JP2007219933A - 画像形成装置のEmailを利用した印刷手段 - Google Patents

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Abstract

【課題】 巨大ファイルをInternet上のStorageサーバを利用し相手に送付する手段がある。だが、受信側はPCを操作し該サーバ上から対象ファイルをダウンロードする等受信側はPC操作に慣れている必要がある。そのため、PC操作に不慣れなユーザしか会社事務所にいない場合はこの方法でのファイル受信が出来ない問題があった。
【解決手段】 ユーザのPCのEmail−POPサーバ情報(POPサーバ名、ユーザID、パスワード)を複写機に予め入力しておき、PCのEmailを自動的に読み、該Storageサーバからのメールがある場合は、そのメール内部のURLに従ってファイルをダウンロード、印刷を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複合機におけるEmailを利用した印刷手段に関するものである。
距離の離れた相手に画像を送付する際、Internet上に設置したStorageサーバを利用した大ファイル(数十MB等)受け渡しサービスがある。これは、Email添付ファイルはその容量に1MB等の制限があるために、大きなファイル送信が出来ないために考え出させたもので、これを利用する事によりEmailの添付ファイルで送信できない大きいファイルの送信が可能となる。画像転送として有用な例としてはFAXでは送付が困難な詳細画像かつEmail添付ができない巨大ファイルである。その使用方法は送信者がファイル受け渡しサービスのサーバにアップロードする。その際、自動的に相手にファイルの所在を示すURLが記載されたメールが通知される機能があり、それを受けた顧客は該サーバからファイルを入手する事ができる。相手は、パソコン上で画像を確認、もしくはファイルを印刷して受信画像を見る事ができる。
特許文献1はEメール添付ファイルを自動的に印刷するもので、Eメールサーバからダウンロードした電子メールの添付ファイルをPDLファーマットに変換し印刷を実施する。
特開2003−241937号公報
距離の離れた相手に画像を送付する際、Internet上に設置したStorageサーバを利用した大ファイル(数十MB等)受け渡しサービスがある。これは、Email添付ファイルはその容量に1MB等の制限があるために、大きなファイル送信が出来ないために考え出させたもので、これを利用する事によりEmailの添付ファイルで送信できない大きいファイルの送信が可能となる。画像転送として有用な例としてはFAXでは送付が困難な詳細画像かつEmail添付ができない巨大ファイルである。その使用方法は送信者がファイル受け渡しサービスのサーバにアップロードする。その際、自動的に相手にファイルの所在を示すURLが記載されたメールが通知される機能があり、それを受けた顧客は該サーバからファイルを入手する事ができる。相手は、パソコン上で画像を確認、もしくはファイルを印刷して受信画像を見る事ができる。しかしながら、受信はパソコン行うため、受信者にはパソコン操作等が求められる。一方、IT機器作業に慣れていない顧客も多く、その作業が困難な場合がある。そのような顧客に上述のようなFAX等で送信できない画像を”大容量ファイル転送サービス”利用する事によって画像送付できるようにするのが課題。
Internet上のStorageサービス経由で顧客のPCに届いたファイルUploadの通知メールを複写機が読み、URLで示すファイルを自動的にダウンロード。印刷を行う。通知メールを読む手段としては、予めユーザは複写機にユーザPCのメールのPOPサーバ情報(POPサーバ名、ユーザID、パスワード)を登録しておく。複写機は定期的にそのPOPサーバへユーザ宛のメールが到着しているか確認。メールがあれば、メールのコピーをPOPサーバに残す形でリードする。そのメールがInternetStorageサーバからのものであればURLを参照し、それが示すファイルをダウンロード。ファイルの印刷を行う。
InternetStorageサーバ経由の画像印刷入力の作業手順簡易化の実現。
送信側の会社のメリットは、従来高画質画像転送等が可能なInternetStorageサーバでのファイル送信を行おうとした場合相手がパソコンを使えることが前提になっていた。本特許は、相手は何もせずに送付画像が印刷されて相手のMPFから出力されるため、PC操作なしでFAX送信が困難な精細な画像の受信が可能となる。
受信側の会社のメリットは、従来高画質画像転送等が可能なInternetStorageサーバでのファイル受信を行おうとした場合自分がパソコンを使えることが前提になっていた。本特許は、自分は何もせずに受信画像が印刷されて相手のMPFから出力されるため、PC操作なしでFAX送信が困難な精細な画像の受信が可能となる。
