行動データベース34の情報を更新する。行動データベース34の情報が更新されると、第2作成装置40は、認証の頻度に比例して優先度が高くなるように、優先度を表わす情報を更新する。
以上のような構造およびフローチャートに基づく、認証装置14の動作について説明する。
ステップS100〜ステップS102の処理を経て、決定装置30は、時計36から現在の時刻を取得する。現在の時刻が取得されると、決定装置30は、行動データベース34から、時計36が検出した時刻における、優先度を表わす情報を取得する(ステップS120)。優先度を表わす情報が取得されると、決定装置30は、その時刻における各人物の優先度を変更する(ステップS122)。
優先度が変更されると、比較装置32は、優先度に基づき、認証度を計算する(ステップS124)。認証度が計算されると、第2作成装置40は、ユーザの認証の履歴を表わす情報が追加されるように、行動データベース34の情報を更新する。行動データベース34の情報が更新されると、第2作成装置40は、認証の頻度に比例して優先度が高くなるように、優先度を表わす情報を更新する(ステップS126)。
以上のようにして本実施の形態に係る認証装置は、頻繁にいる人の優先度を高くするようにテンプレートデータを認証する。テンプレートデータの認証に当り、本実施の形態に係る認証装置はスケジュールデータの内容を参照する。たとえば、スケジュールデータの内容に基づいて、平日の13時には父親も子供もいないという情報が得られた場合、すべての認証装置が優先度を下げてもよい。その上で、有給休暇を取得した父親が在宅している場合、父親の優先度を上げてもよい。これにより、いつどの場所にどの人物がいるかということが容易かつ精度よく特定されるので、突発的な予定の変更があった場合でも、的確にテンプレートデータを選択できる。その結果、スケジュールに従って的確に認証速度を向上させることができる認証装置を提供できる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の第1の実施の形態に係る認証システムの配置を表わす図である。 本発明の第1の実施の形態に係る認証装置の機能ブロック図である。 本発明の第1の実施の形態に係る認証装置を実現するためのコンピュータハードウェアの制御ブロック図である。 本発明の第1の実施の形態に係るテンプレートデータの構造を表わす図である。 本発明の第1の実施の形態に係る行動データベースが記憶した情報を表わす図である。 本発明の第1の実施の形態に係る認証処理の制御の手順を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係る認証装置の配置を表わす図である。 本発明の第2の実施の形態に係る認証装置の機能ブロック図である。 本発明の第2の実施の形態に係るスケジュールデータの構造を表わす図である。 本発明の第2の実施の形態に係る認証処理の制御の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
10 第1の認証装置、12 第2の認証装置、14 認証装置、20 個人情報センサ、22 第1作成装置、24 テンプレートデータ記憶装置、26 通信装置、28 通信制御装置、30 決定装置、31 キーボード、32 比較装置、34 行動データベース、36 時計、38 出力装置、40 第2作成装置、41 CPU、42 入出力インターフェイス、43 HD装置、44 表示部、45 RAM、46 通信部、47 カメラ、48 CD−RWドライブ、49 操作部、50 バス、62 スケジュールデータベース、300 CD−RW。

Claims (10)

  1. 値を測定するための測定手段と、
    認証の対象となるものに対応づけて、前記測定手段が測定した値である測定値についての要件を表わす情報である要件情報を記憶するための第1の記憶手段と、
    送信元を表わす送信元情報とともに、前記認証の対象となるものを表わす情報である対象情報を受信するための受信手段と、
    送信元のいずれかである特定送信元を表わす情報を記憶するための第2の記憶手段と、
    前記受信手段が受信した前記送信元情報の内容と前記第2の記憶手段が記憶した情報の内容とが一致する場合、前記対象情報以外の情報に対応する要件情報に比べ前記対象情報に対応する要件情報が早い順位となるように、前記要件情報を順次選択するための選択手段と、
    前記選択手段が選択した情報が表わす要件を前記測定値が満たすか否かを判断するための判断手段と、
    前記判断手段が判断した結果を表わす結果情報を出力するための出力手段とを含む、認証装置。
  2. 値を測定するための測定手段と、
    認証の対象となるものに対応づけて、前記測定手段が測定した値である測定値についての要件を表わす情報である要件情報を記憶するための第1の記憶手段と、
