JP2007219050A - 電気光学装置、電気光学装置の製造方法、プロジェクタ及び電子機器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】プリズム素子211を構成する溝63を埋めるように充填物212が設けられているので、プリズム素子211が設けられた対向基板200の表面上に遮光部203aを配置したときに、充填物212が土台のように遮光部203aを保持することになる。充填物212が遮光部203aを保持するため、対向基板200の表面にカバーガラスを貼り付けない構成にすることができる。これにより、光利用効率に優れ、コストが低い薄型の液晶パネル120Rを得ることができる。
【選択図】図4
Description
このような事情に鑑みて、本発明の目的は、光利用効率に優れ、コストが安い薄型の電気光学装置、電気光学装置の製造方法、プロジェクタ及び電子機器を提供することにある。
本発明によれば、溝の側面が、断面形状において開口部端を通って基板面に垂直な仮想直線よりも内側に設けられているので、当該溝の側面が、開口部端よりも内側に位置することになる。このため、基板を透過した光を確実に全反射させることができ、当該光を集光しやすくすることができる。
本発明によれば、例えばプリズム素子が電気光学装置の画素領域間に設けられる場合、プリズム素子に重なるように遮光部を設けることができる。従来のようにカバーガラスを設けてカバーガラス上に遮光部を設けた構成ではプリズムと遮光部とが基板面からの高さ方向に離れていたため、プリズム素子の設けられた基板を透過した光が、当該カバーガラス上の遮光部によって吸収される場合があった。これに対して、本発明では、遮光部を充填物上に直接形成することによって、遮光部によって吸収される光の光量を減少させることができる。
本発明によれば、充填物を構成する材料として流動性材料を用いることで溝内への充填を容易に出来ると共に、充填材料表面を平坦化することが容易となる。また、充填物の表面が前記基板の表面と面一状態になっていることが好ましい。充填物の表面が基板の表面と面一状態になっているので、例えば当該充填物上と基板表面上とに跨って機能層を設ける場合には、平坦な面上に設けることが可能となる。
本発明によれば、充填物の光屈折率が、基板の光屈折率と異なる場合、基板の内側から溝に入射した光を全反射させることができる。これにより、光を効率的に利用することができる。
本発明によれば、充填物が、基板の光屈折率よりも低い光屈折率を有する材料からなるので、基板の内側から溝に入射した光を全反射させることがより広い入射角度に於いて容易にすることができる。これにより、光を一層効率的に利用することができる。
本発明によれば、充填物が金属材料を含んでいるので、基板の内側から溝に入射した光を反射させることができる。また、金属材料を含んだ充填物または、不透明材料であるセラミック、カーボン、鉱物等の不透明材料を含んだ充填物は、電気光学装置を構成する遮光部の機能を兼ね備えることになる。これにより、別途遮光部を設ける必要が無く、コストの低減を図ることができる。
充填物の熱膨張率と基板の熱膨張率の差が大きいと、基板が変形し、電気光学装置に設けられる各機能素子の機能が阻害されることになる。これに対して、本発明によれば、充填物の熱膨張率と基板の熱膨張率とがほぼ等しいので、かかる機能の阻害を回避することができる。例えば、本発明に係る電気光学装置がプロジェクタ等の高温下で使用される機器に搭載される場合には、基板と充填物との間に熱膨張による歪みが発生することが無い。
本発明によれば、溝の側面上に、光を反射する反射膜が設けられているので、基板を透過した光を当該溝の側面において確実に反射させることができる。これにより、光の利用効率を向上させることができる。
本発明によれば、明るい表示が可能であり薄型で安価な電気光学装置を備えているので、コントラスト・表示特性の高い良質のプロジェクタを得ることができる。
本発明によれば、明るい表示が可能であり、薄型で安価な電気光学装置を備えているので、コントラスト・表示特性の高い良質の表示部を有する電子機器を得ることができる。
(プロジェクタ)
まず、本発明の第1実施形態に係るプロジェクタの概略構成を説明する。
図1に示すように、光源部である超高圧水銀ランプ101は、第1色光である赤色光(以下、「R光」という。)、第2色光である緑色光(以下、「G光」という。)、及び第3色光である青色光(以下、「B光」という。)を含む光を供給する。インテグレータ104は、超高圧水銀ランプ101からの光の照度分布を均一化する。照度分布を均一化された光は、偏光変換素子105にて特定の振動方向を有する偏光光、例えばs偏光光に変換される。s偏光光に変換された光は、色分離光学系を構成するR光透過ダイクロイックミラー106Rに入射する。以下、R光について説明する。R光透過ダイクロイックミラー106Rは、R光を透過し、G光、B光を反射する。R光透過ダイクロイックミラー106Rを透過したR光は、反射ミラー107に入射する。反射ミラー107は、R光の光路を90度折り曲げる。光路を折り曲げられたR光は、第1色光であるR光を画像信号に応じて変調する第1色光用空間光変調装置110Rに入射する。第1色光用空間光変調装置110Rは、R光を画像信号に応じて変調する透過型の液晶表示装置である。なお、ダイクロイックミラーを透過しても、光の偏光方向は変化しないため、第1色光用空間光変調装置110Rに入射するR光は、s偏光光のままの状態である。
