JP2007219745A - 貨物無人引受方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】人手を介することなく何時でもその場で決済を行うことができる貨物無人引受方法を提供する。
【解決手段】携帯電話50の電話番号から差出人の個人認証を行い、さらに差出人が持ってきた貨物70の大きさや重量を自動的に測定して送料を割り出し、差出人のカード又はICカード機能を内蔵した携帯電話50で決済操作を可能とする。これにより、人手を介することなく何時でもその場で決済を行うことが可能となり、利用者の利便性が向上するとともに、運送業者の経営効率や集荷サービスの改善を期待できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、駅構内、駅構内移動通路、団地の集会所、マンションの入口などの共有スペースあるいは無人販売所等の場所にロッカーを設置し、該ロッカーにて人手を介さず貨物の引受を行う貨物無人引受方法に関する。
従来、運送業者に貨物の送付を依頼する場合、運送業者の集荷サービスを利用したり、コンビニエンスストアに持ち込んだり、運送業者の最寄りの店舗へ持ち込んだりしている。一方、貨物を受け取る場合、運送業者から直接受け取ったりする以外に、例えばマンションの入り口に設置されたロッカーを介して受け取っている。特に、マンションの入り口にロッカーがある場合は不在のときでも帰宅した時点で受け取ることができるので非常に便利である。なお、この種のロッカーで携帯電話を利用して開錠できるようにした技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−325660号公報
しかしながら、従来の貨物の引受においては、近くにコンビニエンスストアが無い場合には、時間が拘束される集荷サービスを選択するか、労力を使って最寄りの運送業者の店舗又は遠くても一番近いコンビニエンスストアまで持ち込むしかなく、利便性が悪いという問題がある。
本発明は、係る事情に鑑みてなされたものであり、人手を介することなく何時でもその場で決済を行うことができる貨物無人引受方法を提供することを目的とする。
上記目的は下記方法により達成される。
(1) 本発明の貨物無人引受方法は、通信を行う通信手段と貨物の大きさや重量を測定する測定手段と各種情報を表示する表示手段とこれらの機能を制御する制御手段とを有するロッカーと、前記ロッカーを管理する管理センタと、運送業者の所有する貨物管理サーバとを備えた貨物無人引受システムにおける貨物無人引受方法において、前記貨物の差出人が携帯電話で前記ロッカーに電話をかけることを促す工程と、前記ロッカーが前記通信手段で受けた前記携帯電話の番号を前記表示手段に表示して前記差出人を特定する工程と、前記貨物の大きさや重量を測定する工程と、前記表示手段を用いて前記貨物の配送先である宛先情報の認識を行う工程と、前記制御手段が個人認証を行った前記差出人に対して前記貨物の測定結果に関連付けて決済を行う工程と、前記貨物管理サーバに前記貨物の入庫を送信する工程と、を備える。
(2) 上記貨物無人引受方法において、前記ロッカーを管理する管理センタに前記貨物の差出人及び受取人夫々の住所、氏名、電話番号を含む個人情報を登録する工程と、個人認証を行った前記差出人が前記受取人を指定する工程と、前記差出人及び受取人夫々の個人情報を元に宛先ラベルを印刷する工程と、を備える。
上記(1)に記載の貨物無人引受方法では、差出人の個人認証を行い、さらに差出人が持ってきた貨物の大きさや重量を自動的に測定して送料を割り出し、決済を行うので、人手を介することなく何時でもその場で決済を行うことが可能となり、利用者(差出人)の利便性が向上するとともに、運送業者の経営効率や集荷サービスの改善を期待できる。
上記(2)に記載の貨物無人引受方法では、差出人の住所、氏名、電話番号等の登録に加えて、受取人の住所、氏名、電話番号等の登録を可能とし、差出人の個人認証を行い、貨物の受取人を指定し、該貨物の大きさや重量を自動的に測定することで決済を行うとともに宛先ラベルを発行するので、上述した効果に加えて、発送先の郵便番号の入力や貨物ID番号のバーコードなどによる読み込みが不要となり、発送手配がさらに容易になる。