    前記認証の対象となるものを表わす情報である対象情報を受信するための受信手段と、
    前記対象情報以外の情報に対応する要件情報に比べ前記対象情報に対応する要件情報が早い順位となるように、前記要件情報を選択するための選択手段と、
    前記選択手段が選択した情報が表わす要件を前記測定値が満たすか否かを判断するための判断手段と、
    前記判断手段が判断した結果を表わす結果情報を出力するための出力手段とを含む、認証装置。
  3. 前記受信手段は、前記対象情報の送信元を表わす送信元情報と共に前記対象情報を受信するための手段を含み、
    前記選択手段は、前記対象情報を受信するための手段が受信した送信元情報が前記送信元のいずれかである特定送信元を表わす場合、前記対象情報以外の情報に対応する要件情報に比べ前記対象情報に対応する要件情報が早い順位となるように、前記要件情報の順位を選択するための手段を含む、請求項2に記載の認証装置。
  4. 前記要件情報の順位を選択するための手段は、
    前記特定送信元を表わす情報を記憶するための第2の記憶手段と、
    前記受信手段が受信した送信元情報の内容と前記第2の記憶手段が記憶した情報の内容とが一致する場合、前記対象情報以外の情報に対応する要件情報に比べ前記対象情報に対応する要件情報が早い順位となるように、前記要件情報を順次選択するための手段とを含む、請求項3に記載の認証装置。
  5. 前記認証装置は、前記特定送信元を表わす情報を受付けるための受付手段をさらに含み、
    前記第2の記憶手段は、前記受付手段が受付けた前記特定送信元を表わす情報を記憶するための手段を含む、請求項4に記載の認証装置。
  6. 前記対象情報を受信するための手段は、前記測定手段が前記測定値を測定する度に、前記送信元情報と共に前記対象情報を受信するための手段を含み、
    前記要件情報の順位を選択するための手段は、同一の内容の前記対象情報を送信する頻度が閾値を超える前記特定送信元を前記送信元情報が表わす場合、前記要件情報の順位を選択するための手段を含む、請求項3に記載の認証装置。
  7. 前記測定手段は、顔の色の分布を表わす前記測定値を測定するための手段を含む、請求項2に記載の認証装置。
  8. 値を測定するための測定手段と、
    認証の対象となる人物である対象人物に対応づけて、前記測定手段が測定した値である測定値についての要件を表わす情報である要件情報を記憶するための第1の記憶手段と、
    前記対象人物の行動予定を表わす情報である予定情報を受信するための受信手段と、
    時刻を検出するための検出手段と、
    前記検出手段が検出した時刻と前記予定情報とに基づいて、前記測定手段が値を測定した時刻における前記対象人物ごとの認証を受ける可能性の順位と前記要件情報の選択の順位とが対応するように、前記要件情報を選択するための選択手段と、
    前記選択手段が選択した情報が表わす要件を前記測定値が満たすか否かを判断するための判断手段と、
    前記判断手段が判断した結果を表わす結果情報を出力するための出力手段とを含む、認証装置。
  9. 値を測定する測定ステップと、
    認証の対象となるものに対応づけて、前記測定ステップにおいて測定した値である測定値についての要件を表わす情報である要件情報を記憶する第1の記憶ステップと、
    前記認証の対象となるものを表わす情報である対象情報を受信する受信ステップと、
    前記対象情報以外の情報に対応する要件情報に比べ対象情報に対応する要件情報が早い順位となるように、前記要件情報を選択する選択ステップと、
    前記選択ステップにおいて選択した要件情報が表わす要件を前記測定値が満たすか否かを判断する判断ステップと、
    前記判断ステップにおいて判断した結果を表わす情報を出力する出力ステップとを含む、認証方法。
  10. 値を測定する測定ステップと、
    認証の対象となる人物である対象人物に対応づけて、前記測定ステップで測定した値である測定値についての要件を表わす情報である要件情報を記憶する第1の記憶ステップと、
    前記対象人物の行動予定を表わす情報である予定情報を受信する受信ステップと、
    時刻を検出する検出ステップと、
    前記検出ステップにおいて検出した時刻と前記予定情報とに基づいて、前記測定ステップで値を測定した時刻における前記対象人物ごとの認証を受ける可能性の順位と前記要件情報の選択の順位とが対応するように、前記要件情報を選択する選択ステップと、
    前記選択ステップで選択した情報が表わす要件を前記測定値が満たすか否かを判断する判断ステップと、
    前記判断ステップで判断した結果を表わす結果情報を出力する出力ステップとを含む、認証方法。
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