(実施例1)
本実施例は本発明をMFP(複写機、印刷機、FAX等の複数の機能を持つ複合機能OA機器)に適応した例である。図1は本特許の特徴を最もよく表した図であり、図1において11は本特許で画像を送信する側の会社A、12は会社AのパーソナルコンピュータPC、13はIntertnet、14はInternet上に設置され共用データ保管エリアとして利用できるInternetStorage、15は本特許で画像を受信する側の会社B、16は会社Bに設置されたMFP(Multi Function Printer)、17は会社Bに設置された社員のパーソナルコンピュータPC1である。
想定としては、会社A 11の社員が会社Bに対し画像を送りたい。ただ、その画像は精細でFAXでは鮮明に復元できず、また、ファイルサイズとしても巨大であるためにEmailの添付ファイル送信が出来ない。また、会社BにはPC操作に慣れた社員は外出しており共用で使用しているPCはOFFになっている。そして、受信を行いたい社員は実はPCの操作に慣れておらず、PCで受信したEmailにあるURLからファイルをダウンロードして印刷するという事ができない状況にあるとする。このような場合に、会社Aから画像を転送して、会社BではPCを操作することなく画像を印刷が会社Bの複写機から行われるのが本特許の特徴である。図1を利用して本特許の動作を説明する。また、会社BのMFPの動作を図3のフローチャートを利用して説明する。まず、会社A 11の社員はPC等から事前準備として受取人である会社BのPC1のEmailアドレスを登録しておく。InternetStorageの機能としてファイルがUploadされた場合自動的に予め登録されているEmailアドレスにEmailを発行する機能があるため、それを利用する。実際の画像送信の際は、会社AのPCからInternetStorageに画像をUploadする。PC1宛てに発行されたEmailにはInternetStorage内のファイルが格納されているURLが含まれている(図6)。MFPへの事前登録作業として、MFPの扱いに慣れた会社Bの社員、もしくは、サービスマン等は図2の形態のMFP上に設置されたパネルへの情報を入力する。登録する内容はPC1のPopサーバ名・ユーザ名・パスワードである(MFPのEmailアドレスとは別のもの)。MFPはこれら情報を元にPC1の受信メールを見る事ができる。MFPは定期的(5分に一度等)に図2の登録情報に従いpopサーバにメールのチェックを行いメールがあればリードする(S32)。この際、PC1が後でpopサーバからメールを読む必要があるため、サーバにメールは残す。MFPは読んだメールがInternetStorageの発行メールかをFromのアドレスで判断をし(S33)、もし、そうであればURLが示すファイルのダウンロードを行う(S34)。その後、会社Bの社員がMFPに対しIDカード等で認証を行い正常に認証された場合印刷を実行する(S35)。
本特許の優位点についてだが、カラー画像の送付/高精彩な画像の送付/ソースはファイル・紙どちらもOK/大容量ファイル画像の提示。また、FAXとの違いとしては、FAXは画質の限界が低い。受信側がカラーFAXでなければカラーでの画像転送はできない等の欠点がある。言い換えれば、画質を求めファイルサイズが大きい際に本特許の方式が有利となる。
リモートコピーとの差異についてだが、リモートコピーはイントラネット内で使用可能な遠隔への印刷出力。IPアドレス指定のデータ転送をその手段としているためFMFPewall越しは出来ない(一般的に会社や個人は会社内に敷設されたLAN上の機器の外部からの不正アクセスを防ぐためインターネット接続部にFMFPewallを設けている)。一方、本発明はEmailでFMFPewall越しでも相手のMFPへの通知を行い、そのMFPからのダウンロードでファイルを取得印刷する。従って、本発明はインターネット経由での遠隔地への印刷出力を可能にする事がリモートコピーとの差になる。また、リモートコピーは一方的な画像の送り付けであるが、本特許はEmailでファイルの場所の通知を受け、受け側のMFPが自動的にファイルを取りに行く点が異なる。
利用者が享受できるメリットついてだが、会社Aから画像を送付する顧客のメリットは従来、高画質画像転送等が可能なInternetStorageでのファイル送付を行おうとした場合相手がパソコンを使える事が前提となっていた。本特許は、相手は何もせずに送付画像が印刷されて相手のMFPから出力されるため、PC操作に不慣れな相手に画像送付が可能となる。一方、会社Bで画像を受信する顧客のメリットは従来、高画質画像転送等が可能なInternetStorageでのファイル受信を行おうとした場合自分がパソコンを使える事が前提となっていた。本特許は、自分は何もせずに送付画像が印刷されて自分のMFPから出力されるため、PC操作に不慣れであっても画像受信が可能となる。