以下、本発明を実施するための好適な実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る24時間貨物無人引受サービスシステムの概略構成を示すブロック図である。図1において、本実施の形態の24時間貨物無人引受サービスシステムは、運用管理センタ10で管理するWebサーバ11、運用サーバ12及び利用実績データベース13と、運送業者20で管理する貨物管理サーバ21と、貨物無人引受ボックス(ロッカー)30と、利用者のパーソナルコンピュータ(以下、パソコンと呼ぶ)40及び携帯電話50とを備えて構成される。
運用管理センタ10のWebサーバ11は、インターネットなどのネットワーク60を介して利用者の自宅等のパソコン(PC)40や携帯電話50と双方向通信を行う。運用管理センタ10の運用サーバ12は、貨物70の引受け、発送手配、決済等のサービスを行うものであり、Webサーバ11を使用して利用者のパソコン40又は携帯電話50からの情報を受信するとともに、それらに対して情報を送信する。利用実績データベース13は、利用者の利用実績を示す情報を蓄積する。また、運用サーバ12は、運送業者20の貨物管理サーバ21との間で貨物70の発送に関する情報の授受を行う。
運送業者20の貨物管理サーバ21は、ネットワーク60を介して運用管理センタ10の運用サーバ12と双方向通信を行い、前述したように貨物70の発送に関する情報の授受を行う。貨物無人引受ボックス30は、駅構内、駅構内移動通路、団地の集会所、マンションの入口などの共有スペースあるいは無人販売所等の場所に設置され、24時間無人で貨物の引受けを行う。貨物無人引受ボックス30は、少なくとも1つの貨物測定ボックス31と、複数の引受ボックス32と、通信を行う通信部(図示略)と、各種情報を表示したり操作を行うための表示部(図示略)と、レシート等を印刷するための印刷装置(図示略)と、各種入力を行うための入力部(図示略)と、またこれらを制御したり決済処理等を行う制御部(図示略)とを備えている。貨物測定ボックス31は、貨物70の大きさや重量を測定する。引受ボックス32は、貨物測定ボックス31で大きさや重量が測定された貨物70を収容する。貨物測定ボックス31内には、図2に示す貨物測定ユニット100が設置されている。この貨物測定ユニット100の詳細については後述する。図1に戻り、貨物無人引受ボックス30は、ネットワーク60を介して運用管理センタ10の運用サーバ12との間で通信を行い、貨物70の引受けに関する情報を送信する。
次に、図2に示す貨物測定ユニット(装置)100について説明する。図2において、貨物測定ユニット100は、装置本体101と、強化ガラスを用いたテーブル102と、測定ゲート103と、H軸(高さ)発光素子104と、H軸(高さ)受光センサ105と、W軸(幅)発光素子106と、W軸(幅)受光センサ107と、エンコーダ108とを備えて構成される。テーブル102は、測定対象物110の大きさ(高さ、幅、奥行)及び重量を測定するものであり、測定対象物(貨物70に対応する)110の大きさを測定ゲート103で測定し、重量をテーブル102に設けられた図示せぬ圧力センサで測定する。測定ゲート103は、図示のように四角の枠状に形成されており、高さ方向の一方の辺にH軸発光素子104が設けられ、対向する他方の片にH軸受光センサ105が設けられている。また、測定ゲート103の幅方向の一方の辺にW軸発光素子106が設けられ、対向する他方の片にW軸受光センサ107が設けられている。測定ゲート103は、テーブル102に対して図の矢印A方向及びB方向に前後移動する。すなわち、装置本体101に内蔵された移動機構によって、テーブル102上に載置される測定対象物110の奥行方向に前後移動する。測定ゲート103の移動距離がエンコーダ108によって計測される。