次に、図2及び図3を参照して液晶パネル(電気光学装置)の詳細について説明する。図1で説明したプロジェクタ100は、3枚の液晶パネル120R、120G、120Bを備えている。これら3枚の液晶パネル120R、120G、120Bは変調する光の波長領域が異なるだけであり、基本構成は同一である。このため、液晶パネル120Rを例に挙げて以下に説明する。図2は、液晶パネル120Rの構成を示す平面図であり、図3は、液晶パネル120Rの斜視断面図である。
図4(a)は、液晶パネル120Rの断面構成図である。
プリズム素子211は、対向基板200の内側表面から内部にかけて形成された溝63を有する光路偏向部であり、当該溝63内を埋めるように例えばアクリル系樹脂を原料とする充填物212が設けられている。プリズム素子211の断面は二等辺三角形になっている。
次に、光線L2の入射角度、反射角度、射出角度の関係について、図5を続けて参照して説明する。対向基板200は、入射面200と射出面200bとからなる平行平板である。位置P1を通り、かつ入射面220a又は射出面200bに垂直な法線N1と、光線L2とのなす角度を入射角度θ1とする。また、プリズム素子211の斜面211aは、対向基板200の射出面200bと傾斜角度αをなすように形成されている。さらに、液晶パネル120R内を進行し、TFTアレイ基板208から射出する光線L2の角度を射出角度θ2とする。
上式(2)から、明らかなように、斜面211aの傾斜角度αを適宜設定することにより、光線L2の入射角度θ1を、射出角度θ2へ変換して射出することができる。そして、光線L2の射出角度θ2を、投射レンズ114のNAで定まる最大角度θ4よりも小さくすることにより、光線L2は不図示のスクリーン116へ投射される。
sinθin=n2/n1 (n1>n2)・・・・(2)
ここで、θinは位置P1における法線N2に対する入射角度、n1は対向基板200の屈折率、n2はプリズム素子211の屈折率をそれぞれ示す。例えば図4で定義する入射角度θin=12°すなわちθ1=77.5°の場合、全反射させるための屈折率n1=1.46(石英)、n2=1.42となる。
次に、上記のように構成された液晶パネル120Rのうち、対向基板200にプリズム素子211を形成し、遮光部203aを形成する手順について説明する。図7(a)〜図7(c)はプリズム素子211の溝を形成する手順、図8〜図11はプリズム素子211の溝に充填物212を充填する手順をそれぞれ示している。
まず、図8に示すように、溝63が設けられた対向基板200を真空チャンバ70の基台71上に載置し、当該対向基板200上に充填型72を載置する。この状態で、真空チャンバ70の通気口73に設けられたポンプ74を駆動させ、バルブ75を開いて、真空チャンバ70内の圧力をおよそ18Pa以下に減圧する。このとき、バルブ76は閉じたままにしておく。
次に、本発明に係る第2実施形態を説明する。本実施形態では、プリズム素子の溝に形成される充填物の材料及び構成、製造方法が第1実施形態と異なるので、これらの点を中心に説明する。
図12は、液晶パネル320Rの断面構成図である。
プリズム素子311は、対向基板300の内側表面から内部にかけて形成された溝363を有する光路偏向部であり、当該溝363内には、例えばゾルゲルガラスなど、シリコンを原料とする無機材料からなる充填物312が設けられている。プリズム素子311の断面は二等辺三角形になっている。溝内にはゾルゲルガラスなど、シリコンを原料とする無機材料による充填物312が形成されている。この充填物312は、プリズム素子311の溝363内に形成されていると共に、対向基板300の内側表面を覆っている。
次に、上記のように構成された液晶パネル320Rのうち、対向基板300にプリズム素子311を形成する手順について、図13〜図15をもとにして説明する。図13〜図15はプリズム素子311の溝に充填物312を充填する手順をそれぞれ示している。プリズム素子311の溝を形成する手順については第1実施形態と同様であるため省略する。
次に、本発明に係る第3実施形態を説明する。本実施形態では、プリズム素子の溝に形成される充填物及び遮光部の構成が第1実施形態と異なるので、この点を中心に説明する。