実施例の説明では特にファイル種は限定しない書き方をしたが、現在MFPはPDFファイルについてはPDFファイルをそのまま印刷可能なダイレクト印刷をサポートしているが、文書作成ファイルはアプリからの印刷が前提となる例が多い。そのため、実現手段としてはPDFに絞るか、もしくは、InternetStorageサービス上で各種ファイルをPDFに変換するか、MFPでファイルをそのまま印刷可能なダイレクトプリント機能の対応ファイル種を増やす事で改善は可能である。
本実施例はPC1がOFFになっている事を前提に述べたが、勿論PC1の電源状態をPing等でチェックしOFFの時だけ自動印刷、ONの時は本機能を働かせないといった機能制御は可能である。
本実施例ではユーザのID認証後印刷を行う形態で説明を行ったが、勿論認証なしでダウンロード直後に印刷を行う事も可能である。
本実施例ではInternetStorageサーバからのメールを印刷対象としたが、PC1がToになっているメールでPDFファイルのURLがあるものを印刷する等印刷対象の絞込み手段は多々ある。
本実施例ではオフィス内のPCのEmailの内容を見て印刷を実施する形態で説明したがMFP用の専用アドレスを用意し、そこへの送付で自動的な印刷実行も可能である。
本実施例では、PCのEmailは全て残す形態で説明したが、印刷を行ったメールについては削除する形態をとってもよい。また、その際印刷を行った事を通知するメールをPC1に出す事も可能である。
本実施例では、複写機に登録するPCのEmail情報は1つの形態であったが、勿論図4のように複数のPCを接続し、図5のように複数のPC/ユーザのEmail情報を登録する事は可能である。
(実施例2)
本実施例は実施例1がInternetStorage経由のファイルに対して印刷を行った形態である事に対し、Email自体の印刷、もしくは、Emailの添付ファイルの印刷を行うものである。
図7は本特許の特徴を最もよく表した図であり、図7において71は本特許で画像を送信する側の会社A、72は会社AのパーソナルコンピュータPC、73はIntertnet、74は会社Bの社員が利用するEmailServer、75は本特許で画像を受信する側の会社B、76は会社Bに設置されたMFP(Multi Function Printer)、77は会社Bに設置された社員のパーソナルコンピュータPC1である。
想定としては、会社Bでは1台のPCを共用PCとして利用している。PCを使用できる社員が在席中はPCでEmailを受信するが、その社員が不在、かつ、在席中の他の社員はPCの扱いに慣れていない。その場合、Emailで送付されてきた情報を会社Bで見る事が出来ないという問題が発生する。その時、本実施例の機能を利用すると、Emailとその添付ファイルを複写機が自動的に印刷するため上記問題が解決される。
図7を利用して本特許の動作を説明する。まず、会社A等から会社BへEmailが送信される。送信されたEmailは会社Bが利用しているEmailServerに格納される。PCのユーザが会社Bに在席中は通常PCがONになっているため、メーラ・アプリが起動していると定期的に受信Emailの有無の確認を行い、受信メールがあればその読み取りを行う。一方、不在の時はPCがOFFになっているためPCは受信メールの読取を行わない。また、MFPへの事前登録作業として、MFPの扱いに慣れた会社Bの社員、もしくは、サービスマン等は図8の形態のMFPのパネルへ情報を入力する。登録する内容はPC1のPOPサーバ情報(Popサーバ名・ユーザ名・パスワード)、IPアドレス等である。MFPはPOPサーバ情報を元にPC1の受信メールを見る事ができる。また、IPアドレスを利用してPingを実行する事によりPCの電源のON/OFF状態を確認する事ができる。MFPは定期的(5分に一度等)に図2の登録情報に従いpopサーバにメールのチェックを行いメールがあればリードする。この際、PC1が後でpopサーバからメールを読む必要があるため、サーバにメールは残す。読み取ったメールは複写機が保持し、会社Bの印刷が許可されたユーザが複写機の認証を行ったら(IDカードでの認証等)印刷を行う。
利用者が享受できるメリットついてだが、PCの扱いが出来ないユーザもPC宛てのEmail/添付ファイルを見る事ができる。
本実施例のその他の応用例として、外出先で自分のPCを持ち出せない、もしくは、持ち出せてもEmailサーバにアクセスが難しい場合にコンビニ等に設置してある当実施例が施されているMFPから受信しているEmailを印刷出力する事が可能となる。その際は、InternetStorageからの印刷という事ではなく、MFPにユーザが入力したPOPサーバ・ユーザ情報からユーザのEmailを読み、添付ファイルも含め印刷する機能となる。
本実施例はPC1の電源ON/OFF状態をPingでチェックする形態で述べたが、勿論PC1の電源状態に関わりなく、強制的に複写機からの印刷を行う事も可能である。