H軸発光素子104及びH軸受光センサ105は、測定ゲート103の高さ方向の長さと略同程度の長さに形成されている。また、W軸発光素子106及びW軸受光センサ107は、測定ゲート103の幅方向の長さと略同程度の長さに形成されている。H軸受光センサ105はH軸発光素子104から出力される光を検出し、W軸受光センサ107はW軸発光素子106から出力される光を検出する。測定対象物110がH軸発送素子104からの光を遮ることでH軸受光センサ105の出力より測定対象物110の高さ方向の長さを測定できる。また、測定対象物110がW軸発光素子106からの光を遮ることでW軸受光センサ107の出力より測定対象物110の幅方向の長さを測定できる。さらに測定ゲート103を移動させることで、H軸受光センサ105の出力又はW軸受光センサ107の出力により測定対象物110の奥行方向の長さを測定できる。この場合、測定対象物110の高さ方向の長さや幅方向の長さが一定でなくても測定ゲート103を移動させることで、連続して得られるH軸受光センサ105の出力とW軸受光センサ107の出力により正確に測定することができる。すなわち、測定対象物110がいびつな形をしていても、それの寸法を正確に測定することができる。このようにして測定した測定対象物110の大きさ(高さ、幅、奥行)の測定値を重量の測定値とともに前述した制御部(図示略)に送る。
次に、図1を参照して貨物70の発送手配から受取人に配達されるまでの処理の流れについて説明する。なお、図中の丸で囲んだ数値は以下の括弧で囲んだ数値に対応する。
(1)まず、利用者(差出人)は事前登録を行う。すなわち、自宅等のパソコン40を使用してWebサーバ11に自己所有の携帯電話50の電話番号やメールアドレスを送信する。なお、事前登録を行わなくても、(3)の空状況検索は可能である。
(3)自宅等のパソコン40又は携帯電話50を使用してWebサーバ11にアクセスして貨物無人引受ボックス30の空状況を検索する。
(4)利用者は、貨物無人引受ボックス30に空きがあることを確認すると、貨物70を持って貨物無人引受ボックス30に向かう。この際、携帯電話50を所持する。
(5)貨物無人引受ボックス30に到着後、利用者は、携帯電話50を使用して引受操作を行う。この際、まず携帯電話50を使用して貨物無人引受ボックス30に電話をかける。この際、発信者番号通知機能を用いて電話をかけると、携帯電話50の電話番号が貨物無人引受ボックス30の制御部に送られ、貨物無人引受ボックス30の図示せぬ表示パネルに携帯電話50の電話番号が表示される。利用者は、この表示を見て正しければ確認ボタンをタッチする。その後、運用管理センタ10から配達先の郵便番号を入力する指示が出され、利用者は配達先の郵便番号をタッチ入力する。その後、利用者は、貨物測定ボックス31を使用して貨物70の大きさや重量を測定する。この測定は貨物測定ボックス31内に貨物70を入れるだけで、後は貨物測定ボックス31が自動的に行う。貨物70の大きさや重量の測定が行われた後、利用者は決済処理を行い、貨物測定ボックス31から貨物70を取り出して、空いている引受ボックス32に入れる。
(6)空いている引受ボックス32に貨物70を入れると、貨物無人引受ボックス30から運用サーバ12に入庫・決済情報が送信される。すなわち、貨物70を入庫したことと、大きさや重量の測定から算出した料金が運用サーバ12に送信される。
(7)貨物無人引受ボックス30から入庫・決済情報が送られてくると、運用サーバ12から運送業者20の貨物管理サーバ21に入庫情報が送信される。
(8)貨物管理サーバ21に入庫情報が送られてくると、運送業者20の担当者が入庫情報を元に貨物無人引受ボックス30に入庫された貨物70を集荷する。
(9)運送業者20の担当者が貨物無人引受ボックス30から貨物70を出庫すると、貨物無人引受ボックス30から運用サーバ12に出庫情報が送信される。
(10)運送業者20の担当者は、受取人宅80に向けて貨物70を配達する。
(11)貨物70の配達を完了すると、運送業者20の貨物管理サーバ21から運用管理センタ10の運用サーバ12に配達完了情報が送信される。
(13)1ヶ月ごとに1ヶ月分の引受結果が運用管理センタ10の運用サーバ12から運送業者20の貨物管理サーバ21に送信される。なお、(2)及び(12)は実施の形態2で説明する。
次に、本実施の形態に係る24時間貨物無人引受サービスシステムの操作及び動作を説明する。図3は、本実施の形態に係る24時間貨物無人引受サービスシステムの動作を含む操作過程を示すフロー図である。図4は、本実施の形態に係る24時間貨物無人引受サービスシステムの動作における表示の遷移を示す図である。なお、この説明においては、事前登録及び貨物無人引受ボックス30の空状況を検索し終えて、貨物無人引受ボックス30に利用者が貨物70を持ってきたところから始めるものとする。