プリズム素子411は、対向基板400の内側表面から内部にかけて形成された溝463を有する光路偏向部であり、当該溝463内には、第1実施形態と同様、例えばアクリル系樹脂を原料とする充填物412が設けられている。プリズム素子411の断面は二等辺三角形になっている。この充填物412は、プリズム素子411の溝463内を埋めるように形成されており、充填物412の表面412aが対向基板400の内側表面よりも深さ方向に深い位置に形成されている。
次に、図17〜図19をもとにして、本発明の第4実施形態を説明する。本実施形態では、プリズム素子の溝に充填物をスピンコート法によって形成する点が第1実施形態と異なるので、この点を中心に説明する。図17〜図19は、プリズム素子の溝に充填物を充填する工程を示す図である。
次に、本発明の第5実施形態を説明する。本実施形態では、プリズム素子内に形成される充填物の構成が第1実施形態とは異なっているので、かかる点を中心に説明する。
(プリズム素子)
図20は、液晶パネル620Rの断面構成図である。
プリズム素子611は、対向基板600の内側表面から内部にかけて形成された溝663を有する光路偏向部であり、当該溝663内には、第1実施形態と同様、例えばアクリル系樹脂を原料とする充填物612が設けられている。本実施形態では、充填物612が、対向基板600に形成されたプリズム素子611の先端側に中空部分612aを有するように形成されている。中空部分612aは、溝663と充填物612とによって密閉された状態になっている。この中空部分612aは、真空であってもよいし、空気が封入されていても良い。また、窒素ガスなどが封入されていても良い。充填物612の表面612bと対向基板600の内側表面とは面一状態になっている。
次に、上記のように構成された液晶パネル620Rのうち、対向基板600にプリズム素子611を形成する手順について説明する。プリズム素子611の溝を形成する手順については、第1実施形態と同様であるため説明を省略する。図21〜図24はプリズム素子611の溝に充填物612を充填する手順をそれぞれ示している。
まず、図21に示すように、溝663が設けられた対向基板600を真空チャンバ670の基台671上に載置し、当該対向基板600上に充填型672を載置する。この状態で、真空チャンバ670の通気口673に設けられたポンプ674を駆動させ、バルブ675を開いて、真空チャンバ670内の圧力をおよそ60Pa以下に減圧する。このとき、バルブ676は閉じたままにしておく。
その後、共通電極604や配向膜604cなどを形成することで、対向基板を作製することができる。そして、別途作製したTFTアレイ基板と貼り合わせ、基板間に液晶層を封止することによって、液晶パネル620Rを製造することができる。
次に、本発明に係る第6実施形態を説明する。本実施形態では、第5実施形態と同様、プリズム素子の先端が中空部分になっている構成である。充填物の構成及びプリズム素子の製造方法が第5実施形態とは異なっているため、この点を中心に説明する。
プリズム素子711は、第5実施形態と同様、対向基板700の内側表面から内部にかけて溝状に形成された光路偏向部であり、プリズム素子711の断面は二等辺三角形になっている。溝内には、例えばCrなどの金属材料によって形成された充填物712が形成されている。当該充填物712の材料は、Crの他、例えばCr、Ni、Al、Pt、Au、Ag、Ti、Tw、Moなどの金属材料、あるいはセラミック、鉱物等の無機材料であっても構わない。更に前記無機材料を微粒子化したものを充填、あるいは樹脂に添加し充填することで、容易に平坦化が可能となり、更に、遮光機能を持たせることができる。特に金属材料は、導熱性が良く、パネル内の温度の均一化によるパネル寿命の長期化に有効である。
まず、図26に示すように、対向基板700の表面に溝763を形成する。この溝763の形成された対向基板700の表面上には、例えばCr、Ni、Al、Pt、Au、Ag、Ti、Tw、Moなどの金属材料を用いてCVD法又はスパッタリング法によって金属膜701を形成する。溝763の先端の幅は約1.0μmと狭く、CVD法又はスパッタリング法であれば、溝763の先端に金属分子が到達しないため、金属膜701を形成した状態では中空部分712aが形成されることになる。
次に、本発明に係る第7実施形態を説明する。本実施形態では、第5実施形態と同様、プリズム素子の先端が中空部分になっている構成である。プリズム素子の溝の形状が第5実施形態とは異なっているため、かかる点を中心に説明する。
プリズム素子811は、対向基板800の内側表面から内部にかけて形成された溝863を有する光路偏向部であり、当該溝863内には、第1実施形態と同様、例えばアクリル系樹脂を原料とする充填物812が設けられている。
次に、図30を参照してプリズム素子811の作用について説明する。図30は、液晶パネル820Rへ入射する光線L3、L4の概略光路図である。図30の説明においては、説明の簡単のため、光線を直進させて光路を示している。
次に、図31をもとにして、本発明に係る第8実施形態を説明する。本実施形態では、プリズム素子の斜面の構成が第1実施形態とは異なっているので、かかる点を中心に説明する。