本実施例ではユーザのID認証後印刷を行う形態で説明を行ったが、勿論認証なしでダウンロード直後に印刷を行う事も可能である。
本実施例では全てのメールを印刷対象としたが、PC1がToになっているメールを印刷する等印刷対象の絞込み手段は多々ある。
本実施例では、PCのEmailは全て残す形態で説明したが、印刷を行ったメールについては削除する形態をとってもよい。また、その際印刷を行った事を通知するメールをPC1に出す事も可能である。
本実施例では、複写機に登録するEmail情報は同じ社内のPCの形態で説明したが、この制限はない。例えば遠隔地のPC等のEmail情報の登録で、そのPC宛てのEmail印刷も勿論可能である。
本実施例のその他の応用例として、外出先で自分のPCを持ち出せない、もしくは、持ち出せてもEmailサーバにアクセスが難しい場合にコンビニ等に設置してある当実施例が施されているMFPから受信しているEmailを印刷出力する事が可能となる。その際は、InternetStorageからの印刷という事ではなく、MFPにユーザが入力したPOPサーバ・ユーザ情報からユーザのEmailを読み、添付ファイルも含め印刷する機能となる。
実施例1の動作説明図 複写機パネルでのユーザPCのPOPサーバ情報の入力画面の図 実施例1のファイルのダウンロード・印刷処理を示すフローチャート 複数のユーザPCと連携して動作する事を表す図 複数のユーザPCと連携して動作する際の複写機パネルでのユーザPCのPOPサーバ情報の入力画面の図 InternetStorageサーバからファイルUpload時発行されるEmailの図 実施例2の動作説明図(ユーザPCのEmail自動印刷) 複写機パネルでのユーザPCのPOPサーバ情報の入力画面の図
符号の説明
12 パーソナルコンピュータPC
13 Intertnet
14InternetStorage
16 MFP(Multi Function Printer)
17 パーソナルコンピュータPC1
73 Intertnet
74 EmailServer
76 MFP(Multi Function Printer)
77 パーソナルコンピュータPC1

Claims (12)

  1. インターネットへの接続手段を持つ複合機において、ユーザのEmailのPOPサーバ情報(POPサーバ名・ユーザID・パスワード)を登録できる手段、該ユーザPOPサーバ情報を元にユーザのEmailをPOPサーバから定期的に自動的に読む手段、InternetStorageサーバからのEmailを検出する手段、検出した場合Email内のURLからファイルをダウンロードする手段、該ダウンロードしたファイルを自動的に印刷する手段を有する事を特徴とする装置。
  2. 請求項1において、印刷前にユーザ認証を行いセキュアな状態で印刷を実行する手段を有する事を特徴とする装置。
  3. 請求項1において、複数のEmailのPOPサーバ情報を登録可能な手段を持つ事を特徴とする装置。
  4. 請求項1において、複写機が直接印刷を行えるファイル種だけ選択し印刷プロセスを実行する手段を持つ事を特徴とする装置。
  5. 請求項1において、ユーザのPCの電源ON/OFF状態をPingを行う事によって知る手段と、ユーザPCのON時とOFF時で処理方法を変える手段を持つ事を特徴とする装置。
  6. 請求項1において、印刷対象の絞りこみ手段を持つ事を特徴とする装置。
  7. インターネットへの接続手段を持つ複合機において、ユーザのEmailのPOPサーバ情報(POPサーバ名・ユーザID・パスワード)を登録できる手段、該ユーザPOPサーバ情報を元にユーザのEmailをPOPサーバから定期的に自動的に読む手段、該ダウンロードしたEmail及び添付ファイルを自動的に印刷する手段を有する事を特徴とする装置。
  8. 請求項7において、印刷前にユーザ認証を行いセキュアな状態で印刷を実行する手段を有する事を特徴とする装置。
  9. 請求項7において、複数のEmailのPOPサーバ情報を登録可能な手段を持つ事を特徴とする装置。
  10. 請求項7において、複写機が直接印刷を行えるファイル種だけ選択し印刷プロセスを実行する手段を持つ事を特徴とする装置。
  11. 請求項7において、ユーザのPCの電源ON/OFF状態をPingを行う事によって知る手段と、ユーザPCのON時とOFF時で処理方法を変える手段を持つ事を特徴とする装置。
  12. 請求項7において、Toが該ユーザのEmail、Fromが特定の相手のEmail、既登録キーワードが印刷対象の絞りこみ手段を持つ事を特徴とする装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013166346A (ja) * 2012-02-16 2013-08-29 Canon Inc 画像形成装置及びその制御方法とプログラム

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