図3において、利用者は、貨物無人引受ボックス30に貨物70を持参し、操作を開始する(ステップST1)。なお、貨物70には貨物ラベル(宅配業者で使用しているような貨物に貼り付けできる伝票)が貼ってあるものとする。操作を開始すると、図4のステップST20に示すように、貨物無人引受ボックス30の表示パネルにはメニュー選択画面が表示される。利用者はこの表示を見て「貨物発送サービス」ボタンにタッチする(ステップST2)。「貨物発送サービス」ボタンがタッチされると、図4のステップST21に示すように携帯電話認証画面が表示される。この携帯電話認証画面には「携帯電話の番号を確認します。表示された電話番号に電話をかけてください。070−XXXX−XXXX 非通知の場合は186をつけてください。」というメッセージが表示されるとともに、「戻る」ボタンと「中止」ボタンが表示される。
利用者はこの表示を見て、表示されている電話番号に自己の携帯電話50で電話をかけると貨物無人引受ボックス30に電話がかかる(ステップST3)。ここで、処理を前に戻したい場合は「戻る」ボタンにタッチし、処理を中止したい場合は「中止」ボタンにタッチする。「戻る」ボタンと「中止」ボタンがともに操作されることなく、利用者が貨物無人引受ボックス30の表示パネルに表示されている電話番号に電話をかけると、図4のステップST22に示すように、携帯電話番号確認画面が表示される。この携帯電話番号確認画面には、「携帯電話番号は、090−XXXX−XXXXでよろしいですか? 電話を切って確認してください。」というメッセージとともに、「はい」ボタンと「いいえ」ボタンが表示される。
利用者はこの表示を見て、自己の電話番号が表示されているのを確認すると、確認ボタンすなわち「はい」ボタンをタッチする(ステップST4)。利用者が「はい」ボタンをタッチすると、図4のステップST23に示すように、測定ボックス開錠画面が表示される。この測定ボックス開錠画面には「貨物サイズ及び重量を測定します。画面右の扉に貨物を入れて閉めてください。」というメッセージとともに、「戻る」ボタンと「中止」ボタンが表示される。利用者はこの表示を見て貨物70の貨物測定ボックス31内に入れて扉を閉める(ステップST5)。ここで、処理を前に戻したい場合は「戻る」ボタンにタッチし、処理を中止したい場合は「中止」ボタンにタッチする。「戻る」ボタンと「中止」ボタンがともに操作されることなく、貨物70を貨物測定ボックス31内に入れると、測定が開始される(ステップST6)、図4のステップST24に示すように、測定中画面が表示される。この測定中画面には「貨物サイズ及び重量を測定しています。 画面右のボックスのランプが青になったら、貨物を取り出してください。」というメッセージとともに、「戻る」ボタンと「中止」ボタンが表示される。また、測定中であれば、「・・・測定中・・・」というメッセージが表示される。ここで、処理を前に戻したい場合は「戻る」ボタンにタッチし、処理を中止したい場合は「中止」ボタンにタッチする。
そして、貨物70のサイズ及び重量の測定が終了すると、貨物70の取り出しを誘導し、測定結果を画面に表示して確認をする(ステップST7)。この際、図4のステップST25に示すように、測定正常終了画面が表示される。この測定正常終了画面には「貨物サイズ及び重量測定が完了しました。 貨物を取り出してください。」というメッセージとともに、測定結果(奥行:40センチ 幅:30センチ 高さ:30センチ 貨物サイズ:100センチ 重量5830グラム)が表示される。さらに、「はい」ボタンと「いいえ」ボタンが表示される。
その後、入庫可能な引受ボックスを表示する(ステップST8)。この際、図4のステップST26に示すように、入庫ボックス選択画面が表示される。この入庫ボックス選択画面には「利用したいボックス番号を選んでください。青色のボックスが利用可能です。」というメッセージが表示される。さらに、「戻る」ボタンと「中止」ボタンが表示される。