プリズム素子911は、対向基板900の内側表面から内部にかけて形成された溝963を有する光路偏向部であり、当該溝963内には、例えばアクリル系樹脂を原料とする充填物912が設けられている。
本発明に係る電気光学装置を電子機器に搭載した第9実施形態ついて、図32を参照して説明する。本実施形態では、電子機器として、上述のプリズム素子211〜911を搭載した映像受光素子について説明する。
例えば、プリズム素子の溝の断面形状を図33(a)〜図33(g)に示すように目的に応じてさまざまな形状にすることができる。
Claims (13)
- 一対の基板を有し、該一対の基板間に電気光学物質を保持してなる電気光学装置であって、
前記一対の基板の一方の基板は、該基板の前記電気光学物質側の表面に、該基板の入射光を集光するプリズム素子が形成されてなり、
該プリズム素子は、前記表面に溝を形成してなり、
前記溝内には、該溝内を埋めるようにして充填された充填物が配設され、
少なくとも前記充填物の表面に平面視で重なるように設けられた前記電気光学装置を構成する機能層を具備し、
前記溝の側面の少なくとも一部が、断面形状において前記溝の先端と開口部端とを結んだ仮想直線よりも外側に設けられている
ことを特徴とする電気光学装置。 - 一対の基板を有し、該一対の基板間に電気光学物質を保持してなる電気光学装置であって、
前記一対の基板の一方の基板は、該基板の前記電気光学物質側の表面に、該基板の入射光を集光するプリズム素子が形成されてなり、
該プリズム素子は、前記表面に溝を形成してなり、
前記溝内には、該溝内を埋めるようにして充填された充填物が配設され、
少なくとも前記充填物の表面に平面視で重なるように設けられた前記電気光学装置を構成する機能層を具備し、
前記溝の側面の少なくとも一部が、断面形状において前記溝の先端と開口部端とを結んだ仮想直線よりも内側に設けられている
ことを特徴とする電気光学装置。 - 前記機能層が遮光部である
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電気光学装置。 - 前記充填物は流動性材料である
ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のうちいずれか1項に記載の電気光学装置。 - 前記充填物の光屈折率と前記基板の光屈折率が異なる
ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のうちいずれか1項に記載の電気光学装置。 - 前記充填物が、前記基板の光屈折率よりも低い光屈折率を有する材料からなる
ことを特徴とする請求項5に記載の電気光学装置。 - 前記充填物が、金属材料または、金属材料以外の不透明材料を含んでいる
ことを特徴とする請求項1乃至請求項6のうちいずれか1項に記載の電気光学装置。 - 前記充填物の熱膨張率が、前記基板の熱膨張率にほぼ等しい
ことを特徴とする請求項1乃至請求項7のうちいずれか1項に記載の電気光学装置。 - 前記溝の側面上に、光を反射する反射膜が設けられている
ことを特徴とする請求項1乃至請求項7のうちいずれか1項に記載の電気光学装置。 - 一対の基板を有し、該一対の基板間に電気光学物質を保持してなる電気光学装置の製造方法であって、
前記一対の基板の一方の基板の前記電気光学物質側の表面に、該基板の入射光を集光するプリズム素子となる溝を形成する工程と、
前記溝の内部に流動性材料を流し込む工程と、
前記溝の内部に流し込まれた前記流動性材料を硬化させる工程と、
少なくとも硬化させられた前記流動性材料に重なるように、前記電気光学装置を構成する機能層を配置する工程と
を具備し、
前記溝を形成する工程では、前記溝の側面の少なくとも一部が、断面形状において前記溝の先端と開口部端とを結んだ仮想直線よりも外側に設けられるように前記溝を形成する
ことを特徴とする電気光学装置の製造方法。 - 一対の基板を有し、該一対の基板間に電気光学物質を保持してなる電気光学装置の製造方法であって、
前記一対の基板の一方の基板の前記電気光学物質側の表面に、該基板の入射光を集光するプリズム素子となる溝を形成する工程と、
前記溝の内部に流動性材料を流し込む工程と、
前記溝の内部に流し込まれた前記流動性材料を硬化させる工程と、
少なくとも硬化させられた前記流動性材料に重なるように、前記電気光学装置を構成する機能層を配置する工程と
を具備し、
前記溝を形成する工程では、前記溝の側面の少なくとも一部が、断面形状において前記溝の先端と開口部端とを結んだ仮想直線よりも内側に設けられるように前記溝を形成する
ことを特徴とする電気光学装置の製造方法。 - 請求項1乃至請求項9のうちいずれか1項に記載の電気光学装置を備えたことを特徴とするプロジェクタ。
- 請求項1乃至請求項9のうちいずれか1項に記載の電気光学装置を備えたことを特徴とする電子機器。
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