利用者はこの表示を見て利用したい引受ボックス32の番号をタッチする。ここで、処理を前に戻したい場合は「戻る」ボタンにタッチし、処理を中止したい場合は「中止」ボタンにタッチする。「戻る」ボタンと「中止」ボタンがともに操作されることなくボックス番号がタッチされると、図4のステップST27に示すように発送先登録画面が表示される。この発送先登録画面には「発送先の郵便番号を7桁をテンキーで入力してください。よろしいですか?」というメッセージとともに、「テンキー」と「はい」ボタンと「いいえ」ボタンが表示される。利用者はこの表示を見て配達先の郵便番号7桁をタッチ入力する(ステップST9)。入力した郵便番号はボックスのパネルに表示される。利用者は、配達先の郵便番号7桁を入力した後、送り先が正しければ「はい」ボタンをタッチし、訂正する場合は「いいえ」ボタンをタッチする(ステップST10)。
利用者が「はい」ボタンをタッチすると、図4のステップST28に示すように、貨物ID登録画面が表示される。この貨物ID登録画面には「伝票の「ご依頼主控え」をはがし、「取扱店控え」のバーコードをリーダにかざすか、伝票内の貨物ID番号を入力してください。 よろしいですか?」というメッセージとともに、「テンキー」と「はい」ボタンと「いいえ」ボタンが表示される。
利用者はこの表示を見て貨物ID番号のバーコードを貨物無人引受ボックス30に備えられたバーコードリーダ(図示略)に読み取らせる操作を行う(ステップST11)。貨物ID番号のバーコードが正常に読み込まれると、「読み取りOK」のメッセージが表示される。正常に読み込まれなかった場合は「読み取りNG」というメッセージが表示される。このメッセージが表示された場合、利用者は再度貨物ID番号のバーコードを読み取らせる操作を行う。
その後、図4のステップST29に示すように、決済画面が表示される。この決済画面には「料金を投入してください。」というメッセージとともに、(貨物サイズ:100センチ 配送先:XX県XX市XXX 貨物ID番号:XXXXXXXXXXXX 送料:800円)が表示される。さらに、「クレジットカード」ボタンと「戻る」ボタンと「中止」ボタンが表示される。なお、送料は、貨物サイズと重量と配送先住所とを元に計算される。
利用者はこの表示から料金を確認して支払い方法を選択し、カード又はICカード機能を内蔵した携帯電話50等で決済操作を行う(ステップST12)。ここで、処理を前に戻したい場合は「戻る」ボタンにタッチし、処理を中止したい場合は「中止」ボタンにタッチする。決済を完了すると、図4のステップST30に示すように、決済完了・入庫ボックス開錠画面が表示される。この決済完了・入庫ボックス開錠画面には「4番のボックスに貨物を入れ、扉を閉めてください。レシートが発行されます。 「ご依頼主控え」とセットで受領証となりますので必ずお持ち帰りください。」というメッセージとともに、「<注意事項> 」のメッセージが表示される。利用者は、選択した引受ボックスが開錠されるので、その引受ボックス内に貨物70を入れて扉を閉める(ステップST13)。貨物ID番号付レシート(領収書)が印刷され、利用者が引受ボックス内に貨物70を入れると引受ボックスが施錠されて操作が完了する(ステップST14)。図5はその印刷結果の一例である。この例では、ボックス番号:4、設置場所:横浜市・・・・・、ご利用金額:800円、利用ID:05110******等が印字されている。
このように本実施の形態の24時間貨物無人引受サービスシステムによれば、差出人の個人認証を行い、さらに差出人が持ってきた貨物70の大きさや重量を自動的に測定して送料を割り出し、決済を行うので、人手を介することなく何時でもその場で決済を行うことが可能となり、利用者の利便性が向上するとともに、運送業者の経営効率や集荷サービスの改善を期待できる。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2に係る24時間貨物無人引受サービスシステムについて説明する。本実施の形態では、利用者(差出人)が事前登録を行う際に、自身の住所、氏名、携帯番号等の他に、受取人の住所、氏名、携帯番号等を入力可能としている(前述した実施の形態1における(2)に相当する)。また、集荷時に、宛先ラベルに受取人と差出人の住所、氏名、携帯番号等を自動的に印刷する印刷装置を内蔵しており、運送業者は、この印刷装置にて印刷された宛先ラベルを貨物に添付する。また、配達が完了すると、利用者の携帯電話50に配達完了を示すメールを送信する(前述した実施の形態1における(12)に相当する)。
図6は、本実施の形態に係る24時間貨物無人引受サービスシステムの動作を含む操作過程を示すフロー図である。図7は、本実施の形態に係る24時間貨物無人引受サービスシステムの動作における表示の遷移を示す図である。なお、本実施の形態に係る24時間貨物無人引受サービスシステムは、前述した実施の形態1に係る24時間貨物無人引受サービスシステムと同一のシステムであるので、説明上必要な場合には図1を援用することとする。また、図6において図3と共通する部分、すなわちステップST41〜47及びステップST49〜50とステップST2〜8及びステップST12〜13については同一内容であるので説明を省略し、異なる部分について説明する。またそれに合わせて図7については主にステップST67及びST70を参照する。なお、ステップST40においては、実施の形態1のときと異なり、貨物70に貨物ラベルを貼ることなく操作を開始することを想定している。
本実施の形態では、上述したように、予め発送先の住所、氏名、電話番号等を運用管理センタ10の運用サーバ12に登録しておき、貨物70の発送の際に利用者の電話番号を確認することで、運用サーバ12に登録された全ての発送先を表示し、そのなかから任意の受取人を選択できるようになっている。このようにすることにより、発送先の郵便番号の入力や貨物ID番号のバーコードの読み込みが不要となり、発送手配を容易に行うことができる。
さて、利用者が入庫ボックス選択画面で利用したい引受ボックス32の番号をタッチすると、登録してある宛先情報が表示される(ステップST48)。この場合、図7のステップST67に示すように、発送先選択画面が表示される。この発送先選択画面には「発送先を選択してください。」というメッセージとともに、予め登録済みの発送先住所(登録1:東京都世田谷区・・・ 登録2:神奈川県横浜市・・・ 登録3:新潟県新潟市・・・)が表示される。さらに、「戻る」ボタンと「中止」ボタンが表示される。ここで、処理を前に戻したい場合は「戻る」ボタンにタッチし、処理を中止したい場合は「中止」ボタンにタッチする。
その後、利用者に、貨物ID番号付レシート(領収書)とお届け先とご依頼主の住所、氏名等の情報が記載された明細書が印刷され、操作が完了する(ステップST51)。この際、明細書が2枚発行される。1枚は利用者の控えとなり、残りの1枚は運送業者が貨物を受け取りに来た際、該当する貨物が入っている引受ボックスをマスターキーで開錠した際に印刷される。運送業者は、この明細書を宛先ラベル(貨物ラベル)として貨物70に添付し、管理する。図8は、その印刷結果の一例である。この例では、[お届け先]105****東京都港区・・・・・・・○○○○ 様 電話番号:036403**** お客様電話番号:090******** [ご依頼主]222****神奈川県横浜市・・・・・・・□□□□ 様 ボックス番号:4 利用ID:05110****** お客様電話番号:080******** 備考 郵便料金:800円 品名:△△△ 発送業者名:○○○○○○ お問合せ貨物番号:9784883993314 [お問合せ先]△△△△(03−****−****)が印字されている。
そして、決済が完了し、貨物70が引受ボックス32に入れられた後、図7のステップST70に示すように、配達完了メール通知画面が表示される。この配達完了メール通知画面には、「サービスを希望しますか?」というメッセージとともに、「はい」ボタンと「いいえ」ボタンが表示される。利用者は、配達完了メール通知サービスを希望する場合は「はい」ボタンをタッチし、希望しない場合は「いいえ」ボタンをタッチする。「はい」ボタンを選択すると、受取人に貨物70が届いた後、携帯電話50に配達完了メールが送信される。
このように本実施の形態の24時間貨物無人引受サービスシステムによれば、発送先の住所、氏名、電話番号(携帯電話)等の登録を可能とし、差出人の個人認証を行い、貨物70の受取人を指定し、該貨物の大きさや重量を自動的に測定することで決済を行うとともに宛先ラベルを発行するので、実施の形態1の24時間貨物無人引受サービスシステムによる効果に加えて、発送先の郵便番号の入力や貨物ID番号のバーコードの読み込みが不要となり、発送手配がさらに容易になる。
本発明は、人手を介することなく何時でもその場で決済を行うことができるといった効果を有し、駅構内、駅構内移動通路、団地の集会所、マンションの入口などの共有スペースあるいは無人販売所等の場所に設置するロッカーなどへの適用が可能である。
本発明の実施の形態1に係る24時間貨物無人引受サービスシステムの概略構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1に係る24時間貨物無人引受サービスシステムの貨物無人引受ボックスに用いられる貨物測定ユニットを示す斜視図 本発明の実施の形態1に係る24時間貨物無人引受サービスシステムの動作を含む操作過程を示すフロー図 本発明の実施の形態1に係る24時間貨物無人引受サービスシステムの動作における表示の遷移を示す図 本発明の実施の形態1に係る24時間貨物無人引受サービスシステムにおける印刷結果の一例を示す図 本発明の実施の形態2に係る24時間貨物無人引受サービスシステムの動作を含む操作過程を示すフロー図 本発明の実施の形態2に係る24時間貨物無人引受サービスシステムの動作における表示の遷移を示す図 本発明の実施の形態2に係る24時間貨物無人引受サービスシステムにおける印刷結果の一例を示す図
符号の説明
10 運用管理センタ
11 Webサーバ
12 運用サーバ
13 利用実績データベース
20 運送業者
21 貨物管理サーバ
30 貨物無人引受ボックス
31 貨物測定ボックス
32 引受ボックス
40 パソコン
50 携帯電話
60 ネットワーク
70 貨物
80 受取人宅
100 貨物測定ユニット
101 本体
102 テーブル
103 測定ゲート
104 H軸(高さ)発光素子
105 H軸(高さ)受光センサ
106 W軸(幅)発光素子
107 W軸(幅)受光センサ
108 エンコーダ
110 測定対象物

Claims (2)

  1. 通信を行う通信手段と貨物の大きさや重量を測定する測定手段と各種情報を表示する表示手段とこれらの機能を制御する制御手段とを有するロッカーと、前記ロッカーを管理する管理センタと、運送業者の所有する貨物管理サーバとを備えた貨物無人引受システムにおける貨物無人引受方法において、
    前記貨物の差出人が携帯電話で前記ロッカーに電話をかけることを促す工程と、
    前記ロッカーが前記通信手段で受けた前記携帯電話の番号を前記表示手段に表示して前記差出人を特定する工程と、
    前記測定手段により前記貨物の大きさや重量を測定する工程と、
    前記表示手段を用いて前記貨物の配送先である宛先情報の認識を行う工程と、
    前記制御手段が個人認証を行った前記差出人に対して前記貨物の測定結果に関連付けて決済を行う工程と、
    前記貨物管理サーバに前記貨物の入庫を送信する工程と、
    を備える貨物無人引受方法。
  2. 前記ロッカーを管理する管理センタに前記貨物の差出人及び受取人夫々の住所、氏名、電話番号を含む個人情報を登録する工程と、
    個人認証を行った前記差出人が前記受取人を指定する工程と、
    前記差出人及び受取人夫々の個人情報を元に宛先ラベルを印刷する工程と、
    を備える請求項1に記載の貨物無人引受方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104134244A (zh) * 2013-10-31 2014-11-05 杭州快柜网络科技有限公司 一种寄件人通过自助设备寄件的方法
JP2017004135A (ja) * 2015-06-08 2017-01-05 グローリー株式会社 物品配達システム、ロッカー装置及び物品配達管理方法
CN116007726A (zh) * 2022-12-01 2023-04-25 杭州雷风新能源科技有限公司 一种电单车载人检测方法、装置及计算机设备

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